JPH0824467A - 全自動洗濯機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 運転の残り所要時間が分かるだけでなく、運
転の進行具合も分かりやすくする。 【構成】 洗い，すすぎ，脱水の各行程別に時間表示部
１９〜２１を具え、洗い時に洗い以降の残り所要時間を
洗い行程用の時間表示部１９で表示し、すすぎ時にすす
ぎ以降の残り所要時間をすすぎ行程用の時間表示部２０
で表示し、脱水時に脱水の残り所要時間を脱水行程用の
時間表示部２１で表示して、運転の残り所要時間の表示
が運転の進行と併せて各行程用の時間表示部でできるよ
うにした。又、行程別の選択キー７〜９の操作で、各行
程ごとの残り所要時間や複数の行程の残り合計所要時間
の表示ができるようにもし、更に、行程用の時間表示部
１９〜２１のいずれかで、オートパワーオフの作動まで
の時間まで表示できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は運転の残り所要時間を表
示する機能を具えた全自動洗濯機に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来より、この種全自動洗濯機において
は、一般に、洗いやすすぎ及び脱水という行程について
共通（単独）の時間表示部が設けられ、それによって、
運転の残り所要時間が表示されるようになっている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものでは、運転の残り所要時間が分かっても、運転
の進行具合、すなわち進行中の行程がいずれであるかが
分かりにくく、不便であった。

【０００４】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその目的は、運転の残り所要時間が分か
るだけでなく、運転の進行具合も分かりやすい全自動洗
濯機を提供するにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の全自動洗濯機においては、洗い，すすぎ，
脱水の行程を自動遂行するものにあって、その洗い，す
すぎ，脱水の各行程別に設けられた時間表示部と、洗
い，すすぎ，脱水の各行程の残り所要時間を算出して、
洗い時には洗い以降の残り所要時間を洗い行程用の時間
表示部に表示させ、すすぎ時にはすすぎ以降の残り所要
時間をすすぎ行程用の時間表示部に表示させ、脱水時に
は脱水の残り所要時間を脱水行程用の時間表示部に表示
させる制御をする制御手段と、を具備することを特徴と
する。

【０００６】この場合、更に、洗い，すすぎ，脱水の各
行程別に設けられた選択キーを具備し、制御手段が、残
り所要時間を表示させている最中に、洗い行程用選択キ
ーが操作されたとき、洗い行程だけの残り所要時間を洗
い行程用の時間表示部に表示させ、すすぎ行程用選択キ
ーが操作されたとき、すすぎ行程だけの残り所要時間を
すすぎ行程用の時間表示部に表示させ、脱水行程用選択
キーが操作されたとき、脱水行程だけの残り所要時間を
脱水行程用の時間表示部に表示させる制御をするように
なっていると良い。

【０００７】又、制御手段が、残り所要時間を表示させ
ている最中に、上記選択キーのうちの複数の選択キーが
操作されたとき、選択行程の残り合計所要時間を選択行
程のいずれかの時間表示部に表示させる制御をするよう
になっていても良い。

【０００８】一方、本発明の全自動洗濯機においては、
洗い，すすぎ，脱水の行程を自動遂行するものにあっ
て、その洗い，脱水の行程別に設けられた時間表示部
と、洗い，すすぎ，脱水の各行程の残り所要時間を算出
して、洗い時には洗い以降の残り所要時間を洗い行程用
の時間表示部に表示させ、すすぎ時にはすすぎ以降の残
り所要時間を洗い行程用の時間表示部に表示させ、脱水
時には脱水の残り所要時間を脱水行程用の時間表示部に
表示させる制御をする制御手段と、を具備することをも
特徴とする。

【０００９】これらの場合、制御手段は、全運転終了の
所定時間後に電源を遮断するオートパワーオフの作動ま
での時間を算出して、いずれかの行程用の時間表示部に
表示させる制御をするようになっていると良い。

【００１０】又、オートパワーオフ用の表示部を具備
し、制御手段が、オートパワーオフの作動までの時間を
表示させているときに、同時にオートパワーオフ用の表
示部を作動させる制御をするようになっているとなお良
い。

【００１１】

【作用】上記手段によれば、基本的に、運転の残り所要
時間の表示が運転の進行と併せて各行程用の時間表示部
でできる（請求項１及び請求項４）。

【００１２】又、行程別の選択キーの操作で、各行程ご
との残り所要時間の表示もできるし（請求項２）、複数
の行程の残り合計所要時間の表示もできる（請求項
３）。

【００１３】更に、いずれかの行程用の時間表示部を利
用して、オートパワーオフの作動までの時間まで表示で
きる（請求項５）。加えて、この場合、オートパワーオ
フ用の表示部を作動させることで、いずれかの行程用の
時間表示部を利用しての時間表示であっても、それがオ
ートパワーオフの作動までの時間表示であることを正し
く認識させることができる（請求項６）。

【００１４】

【実施例】以下、本発明の第１実施例につき、図１ない
し図７を参照して説明する。まず図２には全自動洗濯機
全体の外箱１を示しており、図示しない洗濯・脱水用の
槽や駆動機構を内設していて、最上部にトップカバー２
を装着し、このトップカバー２の最前部に操作パネル３
を設けている。

【００１５】上記操作パネル３は詳細には図３に示す構
成で、各種選択用キー４〜１４と各種表示部１５〜２６
とを有しており、そのうちの「洗い」行程選択用キー
７，「すすぎ」行程選択用キー８，及び「脱水」行程選
択用キー９に対して、「洗い」行程用時間表示部１９，
「すすぎ」行程用時間表示部２０，及び「脱水」行程用
時間表示部２１が個別に存し、更に「洗い」行程用ラン
プ表示部２２，「すすぎ」行程用ランプ表示部２３，及
び「脱水」行程用ランプ表示部２４も個別に存してい
る。この場合、各行程用時間表示部１９〜２１はいずれ
も７セグメントのＬＥＤを２桁分有しており、行程設定
時には、そのうちの「洗い」行程用時間表示部１９と
「脱水」行程用時間表示部２１とが設定時間を表示し、
「すすぎ」行程用時間表示部２０が回数を表示するよう
になっている。このほか、「脱水」行程用ランプ表示部
２４の隣には「オートパワーオフ」用のランプ表示部２
５も存している。

【００１６】一方、図４には制御手段として機能するマ
イクロコンピュータ２７を示している。これは例えばト
ップカバー２の上記操作パネル３裏側の部分に配設した
もので、「洗い」，「すすぎ」，及び「脱水」の各行程
の残り所要時間やそれらの合計時間を算出する行程所要
時間演算部２７ａを内部に有している。

【００１７】又、このマイクロコンピュータ２７には電
源回路２８から必要な電源が供給されると共に、イニシ
ャライズ回路２９からイニシャライズ信号が入力され、
更に、クロック回路３０からクロック信号が、重量セン
サ３１から洗濯物の重量ついての検出信号が、水位セン
サ３２から槽内の水位についての検出信号が、蓋スイッ
チ３３から蓋の開閉についての検出信号が、そして、前
記各種選択用キー４〜１４より成る操作ユニット部３４
から各種キー操作信号がそれぞれ入力されるようになっ
ている。

【００１８】しかして、それらの入力並びにあらかじめ
記憶された制御プログラムに基づいて、マイクロコンピ
ュータ２７は、前記駆動機構を駆動するための駆動回路
３５に駆動制御信号を与え、前記各種表示部１５〜２６
より成る表示ユニット部３６に表示制御信号を与えるよ
うになっている。

【００１９】そこで、以下にはマイクロコンピュータ２
７の機能に基づく作用、中でも表示作用について詳述す
る。図１に示すように、マイクロコンピュータ２７は表
示についての作動が開始（スタート）されると、最初に
「洗い」行程の運転中であるか否かの判断をする（ステ
ップＳ１）。ここで、「洗い」行程の運転中であると判
断されれば、実行コースにおける洗い，すすぎ，及び脱
水の各行程の残り所要時間を算出して、それらの合計の
残り所要時間、すなわち「洗い」行程以降全運転終了ま
での残り所要時間を、「洗い」行程用時間表示部１９に
表示させる（ステップＳ２）。図５はこの状態の一例を
表わしているもので、現在「洗い」行程の運転中で、こ
の「洗い」以降全運転終了までの残り所要時間が「４
０」分であることが分かる。この場合、「洗い」行程用
ランプ表示部２２も作動させている。

【００２０】これに対して、上記ステップＳ１で「洗
い」行程の運転中ではないと判断されれば、次に「すす
ぎ」行程の運転中であるか否かの判断をするもので（ス
テップＳ３）、ここで、「すすぎ」行程の運転中である
と判断されれば、実行コースにおけるすすぎ及び脱水の
各行程の残り所要時間を算出して、それらの合計の残り
所要時間、すなわち「すすぎ」行程以降全運転終了まで
の残り所要時間を、「すすぎ」行程用時間表示部２０に
表示させる（ステップＳ４）。図６はこの状態の一例を
表わしているもので、現在「すすぎ」行程の運転中で、
この「すすぎ」以降全運転終了までの残り所要時間が
「２５」分であることが分かる。この場合、「すすぎ」
行程用ランプ表示部２３も作動させている。

【００２１】そして、上記ステップＳ３で「すすぎ」行
程の運転中ではないと判断されれば、残りの「脱水」行
程の運転中であると判断できるので、実行コースにおけ
る脱水行程の残り所要時間を算出し、その残り所要時間
を、「脱水」行程用時間表示部２１に表示させる（ステ
ップＳ５）。図７はこの状態の一例を表わしているもの
で、現在「脱水」行程の運転中で、この「脱水」行程の
残り所要時間が「８」分であることが分かる。この場
合、「脱水」行程用ランプ表示部２４も作動させてい
る。

【００２２】このような状況で、次にマイクロコンピュ
ータ２７は「洗い」行程選択用キー７が操作されたか否
かの判断をする（ステップＳ６）。ここで、「洗い」行
程選択用キー７が操作されたと判断されれば、「洗い」
行程の残り所要時間をセットし（ステップＳ７）、操作
されていないと判断されれば、ステップＳ８に進む。こ
のステップＳ８では、「すすぎ」行程選択用キー８が操
作されたか否かの判断をするもので、ここで、「すす
ぎ」行程選択用キー８が操作されたと判断されれば、
「すすぎ」行程の残り所要時間をセットし（ステップＳ
９）、操作されていないと判断されれば、ステップＳ１
０に進む。このステップＳ１０では、「脱水」行程選択
用キー９が操作されたか否かの判断をするもので（ステ
ップＳ１０）、ここで、「脱水」行程選択用キー９が操
作されたと判断されれば、「脱水」行程の残り所要時間
をセットし（ステップＳ１１）、操作されていないと判
断されれば、ステップＳ１２に進む。

【００２３】ステップＳ１２では、セットした行程の残
り所要時間の合計値を所定の行程用時間表示部に表示さ
せるもので（ステップＳ１２）、この場合、「洗い」行
程選択用キー７だけが操作されていれば、セットした
「洗い」行程の残り所要時間だけを「洗い」行程用時間
表示部１９に表示させる。又、「すすぎ」行程選択用キ
ー８だけが操作されていれば、セットした「すすぎ」行
程の残り所要時間だけを「すすぎ」行程用時間表示部２
０に表示させるもので、「脱水」行程選択用キー９だけ
が操作されていれば、セットした「脱水」行程の残り所
要時間だけを「脱水」行程用時間表示部２１に表示させ
る。

【００２４】これらに対し、複数の行程選択用キーが操
作されていれば、セットした行程の残り所要時間の合計
値を、選択した行程のいずれかの時間表示部、例えば
「洗い」行程選択用キー７と「すすぎ」行程選択用キー
８が操作されていれば、「洗い」行程用時間表示部１９
に、「洗い」行程選択用キー７と「脱水」行程選択用キ
ー９が操作されていても、「洗い」行程用時間表示部１
９に、そして「すすぎ」行程選択用キー８と「脱水」行
程選択用キー９が操作されていれば、「すすぎ」行程用
時間表示部２０にそれぞれ表示させる。

【００２５】この後、操作された行程選択用キーが操作
され続けているか否かの判断をし（ステップＳ１３）、
操作され続けていると判断されれば、ステップＳ１２に
戻るが、操作され続けていないと判断されれば、全運転
の残り所要時間を表示する状態に戻す（ステップＳ１
４）。

【００２６】そして、運転が終了であるか否かの判断を
し（ステップＳ１５）、終了ではないと判断されれば、
ステップＳ１に戻って、ステップＳ２，Ｓ４，Ｓ５では
それぞれ経過した時間を減算して表示させるが、終了で
あると判断されれば、電源を自動遮断するオートパワー
オフの作動までの時間を算出して、いずれかの行程用時
間表示部、例えば「脱水」行程用時間表示部２１に表示
させる（ステップＳ１６）。又、このとき同時にオート
パワーオフ用の表示部２５を作動させる。

【００２７】この後、オートパワーオフの作動時間に達
したか否かの判断をし（ステップＳ１７）、達していな
いと判断されるうちはステップＳ１６に戻り、経過した
時間を減算してオートパワーオフの作動までの時間を表
示させ、且つオートパワーオフ用の表示部２５を作動さ
せるが、達したと判断されれば、それらを消去して、オ
ートパワーオフを実行し（ステップＳ１８）、リターン
する。

【００２８】このように本構成のものでは、洗い，すす
ぎ，及び脱水の各行程別に時間表示部１９〜２１を具
え、洗い時には洗い以降の残り所要時間を洗い行程用の
時間表示部１９に、すすぎ時にはすすぎ以降の残り所要
時間をすすぎ行程用の時間表示部２０に、そして脱水時
には脱水の残り所要時間を脱水行程用の時間表示部２１
にそれぞれ表示するのであるから、運転の残り所要時間
の表示が運転の進行と併せて各行程用の時間表示部でで
きるものであり、かくして、各行程について共通（単
独）に具えられた時間表示部で運転の残り所要時間が表
示していた従来のものと異なり、運転の残り所要時間が
分かるだけでなく、運転の進行具合も分かりやすくする
ことができる。

【００２９】加えて、行程別の選択キー７〜９の操作
で、各行程ごとの残り所要時間の表示もできるし、更
に、複数の行程の残り合計所要時間の表示もできるの
で、使い勝手を一層良くすることができる。

【００３０】又、行程用の時間表示部１９〜２１のいず
れかを利用して、オートパワーオフの作動までの時間ま
で表示できるので、使い勝手を更に良くすることができ
る。そして、この場合、オートパワーオフ用の表示部２
５を作動させることで、行程用の時間表示部１９〜２１
のいずれかのを利用しての時間表示であっても、それが
オートパワーオフの作動までの時間表示であることを正
しく認識させることができる。

【００３１】以上に対して、図８は本発明の第２実施例
を示すもので、特には、「すすぎ」行程用時間表示部２
０′及び「脱水」行程用時間表示部２１′をそれぞれ１
桁表示としたものを示している。このものの場合、「す
すぎ」行程用時間表示部２０′はすすぎの回数を表示す
るのみであるから、「洗い」行程の運転中に、「洗い」
行程以降全運転終了までの残り所要時間を「洗い」行程
用時間表示部１９に表示させてより、「すすぎ」行程の
運転中には、「すすぎ」行程以降全運転終了までの残り
所要時間を、同じく「洗い」行程用時間表示部１９に表
示させ、「脱水」行程の運転中には、「脱水」行程の残
り所要時間を「脱水」行程用時間表示部２１に表示させ
るようにしている。

【００３２】このほかは、「すすぎ」行程選択用キー８
が単独に操作された場合に、その残り所要時間を表示で
きない、あるいは「洗い」行程用時間表示部１９に表示
させるしかなく、又、「すすぎ」行程選択用キー８と
「脱水」行程選択用キー９とが操作された場合に、それ
らの残り合計所要時間を表示できない、あるいはこれも
「洗い」行程用時間表示部１９に表示させるしかない以
外、第１実施例と同様であり、従って、第１実施例同様
の効果を得ることができる。

【００３３】

【発明の効果】本発明の全自動洗濯機は以上説明したと
おりのもので、次に述べる効果を奏する。第１に、洗
い，すすぎ，脱水の各行程別に時間表示部を具え、洗
い，すすぎ，脱水の各行程の残り所要時間を算出して、
洗い時には洗い以降の残り所要時間を洗い行程用の時間
表示部で表示し、すすぎ時にはすすぎ以降の残り所要時
間をすすぎ行程用の時間表示部で表示し、脱水時には脱
水の残り所要時間を脱水行程用の時間表示部で表示する
ようにしたことにより、運転の残り所要時間が分かるだ
けでなく、運転の進行具合も分かりやすくすることがで
きる。

【００３４】第２に、更に、洗い，すすぎ，脱水の各行
程別に選択キーを具え、上記残り所要時間を表示してい
る最中に、洗い行程用選択キーが操作されたとき、洗い
行程だけの残り所要時間を洗い行程用の時間表示部で表
示し、すすぎ行程用選択キーが操作されたとき、すすぎ
行程だけの残り所要時間をすすぎ行程用の時間表示部で
表示し、脱水行程用選択キーが操作されたとき、脱水行
程だけの残り所要時間を脱水行程用の時間表示部で表示
する制御をするようにしたことにより、各行程ごとの残
り所要時間の表示も各行程用の時間表示部でできて、使
い勝手を一層良くすることができる。

【００３５】第３に、上記各選択キーのうちの複数の選
択キーが操作されたとき、選択行程の残り合計所要時間
を選択行程のいずれかの時間表示部で表示するようにし
たことにより、複数の行程の残り合計所要時間が分かっ
て、使い勝手をやはり一層良くすることができる。

【００３６】第４に、洗い，すすぎ，脱水の各行程別に
時間表示部を具え、洗い，すすぎ，脱水の各行程の残り
所要時間を算出して、洗い時には洗い以降の残り所要時
間を洗い行程用の時間表示部で表示し、すすぎ時にはす
すぎ以降の残り所要時間を洗い行程用の時間表示部で表
示し、脱水時には脱水の残り所要時間を脱水行程用の時
間表示部で表示するようにしたことにより、第１の効果
同様、運転の残り所要時間が分かるだけでなく、運転の
進行具合も分かりやすくすることができる。

【００３７】第５に、全運転終了の所定時間後に電源を
遮断するオートパワーオフの作動までの時間を、上記い
ずれかの行程用の時間表示部で表示するようにしたこと
により、使い勝手を更に良くすることができる。

【００３８】第６に、オートパワーオフ用の表示部を具
え、上記オートパワーオフの作動までの時間を表示させ
ているときに、同時にそのオートパワーオフ用の表示部
を作動させるようにしたことにより、いずれかの行程用
の時間表示部を利用しての時間表示であっても、それが
オートパワーオフの作動までの時間表示であることを正
しく認識させることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１実施例を示す作用説明用のフロー
チャート

【図２】全体の外観斜視図

【図３】操作パネルの平面図

【図４】概略電気構成図

【図５】表示の一例を示す図３部分相当図

【図６】表示の異なる例を示す図３部分相当図

【図７】表示の更に異なる例を示す図３部分相当図

【図８】本発明の第２実施例を示す図３相当図

【符号の説明】

３は操作パネル、７は「洗い」行程選択用キー、８は
「すすぎ」行程選択用キー、９は「脱水」行程選択用キ
ー、１９は「洗い」行程用時間表示部、２０は「すす
ぎ」行程用時間表示部、２１は「脱水」行程用時間表示
部、２５はオートパワーオフ用の表示部、２７はマイク
ロコンピュータ（制御手段）を示す。

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 洗い，すすぎ，脱水の行程を自動遂行す
   るものにおいて、 その洗い，すすぎ，脱水の各行程別に設けられた時間表
   示部と、 洗い，すすぎ，脱水の各行程の残り所要時間を算出し
   て、洗い時には洗い以降の残り所要時間を洗い行程用の
   時間表示部に表示させ、すすぎ時にはすすぎ以降の残り
   所要時間をすすぎ行程用の時間表示部に表示させ、脱水
   時には脱水の残り所要時間を脱水行程用の時間表示部に
   表示させる制御をする制御手段と、を具備することを特
   徴とする全自動洗濯機。
2. 【請求項２】 洗い，すすぎ，脱水の各行程別に設けら
   れた選択キーを具備し、制御手段が、残り所要時間を表
   示させている最中に、洗い行程用選択キーが操作された
   とき、洗い行程だけの残り所要時間を洗い行程用の時間
   表示部に表示させ、すすぎ行程用選択キーが操作された
   とき、すすぎ行程だけの残り所要時間をすすぎ行程用の
   時間表示部に表示させ、脱水行程用選択キーが操作され
   たとき、脱水行程だけの残り所要時間を脱水行程用の時
   間表示部に表示させる制御をすることを特徴とする請求
   項１記載の全自動洗濯機。
3. 【請求項３】 洗い，すすぎ，脱水の各行程別に設けら
   れた選択キーを具備し、制御手段が、残り所要時間を表
   示させている最中に、複数の行程用選択キーが操作され
   たとき、選択行程の残り合計所要時間を選択行程のいず
   れかの時間表示部に表示させる制御をすることを特徴と
   する請求項１記載の全自動洗濯機。
4. 【請求項４】 洗い，すすぎ，脱水の行程を自動遂行す
   るものにおいて、 その洗い，脱水の行程別に設けられた時間表示部と、 洗い，すすぎ，脱水の各行程の残り所要時間を算出し
   て、洗い時には洗い以降の残り所要時間を洗い行程用の
   時間表示部に表示させ、すすぎ時にはすすぎ以降の残り
   所要時間を洗い行程用の時間表示部に表示させ、脱水時
   には脱水の残り所要時間を脱水行程用の時間表示部に表
   示させる制御をする制御手段と、を具備することを特徴
   とする全自動洗濯機。
5. 【請求項５】 制御手段が、全運転終了の所定時間後に
   電源を遮断するオートパワーオフの作動までの時間を算
   出して、いずれかの行程用の時間表示部に表示させる制
   御をすることを特徴とする請求項１又は４記載の全自動
   洗濯機。
6. 【請求項６】 オートパワーオフ用の表示部を具備し、
   制御手段が、オートパワーオフの作動までの時間を表示
   させているときに、同時にオートパワーオフ用の表示部
   を作動させる制御をすることを特徴とする請求項５記載
   の全自動洗濯機。