JPH082436Y2 - エンジン上面の配管構造 - Google Patents

エンジン上面の配管構造

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JPH082436Y2
JPH082436Y2 JP4524990U JP4524990U JPH082436Y2 JP H082436 Y2 JPH082436 Y2 JP H082436Y2 JP 4524990 U JP4524990 U JP 4524990U JP 4524990 U JP4524990 U JP 4524990U JP H082436 Y2 JPH082436 Y2 JP H082436Y2
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JP
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camshaft housing
pipe
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camshaft
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勝也 太田
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Suzuki Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案はエンジン上面の配管構造に係り、特にエン
ジン上面にカムシャフトハウジングを配設するととも
に、カムシャフトハウジング上にカムシャフトハウジン
グカバーとブリーザケースと夫々配設し、カムシャフト
ハウジング上部にはオイルフィラキャップと配管とを位
置させたエンジン上面の配管構造に関する。
[従来の技術] エンジンは、シリンダヘッドと、シリンダブロック
と、シリンダブロック下部に装着されるオイルパンとに
より形成され、エンジン上面であるシリンダヘッド上面
には、動弁機構を駆動するカムシャフトが配設されてい
る。そして、カムシャフトをカムシャフトハウジングに
よって包囲し、このカムシャフトハウジング上面には、
ブリーザケースやオイルフィラキャップが設けられてい
るとともに、各種配管を位置させている エンジン上面の配管構造としては、実開昭58−29155
号公報に開示されるものがある。この公報に開示される
車両用エンジンは、エアクリーナをサージタンクの長手
方向一端部側に連着し、エアクリーナに接続したエアイ
ンレットダクトをサージタンクの一端側に拘持させつつ
案内させ、先端部をサージタンクの他端側に延出させて
この延出部をエンジン本体に支持させるべく設けてい
る。
[考案が解決しようとする問題点] ところで、従来のエンジン上面の配管構造において
は、第6〜8図に示す如く、エンジン102上面において
カムシャフトハウジングカバー112がカムシャフトハウ
ジング110の上端面に対して略同一高さ位置に取り付け
られているとともに、カムシャフトハウジング110上部
にブリーザケース114が設けられている。
また、インタクーラ118と図示しないターボチャージ
ャとを連絡する第1配管120が、第7図に破線で示す如
く、宙に浮いた状態に配設されている。
更に、オイルフィラキャップ116は、第8図に示す如
く、ブリーザケース114の左横位置且つブリーザケース1
14に比し少許低い位置にレイアウトされている。
このため、エンジンを車体に搭載した際に、エンジン
の上面部位の凹凸状態が甚だしく、一体感が欠如してい
るとともに、エンジン上面部位の凹凸形状に合致すべく
ボンネット形状を変更する必要が生じ、製作が困難とな
り、コストが大となって経済的に不利であるという不都
合がある。
また、前記インタクータ118と図示しないターボチャ
ージャとを連絡する第1配管は宙に浮いた状態に配設さ
れていることにより、第1配管がエンジン上面から突出
し、第1配管とブリーザケースとのためにエンジン全高
が大となり、実用上不利であるという不都合がある。
[考案の目的] そこでこの考案の目的は、上述不都合を除去するため
に、エンジンのカムシャフトハウジングとカムシャフト
ハウジングカバーとにより配管用凹部を設けるととも
に、凹部内に配管を配設してエンジン上面のカムシャフ
トハウジングカバーと配管との上部を略平面状に形成し
たことにより、カムシャフトハウジングとカムシャフト
ハウジングカバーとにより形成される凹部内に配管を配
設することができ、エンジンの一体感を向上させること
ができるとともに、エンジン上面部位を略平面状に形成
してボンネット形状の変更を不要とし、しかも配管を凹
部により固定し得るエンジン上面の配管構造を実現する
にある。
[問題点を解決するための手段] この目的を達成するためにこの考案は、上面にカムシ
ャフトハウジングを配設し、このカムシャフトハウジン
グ上にカムシャフトハウジングカバーとブリーザケース
と配設し、前記カムシャフトハウジング上部にはオイル
フィラキャップを設けるとともに配管を位置させたエン
ジンにおいて、このエンジンのカムシャフトハウジング
とカムシャフトハウジングカバーとにより前記配管用凹
部を設けるとともにこの凹部内に配管を配設してエンジ
ン上面のカムシャフトハウジングカバーと配管との上部
を略平面状に形成したことを特徴とする。
[作用] 上述の如く構成したことにより、エンジン上面部位に
配管を配設する際には、上面にはカムシャフトハウジン
グを配設するとともに、カムシャフトハウジング上にカ
ムシャフトハウジングカバーとブリーザケースと配設
し、カムシャフトハウジングとカムシャフトハウジング
カバーとにより形成される凹部内に配管を配設し、エン
ジン上面のカムシャフトハウジングカバーと配管との上
部を略平面状に形成し、エンジンの一体感を向上させる
とともに、エンジン上面部位を略平面状に形成してボン
ネット形状の変更を不要とし、しかも配管を凹部により
固定している。
[実施例] 以下図面に基づいてこの考案の実施例を詳細に説明す
る。
第1〜5図はこの考案の実施例を示すものである。第
2、3図において、2はエンジン、4はシリンダヘッ
ド、6はシリンダブロック、8はオイルパンである。
前記エンジン2の上面にカムシャフトハウジング10を
配設し、このカムシャフトハウジング10上にカムシャフ
トハウジングカバー12とブリーザケース14とを配設す
る。
また、カムシャフトハウジング10上部にはオイルフィ
ラキャップ16を設けるとともに、インタクーラ18と図示
しないターボチャージャとを連絡する第1配管20と、図
示しないエアクリーナとターボチャージャ(図示せず)
とを連絡する第2配管22とを位置させて設ける。
前記カムシャフトハウジング10の一端部に上方向に突
出し且つカムシャフトハウジング10の幅方向、つまり第
4図において上下方向に延びる突出壁24を設け、前記カ
ムシャフトハウジング10とこのカムシャフトハウジング
10の突出壁24と前記カムシャフトハウジングカバー12と
によって前記第2配管22用の凹部26を形成する。
そして、第5図においてカムシャフトハウジングカバ
ー12の左側に前記ブリーザケース14を位置させるととも
に、右側には第1配管20を位置させ、前記エンジン2上
面のカムシャフトハウジングカバー12と第1、第2配管
20、22との上部を略平面状に形成する。
詳述すれば、前記カムシャフトハウジングカバー12の
形状を、平板状のフラット形状でなく、断面凸形状、つ
まり断面ハット形状に形成する。
また、カムシャフトハウジングカバー12の他端側を、
第1図に破線で示す如く、1/4円弧形状に陥没させて窪
部28を形成し、この窪部28には前記インタクーラ18を位
置させ、エンジン2の全高を低くすべく形成する。
更に、カムシャフトハウジングカバー12の上面には、
第1、2図に示す如く、埋込みナット30によりハウジン
グカバープレート32を装着し、このハウジングカバープ
レート32により前記カムシャフトハウジングカバー12と
ブリーザケース14間に生じた間隙34を上部から覆うべく
構成される。
なお符号36は前記埋込みナット30に係合しカムシャフ
トハウジングカバー12の上面にハウジングカバープレー
ト32を装着する装着ボルトである。
次に作用について説明する。
前記エンジン2上面部位に配設する際には、上面にカ
ムシャフトハウジング10を配設するとともに、カムシャ
フトハウジング10上にカムシャフトハウジングカバー12
とブリーザケース14と配設する。
そして、前記インタクーラ18を窪部28に位置させ、こ
のインタクーラ18と図示しないターボチャージャとを連
絡する第1配管20を、第5図に破線で示す如く、カムシ
ャフトハウジングカバー12の右側に位置させる。
また、前記カムシャフトハウジング10の突出壁24とカ
ムシャフトハウジングカバー12とによって形成される凹
部26に第2配管22を位置させる。
そして、カムシャフトハウジングカバー12上面にハウ
ジングカバープレート32を装着し、カムシャフトハウジ
ングカバー12とブリーザケース14間の間隙34を上部から
覆う。
これにより、前記エンジン2上面のカムシャフトハウ
ジングカバー12と第1、第2配管20、22との上部を略平
面状に形成でき、エンジン2の外観、つまりエンジンの
一体感を向上させて質感を向上させることができるとと
もに、ボンネット形状の変更を不要とし、製作がきわめ
て容易となり、コストを低廉に維持し得て、経済的に有
利である。
また、前記第1配管20をカムシャフトハウジングカバ
ー12の右側に位置させることにより、第1配管20が宙に
浮いた状態に配設されることがなく、エンジン2の平面
化に寄与し得る。
更に、前記凹部26に第2配管22を位置させることによ
り、第2配管22の位置決めが容易であるとともに、第2
配管22のズレをも防止でき、しかも第2配管22の固定が
きわめて容易であり、実用上有利である。
[考案の効果] 以上詳細に説明した如くこの考案によれば、エンジン
のカムシャフトハウジングとカムシャフトハウジングカ
バーとにより配管用凹部を設けるとともに、凹部内に配
管を配設してエンジン上面のカムシャフトハウジングカ
バーと配管との上部を略平面状に形成したので、エンジ
ン上面のカムシャフトハウジングカバーと配管との上部
を略平面状に形成でき、エンジンの一体感を向上させて
質感を向上させ得るとともに、ボンネット形状の変更を
不要とし、製作がきわめて容易となり、コストを低廉に
維持し得て、経済的に有利である。また、前記凹部に配
管を位置させることにより、配管の位置決めが容易であ
るとともに、配管のズレをも防止し得て、しかも配管の
固定がきわめて容易であり、実用上有利である。
【図面の簡単な説明】
第1〜5図はこの考案の実施例を示し、第1図は第4図
のI−I線によるエンジン上面部位の断面図、第2図は
エンジンの平面図、第3図はエンジンの正面図、第4図
はエンジン上面部位の要部拡大平面図、第5図は第4図
のV−V線による断面図である。 第6〜8図はこの考案の従来技術を示し、第6図はエン
ジン上面部位の要部拡大平面図、第7図は第6図のVII
−VII線による断面図、第8図は第6図のVIII−VIII線
による断面図である。 図において、2はエンジン、10はカムシャフトハウジン
グ、12はカムシャフトハウジングカバー、14はブリーザ
ケース、16はオイルフィラキャップ、18はインタクー
ラ、20は第1配管、22は第2配管、24は突出壁、26は凹
部、28は窪部、30は埋込みナット、32はハウジングカバ
ープレート、34は間隙、36は装着ボルトである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面にカムシャフトハウジングを配設し、
    このカムシャフトハウジング上にカムシャフトハウジン
    グカバーとブリーザケースと配設し、前記カムシャフト
    ハウジング上部にはオイルフィラキャップを設けるとと
    もに配管を位置させたエンジンにおいて、このエンジン
    のカムシャフトハウジングとカムシャフトハウジングカ
    バーとにより前記配管用凹部を設けるとともにこの凹部
    内に配管を配設してエンジン上面のカムシャフトハウジ
    ングカバーと配管との上部を略平面状に形成したことを
    特徴とするエンジン上面の配管構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014009600A (ja) * 2012-06-28 2014-01-20 Kubota Corp 過給機付きエンジン

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