JPH08243193A - ソリッドゴルフボール - Google Patents
ソリッドゴルフボールInfo
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Abstract
ドゴルフボールを提供する。 【構成】 1種以上の動的架橋したゴムと1種以上の未
架橋のゴムとの混合比が重量比で5:95〜45:55
のゴム混合物を基材ゴムとするゴム組成物の架橋成形物
でコアを構成する。上記動的架橋したゴムとしてはシリ
コンゴムが好ましく、未架橋のゴムとしてはブタジエン
ゴムが好ましい。
Description
に関し、さらに詳しくは、打球感が良好で、かつ飛距離
が大きいソリッドゴルフボールに関する。
性能で、飛距離が大きいという特徴を有しているが、そ
の反面、打球時のフィーリングが硬く、打球感が糸巻き
ゴルフボールに比べて悪いという問題がある。
して(つまり、適度にやわらかくして)打球感を改良す
ることが種々検討され、その一例として、特開昭61−
258844号公報には、ソリッドゴルフボールのコア
にシリコンゴムを配合して、打球感を改良することが提
案されている。
ジエンゴムにシリコンゴムを配合しただけでは反撥性能
が低下して、飛距離が低下するため、硬度調整剤として
短繊維を少なくとも1種以上配合して反撥性能を向上さ
せるようにしているが、その短繊維の配合により、分散
不良が生じやすく、それを防ぐには混練時間を長くしな
ければならず、そのため、生産性が低下するなどの弊害
を招くという問題があった。
ドゴルフボールは、打球感が悪く、またそれをシリコン
ゴムの配合によって改良する提案も、シリコンゴムの配
合によって生じる反撥性能の低下を補うために硬度調整
剤として短繊維を配合しなければならず、その短繊維の
配合によって、分散不良が生じやすく、それを防ぐには
混練時間を長くしなければならず、そのため、生産性が
低下するなどの弊害を招くという問題があった。
の短繊維の配合を要することなく、打球感が良好で、か
つ飛距離が大きいソリッドゴルフボールを提供すること
を目的とする。
橋したゴムと未架橋のゴムとの混合物を基材ゴムとする
ゴム組成物の架橋成形物で構成することによって、硬度
調整剤としての短繊維の配合を要することなく、従来と
同様の充填剤、架橋剤、開始剤などの使用で、反撥性能
の低下を引き起こすことなく、打球時のフィーリングを
ソフトにし、打球感が良好で、かつ飛距離が大きいソリ
ッドゴルフボールが得られるようにして、上記目的を達
成したものである。
詳しく説明すると、本発明者らは、まず、上記提案法で
ブタジエンゴムとシリコンゴムとを混合したときに、反
撥性能が低下したのは、ブタジエンゴムとシリコンゴム
とが充分に相溶せず、両者が層状構造などのミクロ構造
をとって相分離を起こしていることによるものと考え
た。
にシリコンゴムを微分散させることによって、マトリク
スのブタジエンゴムが高反撥性能を維持し、微分散した
シリコンゴムが打球時にソフトなフィーリングをもたら
すと考え、種々検討を重ねた結果、動的架橋を利用して
シリコンゴムをブタジエンゴム中に微分散させることに
よって、高反撥性能が得られることを見出した。
樹脂中で架橋性ゴムが熱可塑性樹脂と一緒に混合されな
がら架橋剤によって架橋されることをいうが、架橋しな
いゴム中で架橋し得るゴムを一緒に混練しながら架橋す
ることも動的架橋の一種と考えることができるので、本
発明では、この架橋しないゴム中で架橋し得るゴムを一
緒に混練しながら架橋することを動的架橋という。
橋する方法としては、ブタジエンゴムを架橋させずに、
シリコンゴムのみを架橋する架橋剤とその作用を促進さ
せる触媒を選択、採用し、ブタジエンゴムやシリコンゴ
ムを含むそれらの材料を適宜混練し、シリコンゴムを動
的架橋する。
めの架橋剤としては、たとえばメチルハイドロジエンシ
リコンオイル、ジメチルメチルハイドロジエンシリコン
オイルなどの一分子中に少なくとも2個以上のSi−H
基を有するシリコンオイルなどが挙げられ、触媒として
は、たとえば塩化白金酸などが挙げられる。そして、シ
リコンゴムとしては、たとえばメチルビニルシリコンゴ
ム、両末端ビニル基含有ジメチルシリコンゴムなどの一
分子中に2個以上のビニル基を含有するシリコンゴムな
どが挙げられる。上記のメチルハイドロジエンシリコン
オイルなどの架橋剤によるシリコンゴムの架橋はヒドロ
シリル化反応と呼ばれるものである。
の量は、シリコンゴム100重量部に対して0.1〜5
重量部、特に0.5〜3重量部が好ましい。架橋剤の量
が上記範囲より少ない場合は、シリコンゴムの動的架橋
が充分に進行しないために、シリコンゴムの微分散が困
難になり、架橋剤の量が上記範囲より多くなると、過剰
の架橋剤がオイル状のまま残り、成形加工上の問題が生
じるとともに、反撥性能の低下を招く傾向がある。ま
た、触媒の量は、架橋剤1gに対して1×10-6g〜3
×10-3g、特に1.0×10-5g〜5.0×10-4g
であることが好ましい。触媒の量が上記範囲より少ない
場合は、シリコンゴムの架橋反応が起こりにくく、シリ
コンゴムの微分散が困難になり、触媒の量が上記範囲よ
り多くなると、反応上は問題ないが、必要量以上の触媒
は無駄になり、コスト高につながるおそれがある。
はないが、通常、80〜130℃で、1〜30分間が好
ましい。この動的架橋の実施は、実験室的には、たとえ
ば東洋精機社製ラボプラストミルを用いて行うことがで
きるが、工業的規模では密閉型混練機や押出機などによ
って行うのが好ましい。
比は、重量比で5:95〜45:55である。すなわ
ち、動的架橋したゴムの割合が上記範囲より少ない場合
は、打球感の向上が充分に達成されず、また動的架橋し
たゴムが上記範囲より多くなると、動的架橋した際にゴ
ムの架橋粒子を微細化することが困難になり、動的架橋
したゴムが大きな粒子のまま存在するため、反撥性能の
低下を招くことになる。そして、この動的架橋したゴム
と未架橋のゴムとの混合比としては重量比で15:85
〜35:65であることが特に好ましい。
エンゴム(BR)以外にも、たとえばスチレンブタジエ
ンゴム(SBR)、アクリロニトリルブタジエンゴム
(NBR)、エチレンプロピレンジエンゴム(EPD
M)、天然ゴム(NR)などのジエン系ゴムなどを用い
ることができる。そして、上記ブタジエンゴムとして
は、シス含量が60以上、特に80%以上のハイシスブ
タジエンゴムが好ましい。これら未架橋のゴムと前記動
的架橋するゴムとは、両者とも単一種の使用だけでな
く、2種以上の併用も可能である。
ア用ゴム組成物は、上記動的架橋したゴムと未架橋のゴ
ムとの混合物を基材ゴムとするゴム成分に、架橋剤(ブ
タジエンゴムなどの未架橋のゴムを架橋するための架橋
剤)、充填剤、開始剤などを配合し、要すれば、さらに
一般にゴム配合に用いられる配合薬品(たとえば、老化
防止剤、添加剤、架橋助剤など)を配合することによっ
て調製される。
酸などのα,β−不飽和カルボン酸またはその亜鉛塩、
マグネシウム塩などの金属塩などが用いられ、特にアク
リル酸亜鉛、メタクリル酸亜鉛などのα,β−不飽和カ
ルボン酸の亜鉛塩が好ましい。
バリウム、シリカなどが用いられ、特に酸化亜鉛が好ま
しい。
キサイド、ベンゾイルパーオキサイド、2,5−ジメチ
ル−2,5−ジ(tert−ブチル−パーオキシ)ヘキ
シン−3などが用いられるが、特にジクミルパーオキサ
イドが好ましい。
橋のゴムとの混合物を基材ゴムとするものであって、こ
の動的架橋したゴムと未架橋のゴムとの混合物を基材ゴ
ムとするとは、ゴム成分全体を上記の動的架橋したゴム
と未架橋のゴムとの混合物だけで構成する場合と、上記
混合物の特性を損なわない範囲内で、たとえばブタジエ
ンゴム、スチレンブタジエンゴム、天然ゴム、アクリロ
ニトリルブタジエンゴム、エチレンプロピレンジエンゴ
ムなどのジエン系ゴムなどを上記動的架橋したゴムと未
架橋のゴムとの混合物に添加してゴム成分を構成する場
合の両方を含むという意味である。そして、上記のよう
に動的架橋したゴムと未架橋のゴムとの混合物に他のゴ
ムを添加してゴム成分とする場合、動的架橋したゴムと
未架橋のゴムとの混合物がゴム成分全体中の70重量%
以上、特に80重量%以上を占めていることが好まし
い。
などの配合量は、ゴム成分100重量部に対して、架橋
剤が15〜45重量部、特に20〜35重量部、充填剤
が5〜30重量部、特に15〜25重量部、開始剤が
0.2〜3重量部、特に0.8〜2.3重量部が好まし
い。
0重量部に対して15重量部より少ない場合は、架橋密
度が不充分になり、コアが極端に軟らかくなって、反撥
性能の低下を招き、架橋剤の配合量がゴム成分100重
量部に対して45重量部より多くなると、シリコンゴム
の動的架橋により得られた軟らかさが失われるほどに、
硬くなる傾向がある。充填剤の配合量がゴム成分100
重量部に対して5重量部より少ない場合は、比重が規定
に合わなくなるとともに充分な硬度が得られなくなり、
充填剤の配合量がゴム成分100重量部に対して30重
量部より多くなると、比重が重くなりすぎ、架橋成形物
が脆くなる傾向がある。また、開始剤の配合量がゴム成
分100重量部に対して0.2重量部より少ない場合
は、架橋が充分に行われなくなって、充分な硬度が得ら
れなくなり、開始剤の配合量が3重量部より多くなる
と、架橋成形物が脆くなり、耐久性が悪くなる傾向があ
る。
は、たとえば、コア用金型中で140〜170℃の温度
で10〜40分間加圧下で加熱することによって行われ
る。
系カバー、バラタ系カバーなど、各種のものを用いるこ
とができ、たとえばアイオノマー樹脂に二酸化チタンな
どの顔料を配合した従来同様のものも用いることができ
る。
されるものではなく、通常の方法で行うことができる。
たとえば、カバー用組成物をあらかじめ半球殻状のハー
フシェルに成形し、それを2枚用いてコアを包み、10
0〜170℃で1〜15分間加圧成形するか、またはカ
バー用組成物を直接コア上に射出成形してコアを包み込
む方法などが採用される。カバーの厚みは通常1〜4m
m程度である。そして、カバー成形時、必要に応じて、
ボール表面にディンプルの形成が行われ、また、ペイン
ト仕上、スタンプなども必要に応じて施される。
一例を図面を参照しつつ説明する。図1は本発明のソリ
ッドゴルフボールの一例を模式的に示す断面図である。
この図1に示すソリッドゴルフボールはツーピースソリ
ッドゴルフボールであり、図中、1はコアであり、2は
カバーで、2aはディンプルである。
と未架橋のゴムとの混合物を基材ゴムとするゴム組成物
の架橋成形物からなるものである。この図1に示すソリ
ッドゴルフボールはコア1上に直接カバー2が被覆した
ツーピースソリッドゴルフボールであるが、それに代え
て、たとえばコア1とカバー2との間に中間層を設けた
3層以上の多層構造のソリッドゴルフボールであっても
よいし、また、カバー2が2層になったものでもよい。
いは所望とする特性が得られるように、適した個数、態
様でゴルフボールのカバー2に設けられるものであり、
また、これらのゴルフボールには、必要に応じ、ボール
表面にペイントやマーキングが施される。
に説明する。ただし、本発明はそれらの実施例のみに限
定されるものではない。なお、以下の実施例などにおい
て、濃度を示す%は重量%である。
ムを調製した。
ないゴムとしてはブタジエンゴムを用い、動的架橋する
ゴムとしてはメチルビニルシリコンゴムを用い、その架
橋剤としてはメチルハイドロシリコンオイルを用い、そ
の触媒としては1%塩化白金酸イソプロパノール溶液を
用いた。
り、これは混練条件でもある。そして、比較例において
動的架橋しないものの混練条件も同様に120℃で20
分間である。
gであり(ただし、触媒として使用する1%塩化白金酸
イソプロパノール溶液の配合量は単位がμgであるの
で、それについては表中にμgである旨を表示してい
る)、表1〜2において、商品名で示したものについて
は、表2の後でその詳細をまとめて説明する。なお、各
成分の配合量をgで表示したのは、触媒として使用する
1%塩化白金酸イソプロパノール溶液の配合量が他の成
分の配合量に対して非常に少ないので、それを表示し得
るようにするためであり、実際の配合はもっと大きな量
で行われる。
ジエン含量90%以上のもの ※2:KE7020U(商品名) 信越化学工業社製のメチルビニルシリコンゴム ※3:SH1107(商品名) 東レダウコーニングシリコン社製のメチルハイドロジエ
ンシリコンオイル
00重量部に対して、それぞれ、アクリル酸亜鉛28重
量部、酸化亜鉛20重量部およびジクミルパーオキサイ
ド1.0重量部を配合し、混練してコア用ゴム組成物を
調製した。
し、160℃で30分間加熱圧縮して、直径38.5m
mのコアを作製した。
樹脂100重量部に対して二酸化チタン2重量部を配合
したカバー用組成物を射出成形して、外径42.7mm
のツーピースソリッドゴルフボールを作製した。なお、
上記カバー用組成物のアイオノマー樹脂は、ハイミラン
1605(商品名)とハイミラン1706(商品名)と
の重量比50:50の混合物であり、ハイミラン160
5(商品名)は三井デュポンポリケミカル社製のナトリ
ウムイオン中和タイプのアイオノマー樹脂で、ハイミラ
ン1706(商品名)は三井デュポンポリケミカル社製
の亜鉛イオン中和タイプのアイオノマー樹脂である。
量、飛距離(キャリー)、打球感について調べた。その
結果を表3〜4に示す。飛距離の測定方法、打球感の評
価方法は次の通りである。
ットにウッド1番クラブを取り付け、ボールを45m/
sのヘッドスピードで打撃して、落下点までの距離を測
定する。測定は各ボールとも8個ずつについて行い、結
果はそれらの平均値で示す。
ー5人によりウッド1番クラブでボールを実打し、各人
が感じとったフィーリングを下記の5段階に分類して表
示する。
る。 ×H: 硬くて、悪い。 ×S: やわらかすぎて、重く、悪い。
ボール特性と表4に示す比較例1〜4のゴルフボールの
ボール特性との対比から明らかなように、実施例1〜5
のゴルフボールは打球感が良好で、かつ飛距離が大きか
った。
ムと未架橋のブタジエンゴムとの重量比5:95〜4
5:55の混合物を基材ゴムとして使用した実施例1〜
5のゴルフボールは、打球感が良好で、かつ飛距離が大
きかった。
の基材ゴムとしてブタジエンゴムを用いた比較例1のゴ
ルフボールは、飛距離は大きいものの、打球感が硬くて
悪く、ブタジエンゴムに動的架橋したシリコンゴムを多
量配合した比較例2のゴルフボールは、動的架橋したシ
リコンゴムの量が多すぎるため、飛距離が低下するとと
もに、打球感がやわらかくなりすぎて悪くなり、また、
動的架橋していないシリコンゴムを併用した比較例3〜
4のゴルフボールは、反撥性能が低下して、飛距離が低
下した。
感が良好で、かつ飛距離が大きいソリッドゴルフボール
を提供することができた。
に示す断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 1種以上の動的架橋したゴムと1種以上
の未架橋のゴムとの混合比が重量比で5:95〜45:
55のゴム混合物を基材ゴムとするゴム組成物の架橋成
形物からなるコアを有することを特徴とするソリッドゴ
ルフボール。 - 【請求項2】 動的架橋したゴムが、シリコンゴムであ
る請求項1記載のソリッドゴルフボール。 - 【請求項3】 未架橋のゴムが、ブタジエンゴムである
請求項1記載のソリッドゴルフボール。
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