JPH08242942A - カットクロス - Google Patents
カットクロスInfo
- Publication number
- JPH08242942A JPH08242942A JP7934295A JP7934295A JPH08242942A JP H08242942 A JPH08242942 A JP H08242942A JP 7934295 A JP7934295 A JP 7934295A JP 7934295 A JP7934295 A JP 7934295A JP H08242942 A JPH08242942 A JP H08242942A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- collar
- cut cloth
- neck
- cut
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Details Of Garments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 カットクロスの装着後に姿勢を変えても、カ
ットした毛髪やパーマ液・ヘアーダイ・ヘアーカラー液
等が首下へと侵入・流下するのを完全に防止することが
できるカットクロスを提供する。 【構成】 肩から背中までを覆う大きさを有するカバー
部と、首周囲に巻装される襟部と、を有して形成されて
なるカットクロスの上記襟部に、伸縮自在な弾性帯体を
所要間隔離間させて上下に複数条配設して、カットクロ
スを構成した。
ットした毛髪やパーマ液・ヘアーダイ・ヘアーカラー液
等が首下へと侵入・流下するのを完全に防止することが
できるカットクロスを提供する。 【構成】 肩から背中までを覆う大きさを有するカバー
部と、首周囲に巻装される襟部と、を有して形成されて
なるカットクロスの上記襟部に、伸縮自在な弾性帯体を
所要間隔離間させて上下に複数条配設して、カットクロ
スを構成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、理美容店や家庭等で
髪をカットするときやパーマ、トリートメント等を行な
うときに、衣服等を汚さないために用いられるカットク
ロスに係り、特に、カットされた毛髪やパーマ液・トリ
ートメント液が首回りの襟部間隙から侵入するのを確実
に防止することができるカットクロスに関する。
髪をカットするときやパーマ、トリートメント等を行な
うときに、衣服等を汚さないために用いられるカットク
ロスに係り、特に、カットされた毛髪やパーマ液・トリ
ートメント液が首回りの襟部間隙から侵入するのを確実
に防止することができるカットクロスに関する。
【0002】
【従来技術とその課題】周知のように、理美容店や家庭
等で髪をカットするときやパーマ、トリートメント等を
行なうときには、衣服等を汚さないようにするため、利
用者の肩から背中までを覆う大きさを有するカバー部
と、利用者の首周囲に巻装される襟部と、からなるカッ
トクロスが用いられている。
等で髪をカットするときやパーマ、トリートメント等を
行なうときには、衣服等を汚さないようにするため、利
用者の肩から背中までを覆う大きさを有するカバー部
と、利用者の首周囲に巻装される襟部と、からなるカッ
トクロスが用いられている。
【0003】しかしながら、従来のカットクロスの場
合、上記襟部が固いシート状に形成されたものが殆どで
あり、該襟部を首の周囲に巻装して、例えば、面ファス
ナー等で止着した場合には、止着時には密着している
が、首は筋や神経および血管は集中している部位であ
り、かつ、円錐形であるため、毛髪のカット時または衿
足や髭剃り時など、姿勢を少しでも変えると首の形状が
変わってしまい、上記襟部と首回りとの間に間隙が生じ
易いため、この間隙からカットした毛髪等が侵入して衣
服を汚し、或は、カットした毛髪が肌に当たって不快で
ある、という問題を有していた。
合、上記襟部が固いシート状に形成されたものが殆どで
あり、該襟部を首の周囲に巻装して、例えば、面ファス
ナー等で止着した場合には、止着時には密着している
が、首は筋や神経および血管は集中している部位であ
り、かつ、円錐形であるため、毛髪のカット時または衿
足や髭剃り時など、姿勢を少しでも変えると首の形状が
変わってしまい、上記襟部と首回りとの間に間隙が生じ
易いため、この間隙からカットした毛髪等が侵入して衣
服を汚し、或は、カットした毛髪が肌に当たって不快で
ある、という問題を有していた。
【0004】このため、従来では、カットクロスを装着
する前に、首の周囲に短冊状の紙を巻装した後、上記襟
部を巻装してカットした毛髪などが侵入しないように配
慮しているのが現状であるが、この短冊状の紙もシート
状に形成されているため、カットクロスだけを装着した
場合と同様、姿勢を変えたときに、上記襟部と首回りと
の間に間隙が生ずるのを避けることができず、結局、カ
ットした毛髪等の侵入を確実に防止することができな
い、という問題を有していた。
する前に、首の周囲に短冊状の紙を巻装した後、上記襟
部を巻装してカットした毛髪などが侵入しないように配
慮しているのが現状であるが、この短冊状の紙もシート
状に形成されているため、カットクロスだけを装着した
場合と同様、姿勢を変えたときに、上記襟部と首回りと
の間に間隙が生ずるのを避けることができず、結局、カ
ットした毛髪等の侵入を確実に防止することができな
い、という問題を有していた。
【0005】この発明は、かかる現状に鑑み創案された
ものであって、その目的とするところは、カットクロス
の装着後に姿勢を変えても、カットした毛髪やパーマ液
・トリートメント液等が首下へと侵入・流下するのを完
全に防止することができるカットクロスを提供しようと
するものである。
ものであって、その目的とするところは、カットクロス
の装着後に姿勢を変えても、カットした毛髪やパーマ液
・トリートメント液等が首下へと侵入・流下するのを完
全に防止することができるカットクロスを提供しようと
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明にあっては、肩から背中までを覆う大きさ
を有するカバー部と、首周囲に巻装される襟部と、を有
して形成されてなるカットクロスを技術的前提とし、上
記襟部に伸縮自在な弾性帯体を所要間隔離間させて上下
に複数条配設し、或は、上記襟部自体を伸縮自在な布地
で形成したことを特徴とするものである。
め、この発明にあっては、肩から背中までを覆う大きさ
を有するカバー部と、首周囲に巻装される襟部と、を有
して形成されてなるカットクロスを技術的前提とし、上
記襟部に伸縮自在な弾性帯体を所要間隔離間させて上下
に複数条配設し、或は、上記襟部自体を伸縮自在な布地
で形成したことを特徴とするものである。
【0007】また、この発明にあっては、襟部の首への
密着性を向上させるため、襟部の上辺部から下辺部にか
けて拡径させて、襟部の形状を首の形状に近い円錐状に
形成し、かつ、カットした毛髪やパーマ液・トリートメ
ント液等が首下へと侵入・流下するのをより完全に防止
するため、上記襟部の内周面に、上方向に延びる折り返
し片を環状に配設し、及び、上記複数条の弾性帯体の伸
縮率を夫々異ならしめたことを特徴とするものである。
密着性を向上させるため、襟部の上辺部から下辺部にか
けて拡径させて、襟部の形状を首の形状に近い円錐状に
形成し、かつ、カットした毛髪やパーマ液・トリートメ
ント液等が首下へと侵入・流下するのをより完全に防止
するため、上記襟部の内周面に、上方向に延びる折り返
し片を環状に配設し、及び、上記複数条の弾性帯体の伸
縮率を夫々異ならしめたことを特徴とするものである。
【0008】さらに、この発明にあっては、上記襟部の
一方端部側に配設された鉤止側面ファスナーと着脱自在
に係合するループ側面ファスナーを、上記襟部の他方端
部側および/または肩部に配設することで、襟部の着脱
作業を容易にし、かつ、例えば、なで肩のような襟部を
閉じにくい肩の形状であっても、該襟部を止着できるよ
うにすることもできる。
一方端部側に配設された鉤止側面ファスナーと着脱自在
に係合するループ側面ファスナーを、上記襟部の他方端
部側および/または肩部に配設することで、襟部の着脱
作業を容易にし、かつ、例えば、なで肩のような襟部を
閉じにくい肩の形状であっても、該襟部を止着できるよ
うにすることもできる。
【0009】またさらに、本発明にあっては、上記カバ
ー部に形成された袖部の袖口部を、手甲側が指の先端部
近くまで覆う程度に長く形成すると共に、掌側が手首ま
でを覆う程度の短かさに形成することで、手にカットし
た毛髪が付着せず、しかも、物やカップを掴み易く構成
したことを特徴とするものである。
ー部に形成された袖部の袖口部を、手甲側が指の先端部
近くまで覆う程度に長く形成すると共に、掌側が手首ま
でを覆う程度の短かさに形成することで、手にカットし
た毛髪が付着せず、しかも、物やカップを掴み易く構成
したことを特徴とするものである。
【0010】
【実施例】以下、添付図面に示す一実施例に基づき、こ
の発明を詳細に説明する。
の発明を詳細に説明する。
【0011】図1と図2に示すように、この実施例に係
るカットクロス1は、肩から背中までを覆う大きさを有
するカバー部2と、首周囲に巻装される襟部3と、両腕
を通す袖部10と、から形成されている。
るカットクロス1は、肩から背中までを覆う大きさを有
するカバー部2と、首周囲に巻装される襟部3と、両腕
を通す袖部10と、から形成されている。
【0012】カバー部2は、布や紙或はポリオレフィン
系樹脂やナイロン樹脂等の合成樹脂等の不透明または不
透明なシート体で形成されており、使用者の肩から上半
身までを覆う大きさの楕円形状で形成されている。勿
論、上記カバー体2は、必ずしも楕円形状に限定される
ものではなく、使用者の肩から背中または上半身までを
覆う大きさを有していれば、例えば、ケープ状に形成し
てもよく、適宜の形状を採用することができる。
系樹脂やナイロン樹脂等の合成樹脂等の不透明または不
透明なシート体で形成されており、使用者の肩から上半
身までを覆う大きさの楕円形状で形成されている。勿
論、上記カバー体2は、必ずしも楕円形状に限定される
ものではなく、使用者の肩から背中または上半身までを
覆う大きさを有していれば、例えば、ケープ状に形成し
てもよく、適宜の形状を採用することができる。
【0013】また、このカバー部2は、例えば、前合わ
せ或は後合わせで止着できるように袷部分4に面ファス
ナーや紐またはボタンやスナップ等の止着具5が配設さ
れている。
せ或は後合わせで止着できるように袷部分4に面ファス
ナーや紐またはボタンやスナップ等の止着具5が配設さ
れている。
【0014】襟部3は、上記カバー部2の首当て開口部
に一体または着脱自在に取り付けられており、首周囲に
巻装できる長さを有する帯状の柔らかな布体で形成され
ていると共に、該帯状の襟部3の両端部には、図1と図
3に示すように、面ファスナー6A,6Bが配設されて
いる。
に一体または着脱自在に取り付けられており、首周囲に
巻装できる長さを有する帯状の柔らかな布体で形成され
ていると共に、該帯状の襟部3の両端部には、図1と図
3に示すように、面ファスナー6A,6Bが配設されて
いる。
【0015】この面ファスナー6A,6Bの内、重ね合
わせたときに上側にくる面ファスナー6Aは、その一端
部が取り付けられる襟部3の一端部から外側に突出させ
て取り付けられている。このように一方の面ファスナー
6Aの一端部を襟部3の一端部から外側に突出させて取
り付けることで、この突出された面ファスナー部分6A
を手掛かりとして襟部3の合わせ作業及び取り外し作業
を容易に行うことができると共に、首の太さに合わせて
巻装状態を容易に調整することができ、また、面ファス
ナー6A,6Bの度重なる着脱作業によって、面ファス
ナー6Aの取り付け部分(縫着部分)が綻びるのを有効
に防止することができ、耐久性が向上する、という効果
が得られる。勿論、上記と同様の効果を得る他の手段と
しては、上記一方の面ファスナー6Aの自由端部側に折
返し片(図示せず)を形成してもよい。
わせたときに上側にくる面ファスナー6Aは、その一端
部が取り付けられる襟部3の一端部から外側に突出させ
て取り付けられている。このように一方の面ファスナー
6Aの一端部を襟部3の一端部から外側に突出させて取
り付けることで、この突出された面ファスナー部分6A
を手掛かりとして襟部3の合わせ作業及び取り外し作業
を容易に行うことができると共に、首の太さに合わせて
巻装状態を容易に調整することができ、また、面ファス
ナー6A,6Bの度重なる着脱作業によって、面ファス
ナー6Aの取り付け部分(縫着部分)が綻びるのを有効
に防止することができ、耐久性が向上する、という効果
が得られる。勿論、上記と同様の効果を得る他の手段と
しては、上記一方の面ファスナー6Aの自由端部側に折
返し片(図示せず)を形成してもよい。
【0016】また、図3には、カバー部2の肩部に面フ
ァスナー6Cを配設しているが、これは、なで肩のよう
な襟部3を閉じにくい肩の形状であっても、面ファスナ
ー6Aと6Cとを係合させることで、襟部3と首部との
間隙が生じないように構成することもできる。
ァスナー6Cを配設しているが、これは、なで肩のよう
な襟部3を閉じにくい肩の形状であっても、面ファスナ
ー6Aと6Cとを係合させることで、襟部3と首部との
間隙が生じないように構成することもできる。
【0017】また、上記のように形成された襟部3に
は、その長手方向に沿って上下に2条の袋部が形成され
ており、これら各袋部には、ゴム紐7A,7Bが収納さ
れている。
は、その長手方向に沿って上下に2条の袋部が形成され
ており、これら各袋部には、ゴム紐7A,7Bが収納さ
れている。
【0018】これら各ゴム紐7A,7Bは、平面形状に
おいて不規則な凹凸皺が連続して形成されるように、例
えば、同じ伸縮率からなるゴム紐を用い、或は、夫々異
なる伸縮率からなるゴム紐が用いられている。
おいて不規則な凹凸皺が連続して形成されるように、例
えば、同じ伸縮率からなるゴム紐を用い、或は、夫々異
なる伸縮率からなるゴム紐が用いられている。
【0019】このように襟部3にゴム紐を用いた場合に
は、凹凸皺が上下に重なることがなくなるため、例え
ば、図4に示すように、上側のゴム紐7Aによって形成
された凹凸皺7aの隙間からカットされた毛髪等が侵入
したとしても、このゴム紐7Aの下側に配設されたゴム
紐7Bによって形成された凹凸皺7bが、上記侵入した
毛髪等の該ゴム紐7Bから下方向への侵入を確実にブロ
ックできる。勿論、上記襟部3は、帯状の柔らかな布体
で形成されているので、首への当たりも柔らかく快適性
が向上する、という効果も得られる。
は、凹凸皺が上下に重なることがなくなるため、例え
ば、図4に示すように、上側のゴム紐7Aによって形成
された凹凸皺7aの隙間からカットされた毛髪等が侵入
したとしても、このゴム紐7Aの下側に配設されたゴム
紐7Bによって形成された凹凸皺7bが、上記侵入した
毛髪等の該ゴム紐7Bから下方向への侵入を確実にブロ
ックできる。勿論、上記襟部3は、帯状の柔らかな布体
で形成されているので、首への当たりも柔らかく快適性
が向上する、という効果も得られる。
【0020】尚、上記襟部3におけるゴム紐7A,7B
の上下離間距離は適宜であるが、男性用のカットクロス
の場合には、使用者の喉仏に当たらない間隔を有して配
設するのが望ましい。
の上下離間距離は適宜であるが、男性用のカットクロス
の場合には、使用者の喉仏に当たらない間隔を有して配
設するのが望ましい。
【0021】ところで、理美容保険において最も適用が
多い賠償事故としては、パーマ液やヘアーダイまたはヘ
アーカラー液が衣服の襟等に付着する事故であることを
考えると、上記襟部3に耐パーマ液・ヘアーダイ・ヘア
ーカラー液処理加工を施すことで、カットクロスの襟部
からのパーマ液・ヘアーダイス・ヘアーカラー液の侵入
による衣服変色事故を大幅に低減させることができ、こ
の種の事故に要する費用を大幅に削減できると共に、苦
情も削減することができ、有益である。
多い賠償事故としては、パーマ液やヘアーダイまたはヘ
アーカラー液が衣服の襟等に付着する事故であることを
考えると、上記襟部3に耐パーマ液・ヘアーダイ・ヘア
ーカラー液処理加工を施すことで、カットクロスの襟部
からのパーマ液・ヘアーダイス・ヘアーカラー液の侵入
による衣服変色事故を大幅に低減させることができ、こ
の種の事故に要する費用を大幅に削減できると共に、苦
情も削減することができ、有益である。
【0022】また、上記襟部3を、図5に示すように、
首の形状に合わせて円錐形に形成すると共に、該襟部3
の内周面側に上方向に延びる折り返し片8を環状に配設
し、この折り返し片8の内周側端部が首の表面に柔らか
く接触することで、襟部3と首との間隙部からのパーマ
液・トリートメント液或はカットした毛髪の侵入をより
確実に防止することができる。勿論、この折り返し片8
は、襟部3と同じ布または異なる材質で形成することが
できると共に、伸縮可能にするためゴム等を縫着して形
成することもでき、要は、姿勢を変えても、襟部3と首
との間に間隙部が形成されない構成であればよい。尚、
図5において、図1乃至図4と同様の構成については、
図1乃至図4の説明で用いた符号と同一の符号を付し
て、その詳細な説明をここでは省略する。
首の形状に合わせて円錐形に形成すると共に、該襟部3
の内周面側に上方向に延びる折り返し片8を環状に配設
し、この折り返し片8の内周側端部が首の表面に柔らか
く接触することで、襟部3と首との間隙部からのパーマ
液・トリートメント液或はカットした毛髪の侵入をより
確実に防止することができる。勿論、この折り返し片8
は、襟部3と同じ布または異なる材質で形成することが
できると共に、伸縮可能にするためゴム等を縫着して形
成することもでき、要は、姿勢を変えても、襟部3と首
との間に間隙部が形成されない構成であればよい。尚、
図5において、図1乃至図4と同様の構成については、
図1乃至図4の説明で用いた符号と同一の符号を付し
て、その詳細な説明をここでは省略する。
【0023】また、上記実施例では、襟部3にゴム紐を
2条配設した場合を例にとり説明したが、この発明にあ
ってはこれに限定されるものではなく、3条以上配設し
て構成してもよく、さらには、襟部自体を伸縮自在な布
地で形成してもよいこと勿論である。そして、襟部自体
を伸縮自在な布地で形成した場合には、その伸縮度が上
下方向に異なるように形成するのが望ましい。
2条配設した場合を例にとり説明したが、この発明にあ
ってはこれに限定されるものではなく、3条以上配設し
て構成してもよく、さらには、襟部自体を伸縮自在な布
地で形成してもよいこと勿論である。そして、襟部自体
を伸縮自在な布地で形成した場合には、その伸縮度が上
下方向に異なるように形成するのが望ましい。
【0024】またさらに、この実施例にあっては、図1
と図6に示すように、前記袖部10の袖口部13を、手
甲側11が指hの先端部近くまで覆う程度に長く形成
し、かつ、掌側12が手首までを覆う程度の短かさに形
成されており、カットした毛髪がカバー部2を滑り落ち
て手に直接付着しないように構成されていると共に、物
やカップを掴み易く構成されている。
と図6に示すように、前記袖部10の袖口部13を、手
甲側11が指hの先端部近くまで覆う程度に長く形成
し、かつ、掌側12が手首までを覆う程度の短かさに形
成されており、カットした毛髪がカバー部2を滑り落ち
て手に直接付着しないように構成されていると共に、物
やカップを掴み易く構成されている。
【0025】ところで、図示の実施例では、カットクロ
ス1を、カバー部2と襟部3とが別形成されたものを一
体化させて形成した場合を例にとり説明したが、この発
明にあってはこれに限定されるものではなく、カバー部
2と襟部3とを一体形成して構成することもできる。
ス1を、カバー部2と襟部3とが別形成されたものを一
体化させて形成した場合を例にとり説明したが、この発
明にあってはこれに限定されるものではなく、カバー部
2と襟部3とを一体形成して構成することもできる。
【0026】
【発明の効果】この発明に係るカットクロスは、以上説
明したように、カットクロスの装着後に姿勢を変えて
も、カットした毛髪やパーマ液・ヘアーダイス・ヘアー
カラー液等が首下へと侵入・流下するのを完全に防止す
ることができるので、快適な装着感を得ることができる
と共に、パーマ液・トリートメント液等の衣服への付着
事故をも有効に防止することができる、という優れた効
果を奏する。
明したように、カットクロスの装着後に姿勢を変えて
も、カットした毛髪やパーマ液・ヘアーダイス・ヘアー
カラー液等が首下へと侵入・流下するのを完全に防止す
ることができるので、快適な装着感を得ることができる
と共に、パーマ液・トリートメント液等の衣服への付着
事故をも有効に防止することができる、という優れた効
果を奏する。
【図1】この発明の一実施例に係るカットクロスの構成
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図2】同カットクロスの平面図である。
【図3】同カットクロスの襟部の構成を示す拡大部分斜
視図である
視図である
【図4】同襟部の上下に形成される凹凸皺の一態様を示
す平面説明図である。
す平面説明図である。
【図5】同襟部の他の構成例を一部切断して示す拡大斜
視図である。
視図である。
【図6】同カットクロスの袖口部の一構成例を示す側面
図である。
図である。
1 カットクロス 2 カバー部 3 襟部 6A,6B,6C 面ファスナー 7A,7B ゴム紐 7a,7b 凹凸皺 8 折り返し片 10 袖部 11 手甲側 12 掌側 13 袖口部
Claims (6)
- 【請求項1】 肩から背中までを覆う大きさを有するカ
バー部と、首周囲に巻装される襟部と、を有して形成さ
れてなるカットクロスにおいて、上記襟部に伸縮自在な
弾性帯体を所要間隔離間させて上下に複数条配設し、或
は、上記襟部自体を伸縮自在な布地で形成したことを特
徴とするカットクロス。 - 【請求項2】 前記襟部は、その上辺部から下辺部にか
けて拡径されて形成されていることを特徴とする請求項
1に記載のカットクロス。 - 【請求項3】 前記襟部の内周面には、上方向に延びる
折り返し片が環状に配設されていることを特徴とする請
求項1または請求項2のいずれかに記載のカットクロ
ス。 - 【請求項4】 前記複数条の弾性帯体は、夫々伸縮率が
異なることを特徴とする請求項1,請求後2または請求
項3のいずれかに記載のカットクロス。 - 【請求項5】 前記襟部の一方端部側に配設された鉤止
側面ファスナーと着脱自在に係合するループ側面ファス
ナーを、上記襟部の他方端部側および/または肩部に配
設したことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれ
かに記載のカットクロス。 - 【請求項6】 前記カバー部に形成された袖部の袖口部
を、手甲側が指の先端部近くまで覆う程度に長く形成さ
れ、掌側が手首までを覆う程度の短かさで形成されてい
ることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに
記載のカットクロス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7934295A JPH08242942A (ja) | 1995-03-13 | 1995-03-13 | カットクロス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7934295A JPH08242942A (ja) | 1995-03-13 | 1995-03-13 | カットクロス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08242942A true JPH08242942A (ja) | 1996-09-24 |
Family
ID=13687235
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7934295A Pending JPH08242942A (ja) | 1995-03-13 | 1995-03-13 | カットクロス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08242942A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005067745A1 (en) * | 2004-01-20 | 2005-07-28 | Dong-Yun Kwak | The shampoo clothes |
JP2007520645A (ja) * | 2004-01-28 | 2007-07-26 | パダヤシー ジェイシーラン ナダセン | 保護エプロン |
JP2009160077A (ja) * | 2007-12-28 | 2009-07-23 | Wamu:Kk | 美容システム |
JP2018121963A (ja) * | 2017-02-02 | 2018-08-09 | 株式会社ビューティーネイラー | ネイルダスト飛散防止ケープ |
WO2020071369A1 (ja) | 2018-10-03 | 2020-04-09 | 誉子 東條 | 異物侵入防止具 |
JP2021029682A (ja) * | 2019-08-26 | 2021-03-01 | 積水ホームテクノ株式会社 | カバー |
JP2021029613A (ja) * | 2019-08-23 | 2021-03-01 | 積水ホームテクノ株式会社 | カバー |
US20220104560A1 (en) * | 2020-10-01 | 2022-04-07 | Constance Jean Hudson | Animal grooming garment |
-
1995
- 1995-03-13 JP JP7934295A patent/JPH08242942A/ja active Pending
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