JPH08242395A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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Publication number
JPH08242395A
JPH08242395A JP7070776A JP7077695A JPH08242395A JP H08242395 A JPH08242395 A JP H08242395A JP 7070776 A JP7070776 A JP 7070776A JP 7077695 A JP7077695 A JP 7077695A JP H08242395 A JPH08242395 A JP H08242395A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
noise
video signal
fiber
transmission medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7070776A
Other languages
English (en)
Inventor
Kouji Tsumanuma
孝司 妻沼
Shuichi Toko
秀一 都甲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP7070776A priority Critical patent/JPH08242395A/ja
Publication of JPH08242395A publication Critical patent/JPH08242395A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Picture Signal Circuits (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 イメージファイバ等の画像伝送媒体で伝送さ
れた画像の、その媒体に固有のノイズを除去してモニタ
ー装置によって表示された画像を見やすいものとする。 【構成】 あらかじめ網目状のノイズ画像のみを画像メ
モリ17に記憶しておき、実際の被写体の画像がイメー
ジファイバ12により送られ、TVカメラ14によって
そのビデオ信号が得られたとき、そのビデオ信号をA/
D変換した上で画像処理装置16に送り、画像メモリ1
7から網目状のノイズ画像に関する情報を読み出し、こ
れに基づき、上記の実際の被写体の画像データを補正し
て網目状のノイズ画像がなくなるようにし、D/A変換
した後TVモニター装置19に送って表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、イメージファイバ等
の画像伝送媒体で伝送された画像を表示する画像表示装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、医療あるいは工業の分野でイ
メージファイバ等を用いて画像を伝送することが行なわ
れている。医療の分野で用いられる内視鏡は、イメージ
ファイバにより構成されたものである。この内視鏡を用
いて患者の医学的な観察・診断等を行なう場合、たとえ
ば内視鏡を食道を通して胃にまで差し入れ、イメージフ
ァイバによって伝送されてきた胃の内部の画像をTVカ
メラでビデオ信号に変換した後このビデオ信号をTVモ
ニター装置に送り、その画像をTVモニター装置によっ
て表示することになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般に
は、イメージファイバの解像度(コアに対応する画素の
数)はTVカメラの解像度よりも低いこともあって、イ
メージファイバの各画素の境界が網目状の模様となって
TVモニター装置の画面上に現われ、画像を見づらくす
ることがある。すなわち、このような網目状模様は、伝
送されてきた画像となんら関係のないノイズにすぎない
のであり、このノイズがTVモニター装置の画面に現わ
れることによって、観察者による伝送画像の正確な観察
が妨げられる。
【0004】この発明は、上記に鑑み、イメージファイ
バ等の画像伝送媒体で伝送された画像の、その媒体に固
有のノイズを除去してモニター装置によって表示された
画像を見やすいものとすることができる、画像表示装置
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明による画像表示装置においては、画像を伝
送する画像伝送媒体と、該媒体に光学的に結合され、該
媒体を経て送られてきた画像を映像信号に変換する撮像
手段と、この映像信号中に含まれる上記媒体に固有の画
像ノイズ情報があらかじめ取り込まれる画像ノイズ情報
保持手段と、この画像ノイズ情報を用いて映像信号を補
正する補正手段と、補正された映像信号が送られる画像
表示手段とを有することが特徴となっている。
【0006】
【作用】画像ノイズ情報保持手段には、撮像手段により
得られた映像信号中に含まれる、イメージファイバなど
の画像伝送媒体に固有の画像ノイズに関する情報が、あ
らかじめ取り込まれる。この媒体に固有の画像ノイズと
いうのは、イメージファイバなどの画像伝送媒体では、
その画素つまりコアの各々の間の境界部分よりなる網目
状の模様であり、そのコアの配置関係は各イメージファ
イバにおいて固定であるから、イメージファイバと撮像
手段との光学的関係が定められれば、網目状の模様は、
そのイメージファイバと撮像手段との光学的関係ごとに
固有のものとなる。そこでこの同じイメージファイバ等
の画像伝送媒体とこれに同じ関係で光学的に結合してい
る撮像手段を用いるのであれば、どのような画像を伝送
・表示する場合でも、同じ網目状の模様がノイズとして
現われるので、上記のようにあらかじめ取り込んでおい
た画像ノイズ情報を用いて、映像信号を補正するなら、
この固有の画像ノイズを除去することが可能となる。そ
の結果、画像表示手段には、網目状の模様などの各伝送
媒体に固有の画像ノイズの除去された画像が表示される
ことになって、その表示画像は見易いものとなり、正確
な画像観察を行なうことができるようになる。
【0007】
【実施例】以下、この発明の好ましい一実施例について
図面を参照しながら詳細に説明する。図1において、光
学系(対物レンズ)11によって被写体の光学像がイメ
ージファイバ12の一端に結像し、このイメージファイ
バ12によって入力された光学像が他端に伝送される。
イメージファイバ12の他端から出射した光学像は光学
系(接眼レンズ)13を介してTVカメラ14により撮
像され、このTVカメラ14からビデオ信号が得られ
る。このビデオ信号はA/D変換器15によりデジタル
データに変換され、画像処理装置16、画像メモリ17
に送られる。画像処理装置16によって処理された画像
データはD/A変換器18によりアナログのビデオ信号
に戻され、TVモニター装置19に送られて表示され
る。
【0008】イメージファイバ12は、たとえば図2に
示すように、イメージサークル21の外周を石英ガラス
ジャケット22で覆い、さらにその周囲にコーティング
23を施して構成されたものを用いる。イメージサーク
ル21は、バンドルされた多数の光ファイバのクラッド
が一体になったような、マルチコアイメージファイバに
より構成される。すなわち、図3に端面の一部を拡大し
て示すように示すように、多数のコア24が共通のクラ
ッド25中に埋め込まれたようになっている。
【0009】この多数のコア24の一つずつが独立に光
を伝達するので、これらのコア24の各々がイメージフ
ァイバ12の画素となる。この画素数(コア数)は数千
〜数万であるのが普通であるから、通常、TVカメラ1
4の画素数よりも相当少ないものとなる。そのため、こ
のイメージファイバ12の各画素が網目状の模様となっ
てTVカメラ14からのビデオ信号に現われることにな
る。すなわち、コア24は上記の通り光を伝達するが、
その周囲のクラッド25は光を伝達しないので、TVモ
ニター装置19で表示される画像において、クラッド2
5の部分は暗い部分となり、これが網目状の模様とな
る。フラットな白い被写体をイメージファイバ12で伝
送し、TVカメラ14で撮像してそのままTVモニター
装置19に送って表示すると、図4に示すように網目状
の模様が現われる。
【0010】このような網目状の模様は被写体の画像に
関係のない、ノイズそのものであり、TVモニター装置
19で画像を観察する際の障害となるだけである。たと
えば、白地に黒の水玉模様の被写体の画像はTVモニタ
ー装置19の画面では図5のように現われる。黒い水玉
模様以外に網目状の模様が現われていることがわかる。
【0011】そこで、この実施例では画像データを画像
処理装置16で処理することにより、このノイズ(網目
状の模様)を除去するよう補正している。そのため、あ
らかじめ、網目状のノイズ画像に関するデータを取り込
んでおく。ここでは、たとえば磨りガラスを介して白色
光をイメージファイバ12の一端に入射させて他端から
の出力像をTVカメラ14により撮像してビデオ信号を
得、これをA/D変換器15を介して画像メモリ17に
記憶する。これにより図4のような網目状のノイズ画像
のみが画像メモリ17に記憶できたことになる。
【0012】実際の画像がイメージファイバ12によっ
て伝送され、そのビデオ信号が得られたとき、画像メモ
リ17を参照することによって画像処理装置16が画像
補正処理を行なう。たとえば、A/D変換されて得た画
像データの各画素の値(輝度)を、画像メモリ17に格
納されている各画素の値に基づき修正する。つまり画像
データの各画素の番地ごとに、網目状ノイズ画像の画素
値を画像メモリ17から読み出して、修正するのであ
る。これは、フラットな白い被写体についての図4に示
すような網目模様をなくして、白いフラットな画像に変
換するもので、網目模様の暗くなっている部分の輝度
を、周囲のコアの輝度変化に合わせて補正する操作を行
なうことに相当する。
【0013】画像処理装置16においてこのような画像
補正処理を受けた画像データをD/A変換してTVモニ
ター装置19で表示すれば、たとえば上記の白地に黒の
水玉模様の被写体の原画像(図5)に現われていた網目
模様が除去されて、図6に示すような白地に黒の水玉模
様のみが現われている画像をTVモニター装置19に表
示することができる。
【0014】具体的な画像処理方法としては、たとえば
つぎのようなものとすることができる。まず、上記のよ
うにフラットな白い被写体についての画像を得、この画
像について輝度がピークとなる座標を求める。たとえ
ば、図7(a)でに示すような白い被写体の画像につい
て、その水平の走査線A−A’上の輝度曲線を図7の
(b)のように求める。そして、X(水平)方向の各画
素位置が座標x1、x2、x3、…であるとして、この
輝度曲線についてピーク(凸)となる画素の座標(たと
えばx2、x5、x7、…)を求める。このような水平
ピーク座標を、垂直方向の各画素の座標位置ごとに求め
る。つまり水平の走査線A−A’を垂直方向に走査す
る。同様に垂直方向(Y方向、図の縦方向)の走査線に
ついてピークとなる画素の座標(垂直ピーク座標)を、
走査線を水平方向に走査させながら、水平方向各位置ご
とに求める。これらの水平・垂直ピーク座標を記憶し、
実際の観察画像が図8の(a)のように得られたら、ま
ず水平走査線A−A’について輝度曲線を図8の(b)
の実線のように求める。そして、この水平走査線A−
A’については上記の水平ピーク座標x2、x5、x
7、…が原画像の輝度を表わしているので、この座標上
の画素の輝度を求めて、隣り合うこれら座標上の画素の
輝度がリニアに変化するようにそれらの画素の間に位置
する画素の輝度値を補正する。これにより、図8の
(b)の点線で示すような、滑らかに変化する輝度曲線
が得られる。これを垂直方向の各位置の水平走査線ごと
に行なうとともに、垂直走査線についても同様の処理を
行なう。さらに画質を高めるためには、45°斜めの直
交する2方向でも同様の処理を行なって補正することが
望ましい。
【0015】なお、上記では、画像メモリ17にノイズ
画像を全画面について記憶しておき、画像処理装置16
が、画像メモリ17をアクセスすることによりノイズ画
像についての各画素の情報を読み出して修正処理を行な
う構成としているが、画像メモリ17に格納しておくノ
イズ画像の情報は全画面についてのものとせず、イメー
ジファイバ12におけるコアの配列の規則性からその最
小単位の領域のみとしてもよい。その場合、その最小単
位の領域のノイズ画像データを、他の領域についても適
用するのである。また、その最小単位の領域のノイズ画
像データは、単にその領域内のすべての画素の値を保持
するのではなく、その代表的な複数位置についての画素
値のみを保持するようにしてもよい。代表的な画素の中
間の位置の画素値は、画像処理装置16が計算によって
求めるのである。その場合、計算式(計算方法・手順)
をも画像メモリ17あるいは別のメモリに記憶させるよ
うにしてもよい。
【0016】その他、この発明の趣旨を逸脱しない範囲
で種々の変更が可能である。たとえば、網目模様の補正
処理方法は上記のようなものだけに限らず、さまざまな
ハードウェア的あるいはソフトウェア的な方法がとり得
る。また画像伝送媒体もイメージファイバに限定される
わけではない。
【0017】
【発明の効果】以上実施例について説明したように、こ
の発明の画像表示装置によれば、イメージファイバ等の
画像伝送媒体で画像を伝送し、映像信号に変換した上で
モニター装置で表示する場合に、その画像伝送媒体に固
有のノイズを除去して、伝送された画像を表示すること
が可能となり、画像の観察が容易になって正確な判断を
行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかる画像表示装置のブ
ロック図。
【図2】同実施例のイメージファイバを示す斜視図。
【図3】同実施例のイメージファイバにおけるコア配列
を示す拡大図。
【図4】網目状模様の画像ノイズ例を示す図。
【図5】網目状模様の画像ノイズにより害された伝送画
像例を示す図。
【図6】網目状模様の画像ノイズが除去された伝送画像
例を示す図。
【図7】白い被写体画像の一部とその輝度曲線を示す
図。
【図8】実際の被写体画像の一部とその輝度曲線を示す
図。
【符号の説明】
11、13 光学系 12 イメージファイバ 14 TVカメラ 15 A/D変換器 16 画像処理装置 17 画像メモリ 18 D/A変換器 19 TVモニター装置 21 イメージサークル 22 石英ガラスジャケット 23 コーティング 24 コア 25 クラッド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を伝送する画像伝送媒体と、該媒体
    に光学的に結合され、該媒体を経て送られてきた画像を
    映像信号に変換する撮像手段と、この映像信号中に含ま
    れる上記媒体に固有の画像ノイズ情報があらかじめ取り
    込まれる画像ノイズ情報保持手段と、この画像ノイズ情
    報を用いて映像信号を補正する補正手段と、補正された
    映像信号が送られる画像表示手段とを備えることを特徴
    とする画像表示装置。
JP7070776A 1995-03-03 1995-03-03 画像表示装置 Pending JPH08242395A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7070776A JPH08242395A (ja) 1995-03-03 1995-03-03 画像表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7070776A JPH08242395A (ja) 1995-03-03 1995-03-03 画像表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08242395A true JPH08242395A (ja) 1996-09-17

Family

ID=13441270

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7070776A Pending JPH08242395A (ja) 1995-03-03 1995-03-03 画像表示装置

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