JPH08242392A - 同期処理回路 - Google Patents

同期処理回路

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JPH08242392A
JPH08242392A JP7045695A JP4569595A JPH08242392A JP H08242392 A JPH08242392 A JP H08242392A JP 7045695 A JP7045695 A JP 7045695A JP 4569595 A JP4569595 A JP 4569595A JP H08242392 A JPH08242392 A JP H08242392A
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JP
Japan
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signal
circuit
frame
synchronization
synchronization signal
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JP7045695A
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English (en)
Inventor
Yasutaka Tsuru
康隆 都留
Takumi Okamura
巧 岡村
Miyuki Shirahata
美由紀 白幡
Masaaki Matsukawa
昌章 松川
Toshinori Murata
敏則 村田
Takahiro Mizuguchi
高宏 水口
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Hitachi Ltd
Hitachi Advanced Digital Inc
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Hitachi Ltd
Hitachi Video and Information System Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フレーム同期信号とパターンが類似する類似
パターン信号へ誤って同期を確立しようとした場合で
も、数ラインでその誤りを検知して再びフレーム同期信
号への同期確立動作にはいることができるようにする。 【構成】 内部同期信号発生回路104が発生する内部
水平同期信号のタイミングにおいて、入力MUSE信号
の水平同期信号の有無を判定する水平同期判定回路10
9と、この水平同期判定回路109の判定結果によって
フレーム同期の確立を判断する後方保護回路110とを
設け、水平同期信号なしと判定される場合には、検出フ
レーム同期信号が類似パターン信号による誤りであった
と判断して、フレーム基準信号発生回路103は再びフ
レーム基準信号を出力するための検出フレーム同期信号
を待ち受ける状態となり、正規のフレーム同期信号への
同期確率をすばやく実施可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン信号、特
に、MUSE方式ハイビジョン信号のデコード装置にお
ける同期処理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】広帯域のテレビジョン信号を帯域圧縮し
て伝送する方式の1つとして、MUSE方式が知られて
いる。このMUSE方式でエンコードされたMUSE信
号を受信し、広帯域のテレビジョン信号にデコードする
MUSEデコーダの同期処理回路については、二宮によ
る「MUSEハイビジョン伝送方式」(電子情報通信学
会)のpp.100〜113に詳しく記載されている。
【0003】MUSEデコーダの同期処理回路は、MU
SE信号に時分割多重されているフレーム同期信号の特
徴的なパターンを見つけ出すことにより、これをフレー
ム同期信号として検出し、検出したフレーム同期信号を
基準として内部フレーム同期信号などのタイミング制御
信号を発生する。
【0004】このフレーム同期信号の検出は、フレーム
同期信号パターンの特徴抽出によって行うため、フレー
ム同期信号とパターンが類似する類似パターンの信号を
フレーム同期信号と誤る場合がある。また、伝送路上で
歪を受けたり、ノイズが混入したりした場合には、フレ
ーム同期信号を検出できないこともある。
【0005】従って、MUSEデコーダの同期処理回路
では、一般的なディジタル信号受信システムの同期処理
回路と同様に、伝送路上でフレーム同期信号パターンが
歪みを受けても同期がはずれないようにする前方保護
と、上記類似パターン信号に対して誤って同期確立しな
いようにする後方保護という、2つの同期保護を施して
いる。
【0006】図8は従来の同期処理回路の一例を示すブ
ロック図であって、101はMUSE信号の入力端子、
102はフレーム同期信号検出回路、103はフレーム
基準信号発生回路、104は内部同期信号発生回路、1
05は後方保護回路、106は前方保護回路、107は
同期状態信号発生回路、108はPLL(Phase Lock
ed Loop)回路である。
【0007】以下、この同期処理回路の動作を説明す
る。
【0008】まず、入力端子101から入力されるMU
SE信号Aは、フレーム同期信号検出回路102とPL
L回路108とに供給される。フレーム同期信号検出回
路102は、MUSE信号でのフレーム単位を規定する
図2に示すようなパターンのフレーム同期信号を検出
し、これを検出した時点で検出フレーム同期信号Bを出
力する。この検出フレーム同期信号Bは、フレーム基準
信号発生回路103,後方保護回路105及び前方保護
回路106に供給される。
【0009】フレーム基準信号発生回路103は、同期
状態信号発生回路107が発生する同期ロック信号G
と、後方保護回路105が発生する後方保護期間信号E
との両方が出力されていないときに検出フレーム同期信
号Bが入力されると、これをフレーム基準信号Cとして
出力する。このフレーム基準信号Cは、内部同期信号発
生回路104と後方保護回路105とに供給される。
【0010】内部同期信号発生回路104は、フレーム
基準信号Cを基準として、内部フレーム同期信号や内部
水平同期信号などの内部同期信号を夫々、規定の周期で
もって繰り返し発生する。
【0011】後方保護回路105は、フレーム基準信号
Cが供給されると、後方保護動作に入る。後方保護動作
は類似パターン信号への同期確立を防ぐための動作であ
り、この後方保護動作の間、後方保護回路105は後方
保護期間信号Eをフレーム基準信号発生回路103に出
力する。また、後方保護回路105は、内部同期発生回
路104が発生する内部フレーム同期信号Dのタイミン
グで検出フレーム同期信号Bの有無を検出し、これによ
って検出フレーム同期信号Bが所定の回数連続して検出
された場合に、同期確立状態であると判断して後方保護
期間信号Eの出力を停止するとともに、同期確立信号F
を同期状態信号発生回路107へ出力する。同期状態信
号発生回路107は、後方保護回路105から同期確立
信号Fが供給されると、同期ロック信号Gを発生してフ
レーム基準信号発生回路103に供給する。
【0012】また、後方保護回路105は、内部フレー
ム同期信号Dのタイミングでの検出フレーム同期信号B
の検出が所定の回数連続して検出されなかった場合に
は、その時点で、前に検出されたのは検出フレーム同期
信号Bではなく類似パターン信号による誤りと判断し、
後方保護期間信号Eの出力を停止する。このときには、
同期確立信号Fを出力しない。従って、同期状態信号発
生回路107も同期ロック信号Gを出力しない。これに
より、フレーム基準信号発生回路103は、後方保護期
間信号Eと同期ロック信号Gとの両方が供給されなくな
るため、再びフレーム基準信号Cを出力するための検出
フレーム同期信号Bを待ち受ける状態になる。
【0013】前方保護回路106は、同期状態信号発生
回路107から同期ロック信号Gが供給されると、前方
保護動作に入る。前方保護動作は、これまで検出されて
いたフレーム同期信号が検出されなくなっても、同期確
立状態を保持するための動作であり、検出フレーム同期
信号Bが内部フレーム同期信号Dのタイミングで検出さ
れない状態が所定の回数連続しても、同期確立状態であ
るとするものである。しかし、検出フレーム同期信号B
が検出されない状態の連続回数がこの所定の回数を越え
る場合には、前方保護回路106は同期がはずれたと判
断する。この判断結果Hにより、同期状態信号発生回路
107は同期ロック信号の出力を停止する。これによ
り、フレーム基準信号発生回路103は再びフレーム基
準信号Cを出力するための検出フレーム同期信号Bを待
ち受ける状態になる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の動作で
は、フレーム同期信号にパターンが類似する類似パター
ン信号への同期確立を防ぐために、後方保護動作とし
て、内部フレーム同期信号と検出フレーム同期信号との
タイミングが数回連続して一致した場合にのみ、同期確
立状態であると判断する。これは、ランダムノイズが一
定の周期で同じように発生する確率が極めて小さいこと
を利用したものであり、ノイズによって偶然生じる類似
パターン信号への同期確立を防ぐための有効な手段であ
る。
【0015】しかし、この方式では、フレーム基準信号
のもとになった検出フレーム同期信号が類似パターン信
号によるものであると判断するまでに、最低1フレーム
期間を要する。このため、ノイズなどで類似パターン信
号を誤ってフレーム同期信号と判断した場合に、本来の
フレーム同期信号を検出し、この正規のフレーム同期信
号に対して同期確立を行なうまでに時間がかかるという
問題がある。
【0016】本発明の目的は、かかる問題を解消し、類
似パターン信号を誤ってフレーム同期信号と判断した場
合でも、それが正しいフレーム同期信号であるか否かを
迅速に判断し、すばやく本来のフレーム同期信号へ同期
確立できる後方保護機能を有する同期処理回路を提供す
ることにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、内部同期信号発生回路が発生する内部水
平同期信号のタイミングで入力MUSE信号の水平同期
信号の有無を判定する水平同期判定回路と、水平同期判
定回路の判定結果を用いる後方保護回路とを設け、前記
後方保護回路での判定結果を基に同期確立を判断する。
【0018】
【作用】同期確立状態でないときには、フレーム基準信
号発生回路は、フレーム同期信号検出回路で初めに検出
した検出フレーム同期信号により、フレーム基準信号を
出力する。このフレーム基準信号によって、内部同期信
号発生回路はフレーム基準信号を基準とする内部フレー
ム同期信号、内部水平同期信号及びその他の内部同期信
号を発生し、且つ後方保護回路は後方保護動作を開始す
る。
【0019】水平同期判定回路は、前記内部水平同期信
号のタイミングで入力MUSE信号の水平同期信号の有
無を判定する。
【0020】水平同期判定回路で水平同期信号有りと判
定される場合には、その判定結果が供給される後方保護
回路は同期が確立していると判断して後方保護動作を停
止し、同期状態信号発生回路に働きかけて同期ロック信
号を出力させることにより、前方保護回路での前方保護
動作を始めさせる。
【0021】水平同期判定回路で水平同期信号なしと判
定される場合には、その判定結果により、後方保護回路
は、検出フレーム同期信号が類似パターン信号による誤
りであったと判断して後方保護動作を停止する。これに
より、フレーム基準信号発生回路は、再びフレーム基準
信号を出力するための検出フレーム同期信号を待ち受け
る状態になる。
【0022】このような後方保護動作をすることによっ
て、誤って類似パターン信号による検出フレーム同期信
号でフレーム基準信号を発生した場合でも、その後1ラ
イン毎に到来する水平同期信号の有無により、ライン単
位で誤りを発見し、フレーム同期信号として誤って検出
した類似パターン信号への同期確立動作を停止し、正規
のフレーム同期信号の検出を待機するので、すばやく本
来のフレーム同期信号への同期確立を行なうことが可能
となる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。図1は本発明による同期処理回路の一実施例を示す
ブロック図であって、109は水平同期判定回路、11
0は後方保護回路であり、図8に対応する部分には同一
符号を付けて重複する説明を省略する。
【0024】以下に、この実施例の動作を説明する。
【0025】入力端子101から入力されたMUSE信
号は、フレーム同期信号検出回路102,PLL回路1
08及び水平同期判定回路109に供給される。
【0026】同期が確立していない状態では、即ち、同
期状態信号発生回路107が同期ロック信号Gを出力し
ていない状態では、上記従来技術と同様に、フレーム同
期信号検出回路102が出力される検出フレーム同期信
号Bにより、フレーム基準信号発生回路103はフレー
ム基準信号Cを発生する。このフレーム基準信号Cを基
準として、内部同期信号発生回路104は内部フレーム
同期信号Dや内部水平同期信号Iを発生する。
【0027】水平同期判定回路109は、内部同期信号
発生回路104からの内部水平同期信号Iのタイミング
で入力MUSE信号Aの水平同期信号の有無を判断す
る。この判断結果Jは、後方保護回路110に供給され
る。
【0028】後方保護回路110は、フレーム基準信号
Cによって後方保護動作を開始し、後方保護期間信号E
を出力してフレーム基準信号発生回路103に供給す
る。そして、所定の期間内に水平同期判定回路109か
ら水平同期信号有りの判断結果Jがあると、後方保護回
路110は同期が確立していると判断し、後方保護期間
信号Eの出力を停止するとともに、同期確立信号Fを同
期状態信号発生回路107に供給する。
【0029】同期状態信号発生回路107は、後方保護
回路110から同期確立信号Fが供給されると、同期ロ
ック信号Gを発生してフレーム基準信号発生回路103
に供給する。
【0030】また、後方保護回路110は、所定の期間
内に水平同期判定回路109から水平同期信号有りの判
断結果Jがないと、フレーム同期信号検出回路102で
検出されるのは検出フレーム同期信号でなく類似パター
ン信号の誤りと判断して、後方保護期間信号Eの出力を
停止する。これにより、フレーム基準信号発生回路10
3は、後方保護期間信号Eと同期ロック信号Gとの両方
が供給されなくなるため、再びフレーム基準信号Cを出
力するための検出フレーム同期信号Bを待ち受ける状態
になる。
【0031】このようにして、この実施例では、類似パ
ターン信号をフレーム同期信号と誤ってフレーム基準信
号を出力しても、水平同期信号の有無から数ラインでそ
の誤りを検知してフレーム基準信号を出力できる状態に
戻れるから、フレーム同期信号に類似したパターンが存
在した場合でも、正規のフレーム同期信号への同期確立
を早期に実現することができる。
【0032】さらに、同期確立の判定を上記従来技術よ
りも速く行なえるため、例えば、クランプ制御動作など
におけるように、同期確立状態とそうでない状態での動
作を切り替える場合、その切替えを迅速に行なうことが
でき、デコード処理の早期安定化を図ることができる。
【0033】ここで、図1における水平同期判定回路1
09の一具体例について説明する。
【0034】前にも述べたように、水平同期判定回路1
09は、内部水平同期信号Iと入力MUSE信号Aにお
ける水平同期信号とのタイミングが一致しているか否か
を判定する。
【0035】しかし、フレーム同期信号検出回路102
の動作において、特開昭61−248674号公報に述
べられているように、検出フレーム同期信号Bのタイミ
ングは、入力MUSE信号Aにおけるフレーム同期信号
のタイミングに対して、1クロック程度ずれることがあ
る。このとき、この検出フレーム同期信号Bによるフレ
ーム基準信号Cを基準として発生される内部水平同期信
号Iは、入力MUSE信号Aの水平同期信号タイミング
に対して1クロック程度ずれる。
【0036】水平同期信号のパターンは、図3に示すよ
うに、第1サンプルから第11サンプルまでの11サン
プルで構成されており、1クロックずれていると、簡単
なパターン検出方法では水平同期信号が検出できなくな
る。従って、この実施例における水平同期判定回路10
9は、このような1クロック分のずれがあっても、水平
同期信号の判定が行なえるものでなければならない。
【0037】図4はかかる水平同期判定回路109の一
具体例を示すブロック図であって、401はMUSE信
号Aの入力端子(図1における入力端子101に接続さ
れている)、402は内部同期信号発生回路104(図
1)からの内部水平同期信号Iの入力端子、403はデ
ータ取込み及びデータ抽出回路、404は制御信号aの
入力端子、405は制御信号bの入力端子、406は制
御信号cの入力端子、407はパターン検出回路、40
8は水平同期判定結果Jの出力端子である。
【0038】同図において、まず、入力端子401から
入力されたMUSE信号Aは、データ取込み及びデータ
抽出回路403に供給される。このデータ取込み及びデ
ータ抽出回路403では、入力MUSE信号Aの中か
ら、入力端子402から供給される内部水平同期信号I
を基準としたサンプル番号3からサンプル番号9までの
7つのサンプルデータを取り出す。
【0039】そして、入力端子404から制御信号aが
入力されると、データ取込み及びデータ抽出回路403
は、これら取り込んだサンプルデータの中からサンプル
番号3,5,7の3つのサンプルデータ(以下、これを
データ群aという)を抽出してパターン検出回路407
に供給する。また、入力端子405から制御信号bが入
力されると、データ取込み及びデータ抽出回路403は
これら取り込んだサンプルデータの中からサンプル番号
4,6,8の3つのサンプルデータ(以下、これらを、
データ群bという)を抽出してパターン検出回路407
に供給する。さらに、入力端子406から制御信号cが
供給されると、データ取込み及びデータ抽出回路403
は取り込んだサンプルデータの中からサンプル番号5,
7,9の3つのサンプルデータ(これらを、以下、デー
タ群cという)を抽出してパターン検出回路407に供
給する。
【0040】パターン検出回路407は、データ取込み
及びデータ抽出回路403から供給される3つのサンプ
ルデータの内の1つが、MUSE信号に規定されている
水平同期信号のサンプル番号4,6,8の振幅とほぼ一
致していれば、パターン一致信号を出力する。例えば、
入力MUSE信号Aの水平同期信号のタイミングと内部
水平同期信号Iのタイミングとが一致している場合、こ
れら2つの信号のタイミングは図5に示すようになる。
【0041】制御信号aによってデータ取込み及びデー
タ抽出回路403から供給されるデータ群aは、図5
(a)の丸印で示したサンプルデータである。この3つ
のサンプルデータは、破線で示した水平同期信号のパタ
ーンと異なる。このため、パターン検出回路407はパ
ターン一致信号を出力しない。
【0042】制御信号bによってデータ取込み及びデー
タ抽出回路403から供給されるデータ群bは、図5
(b)の丸印で示したサンプルデータである。この3つ
のサンプルデータは、破線で示した水平同期信号のパタ
ーンと一致する。このため、パターン検出回路407は
パターン一致信号を出力する。
【0043】制御信号cによってデータ取込み及びデー
タ抽出回路403から供給されるデータ群cは、図5
(c)の丸印で示したサンプルデータである。この3つ
のサンプルデータは、破線で示した水平同期信号のパタ
ーンと異なる。このため、パターン検出回路407はパ
ターン一致信号を出力しない。
【0044】パターン検出回路407は、以上3つの制
御信号a,b,cによって決まる3つのデータ群a,
b,cの内、1つでもパターン一致信号が出力された場
合、水平同期信号有りと判定し、この判定結果Jを出力
端子408から出力して後方保護回路110(図1)に
供給する。
【0045】内部水平同期信号Iのタイミングが入力M
USE信号Aにおける水平同期信号のタイミングよりも
1クロック分遅れている場合、これら2つの信号のタイ
ミングは図6に示すようになる。この場合、制御信号
a,b,cによってパターン検出回路407に供給され
るデータ群a,b,cは夫々、図6(a),図6
(b),図6(c)の丸印で示したサンプルデータであ
る。パターン検出回路407は、データ群aでのパター
ン一致信号によって水平同期信号有りと判定し、この判
定結果Jを出力端子408から出力する。
【0046】また、内部水平同期信号Iのタイミングが
入力MUSE信号Aにおける水平同期信号のタイミング
よりも1クロック分進んでいる場合、これら2つの信号
のタイミングは図7に示すようになる。この場合、制御
信号a,b,cによってパターン検出回路407に供給
されるデータ群a,b,cは夫々、図7(a),図7
(b),図7(c)の丸印で示したサンプルデータであ
る。パターン検出回路407は、データ群cでのパター
ン一致信号によって水平同期信号有りと判定し、この判
定結果Jを出力端子408から出力する。
【0047】なお、ここでは、水平同期信号の立下り部
分のみを説明したが、立上り部分でも同様の動作を行な
う。
【0048】以上のような構成と動作をすることによ
り、水平同期判定回路109は、検出フレーム同期信号
Bの1クロック分のタイミングずれによって内部水平同
期信号Iに1クロック分のタイミングずれがあっても、
内部水平同期信号Iのタイミングに入力MUSE信号A
の水平同期信号が存在することを判定することができ
る。また、2クロック分のずれなど数クロック分のずれ
を考慮する場合には、図4でのデ−タ取込み及びデータ
抽出回路403でタイミングをずらしたデ−タ群を増や
すことによって対応できる。
【0049】なお、図4に示した水平同期判定回路10
9は一例を示すにすぎず、上記のようなパターン検出を
用いる方法以外でも、内部水平同期信号Iのタイミング
で入力MUSE信号Aの水平同期信号の存在の有無の判
定が行なえるものであれば、この構成例に限るものでは
ない。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
フレーム同期信号として誤検出した類似フレーム同期信
号に対して誤って同期を確立しようとした場合でも、数
ラインでその誤りを検知して再び新たなタイミングのフ
レーム同期信号への同期確立動作にはいることができ、
従って、すばやく正規のフレーム同期信号への同期確立
を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による同期処理回路の一実施例を示すブ
ロック図である。
【図2】MUSE方式で規定されているフレーム同期信
号を示す波形図である。
【図3】MUSE方式で規定されている水平同期信号を
示す波形図である。
【図4】図1における水平同期判定回路の一具体例を示
す図である。
【図5】図4に示した水平同期判定回路の一動作例の説
明図である。
【図6】図4に示した水平同期判定回路の他の動作例の
説明図である。
【図7】図4に示した水平同期判定回路のさらに他の動
作例の説明図である。
【図8】従来の同期処理回路の一例を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
101 MUSE信号の入力端子 102 フレーム同期信号検出回路 103 フレーム基準信号発生回路 104 内部同期信号発生回路 105 後方保護回路 106 前方保護回路 107 同期状態信号発生回路 108 PLL回路 109 水平同期判定回路 110 後方保護回路 401 MUSE信号の入力端子 402 内部水平同期信号の入力端子 403 データ取込み及びデータ抽出回路 404 制御信号aの入力端子 405 制御信号bの入力端子 406 制御信号cの入力端子 407 パターン検出回路 408 水平同期判定結果の出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白幡 美由紀 東京都小平市上水本町5丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内 (72)発明者 松川 昌章 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立画像情報システム内 (72)発明者 村田 敏則 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 水口 高宏 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所情報映像事業部内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハイビジョン受信機の同期処理回路にお
    いて、 フレーム同期信号を検出するフレーム同期信号検出回路
    と、 該フレーム同期信号検出回路で検出したフレーム同期信
    号を基準として内部水平同期信号を含む制御信号を発生
    する内部同期信号発生回路と、 該内部同期信号発生回路からの内部水平同期信号のタイ
    ミングで入力信号における水平同期信号の存在の有無を
    判定する水平同期判定回路と、 該水平同期判定回路の判定結果によってフレーム同期の
    確立を判断する後方保護回路とを具備することを特徴と
    する同期処理回路。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記水平同期判定回路は、 前記内部水平同期信号を基準タイミングとして入力信号
    のデ−タを取り込むとともに、取り込んだデータから特
    定のデータを抽出するデータ取込み及びデータ抽出回路
    と、 該データ取込み及びデータ抽出回路から抽出された特定
    のデータが規定の水平同期信号パターンと一致するか否
    かを判定し一致するとき、水平同期信号が存在すると判
    定する水平同期信号パターン検出回路とからなることを
    特徴とする同期処理回路。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記データ取込み及びデータ抽出回路から抽出された特
    定のデータが、一定のクロック数の範囲内において、規
    定の水平同期信号パターンと一致するか否かを判定する
    ことを特徴とする同期処理回路。
JP7045695A 1995-03-06 1995-03-06 同期処理回路 Pending JPH08242392A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5796444A (en) * 1994-09-29 1998-08-18 Texas Instruments Incorporated Synchronization detection circuit

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US5796444A (en) * 1994-09-29 1998-08-18 Texas Instruments Incorporated Synchronization detection circuit

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