JPH08242132A - パワーアンプ効率制御回路 - Google Patents

パワーアンプ効率制御回路

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JPH08242132A
JPH08242132A JP7045606A JP4560695A JPH08242132A JP H08242132 A JPH08242132 A JP H08242132A JP 7045606 A JP7045606 A JP 7045606A JP 4560695 A JP4560695 A JP 4560695A JP H08242132 A JPH08242132 A JP H08242132A
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JP
Japan
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power
power amplifier
power consumption
voltage
output
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JP7045606A
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Naoki Sugaya
直樹 菅谷
Kazuaki Kikuchi
一晃 菊地
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NEC Corp
NEC Saitama Ltd
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NEC Corp
NEC Saitama Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】パワーアンプの電力効率を自動的かつ容易に最
適化する。 【構成】出力レベル検知部4および自動利得制御部5
は、パワーアンプ1の出力電力が一定になるように制御
する。パワーアンプ1の出力側には可変容量ダイオード
6とコイル7とからなる可変インピーダンス回路を設け
る。可変容量ダイオード6は、電圧制御部10から供給
される印加電圧Vcに応じて容量を変化させ、可変イン
ピーダンス回路を誘導性ないし容量性に変化させる。消
費電力検知部11は、電源からパワーアンプ1へ供給さ
れる電流電圧を検知して消費電力を検知する。電圧制御
部10は、消費電力検知部11が検知した消費電力が最
小となるように印加電圧Vcを発生して可変容量ダイオ
ード6へ供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパワーアンプ効率制御回
路に関し、特に携帯無線機の消費電力を低減できるパワ
ーアンプ効率制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に携帯電話機等の携帯無線機におい
ては、通話時間を長くするために低消費電力が要求され
る。このためには、通話時に動作するパワーアンプの電
力効率を高める必要があり、例えば、特開平3−101
511号公報によって開示されているように、パワーア
ンプの出力電力制御用のバイアスを変化させる共に、パ
ワーアンプの出力側に接続された能動素子のバイアスを
変化させて出力整合を最適化している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した構成
においては、パワーアンプのバイアスに応じて出力整合
が最適化するように能動素子のバイアスを制御している
が、パワーアンプのバイアスに対応する能動素子の最適
バイアスは、電源電圧や周囲温度等によって変化するの
で、常に出力整合が最適化するように能動素子のバイア
スを制御することは困難であるという問題点を有してい
る。
【0004】本発明の目的は、パワーアンプの電力効率
を自動的かつ容易に最適化でき、携帯無線機の消費電力
を低減できるパワーアンプ効率制御回路を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のパワーアンプ効
率制御回路は、パワーアンプの出力レベルを検知して前
記パワーアンプの出力電力が一定になるように制御する
出力制御手段と、前記パワーアンプに供給される電源電
流電圧により前記パワーアンプの消費電力を検知する消
費電力検知手段と、印加電圧に応じて容量を変化させる
可変容量素子を含み前記パワーアンプの出力側に接続さ
れる可変インピーダンス回路と、前記消費電力検知手段
が検知した前記消費電力が最小となるように前記可変容
量素子の前記印加電圧を制御する電圧制御手段とを備え
る。
【0006】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0007】図1は本発明の一実施例を示すブロック図
である。ここで、パワーアンプ1は砒素FETを使用し
た電力増幅回路で構成され、アイソレータ2および送受
共用器フィルタ3を介して出力電力を送出している。
【0008】ところで、パワーアンプ1の電力効率は負
荷インピーダンスによって変化するので、アイソレータ
2を接続することにより負荷インピーダンスの変化を抑
えている。しかし、通常、アイソレータ2の定在波比
(VSWR)は1.5以内に規定されており、この定在
波比1.5以内の範囲でパワーアンプ1の負荷インピー
ダンスが容量性になったり誘導性になったり変化するの
で、パワーアンプ1の電力効率に影響を与えることにな
る。このような変化に対してパワーアンプ1の電力効率
を最適化するために、パワーアンプ1の出力側に可変容
量ダイオード6とコイル7とからなる可変インピーダン
ス回路を設けている。
【0009】可変容量ダイオード6は、電圧制御部10
から抵抗9を介して供給される印加電圧Vcに応じて容
量を変化させるので、可変インピーダンス回路は印加電
圧Vcに応じて誘導性ないし容量性に変化し、負荷イン
ピーダンスとの整合をとることができる。なお、コンデ
ンサ8は直流阻止用コンデンサである。
【0010】さて、パワーアンプ1の電力効率が最大と
なるのは、パワーアンプ1の出力電力が一定であれば、
パワーアンプ1の消費電力が最小になるときである。す
なわち、パワーアンプ1の出力電力が一定になるように
制御し、電源からパワーアンプ1へ供給される消費電力
を検知し、この消費電力が最小となるように可変容量ダ
イオード6を制御すれば、パワーアンプ1の電力効率を
自動的かつ容易に最適化できる。
【0011】すなわち、出力レベル検知部4および自動
利得制御部5を設けてパワーアンプ1の出力電力が一定
になるように制御し、また、消費電力検知部11を設
け、電源からパワーアンプ1へ供給される電流電圧を検
知して消費電力を求め、更に、電圧制御部10を設け、
消費電力検知部11が検知した消費電力が最小となるよ
うに印加電圧Vcを発生して可変容量ダイオード6に供
給することにより、パワーアンプ1の電力効率を自動的
かつ容易に最適化でき、消費電力を低減できる。
【0012】なお、電源電圧が一定であれば、パワーア
ンプ1の消費電力は供給電流に比例するので、消費電力
検知部11はパワーアンプ1への供給電流を検知すれば
よく、従って、電圧制御部10は供給電流が最小となる
ように印加電圧Vcを発生すればよい。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、パ
ワーアンプの出力電力が一定になるように制御し、パワ
ーアンプの出力側に可変容量素子を含む可変インピーダ
ンス回路を接続し、パワーアンプの消費電力を検知して
消費電力が最小となるように可変容量素子の印加電圧を
制御することにより、パワーアンプの電力効率を自動的
かつ容易に最適化でき、従って、携帯無線機の消費電力
を低減できて通話時間を長くすることができるという効
果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 パワーアンプ 4 出力レベル検知部 5 自動利得制御部 6 可変容量ダイオード 10 電圧制御部 11 消費電力検知部 Vc 印加電圧
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03H 11/30 8731−5J H03H 11/30

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パワーアンプの出力レベルを検知して前
    記パワーアンプの出力電力が一定になるように制御する
    出力制御手段と、前記パワーアンプに供給される電源電
    流電圧により前記パワーアンプの消費電力を検知する消
    費電力検知手段と、印加電圧に応じて容量を変化させる
    可変容量素子を含み前記パワーアンプの出力側に接続さ
    れる可変インピーダンス回路と、前記消費電力検知手段
    が検知した前記消費電力が最小となるように前記可変容
    量素子の前記印加電圧を制御する電圧制御手段とを備え
    ることを特徴とするパワーアンプ効率制御回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1137192A1 (en) * 2000-03-18 2001-09-26 Siemens Aktiengesellschaft Radio station for transmitting signals
US7184738B2 (en) 1997-03-14 2007-02-27 Kabushiki Kaisha Toshiba Radio apparatus
WO2008111196A1 (ja) * 2007-03-14 2008-09-18 Panasonic Corporation 電力制御回路及び電力増幅器の電力制御方法
JP2008252267A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Japan Radio Co Ltd 高周波電力増幅器

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