JPH08241618A - シーリングライトの取付装置 - Google Patents

シーリングライトの取付装置

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JPH08241618A
JPH08241618A JP4522495A JP4522495A JPH08241618A JP H08241618 A JPH08241618 A JP H08241618A JP 4522495 A JP4522495 A JP 4522495A JP 4522495 A JP4522495 A JP 4522495A JP H08241618 A JPH08241618 A JP H08241618A
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Kyoji Kawakita
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DAIKO DENKI KK
DAIKO ELECTRIC
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DAIKO DENKI KK
DAIKO ELECTRIC
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V3/00Globes; Bowls; Cover glasses
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V17/00Fastening of component parts of lighting devices, e.g. shades, globes, refractors, reflectors, filters, screens, grids or protective cages
    • F21V17/06Fastening of component parts of lighting devices, e.g. shades, globes, refractors, reflectors, filters, screens, grids or protective cages the fastening being onto or by the lampholder

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 引っ掛けシーリングタイプで、かつ密閉形グ
ローブを用いながら、過大なグローブねじ込み力が作用
した場合に本体側の破損を防止する。 【構成】 グローブ26がねじ込まれるアダプタ25
と、シーリングソケット11との間で、弾性接触子30
と正八角形のクラッチ面29とにより、グローブねじ込
み方向のアダプタ25の回転力に対して一定の抵抗を付
与する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は住宅の玄関や洗面所等に
おいてシーリングライト(白熱灯または蛍光灯)を天井
面に直付けするためのシーリングライトの取付装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の所謂引っ掛け式のシーリングライ
トの取付装置を図9に示している。
【0003】この装置は、予め電源に接続された状態で
天井面Aに直付けされるシーリングボディ1と、白熱灯
等の照明灯Bがねじ込まれるシーリングソケット2と、
このシーリングソケット2の外周ねじ部3にねじ込まれ
る締付リング4とによって構成される。
【0004】シーリングボディ1には、下面両側に一対
の取付溝5,5、シーリングソケット2には、基部6の
上面両側に一対の引っ掛け爪7,7がそれぞれ設けら
れ、この引っ掛け爪7,7を取付溝5,5に挿入し、所
定角度だけ回転させることによってシーリングソケット
2がシーリングボディ1に連結され、同時に電気的に接
続される。
【0005】この状態で、照明灯Bを覆うグローブ8の
上端部8aをシーリングソケット2の基部6に当接さ
せ、下側から締付リング4をねじ込むことにより、グロ
ーブ上端部8aをソケット基部6とこの締付リング4と
の間に挟み込んで固定する。
【0006】このような引っ掛けシーリングタイプの装
置においては、グローブ8内に手を入れて締付リング4
を締め込む操作を要することから、グローブ下面側が開
放している(開放形グローブを用いる)必要がある。
【0007】従って、このままの構成では、下面側が閉
塞した密閉形グローブを用いることができず、この点で
用途が制限される等の不都合があった。
【0008】そこで、密閉形グローブを引っ掛けシーリ
ングタイプのものに用いる手段として、図10に示すよ
うに、雌ねじ9a付きのリング状のアダプタ9をソケッ
ト基部6と締付リング4との間に挟み込み、このアダプ
タ9に密閉形グローブ10の上端雄ねじ10aをねじ込
む構成をとることが考えられる。
【0009】この場合、グローブ10をねじ込む際のア
ダプタ9の共回りを防止するために、アダプタ9をシー
リングソケット2に対して回り止めしておく必要があ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この構成を
とると、グローブ10を、取付状態でがたつかないよう
に十分にねじ込もうとするあまり、ねじ込み終端で過大
なねじ込み力が加えられ、このねじ込み力がアダプタ9
を通じてシーリングソケット2に、さらに引っ掛け爪
7,7を通じてシーリングボディ1に伝えられてこれら
が破損するおそれが大きい。
【0011】そこで本発明は、引っ掛けシーリングタイ
プで、かつ密閉形グローブを用いながら、過大なグロー
ブねじ込み力が作用しても本体側(シーリングソケット
およびシーリングボディ)を保護してこれらの破損を防
止することができるシーリングライトの取付装置を提供
するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、天井
面に直付けされるシーリングボディと、このシーリング
ボディに着脱自在に連結されて電気的に接続されるシー
リングソケットと、このシーリングソケットの外周に取
付けられる締付部材と、シーリングソケットの外周に嵌
め込まれた状態でシーリングソケットの基部と上記締付
部材との間に挟み込まれて取付けられるリング状のアダ
プタと、このアダプタに上端部がねじ込まれて取付けら
れるグローブとを具備し、上記シーリングソケットとア
ダプタの相嵌合する部分において、いずれか一方に、他
方側に向かうバネ力を付与された弾性接触子、他方にこ
の弾性接触子が弾性的に接触してグローブねじ込み方向
のアダプタの回転力に対して一定の抵抗を付与するクラ
ッチ面がそれぞれ設けられてなるものである。
【0013】請求項2の発明は、天井面に直付けされる
シーリングボディと、このシーリングボディに着脱自在
に連結されて電気的に接続されるシーリングソケット
と、このシーリングソケットの外周に取付けられる締付
部材と、シーリングソケットの外周に嵌め込まれた状態
でシーリングソケットの基部と上記締付部材との間に挟
み込まれて取付けられるリング状のアダプタと、このア
ダプタに上端部がねじ込まれて取付けられるグローブと
を具備し、上記アダプタは、上記シーリングソケットに
対して回り止めされた状態で外嵌される内周側部材と、
この内周側部材に外嵌されてグローブの上端部がねじ込
まれる外周側部材とから成り、この内周側および外周側
両部材の相嵌合する部分において、いずれか一方に、他
方側に向かうバネ力を付与された弾性接触子、他方にこ
の弾性接触子が弾性的に接触してグローブねじ込み方向
の外周側部材の回転力に対して一定の抵抗を付与するク
ラッチ面がそれぞれ設けられてなるものである。
【0014】請求項3の発明は、請求項1または2の構
成において、クラッチ面が多角形に形成されたものであ
る。
【0015】請求項4の発明は、請求項1または2の構
成において、クラッチ面が、周方向に間隔を置いて凸部
を備えた凹凸面に形成されたものである。
【0016】請求項5の発明は、請求項1乃至4の構成
において、弾性接触子が、グローブねじ戻し方向の回転
力に対してグローブねじ込み方向の回転力に対してより
も大きな抵抗を発揮するラチェット爪として構成された
ものである。
【0017】
【作用】請求項1の構成によると、グローブねじ込み力
が弾性接触子とクラッチ面の回転抵抗を超えない範囲で
は、この回転抵抗によってアダプタがシーリングソケッ
トに対して回り止めされる。
【0018】一方、グローブねじ込み力が上記回転抵抗
を超えると、弾性接触子がクラッチ面に対してスリップ
するため、アダプタがシーリングソケットに対して空回
りする。
【0019】従って、弾性接触子とクラッチ面の回転抵
抗を、通常のグローブねじ込み力よりも大きくて、本体
側の破損が生じるほど大きなグローブねじ込み力よりも
小さい値に設定しておくことにより、アダプタの共回り
を防止しながらグローブを終端までねじ込むことがで
き、それ以降の過大なねじ込み力に対してはアダプタの
空回りによって本体側を保護することができる。
【0020】すなわち、引っ掛けシーリングタイプで、
かつ、密閉形グローブを用いながら、グローブのねじ込
み過ぎによる本体側の破損を防止することができる。
【0021】一方、請求項2の構成によると、アダプタ
が、シーリングソケットに対して回り止めされた内周側
部材と、これに外嵌された外周側部材とに分割され、こ
の両部材間で上記回り止め・スリップ作用が行われる。
【0022】この場合、回り止め作用とスリップ作用の
切換えが、請求項3の構成では多角形のクラッチ面によ
って、請求項4の構成では凹凸状のクラッチ面によって
それぞれ行われる。
【0023】請求項3の構成によると、多角形のクラッ
チ面によって回転抵抗が漸増し、そのピークでスリップ
作用が働くため、この切換えがショックなしで滑らかに
行われる。これに対し、請求項4の構成によると、凸部
で回転抵抗が急増してスリップ作用が働くため、グロー
ブのねじ込み終端を手応えではっきりと認識することが
でき、無駄なスリップ回転が少なくてすむ。
【0024】また、請求項5の構成によると、弾性接触
子がラチェット爪として構成されたことによって一方向
クラッチ作用が働き、照明灯交換等のためにグローブを
取外す際のアダプタ(請求項1の場合)またはアダプタ
外周側部材(請求項2の場合)の共回りを確実に防止す
ることができる。このため、これらを手で拘束する等の
共回り防止操作が不要となる。
【0025】
【実施例】本発明の実施例を図1〜図8によって説明す
る。
【0026】なお、以下の実施例において、図9,10
に示す従来装置と同一部分には同一符号を付して示し、
その重複説明を省略する。
【0027】第1実施例(図1〜図6参照) 図1,2において、11はシーリングソケット、12は
締付部材である。
【0028】シーリングソケット11は、ほぼ円形の基
部13と円筒状の胴部14とから成り、シーリングボデ
ィ1の取付溝(図示しない)に挿入・係止される一対の
引っ掛け爪15,15が基部13から上向きに突出して
いる。
【0029】なお、基部13と胴部14は、端子組立等
の都合のため別部材として形成され、ねじ16,16に
よって連結されている。
【0030】締付部材12は、図1〜図3に示すよう
に、上端に鍔17aを備えた短円筒状の上部リング17
に、この上部リング17よりも大径の短円筒状の下部リ
ング18が、互いの間に圧縮コイルバネ(以下、単にバ
ネという)19が介装された状態で軸方向にスライド自
在に嵌合連結されて成っている。
【0031】上部リング17と下部リング18の連結構
造を説明すると、図3に示すように上部リング17の外
周面に連結溝20、下部リング18の上端部内周面に凸
部21がそれぞれ一対ずつ対称配置で設けられている。
【0032】連結溝20は、下向きに開放した出入口溝
部20aと、この出入口溝部20aから周方向に所定角
度(たとえば60°)範囲に亘って延びる主連結溝部2
0bとから成っている。
【0033】出入口溝部20aおよび主連結溝部20b
は、それぞれ凸部21が軸方向に所定範囲で移動しうる
軸方向寸法をもって形成され、凸部21が出入口溝部2
0aを介して主連結溝部20bに係合することによって
両リング17,18が軸方向に一定範囲で相対的にスラ
イド自在に嵌合連結されている。
【0034】また、連結溝20には、反転阻止用のスト
ッパ20cが主連結溝部20bの基端側に侵入する状態
で設けられ、このストッパ20cにより、凸部21の出
入口溝部20a側への反転、すなわち両リング17,1
8の分離が防止される。
【0035】さらに、凸部21がこのストッパ20cを
越えて反転しないように、図1に示すように連結溝20
の上端側を塞ぐ形で上部リング17の上端部(鍔17a
の付け根部分)にC形の止め輪22が装着されている。
【0036】一方、シーリングソケット11に対する締
付部材12の取付構造は、前記した締付部材12におけ
る両リング17,18の連結構造に類似したものとなっ
ている。
【0037】すなわち、図2,4に示すように、シーリ
ングソケット11における胴部14の下端部外周面に、
一対の係合溝23,23が対称配置で設けられている。
【0038】この係合溝23,23は、前記した締付部
材12における連結溝20と同様に、下向きに開放した
出入口溝部23aと、この出入口溝部23aの上端側か
ら周方向に所定角度(たとえば60°)範囲に亘って延
びる主係合溝部23bとからなるL字形に形成されてい
る。
【0039】また、主係合溝部23bの基端側に、反転
阻止用のストッパ23cが下側から同溝部23b内に侵
入する状態で設けられている。
【0040】一方、締付部材12側には、下部リング1
8の下端部内周面に一対の突起24,24が対称配置で
設けられ、この突起24,24が出入口溝部23aを介
して主係合溝部23bに嵌まり込むことによって締付部
材12がシーリングソケット2に取付けられる。
【0041】この締付部材12とシーリングソケット2
との間にリング状のアダプタ25が挟み込み固定され、
このアダプタ25に密閉形グローブ26が取付けられ
る。
【0042】このアダプタ25は、外周側に、グローブ
26の上端雄ねじ部26aがねじ込まれる雌ねじ筒部2
7、内周側に短円筒状の嵌合筒部28をそれぞれ有し、
この嵌合筒部28が、シーリングソケット11における
胴部14の上端部に外嵌する。
【0043】この胴部14の上端部外周面29は、図5
に示すように正八角形に形成され、この外周面(以下、
クラッチ面という)29と、アダプタ25の嵌合筒部2
8に周方向に一定間隔を置いて設けられた板バネからな
る複数の弾性接触子30…とによって回り止め・スリッ
プ作用が行われるようになっている。
【0044】すなわち、弾性接触子30…は、ほぼV字
形に形成され、一端固定、他端フリーの状態で嵌合筒部
28に取付けられ、V字の頂点である接触部30aがク
ラッチ面29に接触する。
【0045】このクラッチ面29は、図6に示すように
ソケット中心Oからの距離dが、各辺の中央点で最小と
なり、ここから角部に向かって漸増する。
【0046】従って、グローブ26のねじ込み時に、ア
ダプタ25にこのグローブねじ込み方向(図5,6の矢
印方向)の回転力が作用した場合、弾性接触子30…の
接触部30aとクラッチ面29との間に働く摩擦抵抗
(アダプタ回転抵抗)が、クラッチ面角部に向かって漸
増し、図6に示すように弾性接触子30…がクラッチ面
29との接触状態を保ったまま開き方向に弾性変形す
る。
【0047】これにより、クラッチ面角部でのアダプタ
回転抵抗が、 (A)グローブねじ込み時に、グローブ26が終端まで
ねじ込まれるまでにアダプタ25に作用する共回り力よ
りも大きく、 (B)グローブ26がねじ込み終端に到達した後にアダ
プタ25に作用する共回り力よりも小さくなるように、
弾性接触子30…のバネ力等を設定しておくことによ
り、 グローブ26の上端雄ねじ部26aがアダプタ25
の雌ねじ筒部27に対するねじ込み終端までねじ込まれ
るまではアダプタ25の共回りが防止され、 グローブ26がねじ込み終端までねじ込まれた後
は、弾性接触子30…がクラッチ面角部を乗り越えてア
ダプタ25が空回りすることとなる。
【0048】この回り止め・スリップ作用により、グロ
ーブ26をアダプタ25に対して終端まで確実にねじ込
むことができ、この通常のねじ込み力を超える回転力に
対してはスリップ作用が働いて本体側(シーリングソケ
ット11、シーリングボディ1)の破損を防止すること
ができる。
【0049】また、この構成によると、多角形のクラッ
チ面29によって回転抵抗が漸増し、そのピークでスリ
ップ作用が働くため、この切換えがショックなしで滑ら
かに行われる。
【0050】一方、弾性接触子30…は、図5,6矢印
方向と反対方向のアダプタ25の回転に対しては弾性変
形しないように、V字の一辺部が、嵌合筒部28に設け
られた凸壁28a(図5に示す)によって拘束されてい
る。
【0051】これにより、グローブ26を取外す際にア
ダプタ25に作用する共回り力に対しては、弾性接触子
30…がラチェット作用(回り止め作用)を発揮するた
め、アダプタ25を手で拘束しておく等の面倒な操作な
しでグローブ26を簡単に取外すことができる。
【0052】第2実施例(図7,8参照) 第1実施例との相違点のみを説明すると、第2実施例で
は、アダプタ31が、シーリングソケット11における
胴部14の上端部外周面29に外嵌された内周側部材3
2と、この内周側部材32に外嵌された外周側部材33
とによって構成されている。
【0053】内周側部材32の内周面32aは、胴部1
4の上端部外周面29に対応する正八角形に形成され、
この両面32a,29の嵌合によって内周側部材32が
シーリングソケット11に対して回り止めされている。
【0054】また、内周側部材32の外周面(以下、ク
ラッチ面という)34には、周方向に間隔を置いて複数
の凸部34a…が設けられている。
【0055】一方、外周側部材33に複数の弾性接触子
30…が設けられ、この弾性接触子30…の接触部30
aがクラッチ面33に弾性的に接触し、これらの間で回
り止め・スリップ作用が行われる。
【0056】すなわち、ソケット中心からクラッチ面3
4までの距離が、凸部34…で急激に大きくなり、弾性
接触子30…の接触部35aがこの凸部34に到達した
ときに内周側、外周側両部材32,33間に働く回転抵
抗が急増する。
【0057】従って、この回転抵抗が、 (A)グローブ26が終端までねじ込まれるまでに外周
側部材33に作用する共回り力よりも大きく、 (B)グローブ26がねじ込み終端に到達した後に外周
側部材33に作用する共回り力よりも小さくなるよう
に、弾性接触子30…のバネ力等を設定しておくことに
より、 グローブ26が終端までねじ込まれるまでは外周側
部材333の共回りが防止され、 グローブ26が終端までねじ込まれた後は、弾性接
触子30…がクラッチ面凸部34aを乗り越えて外周側
部材33が空回りすることとなる。
【0058】これにより、第1実施例と同様に、グロー
ブ26をアダプタ31(外周側部材33)に対してねじ
込み終端まで確実にねじ込むことができ、この通常のね
じ込み力を超える回転力に対してはスリップ作用が働い
て本体側(シーリングソケット11、シーリングボディ
1)の破損を防止することができる。
【0059】また、この第2実施例によると、第1実施
例の場合と異なり、凸部34で回転抵抗が急増してスリ
ップ作用が働くため、グローブ26のねじ込み終端を手
応えではっきりと認識することができ、無駄なスリップ
回転が少なくてすむ。
【0060】他の実施例 (1)上記第1実施例の変形例として、シーリングソケ
ット11側に弾性接触子30…、アダプタ25側にクラ
ッチ面29を設けてもよい。同様に、第2実施例の変形
例として、アダプタ31の内周側部材32に弾性接触子
30…、外周側部材33にクラッチ面34を設けてもよ
い。
【0061】(2)上記実施例では、締付部材12を、
上部リング17と下部リング18を互いの間にバネ19
を介在させた状態で嵌合連結して構成したが、この締付
部材として、図9,10に示す従来装置に用いられてい
る、シーリングソケット2にねじ込まれる締付リング4
を用いてもよい。
【0062】
【発明の効果】上記のように本発明によるときは、アダ
プタとシーリングソケットとの間(請求項1)、または
アダプタを構成する内周側部材と外周側部材との間で、
弾性接触子とクラッチ面とにより、グローブねじ込み方
向のアダプタの回転力に対して一定の抵抗を付与する構
成としたから、この回転抵抗を、通常のグローブねじ込
み力よりも大きくて、本体側の破損が生じるほど大きな
グローブねじ込み力よりも小さい値に設定しておくこと
により、アダプタまたは外周側部材の共回りを防止しな
がらグローブを終端までねじ込むことができ、それ以降
の過大なねじ込み力がに対してはアダプタまたは外周側
部材の空回りによって本体側を保護することができる。
【0063】すなわち、引っ掛けシーリングタイプで、
かつ、密閉形グローブを用いながら、グローブのねじ込
み過ぎによる本体側の破損を防止することができる。
【0064】また、請求項5の発明によると、弾性接触
子をラチェット爪状に形成したことによって一方向クラ
ッチ作用が働き、照明灯交換等のためにグローブを取外
す際のアダプタ(請求項1の場合)またはアダプタ外周
側部材(請求項2の場合)の共回りを防止することがで
きる。
【0065】すなわち、これらを手で拘束して共回りを
防止する操作が不要となり、グローブを簡単に取外すこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例にかかるシーリングライト
の取付装置を示す断面図である。
【図2】同実施例装置におけるシーリングソケットと締
付部材の分解斜視図である。
【図3】同装置における締付部材の分解斜視図である。
【図4】図1のIV−IV線拡大断面図である。
【図5】図1のV−V線拡大断面図である。
【図6】図5の一部拡大図である。
【図7】本発明の第2実施例にかかる装置の断面図であ
る。
【図8】図7のVIII−VIII線拡大断面図である。
【図9】従来装置を示す断面図である。
【図10】従来装置に密閉形グローブを用いる場合の構
成を示す断面図である。
【符号の説明】 1 シーリングボディ 11 シーリングソケット 12 締付部材 17 締付部材を構成する上部リング 18 同下部リング 19 同バネ 25 アダプタ 26 グローブ 29 クラッチ面 30… 弾性接触子 31 アダプタ 32 アダプタを構成する内周側部材 33 同外周側部材 34 クラッチ面 34a クラッチ面の凸部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井面に直付けされるシーリングボディ
    と、このシーリングボディに着脱自在に連結されて電気
    的に接続されるシーリングソケットと、このシーリング
    ソケットの外周に取付けられる締付部材と、シーリング
    ソケットの外周に嵌め込まれた状態でシーリングソケッ
    トの基部と上記締付部材との間に挟み込まれて取付けら
    れるリング状のアダプタと、このアダプタに上端部がね
    じ込まれて取付けられるグローブとを具備し、上記シー
    リングソケットとアダプタの相嵌合する部分において、
    いずれか一方に、他方側に向かうバネ力を付与された弾
    性接触子、他方にこの弾性接触子が弾性的に接触してグ
    ローブねじ込み方向のアダプタの回転力に対して一定の
    抵抗を付与するクラッチ面がそれぞれ設けられてなるこ
    とを特徴とするシーリングライトの取付装置。
  2. 【請求項2】 天井面に直付けされるシーリングボディ
    と、このシーリングボディに着脱自在に連結されて電気
    的に接続されるシーリングソケットと、このシーリング
    ソケットの外周に取付けられる締付部材と、シーリング
    ソケットの外周に嵌め込まれた状態でシーリングソケッ
    トの基部と上記締付部材との間に挟み込まれて取付けら
    れるリング状のアダプタと、このアダプタに上端部がね
    じ込まれて取付けられるグローブとを具備し、上記アダ
    プタは、上記シーリングソケットに対して回り止めされ
    た状態で外嵌される内周側部材と、この内周側部材に外
    嵌されてグローブの上端部がねじ込まれる外周側部材と
    から成り、この内周側および外周側両部材の相嵌合する
    部分において、いずれか一方に、他方側に向かうバネ力
    を付与された弾性接触子、他方にこの弾性接触子が弾性
    的に接触してグローブねじ込み方向の外周側部材の回転
    力に対して一定の抵抗を付与するクラッチ面がそれぞれ
    設けられてなることを特徴とするシーリングライトの取
    付装置。
  3. 【請求項3】 クラッチ面が多角形に形成されたことを
    特徴とする請求項1または2記載のシーリングライトの
    取付装置。
  4. 【請求項4】 クラッチ面が、周方向に間隔を置いて凸
    部を備えた凹凸面に形成されたことを特徴とする請求項
    1または2記載のシーリングライトの取付装置。
  5. 【請求項5】 弾性接触子が、グローブねじ戻し方向の
    回転力に対してグローブねじ込み方向の回転力に対して
    よりも大きな抵抗を発揮するラチェット爪として構成さ
    れたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載
    のシーリングライトの取付装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011243511A (ja) * 2010-05-20 2011-12-01 Panasonic Electric Works Co Ltd 照明器具
JP2012146668A (ja) * 2012-02-17 2012-08-02 Toshiba Lighting & Technology Corp 照明器具

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