JPH08241143A - コンピュータ装置 - Google Patents

コンピュータ装置

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Publication number
JPH08241143A
JPH08241143A JP7045270A JP4527095A JPH08241143A JP H08241143 A JPH08241143 A JP H08241143A JP 7045270 A JP7045270 A JP 7045270A JP 4527095 A JP4527095 A JP 4527095A JP H08241143 A JPH08241143 A JP H08241143A
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JP
Japan
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Withdrawn
Application number
JP7045270A
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English (en)
Inventor
Tsunenori Hasebe
恒規 長谷部
Masayuki Murayama
正之 村山
Tatsuo Matsumoto
竜男 松本
Nobunao Mizuochi
伸尚 水落
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH08241143A publication Critical patent/JPH08241143A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明に係るコンピュータ装置は、周辺機器
の稼働状態に応じて適切にレジューム機能による停止を
実現して、使い勝手の向上を図る。 【構成】本発明に係るコンピュータ装置は、停止時に、
主記憶装置1の情報を次の電源投入時の復旧に備えて退
避領域3に退避させた後、停止状態に移行させる起動停
止処理手段2を備えたコンピュータ装置であり、接続さ
れている周辺機器10−1〜10−nの稼働非稼働情報
及び前記周辺機器10−1〜10−nの種別に基づい
て、前記起動停止処理手段2による退避処理後に停止状
態に移行するか否かについて判定する判定手段4を具備
し、前記起動停止処理手段2が、前記判定手段4の判定
結果に基づき、退避処理後に停止状態に移行する処理を
実行または不実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は所謂レジューム停止
(終了)機能を備えたワークステーション、パーソナル
コンピュータ、ワードプロセッサ、その他計算機等であ
るコンピュータ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータシステムにおいて
は、停止後に再度起動し素早く元の状態から処理を行う
ことが可能なように、レジューム機能が備えられてい
る。このレジューム機能としては、主記憶装置の容量が
少ないものでは、システムの停止後もバッテリにより主
記憶装置の情報の揮発を防ぐ手法が知られている。しか
しながら、近年のソフトウエアの大容量化等により、ワ
ードプロセッサやパーソナルコンピュータにおいても、
主記憶装置の容量が大きくなってきている。この様な大
容量の主記憶装置を有する装置においては、装置の停止
時に主記憶装置の情報を磁気ディスク装置等の補助記憶
装置に退避させ、再度の起動時に上記補助記憶に退避さ
せられた情報を再び主記憶装置の同一領域に読み出し
て、前記停止時と同一状態を再現するようになってい
る。これにより、オペレータは停止したときの処理(例
えば、CADシステムでは、図面作成等)を停止した位
置から行うことができるものである。
【0003】しかしながら、レジューム機能による停止
が行われると、周辺機器の稼働状態によっては、停止し
た処理を再現できない場合が生じる。例えば、通常、プ
リンタ装置による印字時にレジューム停止を行っても、
再立ち上げ時にプリンタ装置が元の印字位置から次の印
字処理を行うことは期待できない。また、通信を行って
いる場合や外部記憶装置にアクセスしている場合も同様
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが従来のコンピ
ュータ装置は、レジューム停止の指示があると、単にレ
ジューム停止の処理を行うだけであり、停止したときの
状態を起動時において再現できない場合が生じていた。
また、レジューム停止時には主記憶装置等の情報を磁気
ディスク記憶装置等の補助記憶装置に退避させるため
に、多くの時間を要し、コンピュータ装置に対する電源
の供給を停止するわけに行かず、オペレータがなかなか
帰れない等の問題があった。
【0005】本発明は上記のような従来のコンピュータ
装置の問題点を解決せんとしてなされたもので、その目
的は、使い勝手が良いコンピュータ装置を提供すること
である。つまり、周辺機器の稼働状態に応じて適切にレ
ジューム機能による停止を実現して、使い勝手の向上を
図り、また、情報の退避処理時間を短縮化して使い勝手
の向上を図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1に記載の
コンピュータ装置は、停止時に、記憶装置の情報を次の
電源投入時の復旧に備えて退避領域に退避させた後、停
止状態に移行させる起動停止処理手段を備えたコンピュ
ータ装置であり、接続されている周辺機器の稼働非稼働
情報及び前記周辺機器の種別に基づいて、前記起動停止
処理手段による退避処理後に停止状態に移行するか否か
について判定する判定手段を具備し、前記起動停止処理
手段が、前記判定手段の判定結果に基づき、退避処理後
に停止状態に移行する処理を実行または不実行すること
を特徴とする。
【0007】本願の請求項2に記載のコンピュータ装置
は、情報を表示するための表示処理手段を備えており、
起動停止処理手段は、停止状態に移行させた後に次の電
源投入時の復旧が保証できない場合に、前記表示処理手
段において警告表示を行わせることを特徴とする。
【0008】本願の請求項3に記載のコンピュータ装置
は、接続されている周辺機器の稼働非稼働情報を保持し
ている状況保持手段と、停止状態に移行させた後に次の
電源投入時の復旧の保証に関する周辺機器の種別情報が
記憶された種別記憶手段とを具備し、判定手段は、前記
状況保持手段に保持されている情報及び前記種別記憶手
段に記憶されている情報を参照して判定を行うことを特
徴とする。
【0009】本願の請求項4に記載のコンピュータ装置
は、停止時に、記憶装置の情報を次の電源投入時の復旧
に備えて退避領域に退避させた後、停止状態に移行させ
る起動停止処理手段を備えたコンピュータ装置であり、
上記起動停止処理手段は、記憶装置に記憶される情報中
の書き換えられない情報の退避を行わぬことを特徴とす
る。
【0010】本願の請求項5に記載のコンピュータ装置
は、記憶装置に記憶される情報中の書き換えられない情
報が予め記憶されている補助記憶装置を備えており、起
動停止処理手段は、記憶装置に記憶される情報中の書き
換えられない前記情報の退避に代えて、当該情報の前記
記憶装置における記憶アドレスを保持することを特徴と
する。
【0011】本願の請求項6に記載のコンピュータ装置
は、停止時に、記憶装置の情報を次の電源投入時の復旧
に備えて退避領域に退避させた後、停止状態に移行させ
る起動停止処理手段を備えたコンピュータ装置に、前記
記憶装置と情報退避用の記憶手段との記憶領域をブロッ
クに分割し、前記記憶装置におけるブロックに対する情
報の書込みの有無を監視する監視手段と、前記記憶装置
におけるブロックの情報を退避させるか否かを検出する
検出手段と、前記監視手段の監視結果及び前記検出手段
の検出に基づき、前記記憶装置における各ブロックの状
態情報を変化させ、前記検出手段による検出に供する状
態情報制御手段とが備えられ、前記起動停止処理手段
は、前記検出手段の検出結果を受けて前記記憶装置にお
けるブロックの情報の退避処理を行うことを特徴とす
る。
【0012】本願の請求項7に記載のコンピュータ装置
は、停止時に、記憶装置の情報を次の電源投入時の復旧
に備えて退避領域に退避させた後、停止状態に移行させ
る起動停止処理手段を備えたコンピュータ装置に、前記
記憶装置と情報退避用の記憶手段との記憶領域をブロッ
クに分割し、前記記憶装置におけるブロックに対する情
報の書込みの有無を前記記憶装置に対する書き込み時の
アドレスをデコードするアドレスデコード回路により監
視する監視手段を具備させ、前記起動停止処理手段は、
この監視手段の監視結果を受けて前記記憶装置における
ブロックの情報の退避処理を行うことを特徴とするもの
である。
【0013】
【作用】本願の請求項1に記載のコンピュータ装置は、
以上の通りに構成されるので、接続されている周辺機器
の稼働非稼働情報及び前記周辺機器の種別に基づいて、
退避処理後に停止状態に移行するか否かについて判定が
なされ、この判定結果に基づき、退避処理後に停止状態
に移行する処理が実行または不実行となる。
【0014】本願の請求項2に記載のコンピュータ装置
は、以上の通りに構成されるので、停止状態に移行させ
た後に次の電源投入時の復旧が保証できない場合には、
表示処理手段において警告表示が行われ、レジューム停
止の効果を知らせる。
【0015】本願の請求項3に記載のコンピュータ装置
は、以上の通りに構成されるので、接続されている周辺
機器の稼働非稼働情報が保持されており、停止状態に移
行させた後に次の電源投入時の復旧の保証に関する周辺
機器の種別情報が記憶されており、これらに基づいて、
退避処理後に停止状態に移行するか否かについて判定が
なされ、この判定結果に基づき、退避処理後に停止状態
に移行する処理が実行または不実行となる。
【0016】本願の請求項4に記載のコンピュータ装置
は、以上の通りに構成されるので、記憶装置に記憶され
る情報中の書き換えられない情報の退避が行われること
なく、情報退避の時間を短縮する。
【0017】本願の請求項5に記載のコンピュータ装置
は、以上の通りに構成されるので、記憶装置に記憶され
る情報中の書き換えられない前記情報の退避に代えて、
当該情報の前記記憶装置における記憶アドレスが保持さ
れ、次の起動時には、この記憶アドレスを用いて記憶装
置における記憶状態が復旧される。
【0018】本願の請求項6に記載のコンピュータ装置
は、以上の通りに構成されるので、記憶装置と情報退避
用の記憶手段との記憶領域がブロックに分割されて管理
され、前記記憶装置におけるブロックに対する情報の書
込みの有無及び前記記憶装置におけるブロックの情報を
退避させるか否かの検出結果を用いて前記記憶装置にお
ける各ブロックの状態情報が変化させられ、上記検出結
果を受けて前記記憶装置におけるブロックの情報の退避
処理が行われる。
【0019】本願の請求項7に記載のコンピュータ装置
は、以上の通りに構成されるので、記憶装置と情報退避
用の記憶手段との記憶領域がブロックに分割されて管理
され、前記記憶装置に対する書き込み時のアドレスをデ
コードするアドレスデコード回路によりブロックに対す
る情報の書込みの有無の監視がなされ、この監視結果を
受けて前記記憶装置におけるブロックの情報の退避処理
が行われる。
【0020】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明の実施例
に係るコンピュータ装置を説明する。各図面において同
一の構成要素には、同一の符号を付して重複する説明を
省略する。図1には、本発明の第1の実施例に係るコン
ピュータ装置の機能ブロック図が示されている。このコ
ンピュータ装置には、主記憶装置1と補助記憶装置3と
が備えられ、更に、停止時に、主記憶装置1の情報を次
の電源投入時の復旧に備えて補助記憶装置3の退避領域
に退避させた後、停止状態に移行させる起動停止処理手
段2が備えられている。起動停止処理手段2には判定手
段4が接続され、判定手段4には種別記憶手段5、状況
保持手段6、入力手段8、レジューム停止設定フラグ9
が接続されている。また、状況保持手段6は各周辺機器
10−1〜10−nに対して駆動を行うドライバ6−1
〜6−nの集合体であり、ドライバ6−1〜6−nが各
周辺機器10−1〜10−nの稼働または非稼働の状態
情報を保持している。一方、種別記憶手段5には、各周
辺機器10−1〜10−nが停止状態に移行させられた
後に次の電源投入時の復旧の保証に関する情報が、例え
ば、3段階で区分されて、記憶されている。
【0021】図3には、上記種別記憶手段5の内容に係
るテーブル5Aが示されている。ここで、種別1はレジ
ューム停止後の復旧が保証される周辺機器(例えば、マ
ウス、CRT等)を示す種別であり、種別2はレジュー
ム停止後の復旧が必ずしも保証されない周辺機器(例え
ば、ある種のプリンタ装置等)を示す種別であり、種別
3はレジューム停止後の復旧が全く保証されない周辺機
器(例えば、通信装置等)を示す種別である。これらの
種別情報が、各周辺機器10−1〜10−nの識別情報
(ABCC等)に対応付けられて記憶されている。判定
手段4は、上記状況保持手段6に保持されている情報及
び上記種別記憶手段5に記憶されている情報を参照して
起動停止処理手段2による退避処理後に停止状態に移行
するか否かについて判定を行う。
【0022】図1に示されるレジューム停止設定フラグ
9には、例えば、入力手段8からの設定に基づき、停止
時にレジューム機能を実行するか否かの情報が設定され
る。入力手段8は各種の情報を入力するためのもので、
上記の設定入力以外に停止指示等の各種指示の入力が可
能である。また、起動停止処理手段2には、情報を表示
するための表示処理手段7及び電源部30が接続されて
いる。起動停止処理手段2はレジューム停止時に情報の
退避処理を行った後に電源部30のスイッチを開放し装
置を停止状態とする。起動時には、電源部30のスイッ
チが閉じられ、装置に電源が供給された後に、起動停止
処理手段2はレジューム停止設定フラグ9がセットされ
ていることを条件に、退避した情報を主記憶装置1にロ
ードし、停止時の状態を復元する。また、起動停止処理
手段2は、判定手段4による判定結果が停止状態に移行
させた後に次の電源投入時の復旧が保証できないことを
示す場合に、上記表示処理手段7において警告表示を行
わせる。判定結果が復旧を保証できることを示す場合に
は、起動停止処理手段2は、主記憶装置1の情報を次の
電源投入時の復旧に備えて補助記憶装置3の退避領域に
退避させた後、電源部30を制御して停止状態に移行さ
せる。
【0023】上記のコンピュータ装置は、実際には図2
のような構成により実現される。つまり、このコンピュ
ータ装置を統括制御するCPU11にシステムバス13
を介して上記CPU11が用いるプログラム及びデータ
等の情報が記憶される主記憶装置12が接続されてい
る。更に、システムバス13にはキーボード制御部1
4、CRT制御部15、プリンタ制御部16、通信チャ
ネル制御部17、マウス制御部18、磁気ディスク制御
部19が接続されている。キーボード制御部14には各
種情報をキー入力可能なキーボード入力装置20が接続
され、CRT制御部15には情報を表示するためのCR
T21が接続され、プリンタ制御部16には情報を印字
出力するためのプリンタ装置22が接続され、通信チャ
ネル制御部17には回線を介して通信を行うための通信
ボード23が接続され、マウス制御部18にはポインテ
ィングディバイスであるマウス24が接続され、磁気デ
ィスク制御部19には補助記憶装置である磁気ディスク
装置25が接続されている。上記のキーボード入力装置
20、CRT21、プリンタ装置22、通信ボード2
3、マウス24、磁気ディスク装置25は周辺機器10
−1〜10−nを構成する。また、入力手段8にはキー
ボード入力装置20及びマウス24が対応し、表示処理
装置7にはCRT21が対応し、主記憶装置1と主記憶
装置12、補助記憶装置3と磁気ディスク装置25とが
対応する。CPU11が主記憶装置12に記憶されてい
る図4、図5のフローチャートに対応するプログラムを
実行することにより、起動停止処理手段2及び判定手段
4としての処理が行われるので、以下にこのフローチャ
ートに基づき動作を説明する。
【0024】コンピュータ装置が起動された後、CPU
11は停止指示が入力されるかを監視している(S3
1)。ここで、停止指示キーはキーボード入力装置20
上に或いは装置の筐体の所定位置に設けられている。停
止指示が入力されると、CPU11は、レジューム停止
設定フラグ9(主記憶装置12内のバックアップ領域ま
たは磁気記憶装置25内)を参照し、レジューム停止が
設定されているかを検出する(S32)。レジューム停
止が設定されている場合には、レジューム停止前処理の
動作へ進み、レジューム停止が設定されていない場合に
は、通常停止処理へと進みそのまま電源を断とする。
【0025】レジューム停止前処理において、CPU1
1は図5に示されるフローチャートに基づく処理を行
う。つまり、各ドライバ(ソフトウエア)に対して対応
の周辺機器が稼働中か否かを問い合わせ(S33)、問
い合わせ結果を分析して全ての周辺機器が非稼働状態に
あるかを検出する(S34)。ここで、周辺機器が1台
でも稼働中であると、主記憶装置12のテーブル5Aを
参照して稼働中に係る周辺機器の種別情報を取得する
(S35)。そして、取得した種別情報の中に種別3の
周辺機器があるかを検出する(S36)。ここで、種別
3の周辺機器が稼働している場合には、レジューム停止
を却下する旨の表示をCRT21に対して行うと共に、
継続して動作する(S37)。この却下の場合には、例
えば、「レジューム機能が働きません。停止する場合に
は、レジューム停止の設定を解除してください。」等の
メッセージデータを主記憶装置12に記憶しておきこれ
を読み出してCRT制御部15に与えることにより、係
るメッセージが表示される。
【0026】上記ステップS36において、種別3の周
辺機器が稼働していないことが検出されると、種別2の
周辺機器が稼働しているかを検出する(S38)。ここ
で、種別2の周辺機器が稼働している場合には、このま
まレジューム停止を行うとレジューム起動ができない可
能性があることをCRT21に警告表示する(S3
9)。この場合には、例えば、「レジューム機能が働か
ない可能性があります。取消または実行の入力を選択し
てください。」等のメッセージデータを主記憶装置12
に記憶しておきこれを読み出してCRT制御部15に与
えることにより、係るメッセージが表示される。そし
て、「取消」と「実行」とのいずれが入力されたのかを
判定し(S40)、取消の入力があると、メインの処理
へリターンする。これに対し、「実行」の入力がなされ
た場合、また、ステップS34において全ての周辺機器
が非稼働中であることが検出された場合、更にステップ
38において種別2の周辺機器がない場合、つまり、種
別1の周辺機器のみが稼働中である場合には、主記憶装
置12のバッテリーバックアップされていない領域のデ
ータ及びプログラム等の情報を磁気ディスク装置25の
レジューム退避領域へ退避し、電源断を実行する。
【0027】以上のように第1の実施例に係るコンピュ
ータ装置によれば、レジューム機能が適切に働く場合の
みにレジューム停止となり、その他の時には警告等の表
示が出力され、意図せずに停止時の状態が復元できなく
なる不具合を防止し、使い勝手が向上することになる。
【0028】図6には、本発明の第2の実施例に係るコ
ンピュータ装置による起動停止処理手段が実行する処理
の説明図が示されている。この実施例のコンピュータ装
置は、第1の実施例に示した判定手段4の判定結果を用
いる構成とするか、または、係る判定を行うことなくレ
ジューム停止の処理を行う構成である。この実施例で
は、主記憶装置の書込可能領域43に磁気ディスク装置
の記憶領域42に記憶された例えばOS等のプログラム
A及びこのプログラムAが用いるデータBをロードす
る。また、磁気ディスク装置の記憶領域42に記憶され
たその他のプログラムまたはデータC、Dについても、
主記憶装置の書込可能領域43にロードして用いる。上
記のプログラムA及びデータBはOS等のプログラム及
びデータであり、この部分に書き込みが行われることは
ない。一方、その他のプログラムまたはデータC、Dは
書き換えられてその内容が変化することがある。つま
り、領域45の情報は書き換えられた可能性があり、ま
た、キーボード入力装置20からの入力により書き込ま
れたものである。
【0029】本実施例の起動停止処理手段は、停止の指
示を受けるとレジューム停止設定フラグ9を参照し、レ
ジューム停止がセットされていると、主記憶装置の書込
可能領域43のプログラムAやデータBを退避させるこ
となく、主記憶装置の領域45の情報を磁気ディスク装
置のレジューム退避用領域44に退避させる。起動停止
処理手段にはプログラムA、データB、レジューム時に
退避させる情報の主記憶装置におけるアドレスと磁気記
憶装置におけるアドレスとが固定的に対応付れられて記
憶されたテーブル46が付設されており、起動停止処理
手段はこのテーブル46を参照して主記憶装置の領域4
5の情報を読取りこれを磁気ディスク装置の領域44に
退避させる。また、起動されると、上記テーブル46を
参照して磁気ディスク装置のプログラムA、データBを
主記憶装置の書込可能領域43の原アドレスへロード
し、また、磁気ディスク装置のレジューム退避用領域4
4の情報を主記憶装置の領域45へロードし、停止時の
主記憶装置の情報を復元する。これにより、オペレータ
は停止した状態から処理を続けることができる。
【0030】上記の通り、この実施例では、主記憶装置
の揮発性記憶の領域に記憶されている情報であっても、
書き換えられることのない情報(上記では、プログラム
A及びデータB)を退避させることはないので、従来に
比べてこの情報分の退避時間を短縮することができ、使
い勝手の向上を図ることができる。
【0031】図7には、第2の実施例を変形した実施例
が示されている。この実施例ではプログラムA、データ
Bが書き換えれることはないが、主記憶装置の書込可能
領域43において所定位置にロードされるとは限らな
い。このため、起動停止処理手段にはプログラムA、デ
ータB、レジューム時に退避させる情報の主記憶装置に
おけるアドレスと磁気記憶装置におけるアドレスとを対
応付けて記憶するための書換可能なテーブル47が付設
されており、起動停止処理手段はこのテーブル47を参
照して主記憶装置の領域45の情報を読取りこれを磁気
ディスク装置の領域44に退避させると共に、テーブル
47に主記憶アドレス(プログラムA、データBのアド
レス)を書き込む。また、起動されると、上記テーブル
47を参照して磁気ディスク装置のプログラムA、デー
タBを主記憶装置の書込可能領域43の原アドレスへロ
ードし、また、磁気ディスク装置のレジューム退避用領
域44の情報を主記憶装置の領域45へロードし、停止
時の主記憶装置の情報を復元する。この実施例において
も、主記憶装置の揮発性記憶の領域に記憶されている情
報であっても、書き換えられることのない情報(上記で
は、プログラムA及びデータB)を退避させることはな
いので、従来に比べてこの情報分の退避時間を短縮する
ことができ、使い勝手の向上を図ることができる。しか
も、初期状態において記憶アドレスの変更がなされる場
合にも対応することが可能である。
【0032】図8には、本発明の第3の実施例に係るコ
ンピュータ装置の要部構成図が示されている。この実施
例のコンピュータ装置は、第1の実施例に示した判定手
段4の判定結果を用いる構成とするか、または、係る判
定を行うことなくレジューム停止の処理を行う構成であ
る。本実施例では、仮想記憶のアドレス変換を行い、ペ
ージを管理するための情報を主記憶装置52のページ管
理テーブル54に書き込むメモリ管理ユニット57がC
PU11に付設されている。また、主記憶装置52とシ
ステムバス13との間にメモリ制御ユニット51が設け
られているが、これは図2で示した主記憶装置12の構
成を詳細に示したものである。つまり、メモリ制御ユニ
ット51はシステムバス13のアドレスをデコードする
等により主記憶装置52をアクセスする。主記憶装置5
2は、4Kbyteに区切られたページ58−1〜58
−nよりなるメモリページ領域53、ページを管理する
ための情報を記憶しているページ管理テーブル54、各
ページ毎の情報の状態をセットするための各2ビットの
フラグ領域55を有している。磁気ディスク装置25に
はレジューム退避用領域56が設けられている。
【0033】図9に示すように、CPU11はOS(オ
ペレーティングシステム)によりフラグ領域55、メモ
リページ領域53に対する管理及び、レジューム退避領
域56に対する転送及び読出しの指示制御等を行う。こ
のOSは、起動停止処理手段の他、図10に示すよう
に、ページ(ブロック)に対する情報の書込みの有無を
監視する監視手段65、主記憶装置52におけるページ
の情報を退避させるか否かを検出する(フラグチェック
する)検出手段66、監視手段65の監視結果及び検出
手段66の検出に基づき、主記憶装置52における各ペ
ージのフラグ(状態情報)を変化させ、検出手段66に
よる検出に供する状態情報制御手段67として機能す
る。ここで、メモリページ領域53の1ページの内容ま
たは領域をa、これに対応するフラグ領域55のフラグ
をb、これに対応するレジューム退避領域56の1ペー
ジの内容または領域をcとする。状態情報制御手段67
は図10に示すようにフラグを遷移させる。
【0034】即ち、システム(装置)の「初期状態」か
ら、電源投入(power on)によりフラグbを(00)の
状態61に遷移させる。各状態61〜64において、例
えば5分おきにフラグチェックが行われる。状態61で
は、領域aの情報と領域cの情報とが一致か不一致かは
不定である。状態62、63においては、領域aの情報
と領域cの情報は不一致であり、状態64においては、
領域aの情報と領域cの情報は一致している。フラグチ
ェックによって状態61であることが検出されたとき、
状態の遷移は生じさせない。状態61においてメモリペ
ージ領域53の領域aに書き込みが行われたときには、
フラグbを(11)の状態62へ遷移させる。また、レ
ジューム停止が指示入力されたとき、状態61であれ
ば、当該領域aの情報を該当の領域cに転送し、「レジ
ューム停止状態」に遷移する。
【0035】また、領域aに書き込みがなされとき、状
態62であることが検出されると、状態に遷移は生じさ
せない。フラグチェックを行ったときに状態62である
ことが検出されると(フラグbが(11)であると)、
フラグbが(10)の状態63に遷移させる。また、レ
ジューム停止が指示入力されたときに、状態63である
と(フラグbが(11))当該領域aの情報を該当の領
域cに転送し、「レジューム停止状態」に遷移する。ま
た、領域aに書き込みがなされたとき、状態63である
ことが検出されると、フラグbが(11)の状態62へ
遷移させる。また、フラグチェックを行ったとき、状態
63であることが検出されると、領域aの情報を領域c
へ転送すると共に、フラグbが(01)である状態64
に遷移させる。更に、レジューム停止が指示入力された
とき、状態63であると、当該領域aの情報を該当の領
域cに転送し、「レジューム停止状態」に遷移する。ま
た、領域aに対する書き込みが行われた場合に状態64
であることが検出されると、フラグbが(11)である
状態62に遷移させる。また、レジューム停止の指示入
力がなされたときに、状態64であることが検出される
と、領域aの情報を領域cに転送することなく、「レジ
ューム状態」に遷移する。また、フラグチェックが行わ
れた場合に状態64が検出されると、状態に遷移を生じ
させない。更に、「レジューム停止状態」において、電
源投入(power on)がなされると、フラグbが(01)
の状態64に遷移させて動作が始まる。この電源投入時
には、領域cに待避させられていた情報が主記憶装置5
2の該当ページにロードされることはいうまでもない。
以上のようにして、フラグbの遷移が行われ、5分おき
のフラグチェックによって状態の遷移を行いながら、領
域aの情報と領域cの情報との一致を図ることによっ
て、レジューム停止の指示入力がなされたときの情報の
待避量を少なくし、時間短縮を図っている。つまり、レ
ジューム停止の指示入力がなされたときに備えて、状態
64のページを多く作り出して実際にレジューム停止の
指示入力がなされたとき、待避する情報量を少なくし、
時間短縮を図っている。しかしながら、主記憶装置52
のあるページにおいては、頻繁に情報の書き込みが生
じ、これに応じて情報を領域cに待避していたのでは無
駄な待避処理が多く発生することになる。そこで、本実
施例では、このようなページに対応して状態62を設
け、ページに対する書き込みが頻繁であるときは当該状
態62に集束するようにし、この状態62では、フラグ
チェックを行った場合にも、つまり、領域aの情報と領
域cの情報とが不一致であっても、領域aの情報を領域
cに転送せぬようにしている。斯して、本実施例では無
駄な待避処理の発生を防止することができる。
【0036】図11には、本願の第4の実施例に係るコ
ンピュータ装置の要部構成例が示されている。この実施
例のコンピュータ装置は、第1の実施例に示した判定手
段4の判定結果を用いる構成とするか、または、係る判
定を行うことなくレジューム停止の処理を行う構成であ
る。本実施例では、システムバス13にCPU11が接
続されると共に、主記憶装置におけるページに対する情
報の書込みの有無を前記主記憶装置に対する書き込み時
のアドレスをデコードするアドレスデコード回路により
監視する監視手段70が接続されている。この監視手段
70はメモリライトアクセス監視ロジック71とレジス
タ群72とにより構成されている。上記監視手段70の
より詳細な構成が図12に示されている。つまり、メモ
リライトアクセス監視ロジック71は、アドレス・デコ
ード回路71であり、主記憶装置のページに対する書き
込みの際に出力されるアドレスをデコードしてレジスタ
群中のレジスタ72―1〜72―nの対応のレジスタへ
「1」のデータを出力し、このときライト信号(write
)がアクティブとなることにより当該レジスタに
「1」が書き込まれる。この実施例では、OSがこのレ
ジスタ群72を所定時間毎に監視しており、「1」がセ
ットされているレジスタを検出すると、このレジスタに
対応する主記憶装置53のページの情報を磁気記憶装置
25の該当ページに待避させる。待避が終了するとシス
テムバス13に対して所定アドレス及びライト信号を出
力する。すると、アドレス・デコード回路71はこの所
定アドレスに応じてレジスタ群72の全てに「0」を出
力するように働き、これによりレジスタ群72の全ての
レジスタに「0」が書き込まれる。
【0037】以上のように構成された第4の実施例に係
るコンピュータシステムは、図13に示すように、当初
は磁気ディスク装置25に記憶されている情報を主記憶
装置53の対応するページにロードする(a)。この状
態でシステムが動作し所要のページに書き込みが行われ
る(b)。このときには、図12のアドレス・デコーダ
回路71により該当のレジスタ72に「1」がセットさ
れる。レジスタ群72を監視して「1」がセットされて
いるレジスタに対応する主記憶装置53の該当ページの
情報を磁気ディスク装置25の該当ページに待避させ
る。これにより、主記憶装置53のページにおける情報
と磁気ディスク装置53の対応ページの情報との一致が
図られる。これによって、実際にレジューム停止の指示
入力がなされたときの情報の待避量を少なくし、時間短
縮を図っている。しかも、本実施例では、主記憶装置5
3のいずれのページに書き込みが生じたのかをアドレス
・デコード回路71というハードウエアにより行ってい
るため、OS等のソフトウエアがページに対する書き込
みの監視を行う必要がなく、ソフトウエアの処理の負担
を軽減できるという利点がある。なお、上述の各実施例
では、主記憶装置の情報を退避させることを例とした
が、その他の記憶装置(例えば、ビデオRAM)等の情
報についても同様に処理を行えるものである。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本願の請求項1に記
載のコンピュータ装置によれば、接続されている周辺機
器の稼働非稼働情報及び前記周辺機器の種別に基づい
て、退避処理後に停止状態に移行するか否かについて判
定がなされ、この判定結果に基づき、退避処理後に停止
状態に移行する処理が実行または不実行とされるので、
意図せずに停止時の状態が復元できなくなる不具合を防
止し、使い勝手が向上することになる。
【0039】以上説明したように本願の請求項2に記載
のコンピュータ装置によれば、停止状態に移行させた後
に次の電源投入時の復旧が保証できない場合には、警告
表示が行われ、レジューム停止の効果を知らせるので、
停止時の状態が復元できないことをオペレータが知り適
切にその後の処理を進めることができるという効果があ
る。
【0040】以上説明したように本願の請求項3に記載
のコンピュータ装置によれば、接続されている周辺機器
の稼働非稼働情報が保持されており、停止状態に移行さ
せた後に次の電源投入時の復旧の保証に関する周辺機器
の種別情報が記憶されており、これらに基づいて、退避
処理後に停止状態に移行するか否かについて判定がなさ
れ、この判定結果に基づき、退避処理後に停止状態に移
行する処理が実行または不実行とされるので、意図せず
に停止時の状態が復元できなくなる不具合を防止し、使
い勝手が向上することになる。
【0041】以上説明したように本願の請求項4に記載
のコンピュータ装置によれば、レジューム停止時に、記
憶装置に記憶される情報中の書き換えられない情報の退
避が行われることなく、情報退避の時間を短縮する効果
がある。
【0042】以上説明したように本願の請求項5に記載
のコンピュータ装置によれば、記憶装置に記憶される情
報中の書き換えられない前記情報の退避に代えて、当該
情報の前記記憶装置における記憶アドレスが保持され、
次の起動時には、この記憶アドレスを用いて記憶装置に
おける記憶状態が復旧されるので、記憶装置の一定領域
にロードされない情報についても、レジューム停止時
に、記憶装置に記憶される情報中の書き換えられない情
報の退避が行われることなく、情報退避の時間を短縮す
る効果がある。
【0043】以上説明したように本願の請求項6に記載
のコンピュータ装置によれば、記憶装置と情報退避用の
記憶手段との記憶領域がブロックに分割されて管理さ
れ、前記記憶装置におけるブロックに対する情報の書込
みの有無及び前記記憶装置におけるブロックの情報を退
避させるか否かの検出結果を用いて前記記憶装置におけ
る各ブロックの状態情報が変化させられ、上記検出結果
を受けて前記記憶装置におけるブロックの情報の退避処
理が行われるので、レジューム停止指示の入力前におけ
る退避処理を無駄なく適切に行うことができ、かつ、レ
ジューム停止指示の入力がなされたときの退避処理の時
間を短縮できる。
【0044】以上説明したように本願の請求項7に記載
のコンピュータ装置によれば、記憶装置と情報退避用の
記憶手段との記憶領域がブロックに分割されて管理さ
れ、前記記憶装置に対する書き込み時のアドレスをデコ
ードするアドレスデコード回路によりブロックに対する
情報の書込みの有無の監視がなされ、この監視結果を受
けて前記記憶装置におけるブロックの情報の退避処理が
行われるので、OS等のソフトウエアがページに対する
書き込みの監視を行う必要がなく、ソフトウエアの処理
の負担を軽減できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るコンピュータ装置
の構成図。
【図2】本発明の各実施例に係るコンピュータ装置の実
際的なブロック図。
【図3】本発明の第1の実施例に係るコンピュータ装置
において用いられるメモリテーブルを示す図。
【図4】本発明の第1の実施例に係るコンピュータ装置
の動作を説明するためのフローチャート。
【図5】本発明の第1の実施例に係るコンピュータ装置
の動作を説明するためのフローチャート。
【図6】本発明の第2の実施例に係るコンピュータ装置
における情報の退避動作を説明するための構成図。
【図7】本発明の第2の実施例の変形例に係るコンピュ
ータ装置における情報の退避動作を説明するための構成
図。
【図8】本発明の第3の実施例に係るコンピュータ装置
の要部構成図。
【図9】本発明の第3の実施例に係るコンピュータ装置
における情報の退避動作を説明するための構成図。
【図10】本発明の第3の実施例に係るコンピュータ装
置における情報の退避動作を説明するための状態遷移
図。
【図11】本発明の第4の実施例に係るコンピュータ装
置の要部構成図。
【図12】本発明の第4の実施例に係るコンピュータ装
置の要部の詳細構成図。
【図13】本発明の第4の実施例に係るコンピュータ装
置における情報の退避動作を説明するため遷移図。
【符号の説明】
1 主記憶装置 2 起動停止処
理手段 3 補助記憶装置 4 判定手段 5 種別記憶手段 6 状況保持手
段 7 表示処理手段 8 入力手段 9 レジューム停止設定フラグ 10−1〜10
−n 周辺機器 11 CPU 12 主記憶装
置 13 システムバス 14 キーボー
ド制御部 15 CRT制御部 16 プリンタ
制御部 17 通信チャネル制御部 18 マウス制
御部 19 磁気ディスク制御部 20 キーボー
ド入力装置 21 CRT 22 プリンタ
装置 23 通信ボード 24 マウス 25 磁気ディスク装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水落 伸尚 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 停止時に、記憶装置の情報を次の電源投
    入時の復旧に備えて退避領域に退避させた後、停止状態
    に移行させる起動停止処理手段を備えたコンピュータ装
    置において、 接続されている周辺機器の稼働非稼働情報及び前記周辺
    機器の種別に基づいて、前記起動停止処理手段による退
    避処理後に停止状態に移行するか否かについて判定する
    判定手段を具備し、 前記起動停止処理手段は、前記判定手段の判定結果に基
    づき、退避処理後に停止状態に移行する処理を実行また
    は不実行することを特徴とするコンピュータ装置。
  2. 【請求項2】 情報を表示するための表示処理手段を備
    え、 起動停止処理手段は、停止状態に移行させた後に次の電
    源投入時の復旧が保証できない場合に、前記表示処理手
    段において警告表示を行わせることを特徴とする請求項
    1記載のコンピュータ装置。
  3. 【請求項3】 接続されている周辺機器の稼働非稼働情
    報を保持している状況保持手段と、 停止状態に移行させた後に次の電源投入時の復旧の保証
    に関する周辺機器の種別情報が記憶された種別記憶手段
    とを具備し、 判定手段は、前記状況保持手段に保持されている情報及
    び前記種別記憶手段に記憶されている情報を参照して判
    定を行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記
    載のコンピュータ装置。
  4. 【請求項4】 停止時に、記憶装置の情報を次の電源投
    入時の復旧に備えて退避領域に退避させた後、停止状態
    に移行させる起動停止処理手段を備えたコンピュータ装
    置において、 起動停止処理手段は、記憶装置に記憶される情報中の書
    き換えられない情報の退避を行わぬことを特徴とするコ
    ンピュータ装置。
  5. 【請求項5】 記憶装置に記憶される情報中の書き換え
    られない情報が予め記憶されている補助記憶装置を備
    え、 起動停止処理手段は、記憶装置に記憶される情報中の書
    き換えられない前記情報の退避に代えて、当該情報の前
    記記憶装置における記憶アドレスを保持することを特徴
    とする請求項4記載のコンピュータ装置。
  6. 【請求項6】 停止時に、記憶装置の情報を次の電源投
    入時の復旧に備えて退避領域に退避させた後、停止状態
    に移行させる起動停止処理手段を備えたコンピュータ装
    置において、 前記記憶装置と情報退避用の記憶手段との記憶領域をブ
    ロックに分割し、前記記憶装置におけるブロックに対す
    る情報の書込みの有無を監視する監視手段と、 前記記憶装置におけるブロックの情報を退避させるか否
    かを検出する検出手段と、 前記監視手段の監視結果及び前記検出手段の検出に基づ
    き、前記記憶装置における各ブロックの状態情報を変化
    させ、前記検出手段による検出に供する状態情報制御手
    段とが備えられ、 前記起動停止処理手段は、前記検出手段の検出結果を受
    けて前記記憶装置におけるブロックの情報の退避処理を
    行うことを特徴とするコンピュータ装置。
  7. 【請求項7】 停止時に、記憶装置の情報を次の電源投
    入時の復旧に備えて退避領域に退避させた後、停止状態
    に移行させる起動停止処理手段を備えたコンピュータ装
    置において、 前記記憶装置と情報退避用の記憶手段との記憶領域をブ
    ロックに分割し、前記記憶装置におけるブロックに対す
    る情報の書込みの有無を前記記憶装置に対する書き込み
    時のアドレスをデコードするアドレスデコード回路によ
    り監視する監視手段を具備し、 前記起動停止処理手段は、この監視手段の監視結果を受
    けて前記記憶装置におけるブロックの情報の退避処理を
    行うことを特徴とするコンピュータ装置。
JP7045270A 1995-03-06 1995-03-06 コンピュータ装置 Withdrawn JPH08241143A (ja)

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