JPH082407B2 - ▲ろ▼過装置 - Google Patents

▲ろ▼過装置

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JPH082407B2
JPH082407B2 JP63110074A JP11007488A JPH082407B2 JP H082407 B2 JPH082407 B2 JP H082407B2 JP 63110074 A JP63110074 A JP 63110074A JP 11007488 A JP11007488 A JP 11007488A JP H082407 B2 JPH082407 B2 JP H082407B2
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JP
Japan
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permeated liquid
line
permeate
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permeated
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JP63110074A
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JPH01281116A (ja
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透 河内
洋次 正田
一美 加納
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Kurita Water Industries Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Kurita Water Industries Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Filtration Of Liquid (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本発明は過装置に関し、特に透過液を安全に採集で
きるようにした過装置に関する。
《従来の技術》 医薬製造,食品製造等の製造プロセスにおいては、分
離,精製あるいは濃縮等のために過装置が用いられて
いる。
このようなプロセス用過装置としては、いわゆる平
行流過装置が採用されており、これは内臓された濾膜
により過容器を原液側と透過液側とに区画し、原液側
には原液供給ラインと濃縮液排出ラインとが接続されて
いるとともに、透過液側には透過液取出ラインが接続さ
れ構成されている。
過時には、原液側に供給された原液の一部を濾膜を
介して透過液側に通過させて透過液を得るとともに残部
を濃縮液として排出し、逆洗時には透過液側から透過液
を濾膜を介して原液側に通過させて逆洗が行なわれる。
上記過装置においては、所期通りの過処理が行な
われて所定の性情を有する透過液が得られているかは定
期的に透過液をサンプリングしこれを分析して判断する
ようになっているとともに、過工程に先立ち過流
量,差圧等をチェックして濾膜が正常に機能するか否か
がチェックされるようになっている。
《発明が解決しようとする課題》 しかしながら、上記従来の過装置にあっては過工
程中に濾膜の異常を検出するようになっておらず、また
透過液の分析は過工程時から所定時間経過後に行なわ
れるようになっているため、例えば濾膜が破損し透過液
中に原液が混入した場合、その異常な透過液がプロセス
側に流出してしまい、プロセス側での製品の品質低下を
来たす等の問題点が生じていた。
特に、濾膜は定期的に行われる逆洗で損傷が起きやす
いため、上記問題点が生じやすかった。
《課題を解決するための手段》 本発明は、上記課題に鑑み、簡単な構成により濾膜の
破損を速やかに検出し早急にトラブルを解消できるよう
にした濾過装置の提供を目的とし、その構成は、内蔵さ
れた濾膜により濾過容器を原液側と透過液側とに区画
し、原液側には原液供給ラインと濃縮液排出ラインとが
接続されるとともに、透過液側には透過液取出ラインが
接続され、原液側に供給された原液の一部を濾膜を介し
て透過液側に通過させて透過液を得るとともに残部を濃
縮液として排出するようにした濾過装置において、 上記透過液取出ラインに設けられて上記透過液取出ラ
インを通過中の透過液の懸濁物質を検出する検出手段
と、 上記検出手段の下流側の透過液取出ラインに設けられ
た所定量の透過液を貯溜可能なクッションタンクと、 上記クッションタンクの流出側に設けられた透過液を
原液側に返送するための返送ラインおよびプロセス側に
送出するためのプロセスラインと、 上記返送ラインおよびプロセスラインの各々に設けら
れた自動弁と、 上記検出手段の検出結果に基づき上記自動弁を開閉制
御する自動弁開閉制御手段と、 からなることを特徴とする。
《作用》 本発明では、透過液が透過液取出ラインを通過する
際、検出手段にって透過液中の懸濁物質(SS)が検出さ
れる。
また、上記検出手段の下流の透過液取出ラインには、
所定量の透過液を貯溜可能なクッションタンクを介して
透過液を原液側に返送するための返送ラインおよびプロ
セス側に送出するためのプロセスラインが設けられ、か
つ両ラインにはそれぞれ自動弁開閉制御手段で開閉制御
される自動弁が設けられている。
すなわち、上記検出手段によって透過液中の懸濁物質
(SS)が検出されると、上記自動弁開閉制御手段によっ
てプロセスライン側の自動弁が閉じられるとともに返送
ライン側の自動弁が開かれる。
この場合、上記検出手段の下流側には所定量の透過液
を貯溜可能なクッションタンクが設けられているので、
プロセスライン側の自動弁が閉じられる前に懸濁物質
(SS)を含んだ透過液がプロセスライン側に流出するこ
とはない。
《実施例》 以下、本発明装置の一実施例を図面に基づいて説明す
る。
図面は、本発明装置の概略構成を示すフローシートで
あって、濾膜1により原液側2,透過液側3に区画された
複数の過容器F1〜Fnが原液供給ライン4および濃縮液
排出ライン5間に並列に接続されている。
各過容器F1〜Fnの透過液側3には後述の制御器によ
り制御される自動弁6を有する透過液取出ライン7が接
続されているとともに、この透過液取出ライン7には透
過液に含有されるSSを検出し、その性情を検出するため
の検出手段としてのサイトグラス8が介在されている。
サイトグラス8の一側には光源9および受光部10が設
けられているとともに、他側には鏡面11が設けられてお
り、光源9から発生した光を鏡面11で反射し、この反射
光を受光部10で受光できるように配置されている。
したがって、透過液中にSSが含まれているとその含有
量に従った受光量が受光部10で検出され、その検出信号
は後述の制御器へ送出されるように構成されている。
なお、サイトグラス8内を通過する透過液温が低く、
サイトグラス表面に曇りが生じる場合には、サイトグラ
ス表面に温風を吹付けるようにし、あるいはサイトグラ
ス表面に曇り止めのフィルムを巻き付けて、透過液の性
情を常に正確に検出できるようにしておくことが必要で
ある。
本実施例では、複数の過器F1〜Fn,自動弁6および
サイトグラス8が1セットで1個の過部A1を形成し、
これと同様の過部A2,A3が並列に設けられ、過処理
量が大きくとれるように構成されている。
各過部A1〜A3からの透過液は、ヘッダ管12を介して
透過液を所定量貯溜可能な容積を有するクッションタン
ク13に導入された後、自動弁14を介在したプロセスライ
ン12′を経てプロセス側へ送出される。また、クッショ
ンタンク13には加圧ガス供給手段15が接続されていて、
後述の制御器からの信号により制御されるように形成さ
れている。
クッショクタンク13の下流側で、かつ自動弁14の手前
のプロセスライン12′からは、自動弁16を介在し原液タ
ンクを兼用した循環槽Tへ接続された、すなわち原液側
に接続された返送ライン17が設けられている。
制御器18は、プログラマブルコントローラを中心に構
成されていて、過装置全体を統轄的に制御するもので
あって、そのプログラムメモリには一定の過工程時間
毎に一定の逆洗時間がセットされている。例えば5〜30
分の過時間毎に5〜30秒間の逆洗が行なわれるように
セットされている。
制御器18には、サイトグラス8に設けられた受光部10
で検出された透過液の性情の信号が入力され、かつこれ
ら信号を基に自動弁6,14および16がオン−オフ制御され
るように形成されている。
以上の構成からなる本実施例においては過工程時に
循環槽Tからの原液が加圧ポンプPにより加圧され、各
過部A1〜A3の各過容器F1〜Fnの原液側2に原液供給
ライン4から供給されると、原液の一部は膜1を介し
て透過液側3に通過し、残部は濃縮液排出ライン5を介
して再び循環槽Tへ循環される。
透過液側3の透過液は透過液取出ライン7,サイトグラ
ス8,ヘッダ管12,クッションタンク13およびプロセスラ
イン12′を介してプロセス側へ送出される。
過工程中に、例えば過容器F1の膜1が破損して
透過液にSSが混入し異常が発生したとき、その異常はサ
イトグラス8を流れる際その透過液中のSSが受光部10に
より検出され、その検出信号は制御器18に送出される。
制御器18ではその検出信号に基づき自動弁14を閉および
自動弁16を開にしプロセス側への透過液の送出を止める
とともにの透過液は返送ライン17を介して循環槽Tへ返
送される。
この際、サイトグラス8で異常が検出開始された最初
の透過液が自動弁14に達する前に自動弁16が切換わり、
その異常な透過液がプロセス側に流出するおそれはな
い。なぜならば、その異常な透過液はクッショクタンク
13で一時的に滞留されるからである。
なお、サイトグラス8での異常検出は、透過液に単に
気泡が混入しているときも検出されるので、この異常検
出時間が数秒間継続したときに自動弁14および16が制御
されるように構成することができる。この場合でも、ク
ッションタンク13で透過液が一時的に滞留されるのでプ
ロセス側への異常な透過液の流出は防止できる。
異常が発生した場合は、その異常の過容器を含む
過部の通液を止めて修理した後再び過工程が開始され
る。
過工程が所定時間経過したとき、加圧ガス供給手段
15に開始信号が送出されるとともに、過部A2およびA3
の自動弁6に閉信号が送出される。これによりクッショ
ンタンク13には加圧ガスが供給されクッションタンク13
内の透過液は加圧される。加圧された透過液はヘッダ管
12,サイトグラス8,過部A1の自動弁6および透過液取
出ライン7を介して過部A1の各過容器F1〜Fnの透過
液側3に供給され膜1を介して原液側2に通過して逆
洗し、ここから濃縮液排出ライン5へ排出される。
加圧ガスが所定時間供給されると、制御器18からの指
令により加圧ガスの供給が停止され、このためクッショ
ンタンク13内の圧力は低下して逆洗が終了し、再び過
部A1の過工程が開始される。
次いで、同様に過部A2の逆洗が開始され、最後に
過部A3の逆洗が行なわれる。なお、A1,A2およびA3は同
時に逆洗を行なうようにしてもよい。
以上の実施例においては、透過液取出ラインにサイト
グラスおよびクッションタンクを設けるとともに、クッ
ションタンクの流出側には返送ラインを設けるように構
成したので、サイトグラスで透過液中のSSが検出された
ときは、その透過液を速やかに返送ラインを介して循環
槽へ返送し、プロセス側へ流出するのを完全に停止する
ことができる。
したがって、異常な透過液がプロセス側へ送出され
ず、プロセス側での製品の品質低下等を未然に防止でき
る効果がある。
なお、上述の実施例では、サイトグラス内を流れる透
過液中に含まれるSSの検出には光センサを利用したが、
その他超音波粒子測定モニタ等の液中のSSを検出できる
ものならいずれの検出手段でも採用できる。
さらに、過部を3セット並列としたが、これを1セ
ットとすることもでき、また1セット中に多数の過容
器を設けることなく単一の過容器とすることも可能で
ある。
《効果》 本発明は、透過液取出ライン中にそのラインを通過す
る透過液のSSを検出するための検出手段を設けるように
構成したため、その検出手段で異常が検出されたときプ
ロセス側への透過液の流出を停止でき、プロセス側での
製品の品質低下を未然に防止することができる。
さらに検出手段の下流側にクッションタンクを設ける
とともにそのクッションタンクの下流側に原液側へ接続
された返送ラインを設けるようにしたため、異常な透過
液が検出手段で検出されたときその透過液を一時的に滞
留することができ、その間に透過液の流出を返送ライン
に切換えることができるので、異常な透過液がプロセス
側へ送出されるのを完全に防止できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明装置の概略構成を示すフローシートであ
る。 1……膜(過素子) 2……原液側 3……透過液側 4……原液供給ライン 5……濃縮排出ライン 6,14,16……自動弁 7……透過液取出ライン 8……サイトグラス(検出手段) 9……発光部 10……受光部 11……鏡面 13……クッションタンク 17……返送ライン 18……制御器 A1〜A3……過部 F1〜Fn……過容器 T……循環槽 P……加圧ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01D 61/10 9538−4D (72)発明者 加納 一美 東京都新宿区西新宿3丁目4番7号 栗田 工業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭61−4721(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内臓された濾膜により濾過容器を原液側と
    透過液側とに区画し、原液側には原液供給ラインと濃縮
    液排出ラインとが接続されるとともに、透過液側には透
    過液取出ラインが接続され、原液側に供給された原液の
    一部を濾膜を介して透過液側に通過させて透過液を得る
    とともに残部を濃縮液として排出するようにした濾過装
    置において、 上記透過液取出ラインに設けられて上記透過液取出ライ
    ンを通過中の透過液の懸濁物質を検出する検出手段と、 上記検出手段の下流側の透過液取出ラインに設けられた
    所定量の透過液を貯溜可能なクッションタンクと、 上記クッションタンクの流出側に設けられた透過液を原
    液側に返送するための返送ラインおよびプロセス側に送
    出するためのプロセスラインと、 上記返送ラインおよびプロセスラインの各々に設けられ
    た自動弁と、 上記検出手段の検出結果に基づき上記自動弁を開閉制御
    する自動弁開閉制御手段と、 からなることを特徴とする濾過装置。
JP63110074A 1988-05-06 1988-05-06 ▲ろ▼過装置 Expired - Lifetime JPH082407B2 (ja)

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JP63110074A JPH082407B2 (ja) 1988-05-06 1988-05-06 ▲ろ▼過装置

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JPH01281116A JPH01281116A (ja) 1989-11-13
JPH082407B2 true JPH082407B2 (ja) 1996-01-17

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ID=14526380

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