JPH08240440A - センサ信号の線形化および温度補償のための装置 - Google Patents

センサ信号の線形化および温度補償のための装置

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JPH08240440A
JPH08240440A JP7291186A JP29118695A JPH08240440A JP H08240440 A JPH08240440 A JP H08240440A JP 7291186 A JP7291186 A JP 7291186A JP 29118695 A JP29118695 A JP 29118695A JP H08240440 A JPH08240440 A JP H08240440A
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シュナイダー ゲオルク
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ヴァーグナー リヒャルト
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ない構成部品で、補償された平滑出力信号
が得られるセンサ信号の線形化および温度補償のための
装置を提供する。 【解決手段】 測定用コンデンサと、基準コンデンサ
と、温度センサとしての分圧器と、測定用コンデンサと
基準コンデンサにアナログ信号を作用させるクロック制
御調整回路と、積分段と、クロックジェネレータとを有
し、クロック制御調整回路の第1入力側は動作電位に接
続され、第2入力側は温度センサに接続され、積分段の
出力側は、クロック制御調整回路の第3入力側に接続さ
れ、またこれを装置の出力側とする構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は容量センサからのセ
ンサ信号の線形化および温度補償に関する。そのような
センサの容量は圧力等の測定値および温度に対して通常
非線形性を持つ。
【0002】
【従来の技術】容量センサは、たとえば圧力を測定する
容量圧力センサとして、あるいは湿度や湿気を測定する
容量湿度センサまたは容量湿気センサとして用いられる
が、カルマン渦流により渦流量計に生じる圧力変化を測
定するためにも用いることができる。
【0003】米国特許第5257210号明細書に、測
定値の誤差成分をどのように線形にし補償することがで
きるかが包括的に記載されている。この線形化および補
償の原理は、先ず測定値から電気信号(以下「センサ信
号」と称する)を得て、別のセンサから生じた外乱変量
当りの外乱信号を、センサ信号に加算するだけのもので
ある。したがって測定用コンデンサと基準コンデンサと
を設けた容量圧力センサに関する米国特許第52572
10号明細書の実施例では、測定用コンデンサおよび基
準コンデンサより後の段でスイッチドキャパシタ回路で
量子化した電荷を移送することによってのみ、外乱信号
はセンサ信号と一緒に処理される。このためいくつかの
機能ユニットが設けられ、前記機能ユニットは、基本ク
ロック信号の周期の40倍の周期のクロック信号により
制御される。機能ユニットの回路はかなり複雑であり、
それらに必要な構成部品の全数はかなりの数になる。ま
た従来技術の装置では、これらの基本クロック信号の4
0倍の周期が経過した後で、補償された所望の平滑出力
信号が出力される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、従来
技術の装置より実質的に少ない構成部品ですみ、かつ補
償された平滑出力信号が従来技術の装置より迅速に得ら
れる装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は、測定用
コンデンサと、基準コンデンサと、動作電位と、第1基
準電位たとえばグランド電位との間に接続されて測定用
コンデンサの温度を測定する抵抗型温度センサを持つ、
温度に依存する分圧器と、前記測定用コンデンサと基準
コンデンサにアナログ信号を作用させる、装置の出力信
号に対するクロック制御調整回路と、前記測定用コンデ
ンサと基準コンデンサにクロック制御された状態で接続
することのできる積分段と、クロックジェネレータとを
有し、前記クロック制御調整回路の第1入力側は動作電
位に接続され、第2入力側は温度センサに接続され、前
記積分段の出力側は、クロック制御調整回路の第3入力
側に接続され、また装置の出力側でもあり、出力信号S
は、以下の式
【0006】
【数2】
【0007】に従い、ここでCv は、以下の容量比 Cv1=(Cm−Cr)/Cmv2=(Cm−Cr)/(Cm+Cr) Cv3=(Cm−Cr)/Cr のうちの1つであり、Cm は、測定用コンデンサの容量
であり、Cr は、基準コンデンサの容量であり、Uは、
動作電位であり、a0 は、ゼロ調整値であり、a1 は、
温度係数のゼロ調整値であり、a2 は、第1スパン調整
値であり、a3 は、温度係数のスパン調整値であり、b
0 は、第2スパン調整値であり、b1 は、線形調整値で
あり、vt は、分圧器の温度に依存する抵抗比であるセ
ンサ信号の線形化および温度補償のための装置により達
成される。
【0008】本発明の実施例では、前記積分段は、クロ
ック制御された状態で、極性が反転するコンデンサを具
備した第1積分器と、前記第1積分器の出力側にクロッ
ク制御された状態で接続することのできる第2積分器と
を有する。
【0009】本発明の別の実施例では、クロック制御調
整回路は、正の変換信号と負の変換信号とを出力する第
1D/A変換器と、正の変換信号と負の変換信号とを出
力する第2D/A変換器と、正の変換信号と負の変換信
号とを出力する第2D/A変換器と、1つの出力側と6
つの入力側とがそれぞれ設けられた第1加算器および第
2加算器とを有し、前記第1D/A変換器の基準入力は
クロック制御調整回路の第1入力であり、前記第1D/
A変換器の第1信号入力側には、ディジタル化したゼロ
調整値A0 が供給され、前記第1D/A変換器の第2信
号入力側には、ディジタル化した第1スパン調整値A2
が供給され、前記第1D/A変換器の第1信号イネーブ
ル入力側および第2信号イネーブル入力側は、クロック
ジェネレータにより制御され、前記第2D/A変換器の
基準入力はクロック制御調整回路の第2入力であり、前
記第2D/A変換器の第1信号入力側には、ディジタル
化した温度係数のゼロ調整値A1 が供給され、前記第2
D/A変換器の第2信号入力側には、ディジタル化した
温度係数のスパン調整値A3 が供給され、前記第2D/
A変換器の第1信号イネーブル入力側および第2信号イ
ネーブル入力側は、クロックジェネレータにより制御さ
れ、前記第3D/A変換器の基準入力はクロック制御調
整回路の第3入力であり、前記第3D/A変換器の第1
信号入力側には、ディジタル化した第2スパン調整値B
0 が供給され、前記第3D/A変換器の第2信号入力側
には、ディジタル化した線形調整値B1 が供給され、前
記第3D/A変換器の第1信号イネーブル入力側および
第2信号イネーブル入力側は、クロックジェネレータに
より制御され、前記第1加算器の第1入力側および第2
入力側には、第1スイッチまたは第2スイッチを介して
第3D/A変換器の正の変換信号または負の変換信号が
それぞれ入力され、前記第2加算器の第1入力側および
第2入力側には、第3スイッチまたは第4スイッチを介
して第3D/A変換器の正の変換信号または負の変換信
号がそれぞれ入力され、前記第1加算器の第3入力側お
よび第4入力側には、第5スイッチまたは第6スイッチ
を介して第1D/A変換器の正の変換信号または負の変
換信号がそれぞれ入力され、前記第2加算器の第3入力
側および第4入力側には、第7スイッチまたは第8スイ
ッチを介して第1D/A変換器の正の変換信号または負
の変換信号がそれぞれ入力され、前記第1加算器の第5
入力側および第6入力側には、第9スイッチまたは第1
0スイッチを介して第2D/A変換器の正の変換信号ま
たは負の変換信号がそれぞれ入力され、前記第2加算器
の第5入力側および第6入力側には、第11スイッチま
たは第12スイッチを介して第2D/A変換器の正の変
換信号または負の変換信号がそれぞれ入力され、前記第
1加算器の出力側と第2加算器の出力側は、第13スイ
ッチおよび第14スイッチを介して、測定用コンデンサ
にそれぞれ接続され、前記第1加算器の出力側と第2加
算器の出力側は、第15スイッチおよび第16スイッチ
を介して、基準コンデンサにそれぞれ接続され、スイッ
チから離されて配設された測定用コンデンサと基準コン
デンサのそれぞれの1つの端子は、第1基準電位に接続
されている。
【0010】本発明の別の実施例では、 容量比Cv1=(Cm−Cr)/Cm またはCv2=(Cm
r)/(Cm+Cr) を用いる装置に対して、第1積分器は第1演算増幅器を
有し、前記第1積分器の反転入力側は、第17スイッチ
を介して測定用コンデンサに接続され、また第18スイ
ッチを介して基準コンデンサに接続され、前記第1積分
器の反転入力側は、さらに3本の並列分岐線を介して出
力側に接続され、前記第1積分器の非反転入力側は、第
2基準電位に接続され、前記第18スイッチと基準コン
デンサの接続部は、第19スイッチを介して第2基準電
位に接続され、第1並列分岐線は、直列に接続された第
20スイッチと第21スイッチとから構成され、第2並
列分岐線は、直列に接続された第22スイッチと第23
スイッチとから構成され、第3並列分岐線は、第24ス
イッチから構成され、前記第20スイッチと第21スイ
ッチの接続部と、第22スイッチと第23スイッチの接
続部との間に、コンデンサが接続されている。
【0011】本発明の別の実施例では、前記第2積分器
は第2演算増幅器を有し、前記第2演算増幅器の反転入
力側は、第25スイッチを介して、第20スイッチと第
21スイッチの接続部接続され、また固定コンデンサを
介して装置の出力側に接続され、前記第2演算増幅器の
非反転入力側は、第2基準電位に接続されている。
【0012】容量比Cv3=(Cm−Cr)/Cr を用いる
場合、基準電位と、第17スイッチと測定用コンデンサ
の接続部との間に、第26スイッチを接続しなければな
らない。
【0013】本発明の別の実施例では、積分段の出力側
は平滑段に接続されている。
【0014】本発明の別の実施例では、第26スイッチ
と、3個のD/A変換器の各信号イネーブル入力とを制
御するために、基本クロック信号からクロックジェネレ
ータが、正のレベルまたは負のレベルを持つクロック信
号を発生し、各レベルは、基本クロック信号の少なくと
も8分の1の期間生じている。
【0015】本発明の別の特徴および利点は、添付図面
を参照した以下の実施例の説明から明らかである。
【0016】
【実施例】次に本発明を添付図面を参照して詳細に説明
する。図1に本発明の第1実施例の回路図を示す。図1
の回路図には、容量Cm の測定用コンデンサKm と、容
量Cr の基準コンデンサKr が含まれている。圧力セン
サの場合、測定用コンデンサKmは圧力に依存し、基準
コンデンサKr はできる限り圧力に依存しないようにさ
れ、また双方のコンデンサは圧力センサ内に設けられて
いる。そのような容量圧力センサの構成は、たとえば前
述の米国特許第5257210号明細書の図2、または
米国特許第5005421号明細書から公知である。
【0017】湿度に感応する測定用コンデンサまたは湿
気に感応する測定用コンデンサKmを設けた湿度センサ
または湿気センサの場合、たとえば耐湿度性の保護層ま
たは耐湿気性の保護層を用いて、汎用の湿度センサまた
は湿気センサが湿度または湿気に感応しないようにする
ことにより、基準コンデンサKr にすることができる。
基準コンデンサKr をできる限り測定値に感応しないよ
うにし、一定の容量であるとみなすことができるように
すると、様々な場合で有利である。
【0018】補償したアナログ出力信号Sを得るため
に、本発明は3つの容量比の内の1つを用いる。
【0019】Cv1=(Cm−Cr)/Cmv2=(Cm−Cr)/(Cm+Cr) Cv3=(Cm−Cr)/Cr センサ温度の測定信号だけを作るために、つまり温度に
依存する信号を作るために、装置の第1基準電位SNと
動作電位Uとの間に接続された分圧器71が用いられ、
前記分圧器71は、抵抗値Rθの抵抗型温度センサθ
と、抵抗値R72の降圧用抵抗72とから構成される。こ
の分圧器の抵抗比(温度に依存する)は、Vt である。
ただしVt=Rθ/(Rθ+R72) である。分圧器71
のタップには、信号S=U・Vt=U・Rθ/(Rθ+
72) が出力される。
【0020】分圧器71は温度センサの最も簡単な実施
例であるが、本発明の範囲はそれに限定されない。必要
なら任意の適切な温度に依存するネットワークを用いる
ことができる。たとえば温度に依存する抵抗を、抵抗型
温度センサと並列に接続することができ、つまり温度に
依存するブリッジ回路を設けることができる。
【0021】第1基準電位SNは、装置の電圧基準点の
電位である。そうしない場合、たとえば第1基準電位S
Nを、動作電圧Uの約半分にすることができる。
【0022】前述の米国特許第5257210号明細書
に記載の装置と違って、本発明では調整回路30が設け
られ、前記調整回路30は測定用コンデンサKm と基準
コンデンサKr に直接作用し、線形化と温度補償を実施
する。調整回路30から供給されたアナログ信号は、ク
ロック制御された状態で測定用コンデンサKm と基準コ
ンデンサKr とに直接供給される。補正信号がこのよう
に測定用コンデンサKm と基準コンデンサKr とに供給
されるので、装置の出力信号Sは、所望の線形性と温度
補償された波形を持つ。
【0023】センサ信号に対するこの直接の作用によ
り、線形化および温度補償を実施する信号とは別に、以
下に説明するようにスパン調整信号、ゼロ調整信号等を
適用することができる。
【0024】調整回路30は、クロックジェネレータ6
1(以下を参照)からのクロック信号により制御され
る。調整回路30の第1入力側は、動作電位Uに接続さ
れ、第2入力側は、温度に依存する分圧器71のタッ
プ、つまり温度センサθと抵抗72の接続部に接続され
ている。
【0025】クロック制御された状態で測定用コンデン
サKm と基準コンデンサKr は、積分段50(その出力
は装置の出力である)に接続され、出力信号Sを出力す
る。この出力側は、調整回路30の第3入力側に接続さ
れる。
【0026】必要なら出力信号Sを平滑段55(最も簡
単な構成では十分な容量を持つ平滑用コンデンサを用い
る)で平滑することができ、その場合図3に示すように
平滑段55を積分段50の出力側に接続しなければなら
ない。
【0027】本発明では、出力信号Sは以下の式にな
る。
【0028】
【数3】
【0029】ここで、Cv は、以下の容量比のうちの1
つである。
【0030】Cv1=(Cm−Cr)/Cmv2=(Cm−Cr)/(Cm+Cr) Cv3=(Cm−Cr)/Crm は、測定用コンデンサKm の容量である。
【0031】Cr は、基準コンデンサKr の容量であ
る。
【0032】Uは、動作電位である。
【0033】a0 は、ゼロ調整値である。
【0034】a1 は、温度係数のゼロ調整値である。
【0035】a2 は、第1スパン調整値である。
【0036】a3 は、温度係数のスパン調整値である。
【0037】b0 は、第2スパン調整値である。
【0038】b1 は、線形調整値である。
【0039】vt は、分圧器71の温度に依存する抵抗
比である。
【0040】調整回路30には、第1D/A変換器31
と、第2D/A変換器32と、第3D/A変換器33と
が含まれ、各D/A変換器は正の変換信号と負の変換信
号をそれぞれ出力する。2つの変換信号は、第1基準電
位SNに対して等しい大きさである。たとえば−1倍の
アナログ乗算器を用いて、負の変換信号をそれぞれ関連
する正の変換信号から得ることができる。
【0041】3個のD/A変換器31、32、33の各
ディジタル信号入力側には、ディジタル信号A0 、A
1 、A2 、A3 、B0 、B1 が供給され、前記ディジタ
ル信号A0 、A1 、A2 、A3 、B0 、B1 は、たとえ
ば前述の調整値a0 、a1 、a2 、a3 、b0 、b1
ら形成され、それらを記憶した電子メモリ、たとえばE
EPROMから供給することができる。しかしアナログ
調整値a0 、a1 、a2、a3 、b0 、b1 に対応する
ディジタル値を用いてディジタル信号を直接形成するこ
ともでき、たとえば適切なデータバスを介して、それら
をD/A変換器に直接供給することができる。
【0042】3個のD/A変換器31、32、33に
は、それぞれ基準入力側がある。これらの基準入力側に
は、別々のアナログ信号(D/A変換器に関わる各値を
表す)が供給される。各ディジタル信号入力は信号イネ
ーブル入力に関連し、各D/A変換器には2個の信号イ
ネーブル入力端子があり、各入力端子にはクロックジェ
ネレータ61からクロック信号T27、T28の内の1つが
供給される。
【0043】第1D/A変換器31の基準入力側は、調
整回路30の第1入力側である。既に述べたようにそれ
は動作電位Uに接続されている。第1D/A変換器31
の第1信号入力側には、ディジタル化したゼロ調整値A
0 が供給され、第2信号入力側には、ディジタル化した
第1スパン調整値A2 が供給される。
【0044】第2D/A変換器32の基準入力側は、調
整回路30の第2入力側である。この入力側は、既に述
べたように温度に依存する分圧器71のタップに接続さ
れ、温度に依存する信号U・Vt が供給される。第2D
/A変換器32の第1信号入力側には、ディジタル化し
た温度係数のゼロ調整値A1 が供給され、第2信号入力
側には、ディジタル化した温度係数のスパン調整値A3
が供給される。
【0045】第3D/A変換器33の基準入力側は、調
整回路30の第3入力側である。既に述べたようにそれ
には出力信号Sが供給される。第3D/A変換器33の
第1信号入力側には、ディジタル化した第2スパン調整
値B0 が供給され、第2信号入力側には、ディジタル化
した線形調整値B1 が供給される。
【0046】さらに調整回路30には、第1加算器41
と第2加算器42が含まれ、各加算器には6つの入力側
と1つの出力側がある。
【0047】第1加算器41の第1入力側と第2入力側
には、第1スイッチ1または第2スイッチ2を介して第
3D/A変換器33の正の変換信号と負の変換信号がそ
れぞれ供給される。
【0048】第2加算器42の第1入力側と第2入力側
には、第3スイッチ3または第4スイッチ4を介して第
3D/A変換器33の正の変換信号と負の変換信号がそ
れぞれ供給される。
【0049】第1加算器41の第3入力側と第4入力側
には、第5スイッチ5または第6スイッチ6を介して第
1D/A変換器31の正の変換信号と負の変換信号がそ
れぞれ供給される。
【0050】第2加算器42の第3入力側と第4入力側
には、第7スイッチ7または第8スイッチ8を介して第
1D/A変換器31の正の変換信号と負の変換信号がそ
れぞれ供給される。
【0051】第1加算器41の第5入力側と第6入力側
には、第9スイッチ9または第10スイッチ10を介し
て第2D/A変換器32の正の変換信号と負の変換信号
がそれぞれ供給される。
【0052】第2加算器42の第5入力側と第6入力側
には、第11スイッチ11または第12スイッチ12を
介して第2D/A変換器32の正の変換信号と負の変換
信号がそれぞれ供給される。
【0053】スイッチから離されて配設された測定用コ
ンデンサKm および基準コンデンサKr の各端子は、第
1基準電位SNに接続されている。また分圧器71と動
作電位Uは、第1基準電位SNに対するものであるの
で、装置内で比率を処理すれば良い。
【0054】第1加算器41および第2加算器42の出
力側は、第13スイッチ13または第14スイッチ14
を介して測定用コンデンサKm にそれぞれ接続され、第
15スイッチ15または第16スイッチ16を介して基
準コンデンサKr にそれぞれ接続されている。
【0055】図2に第2実施例の回路図を示す。3個の
D/A変換器31、32、33の代わりにタップ付抵抗
a0、Ra1、Ra2、Ra3、Rb0、Rb1が設けられている
点でそれは図1の実施例と異なり、それらによりアナロ
グ調整量a0 、a1 、a2 、a3 、b0 、b1 が作られ
る。
【0056】図2の左側の縦の破線は、装置を実現する
際のインターフェースを示す。たとえばハイブリッド技
術を用いてタップ付抵抗を実現することができ、好適に
も半導体モノリシック集積回路を用いてこの破線の右側
に位置する装置の部分を実現することができる。
【0057】装置のユーザーに調整量を少なくとも一部
変化させる場合タップ付抵抗は、たとえばポテンショメ
ータとして構成される。製造者が装置をプリセットする
場合タップ付抵抗は、レーザーにより調整される半導体
抵抗または薄膜抵抗として構成される。
【0058】タップ付抵抗Ra0、Ra2は、分圧器として
第1基準電位SNと動作電位Uとの間にそれぞれ接続さ
れる。抵抗Ra0、Ra2のタップは、別のスイッチ27
1 、281 を介して、アナログインバータI1 の入力側
と、第5スイッチ5と、第7スイッチ7とにそれぞれ接
続されている。アナログインバータI1 の出力側は、第
6スイッチ6と、第8スイッチ8とに接続されている。
スイッチ271 には、クロック信号T27が供給され、ス
イッチ281 にはクロック信号T28が供給される。
【0059】抵抗Ra1、Ra3のタップは、別のスイッチ
272 、282 を介して、温度センサθのグランドされ
ていない側の端子と、アナログインバータI2 の入力側
と、第9スイッチ9と、第11スイッチ11とにそれぞ
れ接続されている。アナログインバータI2 の出力側
は、第10スイッチ10と、第12スイッチ12とに接
続されている。スイッチ272 にはクロック信号T27
供給され、スイッチ282 にはクロック信号T28が供給
される。このように図2では、図1の分圧器71に相当
する2個の分圧器(それぞれに温度センサθが含まれ
る)が、関連するスイッチ272 、282 を閉じた場合
に実現される。
【0060】タップ付抵抗Rb0、Rb1は、分圧器として
第1基準電位SNと装置の出力側との間にそれぞれ接続
されている。これらの抵抗には、平滑出力信号Sが供給
される。抵抗Rb0、Rb1のタップは、別のスイッチ27
3 、283 を介してアナログインバータI3 の入力側
と、第1スイッチ1と、第3スイッチ3とにそれぞれ接
続されている。アナログインバータI3 の出力側は、第
2スイッチ2と、第4スイッチ4とに接続されている。
スイッチ273 には、クロック信号T27が供給され、ス
イッチ283 には、クロック信号T28が供給される。
【0061】図3および図4(図1および図2の装置の
実施例を示す)では、右側に位置する回路部分だけが図
1および図2と異なるので、これらの右側の部分だけを
説明する。これらは図1および図2の積分段50の実施
例である。
【0062】測定用コンデンサKm と基準コンデンサK
r の信号は、クロック制御された状態で第1積分器51
に供給される。第1積分器51には第1演算増幅器53
が含まれ、反転入力端子は第17スイッチ17を介して
測定用コンデンサKm に接続され、また第18スイッチ
18を介して基準コンデンサKr に接続され、第18ス
イッチ18と基準コンデンサの接合部は、第19スイッ
チ19を介して第2基準電位Ur に接続されている。
【0063】この第2基準電位Ur は、グランド電位と
異なり、また動作電位Uとも異なる。たとえばそれは、
第1基準電位SNと動作電位Uとのほぼ中間にある。し
たがってたとえば動作電位Uが5Vの値に固定される場
合、第2基準電位Ur は約2.5Vに選択される。
【0064】また第2基準電位Ur は、第1演算増幅器
53の非反転入力端子に接続され、反転入力端子は、3
本の並列分岐線を経て出力側に接続されている。第1並
列分岐線は、直列に接続された第20スイッチ20と第
21スイッチ21とから構成され、第2並列分岐線は、
直列に接続された第22スイッチ22と第23スイッッ
チ23から構成され、第3並列分岐線は、第24スイッ
チ24から構成される。コンデンサKu (極性を反転し
なければならない)は、第22スイッチと第23スイッ
チの接続部と、第20スイッチと第21スイッチの接続
部との間に接続され、後者の接続部は、第1積分器51
の出力側でもある。
【0065】第1積分器51の出力側に現れる信号は、
クロック制御された状態で第2積分器52に供給され
る。第2積分器52には、第2演算増幅器54が含ま
れ、反転入力端子は、第25スイッチ25を介して第2
0スイッチと第21スイッチの接続部に接続され、また
固定コンデンサKf を介して装置の出力側に接続され、
非反転入力端子は、第2基準電位Ur に接続されてい
る。
【0066】今まで説明してきた装置の信号処理は、容
量比Cv1=(Cm−Cr)/CmまたはCv2=(Cm
r)/(Cm+Cr) のいずれかに基づく。容量比Cv3
=(Cm−Cr)/Cr を処理する場合、第2基準電位U
r と、第17スイッチ17と測定用コンデンサKm の接
続部との間に、第26スイッチ26を配設しなければな
らない。
【0067】クロックジェネレータ61は、基本クロッ
ク信号から28つのクロック信号T1 〜T28を発生し、
26個のスイッチ1,・・・,26と、3個のD/A変
換器31、32、33の各信号イネーブル入力側とを制
御する(図5〜図7参照)。クロック信号T1 ,・・
・,T28は、ハイレベルHまたはローレベルLを持つ。
各レベルは、基本クロック信号の期間
【0068】
【数4】
【0069】の少なくとも8分の1の期間内(D
1 ...D8 )に生じる。
【0070】Hレベルで26個のスイッチと、3個のD
/A変換器31、32、33の6つ信号イネーブル入力
側の各スイッチとがそれぞれ導通状態に切り替えられ、
Lレベルでこれらのスイッチは非導通状態に切り替えら
れる。スイッチは、トランジスタ等の電子部品、たとえ
ば絶縁ゲート電界効果トランジスタを用いて実現され
る。
【0071】当業者に公知のようにクロックジェネレー
タ61内でクロック信号T1 〜T28は、たとえば周波
数分割または分周信号の論理組合せにより、期間D
の発振信号から得られる。前述の基本クロック信号は、
発振信号の周波数を8分周することにより得られる。
【0072】図5のクロック信号T13、T17は、たとえ
ば発振信号を2分周することにより作られ、互いに18
0°位相をずらされている。図5のクロック信号T4
7、T11は基本クロック信号から得られ、それらのH
レベルは期間Dの8期間の内の5番目の期間D5 にあ
る。
【0073】次に各クロック信号のそれぞれの8区間に
対するHレベルおよびLレベルの割当てとその作用を詳
細に説明する。
【0074】図5に、容量比Cv1=(Cm−Cr)/Cm
に対する基本クロック信号の一期間D中のクロック信号
Tの波形を示す。図から分かるように、わずかな数のク
ロック信号、つまりクロック信号T14、T26が常にLレ
ベルであるので、実際はそれらによって制御されるスイ
ッチ14、26は必要なく、クロック信号T14、T26
作る必要はない。
【0075】図6に、容量比Cv2=(Cm−Cr)/(C
m+Cr)に対する基本クロック信号の一期間D中のクロ
ック信号Tの波形を示す。ここでもわずかな数のクロッ
ク信号、つまりクロック信号T14、T15、T19、T26
常にLレベルであるので、実際はそれらによって制御さ
れるスイッチ14、15、19、26は必要なく、クロ
ック信号T14、T15、T19、T26を作る必要はない。
【0076】図7に、容量比Cv3=(Cm−Cr)/Cr
に対する基本クロック信号の一期間D中のクロック信号
Tの波形を示す。ここでもわずかな数のクロック信号、
つまりクロック信号T15、T19が常にLレベルであるの
で、実際はそれらによって制御されるスイッチ15、1
9は必要なく、クロック信号T15、T19を作る必要はな
い。
【0077】図1から図4に、各容量比を実現するのに
必要ないこれらのスイッチおよびクロック信号を示す理
由は、装置の容量比の3つの変分Cv1、Cv2、Cv3の内
の任意の変分を実施するのに共通の回路を示すためであ
る。また本発明の図を系統だてるため、図1から図4と
図5から図7に、特定の容量比に必要のないスイッチお
よびそれと対応するクロック信号もそれぞれ示す。
【0078】3つの容量比の内の1つだけに基づいて測
定する場合、当然常にLレベルが印加されるこれらのス
イッチを設ける必要はなく、関連するクロック信号を作
る必要もない。
【0079】図5から図7のクロック信号の波形から分
かるように、期間D1 〜D4 と比較して2番目の4期間
5 〜D8 の間に、図1および図3のD/A変換器3
1、32、33の各反転出力と図2および図4のタップ
付抵抗の反転信号が、各スイッチを介してコンデンサK
m 、Kr に供給される。
【0080】さらに図3および図4の実施例では、関連
するスイッチにより2番目の4期間D5 〜D8 の間にコ
ンデンサKu の極性が、最初の4期間D1 〜D4 の間の
極性から反転する。この周期的な極性の反転により、装
置の演算増幅器のオフセット電圧を補償することがで
き、このことを「チョッパ技術」と称する。
【0081】図8に、特別なカレントミラー回路の回路
図を示し、ここでは通常のカレントミラー回路と区別す
るために、「カレントコピー回路」と称する。図2およ
び図4の実施例、つまりアナログ調整量a0 、a1 、a
2 、a3 、b0 、b1 のジェネレータとしての抵抗を設
けた実施例で、加算器41、42の入力側に、できる限
り理想的な電圧信号、つまりできる限り低い内部抵抗を
持つ電圧源からの電圧信号を供給する場合に、このカレ
ントコピー回路80を用いると有利である。分圧器の各
タップ(図2および図4では図を簡単にするために直付
のタップで示されている)では、当然この条件は満たさ
れない。
【0082】図8に示したカレントコピー回路は、各分
圧器のタップの電位と無関係に電流を生じる。それから
図9に示す電流−電圧変換器により、電流は低い内部抵
抗を持つ電圧源により伝達される電圧に変換される。
【0083】詳細に図8を参照すると、導電率がコンプ
リメントのタイプの2個のトランジスタ83、84から
構成される第1直列接続列が示されており、動作電位U
と第1基準電位SNとの間に直列に接続された制御電流
経路を形成する。
【0084】さらに図には導電率がコンプリメントのタ
イプの2個のトランジスタ85、86から構成される第
2直列接続列が示されており、動作電位Uと第1基準電
位SNとの間に直列に接続された制御電流経路を形成す
る。
【0085】一方向に導電するタイプの2個のトランジ
スタ83、85の制御端子は、相互に接続され、他方向
に導電するタイプの2個のトランジスタ84、86の制
御端子も相互に接続されている。
【0086】図8の各直列接続列81、82のトランジ
スタの表す回路図記号は、エンハンスメント型絶縁ゲー
ト電界効果トランジスタのものであり、トランジスタ8
3、85はpチャンネルトランジスタであり、トランジ
スタ84、86はnチャンネルトランジスタであるが、
他のタイプのトランジスタも用いることができ、このこ
とは用いられる所定の実装技術に依存する。
【0087】第1直列接続列81のトランジスタ83、
84から構成される電流経路の接続部は、別の演算増幅
器87の反転入力側に接続され、その非反転入力側は第
2基準電位Ur に接続されている。演算増幅器87には
異なる出力端子があり、正の端子は、2個のトランジス
タ84、86の制御端子の接続部に接続され、負の端子
は、2個のトランジスタ83、85の制御端子の接続部
に接続されている。さらにこれらの端子は、コンデンサ
88、89を介して、第1直列接続列81のトランジス
タから構成される制御電流経路の接続部にそれぞれ接続
されている。
【0088】図8に、入力電流Iに対するカーレントコ
ピー回路の動作も示す。入力電流Iは、「高電位側」の
電流IP (トランジスタ83を流れる)と「負電位側」
の電流IN (トランジスタ84を流れる)とに分割され
る。同様にコピーされた電流IP´、IN´が、第2直列
接続列82のトランジスタ85、86にそれぞれ流れ、
加算されてコピーされた電流I´が出力される。
【0089】図9に示した電流−電圧変換器90は、図
8の電流I´を出力電圧Ua に変換する働きをする。こ
のためカレントコピー回路80の出力側を、電流−電圧
変換器90の入力側に接続しなければならない。後続の
回路は、別の演算増幅器91から構成され、その反転入
力端子は、抵抗値R92の抵抗92を介して出力端子に接
続されている。反転入力端子は電流−電圧変換器90の
入力側である。対して非反転入力端子は、第2基準電位
r に接続されている。したがって出力電圧は、Ua
I´・R92 である。
【0090】本発明による装置を半導体集積回路として
実現する場合に、図8および図9の回路を用いると有利
である。
【0091】図8のカレントコピー回路の1つの利点
は、入力側にバッファアンプとを設ける必要がなく、し
たがって抵抗(前述の集積回路技術では固有の困難さを
伴う半導体抵抗として製造しなければならない)も設け
る必要がないということである。さらに本発明に用いら
れるチョッパ技術(前の記述のとおり)により、カレン
トコピー回路のオフセット電圧を補償することができ
る。
【0092】次に図10から図18を参照して、本発明
の前述の実施例の動作を説明する。第2基準電位Ur
第1基準電位SNに等しく、後者はグランド電位に等し
い場合について、図3および図5に示した実施例を説明
する。容量比Cv1=(Cm−Cr)/Cm を用いた実施例
に基づいて説明する。
【0093】図10から図17の各図面に、図5の8期
間D1 、・・・、D8 の内の1期間にそれぞれ対応する
スイッチ1〜26の状態を示し、図18に、図17の期
間D8 の次の期間D9 の状態を示し、クロック信号に関
してそれは期間D1 と同一である。図10から図18で
は、クロック信号T1 、・・・、T26の各Hレベルで導
通されるスイッチは、閉じたスイッチの記号で示され
る。
【0094】図10から図18に、コンデンサKm 、K
r 、Ku 、Kf の両端の瞬時電圧Um 、Ur 、Uu 、U
f に対する矢印を示す。これらのいく枚かの図面には、
充電電流dQm 、dQr 、dQに対する電流の矢印を示
す。電圧Um 、Ur 、Uu 、Uf および充電電流dQ
m 、dQr 、dQには、関連する期間を示すインデック
スナンバー1、・・・、9をそれぞれ付ける。したがっ
てUm1は期間D1 に関係する。以下コンデンサKu 、K
f の容量は、Cu 、Cf でそれぞれ示す。
【0095】期間D1 のスイッチの位置を図10に示
す。その期間では、スイッチ2、3、5、8、9、1
2、13、16、22、23、24、25が閉じる。他
のスイッチ、特にスイッチ17、18、19、26が開
であるので、調整回路30だけがコンデンサKm 、Kr
に作用する。クロック信号T28により、ディジタル信号
2 、A3 、B1 が3個のD/A変換器31、32、3
3に送信され、アナログ信号±a2 、±a3 、±b1
各変換器の出力側に出力される。信号+a2 、+a3
−b1 が加算器41に送信され、信号−a2 、−a3
+b1 は加算器42に送出される。
【0096】したがって以下の式が成り立つ。
【0097】 Um1=−b1・S+(a2+a3・Vt)・U (11) Ur1=+b1・S−(a2+a3・Vt)・U (21) Uu1=0 (41) Uf1=S (51) 期間D2 のスイッチの位置を図11に示す。スイッチ1
7、18、21、22は閉じられる。全ての他のスイッ
チは開かれ、演算増幅器53の反転入力端子はバーチャ
ルショートして0Vであるので、調整回路30は、コン
デンサKm 、Kr から切り離されて、コンデンサKm
r の電荷はコンデンサKu に送出される。したがって
期間D2 では、各コンデンサKm 、Kr の2個の端子間
電圧は0Vである。
【0098】したがって以下の式が成り立つ。
【0099】 dQm2=(Um2−Um1)・Cm =−〔−b1・S+(a2+a3・Vt)・U〕・Cm (12) dQr2=(Ur2−Ur1)・Cr =−〔+b1・S−(a2+a3・Vt)・U〕・Cr (22) dQ2 =dQm2+dQr2 =+〔+b1・S−(a2+a3・Vt)・U〕・(Cm−Cr) (32) Uu2 =Uu1+dQ2/Cu =+〔+b1・S−(a2+a3・Vt)・U〕・(Cm−Cr)/Cu(42) Uf2 =S (52) 期間D3 のスイッチの位置を図12に示す。スイッチ
2、5、9、13、15、21、22が閉じている。調
整回路30はコンデンサKm 、Kr に電流を供給する
が、電圧は図10に示した電圧とは異なる。他の全ての
スイッチは開である。クロック信号T27により、ディジ
タル信号A0 、A1 、B0 が3個のD/A変換器31、
32、33に送信され、アナログ信号±a0 、±a1
±b0 が各変換器の出力側に出力される。したがって信
号+a0 、+a1 、−b0 が加算器41に供給されるの
に対して、加算器42には信号は供給されない。
【0100】したがって以下の式が成り立つ。
【0101】 Um3=−b0・S+(a0+a1・Vt)・U (13) Ur3=Um3=−b0・S+(a0+a1・Vt)・U (23) Uu3=Uu2 =+〔+b1・S−(a2+a3・Vt)・U〕・(Cm−Cr)/Cu (43) Uf3=S (53) 期間D4 のスイッチの位置を図13に示す。スイッチ1
7、19、21、22が閉じている。全ての他のスイッ
チは開かれ、演算増幅器53の反転入力端子はバーチャ
ルショートして0Vであるので、調整回路30は、コン
デンサKm 、Kr から切り離されて、コンデンサKr
グランドに放電し、コンデンサKm の電荷だけがコンデ
ンサKu に送出される。期間D4 ではコンデンサKm
端子間電圧も0Vである。
【0102】したがって以下の式が成り立つ。
【0103】 dQm4=(Um4−Um3)・Cm =−〔−b0・S+(a0+a1・Vt)・U〕・Cm (14) dQr4=Ur4=0 (24) dQ4=dQm4=−〔−b0・S+(a0+a1・Vt)・U〕・Cm (34) Uu4=Uu3+dQ4/Cu =〔b1・S−(a2+a3・Vt)・U〕・(Cm−Cr)/Cu −〔−b0・S+(a0+a1・Vt)・U〕・Cm/Cu (44) Uf4=Uf3=Uf2=S (54) 期間D5 のスイッチの位置を図14に示す。スイッチ
1、4、6、7、10、11、13、16、22、2
3、24、25が閉じている。調整回路30は、電流を
コンデンサKm 、Kr に供給するが、電圧は図10およ
び図12の電圧とは異なる。他の全てのスイッチは開で
ある。図10のようにクロック信号T28により、ディジ
タル信号A2 、A3 、B1 が3個のD/A変換器31、
32、33に送信され、アナログ信号±a2 、±a3
±b1 が各変換器の出力側に出力される。しかし加算器
41、42に供給される信号は、図10のそれではな
く、それの反転信号であり、つまり信号−a2 、−a
3 、+b1 が加算器41に供給され、信号+a2 、+a
3 、−b1 が加算器42に供給される。
【0104】したがって以下の式が成り立つ。
【0105】 Um5=+b1・S−(a2+a3・Vt)・U (15) Ur5=−b1・S+(a2+a3・Vt)・U (25) dQf5=(Uu5−Uu4)・Cu =−〔+b1・S−(a2+a3・Vt)・U〕・(Cm−Cr) −〔+b0・S−(a0+a1・Vt)・U〕・Cm =−k1・(Cm−Cr)−k2・Cm (35) Uu5=0 Uf5=Uf4+dQf5/Cf (45) =S−k1・(Cm−Cr)/Cf−k2・Cm/Cf (55) 期間D6 のスイッチの位置を図15に示す。スイッチ1
7、18、20、23が閉じている。全ての他のスイッ
チは開かれ、演算増幅器53の反転入力端子はバーチャ
ルショートして0Vであるので、調整回路30は、コン
デンサKm 、Kr から切り離されて、コンデンサKm
r の電荷はコンデンサKu に送出される。期間D6
は各コンデンサKm 、Kr の2つの端子間電圧も0Vで
ある。
【0106】したがって以下の式が成り立つ。
【0107】 dQm6=(Um6−Um5)・Cm =−〔+b1・S−(a2+a3・Vt)・U〕・Cm (16) dQr6=(Ur6−Ur5)・Cr =−〔−b1・S+(a2+a3・Vt)・U〕・Cr (26) dQ6=dQm6+dQr6 =−〔+b1・S−(a2+a3・Vt)・U〕(Cm−Cr) =−k3・(Cm−Cr) (36) Uu6=Uu5−dQ6/Cu=k3・(Cm−Cr)/Cu (46) Uf6=Uf5=S−k1・(Cm−Cr)/Cf−k2・Cm/Cf (56) 期間D7 のスイッチの位置を図16に示す。スイッチ
1、6、10、13、15、20、23は閉じている。
調整回路30は電流をコンデンサKm 、Kr に供給する
が、電圧は図10に示した電圧と異なる。他の全てのス
イッチは開である。クロック信号T27により、ディジタ
ル信号A0 、A1 、B0 は3個のD/A変換器31、3
2、33に送信され、アナログ信号±a0 、±a1 、±
0 が、各変換器の出力側に出力される。したがって信
号−a0 、−a1 、+b0 が加算器41に供給されるの
に対し、加算器42には信号は供給されない。
【0108】したがって以下の式が成り立つ。
【0109】 Um7=k2=+b0・S−(a0+a1・Vt)・U (17) Ur7=Um7=k2 (27) Uu7=Uu6=+k3・(Cm−Cr)/Cu (47) Uf7=Uf6=S−k1・(Cm−Cr)/Cf−k2・Cm/Cf (57) 期間D8 のスイッチの位置を図17に示す。スイッチ1
7、19、20、23が閉じている。全ての他のスイッ
チは開かれ、演算増幅器53の反転入力端子はバーチャ
ルショートして0Vであるので、調整回路30は、コン
デンサKm 、Kr から切り離されて、コンデンサKr
グランドに放電し、コンデンサKm の電荷だけがコンデ
ンサKu に送出される。期間D8 ではコンデンサKm
端子間電圧も0Vである。
【0110】したがって以下の式が成り立つ。
【0111】 dQm8=(Um8−Um7)・Cm =−〔+b0・S−(a0+a1・Vt)・U〕・Cm =−k4・Cm (18) dQr8=Ur8=0 (28) dQ8=dQm8=−k4・Cm (38) Uu8=Uu7−dQ8/Cu =+k3・(Cm−Cr)/Cu+k4・Cm/Cu (48) Uf8=Uf7=S−k1・(Cm−Cr)/Cf−k2・Cm/Cf (58) 1サイクルは次の期間D9 で完結し、期間D9 は期間D
1 に相当する。期間D9 のスイッチの位置を図18に示
す。一方では、図10と同様にスイッチ2、3、5、
8、9、12、13、16、22、23、24、25が
閉じ、他のスイッチ、特にスイッチ17、18、19、
26が開であるので、調整回路30だけがコンデンサK
m 、Kr に作用する。クロック信号T28により、また新
たにディジタル信号A2 、A3 、B1 が3個のD/A変
換器31、32、33に送信され、アナログ信号±a
2 、±a3、±b1 が各変換器の出力側に出力される。
したがって信号+a2 、+a3、−b1 が再度加算器4
1に送出され、信号−a2 、−a3、+b1 が加算器4
2に送出される。
【0112】他方では、積分器51、52のコンデンサ
u 、Kf 間で電荷の受渡しが行われ、スイッチ17、
18は開であるので、その受渡しは測定用コンデンサK
m および基準コンデンサKr には作用しない。
【0113】したがって前述の式(11) 、・・・、
(51) とは別に、以下の式が成り立つ。
【0114】 dQf9=(Uu9−Uu8)・Cu =〔−k3・(Cm−Cr)/Cu−k4・Cm/Cu〕・Cu (19) Uu9=0 (49) Uf9=Uf8+dQf9/Cf =S−(k1+k3)(Cm−Cr)/Cf−(k2+k4)Cm/Cf (59) iが8期間D1 ,・・・,D8 の連続する数のサイクル
である場合、以下の一般関係式が成り立つ。
【0115】 S8・(i+1)+1=S8・i+1−(k1+k3)(Cm−Cr)/Cf −(k2+k4)Cm/Cf (6) たとえばi=0に対して、式(6)は以下のようにな
る。
【0116】 S9=S1−(k1+k3)(Cm−Cr)/Cf−(k2+k4)Cm/Cf (7) 理想演算増幅器について考えると、常に以下の式が成立
する。
【0117】 S8・(i+1)+1=S8・i+1 ; k1=k3 ; k2=k4 したがって式(6)の右辺の第2項と第3項との加算値
は、ゼロでなければならない。
【0118】 2(Sb1−Ua2−Ua3t)(Cm−Cr)/Cf +2(Sb0−Ua0−Ua1t)Cm/Cf =S(b0+b1v1)−U〔a0+a1t+(a2+a3t)Cv1〕=0
【0119】
【数5】
【0120】式(8)は請求項1で与えられた関係式と
同一であり、本発明の装置を満足するものである。
【0121】
【発明の効果】上述のように、従来技術の装置より実質
的に少ない構成部品ですみ、かつ補償された平滑出力信
号が従来技術の装置より迅速に得られる装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の回路図である。
【図2】本発明の第2実施例の回路図である。
【図3】別の有利な特徴を持つ本発明の図1の回路図で
ある。
【図4】図3の別の有利な特徴を持つ図2の回路図であ
る。
【図5】図3または図4に示した装置を用いて、容量比
(Cm−Cr)/Cm を補償する場合のクロック信号の波
形を示す図である。
【図6】図3または図4に示した装置を用いて、容量比
(Cm−Cr)/(Cm+Cr)を補償する場合のクロック
信号の波形を示す図である。
【図7】図3または図4に示した装置を用いて、容量比
(Cm−Cr)/Cr を補償する場合のクロック信号の波
形を示す図である。
【図8】本発明の装置に用いる所定のカレントコピー回
路の回路図である。
【図9】図8の回路に接続して用いる電流−電圧変換器
の回路図である。
【図10】図5の期間D1 での図3の装置のスイッチの
位置を示す回路図である。
【図11】図5の期間D2 での図3の装置のスイッチの
位置を示す回路図である。
【図12】図5の期間D3 での図3の装置のスイッチの
位置を示す回路図である。
【図13】図5の期間D4 での図3の装置のスイッチの
位置を示す回路図である。
【図14】図5の期間D5 での図3の装置のスイッチの
位置を示す回路図である。
【図15】図5の期間D6 での図3の装置のスイッチの
位置を示す回路図である。
【図16】図5の期間D7 での図3の装置のスイッチの
位置を示す回路図である。
【図17】図5の期間D8 での図3の装置のスイッチの
位置を示す回路図である。
【図18】図5の期間D9 での図3の装置のスイッチの
位置を示す回路図である。
【符号の説明】
30 調整回路 31 第1D/A変換器 32 第2D/A変換器 33 第3D/A変換器 50 積分段 51 第1積分器 52 第2積分器 61 クロックジェネレータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 594204055 エンヴェック メス− ウント レーゲル テヒニク ゲゼルシャフト ミット ベシ ュレンクテル ハフツング ウント コン パニー ドイツ連邦共和国 カッセル ミラームシ ュトラーセ 87 (71)出願人 595158245 ヴェガ グリースハーバー コマンディト ゲゼルシャフト ドイツ連邦共和国 ヴォルフアッハ ハウ プトシュトラーセ 1−7 (71)出願人 595158256 カヴリコ コーポレイション アメリカ合衆国 カリフォルニア ムーア パーク ロスアンジェルス アヴェニュー 14501 (72)発明者 ペトルス エヌ セーシンク オランダ国 アインドーフェン シャモニ クスラーン 210 (72)発明者 ゲオルク シュナイダー ドイツ連邦共和国 ショプフハイム ター ルシュトラーセ 55 (72)発明者 リヒャルト ヴァーグナー ドイツ連邦共和国 ラインフェルデン イ ム フンゲリッヒ 16 (72)発明者 マルティン メレルト ドイツ連邦共和国 シュタイナッハ オー バータール 22

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容量センサからのセンサ信号の線形化お
    よび温度補償のための装置において、 測定用コンデンサと、 基準コンデンサと、 動作電位と、第1基準電位たとえばグランド電位との間
    に接続されて測定用コンデンサの温度を測定する抵抗型
    温度センサを持つ、温度に依存する分圧器と、 前記測定用コンデンサと基準コンデンサにアナログ信号
    を作用させる、装置の出力信号に対するクロック制御調
    整回路と、 前記測定用コンデンサと基準コンデンサにクロック制御
    された状態で接続することのできる積分段と、 クロックジェネレータとを有し、 前記クロック制御調整回路の第1入力側は動作電位に接
    続され、第2入力側は温度センサに接続され、 前記積分段の出力側は、クロック制御調整回路の第3入
    力側に接続され、また装置の出力側でもあり、 出力信号Sは、以下の式 【数1】 に従い、ここでCv は、以下の容量比 Cv1=(Cm−Cr)/Cmv2=(Cm−Cr)/(Cm+Cr) Cv3=(Cm−Cr)/C のうちの1つであり、C は、測定用コンデンサの容
    量であり、Cr は、基準コンデンサの容量であり、U
    は、動作電位であり、a0 は、ゼロ調整値であり、a1
    は、温度係数のゼロ調整値であり、a2 は、第1スパン
    調整値であり、a3 は、温度係数のスパン調整値であ
    り、b0 は、第2スパン調整値であり、b1 は、線形調
    整値であり、vt は、分圧器の温度に依存する抵抗比で
    あることを特徴とするセンサ信号の線形化および温度補
    償のための装置。
  2. 【請求項2】前記積分段は、 クロック制御された状態で、極性が反転するコンデンサ
    を具備した第1積分器と、 前記第1積分器の出力側にクロック制御された状態で接
    続することのできる第2積分器とを有する請求項2に記
    載の装置。
  3. 【請求項3】前記クロック制御調整回路は、 正の変換信号と負の変換信号とを出力する第1D/A変
    換器と、 正の変換信号と負の変換信号とを出力する第2D/A変
    換器と、 正の変換信号と負の変換信号とを出力する第2D/A変
    換器と、 1つの出力側と6つの入力側とがそれぞれ設けられた第
    1加算器および第2加算器とを有し、 前記第1D/A変換器の基準入力はクロック制御調整回
    路の第1入力であり、 前記第1D/A変換器の第1信号入力側には、ディジタ
    ル化したゼロ調整値A 0 が供給され、 前記第1D/A変換器の第2信号入力側には、ディジタ
    ル化した第1スパン調整値A2 が供給され、 前記第1D/A変換器の第1信号イネーブル入力側およ
    び第2信号イネーブル入力側は、クロックジェネレータ
    により制御され、 前記第2D/A変換器の基準入力はクロック制御調整回
    路の第2入力であり、 前記第2D/A変換器の第1信号入力側には、ディジタ
    ル化した温度係数のゼロ調整値A1 が供給され、 前記第2D/A変換器の第2信号入力側には、ディジタ
    ル化した温度係数のスパン調整値A3 が供給され、 前記第2D/A変換器の第1信号イネーブル入力側およ
    び第2信号イネーブル入力側は、クロックジェネレータ
    により制御され、 前記第3D/A変換器の基準入力はクロック制御調整回
    路の第3入力であり、 前記第3D/A変換器の第1信号入力側には、ディジタ
    ル化した第2スパン調整値B0 が供給され、 前記第3D/A変換器の第2信号入力側には、ディジタ
    ル化した線形調整値B1 が供給され、 前記第3D/A変換器の第1信号イネーブル入力側およ
    び第2信号イネーブル入力側は、クロックジェネレータ
    により制御され、 前記第1加算器の第1入力側および第2入力側には、第
    1スイッチまたは第2スイッチを介して第3D/A変換
    器の正の変換信号または負の変換信号がそれぞれ入力さ
    れ、 前記第2加算器の第1入力側および第2入力側には、第
    3スイッチまたは第4スイッチを介して第3D/A変換
    器の正の変換信号または負の変換信号がそれぞれ入力さ
    れ、 前記第1加算器の第3入力側および第4入力側には、第
    5スイッチまたは第6スイッチを介して第1D/A変換
    器の正の変換信号または負の変換信号がそれぞれ入力さ
    れ、 前記第2加算器の第3入力側および第4入力側には、第
    7スイッチまたは第8スイッチを介して第1D/A変換
    器の正の変換信号または負の変換信号がそれぞれ入力さ
    れ、 前記第1加算器の第5入力側および第6入力側には、第
    9スイッチまたは第10スイッチを介して第2D/A変
    換器の正の変換信号または負の変換信号がそれぞれ入力
    され、 前記第2加算器の第5入力側および第6入力側には、第
    11スイッチまたは第12スイッチを介して第2D/A
    変換器の正の変換信号または負の変換信号がそれぞれ入
    力され、 前記第1加算器の出力側と第2加算器の出力側は、第1
    3スイッチおよび第14スイッチを介して、測定用コン
    デンサにそれぞれ接続され、 前記第1加算器の出力側と第2加算器の出力側は、第1
    5スイッチおよび第16スイッチを介して、基準コンデ
    ンサにそれぞれ接続され、 スイッチから離されて配設された測定用コンデンサと基
    準コンデンサのそれぞれの1つの端子は、第1基準電位
    に接続されている請求項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】容量比Cv1=(Cm−Cr)/Cm またはC
    v2=(Cm−Cr)/(Cm+Cr) を用いる装置であって、 第1積分器は第1演算増幅器を有し、 前記第1積分器の反転入力側は、第17スイッチを介し
    て測定用コンデンサに接続され、また第18スイッチを
    介して基準コンデンサに接続され、 前記第1積分器の反転入力側は、さらに3本の並列分岐
    線を介して出力側に接続され、 前記第1積分器の非反転入力側は、第2基準電位に接続
    され、 前記第18スイッチと基準コンデンサの接続部は、第1
    9スイッチを介して第2基準電位に接続され、 第1並列分岐線は、直列に接続された第20スイッチと
    第21スイッチとから構成され、 第2並列分岐線は、直列に接続された第22スイッチと
    第23スイッチとから構成され、 第3並列分岐線は、第24スイッチから構成され、 前記第20スイッチと第21スイッチの接続部と、第2
    2スイッチと第23スイッチの接続部との間に、コンデ
    ンサが接続されている請求項2に記載の装置。
  5. 【請求項5】第2積分器は第2演算増幅器を有し、 前記第2演算増幅器の反転入力側は、第25スイッチを
    介して、第20スイッチと第21スイッチの接続部接続
    され、また固定コンデンサを介して装置の出力側に接続
    され、 前記第2演算増幅器の非反転入力側は、第2基準電位に
    接続されている請求項2に記載の装置。
  6. 【請求項6】容量比Cv3=(Cm−Cr)/Cr を用いる
    装置であって、第26スイッチが、第2基準電位と、第
    17スイッチと測定用コンデンサの接続部との間に接続
    されている請求項4に記載の装置。
  7. 【請求項7】平滑用コンデンサが積分段の出力側に接続
    されている請求項1に記載の装置。
  8. 【請求項8】第26スイッチと、3個のD/A変換器の各
    信号イネーブル入力とを制御するために、基本クロック
    信号からクロックジェネレータが、正のレベルまたは負
    のレベルを持つクロック信号を発生し、各レベルは、基
    本クロック信号の少なくとも8分の1の期間生じている
    請求項1から7までのいずれか1項に記載の装置。
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