JPH08239340A - ベンゾキノン系誘導体の製造法 - Google Patents

ベンゾキノン系誘導体の製造法

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JPH08239340A
JPH08239340A JP4328195A JP4328195A JPH08239340A JP H08239340 A JPH08239340 A JP H08239340A JP 4328195 A JP4328195 A JP 4328195A JP 4328195 A JP4328195 A JP 4328195A JP H08239340 A JPH08239340 A JP H08239340A
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C46/00Preparation of quinones

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 一般式 【化1】 で代表されるベンゾキノン類に、HO−(CH210
COOHで代表される脂肪族カルボン酸を銀塩の形で反
応させ、 【化2】 で代表されるベンゾキノン系誘導体を製造する。 【効果】 目的物質を、環境衛生上の問題を生じない試
薬を用いて効率良く製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は医薬として有用な一般式
【0002】
【化3】
【0003】(式中R1 ,R2 は少なくとも一方がアル
コキシ基であると共に他方がアルキル基もしくはアルコ
キシ基を、R3 はアルキル基もしくはアルコキシ基を、
4 は水素原子、ヒドロキシ基、ハロゲン原子もしくは
アルコキシ基を、Aは直鎖状もしくは分岐状アルキレン
基を夫々意味する)で示されるベンゾキノン系誘導体
を、安全な試薬を用いて且つ収率良く製造することので
きる方法に関するものである。
【0004】
【従来の技術】ベンゾキノン系誘導体(C)のうち、例
えば、化学式
【0005】
【化4】
【0006】で示される化合物は、一般名「イデベノ
ン」と称され、脳エネルギー代謝に対する作用を有する
ところから、脳梗塞後遺症、脳出血後遺症、脳動脈硬化
症等の脳血管系障害に伴う意欲低下、情緒障害、言語障
害等を改善する治療薬として広く利用されている。
【0007】本化合物(D)は、その有用性に鑑み、種
々の製造方法が検討されている。代表的な方法として
は、例えば特開昭51−128932,同57−131
735,同59−39855,同64−25741,同
64−70429等を挙げることができる。しかしなが
らこれらの方法では、工程が長いとか、使用試薬に環境
衛生上の問題があるとか、或は収率が低いとかいった問
題がある為、これらの問題を伴わない優れた製造方法の
提供が望まれている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に着
目してなされたものであって、用いる試薬が環境衛生上
の問題を生じず、且つ経済的にも工程が短く且つ好収率
にベンゾキノン系誘導体を製造することのできる新規な
方法を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、一般式
【0010】
【化5】
【0011】(式中R1 ,R2 ,R3 は前と同じ意味)
で示されるベンゾキノン類に、水系溶剤中、酸化剤の存
在下に、一般式 R4 −A−COOH (B) (式中R4 ,Aは前と同じ意味)で示される脂肪族カル
ボン酸を銀塩の形態で反応させることにより、一般式
【0012】
【化6】
【0013】(式中R1 ,R2 ,R3 ,R4 及びAは前
と同じ意味)で示されるベンゾキノン系誘導体を製造す
る様に構成したことを要点とするものである。
【0014】
【発明の構成の説明】本発明の製造方法において使用さ
れる原料物質(A)は公知の物質を含み、例えばR1,R
2 =−OCH3 ,R3 =−CH3 の化合物は、例えばRe
act. Kinet.Catal. Lett.(1991)44(1)p209 〜213 に記
載の方法によって製造される。その他の化合物もこの記
載方法に準じて製造すれば良い。
【0015】本発明の一般式(A)〜(C)において用
いられている記号R1 ,R2 ,R3,R4 及びAによって
示されるものを説明すれば下記の通りである。R1 ,R
2 ,R3 で示される基がアルキル基である場合のアルキ
ル基としては、メチル,エチル,プロピル,n−ブチ
ル,イソブチル,第2級ブチル,ペンチル,ヘキシル,
ヘプチル等の直鎖状もしくは分岐状アルキル基が例示さ
れる。これらのうち特に好ましいのは炭素数1〜6の低
級アルキル基である。次にR1 ,R2 ,R3 で示される
基がアルコキシ基である場合のアルコキシ基としては、
メトキシ,エトキシ,プロポキシ,イソプロピルオキ
シ,ブトキシ,第2級ブチルオキシ,イソブチルオキ
シ,ペンチルオキシ,ヘキシルオキシ等の直鎖状もしく
は分岐状アルキルオキシ基が例示される。これらのうち
特に好ましいのは炭素数1〜6の低級アルコキシ基であ
る。
【0016】R4 で示されるハロゲンは塩素,臭素,弗
素,沃素であり、またR4 で示されるアルコキシ基とし
ては、先にR1 〜R3 のアルコキシ基として例示したも
のを再掲することができる。
【0017】Aで示されるアルキレン基としては、メチ
レン,エチレン,トリメチレン,プロピレン,テトラメ
チレン,エチルエチレン,ペンタメチレン,メチルペン
タメチレン,ヘキサメチレン,ヘプタメチレン,ノナメ
チレン,デカメチレン,ウンデカメチレン,ドデカメチ
レン,トリデカメチレン等の直鎖状もしくは分岐状の2
価の炭化水素残基が挙げられ、特に好ましいのは炭素数
7〜13程度の直鎖状アルキレン基が示される。
【0018】水系溶剤としては親水性有機溶媒と水の混
液を用いるのが一般的であり、アセトニトリル,低級ア
ルコール,アセトン,エチルセロソルブ等と水を、通常
は5/1〜1/5の比率で混合して使用する。中でも好
ましい組合せはアセトニトリルとの水の混液である。
【0019】本発明に用いる酸化剤は特に限定されない
が、代表例としてはペルオクソ2硫酸アンモニウム,ペ
ルオクソ2硫酸ナトリウム,ペルオクソ2硫酸カリウム
等のペルオクソ2硫酸塩等を挙げることができる。中で
も特に好適な酸化剤はペルオクソ2硫酸アンモニウム塩
である。
【0020】次に使用試薬や溶媒等の量について説明す
る。水系溶媒は原料物質(A)に対して、通常3〜20
倍(重量比)程度用いるが、特に好ましくは10倍であ
る。原料物質(A)に対する脂肪族カルボン酸(B)の
使用量は、モル比にして1.0〜1.3倍の範囲から適
宜設定すれば良い。この時脂肪族カルボン酸(B)は銀
塩の形態で反応させるが、予め銀塩として調製したもの
を反応系に加えるか、脂肪族カルボン酸(B)を遊離酸
の形態で加えると共に、別途水溶性の無機銀塩、例えば
硝酸銀等を同時添加して反応系中で脂肪族カルボン酸
(B)の銀塩を形成する様にしてもよい。後者の場合に
おける水溶性無機銀塩の添加量は、脂肪族カルボン酸
(B)に対してモル比で1.0〜1.2程度とする。
【0021】酸化剤の使用量は原料物質(A)に対して
モル比で2〜3倍とすることが推奨される。また使用す
る水系溶剤中の水より少量であることが望まれ、換言す
れば、水の使用量は酸化剤に対して重量比で1.2〜
2.0倍、好ましくは約1.5倍とすることが推奨され
る。
【0022】反応温度は穏やかな加温〜加熱程度とする
のが好ましく、特に使用する水系溶剤の沸点以下の温度
とする。従って例えばアセトニトリルと水の混液を用い
る時は80℃以下とする。特に好ましくは60〜80℃
である。反応時間は全く制限されないが、通常は30分
〜2時間で全反応が終了する。
【0023】
【発明の効果】本発明は上記の様に構成されているの
で、原料物質(A)から一気に目的物質(C)を製造す
ることができ、しかも後記実施例で示す様な好収率で反
応が進行し、且つ反応条件は穏やかであり、経済上頗る
有利な方法である。更に使用試薬が無機銀塩である為環
境衛生上の問題も全く生じない。
【0024】
【実施例】実施例1 2,3−ジメトキシ−5−メチル−1,4−ベンゾキノ
ン(1.82g:0.01モル)を、アセトニトリル
(10g)/水(10g)の混液に溶解し、11−ヒド
ロキシウンデカン酸(2.22g:0.011モル)と
硝酸銀(1.70g:0.01モル)を加え反応混合物
を75℃の湯浴上で撹拌下に加熱した。一方ペルオクソ
2硫酸アンモニウム(4.56g:0.02モル)を水
(5g)に溶解(一部未溶解)しておき、その上澄液を
反応混合物中に10分を要して滴下し30分撹拌した。
更にペルオクソ2硫酸アンモニウムの未溶解残渣に水
(1.5g)を加えて澄明液としたものを、上記30分
の撹拌を済ませた反応混合物中に滴下し、更に1時間同
温度で加熱撹拌した。反応完結後、冷却し、水(20
g)を加えた後、酢酸エチルで3回抽出した。抽出液を
合わせて2回水洗し、更に炭酸水素ナトリウム飽和水溶
液で2回、塩化ナトリウム飽和水溶液で1回順次洗浄
し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。これを濾過し、溶
媒を減圧留去すると、残渣として2,3−ジメトキシ−
5−メチル−6−(10−ヒドロキシデシル)−1,4
−ベンゾキノン(3.00g:収率88.8%)が得ら
れた。本品をTLCに付すと、純度は約55%であり、
精製品はIR及び混融試験により標品と同定した。
【0025】実施例2 水酸化カリウム(0.62g:0.011モル)を水
(15g)に溶かし、これに11−ヒドロキシウンデカ
ン酸(2.22g:0.011モル)を加え、70℃の
湯浴上で30分撹拌した。これに硝酸銀(1.79g:
0.0105モル)の水(10g)溶液を徐々に滴下
し、更に20分撹拌した。一方2,3−ジメトキシ−5
−メチル−1,4−ベンゾキノン(1.82g:0.0
1モル)をアセトニトリル(25g)に溶解しておき、
これを先の反応液に徐々に滴下し、更に同温度で30分
撹拌した。この反応混合物に、ペルオクソ2硫酸アンモ
ニウム(4.80g:0.021モル)の水(7.0
g)溶液を3回に分けて15分間隔で加え、同温度で合
計1時間15分、撹拌下に加熱した。反応完結後、酢酸
エチルで3回抽出し、抽出液を合して、水洗を2回、炭
酸水素ナトリウム飽和水溶液による洗浄を2回、塩化ナ
トリウム飽和水溶液による洗浄を1回夫々実施した。無
水硫酸ナトリウムを加えて乾燥した後、濾過、減圧濃縮
を行うと、残渣として2,3−ジメトキシ−5−メチル
−6−(10−ヒドロキシデシル)−1,4−ベンゾキ
ノン(2.82g:収率83%)が得られた。本品をT
LCに付すと純度は70%であり、精製品は実施例1と
同様の方法で標品と同定した。
【0026】実施例3 2,3−ジメトキシ−5−メチル−1,4−ベンゾキノ
ン(1.82g:0.01モル)を、アセトニトリル
(5g)/水(5g)の混液に溶解し、カプリル酸
(1.44g:0.01モル)と硝酸銀(1.70g:
0.01モル)を加え、反応混合物を65℃の湯浴上で
撹拌下に加熱した。一方ペルオクソ2硫酸カリウム
(6.0g:0.022モル)を水(10g)に溶解し
ておき、これを前記反応混合物中に15分を要して滴下
し、1時間30分加熱撹拌した。反応完結後は実施例1
と同じ後処理を行って粗製2,3−ジメトキシ−5−メ
チル−6−n−ヘプチル−1,4−ベンゾキノン(2.
52g:収率90%)が得られた。本品をTLCに付す
と純度は約85%であった。
【0027】実施例4 実施例3のカプリル酸に替えて、11−ブロモウンデカ
ン酸(2.65g:0.01モル)を用い、反応終了後
も実施例3と同じ処理をして粗製2,3−ジメトキシ−
5−メチル−6−(10−ブロモデシル)−1,4−ベ
ンゾキノン(3.20g:収率80%)を得た。本品を
TLCに付すと純度は50%であった。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年3月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】
【実施例】実施例1 2,3−ジメトキシ−5−メチル−1,4−ベンゾキノ
ン(1.82g:0.01モル)を、アセトニトリル
(10g)/水(10g)の混液に溶解し、11−ヒド
ロキシウンデカン酸(2.22g:0.011モル)と
硝酸銀(1.70g:0.01モル)を加え反応混合物
を75℃の湯浴上で撹拌下に加熱した。一方ペルオクソ
2硫酸アンモニウム(4.56g:0.02モル)を水
(5g)に溶解(一部未溶解)しておき、その上澄液を
反応混合物中に10分を要して滴下し30分撹拌した。
更にペルオクソ2硫酸アンモニウムの未溶解残渣に水
(1.5g)を加えて澄明液としたものを、上記30分
の撹拌を済ませた反応混合物中に滴下し、更に1時間同
温度で加熱撹拌した。反応完結後、冷却し、水(20
g)を加えた後、酢酸エチルで3回抽出した。抽出液を
合わせて2回水洗し、更に炭酸水素ナトリウム飽和水溶
液で2回、塩化ナトリウム飽和水溶液で1回順次洗浄
し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。これを濾過し、溶
媒を減圧留去すると、残渣として2,3−ジメトキシ−
5−メチル−6−(10−ヒドロキシデシル)−1,4
−ベンゾキノン(3.00g:収率88.8%)が得ら
れた。本品をHPLCに付すと、純度は約55%であ
り、精製品はIR及び混融試験により標品と同定した。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】実施例2 水酸化カリウム(0.62g:0.011モル)を水
(15g)に溶かし、これに11−ヒドロキシウンデカ
ン酸(2.22g:0.011モル)を加え、70℃の
湯浴上で30分撹拌した。これに硝酸銀(1.79g:
0.0105モル)の水(10g)溶液を徐々に滴下
し、更に20分撹拌した。一方2,3−ジメトキシ−5
−メチル−1,4−ベンゾキノン(1.82g:0.0
1モル)をアセトニトリル(25g)に溶解しておき、
これを先の反応液に徐々に滴下し、更に同温度で30分
撹拌した。この反応混合物に、ペルオクソ2硫酸アンモ
ニウム(4.80g:0.021モル)の水(7.0
g)溶液を3回に分けて15分間隔で加え、同温度で合
計1時間15分、撹拌下に加熱した。反応完結後、酢酸
エチルで3回抽出し、抽出液を合して、水洗を2回、炭
酸水素ナトリウム飽和水溶液による洗浄を2回、塩化ナ
トリウム飽和水溶液による洗浄を1回夫々実施した。無
水硫酸ナトリウムを加えて乾燥した後、濾過、減圧濃縮
を行うと、残渣として2,3−ジメトキシ−5−メチル
−6−(10−ヒドロキシデシル)−1,4−ベンゾキ
ノン(2.82g:収率83%)が得られた。本品を
PLCに付すと純度は70%であり、精製品は実施例1
と同様の方法で標品と同定した。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】実施例3 2,3−ジメトキシ−5−メチル−1,4−ベンゾキノ
ン(1.82g:0.01モル)を、アセトニトリル
(5g)/水(5g)の混液に溶解し、カプリル酸
(1.44g:0.01モル)と硝酸銀(1.70g:
0.01モル)を加え、反応混合物を65℃の湯浴上で
撹拌下に加熱した。一方ペルオクソ2硫酸カリウム
(6.0g:0.022モル)を水(10g)に溶解し
ておき、これを前記反応混合物中に15分を要して滴下
し、1時間30分加熱撹拌した。反応完結後は実施例1
と同じ後処理を行って粗製2,3−ジメトキシ−5−メ
チル−6−n−ヘプチル−1,4−ベンゾキノン(2.
52g:収率90%)が得られた。本品をHPLCに付
すと純度は約85%であった。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】実施例4 実施例3のカプリル酸に替えて、11−ブロモウンデカ
ン酸(2.65g:0.01モル)を用い、反応終了後
も実施例3と同じ処理をして粗製2,3−ジメトキシ−
5−メチル−6−(10−ブロモデシル)−1,4−ベ
ンゾキノン(3.20g:収率80%)を得た。本品を
HPLCに付すと純度は50%であった。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式 【化1】 (式中R1 ,R2 は少なくとも一方がアルコキシ基であ
    ると共に他方がアルキル基もしくはアルコキシ基を意味
    し、R3 はアルキル基もしくはアルコキシ基を意味す
    る)で示されるベンゾキノン類に、水系溶剤中、酸化剤
    の存在下に、一般式 R4 −A−COOH (B) (式中R4 は水素原子、ヒドロキシ基、ハロゲン原子も
    しくはアルコキシ基を意味し、Aは直鎖状もしくは分岐
    状アルキレン基を意味する)で示される脂肪族カルボン
    酸を銀塩の形態で反応させることにより、一般式 【化2】 (式中R1 ,R2 ,R3 ,R4 及びAは前と同じ意味)
    で示されるベンゾキノン系誘導体を得ることを特徴とす
    るベンゾキノン系誘導体の製造法。
  2. 【請求項2】 脂肪族カルボン酸(B)の銀塩は、反応
    をAgNO3 の存在下に行うことによって形成する請求
    項1に記載のベンゾキノン系誘導体の製造法。
  3. 【請求項3】 水系溶剤として、アセトニトリルの水溶
    液を用いる請求項1または2に記載のベンゾキノン系誘
    導体の製造法。
  4. 【請求項4】 酸化剤として、ペルオクソ2硫酸塩を用
    いる請求項1〜3のいずれかに記載のベンゾキノン系誘
    導体の製造法。
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