JPH08238993A

JPH08238993A - 車両搭載用電子装置

Info

Publication number: JPH08238993A
Application number: JP4315795A
Authority: JP
Inventors: Koichi Shibazaki; 光一柴崎
Original assignee: Yagi Antenna Co Ltd
Current assignee: Yagi Antenna Co Ltd
Priority date: 1995-03-02
Filing date: 1995-03-02
Publication date: 1996-09-17
Anticipated expiration: 2014-02-10
Also published as: JP2855085B2

Abstract

(57)【要約】【目的】耐振動性及び保守メンテナンス性に優れた車
両搭載用電子装置を提供する。【構成】ラック本体４１の前面開口部にパネル止めネ
ジ４３により枠状のパネル４２ａ，４２ｂを装着する。
このパネル４２ａ，４２ｂの下辺に設けたパネル嵌合部
４５ａ，４５ｂにサブパネルのパネル嵌合突起を嵌合さ
せ、パチン錠によりパネル４２ａ，４２ｂに固定する。
ラック本体４１内の両側部にスライド機構部を設け、ス
ライドレールインナーメンバーをベース板７１，７２，
…の両側に取り付ける。そして、このベース板７１，７
２，…上に耐振動機構部８３を介してテーブル７５，７
６，…を設ける。このテーブル７５，７６，…上にデジ
タルスキャンコンバータ３、分配器３２等の電子機器を
装着し、更にゴムバンド８０で固定してラック本体４１
内に収納する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、車両に搭載される例え
ばヘッドエンド装置等の車両搭載用電子装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】近年、電車、地下鉄等の交通機関におい
て、車両にＡＶシステムを搭載し、各車両に設置した複
数の液晶ＴＶにより、例えば次に停車する駅名等を表示
するようにしたものが考えられている。このＡＶシステ
ムでは、例えば先頭車両にヘッドエンド装置を搭載し、
このヘッドエンド装置からＡＶ信号を各車両の液晶ＴＶ
に送出するようにしている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上記ヘッドエンド装置
を構成する電子機器は、耐振動に弱いので、電車に搭載
する場合には、特に振動を吸収する機構が要求される。
従来、ラックに電子機器を収容する方法は、シャーシの
上に機器を搭載し、シャーシはパネルを介してラック本
体に固定している。しかし、この取付け方法は、耐振動
性に弱いと共に、保守メンテナンス性も悪いので、車両
に電子機器を搭載する場合には採用することができな
い。本発明は上記実情に鑑みてなされたもので、耐振動
性及び保守メンテナンス性に優れた車両搭載用電子装置
を提供することを目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明に係る車両搭載用
電子装置は、電子機器を収納するラック本体と、このラ
ック本体の前面開口部にネジにより装着される枠状のパ
ネルと、このパネルの下辺に設けらた複数のパネル嵌合
部と、このパネル嵌合部に嵌合されるパネル嵌合突起を
下側部に備えたサブパネルと、このサブパネルの上部近
傍に取り付けられ、該サブパネルを上記パネルに固定す
る固定錠と、上記ラック本体内の両側部に設けられたス
ライド機構部と、このスライド機構部を介して摺動可能
に設けられたベース板と、このベース板上に設けられる
テーブルと、上記ベース板とテーブルとの間に設けられ
る複数個の耐振動機構部と、上記テーブル上に装着され
て上記ラック本体内に収納される電子機器とを具備した
ことを特徴とする。

【０００５】また、本発明に係る車両搭載用電子装置
は、電子機器を収納するラック本体と、このラック本体
の前面開口部に開閉自在に設けられるパネルと、このパ
ネルに設けられるモニター用窓と、このモニター用窓の
内側に設けられたモニター取付金具と、このモニター取
付金具により保持されるモニターと、このモニターを上
記モニター取付金具に固定するカメラネジとを具備した
ことを特徴とする。

【０００６】

【作用】ラック本体の前面に枠状のパネルを取付け、更
にこのパネルに対して固定錠を備えたサブパネルを装着
することにより、サブパネルを簡単に脱着することがで
きる。

【０００７】また、ラック本体にスライド機構部を設け
ることにより、ラック本体に収納した電子機器を簡単に
引き出すことができ、メンテナンスを容易に行なうこと
ができる。

【０００８】また、電子機器を装着したテーブルとベー
ス板との間に複数個の耐振動機構部を設けることによ
り、耐振動性を向上でき、列車の振動に電子機器が充分
に耐えることができる。

【０００９】更に、パネルのモニター用窓の内側に配置
するモニターをモニター取付け金具に対してカメラネジ
で固定することにより、カメラネジを１個取り外すだけ
でモニターの着脱が可能となり、モニターの交換をきわ
めて容易に行なうことができる。

【００１０】

【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。図１は、車両に搭載したＡＶシステムの全体を
示す概略構成図である。図１において、１ａは先頭車
両、１ｂは連結車両である。先頭車両１ａの運転室に
は、ヘッドエンド装置２が緩衝材を介して設置される。
このヘッドエンド装置２は、例えばデジタルスキャンコ
ンバータ３、ＡＶ処理装置（パソコン）４、液晶カラー
モニター（ＬＣＤ）５、光磁気ディスク６、変調器／増
幅部７を含む高周波信号送出部８等の電子機器により構
成される。上記ＡＶ処理装置４は、システム全体を制御
する中央処理装置１０に接続される。また、上記運転室
には、ホーム側から送られてくる光信号、例えば乗降客
の状態を撮影した光信号を受信する受光器１１、この受
光器１１で受光した信号を処理する受光回路部１２、こ
の受光回路部１２で処理した信号を表示する運転台表示
器１３が設けられる。

【００１１】また、上記車両１ａ，１ｂ，…の客室内に
は、それぞれ複数台例えば４台づつ客室表示器１５が設
けられる。この客室表示器１５は、ビデオコンバータ
（チューナ）１６及びカラーの液晶ＴＶ１７からなって
いる。更に、先頭車両１ａを除く他の連結車両１ｂ，…
には、幹線分岐増幅器１８が緩衝材を介して設置され
る。この幹線分岐増幅器１８には、それぞれ分岐器１
９、増幅器２０、４分配器２１からなっている。なお、
最後尾車両における幹線分岐増幅器１８は、幹線の終端
に終端抵抗を接続している。

【００１２】上記ヘッドエンド装置２は、先頭車両１ａ
の客室内の各客室表示器１５にＡＶ信号ＡＶ１〜ＡＶ４
を送出すると共に、ＡＶ０の信号を信号ケーブル２２及
び接続器２３を介して各車両１ｂ，…の幹線分岐増幅器
１８に送出する。上記接続器２３は、各車両１ａ，１
ｂ，…を連結した際に各信号ケーブル２２間を接続す
る。幹線分岐増幅器１８は、ヘッドエンド装置２から信
号ケーブル２２を介して送られてくるＡＶ信号を分岐器
１９で分岐し、増幅器２０で増幅した後、４分配器２１
で４つのＡＶ信号ＡＶ１〜Ｖ４に分岐し、各客室表示器
１５に出力する。各客室表示器１５は、幹線分岐増幅器
１８から送られてくＡＶ信号をビデオ信号に変換し、液
晶ＴＶ１７に表示する。

【００１３】図２は、上記ヘッドエンド装置２における
電子機器の概略的な接続関係を示したものである。光磁
気ディスク６から出力される映像信号は、ＡＶ処理装置
４で処理されてデジタルスキャンコンバータ３に入力さ
れる。このスキャンコンバータ３には、ＡＣアダプタ３
１が接続される。そして、スキャンコンバータ３から出
力される映像信号は、二分配の分配器３２により液晶カ
ラーモニター５と高周波信号送出部８に分配される。な
お、必要に応じてＶＴＲ３３が設けられる。このＶＴＲ
３３を設けた場合には、スキャンコンバータ３とＶＴＲ
３３とを切換スイッチ３４により切換えて分配器３２に
接続する。

【００１４】高周波信号送出部８は、変調器／増幅部７
から出力される信号を分岐器（図示せず）により二分岐
し、一方の高周波信号を出力端子３５ａから信号ケーブ
ル２２を介して他の連結車両１ｂ，…へ出力すると共
に、上記分岐した高周波信号を分配器（図示せず）によ
り４分配し、出力端子３５ｂ〜３５ｅよりＡＶ１〜ＡＶ
４の信号として先頭車両１ａの客室表示器１５へ出力す
る。

【００１５】また、高周波信号送出部８の前面部には、
スキャンコンバータ３の電源ＯＮ／ＯＦＦスイッチ３
６、ＡＣ１００Ｖの電源コネクタ３７、中央処理装置１
０に接続するコネクタ３８、その他のサブコネクタ３９
等が設けられる。

【００１６】次に上記ヘッドエンド装置２のラック本体
及び機器の取付け構造について説明する。図３はヘッド
エンド装置２の正面図、図４はラック本体４１よりサブ
パネル４４ａ，４４ｂを取り外した状態を示す図、図５
はラック本体４１に収容する電子機器の保持構造を示す
図、図６はサブパネル４４ａの正面図、図７はサブパネ
ル４４ａの側面図、図８はラック本体４１に電子機器を
収納した状態を示す正面図（一部）である。

【００１７】図３ないし図８において、４１は車両にボ
ルト等により固定して設置されるラック本体で、その前
面開口部に対して例えば上下２段に枠状のパネル４２
ａ，４２ｂがそれぞれ例えば６本のパネル止めめネジ４
３で固定される。そして、パネル４２ａ，４２ｂにそれ
ぞれサブパネル４４ａ，４４ｂが装着される。すなわ
ち、上記パネル４２ａ，４２ｂの下辺にそれぞれパネル
嵌合部４５ａ，４５ｂ（図８参照）が設けられると共
に、サブパネル４４ａ，４４ｂの下辺にそれぞれパネル
嵌合突起４６ａ，４６ｂが設けられ、このパネル嵌合突
起４６ａ，４６ｂがパネル４２ａ，４２ｂのパネル嵌合
部４５ａ，４５ｂに嵌合される。

【００１８】そして、各サブパネル４４ａ，４４ｂの上
部にパネル固定錠として所謂パチン錠４７ａ，４７ｂが
設けられ、このパチン錠４７ａ，４７ｂによってサブパ
ネル４４ａ，４４ｂがパネル４２ａ，４２ｂに固定され
る。即ち、パチン錠４７ａ，４７ｂの操作により、パネ
ル４２ａ，４２ｂに対してサブパネル４４ａ，４４ｂを
容易に着脱できるようになっている。なお、サブパネル
４４ａ，４４ｂの脱落を防止するため、パネル４２ａ，
４２ｂとサブパネル４４ａ，４４ｂとの間を脱落防止用
鎖で繋ぐようにしてもよい。上記パネル４２ａ，４２ｂ
には、更に電源表示窓４８ａ，４８ｂが設けられる。

【００１９】また、上段に位置するサブパネル４４ａに
は、図６，図７に詳細を示すようにモニター用窓４９が
設けられると共に、その裏面側にモニター取付金具５０
が設けられる。このモニター取付金具５０は、サブパネ
ル４４ａに例えば４本のサラネジ５１により取付けられ
る。そして、上記モニター取付金具５０には、上部より
液晶カラーモニター５が挿入され、その底部がカメラネ
ジ５２により固定される。この場合、モニター取付金具
５０には、液晶カラーモニター５の前面が当接する部分
にクッション５３ａ，５３ｂを貼り付けて、液晶カラー
モニター５を保護している。上記の構成とすることによ
り、カメラネジ５２のみの操作で、液晶カラーモニター
５をモニター取付金具５０に対して着脱することが可能
となる。

【００２０】しかして、図４に示したラック本体４１に
は、内側の左右に４対のスライド機構部、即ち、スライ
ドレールアウターメンバー６１〜６４を設けている。そ
して、図５（ａ）〜（ｄ）に示すように上記各アウター
メンバー６１〜６４の内側に挿入される対をなすスライ
ドレールインナーメンバー６５〜６８が、ベース板７１
〜７４の両側に取付けられる。

【００２１】上記図５（ａ）〜（ｃ）に示すベース板７
１〜７３の上部には、図９に詳細を示す耐振動機構部を
介してテーブル７５〜７７が取付けられる。そして、図
５（ａ）に示すようにテーブル７５には、上記分配器３
２が取り付けられると共に、スキャンコンバータ３が四
隅に設けた固定ブロック７９により取付けられる。上記
分配器３２及びスキャンコンバータ３は、更に複数本例
えば２本のゴムバンド８０によりテーブル７５に固定さ
れる。

【００２２】図５（ｂ）に示すようにテーブル７６に
は、上記ＡＣアダプタ３１が取付けられると共に、上記
ＡＶ処理装置４が四隅に設けた固定ブロック７９により
取付けられる。上記ＡＣアダプタ３１及びＡＶ処理装置
４は、例えば３本のゴムバンド８０によりテーブル７６
に固定される。

【００２３】図５（ｃ）に示すようにテーブル７７に
は、上記光磁気ディスク６が四隅に設けた固定ブロック
７９により取付けられる。また、テーブル７７には、必
要に応じてＶＴＲ３３が取付けられる。上記光磁気ディ
スク６は、例えば２本のゴムバンド８０によりテーブル
７７に固定される。

【００２４】図５（ｄ）に示すように、ベース板７４に
は、上記高周波信号送出部８が取付けられる。上記のよ
うに各機器が装着されたベース板７１〜７４は、図８に
示すようにラック本体４１内に収納されるが、その際、
スライドレールインナーメンバー６５〜６８がスライド
レールアウターメンバー６１〜６４内に挿入される。図
８は、ラック本体４１における上部のパネル４２ａの部
分、つまり、ベース板７４，７５部分の収納状態を示し
たものである。上記アウターメンバー６１〜６４内に挿
入されたインナーメンバー６５〜６８は、図５（ｄ）に
示すように固定ネジ８１によりアウターメンバー６１〜
６４に固定される。上記スライド機構は、例えば二段引
きスライドレールを用いたもので、所定トラベル距離ま
で引張り出すと自動的にロックがかかり、ロックを解除
すると抜いたり、しまいこんだりすることができる。

【００２５】上記ベース板７１〜７３とテーブル７５〜
７７との間には、その四隅に図８及び図９に示すように
耐振動機構部８３が設けられる。この耐振動機構部８３
は、筒状の金属性外囲器８４の下側周縁に例えば四角形
状のフランジ８５を設け、このフランジ８５の四隅をサ
ラネジ８６及びナット８７によりベース板７１（〜７
３）に固定している。また、外囲器８４の上板に対し、
その上側及び下側にそれぞれ板状の弾性部材例えば耐振
ゴム８８，８９を介在して上部金属板９１及び下部金属
板９２を配置している。そして、上記外囲器８４の上
板、耐振ゴム８８，８９及び金属板９１，９２は、それ
ぞれ中央に透孔を設け、これらの透孔を介して上部金属
板９１と下部金属板９２との間を内筒９３により連結し
ている。そして、上部金属板９１の上にテーブル７５
（（〜７７）を載置し、ボルト９４をテーブル７５
（（〜７７）の上部より内筒９３内に挿通させ、下部金
属板９２の下側においてナット９５により固定する。

【００２６】上記の構成とすることにより、テーブル７
５（〜７７）が耐振ゴム８８，８９及び外囲器８４を介
してベース板７１（〜７３）に弾性的に支持される。こ
れにより各電子機器が列車の振動に耐えることができ
る。

【００２７】

【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、ラ
ック本体の前面に枠状のパネルを取付け、更にこのパネ
ルに対して固定錠を備えたサブパネルを装着するように
したので、固定錠の操作によりサブパネルを簡単に脱着
することができる。また、ラック本体にスライド機構部
を設けているので、サブパネルを取り外すだけで、ラッ
ク本体に収納した電子機器を簡単に引き出すことがで
き、メンテナンスを容易に行なうことができる。また、
電子機器を装着するテーブルとベース板との間に複数個
の耐振動機構部を設けているので、耐振動性を向上で
き、列車の振動に電子機器が充分に耐えることができ
る。更に、パネルのモニター用窓の内側に配置するモニ
ターをモニター取付け金具に対してカメラネジで固定す
るようにしているので、カメラネジを１個取り外すだけ
でモニターの着脱が可能となり、モニターの交換をきわ
めて容易に行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例に係る車両搭載用電子装置の
システム構成図。

【図２】同実施例におけるヘッドエンド装置の概略的な
回路構成図。

【図３】同実施例におけるヘッドエンド装置のラック本
体の正面図。

【図４】同実施例におけるラック本体の斜視図。

【図５】同実施例におけるラック本体に収納される電子
機器のベース板への装着状態を示す図。

【図６】同実施例における上部サブパネルの正面図。

【図７】同実施例における上部サブパネルの側面図。

【図８】同実施例における電子機器の収納状態を示す正
面図。

【図９】同実施例における耐振動機構部部分の詳細を示
す断面図。

【符号の説明】

１ａ，１ｂ，… 車両２ヘッドエンド装置４１ラック本体４２ａ，４２ｂパネル４４ａ，４４ｂサブパネル４５ａ，４５ｂパネル嵌合部４６ａ，４６ｂパネル嵌合突起４７ａ，４７ｂパチン錠５０モニター取付金具５２カメラネジ５３ａ，５３ｂクッション６１〜６４スライドレールアウターメンバー６５〜６８スライドレールインナーメンバー７１〜７４ベース板７５〜７７テーブル７９固定ブロック８０ゴムバンド８３耐振動機構部８４外囲器８５フランジ８８，８９耐振ゴム９１上部金属板９２下部金属板９３内筒

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】電子機器を収納するラック本体と、この
ラック本体の前面開口部にネジにより装着される枠状の
パネルと、このパネルの下辺に設けらた複数のパネル嵌
合部と、このパネル嵌合部に嵌合されるパネル嵌合突起
を下側部に備えたサブパネルと、このサブパネルの上部
近傍に取り付けられ、該サブパネルを上記パネルに固定
する固定錠とを具備したことを特徴とする車両搭載用電
子装置。
【請求項２】ラック本体と、このラック本体の前面開
口部に開閉自在に設けられるパネルと、上記ラック本体
内の両側部に設けられたスライド機構部と、このスライ
ド機構部を介して摺動可能に設けられたベース板と、こ
のベース板に装着されて上記ラック本体内に収納される
電子機器とを具備したことを特徴とする車両搭載用電子
装置。
【請求項３】ラック本体と、このラック本体の前面開
口部に開閉自在に設けられるパネルと、上記ラック本体
内の両側部に設けられたスライド機構部と、このスライ
ド機構部を介して摺動可能に設けられたベース板と、こ
のベース板上に設けられるテーブルと、上記ベース板と
テーブルとの間に設けられる複数個の耐振動機構部と、
上記テーブル上に装着されて上記ラック本体内に収納さ
れる電子機器とを具備したことを特徴とする車両搭載用
電子装置。
【請求項４】上記ラック本体内に収納される電子機器
は、ゴムバンドにより上記テーブル上に固定することを
特徴とする請求項３記載の車両搭載用電子装置。
【請求項５】電子機器を収納するラック本体と、この
ラック本体の前面開口部に開閉自在に設けられるパネル
と、このパネルに設けられるモニター用窓と、このモニ
ター用窓の内側に設けられたモニター取付金具と、この
モニター取付金具により保持されるモニターと、このモ
ニターを上記モニター取付金具に固定するカメラネジと
を具備したことを特徴とする車両搭載用電子装置。
【請求項６】電子機器を収納するラック本体と、この
ラック本体の前面開口部にネジにより装着される枠状の
パネルと、このパネルの下辺に設けらた複数のパネル嵌
合部と、このパネル嵌合部に嵌合されるパネル嵌合突起
を下側部に備えたサブパネルと、このサブパネルの上部
近傍に取り付けられ、該サブパネルを上記パネルに固定
する固定錠と、上記ラック本体内の両側部に設けられた
スライド機構部と、このスライド機構部を介して摺動可
能に設けられたベース板と、このベース板上に設けられ
るテーブルと、上記ベース板とテーブルとの間に設けら
れる複数個の耐振動機構部と、上記テーブル上に装着さ
れて上記ラック本体内に収納される電子機器とを具備し
たことを特徴とする車両搭載用電子装置。