JPH08238468A - 焼却残留物の処理方法および土木工事用石材の製造方 法 - Google Patents

焼却残留物の処理方法および土木工事用石材の製造方 法

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JPH08238468A
JPH08238468A JP7061695A JP7061695A JPH08238468A JP H08238468 A JPH08238468 A JP H08238468A JP 7061695 A JP7061695 A JP 7061695A JP 7061695 A JP7061695 A JP 7061695A JP H08238468 A JPH08238468 A JP H08238468A
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    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は都市ゴミ等の焼却残留物を輸送が容
易なボール状の塊にすることができるとともに、該塊を
廃アスファルト合材、廃アスファルトと廃プラスチック
等のプラスチック材とを加熱混練し、公害成分が流出す
ることがなく、比重が2.12で土木工事に石材として
用いることができる焼却残留物の処理方法および土木工
事用石材の製造方法を得るにある。 【構成】 都市ゴミ等の焼却残留物とセメントとを混合
する混合工程と、この混合工程で混合された混合物を撹
拌しながら点滴状態で水を供給してボール状の塊を形成
する塊形成工程とで焼却残留物の処理方法を構成してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は都市ゴミ等の焼却残留物
の処理方法および土木工事用石材の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、都市ゴミ等を焼却処理した場合、
10パーセント以上でペーハーが11〜12の焼却残留
物(焼却灰)が生じ、この焼却残留物は埋立て処分場に
運搬して埋立て処理している。一方、風水害、落石防
護、雪崩予防、飛雪防止、のり面保護等の盛土土留工
事、山腹土留工事、切土、護岸工事、流水路工事および
落差工事等の土木工事では、天然の石材を用いて行なっ
ている。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】従来の焼却残留物は
微細、軽量であるため、散水して飛散しない状態にして
運搬しなければ埋立て処分場に運ぶことができず、運搬
に手数がかかるとともに、効率のよい運搬ができないと
いう欠点があった。また、埋立て処分場でペーハーが1
1〜12の水となって排水されるため、公害問題になる
という欠点があった。また、土木工事用石材として天然
のものを用いているため、産出量が少なく、コスト高に
なり、土木工事を効率よくできないという欠点があっ
た。さらに、道路等の改造工事で発生する廃アスファル
ト合材、廃アスファルトはわずかに再利用されるだけで
廃棄場所に苦労したり、廃棄コストが高くつくという欠
点があった。
【0004】本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、
都市ゴミ等の焼却残留物を輸送が容易なボール状の塊に
することができるとともに、該塊を廃アスファルト合
材、廃アスファルトと廃プラスチック等のプラスチック
材とを加熱混練し、公害成分が流出することがなく、比
重が2.12で土木工事に石材として用いることができ
る焼却残留物の処理方法および土木工事用石材の製造方
法を提供することを目的としている。
【0005】本発明の前記ならびのそのほかの目的と新
規な特徴は次に説明を添付図面と照し合せて読むと、よ
り完全に明らかになるであろう。ただし、図面はもっぱ
ら解説のためのものであって、本発明の範囲を限定する
ものではない。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は都市ゴミ等の焼却残留物とセメントとを混
合する混合工程と、この混合工程で混合された混合物を
撹拌しながら点滴状態で水を供給してボール状の塊を形
成する塊形成工程とで焼却残留物の処理方法を構成して
いる。
【0007】また、本発明は廃アスファルト合材を軟化
させることができる温度のお湯につけて軟化させるアス
ファルト処理工程と、160°C〜300°Cに加熱さ
れた廃油等の油槽内に廃プラスチック等のプラスチック
材を投入して軟化減容するプラスチック処理工程と、都
市ゴミ等の焼却残留物にセメントを混合して水を加える
ことにより固めて固形焼却残留物を形成する焼却残留物
処理工程と、前記アスファルト処理工程で軟化された廃
アスファルトを60〜50パーセント、前記プラスチッ
ク処理工程で軟化されたプラスチックを10〜15パー
セント、前記焼却残留物処理工程で形成された固形焼却
残留物を30〜35パーセントおよび所定量の水酸化カ
ルシウムや水酸化ナトリウム等の添加剤を160°C〜
270°Cに加熱する加熱混練機に投入して加熱混練す
る加熱混練工程と、この加熱混練工程で加熱混練された
ものを圧力を加えて所定の形状の土木工事用石材に成型
する成型工程とで土木工事用石材の製造方法を構成して
いる。
【0008】
【作用】上記のように構成された焼却残留物はセメント
と混合され、点滴状態で供給される水によってボール状
の塊となる。また、廃アスファルト合材はお湯につけら
れることにより軟化するとともに、廃プラスチックは1
60°C〜300°Cに加熱された廃油等の油槽内に投
入されることにより軟化減容され、加熱混練工程によっ
て固形焼却残留物はアスファルトやプラスチックで覆わ
れた状態となり、有害成分の流出が阻止された状態とな
る。
【0009】
【本発明の実施例】以下、図面に示す実施例により、本
発明を詳細に説明する。
【0010】図1ないし図7の本発明の第1の実施例に
おいて、1は図2に示すように都市ゴミ、燃焼可能な一
般ゴミや産業ゴミ等を焼却した場合に生じる焼却残留物
(焼却灰)2と、ボルトランドセメント、スラグセメン
ト、アルミナセメント、マグネシウムセメント等のいず
れか1個のセメント3とを混合機4に投入して混合する
混合工程で、この混合工程1で用いる焼却残留物2とセ
メント3との割合は、焼却残留物2が85〜70パーセ
ントに対しセメントを15〜30パーセントの比率にし
て用いる。
【0011】5は前記混合工程1で混合された混合物6
を混合機4で撹拌しながら、図3に示すように点滴状態
で水7を供給して、例えば3〜5センチメートルのボー
ル状の塊となるように固形焼却残留物8を形成する固形
物形成工程で、この固形物形成工程5で混合機4内で形
成された塊状の固形焼却残留物8は混合機4内より取出
され、1日以上放置して養生する養生工程9を行なう。
このような焼却残留物の処理方法で焼却残留物を処理す
ると、都市ゴミ等の焼却残留物2が、コンクリートをボ
ール状にしたボール状の固形焼却残留物8となる。
【0012】10は図4に示すよう廃アスファルト合材
11を軟化させることができる温度のお湯12につける
軟化させるアスファルト処理工程で、このアスファルト
処理工程10で用いるお湯の温度は高ければ高い程、早
く軟化させることができる。
【0013】13は図5に示すようにプラスチック軟化
装置14を用いて廃プラスチック、プラスチック材を軟
化減容するプラスチック処理工程で、このプラスチック
処理工程13で使用されるプラスチック軟化装置14は
鉱物廃油、植物性廃油等の廃油15が収納される油槽1
6と、この油槽16内の廃油15が160°C〜300
°Cに加熱する燃焼バーナー17を備える燃焼室18と
で構成されている。
【0014】19は前記アスファルト処理工程10で軟
化された廃アスファルト11、前記プラスチック処理工
程13で軟化減容されたプラスチック20、前記焼却残
留物の処理方法で形成された固形焼却残留物8および有
害ガスの発生を阻止する所定量の水酸化カルシウムや水
酸化ナトリウム等の添加剤21を加熱混練する加熱混練
工程で、この加熱混練工程19は図6に示すように、1
60°C〜270°Cに加熱される加熱混練機22に6
0〜50パーセントの軟化廃アスファルト11と、10
〜15パーセントの軟化減容プラスチック20と、30
〜35パーセントの固形焼却残留物8と、所定量の添加
剤21を投入して、全体が均一となるように加熱混練す
る。
【0015】23は前記加熱混練工程19で加熱混練さ
れたものを圧力を加えて所定の形状の土木工事用石材2
4に成型する成型工程で、この成型工程23は本実施例
では図7に示すように、円柱状の土木工事用石材24に
成型することができる成型機25を用いて行なってい
る。なお、土木工事用石材24は円柱形状以外に板形
状、球形状等使用目的に応じた種々の大きさや形状に成
型されて使用される。
【0016】このような土木工事用石材の製造方法を用
いて製造された土木工事用石材24は、固形焼却残留物
8の外表面を廃アスファルト11とプラスチックで覆っ
た状態となり、ペーハーが11〜12の固形焼却残留物
8が雨水や地下水と接することがなく、固形焼却残留物
8によって、雨水や地下水が汚染されることがない。
【0017】
【本発明の異なる実施例】次に図8ないし図16に示す
本発明の異なる実施例につき説明する。なお、これらの
本発明の異なる実施例の説明に当って、前記本発明の第
1の実施例と同一構成部分には同一符号を付して重複す
る説明を省略する。
【0018】図8ないし図10の本発明の第2の実施例
において、前記本発明の第1の実施例と主に異なる点
は、廃アスファルトあるいはバージンアスファルト11
Bをお湯につけて軟化させるアスファルト処理工程10
Aを行なった55〜40パーセントの軟化アスファルト
11Aと、10〜15パーセントの軟化プラスチック2
0と、30〜35パーセントの固形焼却残留物8と、5
〜10パーセントの砂、小石、ガラス、金属等の重量物
26および所定量の添加材21とで加熱混練する加熱混
練工程19Aを使用して土木工事用石材24を製造した
点で、このような土木工事用石材の製造方法を用いて
も、前記本発明の第1の実施例と同様な作用効果が得ら
れる。
【0019】図11ないし図13の本発明の第3の実施
例において、前記本発明の第1の実施例と主に異なる点
は、破砕された60〜50パーセントの廃アスファルト
合材11C、破砕されあるいは小さい形状の10〜15
パーセントの廃プラスチック27と、30〜35パーセ
ントの固形焼却残留物8および所定量の添加材21とを
160°C〜270°Cに加熱する加熱混練機22に投
入して加熱混練工程19Bを行なった点で、このように
あらかじめ破砕された廃アスファルトや廃プラスチック
があれば、直接加熱混練機22に投入して加熱混練工程
19Bを行なって土木工事用石材24を製造しても同様
な作用効果が得られる。
【0020】図14ないし図16の本発明の第4の実施
例において、前記本発明の第2の実施例と主に異なる点
は、破砕された55〜40パーセントの廃アスファルト
やバージンアスファルト11、10〜15パーセントの
破砕プラスチック27、30〜35パーセントの固形焼
却残留物8、5〜10パーセントの砂、小石、シュレッ
ダーダスト等のガラス、金属等を含む重量物26および
所定量の添加剤21とを160°C〜270°Cに加熱
する加熱混練機22に投入して加熱混練工程19Cを行
なった点で、このようにあらかじめ破砕された廃アスフ
ァルトや廃プラスチックがあれば、直接加熱混練機22
に投入して加熱混練工程19Cを行なって土木工事用石
材24を製造しても同様な作用効果が得られる。
【0021】
【本発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発
明にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0022】(1)都市ゴミ等の焼却残留物とセメント
とを混合する混合工程と、この混合工程で混合された混
合物を撹拌しながら点滴状態で水を供給してボール状の
塊を形成する塊形成工程とからなるので、軽量で飛散し
やすい都市ゴミ等の焼却残留物をセメントと水とでボー
ル状の塊に形成することができる。したがって、運搬等
の取扱いを容易に行なうことができる。
【0023】(2)前記(1)によって、セメントと焼
却残留物とを混合し、水を点滴状態で供給するだけでボ
ール状の塊にできるので、製造が容易で、楽に加工する
ことができる。
【0024】(3)廃アスファルト合材を軟化させるこ
とができる温度のお湯につけて軟化させるアスファルト
処理工程と、160°C〜300°Cに加熱された廃油
等の油槽内に廃プラスチック等のプラスチック材を投入
して軟化減容するプラスチック処理工程と、都市ゴミ等
の焼却残留物にセメントを混合して水を加えることによ
り固めて固形焼却残留物を形成する焼却残留物処理工程
と、前記アスファルト処理工程で軟化された廃アスファ
ルト合材を60〜50パーセント、前記プラスチック処
理工程で軟化されたプラスチックを10〜15パーセン
ト、前記焼却残留物処理工程で形成された固形焼却残留
物を30〜35パーセントおよび所定量の水酸化カルシ
ウムや水酸化ナトリウム等の添加剤を160°C〜27
0°Cに加熱する加熱混練機に投入して加熱混練する加
熱混練工程と、この加熱混練工程で加熱混練されたもの
を圧力を加えて所定の形状の土木工事用石材に成型する
成型工程とからなるので、廃アスファルト合材、廃プラ
スチック、廃油、固形焼却残留物を用いて土木工事用に
使用することができる土木工事用石材を製造することが
できる。したがって、ゴミの埋立て処分場が不用とな
り、従来費用をかけて処理していたものを有効利用する
ことができる。
【0025】(4)前記(3)により、固形焼却残留物
の外表面はアスファルトとプラスチックで覆われた状態
となるので、雨水や地下水に触れても、該水を汚染する
のを確実に阻止でき、どんな場所にでも使用することが
できる土木工事用石材を製造することができる。
【0026】(5)前記(3)によって、廃アスファル
ト合材や廃プラスチック材を破砕したり、粉砕したりす
る機器を用いなくてもよいので、振動、騒音、粉塵公害
が発生することなく、また、電力等のエネルギーの消費
を著しく低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す工程図。
【図2】本発明の第1の実施例の混合工程の説明図。
【図3】本発明の第1の実施例の固形物形成工程の説明
図。
【図4】本発明の第1の実施例のアスファルト処理工程
の説明図。
【図5】本発明の第1の実施例のプラスチック処理工程
の説明図。
【図6】本発明の第1の実施例の加熱混練工程の説明
図。
【図7】本発明の第1の実施例の成型工程の説明図。
【図8】本発明の第2の実施例を示す工程図。
【図9】本発明の第2の実施例のアスファルト処理工程
の説明図。
【図10】本発明の第2の実施例の加熱混練工程の説明
図。
【図11】本発明の第3の実施例を示す工程図。
【図12】本発明の第3の実施例の加熱混練工程の説明
図。
【図13】本発明の第3の実施例の成型工程の説明図。
【図14】本発明の第4の実施例を示す工程図。
【図15】本発明の第4の実施例の加熱混練工程の説明
図。
【図16】本発明の第4の実施例の成型工程の説明図。
【符号の説明】
1:混合工程、 2:焼却残留物、 3:セメント、 4:混合機、 5:固形物形成工程、 6:混合物、 7:水、 8:固形焼却残留物、 9:養生工程、 10、10A:アスファルト処理工程、 11:廃アスファルト、 12:お湯、 13:プラスチック処理工程、 14:プラスチック軟化装置、 15:廃油、 16:油槽、 17:燃焼バーナー、 18:燃焼室、 19、19A、19B、19C:加熱混練工程、 20:軟化プラスチック、 21:添加剤、 22:加熱混練機、 23:成型工程、 24:土木工事用石材、 25:成型機、 26:重量物、 27:廃プラスチック。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 都市ゴミ等の焼却残留物とセメントとを
    混合する混合工程と、この混合工程で混合された混合物
    を撹拌しながら点滴状態で水を供給してボール状の塊を
    形成する塊形成工程とを含むことを特徴とする焼却残留
    物の処理方法。
  2. 【請求項2】 廃アスファルト合材を軟化させることが
    できる温度のお湯につけて軟化させるアスファルト処理
    工程と、160°C〜300°Cに加熱された廃油等の
    油槽内に廃プラスチック等のプラスチック材を投入して
    軟化減容するプラスチック処理工程と、都市ゴミ等の焼
    却残留物にセメントを混合して水を加えることにより固
    めて固形焼却残留物を形成する焼却残留物処理工程と、
    前記アスファルト処理工程で軟化された廃アスファルト
    合材を60〜50パーセント、前記プラスチック処理工
    程で軟化されたプラスチックを10〜15パーセント、
    前記焼却残留物処理工程で形成された固形焼却残留物を
    30〜35パーセントおよび所定量の水酸化カルシウム
    や水酸化ナトリウム等の添加剤を160°C〜270°
    Cに加熱する加熱混練機に投入して加熱混練する加熱混
    練工程と、この加熱混練工程で加熱混練されたものを圧
    力を加えて所定の形状の土木工事用石材に成型する成型
    工程とを含むことを特徴とする土木工事用石材の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 廃アスファルトあるいはアスファルトを
    軟化させることができる温度のお湯につけて軟化させる
    アスファルト処理工程と、160°C〜300°Cに加
    熱された廃油等の油槽内に廃プラスチック等のプラスチ
    ック材を投入して軟化減容するプラスチック処理工程
    と、都市ゴミ等の焼却残留物にセメントを混合して水を
    加えることにより固めて固形焼却残留物を形成する焼却
    残留物処理工程と、前記アスファルト処理工程で軟化さ
    れたアスファルトを55〜40パーセント、前記プラス
    チック処理工程で軟化されたプラスチックを10〜15
    パーセント、前記焼却残留物処理工程で形成された固形
    焼却残留物を30〜35パーセント、比重調整用の砂、
    小石、ガラス、金属等の重量物を5〜10パーセントお
    よび所定量の水酸化カルシウムや水酸化ナトリウム等の
    添加剤を160°C〜270°Cに加熱する加熱混練機
    に投入して加熱混練する加熱混練工程と、この加熱混練
    工程で加熱混練されたものを圧力を加えて所定の形状の
    土木工事用石材に成型する成型工程とを含むことを特徴
    とする土木工事用石材の製造方法。
  4. 【請求項4】 都市ゴミ等の焼却残留物にセメントを混
    合して水を加えることにより固めて固形焼却残留物を形
    成する焼却残留物処理工程と、破砕された廃アスファル
    ト合材を60〜50パーセント、破砕あるいは小さな形
    状の廃プラスチックを10〜15パーセント、前記焼却
    残留物処理工程で形成された固形焼却残留物を30〜3
    5パーセントおよび所定量の水酸化カルシウムや水酸化
    ナトリウム等の添加剤を160°C〜270°Cに加熱
    する加熱混練機に投入して加熱混練する加熱混練工程
    と、この加熱混練工程で加熱混練されたものを圧力を加
    えて所定の形状の土木工事用石材に成型する成型工程と
    を含むことを特徴とする土木工事用石材の製造方法。
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