JPH08238415A - 加熱再生式除湿装置 - Google Patents
加熱再生式除湿装置Info
- Publication number
- JPH08238415A JPH08238415A JP7045144A JP4514495A JPH08238415A JP H08238415 A JPH08238415 A JP H08238415A JP 7045144 A JP7045144 A JP 7045144A JP 4514495 A JP4514495 A JP 4514495A JP H08238415 A JPH08238415 A JP H08238415A
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- JP
- Japan
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- air
- adsorbent
- tower
- water vapor
- dehumidifying
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】除湿塔の入り側切換弁に常温仕様の切換弁を使
用できる加熱再生式除湿装置を提供する。 【構成】除湿塔１と入り側切換弁３との間に脱着に使用
した高温空気を冷却する冷却器７を設ける。
用できる加熱再生式除湿装置を提供する。 【構成】除湿塔１と入り側切換弁３との間に脱着に使用
した高温空気を冷却する冷却器７を設ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、吸着剤に空気中の水
蒸気を吸着させて、加熱空気により水蒸気を吸着した吸
着剤を乾燥再生させる加熱再生式除湿装置に関する。
蒸気を吸着させて、加熱空気により水蒸気を吸着した吸
着剤を乾燥再生させる加熱再生式除湿装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図３は従来例の構成図を示す。この図３
において、１、および１ａは除湿塔、２は吸着剤、３は
除湿塔１の入り側切換弁、４は逆止弁、５は空気を加熱
するヒータ、６は流量計を示す。この構成において、前
段の冷却器（図示されていない）により、５℃〜２０℃
に冷却されて、その冷却温度に見合う除湿がなされた空
気が、入り側切換弁３を通して除湿塔１に送風されて、
その中に充填された吸着剤（例えば、シリカゲル、活性
アルミナ等）２に水蒸気が吸着されて、露点温度−２０
℃〜−５０℃の乾燥空気になり、逆止弁４を通して取り
出される。
において、１、および１ａは除湿塔、２は吸着剤、３は
除湿塔１の入り側切換弁、４は逆止弁、５は空気を加熱
するヒータ、６は流量計を示す。この構成において、前
段の冷却器（図示されていない）により、５℃〜２０℃
に冷却されて、その冷却温度に見合う除湿がなされた空
気が、入り側切換弁３を通して除湿塔１に送風されて、
その中に充填された吸着剤（例えば、シリカゲル、活性
アルミナ等）２に水蒸気が吸着されて、露点温度−２０
℃〜−５０℃の乾燥空気になり、逆止弁４を通して取り
出される。
【０００３】又、乾燥空気の一部（例えば、約２０％）
は流量計６を経てヒータ５に送られて、ヒータ５により
約２００℃に加熱されて、水蒸気を吸着した一方の除湿
塔１ａに送られる。除湿塔１ａに送られた高温の空気は
除湿塔１ａの中の吸着剤２に吸着された水蒸気を加熱乾
燥させて、吸着剤２を再生し、水蒸気と共に除湿塔の外
部に送りだされて入り側切換弁３を通して大気中に排気
される。
は流量計６を経てヒータ５に送られて、ヒータ５により
約２００℃に加熱されて、水蒸気を吸着した一方の除湿
塔１ａに送られる。除湿塔１ａに送られた高温の空気は
除湿塔１ａの中の吸着剤２に吸着された水蒸気を加熱乾
燥させて、吸着剤２を再生し、水蒸気と共に除湿塔の外
部に送りだされて入り側切換弁３を通して大気中に排気
される。
【０００４】上記の水蒸気を取り乾燥空気を得る工程を
吸着工程、吸着した水蒸気を取り除く工程を脱着工程と
呼び、６〜８時間毎に切り換えて操業される。脱着工程
では、吸着工程に使用中の除湿塔から分岐された乾燥空
気をヒータ５により徐々に２００℃に加熱しながら脱着
中の除湿塔に送り、例えば脱着工程が８時間の場合、始
めの５時間はヒータ５を使用して高温空気を送り、残り
の３時間はヒータ５を止めて除湿塔及び吸着剤を冷却す
る。
吸着工程、吸着した水蒸気を取り除く工程を脱着工程と
呼び、６〜８時間毎に切り換えて操業される。脱着工程
では、吸着工程に使用中の除湿塔から分岐された乾燥空
気をヒータ５により徐々に２００℃に加熱しながら脱着
中の除湿塔に送り、例えば脱着工程が８時間の場合、始
めの５時間はヒータ５を使用して高温空気を送り、残り
の３時間はヒータ５を止めて除湿塔及び吸着剤を冷却す
る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従来例の構成において
は、脱着に使用しされた高温空気は、入り側切換弁を通
して大気中に排気されるので、入り側切換弁は高温空気
により加熱されて歪みを生じたり、弁座が損傷する問題
があり、その問題を解決するためには、熱膨張率が小さ
い材質（例えば、特殊ステンレス鋼）の弁体と高温で損
傷しない弁座（例えばテフロン製弁座）とで構成された
高価な切換弁を使用しなければならない。
は、脱着に使用しされた高温空気は、入り側切換弁を通
して大気中に排気されるので、入り側切換弁は高温空気
により加熱されて歪みを生じたり、弁座が損傷する問題
があり、その問題を解決するためには、熱膨張率が小さ
い材質（例えば、特殊ステンレス鋼）の弁体と高温で損
傷しない弁座（例えばテフロン製弁座）とで構成された
高価な切換弁を使用しなければならない。
【０００６】このような特殊な弁は例えば１０００Ｌ／
ｍｉｎ以上の空気を制御する物は入手可能であるがそれ
以下の小容量の弁は入手困難である。そのために、小容
量の除湿装置では加熱再生式ではなく圧力差式が採用さ
れている。この発明の目的は、除湿塔の入り側切換弁に
常温仕様の切換弁を使用できる加熱再生式除湿装置を提
供することにある。
ｍｉｎ以上の空気を制御する物は入手可能であるがそれ
以下の小容量の弁は入手困難である。そのために、小容
量の除湿装置では加熱再生式ではなく圧力差式が採用さ
れている。この発明の目的は、除湿塔の入り側切換弁に
常温仕様の切換弁を使用できる加熱再生式除湿装置を提
供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、吸着
剤を充填した複数の除湿塔と、その除湿塔に空気中の水
蒸気を吸着させる工程、及び吸着した水蒸気を加熱した
高温空気により脱着させる工程を交互に切り換える除湿
塔の入り側切換弁と、除湿塔の出側で乾燥空気を導く逆
止弁と、乾燥空気の一部を分岐して脱着に使用する高温
空気を作るヒータとを備えて乾燥空気を得る加熱再生式
除湿装置において、除湿塔と入り側切換弁との間に脱着
に使用した高温空気を冷却する冷却器を設けた加熱再生
式除湿装置とする。
剤を充填した複数の除湿塔と、その除湿塔に空気中の水
蒸気を吸着させる工程、及び吸着した水蒸気を加熱した
高温空気により脱着させる工程を交互に切り換える除湿
塔の入り側切換弁と、除湿塔の出側で乾燥空気を導く逆
止弁と、乾燥空気の一部を分岐して脱着に使用する高温
空気を作るヒータとを備えて乾燥空気を得る加熱再生式
除湿装置において、除湿塔と入り側切換弁との間に脱着
に使用した高温空気を冷却する冷却器を設けた加熱再生
式除湿装置とする。
【０００８】請求項２の発明は、請求項１記載の加熱再
生式除湿装置において、脱着に使用する高温空気を作る
ヒータを除湿塔の出側毎に設けた加熱再生式除湿装置と
する。
生式除湿装置において、脱着に使用する高温空気を作る
ヒータを除湿塔の出側毎に設けた加熱再生式除湿装置と
する。
【０００９】
【作用】除湿塔と入り側切換弁との間に設けられた冷却
器は、脱着に使用した高温空気を冷却する。
器は、脱着に使用した高温空気を冷却する。
【００１０】
【実施例】図１はこの発明の一実施例の主要部の構成図
を示す。この図１において、従来例と同一の符号を付け
た部材はおおよそ同一の機能を有するのでその説明は省
略する。この図１において、１、および１ａは除湿塔、
２は吸着剤、３０は除湿塔１の入り側切換弁、４は逆止
弁、５は空気を加熱するヒータ、６は流量計、７は冷却
器を示す。この構成において、前段の冷却器（図示され
ていない）により、５℃〜２０℃に冷却されて、その冷
却温度に見合う除湿がなされた空気が、入り側切換弁３
を通して除湿塔１に送風されて、その中に充填された吸
着剤（例えば、シリカゲル、活性アルミナ等）２に水蒸
気が吸着されて、露点温度−２０℃〜−５０℃の乾燥空
気になり、逆止弁４を通して取り出される。
を示す。この図１において、従来例と同一の符号を付け
た部材はおおよそ同一の機能を有するのでその説明は省
略する。この図１において、１、および１ａは除湿塔、
２は吸着剤、３０は除湿塔１の入り側切換弁、４は逆止
弁、５は空気を加熱するヒータ、６は流量計、７は冷却
器を示す。この構成において、前段の冷却器（図示され
ていない）により、５℃〜２０℃に冷却されて、その冷
却温度に見合う除湿がなされた空気が、入り側切換弁３
を通して除湿塔１に送風されて、その中に充填された吸
着剤（例えば、シリカゲル、活性アルミナ等）２に水蒸
気が吸着されて、露点温度−２０℃〜−５０℃の乾燥空
気になり、逆止弁４を通して取り出される。
【００１１】又、乾燥空気の一部（例えば、約２０％）
は流量計６を経てヒータ５に送られて、ヒータ５により
約２００℃に加熱されて、水蒸気を吸着した一方の除湿
塔１ａに送られる。除湿塔１ａに送られた高温の空気は
除湿塔１ａの中の吸着剤２に吸着された水蒸気を加熱乾
燥させて、吸着剤２を再生し、水蒸気と共に除湿塔の外
部に送りだされて、冷却器７により冷却されて入り側切
換弁３を通して大気中に排気される。吸着工程と脱着工
程とは６〜８時間毎に切り換えられるのが一般的であ
る。
は流量計６を経てヒータ５に送られて、ヒータ５により
約２００℃に加熱されて、水蒸気を吸着した一方の除湿
塔１ａに送られる。除湿塔１ａに送られた高温の空気は
除湿塔１ａの中の吸着剤２に吸着された水蒸気を加熱乾
燥させて、吸着剤２を再生し、水蒸気と共に除湿塔の外
部に送りだされて、冷却器７により冷却されて入り側切
換弁３を通して大気中に排気される。吸着工程と脱着工
程とは６〜８時間毎に切り換えられるのが一般的であ
る。
【００１２】尚、図では入り側切換弁３は三方弁が使用
されているが、二方弁を組み合わせて使用しても良い。
図２はこの発明の別の実施例の主要部の構成図を示す。
この図２が図１と異なる点は、乾燥空気を加熱するヒー
タ５を除湿塔１、１ａ毎に設けて、図示の例では例えば
吸着工程にある除湿塔１側のヒータ５をオフにし、脱着
工程にある除湿塔１ａ側のヒータ５をオンにする点であ
る。
されているが、二方弁を組み合わせて使用しても良い。
図２はこの発明の別の実施例の主要部の構成図を示す。
この図２が図１と異なる点は、乾燥空気を加熱するヒー
タ５を除湿塔１、１ａ毎に設けて、図示の例では例えば
吸着工程にある除湿塔１側のヒータ５をオフにし、脱着
工程にある除湿塔１ａ側のヒータ５をオンにする点であ
る。
【００１３】ヒータ５を除湿塔１、１ａ毎に設けること
により、高温空気はヒータ５から直接除湿塔に送風され
るので、高温空気に晒される部分を配管のみにする効果
がある。
により、高温空気はヒータ５から直接除湿塔に送風され
るので、高温空気に晒される部分を配管のみにする効果
がある。
【００１４】
【発明の効果】この発明によれば、除湿塔と入り側切換
弁との間に冷却器を設けて高温空気を冷却することによ
り、常温仕様の安価な電磁弁、電動弁、エヤー弁を入り
側切換弁として使用できる効果がある。又、小容量の除
湿装置にも加熱再生式が適用できる効果がある。
弁との間に冷却器を設けて高温空気を冷却することによ
り、常温仕様の安価な電磁弁、電動弁、エヤー弁を入り
側切換弁として使用できる効果がある。又、小容量の除
湿装置にも加熱再生式が適用できる効果がある。
【図１】この発明の一実施例の主要部分の構成図
【図２】この発明の別の実施例の主要部分の構成図
【図３】従来例の構成図
１ 除湿塔 １ａ 除湿塔 ２ 吸着材 ３ 入り側切換弁 ３０ 入り側切換弁 ４ 逆止弁 ５ ヒータ ６ 流量計 ７ 冷却器
Claims (2)
- 【請求項１】吸着剤を充填した複数の除湿塔と、その除
湿塔に空気中の水蒸気を吸着させる工程、及び吸着した
水蒸気を加熱した高温空気により脱着させる工程を交互
に切り換える除湿塔の入り側切換弁と、除湿塔の出側で
乾燥空気を導く逆止弁と、乾燥空気の一部を分岐して脱
着に使用する高温空気を作るヒータとを備えて乾燥空気
を得る加熱再生式除湿装置において、除湿塔と入り側切
換弁との間に脱着に使用した高温空気を冷却する冷却器
を設けたことを特徴とする加熱再生式除湿装置。 - 【請求項２】請求項１記載の加熱再生式除湿装置におい
て、脱着に使用する高温空気を作るヒータを除湿塔の出
側毎に設けたことを特徴とする加熱再生式除湿装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7045144A JPH08238415A (ja) | 1995-03-06 | 1995-03-06 | 加熱再生式除湿装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7045144A JPH08238415A (ja) | 1995-03-06 | 1995-03-06 | 加熱再生式除湿装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08238415A true JPH08238415A (ja) | 1996-09-17 |
Family
ID=12711090
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7045144A Pending JPH08238415A (ja) | 1995-03-06 | 1995-03-06 | 加熱再生式除湿装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08238415A (ja) |
-
1995
- 1995-03-06 JP JP7045144A patent/JPH08238415A/ja active Pending
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