JPH0823818A - 真珠養殖用アコヤ貝の卵抜き方法とその装置 - Google Patents

真珠養殖用アコヤ貝の卵抜き方法とその装置

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JPH0823818A
JPH0823818A JP6185259A JP18525994A JPH0823818A JP H0823818 A JPH0823818 A JP H0823818A JP 6185259 A JP6185259 A JP 6185259A JP 18525994 A JP18525994 A JP 18525994A JP H0823818 A JPH0823818 A JP H0823818A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】アコヤ貝の卵抜き操作を陸上での人工的に、且
つ安定良く確実に行なえるようにする。 【構成】比重−約23〜26の海水(W)を水槽(1
1)に貯溜させ、その水温を約18〜28℃に保った
上、卵抜き篭(19)に収容したアコヤ貝(A)を、上
記水槽(11)内へ浸漬させて、その水槽(11)内へ
オゾンを送り込み曝気させると共に、水槽(11)内の
全体に強制循環させることにより、上記アコヤ貝(A)
に放卵誘発刺激を与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は真珠養殖用アコヤ貝の卵
抜き方法と、そのための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】アコヤ貝は原則的に雌雄異体であるが、
その雌雄同じ生殖腺の構造を有しており、これを母貝と
する真珠養殖ではその挿核手術前に、「卵抜き」と称す
る人為的な放卵(産卵の促進)操作が施されている。
【0003】その卵抜き操作を行なう理由は、生殖腺
(挿核部位)に生殖細胞(卵及び精)が充満して、挿核
できなくなるからであり、又手術後における貝の健康を
順調に回復させるためである。
【0004】他方、上記アコヤ貝は満1年程度で成熟・
放卵(放精)するが、その放卵誘発の刺激因子としては
水温と比重の変化が重要であり、その最適の水温は約1
8〜28℃、同じく比重は約23〜26(塩分濃度S3
1〜34‰)であるとされており、実際上三重県では上
記放卵が6月中旬から始まって、7月に盛期となり、9
月下旬まで続く様子である。
【0005】殊更、内湾では大潮時に比重などの海況変
動が大きくなる関係上、放卵が活発化し、その好適な養
殖漁場では海面が白濁する程の放卵現象が、梅雨明けの
晴天日などに認められることもある。
【0006】そこで、従来ではアコヤ貝の卵抜き操作に
当り、上記最適の環境条件を満たす海域を求めて、漁船
により貝を運搬し、その抑制篭へ収容した状態のもと
で、イカダなどから水中へ吊り下げ、数日間浸漬させて
いる。
【0007】そして、その間には上記放卵誘発刺激とし
ての温度差や比重差を与えるため、干潮から満潮に至る
潮位の上昇線(潮の流れ)を利用したり、抑制篭の吊り
下げ深さを変えたり、渚に置いたり、天日にさらした
り、内湾から外洋水域に移したり、抑制篭を適宜に反転
させたりしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
自然海域での卵抜き方法では、その作業上豊富な経験と
長時間並びに重労働を要する。又、上記多大の苦労を重
ねたとしても、あくまでも海域での自然放卵を人為的に
助勢する方法であるに過ぎないため、その環境条件や作
業者の熟練度に因り、所期の卵抜き効果を確実に安定良
く達成することができない。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
の解決を企図しており、そのための卵抜き方法として、
第1に比重−約23〜26の海水を水槽に貯溜させ、そ
の水温を約18〜28℃に保った上、卵抜き篭に収容し
たアコヤ貝を、上記水槽内へ浸漬させて、その水槽内へ
オゾンを送り込み曝気させることにより、上記アコヤ貝
に放卵誘発刺激を与えることを特徴とし、
【0010】又、第2に同じく比重−約23〜26の海
水を水槽に貯溜させ、その水温を約18〜28℃に保っ
た上、卵抜き篭に収容したアコヤ貝を、上記水槽内へ浸
漬させて、その水槽内へオゾンを送り込み曝気させると
共に、水槽内の全体に強制循環させることにより、上記
アコヤ貝に放卵誘発刺激を与えることを特徴とする。
【0011】更に、上記方法を実施するための卵抜き装
置として、海水の汲み上げ用給水ポンプと、その汲み上
げた海水の貯溜用水槽と、その水槽内での海水循環ポン
プと、同じく水槽に連通接続されたオゾン発生機と、上
記海水の温度を約18〜28℃に保つ熱交換器や電熱ヒ
ーターなどの加温器と、アコヤ貝を収容する卵抜き篭と
から成り、上記水槽に比重−約23〜26の海水を貯溜
させ、その水中にアコヤ貝を収容した卵抜き篭を浸漬さ
せた状態において、上記オゾン発生機から水槽内へオゾ
ンを送り込み曝気させると共に、上記循環ポンプにより
強制循環させるように定めたことを特徴とするものであ
る。
【0012】
【作用】第1発明の上記卵抜き方法によれば、アコヤ貝
が自然海域での環境条件と同じく、その放卵しやすい水
温と比重の海水中に浸漬された状態のもとで、しかもオ
ゾンの曝気による積極的な放卵誘発刺激を受けるため、
陸上での安楽な作業のもとに、且つ熟練を要することな
く、安定・確実な卵抜き効果を達成することができる。
【0013】特に、第2発明の上記卵抜き方法によれ
ば、オゾンの曝気された海水が水槽内の全体に亘って、
強制的に流動・循環されるようになっているため、アコ
ヤ貝の各個に対してムラなく、上記オゾンによる刺激を
与えることができ、上記卵抜き効果をますます昂め得る
のである。
【0014】又、第3発明の上記卵抜き装置によれば、
水槽を希望の場所に据付けて、天候や季節などに左右さ
れることなく、陸上での卵抜き操作を便利に行なえるこ
とは勿論、その加温器によって海水の温度低下を防止で
きると共に、循環ポンプにより海水を強制循環させるよ
うになっているため、篭の移動操作などを加える必要も
なく、省力化に著しく優れる。
【0015】
【実施例】以下、図面に基いて本発明の詳細を説明する
と、先づ図1、2は卵抜き終了するまで海水(W)を排
出せず、その言わば溜水(止水)として利用する卵抜き
装置の第1実施例を示しており、(11)は海水(W)
を貯溜するための水槽であって、繊維強化プラスチツク
(FRP)やステンレス鋼板などの材料から、例えば縦
−約3.6m、横−約1.8m、深さ−約0.6mの大
きさに作成されている。
【0016】(12)は給水ポンプであり、これにより
汲み上げられた海水(W)が、上記水槽(11)に供給
・貯溜されるように、図外のパイプラインを介して配管
されている。(13)はその海水(W)の加温器であっ
て、ボイラーを熱源とする熱交換器から成り、水槽(1
1)内に浸漬されているが、その水槽(11)の外部に
設置しても良く、又熱交換器に代る電熱ヒーターなどを
採用してもさしつかえない。
【0017】又、(13)は上記水槽(11)の外部に
据付けられたオゾン発生機であって、そのオゾン供給管
(15)が水槽(11)内の底部に導入されており、そ
の先端部に付属連通する分散器(16)から、オゾンを
曝気させ得るようになっている。尚、オゾン発生機(1
4)は、その発生オゾン量を調整できること、言うまで
もない。
【0018】(17)は上記オゾンの曝気された海水
(W)を水槽(11)内の全体に亘って、万遍なく波及
・流動させるための循環ポンプであり、図示の実施例で
はこれを水中ポンプとして、水槽(11)内に浸漬させ
ているが、その水槽(11)の外部に設置することも可
能である。(18)は水槽(11)の排水孔を示してい
る。
【0019】上記水槽(11)には給水ポンプ(12)
の作動を介して、比重−約23〜26の海水(W)を汲
み上げ貯溜させると共に、その海水(W)の温度が約1
8〜28℃として維持されるように、上記熱交換器など
の加温器(13)により加温する一方、放卵させるべき
真珠養殖用アコヤ貝(A)を、その一定の単位量づつ卵
抜き篭(19)に収容した状態として、上記水槽(1
1)内に浸漬させるのである。
【0020】その海水(W)への浸漬手段としては図示
省略してあるが、水槽(11)の開口上面に横架したハ
ンガーバーから、上記卵抜き篭(19)を水槽(11)
内へ吊り下げても良く、或いは水槽(11)内に仕切り
棚となる簀子を並列設置し、これに卵抜き篭(19)を
載置させてもさしつかえない。
【0021】何れにしても、上記オゾンがアコヤ貝
(A)の各個に対して、ムラなく均等に投射作用し得る
分布状態に浸漬させる。同様な趣旨から、各卵抜き篭
(19)にはアコヤ貝(A)を詰め過ぎないことも大切
である。
【0022】そして、上記オゾン発生機(14)から水
槽(11)内にオゾンを送り込み曝気させると共に、そ
のオゾンの曝気された海水(W)を、上記循環ポンプ
(17)の作動によって水槽(11)内の全体に対流・
循環させるのである。
【0023】そうすれば、上記アコヤ貝(A)が自然海
域での環境条件と同じく、その放卵しやすい水温と比重
の海水(W)中に浸漬された状態のもとで、しかもオゾ
ンの曝気による積極的な放卵誘発刺激を受けるため、そ
の確実に安定良く放卵し、安楽な準備のもとに効率良く
卵抜き操作できるのである。
【0024】その際、オゾンには海水(W)の殺菌作用
や、その曝気による酸素溶存作用もあるため、アコヤ貝
(A)の活性化に役立ち、その不測な衰弱や死滅なども
効果的に防止することができる。尚、海水(W)の温度
と比重に関する上記数値範囲は、冒頭に述べた経験から
得られたものであり、卵抜き操作する場所や季節などの
条件次第では、その数値範囲内において調整使用される
こと言うまでもない。
【0025】因みに、水槽(11)における上記した大
きさ寸法との関係上、円筒型のビニール製卵抜き篭(1
9)内へ、14匁以上のアコヤ貝(A)を60個づつ収
容し、その卵抜き篭(19)の18個づつを上下二段と
して水槽(11)内に吊り下げることにより、上記卵抜
き操作を試みた実験結果では、そのオゾンを送り込み曝
気させ始めた午前11時20分から、約1時間経過後に
海水(W)が白濁し初め(放卵の開始)、当日の午後6
時には放卵が完全に止まった。合計2160個のアコヤ
貝がほぼ全部放卵し終えた。
【0026】又、上記実験結果によれば、水槽(11)
内の海水(W)にアコヤ貝(A)を馴染ませてから、そ
のオゾンの曝気による卵抜き操作を開始することが、又
海水(W)のため引き潮時よりも満ち潮時が、更に屋外
で卵抜き操作する場合には、水槽(11)を暗くカバー
することが、更に又人工貝よりも天然貝の方が、各々放
卵しやすいことも判明した。
【0027】何れにしても、上記オゾンの曝気を止める
と、放卵も止まってしまう結果であったため、これが陸
上での人工的な卵抜き操作として、その作用効果を安定
させる上で重要であり、オゾンの曝気がアコヤ貝(A)
に放卵誘発上の有効な刺激となって、その貝(A)の活
性化することに役立つものと考えられる。
【0028】図3、4は本発明に係る卵抜き装置の第2
実施例を示しており、これでは水槽(11)にオーバー
フロー管(20)も付属設置することによって、その卵
抜き操作中海水(W)を絶えず新しく補給・交換するよ
うになっている。
【0029】又、循環ポンプ(17)の吐出管(21)
にオゾン発生機(14)からのオゾン供給管(15)を
連通接続して、その吐出管(21)を上記第1実施例の
分散器(16)に代るエアーレーターとして機能させ、
これから水槽(11)内にオゾンを曝気するようになっ
ている。
【0030】このような卵抜き装置を使用するも、海水
(W)の温度と比重を上記数値範囲内に保てる限り、安
定・確実な卵抜き効果を達成することができる。第2実
施例におけるその他の構成は、上記第1実施例と実質的
に同一であるため、その図3、4に図1、2との対応符
号を記入するにとどめて、その詳細な説明を省略する。
【0031】海水(W)の比重を上記数値範囲に保つ方
法としては、岩塩を人工的に投入すれば良い。更に、そ
の岩塩の添加量を調整したり、上記加温器(13)を制
御したりすることにより、海水(W)の比重や温度を意
図的に変化させることも、放卵の促進上効果がある。
【0032】上記水槽(11)を炎天下にさらす如く設
置したり、或いは断熱カバーで被覆したりすることによ
り、その海水(W)の温度を上記数値範囲に維持できる
ならば、その熱交換器や電熱ヒーターなどの加温器(1
3)を省略しても良い。
【0033】尚、上記給水ポンプ(12)の設置を省略
して、海水(W)を手作業により水槽(11)へ汲み入
れたり、又卵抜き篭(19)を使用せずに、アコヤ貝
(A)をその裸状態のままで水槽(11)に浸漬させた
りすることも考えられるが、その何れも作業性に劣るの
で、実用上好ましくない。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明では真珠養殖用アコ
ヤ貝の卵抜き方法として、比重−約23〜26の海水
(W)を水槽(11)に貯溜させ、その水温を約18〜
28℃に保った上、卵抜き篭(19)に収容したアコヤ
貝(A)を、上記水槽(11)内へ浸漬させて、その水
槽(11)内へオゾンを送り込み曝気させることによ
り、上記アコヤ貝(A)に放卵誘発刺激を与えるように
なっているため、冒頭に述べた従来技術の課題を完全に
解決することができ、その陸上での安楽な準備作業を行
なえば足りるにも拘らず、上記アコヤ貝(A)の卵抜き
作用を誰でも人工的に安定良く、且つ確実に達成し得る
効果がある。
【0035】殊更、請求項2に記載の卵抜き方法を採用
するならば、そのオゾンの曝気された海水(W)を、水
槽(11)内の全体に強制循環させるようになっている
ため、アコヤ貝(A)の各個にムラなくオゾンによる放
卵誘発上の刺激を効率良く与えることができ、その卵抜
き効果をますます向上させ得るのである。そのオゾンの
曝気と対流・循環の相乗作用により、上記放卵を一層促
進させ、確実な卵抜き効果を達成できるため、冒頭に述
べた篭の移動やその他の重労働も要しない。
【0036】又、上記方法を実施するための卵抜き装置
として、請求項3の構成を採用するならば、海水(W)
をその水槽(11)へ容易に供給・貯溜させることがで
き、その海水(W)の温度が低下することを、加温器
(13)によって防止することも可能であるため、上記
卵抜き操作をますます省力的に行なえることとなり、そ
の水槽(11)の据付け場所やその他の条件を自由に選
べることとも相俟って、実用性に著しく優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る卵抜き装置の第1実施例を模式化
して示す側断面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】同じく卵抜き装置の第2実施例を示す側断面図
である。
【図4】図3の平面図である。
【符号の説明】
(11)・水槽 (12)・給水ポンプ (14)・オゾン発生機 (17)・循環ポンプ (19)・卵抜き篭 (A)・アコヤ貝 (W)・海水

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】比重−約23〜26の海水(W)を水槽
    (11)に貯溜させ、その水温を約18〜28℃に保っ
    た上、卵抜き篭(19)に収容したアコヤ貝(A)を、
    上記水槽(11)内へ浸漬させて、その水槽(11)内
    へオゾンを送り込み曝気させることにより、上記アコヤ
    貝(A)に放卵誘発刺激を与えることを特徴とする真珠
    養殖用アコヤ貝の卵抜き方法。
  2. 【請求項2】比重−約23〜26の海水(W)を水槽
    (11)に貯溜させ、その水温を約18〜28℃に保っ
    た上、卵抜き篭(19)に収容したアコヤ貝(A)を、
    上記水槽(11)内へ浸漬させて、その水槽(11)内
    へオゾンを送り込み曝気させると共に、水槽(11)内
    の全体に強制循環させることにより、上記アコヤ貝
    (A)に放卵誘発刺激を与えることを特徴とする真珠養
    殖用アコヤ貝の卵抜き方法。
  3. 【請求項3】海水(W)の汲み上げ用給水ポンプ(1
    2)と、その汲み上げた海水(W)の貯溜用水槽(1
    1)と、その水槽(11)内での海水循環ポンプ(1
    7)と、同じく水槽(11)に連通接続されたオゾン発
    生機(14)と、上記海水(W)の温度を約18〜28
    ℃に保つ熱交換器や電熱ヒーターなどの加温器(13)
    と、アコヤ貝(A)を収容する卵抜き篭(19)とから
    成り、 上記水槽(11)に比重−約23〜26の海水(W)を
    貯溜させ、その水中にアコヤ貝(A)を収容した卵抜き
    篭(19)を浸漬させた状態において、上記オゾン発生
    機(14)から水槽(11)内へオゾンを送り込み曝気
    させると共に、上記循環ポンプ(17)により強制循環
    させるように定めたことを特徴とする真珠養殖用アコヤ
    貝の卵抜き装置。
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