JPH08237884A - 太陽光発電装置 - Google Patents

太陽光発電装置

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JPH08237884A
JPH08237884A JP7041019A JP4101995A JPH08237884A JP H08237884 A JPH08237884 A JP H08237884A JP 7041019 A JP7041019 A JP 7041019A JP 4101995 A JP4101995 A JP 4101995A JP H08237884 A JPH08237884 A JP H08237884A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来利用できなかった、特に低日射時の発電
電力を有効に利用し、太陽光発電装置における電力変換
効率の向上を図るとともに、特に低日射時に発生してい
たインバータのチャタリング現象を極力防止するように
した、信頼性の高い太陽光発電装置を提供すること。 【構成】 太陽電池PVの発電電力をインバータINを
介して負荷LDへ給電するように成した太陽光発電装置
S1であって、太陽電池PVとインバータINとの間
に、太陽電池PVの出力を蓄える蓄電池BCと、該蓄電
池BCから給電されインバータINの運転を制御する制
御回路MAとを接続したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、太陽電池の直流を交流
に変換して負荷へ電力を供給する太陽光発電装置に関す
る。
【0002】
【従来技術とその課題】従来より、太陽電池から負荷へ
電力を供給する太陽光発電装置において、太陽電池とい
った直流電源を有効な汎用用途に資するために、太陽電
池と商用電源系統との連係システムを構築することが行
われている。このような系統連係システムは、電力需要
の平準化(ピークカット)の要請に応えるだけでなく、
省エネルギーの観点からも大いに注目されている。
【0003】ところで、系統連係システムに使用される
インバータは、変換効率(以下、効率という)が高いも
のが要求されているが、例えば図4に示すように、いっ
たんは出力電力の上昇とともに変換効率が上昇してピー
クを迎えるが、出力電力が定格の40〜50%を超える
と、逆に減少する特性を有し、全体として5〜10%程
度の損失を生じるのが普通である。
【0004】このような損失の要因は、例えば商用変圧
器で絶縁する系統連係システムでは、商用変圧器の励磁
損、インバータの制御回路での損失、回路を構成する半
導体素子の銅損などに大別されるが、特にインバータの
低出力範囲では、励磁損によりインバータの変換効率は
著しく低下する。
【0005】一方、高周波絶縁変圧器を使用した系統連
係システムでは、変圧器が小型となるので、励磁損が軽
減される反面、半導体素子の使用個数が増加するため銅
損が増加する。特に最近では、半導体素子の銅損は素子
の特性向上に伴い減少する傾向にあるが、それでもイン
バータの軽負荷時の変換効率が若干向上するだけであっ
て、高周波を低周波に変換するときに用いる半導体素子
の使用個数が増加し、これによって銅損が増大すること
になるので、定格負荷時の変換効率は低下してしまうの
が実状である。
【0006】また、インバータの制御回路での損失は、
以下の理由により低減することは困難となっている。こ
れは、システムにおけるユーザーの多機能化等の要請に
より、電力変換に直接的に関わる一般的な制御回路での
損失以外の損失が増加する傾向にあるからである。例え
ば、現在の発電量を使用者に表示する機能を付加した
り、システムの稼働状態を外部からリモートコントロー
ルを行うために、運転データーを処理する機能部分と外
部との連係を図るための新たな回路を付加する等によ
り、制御回路全体での損失はますます増加する傾向にあ
る(特開平6−165392等を参照)。
【0007】さらに、太陽電池は日射強度にほぼ比例し
た電力を出力するが、日本のように空気中で散乱する散
乱光の割合が直達光に比べて多い地域では、快晴時の最
大日射量の5〜20%程度の低日射状態でも太陽光発電
装置を運転することが大変多い。このため、低日射時に
おいても高効率で作動するインバータが必要とされる
が、低日射時にはシステムの全損失を上回る日射が発生
しているかどうかの判定が困難であり、たとえ何らかの
基準でインバータを起動させても、インバータから有効
な出力が得られない場合には、インバータの起動・停止
が頻繁に繰り返される、いわゆるチャタリング現象が生
じる。
【0008】また、インバータの固定損失部分で消費す
る電力に満たない低日射時には、たとえ太陽電池が発電
可能な状態でもその電力を全く利用出来ないという問題
がある。
【0009】そこで本発明では、従来利用できなかっ
た、特に低日射時の発電電力を有効に利用し、太陽光発
電装置における電力変換効率の向上を図るとともに、特
に低日射時に発生していたインバータのチャタリング現
象を極力防止するようにした、信頼性の高い太陽光発電
装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の太陽光発電装置は、太陽電池の発電電力を
インバータを介して負荷へ給電するように成した太陽光
発電装置であって、前記太陽電池と前記インバータとの
間に、前記太陽電池の発電電力を蓄える蓄電池と、該蓄
電池からの給電により前記インバータの運転を制御する
制御回路(例えば、太陽電池の出力を最大にする制御)
とを接続したことを特徴とする。
【0011】ここで、蓄電池に所定電圧まで確実に充電
するための充電手段と、蓄電池の蓄電量を検出する検出
手段とを備え、この検出手段からの蓄電量に相当する検
出信号に基づき蓄電池の充電を停止し、その後インバー
タの制御回路に給電するようし、インバータを起動後、
検出手段からの検出信号が所定値以下に降下した場合で
且つインバータの入力電力が充電手段の定格容量値より
大きい場合には、この充電手段を起動し、逆に小さい場
合にはインバータを停止させた後に、充電手段を起動す
るようにすると、太陽電池の出力を無駄にすることがな
い。
【0012】また、蓄電池が電気二重層コンデンサであ
れば、残存容量を正確に測定できる上、何度でも充放電
を繰り返すことができるという利点を有する。
【0013】また、太陽電池の出力が所定値以上の場合
に、前記蓄電池から前記制御回路へ給電して前記インバ
ータを起動することによって、制御回路による損失を最
小限を抑えることが可能となる。
【0014】また、蓄電池の制御回路に対するバックア
ップ時間を少なくとも日照時間(例えば12時間)以上
とすれば、制御回路への給電を確実に行うことができ、
太陽電池の出力を有効に使用することができる。
【0015】さらに、蓄電池への充電をインバータの入
力電力が第1の設定値以下の状態と、第1の設定値より
大きな第2の設定値以上の状態の時に行うように制御す
ることによって、太陽光発電装置における電力変換効率
を向上させることが可能となる。すなわち、第1の設定
値以下において蓄電池への充電を行うようにすることに
よって、従来利用することができなかった低日射時の効
率を向上させることができる。また、第2の設定値以上
において蓄電池への充電を行うようにすることによっ
て、電力変換効率が高出力時に低下するような高周波絶
縁タイプにおいて、太陽電池出力を蓄電にまわすことに
よって電力変換効率の高い領域で運転が可能となり、全
体として太陽光発電装置の効率を向上させることが可能
となる。
【0016】
【作用】上記太陽光発電装置によれば、従来の太陽光発
電装置では低日射状態時には、太陽電池が発電している
にもかかわらず、各損失要因によってインバータからの
出力がほぼゼロとなり、負荷への給電は停止してしま
う。このようなときには、太陽電池からの発電電力は、
給電を停止してしまう程の低日射時においても、太陽電
池電源の出力を制御回路用のエネルギーとして有効に利
用する事が可能となる。
【0017】また、太陽光発電装置の起動後の低日射時
においては、固定損として生じていた制御回路損は、独
立して蓄電手段により制御回路へ供給されるため、電力
変換部の変換効率だけの状態となりシステムの太陽光エ
ネルギーの利用効率が飛躍的に向上する。さらに、少な
くとも補助電源でもって蓄電するようにしたので、低日
射時に生じるインバータの起動、停止が繰り返されるチ
ャタリング現象を防止できる。
【0018】
【実施例】本発明に係る太陽光発電装置の一実施例につ
いて図面に基づき詳細に説明する。図1に示すように、
太陽電池PVと負荷(商用電源系統)LDとの間に、太
陽電池PVの直流を交流に変換するインバータ(電力変
換手段)IN、このインバータINへの入力制御を行う
制御回路MA、及びこの制御回路MAへ給電を行う給電
回路MBを設けて太陽光発電装置S1を構成している。
【0019】ここで、制御回路MAは、太陽電池PVの
動作点を検出し、インバータINの入力電圧を制御する
ことにより太陽電池PVの最大電力点を自動的に追尾で
きるようにしたものであり、太陽電池PVの出力電流及
び出力電圧、インバータINの出力電流及び出力電圧を
それぞれ検出する電流検出回路CA,電圧検出回路C
B、インバータINの運転情報を経時的に記憶しておく
メモリME、インバータINの運転時間や毎月の積算処
理に必要な時計回路RT、系統の保護、監視、及び太陽
電池PVの故障診断等を行う診断回路TM、太陽電池P
Vの発電量や太陽光発電装置S1の稼働状態の表示を行
う表示回路DS、及び外部との連係を行うためのホーム
オートメーション用回路HA等から構成されている。
【0020】また、制御回路MAに電力供給を行う給電
回路MBは、太陽光発電システムS1の1〜10%程度
の電力比容量を有する電力変換回路DM(DC/DC コンバ
ータ)、電気二重層コンデンサである蓄電手段BC、電
圧安定化回路DC、蓄電量検出回路FC等により構成さ
れている。なお、電力変換回路DMの電力比容量を太陽
光発電システムS1の1〜10%程度としている。電力
変換回路DMは蓄電手段BCを充電するものであるか
ら、一般的な蓄電池充電制御装置が備える過充電防止機
能を有する。
【0021】まず、給電回路MBの回路動作について説
明する。太陽電池PVの出力は、夜明けと同時に日射強
度にほぼ比例した直流電力を発生し、蓄電手段BCは太
陽電池PVの発電とほぼ同時に起動する電力変換回路D
Mでもって充電される。電力変換回路DMは小容量に設
定してあるので、この起動に必要な日射エネルギーは極
微小な日射で良く、蓄電手段BCを充電することができ
る時間はほぼ日照時間と一致する。
【0022】なお、日射の発生とともに蓄電手段BCへ
電気エネルギーが蓄えられる。蓄電量検出回路FCは、
電力変換回路DMによって充電される蓄電手段BCの蓄
電量を監視し、これが所定値に達した場合に、電圧安定
化回路DCの起動信号を出力すると同時に制御回路MA
の起動信号も出力するものである。さらに電力変換回路
DMは、過充電を抑制するように蓄電手段BCへの充電
電流を制限する。
【0023】次に、制御回路MAの回路動作について説
明する。給電回路MBの動作と同様に蓄電手段BCの蓄
電量が所定値に達すると、制御回路MAに電圧安定化回
路DCを介して蓄電手段BCより電源供給されて制御回
路MAを起動させる。この時、太陽電池PVの出力電流
が所定値以上である場合(日射が所定の日射量以上であ
る場合)、制御回路MAでもってインバータINを起動
し、これにより太陽光発電装置S1が稼働を開始するこ
ととなり、負荷LD側へ太陽電池PVの電力が供給され
るようになる。ここで、太陽光発電装置S1の稼働は、
蓄電手段BCへの充電が充分行われた後に行われる。
【0024】1日の日射量は、例えば図2(a)に示す
ように変化する。すなわち、昼間ずっと快晴であれば日
射量の時間変化は点線で示した曲線C1のごとくとな
り、昼間ずっと薄曇りであれば実線で示した曲線C2の
ごとくに変化する。
【0025】ここで、図4に示した特性を有するインバ
ータでは、上記薄曇りの場合に図2(b)の実線で示し
た曲線C3のごとくに、上記薄曇りにおける曲線C2の
レベルL1より多くの日射量変化にほぼ比例した出力を
取り出せるに過ぎない。すなわち、図2(a)のレベル
L1以下の日射量では、太陽光発電装置S1の全損失を
補うだけの日射量がないので、太陽電池PVが発電して
いてもインバータINから負荷LDへ電力は全く供給さ
れないのである。すなわち、期間t1,t2,t3,t
4においては、インバータINからの出力はゼロとな
る。なお、図2(b)の点線で示した曲線C4は、上記
薄曇りのときに損失がゼロの場合におけるインバータI
Nの出力である。
【0026】一方、本実施例では、図2(a)と同様な
日射状態では、図3(b)の実線に示す日射量にほぼ比
例した出力を取り出せる。すなわち、図3(b)におい
て出力を全く取り出せない期間t5,t6では、主に電
力損失を生じる電力変換部分のみだけでなくその制御回
路をも停止しておき、蓄電手段BCを充電する給電回路
MBのみを動作させ、従来は全く利用出来なかった低日
射エネルギーを蓄電手段BCへ蓄えるように制御を行う
のである。
【0027】ここで、蓄電手段BCは近年性能向上が著
しい電気二重層コンデンサを使用するとよい。この電気
二重層コンデンサは、従来、蓄電池として一般的な鉛蓄
電池やニッケルカドニウム蓄電池と異なり、充放電サイ
クルをほぼ無制限に行えるという特徴があり、さらに、
人体に有害な物質を使用せず、長寿命で且つ補水等のメ
ンテナンスが不要なことから、太陽光発電装置には最も
適した蓄電デバイスであるといえる。
【0028】この蓄電手段BCとして電気二重層コンデ
ンサーを使用した場合の端子電圧の変化は、図3(a)
のような変化を示す。すなわち、まず図3(b)の期間
t5で充電され、図3(b)の点P1に達する。電気二
重層コンデンサーは、その蓄電量E=(1/2)C・V
2 で表されるように端子電圧から容易にかつ正確に蓄電
量を計ることができる。
【0029】ここで、設定充電量レベルL2に達した
後、蓄電量検出回路FCは蓄電池充電回路DMを停止す
るとともに、電圧安定化回路DCを起動し、制御回路M
Aに起動信号を送る。この起動信号によって制御回路M
Aが動作しインバータINに起動をかけ負荷LDへの給
電を開始する。この負荷LDへの給電を開始した様子は
図3(b)の点P0に当たる。
【0030】ここで、本発明の特徴である高効率な点
は、インバータINを制御している制御回路MAの電源
は、従来、低日射状態で利用できないでいた期間t5に
よって充電されたエネルギーによって動作していること
が最大の特徴である。このため、図3(b)の起動点P
1からの電力変換効率は、従来の太陽光発電装置が生じ
ている制御回路MAの損失を除いた部分での効率で運転
できることが言え、非常に効率の高い状態であることは
言うまでもない。次に、制御回路MAの電源は蓄電装置
BCに蓄えられたエネルギーでもって運転しているの
で、図3(b)の点P2において蓄電量が所定値に低下
する事になる。
【0031】この時、既に日射は充分な強さまで発生し
ていれば、インバータINを停止することなく給電回路
MBを作動させて起動し蓄電装置BCを充電する。その
後再び蓄電手段BCの端子電圧が上昇し、点P3に達し
た場合は再び充電回路DMを停止する制御を行い、前述
と同様の動作を繰り返す。また、日射が低下し、図3
(b)点P4のようにインバータINが運転しており、
太陽電池PVの出力が蓄電池充電回路DMの定格容量を
下回る場合には、インバータINを停止させ、さらに制
御回路MAを停止した後、充電回路DMを起動する制御
をおこなうことによって、前述の期間t5と同様の低日
射状態の期間t6の間も充電回路MDによって蓄電手段
BCへ未利用のエネルギーを蓄えることができる。この
様子は図3(a)の点P4→点P5の変化より明らかで
ある。
【0032】また、図4の出力範囲において、すなわち
定格出力や高日射の場合などは効率が低下する。そこ
で、系統に供給している電力の一部を充電にまわすよう
にすれば、太陽光発電装置S1の全体として効率が上が
る。ただし、高出力時なので充分なエネルギーがあるの
で、蓄電池BCの制御回路MAに対するバックアップ時
間を少なくとも日照時間(例えば12時間)以上とすれ
ば、この出力範囲にある場合に充電することによって効
率を大幅に向上させることが可能となる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の太陽光発
電装置によれば、従来、太陽電池が発電していても、イ
ンバータの出力が無い状態の低日射時においても、太陽
電池の出力を制御回路用のエネルギーとして有効に利用
する事が可能となる。
【0034】また、太陽光発電装置の起動後の低日射時
においては、固定損として生じていた制御回路損は、独
立して蓄電池により制御回路へ供給されるため、電力変
換部の変換効率だけの状態となり、太陽光発電装置の太
陽光エネルギーの利用効率が飛躍的に向上する。
【0035】さらに、蓄電池に補助電源的に蓄電するよ
うにしたので、低日射時に生じるインバータの起動、停
止が繰り返されるチャタリング現象を極力防止が可能
な、信頼性の非常に優れた太陽光発電装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の太陽光発電装置の一実施例を示す回路
図である。
【図2】(a)は日射量の時間変化を示す図であり、
(b)は従来のインバータの出力の時間変化を示す図で
ある。
【図3】(a)は蓄電池の端子電圧の時間変化を示す図
であり、(b)は本発明のインバータの出力の時間変化
を示す図である。
【図4】インバータの出力特性の一例を示す特性図であ
る。
【符号の説明】
S1 ・・・ 太陽光発電装置 PV ・・・ 太陽電池 IN ・・・ インバータ BC ・・・ 蓄電池 MA ・・・ 制御回路 LD ・・・ 負荷 MB ・・・ 給電回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽電池の発電電力をインバータを介し
    て負荷へ給電するように成した太陽光発電装置であっ
    て、前記太陽電池と前記インバータとの間に、前記太陽
    電池の発電電力を蓄える蓄電池と、該蓄電池からの給電
    により前記インバータの運転を制御する制御回路とを接
    続したことを特徴とする太陽光発電装置。
  2. 【請求項2】 前記蓄電池に電気二重層コンデンサを用
    いたことを特徴とする請求項1に記載の太陽光発電装
    置。
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