JPH08237797A - 部品取付用無半田ホルダ、無半田ホルダ付電気部品及びエレクトレットマイクロホン - Google Patents
部品取付用無半田ホルダ、無半田ホルダ付電気部品及びエレクトレットマイクロホンInfo
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- JPH08237797A JPH08237797A JP3840095A JP3840095A JPH08237797A JP H08237797 A JPH08237797 A JP H08237797A JP 3840095 A JP3840095 A JP 3840095A JP 3840095 A JP3840095 A JP 3840095A JP H08237797 A JPH08237797 A JP H08237797A
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- Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
- Electrostatic, Electromagnetic, Magneto- Strictive, And Variable-Resistance Transducers (AREA)
Abstract
マイクロホンのような部品を装置に実装することができ
る部品取付用無半田ホルダと、このホルダ付の部品を提
案する。 【構成】 電気部品Mを嵌合させる孔11を有し、絶縁
材で形成されたホルダ本体10と、孔11に嵌着した電
気部品の端子3と4に接触する接続端子13と、この接
続端子に電気的に接続されて遊端部12Aがホルダ本体
から漸次離れる方向に突出した接触片12とによって構
成される。
Description
等に実装するエレクトレットマイクを無半田で実装する
ことができる部品取付用無半田ホルダと、この無半田ホ
ルダに保持された無半田ホルダ付エレクトレットマイク
ロホンに関する。
エレクトレットマイクロホンの形状を示す。エレクトレ
ットマイクロホンの端子突出側の構造は円筒状の金属ケ
ース本体1の後端側が絶縁板2で塞がれており、この絶
縁板2に端子3及び4が突出されて構成される。
プリント基板に電気的に接続する方法としては、端子3
と4をプリント基板に形成された孔に挿入し、プリント
基板の裏側に形成された配線パターンに端子3と4を半
田付けする方法、或いは端子3と4にリード線を接続
し、このリード線をプリント基板に接続する方法等があ
る。
ロホンはよく知られているように、高分子材料から成る
振動膜に分極を与え、静電気によって音波の振動を電気
信号に変換する構造のため、半田付けの際にあまり高温
にさらすと分極が破損し、感度の低下を招いたり、或い
は振動膜の弾性が変化して周波数特性が変化する等の不
都合が生じる。
際は半田槽に浸して半田付けする、いわゆるディップ法
を採ることができないため、従来は人手によって半田付
け作業を行っている。またリード線を用いてプリント基
板に接続する場合も、ディップ法を用いることができな
いため、この場合も人手によって半田付けを行ってい
る。このためエレクトレットマイクロホンを実装する作
業に手間が掛り、生産性が悪い欠点がある。
ロホンを半田付けすることなくプリント基板に実装する
ことができる部品取付用無半田ホルダを提案し、これと
共にこの部品取付用無半田ホルダに保持された無半田ホ
ルダ付の電気部品及びエレクトレットマイクロホンを提
供しようとするものである。
電気部品の本体と嵌合する孔を有する絶縁材で形成され
たホルダ本体と、このホルダ本体に端部が支持され、遊
端部が弾性的にホルダ本体から離れる方向に突出した複
数の接触片と、この接触片のそれぞれと電気的に導通
し、孔の内に圧入される電気部品の端子に接触する接続
端子とによって部品取付用無半田ホルダを構成したもの
である。
ダの孔に電気部品本体が嵌合し、本体から突出した複数
の端子が接触端子に接触して保持された無半田ホルダ付
の電気部品及びエレクトレットマイクロホンを提案す
る。この発明による部品取付用無半田ホルダによれば、
この無半田ホルダに電気部品を保持させることにより、
電気部品の端子は接続端子に接触して接続片に電気的に
接続される。この結果、接触片をプリント基板の目的と
する配線導体に接触させることにより部品をプリント基
板に電気的に接触させることができる。従って、装置の
組立工場では部品取付用無半田ホルダに電気部品を保持
させた状態でテープレコーダ等のケースとプリント基板
との間に挟み込むだけで電気部品をプリント基板に無半
田で実装することができる。
レクトレットマイクロホンである場合には、エレクトレ
ットマイクロホンを無半田でプリント基板に実装するこ
とができ、熱によって特性変化等が発生することを防止
することができる。
ダの構造を示す。図中10は絶縁樹脂材によって形成し
たホルダ本体を示す。ホルダ本体10は保持すべき部品
Mを嵌合させる孔11を有する。図示する実施例ではホ
ルダ本体10を円環状に形成した場合を示すが、外周の
形状は四角形等、他の形状に形成してもよい。
形成された複数の接触片12が取付けられる。図の例で
はホルダ本体10の外周面から孔11に貫通して配置し
た接続端子13を設け、この接続端子13の突出端部に
接触片12の一端を熔着した場合を示す。つまり、この
例ではホルダ本体10の互いに180°対向する位置に
短尺状の導電片によって形成された接続端子13を配置
する。接続端子13はホルダ本体10の外周と孔11の
双方に突出し、外側に突出した部分に接触片12を熔着
し、孔11に突出した先端部分には電気部品Mの端子3
と4を接触させるための凹欠13Aを形成する。尚、電
気部品Mの端子3,4と接続端子13との間は圧接によ
り接触を保持させるか、または半田付けしてもよい。接
触片12は遊端部12Aがホルダ本体10から漸次離れ
る方向に突出される。図の例では接触片12をくの字状
に折り曲げた場合を示す。接触片12の遊端部12A
と、接続端子13には腐食に強い材料でメッキを施すこ
とが考えられる。
示すように部品Mと嵌合する直径を持つ孔11Aと、こ
の孔11Aの直径より小さい直径の孔11Bとによって
構成され、これら孔11Aと11Bの境界に形成される
段部11Cで部品Mを受け止める。接触片12は電気部
品Mの保持面とは反対側に突出され、接触片12のバネ
力によって電気部品Mを後述するケースの裏面とホルダ
本体10との間に挟み付ける。ホルダ本体10の外周に
位置決用突起10Aが形成され、この位置決用突起10
Aがケース等に形成した係合部と係合して接触片12の
向き及び位置を決定する。
ス14及びプリント基板15の間に実装した様子を示
す。ケース14の裏面に電気部品Mと係合する孔14A
と、ホルダ本体10と係合する孔14Bとを有する環状
の係合部16を形成し、この係合部16に電気部品Mを
支持したホルダ本体10を係合させる。接触片12の突
出端側にプリント基板15を配置し、接触片12に圧接
力を与えて弾性変形させ、プリント基板15に形成した
配線パターンに接触片12の遊端12Aを圧接させる。
例では接触片12を直線状に突出させ、更に長い接触片
12−1と短い接触片12−2とを設けた場合を示す。
またこの例では接触片12と接続端子13を一体成形
し、ホルダ本体10を成形する場合に、接続端子13を
金型の内部に挿入し、インサート成形によって接続端子
13及び接触片12をホルダ本体10に取付けるように
した場合を示す。
電気部品Mをホルダ本体10に成形した孔11に嵌合さ
せ、電気部品Mとホルダ本体10とを一体化しておくこ
とにより、例えばテープレコーダのケース14の裏面側
に形成した係合部17に部品Mとホルダ本体10を係合
させ、この状態で弾性的に突出している接触片12にプ
リント基板15を圧接させれば、ホルダ本体10に保持
した電気部品Mをプリント基板15に形成した配線パタ
ーンに電気的に接続し、実装状態に保持することができ
る。
では電気部品Mを半田付けすることなく、プリント基板
15に実装することができる。この結果、電気部品Mが
例えば熱に弱いエレクトレットマイクロホンの場合、半
田付けを行わないから、熱によってエレクトレットマイ
クロホンの特性が変化してしまう不都合を解消すること
ができる。
イクロホンに限らず、例えば圧電素子で駆動されるブザ
ーのような発音素子、或いは受光装置、発光装置等各種
の部品に適用できることは容易に理解できよう。また上
述では接触片12を2本とした場合を説明したが、接触
片12の数は電気部品Mの端子の数に対応して適宜に選
定すればよい。
図。
めの断面図。
て部品をケース及びプリント基板に実装した状態を説明
するための断面図。
Claims (3)
- 【請求項1】 A.保持すべき部品と嵌合する孔を有
し、絶縁材で形成されたホルダ本体と、 B.このホルダ本体に端部が支持され、遊端部が弾性的
に上記ホルダ本体から離れる方向に突出されたバネ材か
ら成る複数の接触片と、 C.この接触片のそれぞれと電気的に導通し、上記孔の
内に圧入される部品の端子に接触する接続端子と、 によって構成したことを特徴とする部品取付用無半田ホ
ルダ。 - 【請求項2】 A.請求項1記載の部品取付用無半田ホ
ルダと、 B.この部品取付用無半田ホルダの孔に本体が嵌合し、
本体から突出した複数の端子が上記接続端子に接触して
保持された電気部品と、 によって構成したことを特徴とする無半田ホルダ付電気
部品。 - 【請求項3】 請求項2記載の電気部品をエレクトレッ
トマイクロホンとしたことを特徴とする無半田ホルダ付
エレクトレットマイクロホン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03840095A JP3292357B2 (ja) | 1995-02-27 | 1995-02-27 | 部品取付用無半田ホルダ、無半田ホルダ付電気部品及びエレクトレットマイクロホン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03840095A JP3292357B2 (ja) | 1995-02-27 | 1995-02-27 | 部品取付用無半田ホルダ、無半田ホルダ付電気部品及びエレクトレットマイクロホン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08237797A true JPH08237797A (ja) | 1996-09-13 |
JP3292357B2 JP3292357B2 (ja) | 2002-06-17 |
Family
ID=12524253
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03840095A Expired - Fee Related JP3292357B2 (ja) | 1995-02-27 | 1995-02-27 | 部品取付用無半田ホルダ、無半田ホルダ付電気部品及びエレクトレットマイクロホン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3292357B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11329534A (ja) * | 1998-05-11 | 1999-11-30 | Jst Mfg Co Ltd | レシーバ等のコネクタ |
US6773300B1 (en) | 1999-11-12 | 2004-08-10 | Yamaha Metanix Corporation | Microphone holder |
US6856689B2 (en) | 2001-08-27 | 2005-02-15 | Yamaha Metanix Corp. | Microphone holder having connector unit molded together with conductive strips |
US6904155B2 (en) | 2002-02-27 | 2005-06-07 | Star Micronics Co., Ltd. | Electret capacitor microphone |
KR100740460B1 (ko) * | 2005-12-26 | 2007-07-18 | 주식회사 비에스이 | Smd용 콘덴서 마이크로폰 및 그 제조방법 |
CN105382368A (zh) * | 2015-11-25 | 2016-03-09 | 惠州金源精密自动化设备有限公司 | 一种电池咪头焊接设备 |
-
1995
- 1995-02-27 JP JP03840095A patent/JP3292357B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
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CN105382368A (zh) * | 2015-11-25 | 2016-03-09 | 惠州金源精密自动化设备有限公司 | 一种电池咪头焊接设备 |
CN105382368B (zh) * | 2015-11-25 | 2017-08-29 | 惠州金源精密自动化设备有限公司 | 一种电池咪头焊接设备 |
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---|---|
JP3292357B2 (ja) | 2002-06-17 |
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