JPH08237617A - Edtv2信号処理装置 - Google Patents

Edtv2信号処理装置

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JPH08237617A
JPH08237617A JP7040871A JP4087195A JPH08237617A JP H08237617 A JPH08237617 A JP H08237617A JP 7040871 A JP7040871 A JP 7040871A JP 4087195 A JP4087195 A JP 4087195A JP H08237617 A JPH08237617 A JP H08237617A
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identification control
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Hiroyoshi Urakawa
裕喜 浦川
Hideyo Uehata
秀世 上畠
Hideto Nakahigashi
秀人 中東
Hiroshi Nio
寛 仁尾
Kenichiro Hayashi
健一郎 林
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、EDTV2信号の識別制御信号処
理回路に関するもので、正確に識別制御信号検出を行う
とともに、信号処理ブロック間の信号本数が少なくなる
EDTV2ザ受信回路を実現することを目的とする。 【構成】 識別制御信号の第1番目のビットの立ち下が
り位置を検出するB1立ち下がり検出回路13と、識別
制御信号の位置を示す制御パルスを出力する制御回路1
4と、識別制御信号を2値データに復調するB3〜B2
3復調回路15と、識別制御信号とB3〜B23復調回
路15の出力を切り換える切換回路16と、前記切換回
路16の出力を書き込む際には色副搬送波に、読み出す
際には水平同期信号に同期したクロック信号を用いる記
憶手段を有するD/D変換器17を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号の処理装置に
係わり、更に詳しくは、画面の縦横比(アスペクト比)
が16:9の第2世代EDTV2対応のテレビジョン受
像機においての識別制御信号処理装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】現在日本で、EDTV2放送方式の開発
が進んでいる。現行NTSC放送方式と両立性を保ちつ
つ、高画質にアスペクト比16:9のワイド映像を伝送
することが目的である。
【0003】まず、図7を参照してEDTV2放送方式
での走査線番号22(22H)と285(285H)に
多重されている識別制御信号について説明する。図7に
EDTV2識別制御信号の波形図を示す。図7におい
て、波形図に数字を添付しているように、1水平走査期
間にB1からB27までの27ビットの情報が多重され
ている。各ビットは色副搬送波の7周期分(約2μse
c)の幅を持っている。図7の波形の主要なものを説明
する。
【0004】例えば、B3は40IREの時EDTVザ
放送であり、0IREのときNTSC放送である。B6
からB23は、±20IREの振幅で色副搬送波が多重
されており、その位相が0相の時を1、π相(カラーバ
ーストと同相)の時を0と定義している。B8、B9、
B10により、各々VT信号(垂直時間高域補強信
号)、VH信号(垂直高域補強信号)、HH信号(水平
高域補強信号)が多重されているかどうか識別できる。
EDTV2識別制御信号には、以上のように識別情報の
他に、B25〜B27の確認信号と呼ばれるものがあ
り、EDTV2かどうかを判断する情報及びHH信号を
変調する吹抜キャリアの位相情報が多重されており、さ
らに、27ビット情報の3分割点(B1〜B9、B10
〜18、B19〜27)が、上下無画部に多重されてい
るVT信号/VH信号の3分割点の位置を示す情報とな
る。
【0005】以下、従来のEDTV2受信機について図
5、6を参照しながら説明する。図5は従来のEDTV
2受信機の回路ブロックである。
【0006】図5において101は放送を受信するアン
テナ、102は放送を受信選曲し映像検波して複合映像
信号を出力するチューナー回路、103はチューナー回
路102の出力の複合映像信号をデジタル信号に変換す
るA/D変換器、104はA/D変換器103の出力端
に接続された識別制御信号検出復調回路で、NTSC信
号の525本/フレームの水平走査期間のうち、22番
目及び285番目の水平走査期間に多重されたEDTV
2識別制御信号を検出、復調する回路である。
【0007】この識別制御信号検出復調回路104の構
成を図6に示す。図6において、131は識別制御信号
入力端子、132は識別制御信号の各ビットを2値デー
タに復調する回路、133は識別制御信号復調回路13
2の出力を各ビット毎に読みとり判別し各ビット毎に出
力する識別制御信号符号判別回路、134は識別制御信
号符号判別回路133で復調された識別制御信号を出力
する端子である。
【0008】105はA/D変換器103の出力端に接
続された3次元Y/C分離回路で、輝度信号と色信号と
を動き適応処理により分離抽出する。106はHH再生
回路で、3次元Y/C分離回路105で抽出した色信号
を、さらにフィールド差分を取ることにより、変調HH
信号と色信号とに分離し、HH信号は識別制御信号検出
復調回路104で抽出された吹抜キャリアと変調HH信
号とを乗算することにより再生される。107は3次元
Y/C分離回路105から出力される輝度信号の4.2
MHz以下の成分とHH再生回路106から出力される
HH信号の4.2〜6MHz帯域の成分とを加算するH
H合成器、108はHH再生回路106で抽出された色
信号を復調し2つの色信号を時分割多重して出力する色
復調回路である。109はHH合成器107から出力さ
れる輝度信号の遅延回路で、無画部に多重された垂直補
強信号と合成時に位相が合うように主画部本線系映像信
号を走査線数90本分だけ遅延させる。
【0009】110は色復調回路108と遅延回路10
9の出力を書き込む際には色副搬送波(fsc)に同期
したクロック信号、読み出す際には水平同期信号に同期
したクロック信号を用いる記憶素子(ラインメモリ)を
有するD/D変換器である。111はクリアビジョン受
信機等で使用されている飛び越し走査信号から順次走査
信号を作成する動き適応走査線補間回路であり、D/D
変換器110から出力される輝度信号と色差信号とを入
力とし、112の輝度現ライン信号、113の輝度補間
ライン信号、114の色差現ライン信号、115の色差
補間ライン信号の4つの信号を出力する。116はD/
D変換器110の出力端に接続されたVT/VH再生回
路で、フレーム差分を用いて上下の無画部領域に多重さ
れたVT信号とVH信号を分離、再生する。117は動
き適応走査線補間回路111から出力される輝度補間ラ
イン信号113の高域成分とVT/VH再生回路116
から出力されるVT信号の低域成分とを加算するVT合
成器である。
【0010】118はフィールドメモリと垂直フィルタ
により構成された走査線数変換回路で主画部の360本
を走査線数を4/3倍して480本の走査線を合成し、
119の輝度現ライン信号、120の輝度補間ライン信
号、121の色差現ライン信号、122の色差補間ライ
ン信号の4種信号を出力する。123と124はVH合
成器で、走査線数変換回路118から出力された輝度現
ライン信号119及び輝度補間ライン信号120の各々
に、VT/VH再生回路116から出力されるVH信号
を加算する。125はラインメモリにより構成される倍
速変調回路で、VH合成器123から出力される輝度現
ライン信号とVH合成器124から出力される輝度補間
ライン信号とから順次走査輝度信号を作成し、走査線数
変換回路118から出力される色差現ライン信号121
と色差補間ライン信号から122とから順次走査色差信
号を作成する。126は倍速変換回路125の出力に接
続されたD/A変換器であり、順次走査の輝度信号と2
つの色差信号を出力する。127はD/A変換器126
から出力された信号からマトリクス演算によりRGB信
号を合成するRGB処理回路、128はRGB処理回路
127の出力を表示するディスプレイで画面の縦横比は
16:9である。
【0011】以上のように構成された従来の識別制御信
号検出復調回路について、以下その動作を説明する。
【0012】まず、識別制御信号検出復調回路104に
よりチューナー回路102からの複合映像信号の走査線
番号22及び285に多重されている識別制御信号を検
出復調し、B3及びB4が1、すなわちレターボックス
映像が多重されており、かつB25〜B27に確認用正
弦波が多重されているなどいくつかの条件を満たしたと
き、この複合映像信号をEDTV2であると認定する。
そして、識別制御信号のB10が1(HH信号有)の場
合はHH再生回路106からHH信号を出力することを
可能にし、識別制御信号のB8、B9が1(VT/VH
信号有)の場合はVT/VH再生回路116からVT/
VH信号を出力することを可能とする。このとき、HH
・VT/VH有の判別信号は直接各ブロックへ出力され
る。識別制御信号検出復調回路104によりチューナー
回路102からの複合映像信号がEDTV2信号でない
と判定された場合は、HH再生回路106やVT/VH
再生回路116の各出力の値は0となる。つまり、HH
合成器107、VT合成器117、VH合成器123お
よび124は本線系の信号を通過させる状態となり、従
来のクリアビジョン受信機の構成となる。ただし、走査
線数変換回路118を別途制御すれば垂直補強信号なし
のズーム機能として動作することが可能となる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】色副搬送波に変調され
て送られてくる識別制御信号のB6〜B23は色副搬送
波の位相基準であるカラーバーストに同期しているた
め、水平同期信号に同期しているクロックで復調する場
合、符号誤り等の問題が発生する。
【0014】また各ビットデータを出力する際、直接各
ブロックへ送るため出力端子数が増えてしまうという課
題を有していた。
【0015】本発明は上記問題に鑑み、B3〜B23の
信号を復調する際に、位置基準であるB1だけは復調せ
ずそのまま出力し、B3〜B23は2値データに復調し
重畳して伝送する回路を有することにより、安定した画
像再生を行うEDTV2受信機を提供するものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明は、映像信号入力端子と、前記映像信号入力端
子から入力されたEDTV2信号の識別制御信号の第1
番目のビット(B1)の立ち下がり位置を検出するB1
立ち下がり検出回路と、前記B1立ち下がり検出回路の
出力により位置基準を検出し第3番目のビット(B3)
から第23番目のビット(B23)の位置を示す第1の
制御パルスとB3からB23を重畳する位置を示す第2
の制御パルスを出力する制御回路と、前記制御回路の第
1の制御パルス出力により識別制御信号のB3〜B23
までを2値データに復調するB3〜B23復調回路と、
前記制御回路の第2の制御パルス出力により前記識別制
御信号と前記B3〜B23復調回路の出力を切り換える
切換回路と、前記切換回路の出力を書き込む際には色副
搬送波(fsc)に同期したクロック信号、読み出す際
には水平同期信号に同期したクロック信号を用いる記憶
手段を有するD/D変換器と、前記D/D変換器の出力
信号を出力する端子を備えたものである。
【0017】
【作用】本発明は上記した構成によって、識別制御信号
のB1を除いた部分の復調を色副搬送波に同期したクロ
ックで行うことにより、水平同期信号に同期したクロッ
クのシステム(ラインロック)では復調が難しいとされ
てきたfsc変調部を2値データとし重畳して送ること
ができるため、ラインロックではB1の位置を検出する
回路さえ備えれば、各ビット情報が水平同期信号に同期
したクロックで読みとることができ符号判別の誤りを少
なくでき、また、重畳して送られるので出力端子を減少
できる。これにより、ラインロックシステムではB1の
立ち下がり位置さえ検出できれば識別制御信号の全ての
情報を得ることが可能となる。
【0018】
【実施例】以下本発明の一実施例の映像信号処理回路に
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0019】図2は本発明の一実施例の映像信号処理回
路のブロック図である。図2において21は放送を受信
するアンテナ、22は放送を受信選局し映像検波して複
合映像信号を出力するチューナー回路、23はチューナ
ー回路22の出力の複合映像信号をデジタル信号に変換
するA/D変換器、24はA/D変換器23の出力端に
接続された識別制御信号検出復調回路で、NTSC信号
の525本/フレームの水平走査期間のうち、22番目
及び285番目の水平走査期間に多重されたEDTV2
識別制御信号を検出、復調する回路である。25はA/
D変換器23の出力端に接続された3次元Y/C分離回
路で、輝度信号と色信号とを動き適応処理により分離抽
出する。26はHH再生回路で、3次元Y/C分離回路
25で抽出した色信号を、さらにフィールド差分を取る
ことにより、変調HH信号と色信号とに分離し、HH信
号は識別制御信号検出復調回路24で抽出された吹抜キ
ャリアと変調HH信号とを乗算することにより再生され
る。27は3次元Y/C分離回路25から出力される輝
度信号の4.2MHz以下の成分とHH再生回路26か
ら出力されるHH信号の4.2〜6MHz帯域の成分と
を加算するHH合成器、28はHH再生回路26で抽出
された色信号を復調し2つの色信号を時分割多重して出
力する色復調回路である。
【0020】29はHH合成器27から出力される輝度
信号の遅延回路で、無画部に多重された垂直補強信号と
合成時に位相が合うように主画部本線系映像信号を走査
線数90本分だけ遅延させる。30は色復調回路28の
出力を書き込む際には色副搬送波(fsc)に同期した
クロック信号、読み出す際には水平同期信号に同期した
クロック信号を用いる記憶手段(ラインメモリ)を有す
るD/D変換器である。31はクリアビジョン受信機等
で使用されている飛び越し走査信号から順次走査信号を
作成する動き適応走査線補間回路であり、識別制御信号
検出復調回路24、D/D変換器30から出力される輝
度信号と色差信号とを入力とし、32の輝度現ライン信
号、33の輝度補間ライン信号、34の色差現ライン信
号、35の色差補間ライン信号の4つの信号を出力す
る。37は識別制御信号検出復調回路24の出力端に接
続されたVT/VH再生回路で、フレーム差分を用いて
上下の無画部領域に多重されたVT信号とVH信号を分
離、再生する。
【0021】36は動き適応走査線補間回路31から出
力される輝度補間ライン信号33の高域成分とVT/V
H再生回路37から出力されるVT信号の低域成分とを
加算するVT合成器である。38はフィールドメモリと
垂直フィルタにより構成された走査線数変換回路で主画
部の360本を走査線数を4/3倍して480本の走査
線を合成し、39の輝度現ライン信号、40の輝度補間
ライン信号、41の色差現ライン信号、42の色差補間
ライン信号の4種信号を出力する。43と44はVH合
成器で、走査線数変換回路38から出力された輝度現ラ
イン信号39及び輝度補間ライン信号40の各々に、V
T/VH再生回路37から出力されるVH信号を加算す
る。45は識別制御信号検出復調回路24の出力に接続
されたB1立ち下がり振幅位相検出回路であり、識別制
御信号のB1の立ち下がりの位置を検出し2値データに
復調された識別制御信号のB9,B10の符号情報をV
T/VH再生回路37に出力する。
【0022】46はラインメモリにより構成される倍速
変調回路で、VH合成器43から出力される輝度現ライ
ン信号とVH合成器44から出力される輝度補間ライン
信号とから順次走査輝度信号を作成し、走査線数変換回
路38から出力される色差現ライン信号41と色差補間
ライン信号42とから順次走査色差信号を作成する。4
7は倍速変換回路48の出力に接続されたD/A変換器
であり、順次走査の輝度信号と2つの色差信号を出力す
る。48はD/A変換器47から出力された信号からマ
トリクス演算によりRGB信号を合成するRGB処理回
路、49はRGB処理回路48の出力を表示するディス
プレイで画面の縦横比は16:9である。
【0023】以上のように構成された本発明の識別制御
信号処理回路について、以下その動作を説明する。
【0024】まず、図2の点線で囲まれた識別制御信号
検出復調回路部の動作説明を図1を参照しながら説明す
る。
【0025】図1において、11は前記遅延回路29の
出力信号の入力端子、12は前記A/D変換器23の出
力信号の入力端子、13は入力端子11から入力された
22番目及び285番目の水平走査期間に多重された識
別制御信号のB1の立ち下がり位置を検出する回路、1
4は前記B1立ち下がり検出回路13からの出力により
位置基準を検出しB3からB23の位置を示す制御パル
スを出力する制御回路、15は前記A/D変換器23の
出力信号の入力端子22から入力される識別制御信号の
B3〜23のフラグを2値データに復調するB3〜B2
3復調回路、16は前記制御回路4の出力により前記入
力端子11から入力される前記遅延回路29とB3〜B
23復調回路15の出力を切り換える切換回路、17は
前記切換回路16の出力を書き込む際には色副搬送波
(fsc)に同期したクロック信号、読み出す際には水
平同期信号に同期したクロック信号を用いるラインメモ
リを有するD/D変換器、18は前記D/D変換器17
の出力信号を出力する映像信号出力端子である。
【0026】以上のように構成された図1の映像信号処
理回路について、以下その動作を説明する。
【0027】遅延回路29の出力信号入力端子11に入
力された信号は、切換回路16に入力される。A/D変
換器23の出力信号入力端子12に入力された信号は、
B1立ち下がり検出回路13とB3〜B23復調回路1
5に入力される。B1立ち下がり検出回路13では入力
された映像信号中の識別制御信号の位置基準である1番
目のビット(B1)の立ち下がり位置を検出し、それに
準じて各ビットの位置を確定する。B1立ち下がり検出
回路13の出力は制御回路14に入力される。制御回路
14では識別制御信号のB3からB23までの位置を示
す制御パルスとB6からB23までの位置を示す制御パ
ルスを出力する。制御回路14の出力はB3〜B23復
調回路15と切換回路16に入力される。
【0028】ここで、B3〜B23復調回路15を図3
を用いて説明する。図3において、61は前記A/D変
換器23の出力信号入力端子、62はNRZ復調回路で
ありある一定のしきい値を設けそのしきい値と比較し大
小判断により2値のデータに復調する。63はfsc復
調回路でありfsc変調されている識別制御信号のB6
〜B23をfsc復調する。64は図3の制御回路から
の制御信号の入力端子、65は切換回路であり、制御信
号入力端子64から入力された制御信号により出力する
信号を切り換え、出力端子66から出力される。出力さ
れた信号は図1の切換回路16に入力される。
【0029】図4に図3の回路のタイミングチャートを
示し、図3の動作を説明する。制御回路14から出力さ
れる制御信号はB6〜B23の部分の位置を示す制御パ
ルスと、B3〜B23の部分の部分の位置を示す制御パ
ルスの2つの制御信号信号を出力する。前者の信号が制
御信号入力端子64に入力され、0の場合NRZ復調回
路62の出力を選択し、1の場合fsc復調回路の出力
を選択する。
【0030】切換回路16では制御回路14の出力のB
3〜B23の位置を示す制御パルスに応じて識別制御信
号の場合は前記B3〜B23復調回路の出力を、それ以
外は入力端子11から入力された信号を選択する。切換
回路16の出力はD/D変換器17に入力される。D/
D変換器17では書き込む際には色副搬送波(fsc)
に同期したクロック信号、読み出す際には水平同期信号
に同期したクロック信号を用いるラインメモリを有し、
水平同期信号に同期しているクロックで動作しているシ
ステムへデジタル2値のまま伝送可能となり、B1の立
ち下がり位置さえ検出できれば識別制御信号の全ての情
報を得ることが可能となる。D/D変換器17の出力は
映像出力端子18から出力される。
【0031】上記のように動作する識別制御信号検出復
調回路24によりチューナー回路22からの複合映像信
号の走査線番号22及び285に多重されている識別制
御信号を検出復調し、B3及びB4が1、すなわちレタ
ーボックス映像が多重されており、かつB25〜B27
に確認用正弦波が多重されているなどいくつかの条件を
満たしたとき、この複合映像信号をEDTV2であると
認定する。そして、識別制御信号のB10が1(HH信
号有)の場合はHH再生回路26からHH信号を出力す
ることを可能にし、識別制御信号のB8、B9が1(V
T/VH信号有)の場合はVT/VH再生回路37から
VT/VH信号を出力することを可能とする。識別制御
信号検出復調回路24によりチューナー回路22からの
複合映像信号がEDTV2信号でないと判定された場合
は、HH再生回路26やVT/VH再生回路37の各出
力の値は0となる。つまり、HH合成器27、VT合成
器36、VH合成器43および44は本線系の信号を通
過させる状態となり、従来のクリアビジョン受信機の構
成となる。ただし、走査線数変換回路38を別途制御す
れば垂直補強信号なしのズーム機能として動作すること
が可能となる。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、映像信号
入力端子と、前記映像信号入力端子から入力されたED
TV2信号の識別制御信号の第1番目のビット(B1)
の立ち下がり位置を検出するB1立ち下がり検出回路
と、前記B1立ち下がり検出回路の出力により位置基準
を検出し第3番目のビット(B3)から第23番目のビ
ット(B23)の位置を示す第1の制御パルスとB3か
らB23を重畳する位置を示す第2の制御パルスを出力
する制御回路と、前記制御回路の第1の制御パルス出力
により識別制御信号のB3〜B23までを2値データに
復調するB3〜B23復調回路と、前記制御回路の第2
の制御パルス出力により前記識別制御信号と前記B3〜
B23復調回路の出力を切り換える切換回路と、前記切
換回路の出力を書き込む際には色副搬送波(fsc)に
同期したクロック信号、読み出す際には水平同期信号に
同期したクロック信号を用いる記憶手段を有するD/D
変換器と、前記D/D変換器の出力信号を出力する端子
を備えることにより、識別制御信号のB1を除いた部分
の復調を色副搬送波に同期したクロックで行うことによ
り、ラインロックのシステムでは復調が困難とされてき
たfsc(色副搬送波)変調部を必要最小限の2値デー
タとして送ることができ、重畳することにより符号判別
の誤り及び出力端子の減少を実現できる。
【0033】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるEDTV2信号処理
装置のブロック図
【図2】本発明のEDTV2受信機のブロック図
【図3】本発明のB3〜B23復調回路のブロック図
【図4】本発明のB3〜B23復調回路のタイミングチ
ャート
【図5】従来のEDTV2受信機のブロック図
【図6】従来の識別制御信号処理装置のブロック図
【図7】EDTV2放送における識別制御信号を示す波
形図
【符号の説明】
11 映像信号入力端子 12 識別信号入力端子 13 B1立ち下がり検出回路 14 制御回路 15 B3〜27復調回路 16 切換回路 17 D/D変換器 18 映像信号出力端子 21 受信アンテナ 22 チューナー回路 23 A/D変換器 24 識別制御信号検出復調回路 25 3次元Y/C分離回路 26 HH再生回路 27 HH合成器 28 色復調回路 29 遅延回路 30 色差信号D/D変換器 31 動き適応走査線補間回路 36 VT信号合成器 37 VT/VH再生回路 38 走査線数変換回路 43 VH信号現ライン合成器 43 VH信号補間ライン合成器 45 B1立ち下がり振幅位相検出回路 46 倍速変換回路 47 D/A変換器 48 RGB処理回路 49 ディスプレイ 61 識別制御信号入力端子 62 NRZ復調回路 63 fsc復調回路 64 切換回路 65 復調後の識別制御信号出力端子 101 受信アンテナ 102 チューナー回路 103 A/D変換器 104 識別制御信号検出復調回路 105 3次元Y/C分離回路 106 HH再生回路 107 HH合成器 108 色復調回路 109 遅延回路 110 D/D変換器 111 動き適応走査線補間回路 116 VT/VH再生回路 117 VT信号合成器 118 走査線数変換回路 123 VH信号現ライン合成器 124 VH信号補間ライン合成器 125 倍速変換回路 126 D/A変換器 127 RGB処理回路 128 ディスプレイ 130 識別制御信号入力端子 131 B1立ち下がり検出回路 132 識別制御信号復調回路 133 復調後の出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 仁尾 寛 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 林 健一郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号入力端子と、前記映像信号入力
    端子から入力されたEDTV2信号の識別制御信号の第
    1番目のビット(B1)の立ち下がり位置を検出するB
    1立ち下がり検出回路と、前記B1立ち下がり検出回路
    の出力により位置基準を検出し第3番目のビット(B
    3)から第23番目のビット(B23)の位置を示す第
    1の制御パルスとB3からB23を重畳する位置を示す
    第2の制御パルスを出力する制御回路と、前記制御回路
    の第1の制御パルス出力により識別制御信号のB3〜B
    23までを2値データに復調するB3〜B23復調回路
    と、前記制御回路の第2の制御パルス出力により前記識
    別制御信号と前記B3〜B23復調回路の出力を切り換
    える切換回路と、前記切換回路の出力を書き込む際には
    色副搬送波(fsc)に同期したクロック信号、読み出
    す際には水平同期信号に同期したクロック信号を用いる
    記憶手段を有するD/D変換器と、前記D/D変換器の
    出力信号を出力する端子を具備し、制御回路はB3〜B
    23復調回路の出力を前記切換回路で重畳する期間とし
    て少なくとも走査線番号22番目、285番目、もしく
    は垂直帰線期間のうちの1水平走査期間であることを特
    徴とするEDTV2信号処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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