JPH08237385A - 自動通報システム - Google Patents

自動通報システム

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JPH08237385A
JPH08237385A JP4024395A JP4024395A JPH08237385A JP H08237385 A JPH08237385 A JP H08237385A JP 4024395 A JP4024395 A JP 4024395A JP 4024395 A JP4024395 A JP 4024395A JP H08237385 A JPH08237385 A JP H08237385A
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telephone line
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bell
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Hiroki Oshimi
博喜 押見
Sunao Shimada
直 島田
Kuniaki Ito
邦昭 伊藤
Junichi Shimizu
純一 清水
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 相互起動型の自動通報装置を有する自動通報
システムにおいて、電話回線が他に利用されて話中状態
のときにも自動通報装置を呼び出せる。 【構成】 集中監視センタ2より自動通報装置1を呼び
出すベル呼出信号をベル検出回路11で検出したら動作
モードに入り、オフフック検出回路26で電話機7のオ
フフック信号を検出した時点でベル呼出信号の検出回数
が設定値と一致したら、電話機を加入者電話回線から切
り放し、端末装置との通信を開始するための識別信号を
PB信号検出回路16で検出したら電話機を加入者電話
回線に接続し、その後送出される識別信号の一部である
通信開始制御信号により通信動作に移行し、識別信号が
受信できなかった場合は、電話機を加入者電話回線に接
続するように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メータ値、センサ情報
などの自動通報装置側の情報信号を電話回線網を介して
自動的に集中監視センタ側へ伝送すると共に、集中監視
センタ側より自動通報装置を呼び出してデータローディ
ング等を行う事が出来る相互起動型の自動通報装置を有
する自動通報システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般加入者電話回線を利用する自
動通報装置を有する自動通報システムに於いて、集中監
視センタより自動通報装置を呼び出す場合には、ノーリ
ンギングトランクを利用して宅内の電話機のベルを鳴動
させずに目的の自動通報装置を呼び出してデータ通信を
行う方式と、ノーリンギングトランクを利用せずに通常
のダイヤルをして電話機のベルを鳴動させて自動通報装
置を呼び出す方式(以下リンギング方式と言う)があっ
た。
【0003】ノーリンギング方式は、電話局の交換機に
特殊機能を持つノーリンギングトランク(以下NRTと
言う)を追加して実現される特殊サービスであり、16Hz
ベル信号を使用せず、緩極性反転と、半ループ状態でノ
ーリンギング呼び出し信号(PB信号1桁)により目的
の自動通報装置を指定してデータ通信を行うもので、こ
れを利用した自動通報装置の公知例としては特開平2-70
165号公報(網制御装置の端末装置)がある。
【0004】この他、NRTを利用せずに目的の自動通
報装置を呼び出すリンギング方式の例としては、16Hzベ
ル信号に対して自動応答した後一定時間内にデータ通信
である事を示す識別信号や、キャリア信号を検出した場
合には着呼のあった回線にデータ通信端末を接続するも
のがあり、かかるものの公知例としては特公昭53-2282
号公報(電話回線に於ける通信方式)があり、これに対
して目的の信号が検出できなかった場合には、音声通信
端末(電話機)に対して16Hzベル信号を送出すると同時
に発呼側に対してはリングバックトーンや電話機を呼び
出し中である事を示す旨のメッセージを送出する事によ
り、宅内電話機とデータ通信端末の選別を行う方式が実
施されているものがあり、かかるものの公知例として
は、特開平2-7763号公報(画像通信装置)などがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ノーリンギング方式は
全ての電話回線に対して利用できるとは限らず、NRT
が設置されていない回線や、PBXの内線側に自動通報
装置が設置されている場合にはこの自動通報装置を呼び
出す事が出来ず、自動通報装置の設置運用に制限が発生
する。この他、目的の自動通報装置が収容されているN
RTが連続検針などにより他の通信に利用されて話中状
態の時にも自動通報装置を呼び出す事が出来ない。
【0006】特に、センタから自動通報装置へ緊急の操
作を行いたい場合、この話中状態は不都合である。
【0007】そこで、通常のダイヤルによる呼び出し方
式で電話機のベルを鳴動させてユーザが応答したのち、
ユーザに対してこれから自動通報装置とセンタ間でデー
タ通信を行うことをセンタから説明して了解を得た後、
識別信号を送出し自動通報装置に回線を接続する方式で
は、ユーザが留守番電話装置を設置していると、センタ
からの呼び出しで留守番電話装置が応答すると自動的に
応答用の案内音声を発信者に応答するが、このとき自動
通報装置はセンタからの呼び出し識別信号を受信してい
ると、センタから送出する識別信号と留守番電話装置が
送出する案内音声が同時に受信されるため自動通報装置
が識別信号を受信できない場合があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために、メータ及びセンサのデータを集中監視セ
ンタへ電話回線網を介して自動的に伝送すると共に、前
記集中監視センタより前記電話回線網を介してデータ伝
送できる相互起動型の自動通報装置を有する自動通報シ
ステムにおいて、前記集中監視センタより前記電話回線
網を介して自動通報装置を呼び出すベル呼出信号を検出
するベル検出回路と、電話機のオフフックを検出する回
線電流検出回路と、前記電話機を加入者電話回線から切
り放すリレースイッチと端末装置との通信を開始するた
めの識別信号を検出するPB信号検出回路と、前記ベル
呼出信号の検出回数をカウントする手段とを備え、前記
ベル呼出信号を検出したら動作モードに入り、電話機の
オフフック信号を検出した時点で前記ベル呼出信号の検
出回数が設定値と一致したら電話機を加入者電話回線か
ら切り放し、前記識別信号を受信したら電話機を加入者
電話回線に接続し、その後送出される前記識別信号の一
部である通信開始制御信号により通信動作に移行し、識
別信号が受信できなかった場合は電話機を加入者電話回
線に接続するよう制御するものとした。
【0009】
【作用】本発明は上記構成により、呼出信号があって自
動通報装置が電話機のオフフックを検出したら、呼出し
信号の検出回数が設定値と一致しているかを判断して一
致していたら電話機を電話回線から一時的に切り放し、
自動通報装置はセンタからの識別信号の受信待ちにな
る。
【0010】一定時間の間に受信できない場合は直ちに
電話機を電話回線に接続し自動通報装置は待機状態にな
る。識別信号を受信すると、センタはユーザとの会話に
よる連絡を行った後、第二の識別信号を受信したら、電
話機を電話回線から切り放し通信の妨げとならない様に
してから、センタとの通信状態となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を示す図を参照しな
がら説明する。
【0012】図1は本発明の自動通報システムの一実施
例を示すシステム図、図2は同自動通報システムの構成
を示すブロック図、図3及び図4は同フローチャートを
示す図である。
【0013】図1において、1は自動通報装置であり、
端末側の種々の情報信号を管理する集中監視センタ2と
電話回線網3及び加入者電話回線10を経由して接続さ
れている。
【0014】センタ側交換機4は集中監視センタ2を収
容している。自動通報装置側交換機5は自動通報装置1
を収容しており、ノーリンギングトランク(NRT)6
が付加されていて、集中監視センタ2からNRT6への
ダイヤルによりノーリンギング方式に準じた手順で自動
通報装置1へ着呼する。
【0015】7は電話機で、自動通報装置1を経由して
加入者電話回線10に接続されている。
【0016】8はメータで、水道、電力などの使用量を
検針するものであり、前述自動通報装置1に接続されて
それぞれの使用量に応じたパルス信号を出力したり、も
しくは前述自動通報装置1との間でデータ通信を行う機
能を有している。
【0017】9はセンサで、例えばガスや、液面レベ
ル、押しボタンなど、ある事象の状態変化を検出するも
のであり、前述自動通報装置1に接続されてそれぞれの
状態変化に応じた信号を出力する機能を有している。
【0018】図2において、27は記憶演算装置で、前
述自動通報装置1の動作制御を、予め設定され記憶され
た手順に従って行うものである。
【0019】11は16Hzのベル信号を検出する回路
で、前述加入者電話回線10と前述記憶演算装置27間
に接続されており、着呼がある時前述電話回線網3より
送出されてくる16Hzのベル信号を検出して前記記憶演
算装置27に伝達する機能を有している。
【0020】12は緩極性反転検出回路で、前記加入者
電話回線10に挿入されるとともに、前記記憶演算装置
27に接続されており、前記NRT6が動作して前記加
入者電話回線10に緩極性反転が発生した事を検出して
前記記憶演算装置27へ伝達する機能を有している。
【0021】13は回線電流検出回路で、前記加入者電
話回線10に挿入されるとともに、前記記憶演算装置2
7に接続されており、前述電話機7が前述電話回線網3
より送出されてくる16Hzベル信号に応答して回線を
閉結したときに、前記加入者電話回線10に流れる回線
電流を検出して前記記憶演算装置27に伝達する機能を
有している。
【0022】14及び15はそれぞれコンデンサ及びト
ランスで、前述加入者電話回線10間にトランス15の
1次巻線が接続されており,この1次巻線の一方に前述
コンデンサ14が接続されている。
【0023】コンデンサ14は直流の絶縁を行い、トラ
ンス15は高い交流インピーダンスを持たせる事によ
り、前述加入者電話回線10の通話状態に影響を与える
事なく、後述のPB信号検出回路16に信号を伝達する
インターフェース回路である。
【0024】16はPB信号検出回路で、一端が前述ト
ランス15の2次巻線に接続されるとともに、他端が前
述記憶演算装置27にそれぞれ接続されており、前述の
加入者電話回線10に送信されてくるPB信号を検出判
別して前述記憶演算装置27へ伝達する回路であり、例
えばPB信号レシーバLSIを用いた回路等が用いられ
ている。
【0025】17は整流回路で、前述の加入者電話回線
10の極性が反転しても後述する半ループ回路18や、
直流閉結回路19に一定の極性を供給するための機能を
有している。
【0026】18は半ループ回路で、前述整流回路17
を介して前述加入者電話回線10に接続されている一
方、前述記憶演算装置27及び後述のAC600Ωスイ
ッチ19にも接続されている。
【0027】半ループ回路18は、ノーリンギング方式
に準じた手順で応答するための回路で、前述記憶演算装
置27の制御により、5mA以上20mA以下の回線電
流を流したときに4KΩ以上の直流抵抗値で前述加入者
電話回線10を半閉結状態にする機能を有する。
【0028】21は600Ωトランスで、1次巻線の一
端は後述するAC600Ωスイッチ19と直流閉結回路
20のそれぞれに接続されていて、もう一端は前述整流
回路17を介して前述加入者電話回線10に接続されて
いる。2次巻線は後述するPB信号送出回路22及び信
号変復調回路23にそれぞれ接続されている。
【0029】600Ωトランス21の1次巻線は50Ω
〜100Ω程度の直流抵抗と300Hz〜4KHzの周
波数帯域で交流インピーダンス600Ωを持ち1次:2
次の巻数比は1:1のトランスで、前述の加入者電話回
線10と600Ω平衡状態で後述のPB信号送出回路2
2及び信号変復調回路23の信号を伝達すると共に、加
入者電話回線10と本トランスの2次側に接続される回
路とを直流的に絶縁する機能を有する。
【0030】19はAC600Ωスイッチで、前述半ル
ープ回路18と前述の600Ωトランスの1次巻線の一
端に接続されているスイッチで、更に前述記憶演算装置
27に接続されている。
【0031】AC600Ωスイッチ19は前述半ループ
回路18が回線を直流的に半閉結状態にしている時に交
流的に前述の600Ωトランス21を接続するスイッチ
で前述記憶演算装置27により制御されている。
【0032】20は直流閉結回路で、一端を前述整流回
路17を介して前述加入者電話回線10に接続される一
方、他端は前述600Ωトランス21の1次巻線の一端
に接続されるとともに、前述記憶演算装置27にも接続
されている。
【0033】直流閉結回路20は前述記憶演算装置27
の制御によりオン/オフするスイッチで、オンすれば前
述加入者電話回線10を前述整流回路17を介して前述
600Ωトランス21の直流抵抗50Ω〜100Ωで閉
結すると共に、交流インピーダンス600Ωの平衡状態
を作り加入者電話回線10を通話状態にする事が出来、
またオフすれば回線を開放状態にする事が出来る。
【0034】また、前述記憶演算装置27の制御により
適当なタイミングでオン/オフする事によりダイヤルパ
ルス信号を送出する機能を兼ね備えている。
【0035】22はPB送出回路で、前述600Ωトラ
ンス21の2次巻線と前述記憶演算装置27の間に接続
されており、前述記憶演算装置27の制御により前述6
00Ωトランス21を介してPB信号の出力を行う回路
で、PBダイヤル信号の送信やノーリンギング方式に準
じた着信手順でANS信号「#」のPB信号送出を行う
ほか、PB信号を利用したデータ送出を行う機能を有し
ている。
【0036】23は信号変復調回路で、前述600Ωト
ランス21の2次巻線と前述記憶演算装置27の間に接
続されているものであり、前述記憶演算装置27の制御
により、前述600Ωトランス21、整流回路17、加
入者電話回線10、電話回線網3を介して集中監視セン
タ2とデータ通信を行う回路であり、例えばFSK信号
方式の全二重モデムLSIを用いた回路等が用いられて
いる。
【0037】24はリレースイッチで、自動通報装置1
が通信中の時に前述電話機7を前記加入者電話回線10
側から自動通報装置1側の後述するオッフック検出回路
26側へに切り換えるものである。
【0038】25はリレー駆動回路で、出力側が前述リ
レースイッチ24に、入力側が前述記憶演算装置27に
それぞれ接続されており、記憶演算装置27の制御によ
り前述リレースイッチ24を駆動してスイッチの切り換
えを行う回路である。
【0039】26はオフフック検出回路で、入力側が後
述リレー接点26に、出力側が前記記憶演算装置27に
それぞれ接続されており、前述記憶演算装置27の指示
により自動通報装置1が通信中で前述電話機7がオフフ
ック検出回路26側に切り替わっている時、前述電話機
7のオフフックを検出する回路である。
【0040】28はメータインターフェース回路で、前
述メータ8と前述記憶演算装置27との間に接続されて
おり、メータ8からのパルス信号を受信したり、もしく
はメータ8との間の通信を行い前述記憶演算装置27へ
伝達する機能を有している。
【0041】29はセンサインタフェース回路で、前述
センサ9と前記記憶演算装置27の間に接続されてお
り、センサ9からの信号を受信し、かつ、この信号を前
記記憶演算装置27に伝達する機能を有している回路で
ある。
【0042】30はデータ登録インターフェース回路
で、後述データ登録装置32と前記記憶演算装置27の
間に接続されており、データ登録装置32からのデータ
を取り込み、かつ、このデータを前述記憶演算装置27
に伝達する機能を有している回路である。
【0043】31はコネクタで、後述データ登録装置3
2と前述データ登録インターフェース回路30間に接続
されており、このコネクタ31は後述データ登録装置3
2と前述自動通報装置1との着脱を自由に行わせる機能
を有するものである。
【0044】32はデータ登録装置で、前述自動通報装
置1に接続されて、その動作を行わせるためのデータを
登録、記憶及び変更するものである。
【0045】例えば、前述集中監視センタ2の電話番号
や前述自動通報装置1のユーザコードなどのほか、ノー
リンギング方式で着信したときに前述自動通報装置1を
選択するためのNRS信号(「0〜9」の中の1桁の数
字)や、リンギング方式で着信したときに前述集中監視
センタ2から前述自動通報装置1を選択するために送出
する第1の識別信号(1桁数字のPB信号)及び第2の
識別信号(4桁数字のPB信号)及び通信開始制御信号
(4桁のPB信号)を登録、記憶及び変更を行う装置
で、前述コネクタ31により前述自動通報装置1に着脱
自在に取り付ける事が出来る。
【0046】次に、本実施例の図2・図3及び図4を用
いて、自動通報装置1が接続されている加入者電話回線
10に着信があった時の動作に付いて説明する。
【0047】まずA1にて、加入者電話回線10に極性
反転が発生する事を監視する事で着信の検出を行う。
【0048】ここで、極性反転が緩極性反転検出回路1
2により検出されるとA2、A3にて350mSのタイ
マのスタートを行い、半ループ回路18を閉結して極性
反転検出に対して応答する。
【0049】続いてA4−A5−A4の流れで、350
mS以内に図1のNRT6より加入者電話回線10に
「0〜9」の1桁のPB信号であるNRS信号が送信さ
れてくるか、コンデンサ14、トランス15を介してP
B信号検出回路16で監視を行う。
【0050】このとき350mS以内に前記NRS信号
が検出できれば、ノーリンギング方式による着信であっ
たと判断してノーリンギング方式に準じた応答手順であ
るA6以降の処理を実行する。
【0051】反対に、350mS以内にNRS信号の検
出が出来ない場合には、リンギング方式による着信であ
ったと判断してリンギング方式に準じた応答手順である
B1以降の処理を実行する。
【0052】いま、仮に350mS以内にNRS信号が
検出できたとすると、A6にて検出されたNRS信号が
予めデータ登録装置32により記憶演算装置27に記憶
登録されているNRS信号と合致するかの判定を行う。
【0053】NRS信号が合致しない場合には、前述自
動通報装置1が選択されなかったと判断して、A12へ
ジャンプして半ループ回路18の半閉結状態を開放して
一連の動作を終了する。
【0054】NRS信号が合致した場合には、A7にて
AC600Ωスイッチ19をオンして加入者電話回線1
0の交流インピーダンス600Ω平衡を取り、A8にて
PB信号送出回路22よりノーリンギング方式に準じた
応答手順である応答信号のANS信号(PB信号「#」
1桁)を前述の600Ωトランス21、AC600Ωス
イッチ19、半ループ回路18、整流回路17、加入者
電話回線10を介して図1のNRT6へ送出する。
【0055】次にA9−A10−A9の流れで、信号変
復調回路23により、前述の600Ωトランス21、A
C600Ωスイッチ19、半ループ回路18、整流回路
17、加入者電話回線10、及び電話回線網3を介して
集中監視センタ2と通信を行う。
【0056】通信が終了すれば、AC600Ωスイッチ
19、及び半ループ回路18を開放して一連の動作を終
了する。A11−A12−ENDとなる。
【0057】以上、ノーリンギング方式で着信した場合
の処理に付いて説明した。
【0058】次に、リンギング方式で着信した場合に付
いて説明する。
【0059】リンギング方式で着信した場合、A4−A
5−A4で350mS以内にNRS信号が検出できない
ので以降B1〜B20の処理となる。
【0060】B1で半ループ回路18の開放を行いノー
リンギング方式による着信手順を終了する。
【0061】B2でベルタイマのスタートを行う。ベル
タイマはベルが設定時間以上鳴動しない場合リンギング
方式による着信手順を終了するための制限タイマであ
る。
【0062】次に、B3−B4−B5−B6−B7−B
3またはB3−B6−B3の流れでベルが間欠的に鳴動
している事を前述ベル検出回路11で監視しベルの鳴動
回数をB4でカウントすると共に、前述電話機7がオフ
フックして前述加入者電話回線10に回線電流が流れる
かを前述回線電流検出回路13で監視している。
【0063】ここで、電話機7が応答する前にベルが止
まってしまった場合はB3−B6−B7−B3の処理で
ベルタイマがタイムアップするのでB6−ENDとなり
応答手順を終了する。
【0064】次に、前述電話機7がベルに応答して、回
線電流が流れると、B9でベル鳴動回数nとあらかじめ
設定してある設定値Cが一致しているかどうかをB8で
判定し、一致していなければB12でセンタ2からの識
別信号をコンデンサ14を介してトランス15・PB信
号検出回路16により監視する。
【0065】B9でnとcが一致していればB10・B
11で電話機7を電話回線10から切り放す様リレー駆
動回路25を動作させ、直流閉結回路20をオンし前述
集中監視センタ2からの識別信号を監視する。
【0066】識別信号は端末装置を特定するためのPB
信号の数字の4桁数字であり、検出されると予め記憶演
算装置27に登録記憶されている4桁数字と比較を行い
一致していればB14・B15のときとB16・B17
・B15の流れでタイマBがタイムアップする間センタ
からの通信開始信号を待つ。この間にセンタからユーザ
に対し連絡を行つた後に通信開始信号を送出する。
【0067】通信開始信号はPB信号の4桁数字であり
検出すると予め記憶演算装置27に登録記憶されている
4桁数字と比較を行い一致していればB18・B19で
電話機7を電話回線10に接続するようリレー駆動回路
25を動作させ、B20・B21で信号変復調回路23
により600Ωトランス21・直流閉結回路20・整流
回路17・加入電話回線10、及び電話回線網3を介し
て集中監視センタ2と通信を行う。通信が終了したら、
B22・B23でリレースイッチを切り換え直流回路を
開放して終了する。
【0068】B13でセンタからの識別信号がタイマA
のタイムアップする時間検出できなかった場合、B22
・B23に移り終了処理を行う。タイマBがタイムアッ
プする間に通信開始信号が検出されなかった場合は、B
17・B22・B23の流れでリレーを初期状態に戻し
応答手順を終了する。
【0069】B17でセンタからの通信開始信号がタイ
マBのタイムアップする時間検出できなかった場合B2
2・B23に移り終了処理を行う。
【0070】予め設定してある設定値Cは、留守番電話
機等の自動応答する機器がベル信号の何回目で自動応答
するようになつているかを調べ、データ登録装置32に
より記憶演算装置27に設定すれば良い。
【0071】別な方法としては、設定値Cは記憶演算装
置27が前回のベル信号着信から何回目でオフフックし
たかを記憶し、今回のオフフックまでのベル信号着信回
数が一致していれば留守番電話機等の自動応答する機器
が接続してある確率が高いと判断できるので、このよう
な方法で学習するプログラムとすることで設定値Cを自
動的に求めることも出来る。このようにすれば設定値C
を予め設定する必要は無い。
【0072】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、集
中監視センタからの呼出信号があって自動通報装置が電
話機のオフフックを検出したら、呼出し信号の検出回数
が設定値と一致しているかどうかを判断して、一致して
いた場合は留守番電話機等の自動応答する機器が接続し
てあると判断し、電話機を電話回線から一時的に切り離
す動作を行い留守番電話機等の自動応答音による雑音が
入らないように制御するので、センターからの識別信号
を誤検出することがなくなり、センタと確実に通信を行
う事が出来る。
【0073】また、留守番電話機以外が応答した場合
は、電話機を電話回線網から切り放すことがないので、
ユーザの電話機の使用に違和感を与えることが無い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す自動通報システムにお
けるシステム構成図である。
【図2】本発明の一実施例を示す自動通報システムにお
けるブロック構成図である。
【図3】本発明の一実施例を示す自動通報システムにお
ける動作フローチャートである。
【図4】本発明の一実施例を示す自動通報システムにお
ける動作フローチャートである。
【符号の説明】
1 自動通報装置 2 集中監視センタ 3 電話回線網 7 電話機 8 メータ 9 センサ 10 加入者電話回線 11 ベル検出回路 13 回線電流検出回路 16 PB信号検出回路 24 リレースイツチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 純一 千葉県柏市新十余二3番地1 株式会社日 立ホームテック内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メータ(8)及びセンサ(9)のデータ
    を集中監視センタ(2)へ電話回線網(3)を介して自
    動的に伝送すると共に、前記集中監視センタ(2)より
    前記電話回線網(3)を介してデータ伝送できる相互起
    動型の自動通報装置(1)を有する自動通報システムに
    おいて、前記集中監視センタ(2)より前記電話回線網
    (3)を介して自動通報装置(1)を呼び出すベル呼出
    信号を検出するベル検出回路(11)と、電話機(7)
    のオフフックを検出する回線電流検出回路(13)と、
    前記電話機(7)を加入者電話回線(10)から切り放
    すリレースイッチ(24)と端末装置との通信を開始す
    るための識別信号を検出するPB信号検出回路(16)
    と、前記ベル呼出信号の検出回数をカウントする手段と
    を備え、前記ベル呼出信号を検出したら動作モードに入
    り、電話機(7)のオフフック信号を検出した時点で前
    記ベル呼出信号の検出回数が設定値と一致したら電話機
    (7)を加入者電話回線(10)から切り放し、前記識
    別信号を受信したら電話機(7)を加入者電話回線(1
    0)に接続し、その後送出される前記識別信号の一部で
    ある通信開始制御信号により通信動作に移行し、識別信
    号が受信できなかった場合は電話機(7)を加入者電話
    回線(10)に接続するよう制御することを特徴とする
    自動通報システム。
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