JPH08235612A - 光学式ピックアップ装置 - Google Patents
光学式ピックアップ装置Info
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- JPH08235612A JPH08235612A JP7095011A JP9501195A JPH08235612A JP H08235612 A JPH08235612 A JP H08235612A JP 7095011 A JP7095011 A JP 7095011A JP 9501195 A JP9501195 A JP 9501195A JP H08235612 A JPH08235612 A JP H08235612A
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- optical pickup
- optical
- pickup device
- point contact
- shaft
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Abstract
(57)【要約】
【目的】この発明は、小形・薄形化の促進を図り得るよ
うにすることにある。 【構成】光ピックアップ本体10を第1及び第2の支持
軸19,23と、第1及び第2のフレーム部材21,2
6とを用いて、その対物レンズ11の配設される一方面
側及び逆面側の他方面側を移動自在に軸支してホルダー
ケース20内に組付け配置にするように構成し、所期の
目的を達成したものである。
うにすることにある。 【構成】光ピックアップ本体10を第1及び第2の支持
軸19,23と、第1及び第2のフレーム部材21,2
6とを用いて、その対物レンズ11の配設される一方面
側及び逆面側の他方面側を移動自在に軸支してホルダー
ケース20内に組付け配置にするように構成し、所期の
目的を達成したものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば光学式ディス
クや光カード等の光学式情報記録媒体への情報の記録・
再生を行うのに用いられる光学式ピックアップ装置に関
する。
クや光カード等の光学式情報記録媒体への情報の記録・
再生を行うのに用いられる光学式ピックアップ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の光学式ピックアップ装置
は、図6に示すように光出入用対物レンズ1の設けられ
る可動ホルダー2を軸3を介して支持体4に対してフォ
ーカス方向及びトラッキング方向に駆動自在に配設す
る。そして、この可動ホルダ2には、駆動コイル5aが
設けられ、支持体4に永久磁石5bが設けられており、
可動ホルダ2は、この駆動コイル5aと永久磁石5bに
より、フォーカス方向及びトラッキング方向に移動制御
されて、その対物レンズ1が光学式ディスク6の所定の
信号記録位置に位置決め制御される。
は、図6に示すように光出入用対物レンズ1の設けられ
る可動ホルダー2を軸3を介して支持体4に対してフォ
ーカス方向及びトラッキング方向に駆動自在に配設す
る。そして、この可動ホルダ2には、駆動コイル5aが
設けられ、支持体4に永久磁石5bが設けられており、
可動ホルダ2は、この駆動コイル5aと永久磁石5bに
より、フォーカス方向及びトラッキング方向に移動制御
されて、その対物レンズ1が光学式ディスク6の所定の
信号記録位置に位置決め制御される。
【0003】また、可動ホルダー2の対物レンズ1に
は、図示しない発光/受光部がそれぞれ光路7を介して
光学的に結合される。対物レンズ1は、発光/受光部
(図示せず)からの光が光路7を介して導かれ、該光を
光学式ディスク6に照射する。そして、この光学式ディ
スク6で反射された反射光は、再び対物レンズ1に入射
され、該対物レンズ1及び光路7を介して発光/受光部
(図示せず)に導かれる。
は、図示しない発光/受光部がそれぞれ光路7を介して
光学的に結合される。対物レンズ1は、発光/受光部
(図示せず)からの光が光路7を介して導かれ、該光を
光学式ディスク6に照射する。そして、この光学式ディ
スク6で反射された反射光は、再び対物レンズ1に入射
され、該対物レンズ1及び光路7を介して発光/受光部
(図示せず)に導かれる。
【0004】ところで、このような光学式ピックアップ
装置の搭載されるディスクレコード再生装置において
は、最近、携帯可能なまでの小形化が図られており、さ
らに、携帯に便利なように小形・薄形化の要請がある。
装置の搭載されるディスクレコード再生装置において
は、最近、携帯可能なまでの小形化が図られており、さ
らに、携帯に便利なように小形・薄形化の要請がある。
【0005】しかしながら、上記ディスクレコード再生
装置にあっては、光学式ピックアップ装置の占める割合
が非常に大きいために、小形・薄形化の促進が困難であ
るという問題を有する。即ち、光学式ピックアップ装置
では、光出入口を形成する対物レンズ1に対して発光/
受光部(図示せず)を光路7を介して光学的に結合する
ように構成されるために、比較的大形となることによ
る。
装置にあっては、光学式ピックアップ装置の占める割合
が非常に大きいために、小形・薄形化の促進が困難であ
るという問題を有する。即ち、光学式ピックアップ装置
では、光出入口を形成する対物レンズ1に対して発光/
受光部(図示せず)を光路7を介して光学的に結合する
ように構成されるために、比較的大形となることによ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来の光学式ピックアップ装置では、大形となり、小形・
薄形化の促進が困難であるという問題を有する。この発
明は上記の事情に鑑みてなされたもので、簡易な構成
で、且つ、小形・薄形化の促進を図り得るようにした光
学式ピックアップ装置を提供することを目的とする。
来の光学式ピックアップ装置では、大形となり、小形・
薄形化の促進が困難であるという問題を有する。この発
明は上記の事情に鑑みてなされたもので、簡易な構成
で、且つ、小形・薄形化の促進を図り得るようにした光
学式ピックアップ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、光学式ディ
スクに対向される一方面側に光路を介して発光部及び受
光部に光学的に結合される光出入用の光学系が設けられ
るもので、前記発光部からの光を前記光学系を介して光
学式ディスクに照射して、該光学式ディスクからの反射
光を前記光学系、光路を介して前記受光部で受光する光
ピックアップ本体と、この光ピックアップ本体を支持体
に対してフォーカス方向及びトラッキング方向に移動自
在に軸支するもので、該光ピックアップ本体の一方面側
及び光路を挟んだ他方面側を支持する第1及び第2の軸
支手段と、前記光ピックアップ本体をフォーカス方向及
びトラッキング方向に駆動制御して前記光学系を前記光
ディスクに対して位置決め制御する駆動手段とを備えて
光学式ピックアップ装置を構成したものである。
スクに対向される一方面側に光路を介して発光部及び受
光部に光学的に結合される光出入用の光学系が設けられ
るもので、前記発光部からの光を前記光学系を介して光
学式ディスクに照射して、該光学式ディスクからの反射
光を前記光学系、光路を介して前記受光部で受光する光
ピックアップ本体と、この光ピックアップ本体を支持体
に対してフォーカス方向及びトラッキング方向に移動自
在に軸支するもので、該光ピックアップ本体の一方面側
及び光路を挟んだ他方面側を支持する第1及び第2の軸
支手段と、前記光ピックアップ本体をフォーカス方向及
びトラッキング方向に駆動制御して前記光学系を前記光
ディスクに対して位置決め制御する駆動手段とを備えて
光学式ピックアップ装置を構成したものである。
【0008】
【作用】上記構成によれば、光ピックアップ本体は、第
1及び第2の軸支手段により、光学系の配設される一方
面側及び逆面側の他方面側において、独立にフォーカス
方向及びトラッキング方向に移動自在に軸支されている
ことにより、その光学系と発光部及び受光部とを光学的
に結合する光路を該第1及び第2の軸支手段の中間部に
配設することが可能となる。これにより、光ピックアッ
プ本体の内部空間を有効利用した内部搭載部品の高密度
化が図れて、小形・薄形化の促進を図ることが可能とな
る。
1及び第2の軸支手段により、光学系の配設される一方
面側及び逆面側の他方面側において、独立にフォーカス
方向及びトラッキング方向に移動自在に軸支されている
ことにより、その光学系と発光部及び受光部とを光学的
に結合する光路を該第1及び第2の軸支手段の中間部に
配設することが可能となる。これにより、光ピックアッ
プ本体の内部空間を有効利用した内部搭載部品の高密度
化が図れて、小形・薄形化の促進を図ることが可能とな
る。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例について、図面を参
照して詳細に説明する。図1は、この発明の一実施例に
係る光学式ピックアップ装置を示すもので、光ピックア
ップ本体10には、前記光学式ディスク6(図1中では
図示せず、図6参照)に対向される一方面に、光出入用
対物レンズ11が設けられる。そして、光ピックアップ
本体10内部には、対物レンズ11に対応して反射鏡1
2、ホログラムエレメント13、ホログラムフレーム1
4、発光/受光部15が光路を介して光学的に結合され
て配設される。また、光ピックアップ本体10には、フ
ォーカスコイル16及びトラッキングコイル17が組付
けられる。これら、発光/受光部15、フォーカスコイ
ル16及びトラッキングコイル17は、フレキシブル基
板18を介して図示しない外部機器に電気的に接続され
る。
照して詳細に説明する。図1は、この発明の一実施例に
係る光学式ピックアップ装置を示すもので、光ピックア
ップ本体10には、前記光学式ディスク6(図1中では
図示せず、図6参照)に対向される一方面に、光出入用
対物レンズ11が設けられる。そして、光ピックアップ
本体10内部には、対物レンズ11に対応して反射鏡1
2、ホログラムエレメント13、ホログラムフレーム1
4、発光/受光部15が光路を介して光学的に結合され
て配設される。また、光ピックアップ本体10には、フ
ォーカスコイル16及びトラッキングコイル17が組付
けられる。これら、発光/受光部15、フォーカスコイ
ル16及びトラッキングコイル17は、フレキシブル基
板18を介して図示しない外部機器に電気的に接続され
る。
【0010】上記光ピックアップ本体10の一方面に
は、第1の支持軸19を受ける軸受10aが設けられ、
この第1の支持軸19はその先端が上記軸受10aに挿
通され、中間部がホルダーケース20の中空部内に位置
し、基端が第1のフレーム部材21に固着される。光ピ
ックアップ本体10はこの第1の支持軸19によって、
周方向すなわちトラッキング方向と、軸方向すなわちフ
ォーカス方向に移動自在に支持される。第1のフレーム
部材21は取付螺子22によってホルダーケース20に
固定されており、螺着の過程で第1の支持軸19のホル
ダーケース20に対する位置を調整できる。
は、第1の支持軸19を受ける軸受10aが設けられ、
この第1の支持軸19はその先端が上記軸受10aに挿
通され、中間部がホルダーケース20の中空部内に位置
し、基端が第1のフレーム部材21に固着される。光ピ
ックアップ本体10はこの第1の支持軸19によって、
周方向すなわちトラッキング方向と、軸方向すなわちフ
ォーカス方向に移動自在に支持される。第1のフレーム
部材21は取付螺子22によってホルダーケース20に
固定されており、螺着の過程で第1の支持軸19のホル
ダーケース20に対する位置を調整できる。
【0011】また、上記光ピックアップ本体10の他方
面には、第2の支持軸23を受ける軸受10b(図3参
照)が設けられ、この第2の支持軸23はその先端が上
記軸受10bに挿通され、中間部がヨーク部材24、永
久磁石25を通過し基端が第2のフレーム部材26に固
着される。第2の支持軸は第1の支持軸19に対して、
光ピックアップ本体10内に光路を挟んで対向配置さ
れ、光ピックアップ本体10はこの第2の支持軸23に
対してもトラッキング方向及びフォーカス方向に移動自
在に支持される。ヨーク部材24は間に永久磁石25を
挟んで取付螺子28によって第2のフレーム部材26に
固着される。ヨーク部材24は鉄板等の金属板で構成さ
れ、一対のヨーク片24aが植設されている。光ピック
アップ本体10はそのフォーカスコイル16,16の内
部にヨーク片24aが挿通されるようにヨーク部材24
に載置される。この際、フォーカスコイル16,16と
ヨーク片24a間には、光ピックアップ本体10が支持
軸19,23の周方向に所定角度回転自在となるように
間隙が設けられている。光ピックアップ本体10の上部
からホルダーケース20が被せられ、取付螺子29によ
って、ホルダーケース20が第2のフレーム部材26に
対して固定される。この際、上記光ピックアップ本体1
0は、第1のフレーム部材21をホルダーケース20に
対して取付け螺子22を用いて、その螺着位置を調整す
ることにより、その両方面の第1及び第2の支持軸1
9,23が同軸上に位置決め設定される。
面には、第2の支持軸23を受ける軸受10b(図3参
照)が設けられ、この第2の支持軸23はその先端が上
記軸受10bに挿通され、中間部がヨーク部材24、永
久磁石25を通過し基端が第2のフレーム部材26に固
着される。第2の支持軸は第1の支持軸19に対して、
光ピックアップ本体10内に光路を挟んで対向配置さ
れ、光ピックアップ本体10はこの第2の支持軸23に
対してもトラッキング方向及びフォーカス方向に移動自
在に支持される。ヨーク部材24は間に永久磁石25を
挟んで取付螺子28によって第2のフレーム部材26に
固着される。ヨーク部材24は鉄板等の金属板で構成さ
れ、一対のヨーク片24aが植設されている。光ピック
アップ本体10はそのフォーカスコイル16,16の内
部にヨーク片24aが挿通されるようにヨーク部材24
に載置される。この際、フォーカスコイル16,16と
ヨーク片24a間には、光ピックアップ本体10が支持
軸19,23の周方向に所定角度回転自在となるように
間隙が設けられている。光ピックアップ本体10の上部
からホルダーケース20が被せられ、取付螺子29によ
って、ホルダーケース20が第2のフレーム部材26に
対して固定される。この際、上記光ピックアップ本体1
0は、第1のフレーム部材21をホルダーケース20に
対して取付け螺子22を用いて、その螺着位置を調整す
ることにより、その両方面の第1及び第2の支持軸1
9,23が同軸上に位置決め設定される。
【0012】なお、ホルダーケース20は、例えば図示
しないディスクレコード再生装置のターンテーブルに装
着される光学式ディスク6の情報記録面に対向して移動
自在に組合わせ配設される。
しないディスクレコード再生装置のターンテーブルに装
着される光学式ディスク6の情報記録面に対向して移動
自在に組合わせ配設される。
【0013】上記光ピックアップ本体10には、一対の
磁性体10cが設けられる。この光ピックアップ本体1
0の磁性体10cは、ヨーク部材24のヨーク片24a
に対して上記永久磁石25に対応させて取付けられ、該
永久磁石25の磁力と協働して光ピックアップ本体10
を第1及び第2のフレーム部材21,26に対して磁気
浮上支持する。
磁性体10cが設けられる。この光ピックアップ本体1
0の磁性体10cは、ヨーク部材24のヨーク片24a
に対して上記永久磁石25に対応させて取付けられ、該
永久磁石25の磁力と協働して光ピックアップ本体10
を第1及び第2のフレーム部材21,26に対して磁気
浮上支持する。
【0014】上記のように、光ピックアップ本体10
は、永久磁石25と磁性体10cとにより、磁気浮上さ
れ、動作初期位置に配置される。そして、フォーカスコ
イル16及びトラッキングコイル17は、その供給電流
に所定量の電流差を持たせて供給されると、その電流差
に応じて、光ピックアップ本体10をフォーカス方向及
びトラッキング方向に移動制御して、その対物レンズ1
1を光学式ディスク6の情報記録面の所定の位置に対向
させる。ここで、発光/受光部15は、光を照射するこ
とにより、その光が光路を通って対物レンズ11から光
学式ディスク6の信号記録面に照射させ、その反射光を
対物レンズ11が取込む。この取込んだ反射光は、光路
を介して発光/受光部15に導かれ、ここに、情報の記
録あるいは再生が行われる。
は、永久磁石25と磁性体10cとにより、磁気浮上さ
れ、動作初期位置に配置される。そして、フォーカスコ
イル16及びトラッキングコイル17は、その供給電流
に所定量の電流差を持たせて供給されると、その電流差
に応じて、光ピックアップ本体10をフォーカス方向及
びトラッキング方向に移動制御して、その対物レンズ1
1を光学式ディスク6の情報記録面の所定の位置に対向
させる。ここで、発光/受光部15は、光を照射するこ
とにより、その光が光路を通って対物レンズ11から光
学式ディスク6の信号記録面に照射させ、その反射光を
対物レンズ11が取込む。この取込んだ反射光は、光路
を介して発光/受光部15に導かれ、ここに、情報の記
録あるいは再生が行われる。
【0015】このように、上記光学式ピックアップ装置
は、光ピックアップ本体10を第1及び第2の支持軸1
9,23と、第1及び第2のフレーム部材21,26と
を用いて、その対物レンズ11の配設される一方面側及
び逆面側の他方面側を移動自在に軸支してホルダーケー
ス20内に組付け配置するように構成した。
は、光ピックアップ本体10を第1及び第2の支持軸1
9,23と、第1及び第2のフレーム部材21,26と
を用いて、その対物レンズ11の配設される一方面側及
び逆面側の他方面側を移動自在に軸支してホルダーケー
ス20内に組付け配置するように構成した。
【0016】これによれば、対物レンズ11と発光/受
光部15とを光学的に結合する光路を第1及び第2の支
持軸19,23の間に配設することが可能となり、光ピ
ックアップ本体10の内部空間を有効利用が可能とな
り、内部搭載部品の高密度化が図れて、小形・薄形化が
実現される。
光部15とを光学的に結合する光路を第1及び第2の支
持軸19,23の間に配設することが可能となり、光ピ
ックアップ本体10の内部空間を有効利用が可能とな
り、内部搭載部品の高密度化が図れて、小形・薄形化が
実現される。
【0017】なお、上記実施例では、第1及び第2の支
持軸19,23を第1及び第2のフレーム部材21,2
6に固着するように構成した場合で説明したが、これに
限ることなく、例えば第1及び第2の支持軸19,23
を光ピックアップ本体10側に固着し、第1及び第2の
フレーム部材21,26に、これら支持軸を周方向及び
軸方向に移動自在に支持する軸受を設けるように構成す
ることも可能である。この軸受としては、支持軸の径方
向に対して、ある程度の寸法精度を要求されるが、軸方
向には単なる貫通孔で構わない。これは永久磁石25と
磁性体10cによる磁気浮上で光ピックアップ本体10
が所定位置に配置されることからである。
持軸19,23を第1及び第2のフレーム部材21,2
6に固着するように構成した場合で説明したが、これに
限ることなく、例えば第1及び第2の支持軸19,23
を光ピックアップ本体10側に固着し、第1及び第2の
フレーム部材21,26に、これら支持軸を周方向及び
軸方向に移動自在に支持する軸受を設けるように構成す
ることも可能である。この軸受としては、支持軸の径方
向に対して、ある程度の寸法精度を要求されるが、軸方
向には単なる貫通孔で構わない。これは永久磁石25と
磁性体10cによる磁気浮上で光ピックアップ本体10
が所定位置に配置されることからである。
【0018】また、上記実施例では、光ピックアップ本
体10の一方面側の第1の支持軸19を支持する第1の
フレーム部材21をホルダーケース20に対して移動調
整自在に配設し、光ピックアップ本体10の他方面側の
第2の支持軸23に対して同軸上に位置決めするように
構成した場合で説明したが、これに限ることなく、光ピ
ックアップ本体10の他方面側の第2の支持軸23を支
持する第2のフレーム部材26をホルダーケース20に
対して移動調整自在に配設したり、あるいは第1及び第
2のフレーム部材21,26の双方をホルダーケース2
0に対して移動調整自在に配設し、第1及び第2の支持
軸19,23を同軸上に位置決め配置するように構成し
ても良い。
体10の一方面側の第1の支持軸19を支持する第1の
フレーム部材21をホルダーケース20に対して移動調
整自在に配設し、光ピックアップ本体10の他方面側の
第2の支持軸23に対して同軸上に位置決めするように
構成した場合で説明したが、これに限ることなく、光ピ
ックアップ本体10の他方面側の第2の支持軸23を支
持する第2のフレーム部材26をホルダーケース20に
対して移動調整自在に配設したり、あるいは第1及び第
2のフレーム部材21,26の双方をホルダーケース2
0に対して移動調整自在に配設し、第1及び第2の支持
軸19,23を同軸上に位置決め配置するように構成し
ても良い。
【0019】さらに、上記実施例では、発光/受光部1
5を一体的に設けるように構成した場合で説明したが、
これに限ることなく、例えば発光部と受光部を別体に配
置するように構成することも可能である。
5を一体的に設けるように構成した場合で説明したが、
これに限ることなく、例えば発光部と受光部を別体に配
置するように構成することも可能である。
【0020】また、この発明は、他の実施例として、第
1及び第2の支持軸19,23が、例えば図4に示すよ
うに構成される。即ち、第1及び第2の支持軸19,2
3の一端部には、略球面体形状の点接触支持部19a,
23aがそれぞれ形成され、この第1及び第2の支持軸
19,23の点接触支持部19a,23aは、上記光ピ
ックアップ本体10の軸受10a,10bに挿着されて
フォーカス方向及びトラッキング方向に移動自在に点接
触支持される。
1及び第2の支持軸19,23が、例えば図4に示すよ
うに構成される。即ち、第1及び第2の支持軸19,2
3の一端部には、略球面体形状の点接触支持部19a,
23aがそれぞれ形成され、この第1及び第2の支持軸
19,23の点接触支持部19a,23aは、上記光ピ
ックアップ本体10の軸受10a,10bに挿着されて
フォーカス方向及びトラッキング方向に移動自在に点接
触支持される。
【0021】そして、これら第1及び第2の支持軸1
9,23の他端部は、上述したように第1及び第2のフ
レーム部材21,26に取付けられ、この第1及び第2
のフレーム部材21,26が、上記ホルダーケース20
内に収容される。ここで、光ピックアップ本体10は、
第1及び第2の支持軸19,23を介してホルダーケー
ス20内にフォーカス方向及びトラッキング方向に移動
自在に点接触支持されて収容配置される。
9,23の他端部は、上述したように第1及び第2のフ
レーム部材21,26に取付けられ、この第1及び第2
のフレーム部材21,26が、上記ホルダーケース20
内に収容される。ここで、光ピックアップ本体10は、
第1及び第2の支持軸19,23を介してホルダーケー
ス20内にフォーカス方向及びトラッキング方向に移動
自在に点接触支持されて収容配置される。
【0022】上記構成において、光ピックアップ本体1
0は、第1及び第2のフレーム部材21,26に対して
第1及び第2の支持軸19,23の点接触支持部19
a,23aにより,軸受10a,10bを介して点接触
状態で、フォーカス方向及びトラッキング方向に移動自
在に支持されると共に、上記永久磁石25と磁性体10
cとにより、磁気浮上され、動作初期位置に配置され
る。ここで、光ピックアップ本体10は、フォーカスコ
イル16及びトラッキングコイル17の供給電流に所定
量の電流差を持たせて供給されると、その電流差に応じ
て、フォーカス方向及びトラッキング方向に移動制御さ
れて、その対物レンズ11が光学式ディスク6の情報記
録面の所定の位置に対向される。そして、光ピックアッ
プ本体10は、上述したように発光/受光部15からの
光を対物レンズ11を介して光学式ディスク6の信号記
録面に照射させ、その反射光を対物レンズ11が取込
み、情報の記録あるいは再生を実行する。
0は、第1及び第2のフレーム部材21,26に対して
第1及び第2の支持軸19,23の点接触支持部19
a,23aにより,軸受10a,10bを介して点接触
状態で、フォーカス方向及びトラッキング方向に移動自
在に支持されると共に、上記永久磁石25と磁性体10
cとにより、磁気浮上され、動作初期位置に配置され
る。ここで、光ピックアップ本体10は、フォーカスコ
イル16及びトラッキングコイル17の供給電流に所定
量の電流差を持たせて供給されると、その電流差に応じ
て、フォーカス方向及びトラッキング方向に移動制御さ
れて、その対物レンズ11が光学式ディスク6の情報記
録面の所定の位置に対向される。そして、光ピックアッ
プ本体10は、上述したように発光/受光部15からの
光を対物レンズ11を介して光学式ディスク6の信号記
録面に照射させ、その反射光を対物レンズ11が取込
み、情報の記録あるいは再生を実行する。
【0023】これによれば、光ピックアップ本体10
は、点接触支持部19a,23aの作用により、第1及
び第2の支持軸19,23との間の摩擦係数μ0 が極め
て小さな最小限の値に設定される。したがって、光学ピ
ックアップ本体10は、フォーカスコイル16及びトラ
ッキングコイル17により移動制御されるフォーカス方
向及びトラッキング方向の高精度な動作制御が実現さ
れ、その動作制御の高精度化が図れる。
は、点接触支持部19a,23aの作用により、第1及
び第2の支持軸19,23との間の摩擦係数μ0 が極め
て小さな最小限の値に設定される。したがって、光学ピ
ックアップ本体10は、フォーカスコイル16及びトラ
ッキングコイル17により移動制御されるフォーカス方
向及びトラッキング方向の高精度な動作制御が実現さ
れ、その動作制御の高精度化が図れる。
【0024】また、これによれば、第1及び第2の支持
軸19,23は、その点接触支持部19a,23aによ
り光ピックアップ本体10を点接触支持されることによ
り、その軸垂直度に影響されることなく、光ピックアッ
プ本体10の高精度な軸支が実現される。したがって、
第1及び第2の支持軸19,23の軸垂直度の許容範囲
が広がり、その製作加工の簡便化が図れると共に、その
組付け作業の簡便化が図れる。
軸19,23は、その点接触支持部19a,23aによ
り光ピックアップ本体10を点接触支持されることによ
り、その軸垂直度に影響されることなく、光ピックアッ
プ本体10の高精度な軸支が実現される。したがって、
第1及び第2の支持軸19,23の軸垂直度の許容範囲
が広がり、その製作加工の簡便化が図れると共に、その
組付け作業の簡便化が図れる。
【0025】上記第1及び第2の支持軸19,23の点
接触支持部19a,23aとしては、略球面体形状に限
るものでなく、その他、例えば図5に示すように多面体
形状の点接触支持部30a,31aをそれぞれ形成し
て、この点接触支持部30a,31aを光ピックアップ
本体10の軸受10a,10bに対して点接触させて取
付けてフォーカス方向及びトラッキング方向に移動自在
に配設するように構成される。
接触支持部19a,23aとしては、略球面体形状に限
るものでなく、その他、例えば図5に示すように多面体
形状の点接触支持部30a,31aをそれぞれ形成し
て、この点接触支持部30a,31aを光ピックアップ
本体10の軸受10a,10bに対して点接触させて取
付けてフォーカス方向及びトラッキング方向に移動自在
に配設するように構成される。
【0026】また、これら第1及び第2の支持軸19,
23の点接触支持部19a,23a(30a,31a)
の形状としては、上記略球面体形状及び略多面体形状の
ものに限ることなく、その他、点接触支持が可能な各種
の形状のものを用いて構成可能である。
23の点接触支持部19a,23a(30a,31a)
の形状としては、上記略球面体形状及び略多面体形状の
ものに限ることなく、その他、点接触支持が可能な各種
の形状のものを用いて構成可能である。
【0027】さらに、上記第1及び第2の支持軸19,
23の点接触支持構造としては、光ピックアップ本体1
0側に限ることなく、第1及び第2のフレーム部材2
1,26側において点接触支持するように構成してもよ
いし、またはその両端部において、それぞれを光ピック
アップ本体10の軸受10a,10b、第1及び第2の
フレーム部材21,26に対して点接触支持するように
して構成してもよい。よって、この発明は、上記実施例
に限ることなく、その他、この発明の要旨を逸脱しない
範囲で種々の変形を実施し得ることは勿論のことであ
る。
23の点接触支持構造としては、光ピックアップ本体1
0側に限ることなく、第1及び第2のフレーム部材2
1,26側において点接触支持するように構成してもよ
いし、またはその両端部において、それぞれを光ピック
アップ本体10の軸受10a,10b、第1及び第2の
フレーム部材21,26に対して点接触支持するように
して構成してもよい。よって、この発明は、上記実施例
に限ることなく、その他、この発明の要旨を逸脱しない
範囲で種々の変形を実施し得ることは勿論のことであ
る。
【0028】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、簡易な構成で、且つ、小形・薄形化の促進を図り得
るようにした光学式ピックアップ装置を提供することが
できる。
ば、簡易な構成で、且つ、小形・薄形化の促進を図り得
るようにした光学式ピックアップ装置を提供することが
できる。
【図1】この発明の一実施例に係る光学式ピックアップ
装置を示した図。
装置を示した図。
【図2】図1の平面を示した図。
【図3】図1の側面を示した図。
【図4】この発明の他の実施例を示した図。
【図5】この発明の他の実施例を示した図。
【図6】従来の光ピックアップ装置の要部を示した図。
【符号の説明】 6…光学式ディスク。 10…光ピックアップ本体。 10a,10b…軸受。 11…対物レンズ。 12…反射鏡。 13…ホログラムエレメント。 14…ホログラムフレーム。 15…発光/受光部。 16…フォーカスコイル。 17…トラッキングコイル。 18…フレキシブル基板。 19…第1の支持軸。 20…ホルダーケース。 21…第1のフレーム部材。 22…取付け螺子。 23…第2の支持軸。 24…ヨーク部材。 24a…ヨーク部。 25…永久磁石。 26…第2のフレーム部材。 19a,23a…点接触支持部。 30a,31a…点接触支持部。
Claims (8)
- 【請求項1】 光学式ディスクに対向される一方面側に
光路を介して発光部及び受光部に光学的に結合される光
出入用の光学系が設けられるもので、前記発光部からの
光を前記光学系を介して光学式ディスクに照射して、該
光学式ディスクからの反射光を前記光学系、光路を介し
て前記受光部で受光する光ピックアップ本体と、 この光ピックアップ本体を支持体に対してフォーカス方
向及びトラッキング方向に移動自在に軸支するもので、
該光ピックアップ本体の一方面側及び光路を挟んだ他方
面側を支持する第1及び第2の軸支手段と、 前記光ピックアップ本体をフォーカス方向及びトラッキ
ング方向に駆動制御して前記光学系を前記光ディスクに
対して位置決め制御する駆動手段とを具備した光学式ピ
ックアップ装置。 - 【請求項2】 前記第1及び第2の軸支手段は、軸部の
一端が光ピックアップ本体にそれぞれ固着され、該軸部
の他端がそれぞれ支持体に対してフォーカス方向及びト
ラッキング方向に移動自在に軸支されることを特徴とす
る請求項1記載の光学式ピックアップ装置。 - 【請求項3】 前記第1及び第2の軸支手段は、軸部の
一端が支持体にそれぞれ固着され、該軸部の他端がそれ
ぞれ光ピックアップ本体に対してフォーカス方向及びト
ラッキング方向に移動自在に軸支されることを特徴とす
る請求項1記載の光学式ピックアップ装置。 - 【請求項4】 前記第1及び第2の軸支手段は、少なく
とも一方が他方に対して軸調整自在に設けられることを
特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の光学式ピッ
クアップ装置。 - 【請求項5】 前記第1及び第2の軸支手段は、前記光
ピックアップ本体と支持体に軸支される両端部の少なく
とも一方の端部がそれぞれ点接触支持されることを特徴
とする請求項1乃至4のいずれか記載の光学式ピックア
ップ装置。 - 【請求項6】 前記第1及び第2の軸支手段は、略球面
体形状の点接触支持部を設け、この点接触支持部が点接
触支持されることを特徴とする請求項5記載の光学式ピ
ックアップ装置。 - 【請求項7】 前記第1及び第2の軸支手段は、略多面
体形状の点接触支持部を設け、この点接触支持部が点接
触支持されるたことを特徴とする請求項5記載の光学式
ピックアップ装置。 - 【請求項8】 前記第1及び第2の軸支手段は、一方に
略球面体形状の点接触支持部を設け、他方に略多面体形
状の点接触支持部を設けたことを特徴とする請求項6又
7記載の光学式ピックアップ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7095011A JPH08235612A (ja) | 1994-12-27 | 1995-04-20 | 光学式ピックアップ装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6-324272 | 1994-12-27 | ||
JP32427294 | 1994-12-27 | ||
JP7095011A JPH08235612A (ja) | 1994-12-27 | 1995-04-20 | 光学式ピックアップ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08235612A true JPH08235612A (ja) | 1996-09-13 |
Family
ID=26436274
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7095011A Pending JPH08235612A (ja) | 1994-12-27 | 1995-04-20 | 光学式ピックアップ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08235612A (ja) |
-
1995
- 1995-04-20 JP JP7095011A patent/JPH08235612A/ja active Pending
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