JPH08235106A - アップグレード・プロセッサのインタフェース方法及びシステム - Google Patents

アップグレード・プロセッサのインタフェース方法及びシステム

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JPH08235106A
JPH08235106A JP7299554A JP29955495A JPH08235106A JP H08235106 A JPH08235106 A JP H08235106A JP 7299554 A JP7299554 A JP 7299554A JP 29955495 A JP29955495 A JP 29955495A JP H08235106 A JPH08235106 A JP H08235106A
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data
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processor
bus master
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JP7299554A
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Daniel P Beaman
ダニエル・ポール・ビーマン
Gary D Carpenter
ゲーリー・デール・カーペンター
Mark E Dean
マーク・エドワード・ディーン
Wendel Glenn Voigt
ウェンデル・グレン・ボイト
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/38Information transfer, e.g. on bus
    • G06F13/40Bus structure
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    • G06F13/40Bus structure
    • G06F13/4004Coupling between buses
    • G06F13/4009Coupling between buses with data restructuring
    • G06F13/4018Coupling between buses with data restructuring with data-width conversion
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
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    • G06F13/36Handling requests for interconnection or transfer for access to common bus or bus system

Abstract

(57)【要約】 【課題】 互いに異なるデータ・バス幅をもつアップグ
レード・プロセッサとデータ処理システムとをインタフ
ェースするための方法及びシステムを提供する 【解決手段】 データ処理システムがmバイト・データ
幅をもつ第1のプロセッサ、nバイト・データ・バス
(m≧n)、及びバスに接続されかつnバイト・データ
・パケットを用いてバス・トランザクションを実行する
第2のプロセッサを有する。第1のプロセッサとバスと
の間に電気的に接続されたアダプタが、バスから入力さ
れるnバイト・データ・パケットをmバイト・データ・
パケットへ変換し、第1のプロセッサから入力されるm
バイト・データ・パケットをnバイト・データ・パケッ
トへ変換する。これにより第1のプロセッサは、mバイ
ト・データ・パケットを用いてバスとの間でデータを送
受信できる。第2の態様は、異なるバス獲得プロトコル
をもつ2つのバス・マスタ間を調停するための方法及び
システムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的にはデータ
処理システムのための方法及びシステムに関し、特に、
異なるデータ・バス幅をもつデータ処理システムに対し
て、アップグレード・プロセッサをインタフェースする
ための方法及びシステムに関する。さらに特定すると、
本発明は、mバイトのデータ・パケットを用いてトラン
ザクションを処理するアップグレード・プロセッサを、
nバイトのデータ・パケットを用いてトランザクション
を実行するデータ処理システムに対してインタフェース
するための方法及びシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナル・コンピュータの出現以来、
設計者及び製造業者らは、そのマシンの性能を向上させ
ると共に有用な製品寿命を延ばすべく探求を行ってき
た。パーソナル・コンピュータの性能及び寿命を向上さ
せるためのよく知られた技術の1つは、アップグレード
・プロセッサを導入することによりそのパーソナル・コ
ンピュータをアップグレードすることである。従って、
ユーザがそのパーソナル・コンピュータ・システム内の
他の構成要素の性能に満足しているのであれば、そのパ
ーソナル・コンピュータ・システムの他の部分を置き換
える費用をかけることなく新しいプロセッサの強化され
た性能を享受できるのである。例えば、周知の技術であ
るが、ユーザは、標準的な486プロセッサを486D
X2プロセッサで置き換えることにより、33MHzで
動作する486のパーソナル・コンピュータを66MH
zで動作するマシンへとアップグレードすることができ
る。
【0003】上記のような方法でパーソナル・コンピュ
ータをアップグレードできることは、ユーザにとって有
益であるが、アップグレード・プロセッサに対してその
パーソナル・コンピュータとの互換性が要求されるた
め、プロセッサ・アーキテクチャの面での技術革新が妨
げられることもあり得る。既存のハードウェア及びソフ
トウェアとの互換性を保つために、必ずしも最適な性能
を発揮し得ないような命令セットと信号発生プロトコル
とを存続させることがよく行われる。例えば、昨今の技
術的進歩により、多くのアプリケーションにおいて従来
のCISC(complex instruction set)プロセッサより
も有利なRISC(reduced instruction set)プロセッ
サが開発された。仮にCPUがメモリよりも非常に高速
であるならば、CPUが一命令あたり複数のオペレーシ
ョンを実行する方が有益である。そうしなければCPU
は、メモリが命令を分配するのを待つためのサイクル時
間を無駄にしてしまうことになる。現在では、CPU速
度とメモリ・アクセス時間とがほぼ同程度になってきて
いるので、メモリ階層が各サイクル毎に1つの命令とデ
ータとを分配できることを想定すると、RISCアーキ
テクチャがより現実的なものとなってきた。現在のプロ
セッサ・アーキテクチャにおけるその他の最近の進歩と
しては、VLSI製造技術を利用したオンチップ相互接
続とメモリとの一体化、並びに32ビットから64ビッ
トへのデータ・バス幅の増加が挙げられる。CPU技術
におけるこれらの進歩を組み込んだプロセッサは、多大
な性能強化をもたらすものであるが、このようなプロセ
ッサは、しばしば既存のコンピュータ・システムとの互
換性がないため、即座にアップグレード・プロセッサと
して利用できるわけではない。
【0004】32ビット・プロセッサと32ビット・デ
ータ・バスとをもつパーソナル・コンピュータ・システ
ムを、64ビット・データ・バスをもつ64ビットもし
くは32ビットのプロセッサを用いてアップグレードす
ることは、周知の技術である。この技術の一例では、6
4ビット・プロセッサが直接32ビット・データ・バス
へ接続され、シリアルの32ビットのデータ・パケット
を読み取る。別のアップグレード・システムでは、64
ビット・プロセッサが2つのパラレルの32ビット・バ
スへインタフェースされる。前者の技術によっても、第
2の例においても、データは、真の8バイト・フォーマ
ットではなく2つの4バイト・パケットとして64ビッ
ト・プロセッサへと入力される。いずれのインタフェー
ス技術によってもコンピュータ・システムは、64ビッ
ト・アップグレード・プロセッサ・バスの強化された性
能を十分に享受してはいない。なぜなら、余分なバス・
サイクルのためであれ内部のデータ・フォーマッティン
グのためであれ、プロセッサ・サイクル時間が消費され
るからである。結論として、mバイトのデータ・パケッ
トを用いてトランザクションを実行するプロセッサを、
nがm以下である場合のnバイトのデータ・パケットを
用いてトランザクションを実行するパーソナル・コンピ
ュータへ効率的にインタフェースするための方法及びシ
ステムの提供が望まれる。
【0005】アップグレード・プロセッサをパーソナル
・コンピュータ・システムへインタフェースする際に問
題とされる第2の点は、アップグレード・プロセッサと
パーソナル・コンピュータ・システム内のバス・マスタ
装置との間を、システム・バスの所有権に関して調停す
るための方式である。アップグレード・プロセッサとパ
ーソナル・コンピュータのアーキテクチャが類似してい
ない場合、それぞれのもつ調停プロトコルが異なってい
る可能性があるので、効率的な調停方式を決定すること
は煩雑である。例えば、x86アーキテクチャ等のプロ
セッサ・アーキテクチャでは、単方向(非同期)バス獲
得プロトコルを用いることができ、このプロトコルで
は、要求を行っているバス・マスタは、要求信号を出し
た後にシステム・バスの制御を受け取ろうとする。他の
アーキテクチャでは、バス・マスタが双方向ハンドシェ
イク・バス獲得プロトコルを用いており、このプロトコ
ルでは、第2のバス・マスタが第1のバス・マスタから
バスの制御を受け取ろうとする前に、第2のバス・マス
タによる要求信号及び調停器からの確認信号の双方が必
要とされる。従来のシステムは、互換性のない調停プロ
トコルをもつパーソナル・コンピュータにおいてアップ
グレード・プロセッサをインタフェースすることをサポ
ートしていない。結論として、類似性のない調停プロト
コルを用いるパーソナル・コンピュータに対してアップ
グレード・プロセッサをインタフェースための方法及び
システムを提供することが望まれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的の1つ
は、高性能のデータ処理システムを提供することであ
る。
【0007】本発明の更なる目的は、互いに異なるデー
タ・パスをもつアップグレード・プロセッサとデータ処
理システムとをインタフェースするための方法及びシス
テムを提供することである。
【0008】本発明の更なる目的は、mバイトのデータ
・パケットを処理するアップグレード・プロセッサを、
nバイトのデータ・パケットを用いてトランザクション
を実行するデータ処理システムへインタフェースするた
めの方法及びシステムを提供することである。
【0009】本発明の更なる目的は、アップグレード・
プロセッサを、類似性のない調停プロトコルを用いるデ
ータ処理システムへインタフェースするための方法及び
システムを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、ここに記
載の通り達成される。データ処理システムは、mバイト
のデータ幅をもつ第1のプロセッサと、nがm以下であ
る場合のnバイトのデータ・バスと、このバスに電気的
に接続されかつnバイトのデータ・パケットを用いてバ
ス・トランザクションを行う第2のプロセッサとを有す
る。第1のプロセッサとデータ・バスとの間にはアダプ
タが電気的に接続され、このアダプタは、バスから入力
されるnバイトのデータ・パケットをmバイトのデータ
・パケットへと変換し、そして第1のプロセッサから入
力されるmバイトのデータ・パケットをnバイトのデー
タ・パケットへと変換する。これにより第1のプロセッ
サは、mバイトのデータ・パケットを用いてデータ・バ
スへデータを送信し、またデータ・パスからデータを受
信することができる。
【0011】本発明のもう1つの特徴としては、異なる
バス獲得プロトコルをもつ2つのバス・マスタ同士の間
の調停を行うための方法及びシステムが設けられる。第
1のバス・マスタがバスを制御しているとき、第2のバ
ス・マスタがバス要求を出すこと応答して、バスの制御
が第1のバス・マスタから取り上げられる。その後、調
停制御装置から第1のバス・マスタに対してそのバス・
トランザクションを終了するよう命令する信号が送信さ
れると、第2のバス・マスタに対してバスの制御が与え
られる。第2のバス・マスタがそのバス要求を終了する
と、バスの制御は第1のバス・マスタに与えられ、調停
制御装置から第1のバス・マスタに対して制御の許可を
確認する信号が送信される。本発明における上記の及び
他の目的、特徴、及び有用性は、以下の詳細な説明によ
り明らかとされるであろう。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の方法及びシステ
ムを用いるデータ処理システムを示した図である。デー
タ処理システム10は、処理ユニット12、表示装置1
4、キーボード16、及びマウス18を有する。周知の
ように、ユーザは、キーボード16またはマウス18を
用いてデータ処理システム10へデータを入力すること
ができる。データ処理システム10は、表示装置14を
介してユーザに対してデータを出力する。本発明の好適
例では、処理ユニット12は、32ビットの80x86
CISCプロセッサを用いるように設計されたIBM Pers
onal System 2(PS/2) Model77等のパーソナル・コンピ
ュータから構成される。本発明によれば、データ処理シ
ステム10の性能は、処理ユニット12内のCPUをア
ップグレード・プロセッサで置き換えることにより強化
される。
【0013】図2は、処理ユニット12のブロック図で
ある。図示の通り、処理ユニット12は、プロセッサ2
0、アダプタ22、x86互換装置24、付加的装置2
6、及びハイブリッド・バス28を備える。
【0014】本発明の好適例によれば、処理ユニット1
2すなわち32ビットの80x86バス互換CISCプ
ロセッサを用いるべく設計されたシステムの性能は、標
準的な32ビットの80x86バス互換CISCプロセ
ッサをプロセッサ20で置き換えることにより強化され
る。プロセッサ20は、好適例では60xバス・インタ
フェースを備えたパワーPC(商標)RISCプロセッサ
であり、パワーPC601、パワーPC603、パワー
PC604等がある。本発明は2つの特徴を備えてい
る。その1つは、アップグレード・プロセッサを、異な
るデータ・パス幅をもつコンピュータ・システムに対し
てインタフェースするための方法及びシステムを設ける
ことである。他の1つは、異なるバス獲得プロトコルを
もつ複数のバス・マスタ間においてシステム・バスの制
御を調停するための方法及びシステムを設けることであ
る。
【0015】プロセッサ20とx86互換装置24との
間のインタフェースを簡単にするために、プロセッサ2
0のバスと、処理ユニット12のx86互換システム・
バスとは、ハイブリッド・バス28と称される1つのバ
スとして接続される。図示のようにハイブリッド・バス
28は、x86互換装置24及び付加的装置26の双方
をサポートする。付加的装置26としては、SCSI制
御装置36及びROM40が含まれる。本発明の好適例
では、SCSI制御装置36は、NCR 53C720を用いて実
施される。しかしながら、当業者であれば、他の適切な
SCSI制御装置を用いることができることは自明であ
ろう。これらの双方のタイプの装置をサポートするため
に、ハイブリッド・バス28は、x86装置との電気的
互換性を残しているが、これらの装置の本来のx86装
置としての利用を再規定したいくつかの信号を含んでい
る。例えば、x86信号規定によれば、制御信号A20
Mを出すことは、x86プロセッサに対して8086プ
ロセッサ上で生じる1Mバイト近傍でのアドレス・ラッ
プをエミュレートするよう命令するものである。本発明
の好適例では図3に示すように、A20Mの状態は、プ
ロセッサ20がデータの読み書きにおいてビッグ・エン
ディアン(最上位バイトが先)を用いるかリトル・エン
ディアン(最下位バイトが先)を用いるかを示す。さら
に、ハイブリッド・バス28は、付加的装置26を制御
するために用いるサイドバンド制御信号34を設けてい
る点で標準的なx86互換バスとは異なる。このサイド
バンド制御信号34の中の調停信号は、プロセッサ20
とSCSI制御装置36との間を調停するために用いら
れる。これについては図4を参照して後述する。
【0016】図2に示す通り、プロセッサ20は、アダ
プタ22を介してハイブリッド・バス28へインタフェ
ースされる。図3を参照して説明するが、アダプタ22
が、データ・バス32に関して行われるトランザクショ
ンを8バイトのデータ・パケットへと変換し、これらの
8バイト・データ・パケットがデータ・ライン30を介
してプロセッサ20へ伝送される。さらに、アダプタ2
2は、プロセッサ20から入力される8バイト・データ
・パケットを4バイト・データ・パケットへと変換し、
これらをデータ・バス32上へと伝送することができ
る。このように、従来の1または2つのパラレル・4バ
イト・バスのいずれかを用いて8バイト・プロセッサを
4バイト・コンピュータ・システムへとインタフェース
するシステムとは異なる方式によって、本発明は、8バ
イト・データ・パスをもつプロセッサを、4バイト・デ
ータ・バスへとインタフェースする方法及びシステムを
提供する。これによってプロセッサは、8バイトのデー
タ・パケットを用いてデータ・バス上のトランザクショ
ンを実行することができる。
【0017】本発明の第2の特徴としては、図2に示し
たシステムが、互いに異なるバス獲得プロトコルをもつ
複数のバス・マスタ間で1つのシステム・バスの制御を
調停することをサポートする。図4を参照して具体的に
説明すると、本発明は、双方向バス獲得プロトコルをも
つプロセッサ20及びSCSI制御装置36と、単方向
バス獲得プロトコルをもつDMA制御装置38との間を
調停する方法及びシステムを提供する。
【0018】図3は、アップグレード・プロセッサを図
1のデータ処理システム10に対してインタフェースす
るために用いられるアップグレード・カードの好適例を
示したブロック図である。図示の通り、アップグレード
・カード21は、プロセッサ20と、アダプタ22と、
SCSI制御装置36と、ROM40とを備えている。
アダプタ22は、インタフェース制御装置50と、アド
レス・マルチプレクサ52と、データ・ラッチ54及び
56とを備えている。アップグレード・カード21は、
アップグレード・ソケット58を介して処理ユニット1
2のハイブリッド・バス28へ機械的に接続される。
【0019】インタフェース制御装置50は、本発明の
好適例では、電気的消去可能再書込可能ロジック・アレ
イ(EEPLA)であり、例えばAMD MACH230-15JCであ
る。これは、マルチプレクサ52及びラッチ54、56
のオペレーションを制御するために必要なロジック手段
を提供する。EEPLAを用いることにより、本発明に
よるインタフェースの制御ロジックは単一のデバイス内
で実現され、よって必要な構成要素の数を最小限とする
ことができる。しかしながら当業者であれば、本発明の
他の実施例においては、制御ロジックが、適切な論理デ
バイスもしくはASICの組合せを用いて実現可能であ
ることは自明であろう。
【0020】アドレス・マルチプレクサ52及びデータ
・ラッチ54、56は、32ビット・デバイスからな
り、これらは、トランシーバ、マルチプレクサ、及びラ
ッチとして機能する。データは、アドレス・マルチプレ
クサ52及びデータ・ラッチ54、56のデータ・ライ
ンA0〜A3もしくはB0〜B3のいずれかへ入力され
あるいはいずれかから出力される。さらに、選択された
入力データ・バイトが、インタフェース制御装置50か
らの制御信号に応じて、いずれかの出力データ・ライン
へ振り分けられる。アドレス・マルチプレクサ52及び
データ・ラッチ54、56はさらに、ラッチとしても機
能する。なぜなら、入力データはこれらのデバイス内に
記憶され、インタフェース制御装置50からの制御信号
に応じて選択的に出力されるからである。図3に示した
好適例では、アドレス・マルチプレクサ52及びデータ
・ラッチ54、56は、National Semiconductor 74ACT
Q-3283Tを用いて実施されている。しかしながら当業者
であれば、アドレス・マルチプレクサ52及びデータ・
ラッチ54、56が、他の適切な構成要素の組合せを用
いて実現可能であることは自明であろう。
【0021】プロセッサ20と、ハイブリッド・バス2
8へ接続されたデバイスとの間のデータ転送は、単一ビ
ート・モード又はバースト・モードのいずれかで実行す
ることができる。プロセッサがシステム・バスと同じデ
ータ幅をもつデータ処理システムにおいて、データが単
一ビート・モードで転送されるとき、プロセッサは、ア
ドレス及びデータ保有からなる単一バス・トランザクシ
ョンで単一データ・パケットを読み取ったり書き込んだ
りする。バースト・モードで動作するとき、プロセッサ
は、1つのアドレス保有及び複数のデータ保有からなる
バス上の単一のトランザクションについて連続するバス
・サイクル内で複数のデータ・パケットを読み取ったり
書き込んだりする。本発明では、プロセッサ20が、ハ
イブリッド・バス28よりも大きいデータ幅をもつの
で、プロセッサ20との間でデータの転送を完遂するた
めにハイブリッド・バス上の更なるビートが必要とされ
る。しかしながら、各データ・パケットを読み取るため
に、これらの転送は尚、プロセッサ20のただ1つのビ
ートのみを必要とする。双方のデータ転送のモードを示
すために、単一ビート・モード及びバースト・モードで
システム・メモリから読み取る例を以下に説明する。
【0022】プロセッサ20が、図2にメモリ42で示
したシステム・メモリに対して1つの8バイト・データ
・パケットを要求するとき、プロセッサ20は、プロセ
ッサ制御バス60を介してトランザクション開始信号
(TS)をインタフェース制御装置50へ送信すること
によりロード・オペレーションを開始する。このとき、
システム・メモリからのロードとしてこのトランザクシ
ョンを識別する有効トランザクション・コードも共に送
信される。その後、インタフェース制御装置50は、プ
ロセッサ20によりアドレス・ライン62上に出される
メモリ42内のアドレスから2回の単一ビート・4バイ
ト・ロードを実行する。各ビートは、インタフェース制
御装置50がアドレス状態信号(ADS)を出すことに
より開始される。このADS信号は、有効アドレス及び
バス・サイクル定義が存在することを示す。その後、メ
モリ42は、アドレス・バス64上でインタフェース制
御装置50により送信されるアドレスを読み取り、その
データ・ピン上にその指定されたアドレスからの有効デ
ータを提示することにより応答する。そしてメモリ42
は、準備完了信号(RDY)を送信することにより、そ
のデータが有効に読み取れることをインタフェース制御
装置50に対して示す。次に、インタフェース制御装置
50は、データ・ラッチ制御バス66を介して制御信号
を送信することにより、データ・ラッチ54又は56の
一方に対してそのデータをラッチするよう命令する。そ
の後、ハイブリッド・バス28上の第2のビートに対し
てこのプロセスが繰り返されることにより、データ・ラ
ッチ54及び56は完全な8バイト倍長ワードを保持す
る。第2のビートの間、インタフェース制御装置50
は、プロセッサ20によりアドレス・ライン62上に出
される目標のアドレスに続く4バイト・データ・パケッ
トへアクセスするために、最下位アドレス・ビット(ア
ドレス・バス64のA2)を留める。
【0023】上記のように、インタフェース制御装置5
0は、データ・ラッチ54及び56のうちいずれがデー
タをラッチするかを決定する。プロセッサ20がリトル
・エンディアン・データ変換(これは、処理ユニット1
2内のx86互換デバイス24によって用いられる)を
用いる実施例においては、第1のバス・サイクルでデー
タ・ラッチ56が最下位4バイトをラッチし、第2のバ
ス・サイクルでデータ・ラッチ54が最上位4バイトを
ラッチすることになる。このように、8バイト・データ
・パケットのうち、データ・ラッチ54の入力ラインB
0が最上位バイトをラッチし、データ・ラッチ56の入
力ラインB3が最下位バイトをラッチする。プロセッサ
20が、処理ユニット12内の他のデバイスとは異なる
データ変換を用いる別の実施例においては、インタフェ
ース制御装置50が、データ・バイトを再配列すること
によりビッグ・エンディアン変換とリトル・エンディア
ン変換とを変換するロジックを備えている。前述のよう
に、データ・ラッチ54及び56は、インタフェース制
御装置50からの制御信号に応じてバイト選択操作を行
うことができる。
【0024】8バイトのデータが、データ・ラッチ54
及び56によりラッチされたとき、インタフェース制御
装置50は、プロセッサ20に対して8バイト・データ
が有効に読み取れることを示す信号をデータ・ライン3
0上に出す。その後、プロセッサ20は、データ・ライ
ン30を介してデータ・ラッチ54及び56から単一の
データ・パケットとして8バイト・データの全てを読み
取る。
【0025】メモリ42への単一ビート書き込みは、逆
であることを除いて実質的に上述の読み取りオペレーシ
ョンと同じステップを実行することにより実現される。
すなわち、プロセッサ20は、有効トランザクション・
コード及びアドレスに関連するトランザクション開始信
号(TS)をインタフェース制御装置50へ送信するこ
とによりトランザクションを開始する。データ・ラッチ
54及び56は、インタフェース制御装置50の制御下
において、データ・ライン30上に出される8バイト・
データをデータ・バス32上へ通す。異なるデータ変換
を修正するために必要ないずれかの変換(例えば、ビッ
グ・エンディアン変換からリトル・エンディアン変換へ
の変換)を行った後、インタフェース制御装置50は、
2つの連続する単一サイクル書き込みをハイブリッド・
バス28上で実行する。
【0026】さらに本発明は、システム・バスのデータ
幅よりも小さいバイトのデータ転送をサポートする。図
3に示した好適例では、ハイブリッド・バス28のデー
タ幅は4バイトであるが、4バイト以下のトランザクシ
ョンは、ハイブリッド・バス28の単一ビートで実行す
ることができる。例えば、4バイト以下の読み取りは、
8バイト・トランザクションとほぼ同様に実行される。
プロセッサ20は、有効トランザクション・コードと共
にトランザクション開始信号(TS)を、インタフェー
ス制御装置50に対してプロセッサ制御バス60を介し
て送信することによりロード・オペレーションを開始す
る。次に、インタフェース制御装置50は、有効アドレ
ス及びバス・サイクル定義が存在することを示すアドレ
ス状態信号(ADS)を出す。その後メモリ42は、指
定されたアドレスから有効データをそのデータ・ピン上
に与え、そして準備完了信号(RDY)を送信すること
により応答する。プロセッサ20により送信されたトラ
ンザクション・コードを用いることにより、インタフェ
ース制御装置50は、有効データに対応するハイブリッ
ド・バス28内のバイト・ラインのみをイネーブルとす
る。その後、データがデータ・ラッチ54又は56によ
りラッチされ、プロセッサ20により読み取られる。
【0027】単一ビート転送をサポートすることに加え
て、本発明は、プロセッサ20によるバースト・モード
転送もサポートする。プロセッサ20がパワーPC(商
標)RISCプロセッサからなる場合の好適例において
は、プロセッサ20がバースト・モードでデータを読み
取るとき、4個の8バイト・パケットである32バイト
を要求する。アップグレード・プロセッサ・インタフェ
ースを実行するために必要なインタフェース制御装置ロ
ジックを最小限とするべく、本発明の好適例では、ハイ
ブリッド・バス28上のx86バースト・モードでのデ
ータ転送をサポートしない。そのためにこの好適例で
は、x86バースト・モード制御ライン(BLAST)
が縮減され、8個の4バイト単一ビート読み取りトラン
ザクションをハイブリッド・バス28上で実行すること
により、プロセッサ20のバースト・モードでのデータ
要求を満足させる。
【0028】この実施例について、上記の2つの場合を
説明する。好適例において、x86バースト転送がサポ
ートされない場合、プロセッサ20は、転送バースト信
号(TBST)及びメモリ42内の有効アドレスと共に
トランザクション開始信号(TS)をインタフェース制
御装置50に対して送信することによって、メモリ42
からバースト・モード読み取りを開始する。その後、イ
ンタフェース制御装置50は、プロセッサ20によりア
ドレス・ライン62上から出されるアドレスをアドレス
・バス64へ出す。データ要求に応答して、メモリ42
は、要求されたデータをその出力ピン上に出す。その
後、アダプタ22は、メモリ42により出力されるデー
タをラッチし、前述の方法により8バイト・パケットを
形成する。次のバーストのビートにおいて、インタフェ
ース制御装置50は、連続するバス・トランザクション
の各々についてアドレス・バス64上に出される目標の
アドレスを増分することによって正確なアドレスをメモ
り42へ与える。このプロセスは、パワーPC・RIS
Cプロセッサにとって望ましい線形シーケンスのバース
ト・モードにおいて、プロセッサ20により要求された
32バイトの転送を行うこととなる。このプロセスに続
くプロセスにおいて、記載した実施例では、x86バー
スト・モードの読み取りオペレーションでは通常行われ
る非直観的バイト整列を行わないことは重要である。そ
の代わりにアダプタ22は、パワーPC・RISCプロ
セッサが求める線形バースト・シーケンス(例えば、ア
ドレス0、4、8、C)を与える。
【0029】当業者であれば、x86バースト・モード
・サポートを実現できることは自明であろう。パワーP
C601を用い、かつx86バースト・モード転送をサ
ポートする本発明の好適例について説明する。この実施
例では、インタフェース制御装置50は、バースト・モ
ードのプロセッサ20により要求される32バイトを満
たすために、メモリ42から2回の16バイトのx86
・バースト・モード読み取りを実行する。ここで再び、
プロセッサ20は、転送バースト信号(TBST)及び
メモリ42内の有効アドレスと共にトランザクション開
始信号(TS)をインタフェース制御装置50へ送るこ
とにより、メモリ42からのバースト・モード読み取り
を開始する。その後、インタフェース制御装置50は、
メモリ42へ有効トランザクション・タイプ送ることに
より、そしてそのトランザクションの第2のクロック・
サイクル中にBLASTをハイとすることにより、バス
・トランザクションがバースト読み取りであることを示
す。さらにインタフェース制御装置50は、アドレスが
有効であることを示すアドレス状態信号(ADS)に連
携してプロセッサ20によりアドレス・ライン62に出
されたアドレスを、アドレス・バス64に出す。データ
要求に応答して、メモリ42は、要求されたデータをそ
の出力ピン上に出し、バースト準備完了信号(BRD
Y)をインタフェース制御装置50へ送ってデータが有
効であることを示す。BRDY信号に応答して、アダプ
タ22は、メモリ42により出力されたデータをラッチ
し、前述の方法により8バイト・パケットを形成する。
インタフェース制御装置50は、ハイブリッド・バス2
8の1つおきのビート毎にトランザクション確認信号
(TA)をプロセッサ20へ出すことにより、プロセッ
サ20がデータ・ラッチ54及び56から8バイト・パ
ケットを読めることを示す。
【0030】インタフェース制御装置50は、アドレス
・ビットA4、A3及びA2からなるアドレス・カウン
タを増分することにより、メモリ42から受信した4バ
イト・データ・パケットの数を計数する。ハイブリッド
・バス28上の第1の16バイト・バーストの終わりに
おいて、インタフェース制御装置50は、メモリ42か
らの第3のBRDYを受信することに応答して、ハイブ
リッド・バス28上の第4のビートの間にBLASTを
ローとする。アドレス・ビットA4の状態が変わると
き、インタフェース制御装置50は、再びBLASTを
ハイとして有効目標アドレスに関連するADSを出すこ
とにより、第2の16バイト・バーストの開始を示す。
ハイブリッド・バス28上の第2のバーストの完了時
(すなわち、32バイト・バースト・モード転送の終わ
り)において、インタフェース制御装置50が、ハイブ
リッド・バス28の第4ビート上にプロセッサ20への
アドレス確認信号(AACK)を出すことによって、転
送の完了を示す。
【0031】通常、x86バースト・モード転送は、表
1に示す通り、非線形アドレス・シーケンスを用いる。
しかしながら、本発明の好適例では、プロセッサ20が
パワーPC601・RISCプロセッサからなってお
り、メモリ42からロードされるデータを再配列するた
めの更なる処理が不要である。なぜなら、x86非線形
バースト配列は、4倍ワードの区切りにおいてプロセッ
サ20の線形バースト・シーケンスと相関するからであ
る。すなわち、パワーPC601・RISCプロセッサ
は、16バイトに区切り(アドレスXXX0h)におい
てバースト・モード転送を出すのみであるので、x86
バースト・モード・アドレス指定シーケンスは、パワー
PC・RISCプロセッサにより求められる線形アドレ
ス指定配列に対応する。
【0032】
【表1】
【0033】プロセッサ20がパワーPC601・RI
SCプロセッサである場合に関してバースト・モード転
送を説明したが、当業者であれば、プロセッサ20のバ
ースト・モード要求が、アーキテクチャに依存すること
は自明であろう。従って、要求されたデータを供給する
ために必要なハイブリッド・バス28上の転送の数は、
プロセッサ・ユニット12内で使用されるアップグレー
ド・プロセッサによって変わる。プロセッサ20及びx
86互換メモリ42の記載された実施例により用いられ
るデータ転送モード及び信号発生プロトコルについての
更なる詳細は、例えば、「PowerPC601 RISC Microproce
ssor User's Manual」(IBM Inc.)及び「Intel486 Mic
roprocessor Data Book」(Order No. 240440-005,Intel
Corporation)に記載がある。
【0034】図4は、異なるバス獲得プロトコルをもつ
マルチプル・バス・マスタ同士の間を調停するために、
本発明により用いられる方法の状態ブロック図である。
図2に示したように、処理ユニット12は、3つのバス
・マスタを含む。すなわち、プロセッサ20、SCSI
制御装置36、及びDMA制御装置38である。本発明
による方法は、プロセッサ20及びSCSI制御装置3
6(双方とも双方向ハンドシェイク・バス獲得プロトコ
ルをもつ)と、DMA制御装置38(x86プロセッサ
・インタフェース・バスにより提供される単方向バス獲
得プロトコルをもつ)との間の調停を可能とする。当業
者であれば、図4に示した状態マシンが、インタフェー
ス制御装置50内の適切なロジックにより実施可能であ
ることは自明であろう。
【0035】以下は、図4に記載された調停信号を説明
するリストである。 ・BR(バス要求):この信号は、プロセッサ20がバ
スの所有権を要求していることを示す。 ・BG(バス許可):この信号は、プロセッサ20がバ
スの所有権を許可されたことを示す。 ・ABB(アドレス・バス・ビジー):この信号は、プ
ロセッサ20がバス・マスタであることを示す。 ・M2HOLD(M2保持):この信号は、SCSI制
御装置36がバスの所有権を要求していることを示す。 ・M2HLDA(M2保持確認):この信号は、SCS
I制御装置36がバスの所有権を許可されたことを示
す。 ・M2MSTR(M2マスタ):この信号は、SCSI
制御装置36がバス・マスタであることを示す。 ・BOFF(バック・オフ):この信号は、DMA制御
装置38がバス・マスタであることを示す。 図中、信号名に下線を引いたものは、その信号がアクテ
ィブ・ローであることを示す。また、スラッシュ(/)
に続くものは、その信号がロジック・ローであることを
示す。
【0036】プロセスが状態1であるとき、システム・
バスの制御はプロセッサ20上に「パーキング」されて
いる(置かれている)。この状態では、たとえBR状態
とは無関係にインタフェース制御装置50がプロセッサ
と他のバス・マスタ装置との間の調停を行う場合であっ
ても、インタフェース制御装置50内の調停ロジック
は、あたかもプロセッサ20が常にバス要求(BR)を
出しているかのように振る舞う。通常、バス・パーキン
グは、最も頻繁にバスの所有権を保持する装置に対して
与えられる。そうすることによって調停のオーバヘッド
が低減されるからである。当業者であれば、本発明の方
法が、プロセッサ20上にパーキングされるバスでなく
とも実施可能であることは自明であろう。プロセッサ2
0は、状態1でインタフェース制御装置50によりバス
の所有権を許可されているので、インタフェース制御装
置50に対してトランザクション開始信号(TS)及び
アドレス・バス・ビジー信号(ABB)を出すことによ
り、バス上のトランザクションを開始することができ
る。インタフェース制御装置50が、DMA制御装置3
8等のx86装置やSCSI制御装置36等の別のバス
・マスタ装置からバス要求を受信しない限り、この状態
マシンは状態1に留まる。
【0037】インタフェース制御装置50がDMA制御
装置38からのバス要求(BOFF)を受信すると、プ
ロセスは状態2へ移行する。状態2において、インタフ
ェース制御装置50は、バス許可信号(BG)を非アク
ティブとすることによりプロセッサ20へのバス許可を
終了させ、アドレス確認信号(AACK)をアクティブ
とすることによりプロセスにおける全てのサイクルを終
了させ始める。その後、プロセスは状態3へ移行し、状
態3においてインタフェース制御装置50は、1サイク
ルでAACK信号を非アクティブとしかつアドレス再試
行信号(ARTRY)をアクティブとすることによりサ
イクルの終了を完了する。これによりプロセッサに対し
て、プロセッサ20が再びバスの制御を獲得するとき、
(もし保留中であれば)現在のトランザクションを再試
行するように命令する。さらに、インタフェース制御装
置50は、状態2から状態3までのトランザクションの
間、アドレス、データ、及び制御の各ドライバをオフと
する。
【0038】その後、プロセスは状態4へ移行する。状
態4においてDMA制御装置38は、バスの制御を許可
される。DMA制御装置38は、バス要求(BOFF)
を出している限り、バス・マスタのままである。DMA
制御装置38がそのバス要求を終了するとき、もしSC
SI制御装置36がバス要求をしていれば、状態2へ戻
ることになる。それ以外の場合には、状態マシンは状態
1へ戻る。このように、この実施例では、SCSI制御
装置36がプロセッサ20よりも上位の優先権を与えら
れている。当業者であれば、本発明の他の実施例では、
プロセッサ20によるバス要求に対して、SCSI制御
装置36によるバス要求よりも上位の優先権を与えるこ
とが可能であることは自明であろう。
【0039】状態1に戻った後、プロセッサ20がバス
・マスタのとき、SCSI制御装置36がバス要求(M
2HOLD)をインタフェース制御装置50へ送信した
ならば、プロセスは、状態1から状態5へと移行する。
状態5においてインタフェース制御装置50は、プロセ
ッサ20に対するバス許可を終了させる(BG=1)。
そしてプロセスは、次の3つの状態のいずれかが発生す
るまで状態5に留まる。すなわち(1)インタフェース
制御装置50がDMA制御装置38からのバス要求を受
信するか、(2)SCSI制御装置36がインタフェー
ス制御装置50からバス許可を受信するか、又は(3)
SCSI制御装置36がそのバス要求を終了するかであ
る。もしSCSI制御装置36が、状態5においてその
バス要求を終了し、かつDMA制御装置38からのバス
要求がなければ、プロセスは状態1へ戻る。しかしなが
ら、もしDMA制御装置38からのバス要求が受信され
たならば、プロセスは前述の状態2へ移行する。
【0040】SCSI制御装置36がバス要求(M2H
OLD)を出し続けた場合、アドレス・バス・ビジー信
号(ABB)の非アクティブにより示されるとおりバス
がビジーでなくかつトランザクション開始信号(TS)
の非アクティブにより示されるとおりいずれのトランザ
クションも開始されないならば、プロセスは状態6へ移
行する。状態6においてインタフェース制御装置50
は、SCSI制御装置36に対してバスの制御を許可す
る(M2HLDA)。もしSCSI制御装置36がマス
タ信号(M2MSTR)をインタフェース制御装置50
へ送信してそのバス要求を終了したならば、DMA制御
装置38がバス要求を出さない限り、プロセスは状態6
から状態7へ移行する。もしプロセスが状態6にあると
き、DMA制御装置38がバス要求を出したならば、プ
ロセスは状態8へ移行する。しかしながら、もしSCS
I制御装置36がマスタ信号をインタフェース制御装置
50へ送信せずにそのバス要求を終了したならば、プロ
セスは状態1へ戻る。
【0041】状態7においてSCSI制御装置36はバ
スの所有権を許可され、そしてそのマスタ信号(M2M
STR)を出し続けかつDMA制御装置38がバス要求
を送信しない限り、バス上のトランザクションを実行す
ることができる。プロセッサ20は、常にバス要求を行
っているとみなされているので、もしSCSI制御装置
36がそのマスタ信号を終了させ、かつDMA制御装置
38によるバス要求がないならば、プロセスは状態1へ
戻る。しかしながら、もしSCSI制御装置36がバス
を所有しているときDMA制御装置38がバス要求を送
信したならば、プロセスは状態8へ移行する。
【0042】状態8は、DMA制御装置38からのバス
要求に起因する、SCSI制御装置36のバス所有の終
了を表す。状態8においてインタフェース制御装置50
は、SCSI制御装置36に対して、現在のバス・トラ
ンザクションを中断して(M2TEA)そのアドレス・
ドライバをオフとする(M2RDY)よう命令する。状
態マシンは、SCSI制御装置36がそのマスタ信号を
出している限り、状態8に留まる。SCSI制御装置3
6が、そのマスタ信号を終了させてバスの所有権を解放
したことを示したとき、プロセスは状態8から前述の状
態3へ移行する。SCSI制御装置36は、中断/エラ
ー信号(M2TEA)を受信しているので、再びバス・
マスタ状態を獲得したならば、その中断されたトランザ
クションを再試行することになる。
【0043】データ処理システム10へのプロセッサ2
0のインタフェースを単純化するために、上述のバス調
停方法は、アドレス・バスを制御するバス・マスタ装置
がデータ・バスもまた制御することを、暗に想定してい
る。しかしながら、パワーPC・RISCプロセッサ等
の所与のプロセッサは、バス・パイプライニングをサポ
ートすることによりバスを最大限に利用する。バス・パ
イプライニングをサポートするデータ処理システムにお
いては、アドレス保有とデータ保有とは独立しており、
バス・マスタ装置は、アドレス・バスの制御とデータ・
バスの制御とを別々に調停しなければならない。当業者
であれば、本発明の調停方法がバス・パイプライニング
を用いるシステムにおいても実施可能であることは自明
であろう。
【0044】パワーPC・60xRISCプロセッサ等
の内部L1キャッシュをもつプロセッサを用いる本発明
の実施例では、プロセッサ以外のバス・マスタがバスの
所有権を保有している間、L1キャッシュのコヒーレン
スが維持されなければならない。図3に示した本発明の
好適例では、プロセッサ20がバス・マスタではないバ
ス・トランザクションの間、インタフェース制御装置5
0がプロセッサ20に対して信号(GBL)を送信す
る。GBL信号及び適切なトランザクション型信号が出
されると、プロセッサ20は、読み取りであれ書き込み
であれ全てのトランザクションをフラッシュによりスヌ
ープさせる。これによって、共有ラインや変更ラインを
サポートすることにより発生する更なるオーバヘッドを
生じることなくキャッシュ・コヒーレンスが維持され
る。
【0045】本発明は、mバイト・データ・パケットを
用いてトランザクションを実行するプロセッサを、nバ
イト・データ・パケットを用いてトランザクションを実
行するデータ処理システムへインタフェースするための
効率的な方法及びシステムを提供する(m≧n)。さら
に本発明は、異なるバス獲得プロトコルをもつ複数のバ
ス・マスタ間を調停するための方式を提供する。以上で
は、パワーPC・60xアップグレード・プロセッサを
備えるx86パーソナル・コンピュータ・システムにお
ける好適例に関して本発明を説明してきたが、当業者で
あれば、本発明によるデータ・インタフェースについて
もバス調停方式についても、様々なデータ処理システム
において実施可能であることは自明であろう。さらに当
業者であれば、8バイトのデータ幅をもつアップグレー
ド・プロセッサが4バイトのデータ・バスに対してイン
タフェースされる好適例の記述は説明のためのものであ
り、そしてこの記述がこれらのデータ幅の構成要素をも
つデータ処理システムに対して本発明の主旨を限定する
ものでないことは理解できるであろう。最後に、当業者
であれば、本発明の調停方式が、異なるバス獲得プロト
コルをもつ様々なバス・マスタ装置に対して適用可能で
あり、プロセッサとDMA制御装置との間の調停に限定
されるものでないことは自明であろう。
【0046】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0047】(1)mバイトのデータ幅を備え、mバイ
ト・データ・パケットを用いてトランザクションを実行
するプロセッサと、nがm以下である場合のnバイト・
データ・バスと、前記プロセッサがmバイト・データ・
パケットを用いて前記nバイト・データ・バスとの間で
データの送受信を行うことを可能とするべく、前記プロ
セッサ及び前記nバイト・データ・バスへ接続され、前
記nバイト・データ・バスから入力されるnバイト・デ
ータ・パケットをmバイト・データ・パケットへ変換
し、そして前記プロセッサから入力されるmバイト・デ
ータ・パケットをnバイト・データ・バスへ変換するア
ダプタとを有するデータ処理システム。 (2)前記nバイト・データ・バスへ電気的に接続さ
れ、前記プロセッサへ送信されるnバイトデータ・パケ
ットを前記nバイト・データ・バス内にラッチし、そし
て該データをmバイト・データ・パケットにより該プロ
セッサへ出力する複数のデータ・ラッチと、前記複数の
データ・ラッチへ電気的に接続され、該複数のデータ・
ラッチを制御するロジック手段とを有する上記(1)に
記載のデータ処理システム。 (3)mバイトのデータ幅を備え、mバイト・データ・
パケットを用いてトランザクションを実行する第1のプ
ロセッサと、nがm以下である場合のnバイト・データ
・バスと、前記nバイト・データ・バスへ電気的に接続
され、nバイト・データ・パケットを用いて前記nバイ
ト・データ・バス上のトランザクションを実行する第2
のプロセッサと、前記第1のプロセッサがmバイト・デ
ータ・パケットを用いて前記nバイト・データ・バスと
の間でデータの送受信を行うことを可能とするべく、前
記第1のプロセッサ及び前記nバイト・データ・バスへ
接続され、前記nバイト・データ・バスから入力される
nバイト・データ・パケットをmバイト・データ・パケ
ットへ変換し、前記第1のプロセッサから入力されるm
バイト・データ・パケットへ変換するアダプタとを有す
るデータ処理システム。 (4)前記nバイト・データ・バスへ電気的に接続さ
れ、前記第1のプロセッサへ送信されるnバイトデータ
・パケットを前記nバイト・データ・バス内にラッチ
し、そして該データをmバイト・データ・パケットによ
り該第1のプロセッサへ出力する複数のデータ・ラッチ
と、前記複数のデータ・ラッチへ電気的に接続され、該
複数のデータ・ラッチを制御するロジック手段とを有す
る上記(3)に記載のデータ処理システム。 (5)前記第2のプロセッサが、直接メモリ・アクセス
(DMA)制御装置である上記(3)に記載のデータ処
理システム。 (6)前記nバイト・データ・バスの制御に関して、前
記第1のプロセッサと前記第2のプロセッサとの間を調
停する手段を有する上記(3)に記載のデータ処理シス
テム。 (7)mバイトのデータ幅を備えるプロセッサと、nが
m以下である場合のnバイト・データ・バスと、前記プ
ロセッサと前記nバイト・データ・バスとの間に接続さ
れる複数のデータ・ラッチと、前記nバイト・データ・
バスへ接続される装置とを有するデータ処理システム内
におけるデータ転送方法において、前記プロセッサが読
み取りオペレーションを開始することに応答して、前記
装置からnバイト・データ・バスを介して前記複数のデ
ータ・ラッチへnバイト・パケットによりデータを送信
するステップと、前記装置から送信された前記データ
を、mバイト・データがラッチされるまでラッチするス
テップと、その後、前記プロセッサがmバイト・データ
・パケットを用いて前記nバイト・データ・バスからデ
ータを受信することを可能とするべく、前記複数のデー
タ・ラッチの全てからmバイト・パケットにより前記デ
ータを読み取るステップとを含むデータ処理システム内
におけるデータ転送方法。 (8)前記プロセッサが書き込みオペレーションを開始
することに応答して、前記プロセッサからのmバイト・
パケットにより前記複数のデータ・ラッチへデータを送
信するステップと、前記mバイト・パケット・データを
ラッチするステップと、その後、前記プロセッサがmバ
イト・データ・パケットを用いて前記nバイト・データ
・バスへデータを送信することを可能とするべく、nバ
イト・パケットにより前記nバイト・データ・バスを介
して前記装置へ前記データを送信するステップとを含む
上記(7)に記載のデータ処理システム内におけるデー
タ転送方法。 (9)前記データ処理システムが、第2のプロセッサを
有する場合に、前記nバイト・データ・バスの制御に関
して、前記第1のプロセッサと前記第2のプロセッサと
の間を調停するステップを含む上記(7)に記載のデー
タ処理システム内におけるデータ転送方法。 (10)nバイト・パケットによりデータを転送する前
記ステップが、前記プロセッサによる単一アドレスの指
定に応答して複数のnバイト・データ・パケットを転送
するバースト転送モードを用いて、前記複数のデータ・
ラッチと前記装置との間でnバイト・パケットによりデ
ータを転送するステップを含む上記(7)に記載のデー
タ処理システム内におけるデータ転送方法。 (11)双方向ハンドシェイク・バス獲得プロトコルを
備える第1のバス・マスタと単方向バス獲得プロトコル
を備える第2のバス・マスタとの間を調停する調停制御
ユニット及びバスを有するデータ処理システムにおける
方法であって、前記第1のバス・マスタが前記バスを制
御しているとき、前記第2のバス・マスタによるバス要
求の発生に応答して該第1のバス・マスタから該バスの
制御を取り去るステップと、その後、前記調停制御ユニ
ットから前記第1のバス・マスタに対して前記バス上で
行っているトランザクションを終了するよう命令する信
号を送信することに応答して、前記第2のバス・マスタ
に対して該バスの制御を許可するステップと、前記第2
のバス・マスタが前記バス要求信号を終了することに応
答して、前記第1のバス・マスタに対して前記バスの制
御を許可し、前記調停制御ユニットから前記第1のバス
・マスタに対してバスの制御の許可を確認する信号を送
信するステップとを含み、上記において、前記第1のバ
ス・マスタと前記第2のバス・マスタとの間の前記バス
の制御の移動が、前記第1のバス・マスタの前記双方向
ハンドシェイク・バス獲得プロトコル及び前記第2のバ
ス・マスタの前記単方向バス獲得プロトコルをサポート
しながら実現されるデータ処理システム内における調停
方法。 (12)前記データ処理システムが、双方向ハンドシェ
イク・バス獲得プロトコルを備える第3のバス・マスタ
を有する場合に、前記第3のバス・マスタが前記バスを
制御しているとき又は該バスの制御に関して調停してい
るとき、前記第2のバス・マスタによるバス要求の発生
に応答して、該バスの制御を前記第2のバス・マスタへ
許可するステップを含む上記(11)に記載のデータ処
理システム内における調停方法。 (13)前記データ処理システムが第3のバス・マスタ
を有する場合に、前記第1のバス・マスタが前記バスを
制御しているとき、前記第3のバス・マスタによる前記
調停制御ユニットに対するバス要求の送信に応答して、
該第1のバス・マスタから前記バスの制御を取り去るス
テップと、前記第1のバス・マスタにより開始されたバ
ス・トランザクションの完了に応答して、前記第2のバ
ス・マスタがバス要求を出さない限り、前記調停制御ユ
ニットから前記第3のバス・マスタに対して、該バス上
のトランザクションを実行可能であることを示す確認信
号を送信するステップと、前記調停制御ユニットからの
前記確認信号に応答して、前記第2のバス・マスタがバ
ス要求を出さない限り、前記第3のバス・マスタが前記
バスを制御する間、前記第3のバス・マスタから前記調
停制御ユニットに対してマスタ信号を送信するステップ
と、前記第3のバス・マスタが前記マスタ信号を終了す
ることにより前記バスの制御を譲ることに応答して、前
記第2のバス・マスタがバス要求を出さない限り、前記
第1のバス・マスタに対して該バスの制御を許可し、前
記調停制御ユニットから該第1のバス・マスタに対して
該制御の許可を確認する信号を送信するステップと、前
記第3のバス・マスタが前記バス要求を送信した後、前
記第2のバス・マスタによるバス要求の発生に応答し
て、前記第2のバス・マスタに対して前記バスの制御を
許可するステップとを含む上記(11)に記載のデータ
処理システム内における調停方法。 (14)前記第2のバス・マスタが前記バス要求信号を
終了したとき、前記第3のバス・マスタによるバス要求
の発生に応答して、該第3のバス・マスタに対して前記
第1のバス・マスタよりも上位の調停優先権を許可する
ステップを含む上記(13)に記載のデータ処理システ
ム内における調停方法。 (15)双方向ハンドシェイク・バス獲得プロトコルを
備える第1のバス・マスタと単方向バス獲得プロトコル
を備える第2のバス・マスタとの間を調停する調停制御
ユニット及びバスを有するデータ処理システム内におけ
る調停システムであって、前記第1のバス・マスタが前
記バスを制御しているとき、前記第2のバス・マスタに
よるバス要求の発生に応答して該第1のバス・マスタか
ら該バスの制御を取り去るための手段と、その後、前記
調停制御ユニットから前記第1のバス・マスタに対して
前記バス上で行っているトランザクションを終了するよ
う命令する信号を送信することに応答して、前記第2の
バス・マスタに対して該バスの制御を許可するための手
段と、前記第2のバス・マスタが前記バス要求信号を終
了することに応答して、前記第1のバス・マスタに対し
て前記バスの制御を許可し、前記調停制御ユニットから
前記第1のバス・マスタに対してバスの制御の許可を確
認する信号を送信するための手段とを有し、上記におい
て、前記第1のバス・マスタと前記第2のバス・マスタ
との間の前記バスの制御の移動が、前記第1のバス・マ
スタの前記双方向ハンドシェイク・バス獲得プロトコル
及び前記第2のバス・マスタの前記単方向バス獲得プロ
トコルをサポートしながら実現されるデータ処理システ
ム内における調停システム。 (16)前記第2のバス・マスタが、直接メモリ・アク
セス(DMA)制御装置である上記(15)に記載のデー
タ処理システム内における調停システム。 (17)前記データ処理システムが、双方向ハンドシェ
イク・バス獲得プロトコルを備える第3のバス・マスタ
を有する場合に、前記第3のバス・マスタが前記バスを
制御しているとき又は該バスの制御に関して調停してい
るとき、前記第2のバス・マスタによるバス要求の発生
に応答して、該バスの制御を前記第2のバス・マスタへ
許可するための手段を有する上記(15)に記載のデー
タ処理システム内における調停システム。 (18)前記データ処理システムが第3のバス・マスタ
を有する場合に、前記第1のバス・マスタが前記バスを
制御しているとき、前記第3のバス・マスタによる前記
調停制御ユニットに対するバス要求の送信に応答して、
該第1のバス・マスタから前記バスの制御を取り去るた
めの手段と、前記第1のバス・マスタにより開始された
バス・トランザクションの完了に応答して、前記第2の
バス・マスタがバス要求を出さない限り、前記調停制御
ユニットから前記第3のバス・マスタに対して、該バス
上のトランザクションを実行可能であることを示す確認
信号を送信するための手段と、前記調停制御ユニットか
らの前記確認信号に応答して、前記第2のバス・マスタ
がバス要求を出さない限り、前記第3のバス・マスタが
前記バスを制御する間、前記第3のバス・マスタから前
記調停制御ユニットに対してマスタ信号を送信するため
の手段と、前記第3のバス・マスタが前記マスタ信号を
終了することにより前記バスの制御を譲ることに応答し
て、前記第2のバス・マスタがバス要求を出さない限
り、前記第1のバス・マスタに対して該バスの制御を許
可し、前記調停制御ユニットから該第1のバス・マスタ
に対して該制御の許可を確認する信号を送信するための
手段と、前記第3のバス・マスタが前記バス要求を送信
した後、前記第2のバス・マスタによるバス要求の発生
に応答して、前記第2のバス・マスタに対して前記バス
の制御を許可するための手段とを有する上記(15)に
記載のデータ処理システム内における調停システム。 (19)前記第2のバス・マスタが前記バス要求信号を
終了したとき、前記第3のバス・マスタによるバス要求
の発生に応答して、該第3のバス・マスタに対して前記
第1のバス・マスタよりも上位の調停優先権を許可する
ための手段を有する上記(18)に記載のデータ処理シ
ステム内における調停システム。 (20)前記第3のバス・マスタが、SCSI制御装置
である上記(18)に記載のデータ処理システム内にお
ける調停システム。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法及びシステムを用いるデータ処理
システムを示す。
【図2】図1のデータ処理システムの処理ユニットのブ
ロック図である。
【図3】本発明によるデータ処理システムに対してアッ
プグレード・プロセッサをインタフェースするために用
いられるアップグレード・カードの好適例のブロック図
である。
【図4】本発明により用いられる調停方法の状態図であ
る。
【符号の説明】
20 プロセッサ 22 アダプタ 28 ハイブリッド・バス 30 データ・ライン 32 データ・バス 36 SCSI制御装置 38 DMA制御装置 50 インタフェース制御装置 54、56 データ・ラッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゲーリー・デール・カーペンター アメリカ合衆国78660、テキサス州、フル ガービル、ロッキー・クリーク・ドライブ 1241 (72)発明者 マーク・エドワード・ディーン アメリカ合衆国78730、テキサス州、オー スチン、ランチ・クリーク・ドライブ 3610 (72)発明者 ウェンデル・グレン・ボイト アメリカ合衆国78660−2927、テキサス州、 フルガービル、マッタパン・ドライブ 1215

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】mバイトのデータ幅を備え、mバイト・デ
    ータ・パケットを用いてトランザクションを実行するプ
    ロセッサと、 nがm以下である場合のnバイト・データ・バスと、 前記プロセッサがmバイト・データ・パケットを用いて
    前記nバイト・データ・バスとの間でデータの送受信を
    行うことを可能とするべく、前記プロセッサ及び前記n
    バイト・データ・バスへ接続され、前記nバイト・デー
    タ・バスから入力されるnバイト・データ・パケットを
    mバイト・データ・パケットへ変換し、そして前記プロ
    セッサから入力されるmバイト・データ・パケットをn
    バイト・データ・バスへ変換するアダプタとを有するデ
    ータ処理システム。
  2. 【請求項2】前記nバイト・データ・バスへ電気的に接
    続され、前記プロセッサへ送信されるnバイトデータ・
    パケットを前記nバイト・データ・バス内にラッチし、
    そして該データをmバイト・データ・パケットにより該
    プロセッサへ出力する複数のデータ・ラッチと、 前記複数のデータ・ラッチへ電気的に接続され、該複数
    のデータ・ラッチを制御するロジック手段とを有する請
    求項1に記載のデータ処理システム。
  3. 【請求項3】mバイトのデータ幅を備え、mバイト・デ
    ータ・パケットを用いてトランザクションを実行する第
    1のプロセッサと、 nがm以下である場合のnバイト・データ・バスと、 前記nバイト・データ・バスへ電気的に接続され、nバ
    イト・データ・パケットを用いて前記nバイト・データ
    ・バス上のトランザクションを実行する第2のプロセッ
    サと、 前記第1のプロセッサがmバイト・データ・パケットを
    用いて前記nバイト・データ・バスとの間でデータの送
    受信を行うことを可能とするべく、前記第1のプロセッ
    サ及び前記nバイト・データ・バスへ接続され、前記n
    バイト・データ・バスから入力されるnバイト・データ
    ・パケットをmバイト・データ・パケットへ変換し、前
    記第1のプロセッサから入力されるmバイト・データ・
    パケットへ変換するアダプタとを有するデータ処理シス
    テム。
  4. 【請求項4】前記nバイト・データ・バスへ電気的に接
    続され、前記第1のプロセッサへ送信されるnバイトデ
    ータ・パケットを前記nバイト・データ・バス内にラッ
    チし、そして該データをmバイト・データ・パケットに
    より該第1のプロセッサへ出力する複数のデータ・ラッ
    チと、 前記複数のデータ・ラッチへ電気的に接続され、該複数
    のデータ・ラッチを制御するロジック手段とを有する請
    求項3に記載のデータ処理システム。
  5. 【請求項5】前記第2のプロセッサが、直接メモリ・ア
    クセス(DMA)制御装置である請求項3に記載のデー
    タ処理システム。
  6. 【請求項6】前記nバイト・データ・バスの制御に関し
    て、前記第1のプロセッサと前記第2のプロセッサとの
    間を調停する手段を有する請求項3に記載のデータ処理
    システム。
  7. 【請求項7】mバイトのデータ幅を備えるプロセッサ
    と、nがm以下である場合のnバイト・データ・バス
    と、前記プロセッサと前記nバイト・データ・バスとの
    間に接続される複数のデータ・ラッチと、前記nバイト
    ・データ・バスへ接続される装置とを有するデータ処理
    システム内におけるデータ転送方法において、 前記プロセッサが読み取りオペレーションを開始するこ
    とに応答して、 前記装置からnバイト・データ・バスを介して前記複数
    のデータ・ラッチへnバイト・パケットによりデータを
    送信するステップと、 前記装置から送信された前記データを、mバイト・デー
    タがラッチされるまでラッチするステップと、 その後、前記プロセッサがmバイト・データ・パケット
    を用いて前記nバイト・データ・バスからデータを受信
    することを可能とするべく、前記複数のデータ・ラッチ
    の全てからmバイト・パケットにより前記データを読み
    取るステップとを含むデータ処理システム内におけるデ
    ータ転送方法。
  8. 【請求項8】前記プロセッサが書き込みオペレーション
    を開始することに応答して、 前記プロセッサからのmバイト・パケットにより前記複
    数のデータ・ラッチへデータを送信するステップと、 前記mバイト・パケット・データをラッチするステップ
    と、 その後、前記プロセッサがmバイト・データ・パケット
    を用いて前記nバイト・データ・バスへデータを送信す
    ることを可能とするべく、nバイト・パケットにより前
    記nバイト・データ・バスを介して前記装置へ前記デー
    タを送信するステップとを含む請求項7に記載のデータ
    処理システム内におけるデータ転送方法。
  9. 【請求項9】前記データ処理システムが、第2のプロセ
    ッサを有する場合に、 前記nバイト・データ・バスの制御に関して、前記第1
    のプロセッサと前記第2のプロセッサとの間を調停する
    ステップを含む請求項7に記載のデータ処理システム内
    におけるデータ転送方法。
  10. 【請求項10】nバイト・パケットによりデータを転送
    する前記ステップが、 前記プロセッサによる単一アドレスの指定に応答して複
    数のnバイト・データ・パケットを転送するバースト転
    送モードを用いて、前記複数のデータ・ラッチと前記装
    置との間でnバイト・パケットによりデータを転送する
    ステップを含む請求項7に記載のデータ処理システム内
    におけるデータ転送方法。
  11. 【請求項11】双方向ハンドシェイク・バス獲得プロト
    コルを備える第1のバス・マスタと単方向バス獲得プロ
    トコルを備える第2のバス・マスタとの間を調停する調
    停制御ユニット及びバスを有するデータ処理システムに
    おける方法であって、 前記第1のバス・マスタが前記バスを制御していると
    き、前記第2のバス・マスタによるバス要求の発生に応
    答して該第1のバス・マスタから該バスの制御を取り去
    るステップと、 その後、前記調停制御ユニットから前記第1のバス・マ
    スタに対して前記バス上で行っているトランザクション
    を終了するよう命令する信号を送信することに応答し
    て、前記第2のバス・マスタに対して該バスの制御を許
    可するステップと、 前記第2のバス・マスタが前記バス要求信号を終了する
    ことに応答して、前記第1のバス・マスタに対して前記
    バスの制御を許可し、前記調停制御ユニットから前記第
    1のバス・マスタに対してバスの制御の許可を確認する
    信号を送信するステップとを含み、 上記において、前記第1のバス・マスタと前記第2のバ
    ス・マスタとの間の前記バスの制御の移動が、前記第1
    のバス・マスタの前記双方向ハンドシェイク・バス獲得
    プロトコル及び前記第2のバス・マスタの前記単方向バ
    ス獲得プロトコルをサポートしながら実現されるデータ
    処理システム内における調停方法。
  12. 【請求項12】前記データ処理システムが、双方向ハン
    ドシェイク・バス獲得プロトコルを備える第3のバス・
    マスタを有する場合に、 前記第3のバス・マスタが前記バスを制御しているとき
    又は該バスの制御に関して調停しているとき、前記第2
    のバス・マスタによるバス要求の発生に応答して、該バ
    スの制御を前記第2のバス・マスタへ許可するステップ
    を含む請求項11に記載のデータ処理システム内におけ
    る調停方法。
  13. 【請求項13】前記データ処理システムが第3のバス・
    マスタを有する場合に、 前記第1のバス・マスタが前記バスを制御していると
    き、前記第3のバス・マスタによる前記調停制御ユニッ
    トに対するバス要求の送信に応答して、該第1のバス・
    マスタから前記バスの制御を取り去るステップと、 前記第1のバス・マスタにより開始されたバス・トラン
    ザクションの完了に応答して、前記第2のバス・マスタ
    がバス要求を出さない限り、前記調停制御ユニットから
    前記第3のバス・マスタに対して、該バス上のトランザ
    クションを実行可能であることを示す確認信号を送信す
    るステップと、 前記調停制御ユニットからの前記確認信号に応答して、
    前記第2のバス・マスタがバス要求を出さない限り、前
    記第3のバス・マスタが前記バスを制御する間、前記第
    3のバス・マスタから前記調停制御ユニットに対してマ
    スタ信号を送信するステップと、 前記第3のバス・マスタが前記マスタ信号を終了するこ
    とにより前記バスの制御を譲ることに応答して、前記第
    2のバス・マスタがバス要求を出さない限り、前記第1
    のバス・マスタに対して該バスの制御を許可し、前記調
    停制御ユニットから該第1のバス・マスタに対して該制
    御の許可を確認する信号を送信するステップと、 前記第3のバス・マスタが前記バス要求を送信した後、
    前記第2のバス・マスタによるバス要求の発生に応答し
    て、前記第2のバス・マスタに対して前記バスの制御を
    許可するステップとを含む請求項11に記載のデータ処
    理システム内における調停方法。
  14. 【請求項14】前記第2のバス・マスタが前記バス要求
    信号を終了したとき、前記第3のバス・マスタによるバ
    ス要求の発生に応答して、該第3のバス・マスタに対し
    て前記第1のバス・マスタよりも上位の調停優先権を許
    可するステップを含む請求項13に記載のデータ処理シ
    ステム内における調停方法。
  15. 【請求項15】双方向ハンドシェイク・バス獲得プロト
    コルを備える第1のバス・マスタと単方向バス獲得プロ
    トコルを備える第2のバス・マスタとの間を調停する調
    停制御ユニット及びバスを有するデータ処理システム内
    における調停システムであって、 前記第1のバス・マスタが前記バスを制御していると
    き、前記第2のバス・マスタによるバス要求の発生に応
    答して該第1のバス・マスタから該バスの制御を取り去
    るための手段と、 その後、前記調停制御ユニットから前記第1のバス・マ
    スタに対して前記バス上で行っているトランザクション
    を終了するよう命令する信号を送信することに応答し
    て、前記第2のバス・マスタに対して該バスの制御を許
    可するための手段と、 前記第2のバス・マスタが前記バス要求信号を終了する
    ことに応答して、前記第1のバス・マスタに対して前記
    バスの制御を許可し、前記調停制御ユニットから前記第
    1のバス・マスタに対してバスの制御の許可を確認する
    信号を送信するための手段とを有し、 上記において、前記第1のバス・マスタと前記第2のバ
    ス・マスタとの間の前記バスの制御の移動が、前記第1
    のバス・マスタの前記双方向ハンドシェイク・バス獲得
    プロトコル及び前記第2のバス・マスタの前記単方向バ
    ス獲得プロトコルをサポートしながら実現されるデータ
    処理システム内における調停システム。
  16. 【請求項16】前記第2のバス・マスタが、直接メモリ
    ・アクセス(DMA)制御装置である請求項15に記載
    のデータ処理システム内における調停システム。
  17. 【請求項17】前記データ処理システムが、双方向ハン
    ドシェイク・バス獲得プロトコルを備える第3のバス・
    マスタを有する場合に、 前記第3のバス・マスタが前記バスを制御しているとき
    又は該バスの制御に関して調停しているとき、前記第2
    のバス・マスタによるバス要求の発生に応答して、該バ
    スの制御を前記第2のバス・マスタへ許可するための手
    段を有する請求項15に記載のデータ処理システム内に
    おける調停システム。
  18. 【請求項18】前記データ処理システムが第3のバス・
    マスタを有する場合に、 前記第1のバス・マスタが前記バスを制御していると
    き、前記第3のバス・マスタによる前記調停制御ユニッ
    トに対するバス要求の送信に応答して、該第1のバス・
    マスタから前記バスの制御を取り去るための手段と、 前記第1のバス・マスタにより開始されたバス・トラン
    ザクションの完了に応答して、前記第2のバス・マスタ
    がバス要求を出さない限り、前記調停制御ユニットから
    前記第3のバス・マスタに対して、該バス上のトランザ
    クションを実行可能であることを示す確認信号を送信す
    るための手段と、 前記調停制御ユニットからの前記確認信号に応答して、
    前記第2のバス・マスタがバス要求を出さない限り、前
    記第3のバス・マスタが前記バスを制御する間、前記第
    3のバス・マスタから前記調停制御ユニットに対してマ
    スタ信号を送信するための手段と、 前記第3のバス・マスタが前記マスタ信号を終了するこ
    とにより前記バスの制御を譲ることに応答して、前記第
    2のバス・マスタがバス要求を出さない限り、前記第1
    のバス・マスタに対して該バスの制御を許可し、前記調
    停制御ユニットから該第1のバス・マスタに対して該制
    御の許可を確認する信号を送信するための手段と、 前記第3のバス・マスタが前記バス要求を送信した後、
    前記第2のバス・マスタによるバス要求の発生に応答し
    て、前記第2のバス・マスタに対して前記バスの制御を
    許可するための手段とを有する請求項15に記載のデー
    タ処理システム内における調停システム。
  19. 【請求項19】前記第2のバス・マスタが前記バス要求
    信号を終了したとき、前記第3のバス・マスタによるバ
    ス要求の発生に応答して、該第3のバス・マスタに対し
    て前記第1のバス・マスタよりも上位の調停優先権を許
    可するための手段を有する請求項18に記載のデータ処
    理システム内における調停システム。
  20. 【請求項20】前記第3のバス・マスタが、SCSI制
    御装置である請求項18に記載のデータ処理システム内
    における調停システム。
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