JPH08234542A - カラー像形成のための再帯電装置 - Google Patents

カラー像形成のための再帯電装置

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JPH08234542A JP7314982A JP31498295A JPH08234542A JP H08234542 A JPH08234542 A JP H08234542A JP 7314982 A JP7314982 A JP 7314982A JP 31498295 A JP31498295 A JP 31498295A JP H08234542 A JPH08234542 A JP H08234542A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2つの像形成段階の間に再帯電段階を使用し
て電荷保持面を2つの像の中の第2の像の形成に準拠す
る所定の電位に再帯電するカラー像形成装置を提供す
る。 【解決手段】 第1のコロナ発生装置は直流を使用して
電荷保持面を所定の電位より高い絶対電位に再帯電さ
せ、第2のコロナ発生装置は直流を使用して電荷保持面
を所定の電位より低い絶対電位に再帯電させ、そして第
3のコロナ発生装置はこれも直流を使用して電荷保持面
を所定の電位に再帯電させる。第1の像に関連する電荷
は第3のコロナ生成装置による再帯電の後に始めの極性
を反転することを阻止され、それによりトナー像のアン
ダーカラースプラッタの発生が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的にはカラー
像形成に関し、より詳しくはこの目的のために複数の露
光及び現像段階に使用する再帯電用コロナ発生装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】異なる色で印刷する1つの方法は、電荷
保持面を均一に帯電させ、次いで1つの色で再生される
情報にこの表面を露光させることである。この情報はマ
ーキング粒子を使用して可視化され、それに続いて次の
第2の露光及び現像の前にこの電荷保持面は再帯電され
る。異なる色の像を表面上に重ねて位置合わせ(レジス
トレーション)して現像するためにこの再帯電/露光/
及び現像プロセスを繰り返してから、全色の像を支持用
紙へ転写することができる。これらの異なる色の現像
は、像上像(image on image)現像プロセス、もしくはハ
イライトカラー像現像プロセス(一の像形成後の次の像
形成)によって感光体上で行われる。像は単一の露光装
置、例えばROSを使用して感光体の次のパスで次の色
の像を形成させる(多重パス)ことができる。代替とし
て、感光体が1回転する間に異なる各色に対応して多重
露光させる(単一パス)ことによって異なる各色の像を
形成させることもできる。
【0003】先に現像された色の像上に次の色の像を現
像するための最適条件を得ようとする際に、カラー像を
作成する像上像現像プロセスに独自の幾つかの問題が提
起されている。例えば、再帯電段階中に、均一に帯電さ
れた面を横切って次の露光及び現像段階が実行されるよ
うに、感光体の先にトナー処理された領域と、トナー処
理されていない領域との間の電圧を同一水準にすること
が重要である。先の現像段階と再帯電段階とを経た感光
体の像領域、現像段階は経たが未だに再帯電段階は経て
いない像領域、感光体の現像されていない裸の、そして
トナー処理されていない領域間の電圧の差が大きい程、
その上に次の像層を現像する際にこれらの領域の間の現
像電位の差が大きくなる。
【0004】像上像を形成するプロセスで解消しなけれ
ばならない別の問題は、感光体の先に現像された領域の
トナー層を横切って存在する残留電圧である。先に現像
された感光体領域を、隣接する裸の領域と同一の電圧レ
ベルに再帯電させることによって電圧を均一にすること
は可能であるかも知れない。しかしながらこの残留トナ
ー電圧(Vt )は、先に現像されトナー処理された領域
上の実効電圧を、感光体の隣接裸領域(実際の所望電圧
レベルに露光され、放電されている)と同一のレベルに
再露光し、放電させるのを妨げる。これらの問題は、次
々に付加的な色の像を露光し、現像するにつれて益々重
大になってくる。色の質は、トナー電荷の存在と、トナ
ー層を横切る合成電圧降下とによって大きく損なわれ
る。色のシフト、像の縁におけるトナーの広がり、及び
多くの感光体に付随する部材等に影響を与える寛容度
(ラチチュード)の低下の元凶は、トナー処理された像
を原因とする電圧の変化である。従って、先に現像され
トナー処理された像の残留トナー電圧を減少乃至は排除
することが理想的である。
【0005】これらの問題の一つもしくはそれ以上を解
消しようとする従来の試みは、像上像形成プロセスに悪
影響をもたらす種々の副次的な問題を導入してしまっ
た。例えば、米国特許出願“残留トナー電圧を減少させ
る方法及び装置”(D/92483 )にはカラー像形成におけ
る再帯電段階に使用される電圧感応再帯電装置が開示さ
れており、電荷保持面に対する電圧(V)の関数として
のその電荷保持面への出力電流(I)のグラフは大きい
(I/V)勾配を有している。交流電圧を供給するこの
開示された大きいI/V勾配を有する再帯電装置によれ
ば、長時間にわたってトナー層の上部を中和させること
ができる。しかしながら、このシステムによれば大量の
過剰電流がトナー層を通過し、その後に像を感光体から
転写する際に重大な影響がもたらされる。
【0006】別の再帯電方法が、特開平3−20286
9号公報に開示されている。この文献は、次の像を露光
して現像する前に、第1及び第2の帯電装置を使用して
第1の現像された像を担持する光導電体を再帯電させる
カラー像形成装置を開示している。光導電体の電位は、
第1の帯電装置を通過した後の方が第2の帯電装置を通
過した後よりも高い。この文献は、第1及び第2の帯電
装置によってトナー像及び感光体表面に印加される電圧
の差を比較的高レベルに設定し、両装置を通過して帯電
された後のトナー像の極性を反転させることを示してい
る。このようにすると、先に現像されたカラートナー上
にカラートナーを付着させる場合により重大になる像領
域内の残留電圧が減少し、また露光プロセス中のトナー
スプレーもしくは広がりを防ぐことでもある。トナース
プレーは第1のトナー像を担持する光導電体を比較的高
い帯電レベルに再帯電させ、次いで第2の像現像のため
に露光させる時に生ずる現象である。第1の像のトナー
はその縁に沿って、比較的低い電荷レベルを有する次に
露光された領域内へ霧散(スプレー)する傾向がある。
この文献に示されているようにトナーの極性を反転させ
ると、この反転された極性のトナーは最早露光領域へ吸
引されなくなるのでトナースプレーを防ぐことができ
る。
【0007】しかしながら、先に現像されたトナー層の
上部のかなりな量のトナー電荷を再帯電中に反転させる
と、面倒な性質の別の問題が発生する。先行トナー像
が、今度は背景裸領域と、その上に現像される後続のカ
ラートナーとの両者に対して逆極性になるので、これら
3つの分離した、そして明確に帯電した領域の間に相互
作用が発生する。即ち、今は正に帯電したトナー層が、
負に帯電している背景領域及び後続カラー像の負に帯電
しているトナーに吸引される。従って、第1の像の正に
帯電しているトナーは、現像された像内に、及び隣接す
る裸背景領域内へ跳ねる(スプラッタする)傾向を呈す
る。この現象は“アンダーカラースプラッタ”欠陥(U
CS)と名付けられ、望ましくない色の混じり合いと、
像の縁から背景領域内への色の広がりの原因となる。従
って、色の明瞭度に重大な影響がもたらされることにな
る。
【0008】米国特許出願“カラー像形成のための分割
再帯電方法及び装置”(D/92485 )には、UCS問題を
解消する再帯電方法が開示されている。この文献は、第
1のコロナ発生装置が、現像された像をその上に有して
いる電荷保持面を所定の電位より高い絶対電位に再帯電
させ、次いで交流電圧が供給されている第2のコロナ発
生装置が前記面を所定の電位に再帯電させるようになっ
ている分割再帯電構成を記述している。第1のコロナ再
帯電装置及び第2のコロナ再帯電装置によって再帯電さ
れた後の感光体表面電位の差の大きさを、“電圧分割”
と定義している。第2の再帯電装置から生成される交流
は、その像に関連する電荷を実質的に中和させる。この
文献によれば、印加される電圧分割の大きさは、実現さ
れる残留トナー電圧(Vt )の減少の大きさに正比例す
るので、トナー処理された像に関連するVt を減少させ
ることも可能である。しかしながら、トナー処理された
像電荷がその極性を反転するのを回避する(UCS発生
を回避する)ためには印加可能な電圧分割の大きさが制
限され、そのため達成可能な残留トナー電圧減少の大き
さが制限されるようになる。更に、トナー電荷の極性を
反転させないように上部トナー層を実質的に中和させる
プロセスは、大量の電流をトナー層を通して、及び感光
体内へ流すことになり、感光体からの像の転写及び像の
質の最適化を困難なプロセスにするようになる。
【0009】以上に鑑みて、先にトナー処理された領域
の残留電圧を最低にし、そしてアンダーカラースプラッ
タ欠陥を阻止するような高度に信頼できる、そして堅実
に感光体を均一レベルに再帯電させることが要望されて
いる。更に、大量の電流がトナー層を通過することがな
く、その後の転写プロセスを困難ならしめない再帯電プ
ロセスが要望されている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の一面によれば、
コロナ発生装置が電荷保持面を所定の電位に再帯電させ
る。前記電荷保持面は、残留電圧と、第1の極性の電荷
を有する少なくとも1つの現像された像をその上に有
し、この第1の極性は現像された像に関連している。第
1のコロナ発生装置が電荷保持面に接して位置決めさ
れ、電荷保持面を所定の電位より高い絶対電位に再帯電
させる。第2のコロナ発生装置が第1のコロナ発生装置
から間隔をおいて且つ電荷保持面に接して位置決めさ
れ、第1のコロナ発生装置に続いて電荷保持面を所定の
電位より低い絶対電位に再帯電させる。第1のコロナ発
生装置及び第2のコロナ発生装置によって再帯電された
後の電荷保持面の電位差は、現像された像に関連する残
留電圧を実質的に減少させるように予め選択されてい
る。第3のコロナ発生装置が第2のコロナ発生装置から
間隔をおいて且つ電荷保持面に接して位置決めされ、第
2のコロナ発生装置に続いて電荷保持面を所定の電位に
再帯電させる。第2のコロナ発生装置によって再帯電さ
れた後の電荷保持面の電位と所定の電位との差は、現像
された像に関連する電荷の第1の極性を確立するように
予め選択されている。第1、第2及び第3のコロナ発生
装置は電荷保持面に直流を印加し、トナー像の残留電圧
並びにアンダーカラースプラッタの発生の両者の減少を
最適にする。
【0011】本発明の別の面によれば、現像された像を
その上に有する電荷保持面を備え、複数の像を形成する
印刷機が開示される。現像された像は、残留電圧と、現
像された像に関連した第1の極性の電荷を有している。
本印刷機は、電荷保持面を所定の電位に再帯電させるコ
ロナ発生装置をも備え、第1のコロナ発生装置は電荷保
持面に接して位置決めされ、電荷保持面を所定の電位よ
り高い絶対電位に再帯電させる。第2のコロナ発生装置
は第1のコロナ発生装置から間隔をおいて且つ電荷保持
面に接して位置決めされ、第1のコロナ発生装置に続い
て電荷保持面を所定の電位より低い絶対電位に再帯電さ
せる。第1のコロナ発生装置及び第2のコロナ発生装置
によって再帯電された後の電荷保持面の電位差は、現像
された像に関連する残留電圧を実質的に減少させるよう
に予め選択されている。第3のコロナ発生装置は第2の
コロナ発生装置から間隔をおいて且つ電荷保持面に接し
て位置決めされ、第2のコロナ発生装置に続いて電荷保
持面を所定の電位に再帯電させる。第2のコロナ発生装
置によって再帯電された後の電荷保持面の電位と所定の
電位との差は、現像された像に関連する電荷の第1の極
性を確立するように予め選択されている。
【0012】
【実施例】図1を参照する。本発明の電子写真式印刷機
は、負に帯電された感光体ベルト10の形状の電荷保持
面を使用する。この感光体ベルト10は矢印12で示す
方向に運動するように保持され、種々のゼログラフィ処
理ステーションを順次に通過して前進する。ベルトは駆
動ローラ14と、2つのテンションローラ16及び18
との周囲を巡っており、ローラ14は駆動電動機20に
作動的に結合されていてゼログラフィステーションを通
してベルトを運動させる。
【0013】引き続き図1を参照する。ベルト10の一
部は帯電ステーションAを通過する。帯電ステーション
Aにおいては、全体を番号22で示すコロナ発生装置が
ベルト10の光導電表面を比較的高い、実質的に均一な
電位に帯電させる。例えば感光体は負に帯電されるが、
後述するようにトナー及び再帯電装置の電荷レベル及び
極性を変化させることによって正に帯電された感光体に
も本発明は有用であることを理解されたい。
【0014】次に、光導電表面の帯電された部分は像形
成ステーションBへ進められる。均一に帯電されたベル
ト10は、露光ステーションBにおいてレーザをベース
とする出力走査装置24に曝される。出力走査装置24
は走査装置からの出力に従って電荷保持面を放電させ
る。走査装置はレーザラスタ出力スキャナ(ROS)で
あることが好ましい。代替として、ROSの代わりに公
知の他のゼログラフィ露光装置を使用することもでき
る。
【0015】始めに電圧V0 に帯電された感光体は、約
−500 Vに等しいレベルVddp まで暗減衰する。露光ス
テーションBにおいて露光されると、像領域は約−50V
に等しいVDAD まで放電する。従って、露光後の感光体
は高電圧及び低電圧の単極性電圧プロファイルを含む
(高電圧は帯電された領域に対応し、低電圧は放電され
た、即ち像領域に対応する)。
【0016】第1の現像ステーションCにおいて磁気ブ
ラシ現像装置構造26が、絶縁磁気ブラシ(IMB)装
置31を前進させて静電潜像に接触させる。現像装置2
6は複数の磁気ブラシローラ部材を備えている。これら
の磁気ブラシローラは、例えば負に帯電した黒のトナー
材料を帯電した像領域に付着させてそれを現像する。適
当な現像バイアスが電源32によって与えられる。この
電気バイアスは、現像装置31を用いて感光体上の2つ
の電圧レベルの中の低い方(負が低い)の放電領域現像
(DAD)が遂行されるようにする。
【0017】再帯電ステーションDにおいては、連続的
に位置決めされている3つのコロナ再帯電装置36、3
7及び38を使用して、感光体表面上のトナー処理され
た、及びトナー処理されていない両領域の電圧レベルを
実質的に均一なレベルまで上昇させる。再帯電装置3
6、37及び38は、トナー処理された領域とトナー処
理されていない領域との間の電圧差を実質的に排除する
と共に、先にトナー処理された領域に残る残留電荷のレ
ベルを低下させ、その後の異なる色のトナー像の像形成
及び現像が均一な現像電界を横切って遂行されるように
する。アンダーカラースプラッタ(UCS)を回避する
ために、3つの各コロナ再帯電装置を通過した後のベル
ト10の表面電位は、次のトナー像がその上に現像され
る前に、現像された像に関連する電荷の極性を反転させ
ないように予め選択されている。例えば、第1のコロナ
再帯電装置36は、先にトナー処理された、及びトナー
処理されていない両領域を含むベルト10の感光体表面
を、Vddp に最終的に要求される電圧レベルより高いレ
ベル、例えば−850 Vに過帯電させる。コロナ再帯電装
置36から生成される優勢なコロナ電荷は負である。
【0018】第2のコロナ再帯電装置37は感光体表面
の電圧を−400 Vまで低下させる。従って第2のコロナ
再帯電装置37から供給される優勢なコロナ電荷は正で
ある。つまり、−450 Vの第1の電圧分割(Vsplit 1)
が感光体表面に印加されるのである。“電圧分割”は、
第1のコロナ再帯電装置と第2のコロナ再帯電装置とに
よって再帯電された後の感光体表面の電位の差、例えば
split =−850 V−(−400 )V=−450 Vと定義さ
れる。
【0019】最後に、第3のコロナ再帯電装置38は感
光体表面の電圧を−500 Vの所望のVddp に調整する。
従って、感光体の第2の電圧分割(Vsplit 2)は 100V
である。コロナ再帯電装置の型及び電圧分割Vsplit
大きさは、現像された像に関連する残留電圧が実質的に
排除されるように、またトナー層の上部における電荷
が、現像された像上に次の像が現像される前に、その始
めの極性(本例では、負)を確立するように(若干のも
しくは全ての電荷が逆極性に、例えば負から実質的に正
へ駆動されることがないように)、本発明の再帯電形態
に予め選択されている。これらの選択されたパラメータ
の詳細に関しては図3の(A)〜(F)を参照して後述
する。トナー層の上部における電荷の極性が反転してし
まうと、極性の反転したトナーが感光体上の隣接する裸
の領域内へ跳ね、後のカラートナー像と望ましくなく混
じり合う傾向を呈するようになる。
【0020】トナー処理された領域及び/または裸領域
上の感光体を、第2のカラー現像剤を用いて現像される
像に従って約−50Vまで選択的に放電させるために、レ
ーザをベースとする出力構造からなることができる第2
の露光(像形成)装置39が使用される。この点以降の
感光体は比較的高い電圧レベル(例えば、−500 V)の
トナー処理された、及びトナー処理されていない領域
と、比較的低い電圧レベル(例えば、−50V)のトナー
処理された、及びトナー処理されていない領域とを含む
ことになる。これらの低電圧領域は、放電領域現像を使
用して現像される像領域を表している。この目的のため
に、例えばイエロートナーからなる負に帯電した現像剤
40が使用される。トナーは、第2の現像剤ステーショ
ンEに配置されている現像剤ハウジング構造42内に収
容され、相互作用しない現像剤によって感光体上の潜像
に提示される。図示してない電源が、負に帯電したイエ
ロートナー粒子40でDAD像領域を現像するのに効果
的なレベルまで現像装置を電気的にバイアスする。
【0021】第2の再帯電ステーションFにおいては、
連続的に位置決めされている3つのコロナ再帯電装置5
1、52及び53を使用して、感光体表面上のトナー処
理された、及びトナー処理されていない両領域の電圧レ
ベルを実質的に均一なレベルまで上昇させる。再帯電装
置51、52及び53は、トナー処理された領域とトナ
ー処理されていない領域との間の電圧差を実質的に排除
すると共に、先にトナー処理された領域に残る残留電荷
のレベルを低下させ、その後の異なる色のトナー像の像
形成及び現像が均一な現像電界を横切って遂行されるよ
うにする。アンダーカラースプラッタ(UCS)を回避
するために、3つの各コロナ再帯電装置を通過した後の
ベルト10の表面電位は、次のトナー像がその上に現像
される前に、現像された像に関連する電荷の極性を反転
させないように予め選択されている。例えば、第1のコ
ロナ再帯電装置51は、先にトナー処理された、及びト
ナー処理されていない両領域を含むベルト10の感光体
表面を、Vddp に最終的に要求される電圧レベルより高
いレベル、例えば−850 Vに過帯電させる。コロナ再帯
電装置51から生成される優勢なコロナ電荷は負であ
る。
【0022】第2のコロナ再帯電装置52は感光体表面
の電圧を−400 Vまで低下させる。従って第2のコロナ
再帯電装置52から供給される優勢なコロナ電荷は正で
ある。即ち−450 Vの第1の電圧分割(Vsplit 1)が感
光体表面に印加される。最後に、第3のコロナ再帯電装
置53は感光体表面の電圧を−500 Vの所望のVddp
調整する。従って感光体の第2の電圧分割(Vsplit 2)
は 100Vである。コロナ再帯電装置の型及び電圧分割
(Vsplit )の大きさは、現像された像に関連する残留
電圧が実質的に排除されるように、またトナー層の上部
における電荷が、現像された像上に次の像が現像される
前に、その始めの極性(本例では、負)を確立するよう
に、本発明の再帯電形態に予め選択されている。これら
の選択されたパラメータの詳細に関しては図3の(A)
〜(F)を参照して後述する。
【0023】第3の潜像は像形成もしくは露光装置54
を使用して創成される。この場合は第3のカラー像で現
像される感光体の裸領域及びトナー処理された領域を約
−50Vまで放電させることによって、第3のDAD像が
形成される。この像は、第3の現像ステーションGに配
置されている相互作用しない現像剤ハウジング57内に
収容されている第3のカラートナー55を使用して現像
される。適当な第3のカラートナーの例はマゼンタであ
る。図示してない電源によってハウジング57は電気的
に適当にバイアスされている。
【0024】第3の再帯電ステーションHにおいては、
連続的に位置決めされている3つのコロナ再帯電装置6
1、62及び63を使用して、感光体表面上のトナー処
理された、及びトナー処理されていない両領域の電圧レ
ベルを実質的に均一なレベルまで上昇させる。再帯電装
置61、62及び63は、トナー処理された領域とトナ
ー処理されていない裸領域との間の電圧差を実質的に排
除すると共に、先にトナー処理された領域に残された残
留電荷のレベルを低下させ、その後の異なるカラートナ
ー像の像形成及び現像が均一な現像電界を横切って遂行
されるようにする。アンダーカラースプラッタ(UC
S)の発生を回避するために、3つの各コロナ再帯電装
置を通過した後のベルト10の表面電位は、次のトナー
像がその上に現像される前に、現像された像に関連する
電荷の極性を反転させないよう予め選択されている。例
えば、第1のコロナ再帯電装置61は、先にトナー処理
された、及びトナー処理されていない両領域を含むベル
ト10の感光体表面を、Vdd p に最終的に要求される電
圧レベルより高いレベル、例えば−850 Vに過帯電させ
る。コロナ再帯電装置51から生成される優勢なコロナ
電荷は負である。
【0025】第2のコロナ再帯電装置62は感光体表面
の電圧を−400 Vまで低下させる。従って第2のコロナ
再帯電装置62から供給される優勢なコロナ電荷は正で
ある。即ち−450 Vの第1の電圧分割(Vsplit 1)が感
光体表面に印加される。最後に、第3のコロナ再帯電装
置63は感光体表面の電圧を−500 Vの所望のVddp
調整する。従って感光体の第2の電圧分割(Vsplit 2)
は 100Vである。コロナ再帯電装置の型及び電圧分割
(Vsplit )のレベルは、現像された像に関連する残留
電圧が実質的に排除されるように、またトナー層の上部
における電荷がその始めの極性を維持するように選択さ
れている。これらの選択されたパラメータの詳細に関し
ては図3の(A)〜(F)を参照して後述する。
【0026】第4の潜像は像形成または露光装置64を
使用して創成される。第4のDAD像は、第4のカラー
像を用いて、現像される感光体の裸領域及び先にトナー
処理された領域上に形成される。この像は、第4の現像
剤ステーションIにおいて現像剤ハウジング67内に収
容されている例えばシアンカラートナー65を使用して
現像される。図示してない電源によってハウジング67
は電気的に適当にバイアスされている。
【0027】現像剤ハウジング構造42、57、及び6
7は、先に現像された像と相互作用しないか、もしくは
僅かにしか相互作用しない公知の型であることが好まし
い。例えば、DCジャンピング現像システム、パウダー
クラウド現像システム、及び非接触散布式磁気ブラシ現
像システムは、それぞれ像上像色現像システムに使用す
るのに適している。
【0028】用紙に効果的に転写するようにトナーを調
整するために、負の前転写コロトロン装置50が全カラ
ートナーで現像されている像とは反対の感光体の側に正
のコロナを放電させる。
【0029】像現像に続く転写ステーションJにおい
て、支持材料のシート52がトナー像に接触して運動し
ている。支持材料のシートは、図示してない普通のシー
ト送り装置によって転写ステーションJへ前進させられ
る。シート送り装置は複写シートのスタックの最も上の
シートと接触している送りロールを含むことが好まし
い。送りロールは、最も上のシートをスタックからシュ
ートへ前進させるように回転し、このシュートは前進中
の支持材料のシートを時間的な順番でベルト10の光導
電面に接触せしめるので、その上に現像されたトナー粉
末像は転写ステーションJにおいて前進中の支持材料の
シートと接触する。
【0030】転写ステーションJは、正のイオンをシー
ト52の裏側へ噴霧する転写コロナ装置54を含む。こ
れは、負に帯電したトナー粒子像をベルト10からシー
ト52へ引きつける。シートをベルト10から剥がすの
を容易にするために剥離用コロナ放電装置56が設けら
れている。
【0031】転写後、シートはコンベヤ(図示してな
い)上を矢印58の方向に運動し続け定着ステーション
Kへ進む。定着ステーションKは、転写された粉末像を
シート52に恒久的に固着させる定着装置60を含む。
定着装置60は、加熱された定着ローラ62と、バック
アップ用の圧力ローラ64とを備えていることが好まし
い。シート52は定着ローラ62とバックアップローラ
64との間を通過し、トナー粉末像を定着ローラ62に
接触させる。このようにして、トナー粉末像はそれが冷
却された後にはシート52に恒久的に固着される。定着
後、図示してないシュートが前進中のシート52を受け
皿(図示してない)へ案内し、その後に操作員によって
印刷機から取り除かれる。
【0032】支持材料のシートがベルト10の光導電表
面から分離された後、光導電表面上の像のない領域によ
って運ばれる残留トナー粒子は該表面から除去される。
これらの粒子はクリーニングステーションLにおいて、
ハウジング66内に含まれているクリーニングブラシ構
造を使用して除去される。
【0033】以上に説明した種々の装置機能は、プログ
ラム可能なマイクロプロセッサの形状であることが好ま
しいコントローラ(図示してない)によって管理され、
調整される。マイクロプロセッサコントローラは、以下
に説明する全ての装置サブシステム及び印刷動作の操
作、感光体上への像形成、用紙送給、現像及び現像され
た像の用紙上への転写に関連するゼログラフィ処理機
能、及びコピーシート輸送及びその後の仕上げプロセス
に関連する種々の機能を遂行させる電気命令信号を供給
する。
【0034】以上の説明では、図1のステーションD、
F及びHの再帯電装置が全てコロナ発生装置であるとし
た。しかしながら、本発明に使用されているコロナ発生
装置は、例えばコロトロン、スコロトロン、ピンスコロ
トロン、ジコロトロン、もしくは直流を生成することが
できる公知の他の電圧感応コロナ帯電装置であればよい
ことを理解されたい。負に帯電した感光体を有する本例
においては、本発明の好ましい実施例として、負に帯電
されたトナーが負直流スコロトロンによって先ず高めの
負レベルに再帯電される。第2のコロナ再帯電装置は支
配的に正の電荷を生成して感光体及びトナー層に供給す
ることを要求され、従って正直流コロトロンが適切であ
る。第1及び第2のスコロトロンの間の感光体に印加さ
れる第1の電圧分割は、先に現像されたトナー像に関連
する残留電圧を実質的に排除するように十分に大きく、
約 200V乃至 450Vの範囲、好ましくは 250V乃至 400
Vの範囲である。最後に、第3のコロナ再帯電装置はト
ナー層電荷をその始めの負極性に戻させるものであり、
従って負直流スコロトロンが適切である。第2及び第3
のスコロトロンによって感光体に印加される第2の電圧
分割は、現像された像のトナー粒子にそれらの始めの極
性を回復させるのに十分に大きければよく、約 50 V乃
至 100Vの範囲である。
【0035】本発明のこの好ましい実施例においては、
そして図3の(A)〜(F)を参照して後述するよう
に、電圧感応コロナ再帯電装置、例えばスコロトロンに
よって感光体上のトナー像に負から正へ、そして負の直
流を印加する形態は、感光体の先にトナー処理された領
域とトナー処理されていない領域との間の電圧を均一に
してその後の露光及び現像段階が均一に帯電した表面を
横切って遂行されるように、及び先に現像された領域に
関連する残留電圧を減少せしめてその後の現像段階が均
一な現像電界を横切って遂行されるようにするという前
記目的を達成する。更に、これらの目的を成功裏に達成
しながら、トナー層の上部のトナー電荷を(その極性を
反転させることなく)その始めの極性に維持するので、
UCSの発生は回避される。これらの長所は、トナー層
に交流を印加することによって像に関連する電荷を中和
する必要なく実現される(そのようにしなければ大量の
電流がトナー層を通って、及び感光体内を流れ、感光体
からのトナー像の転写及びクリーニングを困難なプロセ
スにする)。電圧感応直流装置を使用する本発明の再帯
電形態の他の有利な効果は、同等の結果を達成しようと
して再帯電形態に交流装置を使用する場合に比して潜在
的に価格が節約され、空間が節約されることによって実
現されている。更に、オゾンの生成は少なく、本発明の
再帯電装置から直流を生成させるのに必要なエネルギも
少ない。
【0036】図2に、本発明を有利に使用した電子写真
式印刷機の別の例を示す。図2は、感光体の次のパスも
しくは回転において、連続する各カラー像が適用される
多重パスカラー像形成プロセスを表している。同一の要
素に対しては図1と同一の番号が図2にも使用されてい
る。しかしながら図2に示す多重パスシステムでは、次
の各カラー像を形成する前に感光体表面を再帯電させる
のに全体を帯電/再帯電ステーションAで示してある単
一の組の再帯電装置のみでよく、また感光体を各カラー
像に露光させるのに単一の露光装置24だけを用いれば
よい。図2に示す多重パスシステムでは、異なる各色の
トナー毎に相互作用しない、もしくは相互作用が僅かな
現像剤ハウジングを使用することが好ましい。
【0037】図1及び2を参照して説明した像形成プロ
セス中の単一の分割再帯電段階を表す感光体上の電圧プ
ロファイルを図3の(A)〜(F)に示す。図3の
(A)は感光体ベルト10の表面が均一の帯電された後
の感光体表面上の電圧68を示している。感光体は、始
めは図示されている−500 Vよりもやや高い電圧に帯電
されるが、暗減衰の後にVddp 電圧レベルは−500 Vに
なる。(B)に図示のように、第1の露光の後の電圧
は、高電圧レベル72と低電圧レベル74からなる。−
500 Vのレベル72は第1の像現像段階の背景領域を表
し、−50Vのレベル74は出力走査装置即ちレーザ24
によって放電させられた領域(DAD像領域)を表し、
一つのカラートナーによって現像される像領域に一致し
ている。
【0038】第1の現像段階中に、負に帯電したカラー
トナーがDAD像領域に付着して像領域内の感光体を約
−200 Vまで低下させる(図3の(C))。トナー処理
された像領域は残留電圧(Vt )を伴う。
【0039】感光体のトナー処理された領域及びトナー
処理されていない領域は本発明の分割再帯電概念を使用
する再帯電段階を受け(図3の(D))、第1の負直流
コロナ再帯電装置36は直流を用いて、感光体のトナー
処理された領域73及び背景領域72を最終的に所望の
ddp よりも負に高いレベルに過帯電させる。従って第
1のコロナ再帯電装置を通過した後の感光体表面は、そ
の上に約−850 Vに帯電された現像された像を有してい
る。次いで第2のコロナ再帯電装置が正の直流を感光体
表面に印加して感光体電位を約−400 Vの均一レベルに
低下させる(図3の(E))。従って第1及び第2のコ
ロナ再帯電装置によって再帯電された後の感光体表面の
第1の電圧分割は−450 Vである。第1及び第2の帯電
装置により感光体に印加される実質的に高いVsplit 1
によって、トナー像73に関連する残留電荷Vt を実質
的に減少させることができる。トナー処理された像73
に関連する若干のもしくは全ての電荷の極性は反転する
(即ち負から正になる)。最後に、第3のコロナ再帯電
装置がトナー処理された像を有する感光体表面に負の直
流を印加し、表面電位を−500 Vの所望のVddp レベル
に上昇させる(図3の(F))。トナー電荷をその始め
の極性状態(負)に戻すには比較的小さい 100VのV
split 2 でよく、それによって大量の電流でトナー層7
3を駆動する必要が回避される。
【0040】先に現像されたトナー層の上部にかなりな
量の極性が反転したトナーを有しているような先に現像
された像上に次のカラー像を現像する場合、極性が正に
反転しているトナーが負の背景領域に引きつけられるた
めに前述したアンダーカラースプラッタ(UCS)欠陥
がもたらされる傾向があり、これはカラー像の質を重大
に損ねる恐れがある。UCS発生のレベルは、先に現像
されたトナー像の上部にある極性が反転したトナーの量
に直接関連することが分かっており、換言すれば先に現
像されたトナー層の上部に極性が反転したトナーの量が
多い程、次の露光及び現像段階中にUCSが発生する可
能性及び量が増加する。従来は、このことから感光体表
面に印加することができるVsplit の大きさが制限さ
れ、そしてそのことが先に現像された像の残留電圧を低
下させる大きさを制限していた。しかしながら、本発明
は有利なことに、比較的大きいVsplit を感光体表面に
印加しているにも拘わらず、次の像がその上に現像され
る前に現像されたトナー像の極性を正しく維持すること
ができるので、トナー処理された像に関連する残留電荷
の実質的な排除が実現され、しかもUCSの発生が阻止
される。更に、これは、極性が反転したトナーを像領域
に存在させなくしてUCSを阻止するのに、そのトナー
像に関連する電荷を実質的に中和させる交流装置を使用
せずに実現されている。従って、トナー層及び感光体を
通って大量の電流が通過する不利な効果が回避される
(この効果が回避されなければ、感光体からの像の転写
と、その後の感光体からの残留トナーのクリーニングの
プロセスが困難になる)。
【0041】図3の(A)〜(F)を参照して説明した
本発明の再帯電段階の後は、感光体表面のトナー処理さ
れた領域とトナー処理されていない領域との間の電圧は
実質的に均一になり、先に現像されたトナー層上に存在
する残留トナー電圧は実質的に排除され、そしてトナー
層の上部のトナー電荷はその始めの極性を維持するよう
になる。現像され、再帯電されたトナー像を有する感光
体は、再び次の色のトナーによる像形成の準備が整う。
【0042】以上の説明は、電荷保持面の1回のパスで
フルカラー像を形成させるDADn像上像処理色プリン
タに関しているが、本発明は単一パスもしくは多重パス
システム、並びに単一もしくは多重ハイライト色ラー処
理装置における帯電領域現像CADn もしくはCAD−
DADn にも使用可能であることを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の特色を取り入れた像形成装置の概要図
である。
【図2】本発明の特色を取り入れた別の像形成装置の概
要図である。
【図3】(A)は均一に帯電させた後の感光体の電圧を
示し、(B)は露光段階の後の感光体の電圧を示し、
(C)は(B)の露光段階に続く現像段階の後の感光体
の電圧を示し、(D)は第1の再帯電段階の後の感光体
の電圧を示し、(E)は第2の再帯電段階の後の感光体
の電圧を示し、(F)は第3の再帯電段階の後の感光体
の電圧を示す図である。
【符号の説明】
10 感光体ベルト 14 駆動ローラ 16、18 テンションローラ 20 駆動電動機 22 コロナ発生装置 24 出力走査装置 26 磁気ブラシ現像装置 31 絶縁性磁気ブラシ(IMB) 32 バイアス用電源 36、37、38、51、52、53、61、62、6
3コロナ再帯電装置 39、54、64 露光装置 40、55、65 現像剤(カラートナー) 42、57、67 現像剤ハウジング構造 50 コロトロン装置 52 支持材料のシート 54 転写コロナ装置 60 定着装置 62 定着ローラ 64 バックアップローラ 66 ハウジング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の極性の電荷の、現像された像を有
    する電荷保持面を所定の電位に再帯電させるコロナ発生
    装置において、 前記電荷保持面を前記所定の電位より高い絶対電位に再
    帯電させる第1のコロナ発生装置と、 前記第1のコロナ発生装置が前記電荷保持面を前記所定
    の電位より高い絶対電位に再帯電させた後に、前記電荷
    保持面を前記所定電位より低い絶対電位に再帯電させる
    第2のコロナ発生装置と、 前記第2のコロナ発生装置が前記電荷保持面を前記所定
    電位より低い絶対電位に再帯電させた後に、前記電荷保
    持面を前記所定の電位に再帯電させる第3のコロナ発生
    装置とから成ることを特徴とするコロナ発生装置。
  2. 【請求項2】 第1の極性の電荷の現像された像を有す
    る電荷保持面と、 前記電荷保持面を所定の電位に再帯電させるコロナ発生
    装置とを備えた印刷機において、前記コロナ発生装置
    が、 前記電荷保持面を前記所定の電位より高い絶対電位に再
    帯電させる第1のコロナ発生装置と、 前記第1のコロナ発生装置が前記電荷保持面を前記所定
    の電位より高い絶対電位に再帯電させた後に、前記電荷
    保持面を前記所定電位より低い絶対電位に再帯電させる
    第2のコロナ発生装置と、 前記第2のコロナ発生装置が前記電荷保持面を前記所定
    電位より低い絶対電位に再帯電させた後に、前記電荷保
    持面を前記所定の電位に再帯電させる第3のコロナ発生
    装置とを備えていることを特徴とする印刷機。
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