JPH08234524A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JPH08234524A
JPH08234524A JP7041803A JP4180395A JPH08234524A JP H08234524 A JPH08234524 A JP H08234524A JP 7041803 A JP7041803 A JP 7041803A JP 4180395 A JP4180395 A JP 4180395A JP H08234524 A JPH08234524 A JP H08234524A
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JP
Japan
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image forming
image
forming apparatus
forming body
temperature
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Application number
JP7041803A
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English (en)
Inventor
Hisayoshi Nagase
久喜 永瀬
Satoru Haneda
哲 羽根田
Hiroyuki Tokimatsu
宏行 時松
州太 ▲浜▼田
Kunihiro Hamada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 露光光学系を適温に管理して、低温時の収縮
や高温時の膨張による光学系の結像位置の変動を防止す
る。 【構成】 露光光学系12を支持する支持部材20の軸
心部を中空部20Aとし、その内周面に電気ヒータHと
ヒートパイプPを配置すると共に、中空部20Aの一方
の開口部に防塵フィルタfを備える吸気孔、他方の開口
部にプロペラファンFを備える排気孔を設け、温度セン
サSの検知する支持部材20の温度が規定以下の場合に
は空気ヒータHのみを作動し、規定以上に達した場合に
は電気ヒータHを作動停止してプロペラファンFを作動
してヒートパイプPとの共働により支持部材20の温度
を制御して露光光学系12を適温に保つよう構成したこ
とを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、像形成体の周面に複数
のトナー像を重ね合わせることによってカラー画像形成
を行うカラー画像形成装置に関し、特に像露光手段とし
ての光学系と光源とを一体化した露光光学系を使用して
像形成体の内部より像露光するデジタル方式のカラー画
像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多色のカラー画像を形成する方法として
は、画像を必要な色と同数の感光体,帯電器,現像器等
を備え、それぞれ感光体に形成した単色のトナー像を中
間転写体等に重ね合わせてカラー画像とする装置(A)
や、1つの感光体を複数回転して各色毎の帯電,像露光
ならびに現像を繰り返してカラー画像を形成する装置
(B)あるいは同じく1つの感光体の一回転以内に各色
毎の帯電,像露光ならびに現像を順次行ってカラー画像
を形成する装置(C)等が知られている。
【0003】しかし前記の装置(A)は複数の感光体や
中間転写体を要するため装置の容積が大型化する欠点が
あり、一方装置(B)は帯電手段、像露光手段や感光体
が一つだけであるので容積は小型化されるものの、形成
される画像のサイズが感光体の表面積以下に限定される
と云う制約があり、その点前記の装置(C)は感光体が
一つでありながら画像のサイズに制約がなく、しかも高
速プリントを可能とする等の利点が多くある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記の装
置(C)は複数の像露光手段が全て感光体面に対し正確
に結合するよう光学系を高い精度で位置設定すると共
に、像露光のレジスト精度の保証即ち重ね合わされるべ
き像露光の像露光位置が画像面に対し常に正しく同期し
て合致することが必要であると同時に、像露光開始時に
室温が常温に較べて著しく低かったり、また像露光の連
続時には光源から発する熱量により過熱した場合に、像
露光手段の光学系が伸縮して変形や位置ズレを起こし、
それに起因して重ね合わされるべきトナー像に像ズレが
発生することとなるので、かかる現象を防止する対策が
必要である。
【0005】さらに、複数の像露光手段が回転体である
像形成体の内部に配置されることから、その光源に接続
する駆動用リード線の配線経路のとり方とか、また各帯
電手段のコロナ放電作用によって発生するオゾンの処理
に関する対策も必要としている。
【0006】本発明はこの点を解決して改良した結果、
極めて効率的な手段により像露光手段を常にその位置設
定時の環境温度に保つことによって像露光時のレジスト
精度を一定に維持すると共にリード線の配線やオゾン処
理の課題をもそれぞれ解決することの出来るカラー画像
形成装置の提供を目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、ドラム状の
像形成体の周面に、それぞれ複数の帯電手段、像露光手
段および現像手段を配設し、前記像形成体の一回転中に
帯電、像露光および現像を繰り返してトナー像を重ね合
わせて像形成体上に形成後、前記トナー像を転写材に一
括して転写するカラー画像形成装置において、前記像形
成体は前記像露光手段を内包すると共に前記像露光手段
を支持する支持部材を中空とし、加熱手段あるいは冷却
手段を設けたことを特徴とするカラー画像形成装置(第
1発明)、およびドラム状の像形成体の周面に、それぞ
れ複数の帯電手段、像露光手段および現像手段を配設
し、前記像形成体の一回転中に帯電、像露光および現像
を繰り返してトナー像を像形成体上に重ね合わせて形成
後、前記トナー像を転写材に一括して転写するカラー画
像形成装置において、前記像形成体は前記像露光手段を
内包すると共に前記像露光手段を支持する支持部材を中
空とし、前記支持部材の中空部に前記像露光手段の駆動
用リード線を配線したことを特徴とするカラー画像形成
装置(第2発明)、およびドラム状の像形成体の周面
に、それぞれ複数の帯電手段、像露光手段および現像手
段を配設し、前記像形成体の一回転中に帯電、像露光お
よび現像を繰り返してトナー像を像形成体上に重ね合わ
せて形成後、前記トナー像を転写材に一括して転写する
カラー画像形成装置において、前記像形成体は前記像露
光手段を内包すると共に前記像露光手段を支持する支持
部材を中空とし、前記支持部材の中空部に前記帯電手段
に通じる空気流を形成したことを特徴とするカラー画像
形成装置(第3発明)によって達成される。
【0008】
【実施例】実施例の説明に先立って各発明の共通とする
カラー画像形成装置の構成とその作用を図1および図2
によって説明する。
【0009】10はドラム状の像形成体すなわち感光体
ドラムで、光学ガラスもしくは透明アクリル樹脂等の透
明部材によって形成される基体の外周に透明導電層から
成る有機感光層(OPC)を塗布したもので、接地した
状態で時計方向に駆動回転される。
【0010】本実施例では、画像露光用の露光ビームの
結像点である感光体にドラムの光導電体層において、光
導電体層の光減衰特性(光キャリア生成)に対して適正
なコントラストを付与できる波長の露光光量を有してい
ればよい。従って、本実施例における感光体ドラムの透
明基体の光透光率は、100%である必要はなく、露光
ビームの透過時にある程度の光が吸収されるような特性
があっても構わない。透光性基体の素材としては、ソー
ダガラス、パイレックスガラス、ホウ珪酸ガラスや一般
光学部材などに使用されるフッ素、ポリエステル、ポリ
カーボネート、ポリエチレンテレフタレートなどの各種
透光性樹脂が使用可能である。また、透光性導電層とし
ては、インジウム・スズ・酸化物(ITO)、酸化錫、
酸化鉛、酸化インジウム、ヨウ化銅や、Au、Ag、N
i、Alなどからなる透光性を維持した金属薄膜が用い
られ、成膜法としては、真空蒸着法、活性反応蒸着法、
各種スパッタリング法、各種CVD法、浸漬塗工法、ス
プレー塗布法などが利用される。また、光導電体層とし
ては、アモルファスシリコン(a−Si)合金感光層、
アモルファスセレン合金感光層や、各種有機感光層(O
PC)が使用可能である。
【0011】11は帯電手段であるスコロトロン帯電器
で、感光体ドラム10の前述した有機感光体層に対し所
定の電位に保持されたグリッドと放電ワイヤによるコロ
ナ放電とによって帯電作用を行い、感光体ドラム10に
対し一様な電位を与える。
【0012】12は像露光手段である露光光学系で、感
光体ドラム10の軸方向に配列したLED,FL,E
L,PL等の発光素子とセルフォックレンズとから構成
される。別体の画像読み取り装置によって読み取られた
各色の画像信号がメモリより順次取り出されて、前記の
各露光光学系12にそれぞれ電気信号として入力され
る。この実施例で使用される発光素子の発光波長は何れ
も同一波長の650〜900nmの範囲のものである。
【0013】前記の各露光光学系12は何れも柱状の支
持部材20に取り付けられて前記感光体ドラム10の基
体内部に収容される。露光光学系12は上記の発光素子
以外にLCD,LISA,PLZT等の光シャッタ部材
を組み合わせたものとセルフォックレンズ等の結像レン
ズとから構成することもできる。
【0014】13Y,13M,13Cおよび13Kはイ
エロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C)及び黒色
(K)の各現像剤を収容する現像手段である現像器で、
それぞれ感光体ドラム10の周面に対し所定の間隙を保
って同方向に回転する現像スリーブ130を備えてい
る。
【0015】前記の各現像器13は、前述した帯電器1
1による帯電,露光光学系12による像露光によって形
成される感光体ドラム10上の静電潜像を現像バイアス
電圧の印加により非接触の状態で反転現像する。
【0016】次に本装置におけるカラー画像形成装置の
プロセスについて説明する。
【0017】原稿画像は本装置とは別体の画像読み取り
装置において、撮像素子により読み取られた画像あるい
は、コンピュータで編集された画像を、Y,M,C及び
Kの各色別の画像信号として一旦メモリに記憶し格納さ
れる。
【0018】画像記録のスタートにより感光体駆動モー
タが回動して感光体ドラム10を時計方向へと回転し、
同時に帯電器11(Y)の帯電作用により感光体ドラム
10に電位の付与が開始される。
【0019】感光体ドラム10は電位を付与されたあ
と、前記の露光光学系12(Y)において第1の色信号
すなわちイエロー(Y)の画像信号に対応する電気信号
による像露光が開始されドラムの回転走査によってその
表面の感光層に原稿画像のイエロー(Y)の画像に対応
する静電潜像を形成する。
【0020】前記の潜像は現像器13(Y)により現像
スリーブ上の現像剤が非接触の状態で反転現像され感光
体ドラム10の回転に応じイエロー(Y)のトナー像が
形成される。
【0021】次いで感光体ドラム10は前記イエロー
(Y)のトナー像の上にさらに帯電器11(M)の帯電
作用により電位を付与され、露光光学系12(M)の第
2の色信号すなわちマゼンタ(M)の画像信号に対応す
る電気信号による像露光が行われ、現像器13(M)に
よる非接触の反転現像によって前記のイエロー(Y)の
トナー像の上にマゼンタ(M)のトナー像が順次重ね合
わせて形成される。
【0022】同様のプロセスにより帯電器11(C)、
露光光学系12(C)および現像器13(C)によって
さらに第3の色信号に対応するシアン(C)のトナー像
が、また最後に帯電器11(K)、露光光学系12
(K)および現像器13(K)によって第4の色信号に
対応する黒(K)のトナー像が順次重ね合わせて形成さ
れ、感光体ドラム10の一回転以内にその周面上にカラ
ーのトナー像が形成される。
【0023】かくして感光体ドラム10の周面上に形成
されたカラーのトナー像は転写器14Aにおいて、給紙
カセット15より搬送されタイミングローラ16の駆動
によって同期して給紙される転写材である転写紙に転写
される。
【0024】トナー像の転写を受けた転写紙は、除電器
14Bにおいては帯電の除去を受けてドラム周面より分
離し、定着装置17においてトナーを溶着したのち排紙
ローラ18を介して装置上部のトレイ上に排出される。
【0025】一方、転写紙を分離した感光体ドラム10
はクリーニング装置19において残留トナーを除去,清
掃して原稿画像のトナー像の形成を続行するか、もしく
は一旦停止して新たな原稿画像のトナー像の形成に待機
する。
【0026】前記の感光体ドラム10は、前述した各帯
電器11、現像器13さらにクリーニング装置19と共
にカートリッジ30に収容され一体化した状態で装置本
体に対し着脱される。
【0027】図2は前記のカラー画像形成装置の感光体
ドラム10と支持部材20の支持構造を示したもので、
アルミ材等の熱伝導性の良好な材料を用いた支持部材2
0は前記のプロセスカートリッジ30に対し前方端部を
カートリッジ前側面30Aの穴部に係合し、さらに後方
端部に形成したフランジ部20Bをカートリッジ背側面
30にネジ部材を介して支持し固定されている。一方、
感光体ドラム10は前方および後方端面に固定するフラ
ンジ部材10Aおよび10Bを、支持部材20とカート
リッジ30との間に挟持した軸受B1およびB2にそれ
ぞれ回動可能に支持されている。かかる構成により感光
体ドラム10と支持部材20は互いに軸心を一致して感
光体と露光光学系12との間の距離を高精度に設定した
上で、さらに支持部材20は軸心部を軸方向に貫通した
中空部20Aとすることを可能としている。
【0028】前記の感光体ドラム10は、プロセスカー
トリッジ30が画像形成位置に装着されると、フランジ
部材10Bに接続する歯車系列の最終歯車Gが装置本体
側の駆動歯車に噛合してその動力により回転される。
【0029】(実施例1)第1発明の一実施例を図3に
よって説明する。
【0030】前記の支持部材20の中空部20Aの内周
面には加熱手段としての電気ヒータHと冷却手段として
のヒートパイプPがそれぞれ軸方向の要所に必要に応じ
て複数個づつ密着して配置されている。
【0031】中空部20Aの内周面には、さらに温度セ
ンサSが要所に配置されていて、像露光開始時、支持部
材20の検出温度が規定温度より低く、露光光学系12
が正常の状態と較べて収縮状態にあると判断された場合
には前記の電気ヒータHの加熱により速やかに規定温度
すなわち位置精度の保証される環境温度に迄上昇され
て、光学系の収縮に起因する色ズレ等の起こらない正常
状態となるまで加熱され、また像露光が連続して支持部
材20の検出温度が規定温度より高く、光学系12が正
常の状態と較べて膨張状態にあると判断された場合には
電気ヒータHの加熱は中断され前記のヒートパイプPか
らの放熱(熱吸収)により速やかに規定温度に迄下降さ
れて前述した正常状態が維持される。
【0032】さらに前記の中空部20Aの前方開口部に
面する装置本体の外装部Iには防塵フィルタfを備える
吸気孔が、一方後方開口部に面する外装部IIにはプロペ
ラファンFを備える排気孔が設けられていて、温度セン
サSによる支持部材20の検出温度が規定温度より高い
場合には前記のプロペラファンFが作動して支持部材2
0の中空部20Aに軸方向の空気流を形成し、前記のヒ
ートパイプPとの共働作用により、発光素子から生じる
熱量に対しての放熱作用を促進する。なお、中空部20
A内周面には軸方向に沿った複数枚の放熱用フィン20
Cが放射状に形成されていて前述した空気流による放熱
効果がより高められるようになっている。
【0033】支持部材20の温度は制御回路により、温
度センサSから入力される温度に対応して常時所定温度
たる例えば40℃となるよう、温度制御部によって自動
的に制御、管理される。前記温度制御は像露光時に行わ
れるが、初期においては装置への電源が投入されてプリ
ント待ち時間中に所定温度に制御を行い、その後プリン
ト動作が行われる。通常所定温度としては室温よりも若
干高めの温度として設定する。
【0034】なお上記の温度管理は必ずしも温度センサ
Sに依存しない管理も可能である。即ち、像露光の開始
と共に温度制御部のCPUには露光光学系12の発光素
子の点灯回数が逐次入力して積算され、点灯回数が所定
数に達する迄は前記の各電気ヒータHによる支持部材2
0に対する加熱のみが行われ、前記の各ヒートパイプP
とプロペラファンFは作動せず、放熱による各機材の冷
却は行われない。
【0035】一方、発光素子の点灯回数が所定数を越え
ると前記の各電気ヒータHによる加熱が停止され、前記
の各ヒートパイプPとプロペラファンFが作動して放熱
による各部材の冷却が開始されて、発光素子自体の発熱
する熱量とのバランスにより前述した目標とする所定温
度例えば40℃が維持される。
【0036】その結果、各露光光学系12は光学系が位
置設定時と同一の位置精度をもって常に像露光を行うこ
とが可能となって、像露光のレジスト精度が保証される
こととなる。
【0037】(実施例2)第2発明の一実施例を図4に
よって説明する。
【0038】前記の支持部材20は各露光光学系12を
設置する周方向の各位置に、中空部20Aにまで貫通す
る各挿入穴201を開口していて、それぞれの露光光学
系12の発光素子に接続する駆動用リード線121が前
記の挿入穴201を挿通して中空部20Aを経由した上
でそれぞれのコネクタCを介してフランジ部20Bの背
面に設置した電源用端子Eに接続されている。
【0039】従って各駆動用リード線121は何れも急
に屈曲せず無理なく中空部20Aを通って配線されるた
め、結線が確実で耐久性も高く、また露光光学系12の
組み込み、取り外し作業も容易となるので製造ならびに
メンテナンスの作業性が大きく向上することとなる。
【0040】この他に、転写時、クリーニング時、帯電
前に一様露光を支える各露光源を支持部材20に設置し
た場合がある。この時も駆動用リード線を同様に配線す
ることができる。
【0041】(実施例3)第3発明の一実施例を図5に
よって説明する。
【0042】前記の支持部材20は中空部20Aの前方
開口部を閉塞してプロセスカートリッジ30の前側面3
0Aの外部にまで突出されていて、その先端に各帯電器
11の一方の端部に面し前記の中空部20Aに通じるダ
クトDをそれぞれ取り付けている。
【0043】一方、中空部20Aの後方開口部に面する
装置本体の外装部IIにはプロペラファンFを備える排気
孔が設けられていて、ファンFの作動により、カートリ
ッジ30外部の空気がカートリッジ30の後側面30B
に設けた吸気孔より防塵フィルタfにより濾過されて吸
入され、各帯電器11に沿って前記ダクトDを経て中空
部20Aに還流するような空気流が形成されるようにな
っている。
【0044】前記の空気流は各帯電器11の電極ワイヤ
111およびグリッド112の放電によって発生するオ
ゾンを高濃度に含む空気を、高温状態に維持される支持
部材20の中空部20Aを通過することによって分解を
促進してオゾン濃度の低い空気として装置本体の外部に
排気する。
【0045】その結果高価なオゾンフィルタを用いるこ
とがなくともコロナ放電によって発生するオゾンの処理
が可能なこととなる。
【0046】
【発明の効果】本発明により、像露光の光学系が適正温
度に保たれて感光体に対する位置精度を維持されること
となり、その結果トナー像の重ね合わせの際の像露光の
レジスト精度が保証されると共に、光学系の組み込みや
配線等のメンテナンスの簡易化さらにコロナ放電によっ
て発生するオゾンの処理も可能となって画質が良く取り
扱い性も容易な実用上極めて有用なカラー画像形成装置
が提供されることとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカラー画像形成装置の断面構成図。
【図2】像形成体と像露光手段支持体の構成を示す断面
図。
【図3】実施例1による像露光手段支持体の構成を示す
断面図。
【図4】実施例2による像露光手段支持体の構成を示す
断面図。
【図5】実施例3による像露光手段支持体の構成を示す
断面図。
【符号の説明】
10 感光体ドラム 10A,10B フランジ部材 11 帯電器 12 露光光学系 13 現像器 14A 転写器 14B 除電器 15 給紙カセット 16 タイミングローラ 17 定着装置 18 排紙ローラ 19 クリーニング装置 20 支持部材 20A 中空部 20B フランジ部 20C フィン 30 プロセスカートリッジ 30A 前側面 30B 背側面 H 電気ヒータ P ヒートパイプ F プロペラファン f 防塵フィルタ C コネクタ D ダクト
フロントページの続き (72)発明者 ▲浜▼田 州太 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドラム状の像形成体の周囲に、それぞれ
    複数の帯電手段、像露光手段および現像手段を配設し、
    前記像形成体の一回転中に帯電、像露光および現像を繰
    り返して像形成体上にトナー像を重ね合わせて形成後、
    前記トナー像を転写材に一括して転写するカラー画像形
    成装置において、前記像形成体は前記像露光手段を内包
    すると共に前記像露光手段を支持する支持部材を中空と
    し、加熱手段あるいは冷却手段を設けたことを特徴とす
    るカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記加熱手段は電気ヒータであることを
    特徴とする請求項1記載のカラー画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記冷却手段はヒートパイプであること
    を特徴とする請求項1記載のカラー画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記支持部材は前記中空部に放熱用フィ
    ンを備えることを特徴とする請求項1記載のカラー画像
    形成装置。
  5. 【請求項5】 前記支持部材は前記中空部に軸方面の空
    気流を形成することを特徴とする請求項1記載のカラー
    画像形成装置。
  6. 【請求項6】 ドラム状の像形成体の周面に、それぞれ
    複数の帯電手段、像露光手段および現像手段を配設し、
    前記像形成体の一回転中に帯電、像露光および現像を繰
    り返して像形成体上にトナー像を重ね合わせて形成後、
    前記トナー像を転写材に一括して転写するカラー画像形
    成装置において、 前記像形成体は前記像露光手段を内包すると共に前記像
    露光手段を支持する支持部材を中空とし、前記支持部材
    の中空部に前記像露光手段の駆動用リード線を配線した
    ことを特徴とするカラー画像形成装置。
  7. 【請求項7】 ドラム状の像形成体の周面に、それぞれ
    複数の帯電手段、像露光手段および現像手段を配設し、
    前記像形成体の一回転中に帯電、像露光および現像を繰
    り返して像形成体上にトナー像を重ね合わせて形成後、
    前記トナー像を転写材に一括して転写するカラー画像形
    成装置において、 前記像形成体は前記像露光手段を内包すると共に前記像
    露光手段を支持する支持部材を中空とし、前記支持部材
    の中空部に前記帯電手段に通じる空気流を形成したこと
    を特徴とするカラー画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記支持部材の中空部と前記帯電手段と
    の間にトナー回収用フィルタを設置したことを特徴とす
    る請求項7記載のカラー画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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