JPH08234373A - 有機触媒を含む写真処理溶液およびそれを用いる写真要素の処理方法 - Google Patents

有機触媒を含む写真処理溶液およびそれを用いる写真要素の処理方法

Info

Publication number
JPH08234373A
JPH08234373A JP7335288A JP33528895A JPH08234373A JP H08234373 A JPH08234373 A JP H08234373A JP 7335288 A JP7335288 A JP 7335288A JP 33528895 A JP33528895 A JP 33528895A JP H08234373 A JPH08234373 A JP H08234373A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solution
organic
bleaching
peroxide
compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7335288A
Other languages
English (en)
Inventor
R O Toore Terrence
アール.オトール テレンス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Eastman Kodak Co filed Critical Eastman Kodak Co
Publication of JPH08234373A publication Critical patent/JPH08234373A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/42Bleach-fixing or agents therefor ; Desilvering processes
    • G03C7/421Additives other than bleaching or fixing agents
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C2200/00Details
    • G03C2200/44Details pH value
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/42Bleach-fixing or agents therefor ; Desilvering processes
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S430/00Radiation imagery chemistry: process, composition, or product thereof
    • Y10S430/144Hydrogen peroxide treatment

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)
  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 再ハロゲン化性で、安定であり、しかも各種
の写真要素に有用である高効率の過酸化物漂白溶液およ
びそれを用いる写真要素の処理方法を提供することを目
的とする。 【解決手段】 特定の性質を有する、有機炭素環化合物
または有機複素環化合物を有機触媒として少くとも0.
0005mol/L含んでなる写真処理溶液、およびそれを
用いて、像様露光し次いで現像した写真要素を処理する
ことを含んでなる処理方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に写真要素の
処理に関する。さらに詳細には、本発明は過酸化物漂白
剤のための触媒としてのある種の有機化合物の使用に関
する。これらの有機化合物を含有する溶液および写真法
におけるそれらの使用方法が本発明の主題である。
【0002】
【従来の技術】ハロゲン化銀写真要素の処理の際、適切
な漂白剤により現像銀を銀塩に酸化する。次に定着工程
で酸化された銀を要素から除去する。最も普通の漂白溶
液は、第二鉄イオンと各種の有機リガンドの錯体を含
む。写真工業界における一つの主な要請は環境とより良
く調和する漂白組成物を提供することであり、したがっ
て、第二鉄イオンおよび多くの通常の錯体形成性リガン
ドの使用を低減もしくは回避することが望ましい。
【0003】過酸化物漂白溶液、例えば、過酸化水素、
または過酸化物前駆体、例えば、過ホウ酸塩、過カルボ
ン酸、過リン酸塩もしくは過炭酸塩を含むものは第二鉄
錯体漂白溶液の代替物となる。これらは、高価ではな
く、それらの副生成物の有害性が少ないので環境上の生
化学的要求量が低い。しかしながら、過酸化物漂白溶液
に伴うある種の課題がある。例えば、酸性過酸化物漂白
溶液は、米国特許第4,277,556号に記載されて
おり、この溶液は過酸化物の漂白効率を向上させるため
の触媒として金属イオンを含んでいる。これら溶液のあ
るものは安定であるが、これらは再ハロゲン化性(re
halogenating)もしくは銀保持性(sil
ver retentive)ではない(すなわち、現
像銀は酸化されて溶解性銀となることができ、非現像ハ
ロゲン化銀は要素に残留する)。このことが銀回収を困
難なものにする。他の過酸化物漂白溶液が知られてお
り、これらは第二鉄錯体を触媒として含む。このような
溶液は再ハロゲン化性であるが、鉄が過酸化物分解の周
知触媒であるので安定性に欠ける。
【0004】チオールが漂白触媒としていくつかの文献
(特開昭61−261739号)に記載されているが、
それらの効果を実証するものは記載されていない。しか
しながら、チオールはそれらの堪えがたい臭いのために
触媒として望ましくない。ヨーロッパ特許第0 428
101号は過酸化物漂白溶液を開示しているが、これ
らは再ハロゲン化性であるが、このような溶液は安定性
が十分ではなく、塩化銀乳剤を含有する写真要素のみを
漂白するものと主張している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】過酸化物漂白溶液につ
いての他の課題は、水と酸素への過酸化物の分解により
引き起される要素におけるブリスター(blister
ing、ふくれ)の可能性である。先述の課題を有しな
い高効率の過酸化物漂白溶液、すなわち、再ハロゲン化
性で、安定であり、しかも各種の写真要素について有用
であり、堪え難い臭いのない漂白溶液に対するニーズが
依然として存在する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、像様露光し次
いで現像した写真要素を、以下の特性: a)pH1〜7で過酸化物もしくは過酸化物前駆体により
酸化されうる還元型、 b)pH1〜7、臭化物もしくは塩化物の存在下で金属銀
により還元されうる酸化型、そして c)飽和カロメル電極に対し、約−0.20〜+1.5
ボルトの、化学的可逆性レドックス対(カップル)、を
有する、有機炭素環化合物または有機複素環化合物を少
くとも0.0005mol/L含んでなる溶液で、処理する
ことを含んでなる方法を提供する。
【0007】本発明はまたpHが1〜7であり、かつ前記
の有機炭素環化合物または有機複素環化合物を少くとも
0.0005mol/L含んでなる写真処理溶液をも提供す
る。本発明方法によれば、像様露光しついで現像した写
真要素を迅速かつ効率よく漂白し、そして既知方法に伴
う前記課題を回避することができる。本明細書に記載す
る具体的な有機化合物は、過酸化物漂白作用を効果的に
触媒する。加えるに、漂白溶液は再ハロゲン化性であり
各種ハロゲン化銀乳剤について有用である。本発明有機
化合物は、漂白工程に先立って行われる漂白溶液または
処理浴において使用できることも有利である。前記有機
化合物のいくつかは、漂白工程の代りに、いわゆる“予
備浴(pre−bath)”に使用するのが最良であ
る。
【0008】これらの利点は、ある種の特性:(1)そ
れらがpH1〜7で過酸化物もしくは過酸化物前駆体によ
り酸化されうる還元型を有すること、(2)それらが同
一のpHで、臭化物もしくは塩化物の存在下で金属銀によ
り還元されうる酸化型を有すること、そして(3)それ
らが約−0.20〜+1.5ボルトの、化学可逆性レド
ックス対を有する、特定の有機炭素環化合物または有機
複素環化合物を使用することにより可能となる。少くと
も0.0005mol/Lの前記化合物を処理溶液に用い
る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施に用いる過酸化物漂
白剤のための触媒として有用な有機化合物は、飽和カロ
メル電極に対して測定したものとして−0.20〜+
1.5ボルトの化学的可逆性レドックス対を有する。好
ましくは、レドックス対は−0.02〜+1.0ボルト
である。一般にこのような化合物は、キノン、芳香族ジ
アミン、アミノフェノール、ピリジニウム、チアジン、
オキサジン、フェナジンおよび本明細書の教示から容易
に明らかになるであろう他の化合物を含む炭素環化合物
または複素環化合物であるが、これらに限定されない。
【0010】本発明の有機触媒は、正味の正の、負のま
たは中性の電荷を有することができる。これらの有機触
媒は、正味正の電荷を有し、したがって対応するアニオ
ンをも有することが好ましく、対応するアニオンとして
は、ハロゲン化物(例えば、臭化物、塩化物またはヨウ
化物)、硫酸塩、亜硫酸塩、炭酸塩、硝酸塩、亜硝酸
塩、リン酸塩、亜リン酸塩、カルボン酸塩、スルホン酸
塩、ホスホン酸塩または当業者に容易に明らかなもので
あることができる。あるいは触媒が正味負の電荷を有す
る場合には、対応するカチオン、例えば、アンモニウム
(および他の有機第四アンモニウム分子)、アルカリも
しくはアルカリ土類金属イオン、第1列の遷移金属イオ
ン(例えば、亜鉛、ニッケル、マグネシウム、コバル
ト、銅および鉄並びにそれらのカチオン錯体)または当
業者に容易に明らかな他のカチオンを有する。
【0011】正味正の電荷を有する有機触媒に関して
は、1個またはそれ以上の正の電荷は、複素環構造内の
四級アミン、または炭素環もしくは複素環上に懸垂する
正電荷の1価の基により与えられることができる。正味
負の電荷を有する有機触媒に関しては、1個またはそれ
以上の負の電荷は通常、炭素環もしくは複素環上に懸垂
する負電荷の基により与えられる。
【0012】本発明の有機触媒は、以下の構造(I)〜
(IV)の1つにより好ましくは表される:
【0013】
【化1】
【0014】式中、A1 およびA2 は独立してヒドロキ
シまたは第1、第2もしくは第3アミノである。このよ
うなアミノ基は、線状もしくは枝状の、置換もしくは非
置換の炭素数1〜12のアルキル基(例えば、メチル、
エチル、イソプロピル、t−ブチル、ヘキシルおよびベ
ンジル)または置換もしくは非置換の、炭素数5〜10
のシクロアルキル基(例えば、シクロペンチルおよびシ
クロヘキシル)で置換されていてよい。好ましくは、A
1 およびA2 の各々はヒドロキシである。構造(I)お
よび(II)は、またそれらの酸化型であって、式中のA
1 およびA2 がオキソまたは四級化アミンもしくはイミ
ンである状態で存在することもできる。さらに、構造
(III)および(IV)はそれらの還元型で存在することが
できる。
【0015】前記構造において、R1 ,R2 ,R3 ,R
4 ,R5 ,R6 ,R7 ,R8 およびR9 は独立して、水
素、ハロ(例えば、クロロ、ブロモおよびヨード)、ニ
トロ、スルホネート、ホスホネート、アミド、スルホン
アミド、カルボキシル、ヒドロキシ、エステル(例え
ば、アセテートまたはベンゾエート)、エーテル、第
1、第2もしくは第3アミノ(例えば、線状もしくは枝
状の、置換もしくは非置換の前記アルキル基で置換され
たアミン)、線状、もしくは枝状の、置換もしくは非置
換の、炭素数1〜12のアルキル基(前記のような)、
環構造中の炭素数6〜12の、置換もしくは非置換のア
リール基(例えば、フェニル、トリル、キシリル、ナフ
チルおよびアントリル)、環構造中の炭素数5〜12
の、置換もしくは非置換のシクロアルキル基(例えば、
シクロペンチル、シクロヘキシルおよび4−メチルシク
ロヘキシル)または四級化された脂肪族もしくは芳香族
の、アミンもしくはイミンである。好ましくは、R1
9 基の少くとも1つは、四級化された脂肪族もしくは
芳香族の、アミンもしくはイミンである。
【0016】用語“環構造”とは、同一分子中の1個ま
たはそれ以上の縮合環を意味する。このようなアミンお
よびイミンは、以下の構造(V)または(VI)のいずれ
かにより表すことができる:
【0017】
【化2】
【0018】式中Zは、置換もしくは非置換の、5〜1
2員の芳香族環構造、例えば、ピリジル、ピリミジニ
ル、ピラジニル、ピリジジニル、キノリニル、キノオキ
サリニル、アゾニル、チアゾリル、イソピロリル、ピラ
ゾリル、イミダゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリ
ル、オキサジアゾリル、オキサトリアゾリル、ジオキサ
ゾリル、トリアジニル、オキサジニル、オキサチアジニ
ル、ジアゼピニル、インドリル、イソジナゾリル、キノ
リル、イソキノリル、インドオキサジニル、キナゾリニ
ル、ピリドピリジル、シノリニル、ベンゾオキサジニ
ル、プテリジニル、キノリニル、ピロリル、チオフェニ
ル、ピラニルおよびフラザニル環(これらに限定されな
い)を完成するのに必要な炭素、酸素、窒素およびイオ
ウ原子を表す。
【0019】R10,R11およびR12は独立して線状もし
くは枝状の、置換もしくは非置換の、炭素数1〜12の
アルキル基(前記のような)、または環構造中の炭素数
5〜12の、置換もしくは非置換のシクロアルキル基
(前記のような)である。あるいは、R1 ,R2
3 ,R4 ,R5 ,R6 ,R7 ,R8 およびR9 から選
ばれるいずれか2つの隣接基は、構造(I)〜(IV)の
第1核に結合した、置換もしくは非置換の5〜12員の
縮合した炭素環もしくは複素環構造を完成するのに必要
な炭素、窒素、酸素およびイオウ原子を表すこともでき
る。代表的な炭素環式環および複素環式環構造は前記し
たとおりであるが、他のものとしては、チオフェニル、
フラニル、ピロニル、ジオキシニル、オキサジニル、ピ
ラニル、ジオキサゾリルおよびシクロヘキセニルが挙げ
られる。このような環構造は、環状第四アミンもしくは
イミンにより付与された1個もしくはそれ以上の正電荷
を有することができ、そしてR1 〜R9 の定義において
前記した1個もしくはそれ以上の、1価の基で置換され
ることができる。
【0020】構造(III)および(IV)において、Yはイ
オウ、酸素または窒素原子であり、好ましくは、構造
(III)においては窒素であり、構造(IV)においては酸
素またはイオウである。Xは、芳香族環の電荷次第でカ
チオンまたはアニオンである。有用なカチオンおよびア
ニオンは先に記載した。
【0021】また、mは“y”に対する“n”の比の絶
対値である。nが正の場合は、yは3までの絶対値を有
する負の整数であり、nが負の場合は、yは3までの正
の整数である。本発明において触媒として有用な特定の
化合物は、以下のとおりであるが、これらに限定されな
い:5,8−ジヒドロキシ−4a−アゾニアアントラセ
ン・ブロマイド(化合物1)、5,6−ジヒドロキシ、
4a−アゾニアアントラセンブロマイド(化合物2)、
N−(2,5−ジヒドロキシフェニル)ピリジニウムク
ロライド(化合物3)、N−〔メチル(2,5−ジヒド
ロキシ−4−メチルフェニル)〕ピリジニウム・クロラ
イド(化合物4)、N−〔メチル(2,5−ジヒドロキ
シ−4−メチル)〕イソキノリニウム・クロライド(化
合物5)、N−〔メチル(2,5−ジヒドロキシ−4−
メチル)〕キノリニウム・クロライド(化合物6)、
2,5−ジヒドロキシフェニルトリメチルアンモニウム
・クロライド(化合物7)、N,N′−ジ(2,5−ジ
ヒドロキシフェニル)−4,4′−ビピリジニウム・ジ
クロライド(化合物8)、ハイドロキノン(化合物
9)、2,5−ジヒドロキシベンゼンスルホン酸(化合
物10)、2,5−ジヒドロキシベンゼン−1,4−ジ
スルホン酸(化合物11)、ブロモハイドロキノン(化
合物12)、2,5−ジブロモハイドロキノン(化合物
13)、テトラブロモハイドロキノン(化合物14)、
メチルハイドロキノン(化合物15)、2,5−ジメチ
ルハイドロキノン(化合物16)、テトラメチルハイド
ロキノン(化合物17)、カテコール(化合物18)、
1,3−ジヒドロキシナフタレン(化合物19)、1,
2−ジヒドロキシナフタレン(化合物20)、4−
(N,N−ジメチルアミノ)フェノール(化合物2
1)、2−ブロモ−4−(N,N−ジメチル)フェノー
ル(化合物22)、2−ヒドロキシ−5−(N,N′−
ジメチルアミノ)ベンゼンスルホン酸(化合物23)、
2−メチル−4−(N,N′−ジメチルアミノ)フェノ
ール(化合物24)、N,N,N′,N′−テトラメチ
ルパラフェニレンジアミン(化合物25)、ブロモ−
N,N,N′,N′−テトラメチルパラフェニレンジア
ミン(化合物26)、ブロモ−N,N,N′,N′−テ
トラメチルパラフェニレンジアミン−2−スルホン酸
(化合物27)、メチル−N,N,N′,N′−テトラ
メチルパラフェニレンジアミン(化合物28)、Bin
dshedler’s Green(化合物29)、N
−メチルフェナジニウム・メトサルフェート(化合物3
0)、フェナジン(化合物31)、フェノキサジン(化
合物32)、およびフェノチアジン(化合物33)。
【0022】化合物1〜30が、予備浴溶液において最
も好ましく、化合物1,9および30が漂白溶液におい
て最も好ましい。最も一般的な意味では、溶液中に存在
する有機触媒の量は少くとも0.0005mol/Lであ
る。0.0005〜0.1mol/Lが好ましく、0.00
1〜0.01mol/Lがさらに好ましい。望ましい場合に
は、前記の有機化合物の混合物も、それらが、例えば、
触媒効果を低下させたり、または沈澱を引き起すよう
に、互いに何らの妨害を及ぼさない限り使用できる。
【0023】有機触媒を含む溶液は1〜7のpHを有する
ことができる。溶液が漂白溶液である場合、好ましいpH
は3〜5である。溶液が予備浴溶液として用いる場合
は、pHは1〜7の一般的範囲内で各種値であってよい
が、しかし好ましくは3〜5である。所望pHを維持する
ため各種緩衝剤を、当業者に容易に明らかな量存在せし
めてもよい。このような材料としては、少くとも1つの
pKa が1〜9の有機または無機の、一塩基性、二塩基性
および三塩基性の酸またはプロトン化アミンが挙げられ
るがこれらに限定されない。具体的に有用な緩衝剤とし
ては、アセテート、2−メチルアセテート、マリエー
ト、グリコレート、スクシネート、イミダゾール、3−
モルホリノ−2−ヒドロキシプロパン、4−スルホフタ
レート、トリメリテート、ビサルフェートおよびジハイ
ドロジエンホスフェートが挙げられる。緩衝剤の混合物
もまた用いることができる。緩衝剤の対イオンとして
は、ナトリウム、カリウム、アンモニウムおよびテトラ
アルキルアンモニウムイオンおよび当業者に容易に明ら
かな他のものが挙げられる。緩衝剤の使用量は一般に
0.01〜2mol/Lであり、0.05〜1mol/Lが好ま
しい。
【0024】前記のように、本発明の有機触媒は過酸化
物漂白溶液において用いることができる。このような溶
液は、水素、過酸化物のアルカリ塩およびアルカリ土類
塩、並びに過酸化物前駆体(すなわち過酸化物を生成す
るように反応性のもの)例えば、過ホウ素酸塩、過リン
酸塩、過カルボン酸および過炭酸塩を含有するが、これ
らに限定されない。このような漂白溶液の例はよく知ら
れており、例えば、Research Disclos
ure,36544,501〜541頁(1994年9
月)に記載されている。
【0025】特に好ましい漂白溶液は過酸化水素を含有
するものである。このような溶液中での漂白剤の使用量
は当該技術分野においてよく知られている。例えば、過
酸化物または過酸化物前駆体の量は一般に0.1〜2mo
l/Lである。本発明の好ましい実施態様において、漂白
溶液はまた1種またはそれ以上の再ハロゲン化剤、例え
ば、ハロゲン化物(例えば、塩化物または臭化物)を含
む。再ハロゲン化剤は一般に0.02〜2mol/Lの量存
在し、0.05〜0.5mol/Lがさらに好ましい。任意
の許容可能な対イオンを再ハロゲン化剤と共に用いるこ
とができる。アンモニウムは、水溶性のために好ましい
が、カリウムもしくはナトリウムもまた環境上の理由か
ら望ましいであろう。
【0026】漂白溶液は、当該技術分野において銀保持
性漂白溶液として知られているものであることができ、
このものは米国特許第4,454,224号の実施例に
ついて記載されているように、ハロゲン化銀以外の水不
溶性銀塩を発生する薬剤を含む。漂白溶液に通常添加す
る他の添加物もまた包含せしめることができ、これらと
してはコロジオン抑制剤、蛍光増白剤、消泡剤、カルシ
ウムキレート形成剤、ハロゲンスキャベンジャー、過酸
化物安定剤、ラジカルスキャベンジャーおよび当業者に
容易に明らかな他の物質が挙げられる。本発明組成物
は、使用漂白溶液、溶液濃縮物または乾燥粉末もしくは
錠剤として配合することができる。
【0027】有機触媒含有溶液はまた共一触媒として遷
移金属をも含むことが特に望ましい。このようなイオン
は、一般に(II)または(III)の金属酸化状態を有する
であろう。そしてこれらのイオンは従来の無機塩の型
で、または有機塩もしくは錯体(例えば、アミンおよび
ジイミンの錯体)の型で与えられることができ、それら
の多くは、既知操作を用いて市販の製造源から容易に入
手することができる。
【0028】一般に、このような遷移金属イオンは、同
期律表の第1列金属である。好ましくは、これらとし
て、銅(II)、鉄(II)、鉄(III)、コバルト(II)も
しくはニッケル(II)、またはそれらの錯体が挙げら
れ、これらは任意の適切な塩として供給することができ
る。銅(II)が最も好ましい。例えば、無機塩の一部と
して、または銅(II)ジイミンリガンド錯体として供給
することができる。
【0029】有機触媒と共に存在する遷移金属イオンの
量は、少くとも0.0001mol/L、好ましくは0.0
001〜0.01mol/L、さらに好ましくは0.000
5〜0.005mol/Lである。これらの量は、使用した
特定の遷移金属イオン、有機触媒および漂白剤と共に変
動するであろう。本発明の好ましい実施態様において、
有機触媒を、漂白段階に先立つ別の“予備浴”溶液とし
て用いる。このような予備浴溶液は、前記の量の前記触
媒を含有し、前記のpHを緩衝剤と共にまたは緩衝剤なし
に有する。弱酸または強酸がpH調整のために存在しても
よい。緩衝剤は、当業者に理解されるように、適切な対
イオンと共に包含することができる。このような予備浴
溶液の他の添加物は、前記の漂白溶液に場合により用い
られる添加物であるが、これらに限定されない。
【0030】さらに別の実施態様において、1〜7の
(好ましくは1〜5の)pHを有する現像液“停止”溶液
として知られているものに触媒を包含することができ
る。1種またはそれ以上の適切な緩衝剤(例えば、アセ
テートまたはビサルフェート)を0.1〜4mol/L(好
ましくは0.2〜2mol/L)の濃度で包含する。このよ
うな溶液はまた現像を停止するための化合物、および前
記の遷移金属イオン共触媒をも含むことができる。
【0031】予備浴もしくは現像液停止溶液が、有機触
媒を含む場合、漂白溶液は、一般に有機触媒を含まな
い。しかしながら、一実施態様において、予備溶液と漂
白溶液の両者が同一のまたは異なる有機触媒を含む。し
たがって、第1有機触媒を予備浴で用い、第2有機触媒
を漂白溶液に用いることができる。同一のまたは異なる
遷移金属イオン共一触媒をこれらの溶液に包含せしめる
こともできる。
【0032】なおさらに別の実施態様において、定着工
程を、有機触媒の使用に先立って行うことができる。有
機触媒を含む予備浴または現像停止溶液と漂白工程の間
に、場合により、中間洗浄工程があってもよい。洗浄溶
液は、単に水であってもよく、または1種もしくはそれ
以上の弱酸もしくは強酸であって当業者に容易に明らか
なものを含む適切な酸性すすぎ液であってもよい。
【0033】有機触媒を含む予備浴または漂白溶液を用
いる操作温度は、一般に10〜50℃、好ましくは25
〜40℃である。本明細書で用いるように、材料の量を
定めるに当って、用語“約”とは、表示した値の±20
%を意味する。pHを定めるに当っては、±0.5pH単位
を意味し、温度については±5℃を意味する。レドック
ス電圧を定めるに当っては、±0.2ボルトを意味す
る。
【0034】このように本発明の好ましい実施態様にお
いては、本発明の写真処理溶液は以下を含んでなる:前
記の1種またはそれ以上の有機触媒、および以下の群か
ら選ばれる1種またはそれ以上の化合物:再ハロゲン化
剤、消泡剤、ハロゲンスキャベンジャー、カルシウムキ
レート形成剤、コロジオン抑制剤、蛍光増白剤、および
遷移金属(II)もしくは(III)イオン共触媒(前記のよ
うな)。
【0035】従来の定着溶液を、要素処理の適切な時点
で用いることができる。このような溶液は定着剤、例え
ば、チオサルフェート、チオエーテル、チオシアネー
ト、アミン、メルカプト含有化合物、チオアミド、チオ
尿素、ヨウ化物および当業者に容易に明らかな他のもの
を含有する。特に有用な定着剤としては、アンモニウム
チオサルフェート、ナトリウムチオサルフェート、カリ
ウムチオサルフェート、グアニジンチオサルフェート、
および各種のチオエーテルであるが、これらに限定され
ない。定着剤の有用かつ最適な量は当業者に容易に明ら
かであるが、一般に0.1〜3mol/Lである。
【0036】定着溶液はまた保恒剤、例えば、亜硫酸塩
(例えば、亜硫酸アンモニウム)、重亜硫酸塩もしくは
メタ重亜硫酸塩、または定着促進剤を含むことができ
る。望ましい場合には、本発明の有機触媒は、正味の電
荷を有するならば、写真要素の処理にそれらを使用した
後に、従来のイオン交換樹脂および操作により回収する
ことができる。
【0037】本発明を実施して処理される写真要素は単
一層または多層カラー要素であることができる。多層カ
ラー要素は典型的に3種の主要領域の可視スペクトルの
各々に感光する色素画像形成性単位を含む。これら要素
はまた他の従来層、例えば、フィルター層、中間層、下
塗り層、オーバーコートおよび当業者に容易に明らかな
他の層を含むことができる。磁性バッキングを従来の支
持体と共に用いることができる。
【0038】これら要素構造、成分についてのさらに詳
細、および各種タイプの要素を処理する適切な方法は前
記のResearch Disclosureに記載さ
れている。すべてのタイプの乳剤、例えば、薄い平板状
粒子乳剤、およびポジティブ作動性もしくはネガティブ
作動性乳剤を本要素に用いることができる。これら要素
は、写真フィルムであってもまたは印画紙要素であって
もよい。これらの乳剤は高塩化物もしくは低塩化物タイ
プの乳剤であることができる。
【0039】本要素は典型的に適切な照射線に露光して
潜像を形成し、次いで処理して可視色素画像を形成す
る。処理には現像可能なハロゲン化銀を還元するため
の、そして発色現像主薬を酸化するための、発色現像主
薬の存在下での発色現像工程が含まれる。酸化された発
色現像主薬は順に色素形成性カプラーと反応して色素を
生じる。
【0040】現像に引き続いて、前記の有機触媒を含む
溶液を使用する。漂白工程および定着工程は当該技術分
野で知られている適切な形態で行うことができる。漂白
および定着に続いて、最終洗浄または安定化工程を用い
てもよい。カラープリントおよびフィルムを、例えば、
前記のResearch Disclosureに記載
されているような、広範囲の処理プロトコールを用いて
処理することができる。
【0041】以下の実施例においては、すべてのパーセ
ントは重量%である。例1〜25過酸化物漂白処理および予備浴処理におけ
る触媒の使用 前記のいくつかの有機触媒化合物の触媒効果を評価する
ために、本発明のいくつかの処理組成物(または処理溶
液)を、本発明範囲外のいくつかの対照溶液と比較し
た。
【0042】KODAK GOLD PLUS(商標)
100写真フィルムの試料を0.5秒、5500K照射
に露光し、次いで以下のプロトコールを用いて処理して
1.24g/m2 の現像金属銀を得た: 3.25分 現像* 1分 停止溶液(1% v/v H2 SO4 ) 1分 水洗 4分 定着** 3分 水洗 1分 KODAK PHOTO−FLO(商標)すすぎ液 5分 乾燥* 現像溶液(1リットル当り)は、炭酸カリウム(3
4.3g)、炭酸水素カリウム(2.3g)、硫酸ナト
リウム(3.7g)、ヨウ化カリウム(1.2mg)、臭
化ナトリウム(1.3g)、ジエチレントリアミン五酢
酸(40% w/w,8.4g)、ヒドロキシルアミン
硫酸塩(2.4g)およびKODAK(商標)Colo
r Developing Agent CD4(4.
5g)の水溶液であり、pHは10.05であった。
【0043】** 定着溶液(1リットル当り)は、メタ
重亜硫酸ナトリウム(11.8g)の水溶液およびチオ
硫酸アンモニウム(56.5%)および亜硫酸アンモニ
ウム(4%)の溶液(162mL)であり、pHは6.5で
あった。KODAK PHOTO−FLO(商標)は市
販のすすぎ液である。例1〜25および対照A〜Fにつ
いて、それらの現像済みフィルム試料を、従来のUV/
可視分光光度計内に取り付けた光学的に透明なセル内に
載置した。漂白溶液がフィルム試料上を通過するにつ
れ、光学濃度低下を820nm,25℃でモニターした。
光学濃度低下は、金属銀のハロゲン化銀への漂白に直接
関連する。
【0044】塩基性漂白溶液(対照A)は、過酸化水素
(0.98mol/L,3% w/w)、臭化ナトリウム
(0.15mol/L)および酢酸ナトリウム(0.04mo
l/L)を含有した。酢酸(0.26mol/L)でpHを3.
7に調整した。対照Dでは、漂白溶液は、漂白共触媒と
して、プロピレンジアミン四酢酸(“PDTA”と称す
る)の第二鉄錯塩を含有した。これは、その場で、硝酸
第二鉄(2mmol/L)およびリガンド(2.2mmol/
L)を対照Aの漂白溶液に添加することにより調製し
た。
【0045】対照EおよびFでは、使用した共触媒はコ
バルト(II)またはニッケル(II)と2,2′−ビピリ
ジン(“bpy”と称す)の錯体のいずれかであった。
これらの錯体はその場で硝酸コバルト(2mmol/L)ま
たは酢酸ニッケル(2mmol/L)と2,2′−ビピリジ
ン(10mmol/L)を対照Aの漂白溶液に添加すること
により調製した。
【0046】以下の第I表は、各種実施例および対照に
用いた有機触媒、金属共触媒および溶液、並びに得られ
た漂白効果を列挙したものである。パラメーターt50
は、利用しうる銀の50%について必要な時間(秒)を
表す。有機触媒を漂白もしくは予備浴溶液に用いた場合
はその濃度は5mmol/Lであった。金属イオン共触媒を
おのおのの溶液に用いた場合は、その濃度は2mmol/L
であった。予備浴溶液を用いた場合は、現像済みフィル
ム試料をその溶液で1分間処理し、続いて、漂白に先立
って1分間水洗を行った。
【0047】フィルム試料はまた、第二鉄プロピレンジ
アミン四酢酸錯体を漂白剤として含むProcess
C−41,FLEXICOLOR(商標)Bleach
III 溶液で処理した。32秒のt50が認められた。こ
の市販の漂白溶液により迅速漂白が可能であるが、写真
工業界では、環境上の問題からこのような漂白溶液の代
替物を見出すことが望まれている。
【0048】実施例5〜19は、ある種の中性もしくは
負電荷の有機触媒が予備浴溶液において辛うじて有用で
あることを示すものである。しかしながら、本発明範囲
内の他の触媒は、予備浴溶液において有用であることが
判明した。実施例1〜3および実施例22〜25は、有
機触媒と遷移金属共触媒の組み合せが、過酸化物漂白剤
の漂白能を増加する点において、単なる相加効果と比較
して、より高い効果を与えることを示すものである。む
しろ、この効果は明らかに相乗効果である。前記組み合
せを用いる場合に認められる漂白速度は、有機触媒また
は遷移金属共触媒のいずれかを単独で用いた場合に得ら
れる個々の漂白速度の合計に基づいて予測されるものよ
りはるかに高いからである。
【0049】
【表1】
【0050】†は予備浴を用いなかったことを表す。*
は500秒以内で漂白が完了しなかったことを示す。実
施例22では、現像停止溶液を、酢酸塩緩衝液(0.3
mmol/L,pH3.7)に溶解した化合物30(5mmol/
L)を含む予備浴溶液として用いた。フィルム試料を段
階露光し次いで以下のプロトコールを用いて処理した: 3分25秒 現像(前記のような) 1分 停止溶液** 1分 水洗 0〜4分 漂白(対照B)* 3分 水洗 4分 定着(前記のような) 3分 水洗 1分 KODAK PHOTO−FLO(商標)すすぎ液 5分 乾燥* 過酸化水素は0.13〜0.98mol/Lまで変動し
た。
【0051】** 化合物30を含有した。 銀漂白を、X線蛍光により時間の相関として測定し、結
果を図1に示す。曲線1〜4はそれぞれ0.13mol/
L,0.26mol/L,0.49mol/Lおよび0.98mo
l/Lの過酸化物を用いた結果を示す。漂白は、残留銀の
量が76mg/m2未満であった場合に完了したと見做
す。
【図面の簡単な説明】
【図1】前記の実施例22に記載したカラー写真要素の
過酸化物漂白の際の、時間に対する残留金属銀の量をプ
ロットしたグラフである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像様露光し次いで現像した写真要素を、
    以下の特性: a)pH1〜7で過酸化物もしくは過酸化物前駆体により
    酸化されうる還元型、 b)pH1〜7、臭化物もしくは塩化物の存在下で金属銀
    により還元されうる酸化型、および c)飽和カロメル電極に対し、約−0.20〜+1.5
    ボルトの、化学可逆性レドックス対、を有する、有機炭
    素環化合物または有機複素環化合物を少くとも0.00
    05mol/L含んでなる溶液で処理することを含んでなる
    方法。
  2. 【請求項2】 (A)像様露光し次いで現像した写真要
    素を、以下の特性: a)pH1〜7で過酸化物もしくは過酸化物前駆体により
    酸化されうる還元型、 b)pH1〜7、臭化物もしくは塩化物の存在下で金属銀
    により還元されうる酸化型、および c)飽和カロメル電極に対し、約−0.20〜+1.5
    ボルトの、化学可逆性レドックス対、を有する、有機炭
    素環化合物または有機複素環化合物を少くとも0.00
    05mol/L含んでなる非漂白溶液で処理し、そして (B)前記要素を過酸化物漂白溶液で漂白する、ことを
    含んでなる方法。
  3. 【請求項3】 pHが1〜7であり、かつ以下の特性: a)pH1〜7で過酸化物もしくは過酸化物前駆体により
    酸化されうる還元型、 b)pH1〜7、臭化物もしくは塩化物の存在下で金属銀
    により還元されうる酸化型、そして c)飽和カロメル電極に対し、約−0.20〜+1.5
    ボルトの、化学可逆性レドックス対、を有する、有機炭
    素環化合物または有機複素環化合物を少くとも0.00
    05mol/L含んでなる写真処理溶液。
JP7335288A 1994-12-22 1995-12-22 有機触媒を含む写真処理溶液およびそれを用いる写真要素の処理方法 Pending JPH08234373A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US36238494A 1994-12-22 1994-12-22
US362384 1994-12-22

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08234373A true JPH08234373A (ja) 1996-09-13

Family

ID=23425907

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7335288A Pending JPH08234373A (ja) 1994-12-22 1995-12-22 有機触媒を含む写真処理溶液およびそれを用いる写真要素の処理方法

Country Status (2)

Country Link
US (3) US5656416A (ja)
JP (1) JPH08234373A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009184970A (ja) * 2008-02-06 2009-08-20 Nippon Oil Corp 多孔性金属錯体及びその製造方法、並びに多孔性金属錯体を含むガス吸蔵材

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6703192B1 (en) 2003-02-28 2004-03-09 Eastman Kodak Company Photographic peracid bleaching composition, processing kit, and method of use
US20160200749A1 (en) * 2008-01-10 2016-07-14 Mitotech Sa Biologically active compounds specifically delivered into mitochondria
DE102010040508A1 (de) * 2010-09-09 2012-03-15 Henkel Ag & Co. Kgaa Mittel zur Färbung keratinischer Fasern mit kationischen Derivaten des 1-(2,5-Dihydroxyphenyl)pyridiniums
AU2014208964B2 (en) 2013-01-23 2016-09-01 Astrazeneca Ab Chemical compounds

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5213336A (en) * 1975-07-23 1977-02-01 Fuji Photo Film Co Ltd Photographic image formation method
DD222758A3 (de) * 1981-10-29 1985-05-22 Defa Zentralstelle Fuer Filmte Chinonhaltige loesung, insbesondere fotografisches bleichband
JPS61261739A (ja) * 1985-05-16 1986-11-19 Konishiroku Photo Ind Co Ltd ハロゲン化銀カラ−写真感光材料の処理方法
US5236714A (en) * 1988-11-01 1993-08-17 Alza Corporation Abusable substance dosage form having reduced abuse potential
JP2568924B2 (ja) * 1989-11-13 1997-01-08 富士写真フイルム株式会社 ハロゲン化銀カラー感光材料の処理方法
JP2670903B2 (ja) * 1990-05-17 1997-10-29 富士写真フイルム株式会社 ハロゲン化銀カラー写真感光材料用処理組成物及び処理方法
EP0461670B1 (en) * 1990-06-15 1998-04-01 Fuji Photo Film Co., Ltd. Composition and process for the processing of silver halide color photographic material
JP2772724B2 (ja) * 1990-07-25 1998-07-09 富士写真フイルム株式会社 写真用処理組成物及び処理方法
JP2835648B2 (ja) * 1990-07-30 1998-12-14 富士写真フイルム株式会社 ハロゲン化銀カラー写真感光材料用の処理組成物及びそれを用いた処理方法
JP2922276B2 (ja) * 1990-09-12 1999-07-19 コニカ株式会社 ハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法
US5250402A (en) * 1991-06-26 1993-10-05 Fuji Photo Film Co., Ltd. Photographic bleaching composition and a processing method therewith
JP2889999B2 (ja) * 1991-09-05 1999-05-10 富士写真フイルム株式会社 写真用処理組成物及び処理方法
JP3084119B2 (ja) * 1992-02-25 2000-09-04 コニカ株式会社 ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法
JP2886748B2 (ja) * 1992-09-17 1999-04-26 富士写真フイルム株式会社 写真用処理組成物及び処理方法
US5510232A (en) * 1994-12-22 1996-04-23 Eastman Kodak Company Photographic processing composition and method using cationic hydroquinone as organic catalyst for persulfate bleaching agent

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009184970A (ja) * 2008-02-06 2009-08-20 Nippon Oil Corp 多孔性金属錯体及びその製造方法、並びに多孔性金属錯体を含むガス吸蔵材

Also Published As

Publication number Publication date
US5691122A (en) 1997-11-25
US5776665A (en) 1998-07-07
US5656416A (en) 1997-08-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5691118A (en) Color paper processing using two acidic stop solutions before and after bleaching
JPS6119985B2 (ja)
JPH06214365A (ja) 漂白促進剤、漂白組成物及び写真要素
JPH02858A (ja) 漂白促進剤前駆体
US5521056A (en) Photographic peracid bleaching composition and processing method using ternary iron carboxylate complexes as catalysts in peracid bleaching solutions
US5633124A (en) Acceleration of silver removal by thioether compounds
JPH07191438A (ja) 写真要素の処理方法及び定着液
JPS5944626B2 (ja) カラ−写真処理法
JPH08234373A (ja) 有機触媒を含む写真処理溶液およびそれを用いる写真要素の処理方法
US5582958A (en) Photographic bleaching composition and processing method using ternary iron carboxylate complexes as bleaching agents
JP2001174957A (ja) 汚染低減剤を含有している写真処理組成物
JPS60244950A (ja) カラ−写真感光材料の処理方法
US5508151A (en) Processing of photographic elements using copper ligand complexes to catalyze peracid bleaching agents
WO1987006360A1 (en) Color developer for silver halide color photographic material and process for processing silver halide color photographic material using same
US5641616A (en) Non-rehalogenating bleaching composition and its use to process silver halide photographic elements
JPH07219173A (ja) 像様露光して現像したハロゲン化銀写真要素の処理方法
US5510232A (en) Photographic processing composition and method using cationic hydroquinone as organic catalyst for persulfate bleaching agent
JP3437013B2 (ja) 新規な鉄錯体、その製造方法、写真用処理組成物およびその処理方法
JPH06230536A (ja) 現像済カラーネガハロゲン化銀写真要素の脱銀方法
US6013422A (en) Method of processing color reversal films with reduced iron retention
US3664838A (en) Treatment of and developing composition for photographic light-sensitive materials
US3761262A (en) Photographic color developing process
JPS61118751A (ja) ハロゲン化銀カラ−写真感光材料の処理方法
JPH08262672A (ja) カラー写真要素の処理方法
JPH06230537A (ja) 現像済カラーネガハロゲン化銀写真要素の脱銀方法

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term