JPH08234018A - 表示装置用光学機能手段及びその作製方法及びその作 製装置 - Google Patents

表示装置用光学機能手段及びその作製方法及びその作 製装置

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JPH08234018A
JPH08234018A JP32236795A JP32236795A JPH08234018A JP H08234018 A JPH08234018 A JP H08234018A JP 32236795 A JP32236795 A JP 32236795A JP 32236795 A JP32236795 A JP 32236795A JP H08234018 A JPH08234018 A JP H08234018A
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film
function
thin film
roller
optical
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JP32236795A
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Shunpei Yamazaki
舜平 山崎
Toshimitsu Konuma
利光 小沼
Takeshi Nishi
毅 西
Satoshi Teramoto
聡 寺本
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Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
Original Assignee
Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液晶表示装置等に用いられるカラーフィルタ
を高い生産性でもって作製する。 【構成】 フィルム状の透光性樹脂を基体100とし
て、その表面に所定の色のフィルターを印刷をするため
の版シリンダ101〜103と加圧シリンダ104〜1
06とによって、基体100の表面にカラーフィルター
を形成する。版シリンダ101〜103と加圧シリンダ
104〜106とをRGBに対応させて用意することに
よって、3原色のカラーフィルターを連続的に得ること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本明細書で開示する発明は、液晶
電気光学装置、さらにはプラズマディスプレーやエレク
トロルミネセンス表示や真空蛍光表示等の発光型ディス
プレーを構成する基板の作製方法に関する。例えば液晶
電気光学装置を構成するガラス基板の作製方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】光の透過または非透過を制御して、表示
を行う液晶ディスプレーや、発光現象や蛍光現象を利用
した表示装置において、カラー表示を行うのであれば、
カラーフィルタ各色の発光を行うための蛍光体が必要と
される。例えばカラー表示を行う液晶電気光学装置であ
れば、普通3原色のカラーフィルタが必要とされる。
【0003】液晶電気工学装置は、一対のガラス基板間
に液晶を保持した構成を基本とする構成を有する。一般
にカラーフィルタは表示側の基板の内側表面(液晶に接
する面側)のガラス基板上に配置されている。
【0004】従来のカラー表示型の液晶電気光学装置に
利用されるカラーフィルタの作製工程を図9に示す。ま
ず液晶電気光学装置を構成するガラス基板11上に必要
とする顔料を混入させたレジスト材料を塗布して、カラ
ーレジスト膜12形成する。(図9(A))
【0005】次にフォトマスク13を配置して、カラー
フィルタを設けるべき領域のカラーレジスト膜12を選
択的に感光させる。(図9(B))
【0006】そして感光しなかったカラーレジスト膜1
2を除去することにより、図9(C)に示すようにカラ
ーフィルタ14を残存させる。一般にカラーフィルタは
R(red) 、G(green) 、B(blue)の3種類が必要とされ
る。従って、一般には上記図9(A)〜(C)に示す工
程を3回繰り返して、必要とするカラーフィルタをガラ
ス基板11上に形成する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図9に
示した従来例のカラーフィルタの作製方法は、液晶電気
光学装置を構成するガラス基板上に直接カラーフィルタ
を配置するものであり、ガラス基板が大型化した場合、
その工程が大掛かりになってしまうという問題がある。
特にカラーレジストを塗布するためのスピナーやカラー
レジストを露光するための露光装置が大型し、コスト増
を招いてしまう。
【0008】アクティブマトリクス型の液晶表示装置等
では、各画素に薄膜トランジスタを配置しなければなら
ない関係上、何回かのフォトリソグラフィー工程が必要
とされるが、それでも少しでもフォトリソグラフィー工
程を減らすことは、生産コストの削減のために重要であ
る。
【0009】図9に示すようなフォトリソグラフィー工
程を用いない方法でカラーフィルタを作製する技術とし
て、印刷法が知られている。しかしながら、ガラス基板
が大型化した場合、大型のガラス基板に直接カラーフィ
ルタを形成するという煩雑さはやはり問題となる。
【0010】また、カラーフィルタ自身が独立した存在
でないので、その利用に関しての自由度がないという問
題がある。例えば、大きさや仕様の異なる液晶電気光学
装置を作製する場合(例えば液晶テレビの画面サイズが
一種類ということは現実問題としてあり得ない)、それ
ぞれの液晶電気光学装置の作製に際して、それぞれカラ
ーフィルタを別個にガラス基板上に形成しなければなら
ない。これは生産コストの増大を招く原因となり好まし
いことではない。
【0011】また液晶電気光学装置にはカラーフィルタ
に重ねて反射防止手段を形成する必要もあるが、図9に
示すプロセスに加えて、さらに反射防止手段を形成する
プロセスを追加することは、反射防止手膜(反射防止フ
ィルム)を形成するための装置を別に容易しなければな
ならず、生産コストの向上を招いてしまう。
【0012】更にSTN型の液晶電気光学装置等では、
反射防止手段に加えて、色付がなされるのを防止する目
的で位相補償手段が必要とれる場合があるが、この場合
も別に位相補償フィルム(位相補償膜)を貼りつけるた
めに装置が必要となり、生産コストの増大を招いてしま
う。
【0013】本明細書で開示する発明の目的は、上述の
問題点を解消して、液晶電気光学装置に代表される表示
装置のカラーフィルタや蛍光体を安価に作製できる技術
を提供することにある。
【0014】さらに本発明の他の目的は、カラーフィル
タを単体としてではなく、反射防止膜や位相補償膜と一
体となったものとして、更には、ブラックマトリクス、
透明電極とを一体的となったものとして、生産コストの
増加を招かずに作製する技術を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本明細書で開示する主要
な発明の一つは、透光性を有する長尺のフィルム上に複
数の色に着色された材料を印刷法により所定のパターン
でもって印刷することを特徴とする。
【0016】他の発明の構成は、可撓性を有し、透光性
の長尺のフィルム上に複数の色に着色された材料を印刷
法により所定のパターンでもって印刷することを特徴と
する。
【0017】上記構成において、透光性を有する長尺の
フィルムとして可撓性を有する有機樹脂フィルムを用い
ることができる。このフィルムは、液晶電気光学装置の
カラーフィルタとして利用するために、可視光を透過す
る光学特性を有する必要がある。具体的には、PET
(ポリエチレンテレフタレート)、PES(ポリスチレ
ンサルフェイト)、PAR(ポリアクリエート)を用い
ることができる。
【0018】また上記フィルムとして、液晶電気光学装
置に利用される検光子を用いることも有用である。検光
子は、特定の方向に直線偏光した光のみを透過させる光
学特性を有するものであり、液晶中を透過した光の中に
おける特定方向への直線偏光成分を取り出す作用を有し
ている。この検光子は、液晶電気光学装置を構成する要
素であり、この検光子の表面にカラーフィルタを形成
し、検光子にカラーフィルタとしての機能を兼ねさせる
ことは、液晶電気光学装置の作製コストを下げることに
大きく寄与する。なお、液晶電気光学装置の検光子でな
く、偏光子の表面にカラーフィルタを形成することも可
能である。
【0019】他の発明の構成は、透光性を有する長尺の
フィルムが巻き取れた送り出しローラから送り出される
前記フィルム上に印刷法により所定の色に着色された材
料を所定のパターンに印刷し、印刷された前記フィルム
を巻き取る受取ローラによって巻き取ることを特徴とす
る。
【0020】他の発明の構成は、透光性を有する長尺の
フィルムが巻き取れた送り出しローラと、前記送り出し
ローラから送り出される前記フィルムを巻き取る受取ロ
ーラと、前記送り出しローラと前記受取ローラとの間に
おいて、前記フィルム上に着色された材料を印刷法によ
り印刷する印刷手段と、を有することを特徴とする。
【0021】上記構成の具体的な例としては、図2に挙
げる構成を挙げることができる。図2においては、透光
性を有する長尺フィルム(PETフィルム)100が巻
き取られた送りだしローラ201から送り出され、カラ
ーフィルタを形成するための所定の印刷が行われた後、
受取ローラ202に巻き取られる構成が示されている。
更に、送り出しローラ201と受取ローラ202との間
に、版シリンダ101〜103、加圧シリンダ104〜
106から成る印刷手段が設けられている。
【0022】更に、本明細書で開示する発明の他の構成
は、ローラに巻き取られた透光性を有す長尺フィルムの
表面に複数の色に着色された材料を印刷法により所定の
パターンで連続的に印刷する工程と、前記長尺フィルム
の表面または裏面側にローラに巻かれた反射防止フィル
ムを連続的に貼りつける工程と、を有することを特徴と
する。
【0023】上記工程の具体的な例としては、図5に示
す工程を挙げることができる。図5に示す工程は、ロー
ラ501に巻き取られた透光性を有すフィルムであるP
ET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム500の
一方の表面に、印刷用ローラ502〜504と加圧用ロ
ーラ592〜594によりRGBの3原色でなるカラー
フィルタを印刷法により連続的に形成される。その後
に、カラーフィルタの上に重ねて反射防止フィルム51
6を貼りつける構成が示されている。
【0024】図5に示す構成においては、カラーフィル
タが形成された面側に反射防止膜を形成する例を示した
が、カラーフィルタが形成される面側と反対の面側に反
射防止膜を形成してもよい。また、上記構成において、
反射防止膜の代わりに、位相補償膜や蛍光膜やブラック
マトリクスのような遮光手段、或いは画素電極として機
能する導電性透明薄膜を形成してもよい。
【0025】他の発明の構成は、ローラに巻き取られた
透光性を有す長尺フィルムの表面または裏面に、 ・カラーフィルタ機能を有する光学薄膜 ・蛍光機能機能を有する光学薄膜 ・反射防止機能を有する光学薄膜 ・位相補償機能を有する光学薄膜 ・遮光機能を有する光学薄膜 ・導電性を有する透光性薄膜 ・接着機能を有する透光性薄膜 から選ばれた少なくとも2つ以上の膜を1層または多層
に連続的に貼りつけることを特徴とする。
【0026】上記構成において、各種光学薄膜及び透光
性薄膜は、必要とする機能に応じて組み合わせることが
できる。また、その積層順序や長尺フィルムのどちらの
面にどの膜をどの順序で積層するかも必要に応じて選択
することができる。
【0027】上記構成の具体的な例を図5に示す。図5
に示す構成においては、透光性を有する長尺フィルムで
あるPETフィルム500の表面に、印刷用ローラ50
2〜504と加圧用ローラ592〜594により、RG
Bでなるカラーフィルタ機能を有する光学薄膜が印刷法
により形成され、さらにその上に、ローラ505に巻き
取られた反射防止フィルム516を貼りつける構成が記
載されている。
【0028】他の発明の構成は、透光性を有すフィルム
の表面または裏面に、 ・カラーフィルタ機能を有する光学薄膜 ・蛍光機能機能を有する光学薄膜 ・反射防止機能を有する光学薄膜 ・位相補償機能を有する光学薄膜 ・遮光機能を有する光学薄膜 ・導電性を有する透光性薄膜 ・接着機能を有する透光性薄膜 から選ばれた少なくとも2つ以上の膜が1層または多層
に貼りつけられていることを特徴とする。
【0029】上記構成を有する構成としては、図5に示
す作製工程によって得られる表示装置用光学機能手段を
挙げることができる。図5に示す表示装置用光学機能手
段は、PETフィルム500上に印刷用ローラー502
〜504によって形成されるカラーフィルタ機能を有す
る光学薄膜と反射防止フィルム516で構成れる反射防
止機能を有する光学薄膜を積層した構成を有している。
【0030】更に、上記構成を有する構成としては、図
7、図8に示すような作製工程によって得られる表示装
置用光学機能手段を挙げることができ、光学機能手段は
PETフィルムに、カラーフィルタと、ブラックマトリ
クス(BM)と、透明導電膜とが積層された構成を有す
る。
【0031】更に、本明細書で開示する発明の他の構成
は、透光性を有する長尺のフィルムの一方の面上に複数
の色に着色された材料を印刷法により所定のパターンで
もって印刷する工程と、前記長尺のフィルムの他方の面
に接着用のフィルムを貼りつける工程と、前記長尺のフ
ィルムを所定の長さに切断する工程と、前記長尺のフィ
ルムと透光性基板とを前記接着フィルムを介して接着す
る工程と、を有することを特徴とする。
【0032】他の発明の構成は、第1のローラに巻き取
られた透光性を有する長尺のフィルムの一方の面上に複
数の色に着色された材料を印刷法により所定のパターン
でもって印刷する工程と、前記長尺のフィルムの他方の
面に第2のローラに巻き取られた接着用のフィルムを貼
りつける工程と、前記長尺のフィルムを所定の長さに切
断する工程と、前記長尺のフィルムと透光性基板とを前
記接着フィルムを介して接着する工程と、を有すること
を特徴とする。
【0033】他の発明の構成は、透光性を有する長尺の
フィルムが巻き取られた第1のローラと、前記透光性を
有するフィルムの一方の面に複数の色に着色された材料
を印刷法により所定のパターンでもって印刷する手段
と、接着用のフィルムが巻き取られた第2のローラと、
前記長尺のフィルムの他方の面に第2のローラに巻き取
られた接着用のフィルムを貼りつける手段と、前記長尺
のフィルムを所定の長さに切断する手段と、前記長尺の
フィルムと透光性基板とを前記接着フィルムを介して接
着する手段と、を有することを特徴とする。
【0034】図6に上記の発明の具体的な構成を示す。
図6に示す構成においては、透光性を有する長尺フィル
ムであるPETフィルム600の表面に、印刷用ローラ
602〜604と加圧用ローラ692〜694により、
RGBでなるカラーフィルタ機能を有する光学薄膜が印
刷法により形成される。その後、PETフィルム600
には、その表面にローラ605に巻き取られた保護フィ
ルム616が貼りつけると同時に、その裏面にローラ6
05に巻き取られた接着フィルム609が貼りつけられ
る。更に、PETフィルム600はカッター610によ
り所定の長さに切断されて、ガラス基板613に貼り付
けられる。
【0035】
【実施例】
〔実施例1〕 本実施例に示すのは、基体となる樹脂フ
ィルム上にカラーフィルタを連続的に形成する技術であ
る。図1に本実施例で示すカラーフィルタの作製装置を
示す。
【0036】本実施例では、PET(ポリエチレンテレ
フタレート)フィルム上に凸版印刷法により、連続的に
RGBのカラーフィルタを形成する例を示す。本実施例
においては、円筒状の版シリンダを3組用意し、それぞ
れR(red) 、G(green) 、B(blue)のカラーフィルタを
凸版印刷法によりPETフィルム上に形成する。
【0037】図1に示す構成において、基体であるPE
Tフィルム100表面に、RGBの3原色のカラーフィ
ルタを形成するために、R(red) 、G(green) 、B(blu
e)毎に、所定のパターンを印刷するための版シリンダ1
01〜103と、加圧シリンダ104〜106とがそれ
ぞれ設けられている。更に、インクを版シリンダ101
〜103に供給するためのインクローラ107〜109
がそれぞれ版シリンダ101〜103に接して、設けら
れている。
【0038】版シリンダ101〜103と加圧シリンダ
104〜106との間をPETフィルム100が移送さ
れることにより、PETフィルム100の表面にRのカ
ラーフィルタ、Gのカラーフィルタ、Bのカラーフィル
タが順次に印刷法により、形成される。
【0039】図1(B)はRのカラーフィルタの印刷過
程の説明図であり、版シリンダ101とインクローラ1
07との接触部分の拡大図である。なお、G用、B用の
版シリンダ102、103とインクローラ108、10
9も同様な構成を有し、インクの種類のみが異なってい
る。インクには、R用、G用、B用それぞれのカラーフ
ィルタを形成するための顔料を含んだ有機樹脂材料を使
用している。このような有機樹脂材料としては、各種レ
ジスト材料やポリイミドような樹脂材料、その他アクリ
ル樹脂等を利用することができる。
【0040】図1(B)に示すように、版シリンダ10
1には版画像111(印刷を行うための凸部)が形成さ
れている。インクローラ107の表面には、カラーフィ
ルタを形成するためのインク112が付着しており、イ
ンクローラ107と版シリンダ101とが接触すること
で、版シリンダ101の表面の版画像111にインク1
12が付着し、インクローラ107と版シリンダ101
とは互いに逆方向に回転することで、版画像104の表
面にインク112が順次に供給される。
【0041】版画像111の表面に付着されたインク1
12は、版シリンダ101と加圧シリンダ103とによ
り加わる圧力によって、基体であるPETフィルム10
0の表面に転写され、版シリンダ101と加圧シリンダ
103とが互いに逆方向に回転することにより、PET
フィルム100は連続的に移送され、PETフィルム1
00の表面には版画板111の画像パターンに従ったパ
ターンにインク112が順次に転写されて、カラーフィ
ルタが形成される。
【0042】画像パターンは版シリンダ101が1回転
する毎に同じものが印刷されるようになっていため、基
体であるPETフィルム100の表面には、同じ画像パ
ターンが所定の間隔で、連続的に印刷される。
【0043】G用、B用の版シリンダ105、106と
インクローラ108、109も同様に動作する。このた
め、PETフィルム100が移送されることで、PET
フィルム100の表面には、RGBのカラーフィルタの
パターンがそれぞれ所定の個所において連続的に印刷さ
れる。
【0044】なお、版シリンダ101〜103、又は版
シリンダ101〜103の表面に配置された版画像を取
り替えることや、版シリンダ101〜103の間隔を調
節することで、カラーフィルタのパターンを変更するこ
とができる。また、PETフィルム100の幅と版シリ
ンダ101〜103及び加圧シリンダ104〜106の
寸法は任意に設定することができる。これにより、カラ
ーフィルタの寸法を適宜に変更することができる。
【0045】PETフィルム100は、図2に示すよう
に、送り出しローラ201に必要とする長さで巻き取ら
れており、送り出しローラ201から送り出されたPE
Tフィルム100は、その表面にRGBのカラーフィル
タのパターンが順次に印刷され、RGBのカラーフィル
タが形成された後に、受取ローラ202に巻き取られ
る。カラーフィルタが印刷されたPETフィルム100
は必要とする寸法に裁断して用いればよい。なお、一対
のローラ203はPETフィルム100が一定速度で移
送されるようにするためのものである。
【0046】本実施例のカラーフィルタの作製方法は、
ガラス基板毎にカラーフィルタを作製方法と異なり、カ
ラーフィルタの寸法、パターンを容易に変更できるた
め、汎用性が高く、広範囲な用途に利用することができ
る。
【0047】〔実施例2〕本実施例は、凹版印刷法を用
いてPETフィルム上にカラーフィルタを形成する例で
ある。本実施例の場合も図2に示すようにリボン状(テ
ープ状)の基体に対して連続的にカラーフィルタを形成
する例である。図3に本実施例の概略の構成を示す。図
3(A)は装置全体の概略構成図であり、図3(B)は
印刷が行われる部分を拡大した図である。また、本実施
例では、カラーフィルターを形成する基体としてPET
フィルム300を使用する。
【0048】図3(A)において、印刷を行う構成が3
組示されているが、これは、RGBそれぞれに対応して
印刷を行う構成が設けられていることを示す。RGBの
3原色のカラーフィルタを形成するために、R(red) 、
G(green) 、B(blue)毎に、版シリンダ301〜303
と、加圧シリンダ304〜306とがそれぞれ接して設
けられている。更に、版シリンダ301〜303には、
インクを版シリンダ301〜303に供給するためのイ
ンク槽307〜309と、余分なインクを除去するため
のドクタープレード310〜312がそれぞれ設けられ
ている。また、インク槽307〜309には、R用、G
用、B用それぞれのカラーフィルタを形成するためのイ
ンク307R、308G、309Bが満たされている。
インク307R、308G、309Bには顔料を含んだ
有機樹脂材料を使用でき、例えば、各種レジスト材料や
ポリイミドような樹脂材料、その他アクリル樹脂等の有
機樹脂材料を使用することができる。
【0049】図3(B)はRのカラーフィルタの印刷過
程の説明図であり、版シリンダ301と加圧ローラ30
4の接触部分の拡大図である。なお、G用、B用の版シ
リンダ302、303と加圧ローラ305、306も同
様な構成を有する。
【0050】ここでは、図3(B)に従って、最左側の
R(red) のカラーフィルタを形成過程を説明する。図3
(B)に示すように、R用の版シリンダ301の表面に
は、版画像321(インクが入り込む凹部として構成さ
れる)が形成されている。版シリンダ303が回転する
ことによって、版シリンダ301の表面にインク槽30
7内のインク307Rが付着して、版画像321の凹部
321aにインク307Rが侵入する。
【0051】版シリンダ301が回転するに従って、版
シリンダ301の表面に付着したインク307Rは、ド
クタープレード308によって順次に削ぎ落とされて、
版画像321の凹部321aにのみに残される。版画像
321の凹部321aに侵入したインク307Rは加圧
シリンダ301によって加えられる圧力により、PET
フィルム302の表面に画像パターン322として印刷
される。
【0052】版シリンダ301と加圧シリンダ304と
が矢印で示すように互いに逆方向に回転することによっ
て、PETフィルム300が左側から右側に移送され
て、画像パターン322が順次に印刷されて、版シリン
ダ301が1回転することにより、Rのカラーフィルタ
が形成されることになる。
【0053】G用、B用の版シリンダ302、303、
加圧ローラ305、306も同様なに動作して、Rのカ
ラーフィルタが印刷された後に、Gのカラーフィルタ、
Bのカラーフィルタが順次に印刷される。
【0054】なお、版シリンダ301〜303、又は版
シリンダ301〜303の表面に配置された版画像を取
り替えることや、版シリンダ301〜303の間隔を調
節することで、カラーフィルタのパターンを変更するこ
とができる。また、PETフィルム300の幅と版シリ
ンダ301〜303及び加圧シリンダ304〜306の
寸法は任意に設定することができる。これにより、カラ
ーフィルタの寸法を適宜に変更することができる。
【0055】このように、本実施例のカラーフィルタの
作製方法はガラス基板毎にカラーフィルタを作製方法と
異なり、カラーフィルタの寸法、パターンを容易に変更
できるため、汎用性が高く、広範囲な用途に利用するこ
とができる。
【0056】〔実施例3〕本実施例は、実施例1または
実施例2に示す構成において、インクの材料として感光
性のアクリル樹脂を用いる場合の例を示す。実施例1や
実施例2に示すような構成において、インクとして感光
性を有する材料を用いた場合には、印刷の定着化させる
ために必要とする波長を含む光を照射する必要がある。
例えばUV硬化型の樹脂材料を用いた場合には、印刷後
UV光を照射し、印刷パターンを定着化させる必要があ
る。
【0057】図4は本実施例のカラーフィルタの作製装
置の構成図である。なお、図示しないが、図面の左側に
図1又は図3に示すようなカラーフィルタの印刷手段が
設けられている。この印刷手段において、感光性のイン
クによりパターンが印刷されたフィルム状の基体403
は矢印の方向に移送され、光源404から必要とする波
長を含んだ光406が照射されて、所定のパターンに付
着したインクが定着されて、カラーフィルタが形成され
る。カラーフィルタが形成された基体403は順次に巻
き取りローラ405に巻き取られる。
【0058】本実施例においては、光の照射によってイ
ンクが定着する場合の例を示した。しかし、熱を加える
ことによって定着するインクを用いる場合には、適当な
加熱手段を配置すればよい。
【0059】〔実施例4〕本実施例は、実施例1又は実
施例2に示す構成において、基体として液晶表示装置に
利用される検光子を利用した場合の例である。検光子は
入射した光を特定の方向に直線偏光させる機能を有し、
液晶表示装置の表示側に配置される。この検光子の表面
にカラーフィルタを形成した場合、液晶表示装置の作製
において、その構成部品と作製工程とを削減することが
できので、作製コストを大幅に下げることができる。
【0060】〔実施例5〕本実施例では、透光性(少な
くと可視光を透過するという意味)のフィルムであるP
ET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム上に印刷
されたカラ─フィルタをガラス基板上に貼りつけ、基体
であるPETフィルム上にカラーフィルタが形成された
構成を得る例を示す。
【0061】図5は本実施例のカラーフィルタの作製装
置の概略構成図であり、501はPETフィルム500
が巻き取られたローラである。PETフィルム500は
必要量がローラ501に巻き取られている。ローラ50
1に巻き取られたPETフィルム500はローラ501
を矢印の方向に回転させることによって、順次に右側に
移送される。
【0062】PETフィルム500がRGBカラーフィ
ルタを印刷するための印刷用ローラ502〜504と加
圧ローラ592〜594を経ることにより、PETフィ
ルム500上に3原色のカラーフィルタが形成される。
【0063】カラーフィルタを印刷するには、例えば、
実施例1と同様に凸版印刷法を採用することができる。
印刷用ローラ502〜504の表面には、図1(B)に
示すように、凸版の版画像を形成すればよい。ここで
は、R(red)のカラーフィルタを印刷する機構を説
明する。印刷用ローラ502上の版画像にR(red)
のカラーフィルタを印刷するためのインク材料が付着さ
れて、印刷用ローラ502と加圧ローラ592との間で
PETフィルム500に圧力が加えされて、PETフィ
ルム500の表面にR(red)のカラーフィルタが形
成される。同様に、印刷用ローラ503と加圧ローラ5
93によりG(green)のカラーフィルタが形成さ
れ、印刷用ローラ504と加圧ローラ594によりB
(blue)のカラーフィルタが形成される。
【0064】ここでは、凸版印刷法の例を示したが、実
施例2のような凹版印刷法を採用することもでき、この
場合は、印刷用ローラ502〜504を図2(B)に示
すような構成すればよい。なお、版画像の形成された印
刷用ローラ502〜504、または印刷用ローラ502
〜504の表面に配置された版画像を取り替えること
で、カラーフィルタのパターンを変更することができ
る。
【0065】ローラ507、508による加圧によっ
て、RGBのカラーフィルタが印刷されたPETフィル
ム500の表面にはローラ505に巻き取られた反射防
止フィルム516が貼りつけられると同時に、裏面には
ローラ506に巻き取られた接着フィルム509が貼り
つけられる。そして、ローラ522と523による加圧
により、ローラ521に巻き取られた表面保護フィルム
524が反射防止フィルム516上に貼りつけられる。
この表面保護フィルム524は、カラーフィルタが印刷
されることにより凹凸が形成されたPETフィルム50
0の表面を平坦化するための機能を有する。こうして、
カラーフィルタが形成されたPETフィルム500を得
る。なお反射防止フィルム516と表面保護フィルム5
24とが形成される順序は逆であってもよい。
【0066】最後に、カッター510によってPETフ
ィルム500を所定の大きさに切断する。こうしてPE
Tフィルム上に形成された、必要とする寸法とパターン
を有するカラーフィルタを作製することができる。
【0067】本実施例において得られるカラーフィルタ
は、PETフィルム500上に形成されており、また裏
面(カラーフィルタが形成された面と反対側の面)には
接着フィルム509による接着層が形成されているの
で、そのままガラス基板上に接着することで、カラーフ
ィルタとして用いることができる。接着フィルム509
としては、加熱及び加圧によって接着効果を発揮するも
のを用いればよい。この場合、加熱しながら、カラーフ
ィルタが形成されたPETフィルム500をガラス基板
の表面に圧着することによって、ガラス基板にPETフ
ィルム500を固定することができる。
【0068】本実施例に示す作製工程においては、印刷
用ローラ502〜504を取り替えること、あるいは印
刷用ローラ502〜504の表面に形成された版画像を
取り替えることによって、必要とするカラーフィルタの
パターンを得ることができる。また、PETフィルム5
00の幅やカッター510の切断のタイミングを変更す
ることで、カラーフィルタの寸法も容易に制御すること
ができる。
【0069】本実施例に示すような構成を採用すること
によって、ガラス基板の大きさに合わせたカラーフィル
タを連続的に高い生産性で作製することができる。
【0070】本実施例においては、カラーフィルタが形
成された上にさらに反射防止膜を形成する構成を示し
た。更に、PETフィルムの反射防止膜が形成された面
と、反対側の面にも第2の反射防止膜を形成してもよ
い。この場合は、第2の反射防止膜上に接着層が形成さ
れるようにする。
【0071】本実施例においては、液晶電気光学装置用
のカラーフィルタを作製する例を示した。しかし、プラ
ズマディスプレー装置やエレクトロルミネセンス表示装
置の蛍光体を作製することもできる。この場合には、カ
ラーフィルタを印刷するためのインク材料の代わりに、
蛍光材料を作製するためのインク材料を使用すればよ
い。
【0072】〔実施例6〕実施例5では、PETフィル
ム上にカラ─フィルタを印刷した後に、,PETフィル
ムを切断する工程までを説明したが、本実施例では、P
ETフィルムを切断し、ガラス基板上に貼りつけ、カラ
ーフィルタが形成されたガラス基板を得る工程を示す。
【0073】図6に本実施例において示すカラーフィル
タ付きガラス基板の作製工程の概略を示す。601はP
ETフィルム600が巻き取られたローラである。ロー
ラ601に巻き取られたPETフィルム600はローラ
601を矢印の方向に回転させることによって、RGB
用のカラーフィルタの印刷用ローラ602〜604と、
加圧ローラ692〜694との間を移送される。
【0074】この際に、R(red)のカラーフィルタ
を印刷する印刷用ローラ602と加圧ローラ692との
間を通ることによって、PETフィルム600上にはR
(red)のカラーフィルタが形成される。そして、G
(green)のカラーフィルタを印刷する印刷用ロー
ラ603と加圧ローラ693との間を通過することによ
ってG(green)のカラーフィルタが形成される。
また、B(blue)のカラーフィルタを印刷する印刷
用ローラ604と加圧ローラ694との間を通過するこ
とによって、B(blue)のカラーフィルタが形成さ
れる。このようにして、PETフィルム600上に3原
色(RGB)のカラーフィルタが形成される。
【0075】カラーフィルタを印刷するには、実施例1
のように凸版印刷法を採用することができ、この場合に
は、図1(B)に示すように、印刷用ローラ602〜6
04の表面に凸版の版画像を形成すればよい。ここで
は、例えばR(red)のカラーフィルタを印刷する機
構を説明する。印刷用ローラ602のこの印刷用ローラ
602の表面にR(red)のカラーフィルタを印刷す
るためのインク材料が付着され、印刷用ローラ602と
加圧ローラ692とにより圧力が加えられ、PETフィ
ルム600の表面にRのカラーフィルタが形成される。
【0076】G用、B用の印刷用ローラ603、604
と加圧ローラ693、694も同様に動作して、Gのカ
ラーフィルタ、Bのカラーフィルタが順次に印刷され
る。
【0077】ここでは、凸版印刷法の例を示したが、実
施例2のような凹版印刷法を採用することもでき、この
場合は、印刷用ローラ602〜604を図2(B)に示
すような構成すればよい。なお、版画像の形成された印
刷用ローラ602〜604、又は印刷用ローラ602〜
604の表面に配置された版画像を取り替えることで、
カラーフィルタのパターンを変更することができる。
【0078】加圧ローラ607と608の加圧によっ
て、PETフィルム600には、カラーフィルタが印刷
された表面にローラ605に巻き取られた表面保護フィ
ルム616が貼りつけられると同時に、その裏面にロー
ラ606に巻き取られた接着フィルム609が貼りつけ
られる。表面保護フィルム616はカラーフィルタの形
成によって凹凸が形成されたPETフィルム600の表
面を平坦化する機能を有する。こうして、一方の面にカ
ラーフィルタが形成され、他方の面に接着層を有するP
ETフィルム600を得ることができる。
【0079】次に、カッター610によってPETフィ
ルムを所定の長さに切断する。PERフィルム600の
表面には、所定の間隔でカラーフィルタが印刷されてい
るため、PETフィルム600を所定の時間間隔で切断
すればよい。切断されたPETフィルム611はエレベ
ータ612上に配置されたガラス基板613上に載置さ
れる。この際に、切断されたPETフィルム611とガ
ラス基板613とを必要とする精度で位置合わせする必
要がある。
【0080】カラーフィルタが形成されたPETフィル
ム611は連続的に1枚づつ所定の時間間隔でもって作
製されるので、この時間に合わせてエレベータ612に
よってガラス基板613を1枚づつ移送させることで、
PETフィルム611をガラス基板613上に連続的に
載置することができる。
【0081】この状態においては、ガラス基板613上
にPETフィルム611が載置されているのみで、固定
されている状態ではない。そのため、ローラ614と6
15とによりPETフィルム611とガラス基板613
を加熱しながら加圧して、PETフィルム611の裏面
の接着フィルム609の作用により、ガラス基板613
上にPETフィルム611を接着して、固定する。こう
して、ガラス基板上に形成され、RGBの所定のパター
ンを有するカラーフィルタを得ることができる。
【0082】本実施例に示す作製工程においては、ロー
ラ602〜604を取り替えること、あるいはローラ6
02〜604の表面に形成された版画像を取り替えるこ
と、さらには各ローラの間隔を調整することで、必要と
するカラーフィルタのパターンを得ることができる。ま
た、PETフィルム600の幅やカッター610の切断
のタイミングを変更することで、カラーフィルタの大き
さも容易に制御することができる。
【0083】従って、本実施例に示すような構成を採用
することにより、ガラス基板の寸法さに合致したカラー
フィルタを連続的に高い生産性で作製することができ
る。なお、ガラス基板の代わりに石英基板や樹脂基板を
用いてもよい。
【0084】本実施例においては、液晶電気光学装置用
のカラーフィルタを作製する例を示した。しかし、プラ
ズマディスプレー装置やエレクトロルミネセンス表示装
置の基板を作製する場合には、本実施例のカラーフィル
タを構成する材料を印刷する代わりに、蛍光材料をイン
クとして印刷を行い、必要とするパターンに蛍光材料を
形成すればよい。この場合、印刷用ローラ602〜60
4で印刷されるインク原料を蛍光材料または蛍光材料を
含む材料とすればよい。
【0085】実施例1〜6においては、透光性を有する
フィルム基体として、PET(ポリエチレンテレフタレ
ート)を用いたが、他の透光性を有する材料を用いても
よい。一般的に、コストの点や取扱の点から、樹脂材料
を用いることが好ましい。例えば、PES(ポリエチレ
ンサルフェイト)、PER(ポリアクリレイト)を用い
ることができる。PETフィルムは透過光に色が付き易
いので、PESフィルム、PERフィルムを用いること
が好ましい。
【0086】〔実施例7〕本実施例はカラーフィルタと
透明導電膜とブラックマトリクスとを集積化した構成に
関する。図7は本実施例の作製装置の概略構成図であ
り、カラーフィルタの作製工程も同時に図示されてい
る。図7に示すように、ローラ701からカラーフィル
タの基体となる透光性を有する長尺のフィルム702が
送り出され、この長尺のフィルム702上に透明導電膜
とカラーフィルタとブラックマトリクス(以下、BMと
略記する。)が形成される。
【0087】長尺のフィルム702としては、PES
(ポリエチレンサルフェート)を用いることが適当であ
る。また本実施例で示す他の透光性のフィルムもPES
(ポリエチレンサルフェート)を用いることが適当であ
る。また、PAR(ポリアクリエート)も用いることが
できる。
【0088】まずローラ701から送り出された長尺フ
ィルム702上に、ローラ703に巻き取られた長尺の
透光性フィルム704(この状態においては、長尺のフ
ィルム状を呈している)が、加圧ローラ705と706
による加圧により、貼りつけられる。なお、長尺フィル
ム702と同様に、透光性フィルム704の材質もPE
Sとするとよい。
【0089】透光性フィルム704の表面には透明導電
膜がスパッタ法で形成されている。更に、透光性フィル
ム704の裏面には圧力を加えることにより接着機能を
示す接着層が形成されている。このため、ローラ705
と706とにより圧力を加えることで、接着層の作用に
より、透光性フィルム704は基体である長尺のフィル
ム702上に圧着される。
【0090】次にRGBの3色に対応したローラ群70
7によって、印刷法により、RGBのカラーフィルタが
形成される。
【0091】そして、RGBのカラーフィルタが形成さ
れたフィルム702の表面に、ローラ708に巻き取ら
れたBM(ブラックマトリクス)を構成するための樹脂
フィルム709(この状態においては、長尺のフィルム
状を呈している)が貼り付けられる。樹脂フィルム70
9の裏面には、加圧することで接着作用を示す接着層が
形成されている。このため、BM形成用の樹脂フィルム
709は、ローラ710と711とによって加えられる
圧力によって、接着層の作用によりカラーフィルタの表
面に接着される。
【0092】次に、露光器712からの露光用の紫外線
が照射されて、カラーフィルタにより紫外光が遮られな
い部分の樹脂フィルム709が感光されて、硬化され
る。
【0093】このため、BM形成用の樹脂フィルム70
9は紫外線硬化型の特性を有し、かつBMとして機能す
る遮光性を有する樹脂材料とする必要がある。また、露
光用の紫外線としては、基体となるフィルム702と透
光性フィルム704とも透過する波長領域を有し、かつ
カラーフィルタを透過しない波長領域、あるいはカラー
フィルタによって必要とする割合以上で遮蔽される波長
領域を有するものを使用する必要があると同時に、その
ような波長領域の紫外線によって感光される樹脂フィル
ム709を使用する必要がある。
【0094】そして、ローラ713と714によって、
紫外線により感光されていないBM材料が除去される。
ローラ713に付着した不要なBM材料はドクタープレ
ード715により除去される。なお、感光されていない
BM材料をローラ713によって除去できるように、B
M材料及びローラ713の表面を構成する材質とを決定
することが重要となる。
【0095】このようにしてBM(ブラックマトリク
ス)がカラーフィルタの周囲に形成される。即ち、カラ
ーフィルタが形成されていない領域にブラックマトリク
スが形成される。
【0096】さらに、ローラ716に巻き取られた保護
用の樹脂フィルム717と、ローラ718に巻き取られ
た基板との接着用の樹脂フィルム719とがローラ72
0と721とにより、それぞれフィルム702の表面と
裏面に圧着されて、透明導電膜、カラーフィルタ及びB
Mとが一体化されたフィルムを得ることができる。
【0097】さらに必要に応じて、この透明導電膜とカ
ラーフィルタとBMとが一体化されたフィルム702は
カッター722により適当な寸法に切断されて、透光性
を有するガラス、樹脂等の基板723上に貼りつけられ
て、透明導電膜とカラーフィルタとBMとが順次に積層
された透光性基板が作製される。
【0098】上記各工程は、図7に図示するローラがそ
れぞれ所定の速度で回転することにより、長尺状のフィ
ルム702を基体として、連続的に進行する。
【0099】〔実施例8〕本実施例は、カラーフィルタ
を形成した後に透明導電膜付きフィルムをカラーフィル
タの上に貼りつけることを特徴とする。
【0100】図8は本実施例のカラーフィルタ作製装置
の構成図であり、作製過程も同時に図示されている。図
8に示すように、基体となる長尺のフィルム802上
に、ローラ群803により印刷法で、RGBのカラーフ
ィルタが形成さる。その後にローラ804に巻き取られ
ている透明導電膜付きフィルム805がローラ806と
807とにより、カラーフィルタ上に圧着される。
【0101】次に、ローラ808に巻き取られたBMを
形成するためのBM材料809(この状態においては、
長尺のフィルム状を呈している)が、ローラ810と8
11とによって、透明導電膜付きフィルム805の上に
圧着される。
【0102】さらに露光器812により紫外線を照射し
て、カラーフィルタが存在していない領域のBM材料8
09を感光させて、硬化させる。そして、ローラ813
と814により圧力が加えられて、ローラ813の表面
に感光していないBM材料が付着されて、余分なBM材
料809が除去される。ローラ813に付着した不要な
BM材料809はドクタープレード815により除去さ
れる。
【0103】そして、ローラ820と821とにより、
ローラ816に巻き取られた保護フィルム817とロー
ラ818に巻き取られた接着フィルム819が圧着され
る。更に必要に応じて、透明導電膜とカラーフィルタと
BMとが一体化されたフィルム802は適当な寸法に切
断されて、透光性を有するガラス、樹脂等の基板上に貼
りつけられて、透明導電膜とカラーフィルタとBMとが
順次に積層された透光性基板が作製される。
【0104】
【発明の効果】本明細書で開示する発明を採用すること
で、透光性で可逆性のフィルム上にカラーフィルタを連
続的に形成することで、カラーフィルタをガラス基板か
ら独立した部品として構成することができる。そのた
め、利用に関して自由度が高まる。また、カラーフィル
タ自体を高い生産性で量産することができる。
【0105】また、例えば液晶表示装置用であって、反
射防止機能や位相補償機能を有する複合化されたカラー
フィルタを安価な生産コストで得ることができる。特に
カラーフィルタ機能や蛍光機能、さらには反射防止機能
や位相補償機能で代表される表示装置に必要とされる各
種光学機能を複合化した構成を連続作製手段を用いて作
製するようにしたため、必要とする光学機能を有する手
段を高い生産性で得ることができる。また、カラーフィ
ルタ、ブラックマトリクス、透明電極を有する基板を安
価な生産コストで得ることができる。これらのことは、
液晶パネル等の表示装置自体の生産性を向上すると共
に、その生産コストを低く抑えることにもなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1で示す凸版印刷法によるカラーフィ
ルタの作製装置の概略の構成図である。
【図2】 実施例1で示す凸版印刷法によるカラーフィ
ルタの作製装置の基体搬送系の概略の構成図である。
【図3】 実施例2で示す凹版印刷法によるカラーフィ
ルタの作製装置の概略の構成図である。
【図4】 実施例3で示す光照射により、印刷を定着さ
せるカラーフィルタの作製装置の概略の構成図である。
【図5】 実施例5のカラーフィルタの作製装置の構成
図である。
【図6】 実施例6のカラーフィルタの作製装置の構成
図である。
【図7】実施例7のカラーフィルタの作製装置の構成図
と、作製工程毎のフィルタの断面図である。
【図8】実施例8のカラーフィルタの作製装置の構成図
と、作製工程毎のフィルタの断面図である。
【図9】 従来の技術におけるカラーフィルタの作製工
程図である。
【符号の説明】
100 PETフィルム(フィルム状の
基体) 101〜103 版シリンダ 104〜106 加圧シリンダ 107〜109 インクローラ 111 版画像 112 インク 300 PETフィルム(フィルム状の
基体) 301〜303 版シリンダ 304〜306 加圧シリンダ 307〜309 インク槽 310〜312 ドクタープレード 321 版画像
フロントページの続き (72)発明者 寺本 聡 神奈川県厚木市長谷398番地 株式会社半 導体エネルギー研究所内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透光性を有する長尺のフィルム上に複数の
    色に着色された材料を印刷法により所定のパターンに印
    刷することを特徴とする表示装置用光学機能手段の作製
    方法。
  2. 【請求項2】可撓性を有する透光性の長尺のフィルム上
    に複数の色に着色された材料を印刷法により所定のパタ
    ーンに印刷することを特徴とする表示装置用光学機能手
    段の作製方法。
  3. 【請求項3】透光性を有する長尺のフィルムが送り出し
    ローラに巻き取れ、該送り出しローラから送り出される
    前記フィルム上に、印刷法により所定の色に着色された
    材料を所定のパターンに印刷し、 印刷された前記フィルムを受取ローラによって巻き取る
    ことを特徴とする表示装置用光学機能手段の作製方法。
  4. 【請求項4】請求項1乃至請求項3において、 前記フィルムは透過する自然光を直線偏光に偏光する機
    能を有することを特徴とする表示装置用光学機能手段の
    作製方法。
  5. 【請求項5】請求項1乃至請求項3において、 前記フィルムは液晶表示装置に用いられる偏光子または
    検光子であることを特徴とする表示装置用光学機能手段
    の作製方法。
  6. 【請求項6】請求項1乃至請求項3において、 前記フィルムは液晶表示装置に用いられる検光子である
    ことを特徴とする表示装置用光学機能手段の作製方法。
  7. 【請求項7】透光性を有する長尺のフィルムが巻き取れ
    た送り出しローラと、 前記送り出しローラから送り出される前記フィルムを巻
    き取る受取ローラと、 前記送り出しローラと前記受取ローラとの間において、
    前記フィルム上に着色された材料を印刷法により印刷す
    る印刷手段と、 を有する表示装置用光学機能手段の作製装置。
  8. 【請求項8】請求項7において、 前記フィルムは液晶表示装置に用いられる偏光子または
    検光子であることを特徴とする表示装置用光学機能手段
    の作製方法。
  9. 【請求項9】請求項7において、 前記フィルムは液晶表示装置に用いられる検光子である
    ことを特徴とする表示装置用光学機能手段の作製方法。
  10. 【請求項10】ローラに巻き取られた透光性を有する長
    尺フィルムの表面に、複数の色に着色された材料を印刷
    法により所定のパターンで連続的に印刷する工程と、 前記長尺フィルムの表面または裏面側にローラに巻かれ
    た反射防止フィルムを連続的に貼りつける工程と、 を有することを特徴とする表示装置用光学機能手段の作
    製方法。
  11. 【請求項11】ローラに巻き取られた透光性を有する長
    尺フィルムの表面に複数の色に着色された材料を印刷法
    により所定のパターンで連続的に印刷する工程と、 前記長尺フィルムの表面または裏面側にローラに巻かれ
    た位相補償フィルムを連続的に貼りつける工程と、 を有することを特徴とする表示装置用光学機能手段の作
    製方法。
  12. 【請求項12】ローラに巻き取られた透光性を有する長
    尺フィルムの表面または裏面に、 ・カラーフィルタ機能を有する光学薄膜 ・蛍光機能機能を有する光学薄膜 ・反射防止機能を有する光学薄膜 ・位相補償機能を有する光学薄膜 ・遮光機能を有する光学薄膜 ・導電性を有する透光性薄膜 ・接着機能を有する透光性薄膜 から選ばれた少なくとも2つ以上の膜を1層または多層
    に連続的に貼りつけることを特徴とする表示装置用光学
    機能手段の作製方法。
  13. 【請求項13】透光性を有するフィルムの表面または裏
    面に、 ・カラーフィルタ機能を有する光学薄膜 ・蛍光機能機能を有する光学薄膜 ・反射防止機能を有する光学薄膜 ・位相補償機能を有する光学薄膜 ・遮光機能を有する光学薄膜 ・導電性を有する透光性薄膜 ・接着機能を有する透光性薄膜 から選ばれた少なくとも2つ以上の膜が1層または多層
    に貼りつけられることを特徴とする表示装置用光学機能
    手段の作製方法。
  14. 【請求項14】第1のローラに巻き取られた透光性を有
    する長尺フィルムの表面または裏面に単層または多層に
    光学薄膜を積層する方法であって、 前記光学薄膜として、 ・カラーフィルタ機能を有する光学薄膜 ・蛍光機能機能を有する光学薄膜 ・反射防止機能を有する光学薄膜 ・位相補償機能を有する光学薄膜 ・遮光機能を有する光学薄膜 ・導電性を有する透光性薄膜 ・接着機能を有する透光性薄膜 から選ばれた一種または複数種類のものが用いられ、 前記反射防止機能を有する光学薄膜と、前記位相補償機
    能を有する光学薄膜と、遮光機能を有する光学薄膜と、
    前記接着機能を有する透光性薄膜と、前記導電性を有す
    る透光性薄膜とは、ローラに巻き取られた長尺フィルム
    であり、 前記光学薄膜又は前記透光性薄膜は連続的に積層されて
    いくことを特徴とする表示装置用光学機能手段の作製方
    法。
  15. 【請求項15】透光性を有する長尺フィルムが巻き取ら
    れた第1のローラと、 カラーフィルタを印刷するための印刷手段と、 光学薄膜が巻き取られた1つまたは複数のローラと、 を有し、 前記光学薄膜が巻き取られたローラとしては、 ・反射防止機能を有する光学薄膜 ・位相補償機能を有する光学薄膜 ・遮光機能を有する光学薄膜 ・接着機能を有する透光性薄膜 から選ばれた一種または複数種類のものが配置され、 前記光学薄膜は前記長尺フィルムの表面または裏面に積
    層されていくことを特徴とする表示装置用光学機能手段
    の作製装置。
  16. 【請求項16】透光性を有する長尺のフィルムの一方の
    面上に複数の色に着色された材料を印刷法により所定の
    パターンに印刷する工程と、 前記長尺のフィルムの他方の面に接着用のフィルムを貼
    りつける工程と、 前記長尺のフィルムを所定の長さに切断する工程と、 前記長尺のフィルムと透光性基板とを前記接着フィルム
    を介して接着する工程と、 を有する表示装置用基板の作製方法。
  17. 【請求項17】第1のローラに巻き取られた透光性を有
    する長尺のフィルムの一方の面上に複数の色に着色され
    た材料を印刷法により所定のパターンに印刷する工程
    と、 前記長尺のフィルムの他方の面に第2のローラに巻き取
    られた接着用のフィルムを貼りつける工程と、 前記長尺のフィルムを所定の長さに切断する工程と、 前記長尺のフィルムと透光性基板とを前記接着フィルム
    を介して接着する工程と、 を有する表示装置用基板の作製方法。
  18. 【請求項18】透光性を有する長尺のフィルムが巻き取
    られた第1のローラと、 前記透光性を有するフィルムの一方の面に複数の色に着
    色された材料を印刷法により所定のパターンに印刷する
    手段と、 接着用のフィルムが巻き取られた第2のローラと、 前記長尺のフィルムの他方の面に第2のローラに巻き取
    られた接着用のフィルムを貼りつける手段と、 前記長尺のフィルムを所定の長さに切断する手段と、 前記長尺のフィルムと透光性基板とを前記接着フィルム
    を介して接着する手段と、 を有する表示装置用基板の作製装置。
JP32236795A 1994-11-18 1995-11-16 表示装置用光学機能手段及びその作製方法及びその作 製装置 Withdrawn JPH08234018A (ja)

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