JPH08233648A - 集合住宅の騒音モニタ装置 - Google Patents

集合住宅の騒音モニタ装置

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JPH08233648A
JPH08233648A JP6163295A JP6163295A JPH08233648A JP H08233648 A JPH08233648 A JP H08233648A JP 6163295 A JP6163295 A JP 6163295A JP 6163295 A JP6163295 A JP 6163295A JP H08233648 A JPH08233648 A JP H08233648A
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JP
Japan
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sound
floor
sound pressure
room
noise
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JP6163295A
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Yukio Urushido
幸雄 漆戸
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Fujita Corp
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Fujita Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 隣接する部屋に対して騒音となる音及び振動
が発生したとき、警報を発する。 【構成】 集合住宅の部屋で発生する騒音を監視する装
置である。振動加速度センサ10は部屋の床に設置さ
れ、床の振動加速度を測定する。測定装置14はこのセ
ンサの出力信号よりオクターブバンド毎の振動加速度レ
ベルを求め、加振力算出回路15は、この振動加速度レ
ベルと予め測定した床の振動加速度アドミッタンスとに
基づいて床に加えられた加振力を算出する。衝撃音算出
回路17は算出された加振力と床の床衝撃音遮音等級L
数とを用いて下の部屋での音圧を算出し、判定・警報回
路20は算出された音圧が基準値を越えている場合に
は、警報装置22に音と光で警報を発生させる。音圧セ
ンサ9はステレオ等の音を測定し、測定装置11、透過
音算出回路12は隣室への透過音のレベルを算出する。
判定・警報回路20はその結果により警報を発生させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、集合住宅の部屋で発生
する騒音をモニタする装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】集合住宅では各住戸が壁や床を隔てて隣
接しているため、居住者がそこで生活する上で発生する
テレビやステレオの音、話し声などが、隣接する住戸の
居住者にとって時に騒音となっている。また、上階居住
者の歩行や飛び跳ねによって、あるいは物を床に落すこ
とによって衝撃音が発生し、下階の居住者に不快感を与
える場合がある。
【0003】このような騒音の問題に対処するため、従
来より、界壁および界床の遮音性能を表す遮音等級が規
定されている。具体的には、界壁の遮音性能について
は、遮音等級D数などが用いられ、界床の遮音特性につ
いては床衝撃音遮音等級L数などが用いられている。前
者はオクターブバンドごとの部屋の音圧レベル差にもと
づいて決まるものであり、後者は、標準衝撃源である、
重量衝撃源(タイヤ)および軽量衝撃源(タッピングマ
シン)によって床を加振し、そのとき下の部屋で発生す
る音のオクターブバンドごとの音圧レベルがどうなるか
によって決まる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、一般の居住者
にとっては、これらの遮音等級から、自分が発生する音
や床振動が、隣接住戸においてどの程度の騒音となるか
を判断するのは困難である。そのため、隣接住戸に気兼
をするあまり必要以上に静かな生活を強いられたり、逆
に無神経に騒音のまき散らしをする結果となっている。
【0005】本発明の目的はこのような問題を解決する
ため、隣接する部屋に対して騒音となる音が発生したと
き、警報を発するようにした集合住宅の騒音モニタ装置
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1の発明は、集合住宅の部屋で発生する騒音を監
視する装置であって、前記部屋の床に設置され、前記床
の振動加速度を測定して測定結果を表す信号を出力する
振動加速度センサと、このセンサの出力信号と、予め測
定した前記床の振動加速度アドミッタンスとにもとづい
て前記床に加えられた加振力を算出する加振力算出手段
と、この加振力算出手段が算出した前記加振力と前記床
の床衝撃音遮音等級L数とを用いて下の部屋での音圧を
算出する衝撃音算出手段と、この衝撃音算出手段が算出
した前記音圧が所定の基準値を越えたか否かを判定する
音圧判定手段と、この判定手段が、前記音圧が前記基準
値を越えたと判定したとき、所定の警報を発する警報発
生手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】また、請求項2の発明は、集合住宅の部屋
で発生する騒音を監視する装置であって、前記部屋に設
けられ、前記部屋で発生した音の音圧を測定して測定結
果を表す信号を出力する音圧センサと、このセンサの出
力信号と、界壁または界床の遮音等級D数から、隣接す
る部屋での音圧を算出する透過音算出手段と、この算出
手段が算出した前記音圧が所定の基準値を越えたか否か
を判定する音圧判定手段と、この判定手段が、前記音圧
が前記基準値を越えたと判定したとき、所定の警報を発
する警報発生手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】また、請求項3の発明は、請求項1または
2の騒音モニタ装置において、前記警報手段が、音と光
のいずれか一方、または両方によって警報を発すること
を特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1の集合住宅の騒音モニタ装置では、加
振力算出手段は、振動加速度センサの出力信号と、予め
測定した床の振動加速度アドミッタンスとにもとづいて
加振力を算出し、衝撃音算出手段は、加振力算出手段が
算出した加振力と床の床衝撃音遮音等級L数とを用いて
下の部屋での音圧を算出する。そして、音圧判定手段
は、衝撃音算出手段が算出した音圧が所定の基準値を越
えたか否かを判定し、警報発生手段は、音圧判定手段が
音圧が基準値を越えたと判定したとき、所定の警報を発
生する。
【0010】請求項2の集合住宅の騒音モニタ装置で
は、透過音算出手段は音圧センサの出力信号と、界壁ま
たは界床の遮音等級D数から、隣接部屋での音圧を算出
し、音圧判定手段は、透過音算出手段が算出した音圧が
所定の基準値を越えたか否かを判定する。そして、警報
発生手段は、音圧判定手段が、音圧が基準値を越えたと
判定したとき、所定の警報を発生する。
【0011】
【実施例】次に本発明の実施例について説明する。図1
は請求項1および請求項2の発明による集合住宅の騒音
モニタ装置の一例を示すブロック図である。また、図2
は、図1の騒音モニタ装置を設置した集合住宅の部屋5
を、隣接する他の居住者の部屋6a、6b、7、8と共
に示す模式断面図である。図2を参照すると、騒音モニ
タ装置が設置された部屋5は、上下に隣接する部屋8、
7とはそれぞれ界床3a、3bによって隔てられ、左右
に隣接する部屋6a、6bとはそれぞれ界壁4a、4b
によって隔てられている。1が騒音モニタ装置の本体で
ある。そして、部屋5の壁の所定の位置には音圧センサ
9が取り付けられている。一方、界床3bの上には床仕
上げ材3cが張られているが、その直下には振動加速度
センサ10が埋設されている。また、部屋5の界壁4b
には、所定の位置に、アラーム音を発し、かつアラーム
ライトを点灯する警報装置22が取り付けら、センサ
9、10と共に騒音モニタ装置本体1に接続されてい
る。2は騒音の発生源となり得るステレオのスピーカで
ある。
【0012】次に図1を参照して説明する。振動加速度
レベル測定装置14、加振力算出回路15、ならびに床
衝撃音算出回路17は床衝撃音が発生したとき警報を発
するための装置および回路であり、音圧レベル測定装置
11および透過音算出回路12はステレオなどによる騒
音が発生したとき警報を発するための装置および回路で
ある。また、この騒音モニタ装置は、図示しない読み出
し専用メモリ(ROM)を内蔵しており、そのROMに
は、予め測定した界床3bの振動加速度アドミッタンス
のデータ16と、標準衝撃源のオクターブバンドごとの
加振力レベルのデータ18と、界床3bの標準衝撃源に
よる床衝撃音遮音等級L数のデータ19と、界壁4a、
4b、界床3a、3bの遮音等級D数のデータ13と、
隣接する部屋6a、6b、7、8の許容騒音レベルの設
定データ21とが予め格納されている。
【0013】振動加速度レベル測定装置14は、振動加
速度センサ10からの信号にもとづいて、界床3bのオ
クターブバンドごとの振動加速度レベルを求め、結果を
表す信号を出力する。加振力算出回路15は、上記RO
Mより界床3bの振動加速度アドミッタンスのデータ1
6を読み出し、そのデータと、測定装置14からの、振
動加速度レベルを表す信号とにもとづいて界床3bに入
力されたオクターブバンドごとの加振力レベルを算出し
て、その結果を表す信号を出力する。なお、振動加速度
アドミッタンスは加速度応答/加振力によって定義され
る。上記振動加速度レベル測定装置14および加振力算
出回路15が請求項1の発明の加振力算出手段を構成し
ている。床衝撃音算出回路17は、上記ROMから標準
衝撃源のオクターブバンドごとの加振力レベルのデータ
18と、界床3bの標準衝撃源による床衝撃音遮音等級
L数のデータ19とを読み出し、これらのデータからま
ず、単位加振力の入力に対する下の部屋での音圧レベル
応答を表す伝達関数を求め、次にこの伝達関数と、加振
力算出回路15からの加振力レベルの信号とにもとづい
て、下の部屋7で発生するオクターブバンドごとの音圧
レベルを算出し、結果を表す信号を出力する。
【0014】一方、音圧レベル測定装置11は、音圧セ
ンサ9からの信号にもとづいて部屋5におけるオクター
ブバンドごとの音圧レベルを求め、結果を表す信号を出
力する。透過音算出回路12は上記ROMより界壁4
a、4bおよび界床3a、3bの遮音等級D数のデータ
13を読み出し、そのデータ値を、音圧レベル測定装置
11からの信号が表す音圧レベルから差し引くことによ
って、部屋6a、6b、7、8におけるオクターブバン
ドごとの音圧レベルを算出して、結果を表す信号を出力
する。これら音圧レベル測定装置11と透過音算出回路
12とが請求項2の発明の透過音算出手段を構成してい
る。
【0015】判定・警報回路20は、床衝撃音算出回路
17および透過音算出回路12からの信号にもとづい
て、各部屋6a、6b、7、8における騒音レベルを表
すA特性音圧レベルを求め、それらの値と、上記ROM
から読み出した許容騒音レベル設定データ21の値とを
比較する。そして、一部屋でも前者が後者を上回ってい
る場合には、警報装置22に信号を送り、警報を発生さ
せる。
【0016】次に動作を説明する。まず、床衝撃音に対
する警報を発生する場合を説明する。部屋5の居住者A
が例えば、矢印Zで示すように界床3b上で飛び跳ねた
とすると、界床3bで振動が発生する。センサ10はこ
のときの床の振動加速度を検出し、その信号を出力す
る。振動加速度レベル測定装置14はこのセンサ10か
らの信号にもとづいて、界床3bのオクターブバンドご
との振動加速度レベルを求め、結果を表す信号を出力す
る。そして、加振力算出回路15は、上記ROMより界
床3bの振動加速度アドミッタンスのデータ16を読み
出し、そのデータと、測定装置14からの、振動加速度
レベルを表す信号とにもとづいて界床3bに入力された
オクターブバンドごとの加振力レベルを算出して、その
結果を表す信号を出力する。次に、床衝撃音算出回路1
7は、上記ROMから標準衝撃源のオクターブバンドご
との加振力レベルのデータ18と、界床3bの標準衝撃
源による床衝撃音遮音等級L数のデータ19とを読み出
し、これらのデータからまず、単位加振力の入力に対す
る下の部屋での音圧レベル応答を表す伝達関数を求め、
次にこの伝達関数と、加振力算出回路15からの加振力
レベルの信号とにもとづいて、下の部屋7で発生するオ
クターブバンドごとの音圧レベルを算出し、結果を表す
信号を出力する。
【0017】そして、判定・警報回路20は、床衝撃音
算出回路17からの信号が表すオクターブバンドごとの
音圧レベルにもとづいて、下の部屋7における騒音レベ
ルを表すA特性音圧レベルを求め、その値と、上記RO
Mから読み出した、部屋7に対する許容騒音レベル設定
データ21の値とを比較する。その結果、前者が後者を
上回っている場合には、警報装置22に所定の信号を送
出する。これにより警報装置22はアラーム音を発生
し、またアラームライトを点灯させて、許容レベル以上
の騒音が隣接する部屋で発生したことを居住者Aに対し
て通知する。居住者Aはこの警報によって、そのときの
自分の行動によって許容レベル以上の騒音が発生したこ
とを認識でき、以降、そのような行動を謹むよう注意す
ることができる。
【0018】次に、テレビやステレオによる騒音に対し
て警報を発生する場合の動作を説明する。例えばステレ
オのスピーカ2から大きい音が発生しているとすると、
音圧センサ9はその音を検出し、その音圧を表す信号を
出力する。音圧レベル測定装置11は、この信号にもと
づいて部屋5におけるオクターブバンドごとの音圧レベ
ルを求め、結果を表す信号を出力する。そして、透過音
算出回路12は上記ROMより界壁4a、4bおよび界
床3a、3bの遮音等級D数のデータ13を読み出し、
そのデータ値を、音圧レベル測定装置11からの上記信
号が表す音圧レベルから差し引くことによって、隣接す
る部屋6a、6b、7、8におけるオクターブバンドご
との音圧レベルを算出し、結果を表す信号を出力する。
【0019】判定・警報回路20はこの信号が表すオク
ターブバンドごとの音圧レベルにもとづいて、各部屋6
a、6b、7、8における騒音レベルを表すA特性音圧
レベルを求め、それらの値と、上記ROMから読み出し
た、各部屋6a、6b、7、8ごとの許容騒音レベル設
定データ21の値とを比較する。そして、一部屋でも前
者が後者を上回っている場合には、警報装置22に信号
を送る。これにより警報装置22はアラーム音を発生
し、またアラームライトを点灯させて、許容レベル以上
の騒音が隣接する部屋で発生したことを居住者Aに対し
て通知する。居住者Aはこの警報によって、ステレオの
スピーカ2が発する音が許容レベル以上の騒音となって
いることを認識でき、以降、ステレオのボリュームをそ
のときのレベルより低く設定するよう注意することがで
きる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明による集合住
宅の騒音モニタ装置では、加振力算出手段は、振動加速
度センサの出力信号と、予め測定した床の振動加速度ア
ドミッタンスとにもとづいて加振力を算出し、衝撃音算
出手段は、加振力算出手段が算出した加振力と床の床衝
撃音遮音等級L数とを用いて下の部屋での音圧を算出す
る。そして、音圧判定手段は、衝撃音算出手段手段が算
出した音圧が所定の基準値を越えたか否かを判定し、警
報発生手段は、音圧判定手段が音圧が基準値を越えたと
判定したとき、所定の警報を発生する。
【0021】従って、この騒音モニタ装置を設置した部
屋の居住者は、警報発生手段から警報が発せられたと
き、例えば歩行や床での飛びはね、あるいは床に物を落
すなどによって、下の部屋で許容レベル以上の衝撃音が
発生したことを認識でき、以降、そのようなことがない
よう注意することができる。また、床に対するどの程度
の衝撃が、下の部屋に対して騒音となるか、あるいは騒
音とならないかを自身で判断することができる。
【0022】また、本発明による集合住宅の騒音モニタ
装置では、透過音算出手段は音圧センサの出力信号と、
界壁または界床の遮音等級D数から、隣接部屋での音圧
を算出し、音圧判定手段は、透過音算出手段が算出した
音圧が所定の基準値を越えたか否かを判定する。そし
て、警報発生手段は、音圧判定手段が、音圧が基準値を
越えたと判定したとき、所定の警報を発生する。
【0023】従って、この騒音モニタ装置を設置した部
屋の居住者は、警報発生手段から警報が発せられたと
き、例えばステレオやテレビがそのとき発生している音
が、隣接する他の部屋に対して許容レベル以上の騒音と
なっていることを認識でき、以降、そのような騒音を発
生しないよう、ステレオやテレビのボリュームを低く設
定するよう心がけることができる。また、どの程度の音
が隣接する部屋に対して騒音となるか、あるいは騒音と
ならないかを自身で判断することができる。
【0024】すなわち、本発明によって、集合住宅にお
ける騒音問題の発生を未然に防ぐことが可能となり、さ
らに隣接住戸の居住者に対して騒音によって迷惑をかけ
ることを気にするあまり、必要以上に生活を規制してし
まうといったことを防止できる。
【0025】また、音圧センサなどを隣接する部屋に設
置して、他の部屋に伝わる音を検出するような構成とし
た場合には、その部屋での話し声なども検出することに
なり、プライバシ侵害問題の発生も懸念される。しか
し、本発明では、自身の部屋にセンサを設置して、他の
部屋に伝わる音のレベルを算出するので、他の部屋の音
を装置設置側で聴取することはできず、そのような問題
は発生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による集合住宅の騒音モニタ装置の一例
を示す機能ブロック図である。
【図2】図1の騒音モニタ装置を設置した集合住宅の部
屋を、隣接する部屋と共に示す模式断面図である。
【符号の説明】
1 騒音モニタ装置本体 2 スピーカ 3a、3b 界床 3c 床仕上げ材 4a、4b 界壁 5、6a、6b、7、8 部屋 9 音圧センサ 10 振動加速度センサ 11 音圧レベル測定装置 12 透過音算出回路 14 振動加速度レベル測定装置 15 加振力算出回路 17 床衝撃音算出回路 20 判定・警報回路 22 警報装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集合住宅の部屋で発生する騒音を監視す
    る装置であって、 前記部屋の床に設置され、前記床の振動加速度を測定し
    て測定結果を表す信号を出力する振動加速度センサと、 このセンサの出力信号と、予め測定した前記床の振動加
    速度アドミッタンスとにもとづいて前記床に加えられた
    加振力を算出する加振力算出手段と、 この加振力算出手段が算出した前記加振力と前記床の床
    衝撃音遮音等級L数とを用いて下の部屋での音圧を算出
    する衝撃音算出手段と、 この衝撃音算出手段が算出した前記音圧が所定の基準値
    を越えたか否かを判定する音圧判定手段と、 この判定手段が、前記音圧が前記基準値を越えたと判定
    したとき、所定の警報を発する警報発生手段と、 を備えたことを特徴とする集合住宅の騒音モニタ装置。
  2. 【請求項2】 集合住宅の部屋で発生する騒音を監視す
    る装置であって、 前記部屋に設けられ、前記部屋で発生した音の音圧を測
    定して測定結果を表す信号を出力する音圧センサと、 このセンサの出力信号と、界壁または界床の遮音等級D
    数から、隣接する部屋での音圧を算出する透過音算出手
    段と、 この算出手段が算出した前記音圧が所定の基準値を越え
    たか否かを判定する音圧判定手段と、 この判定手段が、前記音圧が前記基準値を越えたと判定
    したとき、所定の警報を発する警報発生手段と、 を備えたことを特徴とする集合住宅の騒音モニタ装置。
  3. 【請求項3】 前記警報手段は、音と光のいずれか一
    方、または両方によって警報を発する請求項1または2
    記載の集合住宅の騒音モニタ。
JP6163295A 1995-02-23 1995-02-23 集合住宅の騒音モニタ装置 Pending JPH08233648A (ja)

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