JPH08232283A - 洞道出入用蓋体の開閉補助装置 - Google Patents

洞道出入用蓋体の開閉補助装置

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Publication number
JPH08232283A
JPH08232283A JP7061792A JP6179295A JPH08232283A JP H08232283 A JPH08232283 A JP H08232283A JP 7061792 A JP7061792 A JP 7061792A JP 6179295 A JP6179295 A JP 6179295A JP H08232283 A JPH08232283 A JP H08232283A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
gas spring
opening
entrance
expansion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7061792A
Other languages
English (en)
Inventor
Shozo Nagai
省三 永井
Hiroshi Nakada
博 中田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NISSHO MAINTENANCE SERVICE KK
Stec KK
Original Assignee
NISSHO MAINTENANCE SERVICE KK
Stec KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NISSHO MAINTENANCE SERVICE KK, Stec KK filed Critical NISSHO MAINTENANCE SERVICE KK
Priority to JP7061792A priority Critical patent/JPH08232283A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 開閉補助装置の耐蝕性及び機械的強度を向上
させる。 【構成】 伸縮保護管体23にガススプリング20をキ
ャップ30,31を介して水滴の浸入を防止して収納す
ると共に、ガススプリング20のシリンダ21を取付ピ
ン27を介して大径の保護管24に連結し、ロッド22
を取付ピン29を介して小径の保護管25に連結する。
そして、伸縮保護管体23の大径及び小径の保護管2
4,25の先端を枢支ピン32,33を介して蓋体の先
端下面と基部下方に枢支する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ケーブルの布設されて
いる洞道に設けた出入口に開閉可能に取付けられている
蓋体を開閉する際に用いられる開閉補助装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5にはケーブルの布設されて洞道の一
部が示されている。洞道は洞道出入口1とこの出入口1
に連続的に設けられている換気用の開口部2を有してい
る。開口部2上には格子3が装着され、格子3の端部に
は洞道出入口1を開閉するための格子状の蓋体4がヒン
ジ5を介して開閉可能に結合されている。
【0003】ところで、蓋体4及び格子3は、通常、鋼
鉄等から製作されているので、蓋体4は40〜100K
gの重量を有している。このような蓋体4は上記したよ
うに、格子3に一端が単にヒンジ結合されているだけな
ので、作業者が洞道内に入るために蓋体4をその重量に
抗して持ち上げる際には、大きな労力を必要とし、場合
によっては腰を痛める等の問題が生じる。
【0004】そこで、通常は蓋体4を開閉補助装置にて
開閉するようにしている。図6は開閉補助装置を示し、
この装置はガススプリング6を主構成としている。ガス
スプリング6は、従来、周知の構造を有し、内部に窒素
ガス及び油等の液体が封入され、シリンダ6aに対しロ
ッド6bが突出及び後退する伸縮構造となっている。シ
リンダ6aの先端面の連結金具7は、蓋体4の先端(自
由端)側の下面に固定されているブラケット8に連結ピ
ン9を介して枢支されている。また、ロッド6bの先端
面の連結金具10は、蓋体4の基部の下方に配されてい
る固定板11に固定されている他のブラケット12に連
結ピン13を介して枢支されている。
【0005】以上の構成を有する開閉補助装置におい
て、蓋体4の先端を持ち上げると、ガススプリング6の
シリンダ6aの移動に伴ってロッド6bが突出し、蓋体
4を、常時、支持するので、蓋体4を図6の二点鎖線位
置まで容易に回動させ、開状態に保持することができ
る。また、開状態の蓋体4を押し下げると、ガススプリ
ング6が蓋体4を支持しつつシリンダ6aにロッド6b
が徐々に後退するので、蓋体4を閉状態に戻すことがで
きる。
【0006】さて、上記したガススプリング6を屋外で
露出させて配置する場合には短期間で腐蝕してしまう。
そこで、従来は、図7に示すように、ガススプリング6
に耐蝕性を保持させている。即ち、ガススプリング6を
蛇腹状のゴム製防蝕カバー14にて覆うと共に、一方の
連結金具7にゴム製の端末キャップ15を被着し、かつ
他方の連結金具10にゴム製のスペーサ16を介してゴ
ム製の端末キャップ17を被着している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の上記耐
蝕構造では次のような問題があった。即ち、防蝕カバー
14は取付位置によっては蓋体4の下面等に摺接するこ
とがあるので、比較的短期間で破損し、水分が浸入する
虞れがある。そして、水分が浸入すると、連結金具7,
10が腐蝕し、折損してしまう問題があった。また、連
結金具7,10やロッド6bは機械的強度が劣るため、
腐蝕しなくても蓋体4の開閉時に側圧が加わると、簡単
に屈曲する虞れがあった。本発明はこのような点を解決
するためになされたもので、耐蝕性及び機械的強度の優
れた洞道出入用蓋体の開閉補助装置を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、基端が洞道の
出入口部に開閉可能にヒンジ結合されている洞道出入用
蓋体の開閉時に、蓋体の先端に支持力を付与すべく伸縮
するガススプリングを備える開閉補助装置において、ガ
ススプリングを防滴を保持して収納し、かつガススプリ
ングと共に伸縮する伸縮保護管体を有し、この伸縮保護
管体の両端を蓋体の先端下面及び基部下方にそれぞれ枢
支したことを特徴とする。
【0009】
【作用】伸縮保護管体にガススプリングを防滴を保持し
て収納したので、ガススプリングの腐蝕を防止すること
ができる。また、伸縮保護管体の両端を蓋体の先端下面
及び基部下方に枢支したので、蓋体の開閉時の側圧は伸
縮保護管体に直接に加わり、ガススプリングに加わるこ
とがない。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図1は本発明に係る開閉補助装置の断面図
であり、図2は図1のA−A線断面図、図3は同装置の
端面図である。本発明に係る開閉補助装置は、図1に示
すように、ガススプリング20を備えている。このガス
スプリング20は周知構造を有し、内部に窒素ガス及び
油等の液体が封入され、シリンダ21に対しロッド22
が突出及び後退する伸縮構造となっている。このような
ガススプリング20は伸縮保護管体23内に収納されて
いる。伸縮保護管体23は鋼管等の金属管から成る大径
の保護管24と小径の保護管25を含み、大径の保護管
24に対し小径の保護管25が突出及び後退する伸縮構
造を有している。
【0011】大径の保護管24内にはガススプリング2
0のシリンダ21が配置され、シリンダ21先端の連結
金具26には取付ピン27が貫通されている。この取付
ピン27は大径の保護管24に直径方向に沿って貫通し
て固定され、これによりシリンダ21が保護管24に連
結される。
【0012】また、小径の保護管25内にはガススプリ
ング20のロッド22が配置され、ロッド22先端の連
結金具28には取付ピン29が貫通されている。この取
付ピン29は小径の保護管25に直径方向に沿って貫通
して固定され、これによりロッド22が保護管25に連
結される。両保護管24,25の先端開口には合成樹脂
製のキャップ30,31が水滴の浸入を防止すべく嵌着
されている。大径及び小径の保護管24,25の先端側
には、図1及び図3に示すように、その直径方向に沿っ
て枢支ピン32,33がそれぞれ貫通されている。一方
の枢支ピン32は、図4に示すように、蓋体4先端の下
面に固定されているブラケット8に枢支されている。他
方の枢支ピン33は蓋体4基部の下方に配されている固
定板11に固定されている他のブラケット12に枢支さ
れている。
【0013】尚、図4において、図6と同一部分には同
一符号を付している。以上の構成を有する開閉補助装置
において、蓋体4の先端を持ち上げると、伸縮保護管体
23の大径の保護管24の移動に伴ってシリンダ21も
移動するので、ガススプリング20の支持力を伸縮保護
管体23を介して蓋体4に付与しつつ蓋体4を開くこと
ができる。また、蓋体4を閉じる際にもガススプリング
20の支持力を伸縮保護管23を介して蓋体4に付与す
ることができる。このように、ガススプリング20を伸
縮保護管体23に防滴を保持し、即ち、水滴の浸入を防
止して収納すると、ガススプリング20の腐蝕を防止す
ることができる。また、蓋体4の開閉時の側圧は機械的
強度の大きな伸縮保護管体23に加わるので、ガススプ
リング20のロッド22や連結金具27,28が側圧に
より屈曲したり損傷することがなくなる。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、伸縮保護管体にガスス
プリングを防滴を保持して収納すると共に両者を一体的
に伸縮させ、かつ伸縮保護管体の両端を蓋体の先端下面
と基部下方に枢支したので、ガススプリングの腐蝕が防
止され、かつ機械的強度の優れた洞道出入用蓋体の開閉
補助装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る開閉補助装置の断面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】同装置の端面図である。
【図4】同装置の使用態様を示す一部断面図である。
【図5】洞道の出入口を示す斜視図である。
【図6】従来の開閉補助装置の使用態様を示す一部断面
図である。
【図7】開閉補助装置の従来の耐蝕構造を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
4 蓋体 20 ガススプリング 24,25 保護管 26,28 連結金具 27,29 取付ピン 30,31 キャップ 32,33 枢支ピン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基端が洞道の出入口部に開閉可能にヒン
    ジ結合されている洞道出入用蓋体の開閉時に、該蓋体の
    先端に支持力を付与すべく伸縮するガススプリングを備
    える開閉補助装置において、 前記ガススプリングを防滴を保持して収納し、かつ該ガ
    ススプリングと共に伸縮する伸縮保護管体を有し、 該伸縮保護管体の両端が前記蓋体の前記先端の下面及び
    前記基端の下方にそれぞれ枢支されていることを特徴と
    する洞道出入用蓋体の開閉補助装置。
JP7061792A 1995-02-24 1995-02-24 洞道出入用蓋体の開閉補助装置 Pending JPH08232283A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7061792A JPH08232283A (ja) 1995-02-24 1995-02-24 洞道出入用蓋体の開閉補助装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7061792A JPH08232283A (ja) 1995-02-24 1995-02-24 洞道出入用蓋体の開閉補助装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08232283A true JPH08232283A (ja) 1996-09-10

Family

ID=13181312

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7061792A Pending JPH08232283A (ja) 1995-02-24 1995-02-24 洞道出入用蓋体の開閉補助装置

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JP (1) JPH08232283A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103711149A (zh) * 2014-01-01 2014-04-09 西安航空学院 新型自动开合防盗井盖

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103711149A (zh) * 2014-01-01 2014-04-09 西安航空学院 新型自动开合防盗井盖

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