JPH08231302A - 有害生物防除組成物 - Google Patents

有害生物防除組成物

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JPH08231302A
JPH08231302A JP7348522A JP34852295A JPH08231302A JP H08231302 A JPH08231302 A JP H08231302A JP 7348522 A JP7348522 A JP 7348522A JP 34852295 A JP34852295 A JP 34852295A JP H08231302 A JPH08231302 A JP H08231302A
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ペーター・レゼル
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グンター・ペナース
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    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N25/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators, characterised by their forms, or by their non-active ingredients or by their methods of application, e.g. seed treatment or sequential application; Substances for reducing the noxious effect of the active ingredients to organisms other than pests
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    • A01N25/24Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators, characterised by their forms, or by their non-active ingredients or by their methods of application, e.g. seed treatment or sequential application; Substances for reducing the noxious effect of the active ingredients to organisms other than pests containing ingredients to enhance the sticking of the active ingredients

Abstract

(57)【要約】 【課題】 好ましくない気候条件下でも非常に安定であ
り、長期間にわたり目標とする非常に有効である環境的
にやさしい有害生物の調節を可能にし、適用後に固化す
るため、処置された作物の中で作業する人間が有害生物
防除活性化合物で汚染される危険性が事実上なくなり、
適用場所に付着して環境因子が望ましくない広範な分布
をもたらさない組成物を提供することである。 【解決手段】 −少なくとも1種の有害生物防除活性化
合物、 −少なくとも1種のシグナル物質、 −少なくとも1種の水と微混和性の液体紫外線吸収剤、 −調合物の乾燥後にスポンジ様構造を有するかまたは多
孔性膜を形成する少なくとも1種の硬化可能な重合体、 −少なくとも1種の表面活性剤および −適宜添加剤を含んでなり且つ適用後に乾燥しそして硬
化する新規な有害生物防除組成物、新規な組成物の製造
方法、並びに昆虫および望ましくないダニ目の代表種を
防除するためのそれらの使用。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、有害な昆虫およびダニ目の代表
種を防除するための新規な組成物、これらの組成物の製
造方法、並びに農業、林業および園芸におけるそれらの
使用に関する。
【0002】植物に対する動物性有害生物を有害生物防
除剤を用いて防除する時には、保護しようとする植物お
よびそれらが成育する土壌を含むそれらの環境の汚染を
最少にするために努力が払われる。さらに、有益な動物
および温血動物種は有害生物防除活性化合物によりでき
るだけ少ない悪影響を受けるようにすべきである。しか
しながら、それとは対照的に、防除しようとする有害生
物は有害生物防除剤にできるだけ多く露呈されて有害生
物が十分な量の活性化合物を接触により、胃の毒性物質
としてまたは気相を介して摂取できなければならない。
【0003】昆虫を防除する時には、例えば殺昆虫活性
化合物を昆虫に対する誘引活性を有する例えばフェロモ
ン類、カイロモン類(kairomones)または誘引剤の如きシ
グナル物質と組み合わせそして生じた混合物を全体部分
でなく局部的な小さい個々の点で保護しようとする作物
に適用することにより上記の条件を満たすことができ
る。シグナル物質も処置場所で放出されるため、有害生
物がこれらの場所に移動すると、有害生物防除活性化合
物で汚染されそして死滅する。
【0004】そのような組成物が十分長い期間にわたり
活性であるためには、活性成分が当該調合物中で一方で
は例えば光、酸素および気候の如き環境因子に対して保
護されていながら他方では調節された方法で放出される
ような形状で存在していなければならない。さらに、昆
虫が調合物と接触した後にそれらを死滅させるのに十分
な量を昆虫が摂取することも保証されなければならな
い。
【0005】上記の概念を基にした動物性有害生物を防
除するための多数の調合物がすでに開示されている。
【0006】例えば、EP−A 0 055 475はコ
ッサス・コッサス(Cossus cossus)種の雄の昆虫を、適
宜(Z)−3−デセン−1−イルアセテート、(Z)−3−
ドデセン−1−イルアセテートおよび/または(E)−5
−ドデセン−1−イルアセテートとの混合物の形状の、
(Z)−5−ドデセン−1−イルアセテートを用いて防除
できることを開示している。誘引剤、または活性成分の
混合物を低い蒸気圧を有する溶媒の中に適用するか、或
いは所望により吸着基質(adsorbate)または不活性固体
の形状で酸化防止剤および紫外線安定剤との混合物とし
て適用する。さらに、GB−A 2 064 323はシ
グナル物質および紫外線安定剤および他の添加剤が吸収
用および吸着用固体の組み合わせに対して固定されてい
るフェロモンを基にした殺昆虫剤を記載している。しか
しながら、これらの調合物の欠点は気候因子に対するそ
れらの耐性が比較的低いことおよび活性化合物が比較的
短い時間後に破壊または浸出してしまうことである。
【0007】有害生物を防除するために、マイクロカプ
セル形状または水溶性重合体中に結合された誘引剤およ
び殺昆虫剤の組み合わせを使用することもすでに知られ
ている(JP−A 59−7101および"Advances in
Pesticide Formulation Technology" 1984, 11章, 151-
162頁参照)。しかしながら、放出される活性化合物の
量が有害生物を死滅させるにはしばしば不十分であるた
め、そのような調合物の活性は必ずしも常に十分高いも
のではない。
【0008】GB−A 2 141 932に従うと、液
体または半液体状の耐水性および紫外線安定化用重合体
の中にフェロモンを、適宜紫外線吸収剤および他の添加
剤との混合物状で、含んでなる調合物を有害生物防除剤
として使用することができる。活性化合物はこれらの調
合物中で十分長い期間にわたり安定性であるが、拡散す
る活性化合物の量は必ずしも常に十分高い活性度を保証
しない。さらに、適用後もそれらの液体粘稠度を保有す
るそのような組成物の使用はしばしば実施時に問題を起
こす。
【0009】最後に、有害生物を防除するのに適する他
の調合物は主として1種もしくはそれ以上の永久的な液
体紫外線吸収剤、並びに殺昆虫剤および誘引剤からなり
そして粘着形状であり且つ長期間にわたり硬化しないも
のであることがEP−A 0376 888からわかる。
これらの調合物の活性は良好であるが、実際的なそれら
の使用は問題を起こす。例えば、樹木として成長した果
実作物の場合およびブドウ栽培の場合のように栽培中に
処置した部分がさらに定期的に手作業を必要とするな
ら、処置された作物中での上記化合物による使用者の汚
染を避けることは非常に難しい。さらに、環境因子も栽
培中の地域全体にわたり永久的な液体調合物の望ましく
ない広範な分布をもたらすこともある。
【0010】−少なくとも1種の有害生物防除活性化合
物、 −少なくとも1種のシグナル物質、 −少なくとも1種の水と微混和性の液体紫外線吸収剤、 −調合物の乾燥後にスポンジ様構造を有するかまたは多
孔性膜を形成する少なくとも1種の硬化可能な重合体、 −少なくとも1種の表面活性剤および −適宜添加剤を含んでなることおよびそれらが施用後に
乾燥しそして硬化することを特徴とする有害生物防除組
成物を今回見いだした。
【0011】さらに、a)少なくとも1種の有害生物防
除活性化合物、少なくとも1種のシグナル物質、少なく
とも1種の水と微混和性の液体紫外線吸収剤および適宜
添加剤を混合し、 b)生じた混合物を少なくとも1種の表面活性剤および
水の溶液の中に分散させ、そして c)生じた乳濁液を、調合物の乾燥後にスポンジ様構造
を有するかまたは多孔性膜を形成する少なくとも1種の
硬化可能な重合体および適宜添加剤の水性溶液または分
散液で処理することにより本発明に従う組成物を製造で
きることも見いだした。
【0012】最後に、本発明に従う化合物が農業、林業
および園芸において有害な昆虫および望ましくないダニ
目の代表種を防除するのに非常に適することも見いだし
た。
【0013】適用後に硬化する本発明に従う組成物が上
記の目的に非常に適するということは大変驚異的である
と考えるべきである。その理由は、上記の先行技術は防
除しようとする有害生物はそれらを死滅させるのに十分
な量の適用後に固化するような調合物の活性化合物を摂
取しないことを示唆していたからである。しかしなが
ら、それらの予測とは対照的に、本発明に従う組成物は
適用後に粘着性のままである同様な組成の先行技術の調
合物より良好であるかまたは少なくとも同等に良好な活
性を有する。
【0014】本発明に従う組成物は一連の利点により特
徴づけられている。例えば、これらの調合物は好ましく
ない気候条件下でも非常に安定である。さらに、それら
は長期間にわたり目標とする非常に有効である環境的に
やさしい有害生物の調節を可能にする。さらに、本発明
に従う組成物は適用後に固化するため、処置された作物
の中で作業する人間が有害生物防除活性化合物で汚染さ
れる危険性が事実上なくなる。最後に、硬化可能な組成
物はそれらを適用した場所に付着する。環境因子が望ま
しくない広範な分布をもたらさない。
【0015】本発明に従う組成物は1種もしくはそれ以
上の有害生物防除活性化合物を含んでなる。これらは有
害な昆虫および望ましくないダニ目の代表種を防除する
のに適する全ての一般的物質を意味すると理解すべきで
ある。下記のものが好適である:カルバメート類、有機
燐化合物、ニトロフェノール類およびそれらの誘導体、
ニトロメチレン類、ニコチノイド類、ホルムアミジン
類、ウレア類、フェニルベンゾイルウレア類、ピレスロ
イド類、塩素化された炭化水素およびバジルス・スリン
ゲンシス(Bazilllus thuringensis)調合物。下記の物質
が例として挙げられる:アバメクチン(abamectin)、A
C 303 630、アセフェート(acephate)、アクリナ
スリン(acrinathrin)、アラニカルブ(alanycarb)、アル
ジカルブ(aldicarb)、アルファメスリン(alphamethri
n)、アミトラズ(amitraz)、アヴェルメクチン(avermect
in)、AZ 60541、アザジラヒチン(azadirachti
n)、アジンフォスA(azinphos A)、アジンフォスM(azi
nphos M)、アゾシクロチン(azocyclotin)、バジルス・
スリンゲンシス(Bazilllus thuringensis)、ベンジオカ
ルブ(bendiocarb)、ベンフラカルブ(benfuracarb)、ベ
ンスルタップ(bensultap)、ベタシフルスリン(betacyfl
uthrin)、ビフェンスリン(bifenthrin)、BPMC、ブ
ロフェンプロックス(brofenprox)、ブロモフォスA(bro
mophos A)、ブフェンカルブ(bufencarb)、ブプロフェジ
ン(buprofezin)、ブトカルボキシン(butocarboxin)、ブ
チルピリダベン(butylpyridaben)、カデュサフォス(cad
usafos)、カルバリル(carbaryl)、カルボフラン(carbof
uran)、カルボフェノチオン(carbophenothion)、カルボ
スルファン(cafbosulufan)、カルタップ(cartap)、CG
A 157419、CGA 184699、クロエトカル
ブ(chloethocarb)、クロルエトキシフォス(chlorethoxy
fos)、クロルフェンヴィンフォス(chlorfenvinphos)、
クロルフルアズロン(chlorfluazuron)、クロルメフォス
(chlormephos)、クロルピリフォス(chlorpyrifos)、ク
ロルピリフォスM(chlorpyrifos M)、シス−レスメスリ
ン(cis-Resmethrin)、クロシスリン(clocythrin)、クロ
フェンテジン(clofentezine)、シアノフォス(cyanopho
s)、シクロプロスリン(cycloprothrin)、シフルスリン
(cyfluthrin)、シハロスリン(cyhalothrin)、シヘキサ
チン(cyhexatin)、シペルメスリン(cypermethrin)、シ
ロマジン(cyromazine)、デルタメスリン(deltamethri
n)、デメトンM(demeton M)、デメトンS(demetonS)、
デメトン−S−メチル(demeton-S-methyl)、ジアフェン
チウロン(diafenthiuron)、ジアジノン(diazinon)、ジ
クロフェンチオン(dichlofenthion)、ジクロルヴォス(d
ichlorvos)、ジクリフォス(dicliphos)、ジクロトフォ
ス(dicrotophos)、ジエチオン(diethion)、ジフルベン
ズロン(diflubenzuron)、ジメトエート(dimethoate)、
ジメチルヴィンフォス(dimethylvinphos)、ジオキサチ
オン(dioxathion)、ジスルフォトン(disulfoton)、エジ
フェンフォス(edifenphos)、エマメクチン(emamecti
n)、エスフェンヴァレレート(esfenvalerate)、エチオ
フェンカルブ(ethiofencarb)、エチオン(ethion)、エト
フェンプロックス(etofenprox)、エトプロフォス(ethop
rophos)、エトリンフォス(etrimphos)、フェナミフォス
(fenamiphos)、フェナザクイン(fenazaquin)、フェンブ
タチンオキシド(fenbutatin oxide)、フェニトロチオン
(fenitrothion)、フェノブカルブ(fenobucarb)、フェノ
チオカルブ(fenothiocarb)、フェノキシカルブ(fenoxyc
arb)、フェンプロパスリン(fenpropathrin)、フェンピ
ラド(fenpyrad)、フェンピロキシメート(fenpyroximat
e)、フェンチオン(fenthion)、フェンヴァレレート(fen
valerate)、フィプロニル(fipronil)、フルアジナム(fl
uazinam)、フルシクロクスロン(flucycloxuron)、フル
シスリネート(flucythrinate)、フルフェノクスロン(fl
ufenoxuron)、フルフェンプロックス(flufenprox)、フ
ルヴァリネート(fluvalinate)、ホノフォス(fonopho
s)、ホルモチオン(formothion)、ホスチアゼート(fosth
iazate)、フブフェンプロックス(fubfenprox)、フラチ
オカルブ(furathiocarb)、HCH、ヘプテノフォス(hep
tenophos)、ヘキサフルムロン(hexaflumuron)、ヘキシ
チアゾックス(hexythiazox)、イミダクロプリド(imidac
loprid)、イプロベンフォス(iprobenfos)、イサゾフォ
ス(isazophos)、イソフェンフォス(isofenphos)、イソ
プロカルブ(isoprocarb)、イソキサチオン(isoxathio
n)、イヴェルメクチン(ivermectin)、ラムダ−シハロス
リン(lambda-cyhalothrin)、ルフェヌロン(lufenuro
n)、マラチオン(malathion)、メカルバム(mecarbam)、
メルヴィンフォス(mervinphos)、メスルフェンフォス(m
esulfenphos)、メタアルデヒド(metaldehyde)、メタク
リフォス(methacrifos)、メタミドフォス(methamidopho
s)、メチダチオン(methidathion)、メチオカルブ(methi
ocarb)、メトミル(methomyl)、メトルカルブ(metolcar
b)、ミルベメクチン(milbemectin)、モノクロトフォス
(monocrotophos)、モキシデクチン(moxidectin)、ナレ
ド(naled)、NC 184、NI 25、ニテンピラム(ni
tenpyram)、オメトアト(omethoat)、オキサミル(oxamy
l)、オキシデメトンM(oxydemethon M)、オキシデプロ
フォス(oxydeprofos)、パラチオンA(parathion A)、パ
ラチオンM(parathion M)、ペルメスリン(permethri
n)、フェントエート(phenthoate)、フォレート(phorat
e)、フォサロン(phosalone)、フォスメット(phosmet)、
フォスファミドン(phosphamidon)、フォキシム(phoxi
m)、ピリミカルブ(pirimicarb)、ピリミフォスM(pirim
iphos M)、ピリミフォスA(pirimiphos A)、プロフェノ
フォス(profenofos)、プロメカルブ(promecarb)、プロ
パフォス(propaphos)、プロポクサー(propoxur)、プロ
チオフォス(prothiofos)、プロトエート(prothoate)、
ピメトロジン(pymetrozin)、ピラクロフォス(pyrachlop
hos)、ピリダフェンチオン(pyridaphenthion)、ピレス
メスリン(pyresmethrin)、ピレスルム(pyrethrum)、ピ
リダベン(pyridaben)、ピリミジフェン(pyrimidifen)、
ピリプロキシフェン(pyriproxifen)、キナルフォス(qui
nalphos)、RH 5992、サリチオン(salithion)、セ
ブフォス(sebufos)、シラフルオフェン(silafluofen)、
スルフォテップ(sulfotep)、スルプロフォス(sulprofo
s)、テブフェノジド(tebufenozid)、テブフェンピラド
(tebufenpyrad)、テブピリミフォス(tebupirimiphos)、
テフルベンズロン(teflubenzuron)、テフルスリン(tefl
uthrin)、テメフォス(temephos)、テルバム(terbam)、
テルブフォス(terbufos)、テトラクロルヴィンフォス(t
etrachlorvinphos)、チアフェノックス(thiafenox)、チ
オジカルブ(thiodicarb)、チオファノックス(thiofano
x)、チオメトン(thiomethon)、チオナジン(thionazi
n)、スリンギエンシン(thuringiensin)、トラロメスリ
ン(tralomethrin)、トリアラテン(triarathen)、トリア
ゾフォス(triazophos)、トリアズロン(triazuron)、ト
リクロルフォン(trichlorfon)、トリフルムロン(triflu
muron)、トリメタカルブ(trimethacarb)、トランスフル
スリン(transfluthrin)、ヴァミドチオン(vamidothio
n)、XMC、キシリルカルブ(xylylcarb)、ゼタメスリ
ン(zetamethrin)。
【0016】本発明に従う組成物が含んでなるシグナル
物質は防除しようとする有害生物に対する誘引活性を有
し且つこれらの有害生物の行動を変えさせる一般的な物
質であってよい。好適なシグナル物質はフェロモン類、
カイロモン類および誘引剤である。そのような物質の例
として挙げられるものは下記の物質である:Z−5−デ
セニルアセテート、ドデカニルアセテート、Z−7−ド
デセニルアセテート、E−7−ドデセニルアセテート、
Z−8−ドデセニルアセテート、E−8−ドデセニルア
セテート、Z−9−ドデセニルアセテート、E−9−ド
デセニルアセテート、E−10−ドデセニルアセテー
ト、11−ドデセニルアセテート、Z−9,11−ドデ
カジエニルアセテート、E−9,11−ドデカジエニル
アセテート、Z−11−トリデセニルアセテート、E−
11−トリデセニルアセテート、テトラデセニルアセテ
ート、E−7−テトラデセニルアセテート、Z−8−テ
トラデセニルアセテート、E−8−テトラデセニルアセ
テート、Z−9−テトラデセニルアセテート、E−9−
テトラデセニルアセテート、Z−10−テトラデセニル
アセテート、E−10−テトラデセニルアセテート、Z
−11−テトラデセニルアセテート、E−11−テトラ
デセニルアセテート、Z−12−ペンタデセニルアセテ
ート、E−12−ペンタデセニルアセテート、ヘキサデ
カニルアセテート、Z−7−ヘキサデセニルアセテー
ト、Z−11−ヘキサデセニルアセテート、E−11−
ヘキサデセニルアセテート、オクタデカニルアセテー
ト、E,Z−7,9−ドデカジエニルアセテート、Z,E
−7,9−ドデカジエニルアセテート、E,E−7,9−
ドデカジエニルアセテート、Z,Z−7,9−ドデカジエ
ニルアセテート、E,E−8,10−ドデカジエニルアセ
テート、E,Z−9,12−ドデカジエニルアセテート、
E,Z−4,7−トリデカジエニルアセテート、4−メト
キシ−シンナムアルデヒド、β−イオノン、エストラゴ
ール、オイゲノール、インドール、8−メチル−2−デ
シルプロパノエート、E,E−9,11−テトラデカジエ
ニルアセテート、Z,Z−9,12−テトラデカジエニル
アセテート、Z,Z−7,11−ヘキサデカジエニルアセ
テート、E,Z−7,11−ヘキサデカジエニルアセテー
ト、Z,E−7,11−ヘキサデカジエニルアセテート、
E,E−7,11−ヘキサデカジエニルアセテート、Z,
E−3,13−オクタデカジエニルアセテート、E,Z−
3,13−オクタデカジエニルアセテート、E,E−3,
13−オクタデカジエニルアセテート、エタノール、ヘ
キサノール、ヘプタノール、オクタノール、デカノー
ル、Z−6−ノネノール、E−6−ノネノール、ドデカ
ノール、11−ドデセノール、Z−7−ドデセノール、
E−7−ドデセノール、Z−8−ドデセノール、E−8
−ドデセノール、E−9−ドデセノール、Z−9−ドデ
セノール、E−9,11−ドデカジエノール、Z−9,1
1−ドデカジエノール、Z,E−5,7−ドデカジエノー
ル、E,E−5,7−ドデカジエノール、E,E−8,10
−ドデカジエノール、E,Z−8,10−ドデカジエノー
ル、Z,Z−8,10−ドデカジエノール、Z,E−8,1
0−ドデカジエノール、E,Z−8,10−ドデカジエノ
ール、E,Z−7,9−ドデカジエノール、Z,Z−7,9
−ドデカジエノール、E−5−テトラデセノール、Z−
8−テトラデセノール、Z−9−テトラデセノール、E
−9−テトラデセノール、Z−10−テトラデセノー
ル、Z−11−テトラデセノール、E−11−テトラデ
セノール、Z−11−ヘキサデセノール、Z,E−9,1
1−テトラデカジエノール、Z,E−9,12−テトラデ
カジエノール、Z,Z−9,12−テトラデカジエノー
ル、Z,Z−10,12−テトラデカジエノール、Z,Z
−7,11−ヘキサデカジエノール、Z,E−7,11−
ヘキサデカジエノール、(E)−14−メチル−8−ヘキ
サデセン−1−オール、(Z)−14−メチル−8−ヘキ
サデセン−1−オール、E,E−10,12−ヘキサデカ
ジエノール、E,Z−10,12−ヘキサデカジエノー
ル、ドデカナル、Z−9−ドデカナル、テトラデカナ
ル、Z−7−テトラデカナル、Z−9−テトラデセナ
ル、Z−11−テトラデセナル、E−11−テトラデセ
ナル、E−11,13−テトラデカジエナル、E,E−
8,10−テトラデカジエナル、Z,E−9,11−テト
ラデカジエナル、Z,E−9,12−テトラデカジエナ
ル、ヘキサデカナル、Z−8−ヘキサデセナル、Z−9
−ヘキサデセナル、Z−10−ヘキサデセナル、E−1
0−ヘキサデセナル、Z−11−ヘキサデセナル、E−
11−ヘキサデセナル、Z−12−ヘキサデセナル、Z
−13−ヘキサデセナル、(Z)−14−メチル−8−ヘ
キサデセナル、(E)−14−メチル−8−ヘキサデセナ
ル、Z,Z−7,11−ヘキサデカジエナル、Z,E−7,
11−ヘキサデカジエナル、Z,E−9,11−ヘキサデ
カジエナル、E,E−10,12−ヘキサデカジエナル、
E,Z−10,12−ヘキサデカジエナル、Z,E−10,
12−ヘキサデカジエナル、Z,Z−10,12−ヘキサ
デカジエナル、Z,Z−11,13−ヘキサデカジエナ
ル、オクタデカナル、Z−11−オクタデセナル、E−
13−オクタデセナル、Z−13−オクタデセナル、Z
−5−デセニル−3−メチル−ブタノエート、ジスパル
ルア(Disparlure):(+)シス−7,8−エポキシ−2−
メチルオクタデカン、シューデノール(Seudenol):3−
メチル−2−シクロヘキセン−1−オール、スルカトー
ル(sulcatol):6−メチル−5−ヘプテン−2−オー
ル、イプセノール(Ipsenol):2−メチル−6−メチレ
ン−7−オクテン−4−オール、イプスジエノール(Ips
dienol):2−メチル−6−メチレン−2,7−オクタジ
エン−4−オール、グランドルアI(Grandlure I):シ
ス−2−イソプロペニル−1−メチル−シクロブタンエ
タノール、グランドルアII(Grandlure II):Z−3,3
−ジメチル−1−シクロヘキサンエタノール、グランド
ルア III(Grandlure III):Z−3,3−ジメチル−1−シク
ロヘキサンアセトアルデヒド、グランドルアIV(Grandlu
re IV):E−3,3−ジメチル−1−シクロヘキサンア
セトアルデヒド、シス−2−ヴェルベノール(cis-2-ver
benol):シス−4,6,6−トリメチルビシクロ[3,1,
1]ヘプテ−3−エン−2−オールククルビタシン、2
−メチル−3−ブテン−2−オール、4−メチル−3−
ヘプタノール、ククルビタシン、2−メチル−3−ブテ
ン−2−オール、4−メチル−3−ヘプタノール、α−
ピネン(α-pinene):2,6,6−トリメチルビシクロ
[3,1,1]ヘプテ−2−エン、α−カリオフィレン(α-
caryophyllene):4,11,11−トリメチル−8−メチ
レンビシクロ[7,2,0]ウンデカン、Z−9−トリコセ
ン、α−マルチストリアチン2(2−エンド,4−エン
ド)−5−エチル−2,4−ジメチル−6,8−ジオキサ
ビシクロ[3,2,1]オクタン、メチルオイゲノール(met
hyleugenol):1,2−ジメトキシ−4−(2−プロペニ
ル)フェノール、リネアチン(Lineatin):3,3,7−ト
リメチル−2,9−ジオキサトリシクロ[3,3,1,0]ノ
ナン、チャルコグラン(Chalcogran):2−エチル−1,
6−ジオキサスピロ[4,4]ノナン、フロンタリン(Fron
talin):1,5−ジメチル−6,8−ジオキサビシクロ
[3,2,1]オクタン、エンド−ブレヴィコミン(endo-Br
evicomin):エンド−7−エチル−5−メチル−6,8−
ジオキサビシクロ[3,2,1]オクタン、エキソ−ブレヴ
ィコミン(exo-brevicomin):エキソ−7−エチル−5−
メチル−6,8−ジオキサビシクロ[3,2,1]オクタ
ン、(Z)−5−(1−デセニル)ジヒドロ−2−(3H)−
フラノン、ファルネソール(Farnesol)3,7,11−トリ
メチル−2,6,10−ドデカトリエン−1−オール、ネ
ロリドール(Nerolidol)3,7,11−トリメチル−1,
6,10−ドデカトリエン−3−オール、3−メチル,6
−(1−メチルエテニル)−9−デセン−1−オールアセ
テート、(Z)−3−メチル−6−(1−メチルエテニル)
−3,9−デカジエン−1−オールアセテート、(E)−
3,9−メチル−6−(1−メチルエテニル)−5,8−デ
カジエン−1−オール−アセテート、3−メチレン−7
−メチル−オクテン−1−オールプロピオネート、(Z)
−3,7−ジメチル−2,7−オクタジエン−1−オール
プロピオネート、(Z)−3,9−ジメチル−6−(1−メ
チルエテニル)−3,9−デカジエン−1−オールプロピ
オネート。
【0017】本発明に従う組成物は少なくとも1種の水
と微混和性の液体紫外線吸収剤を含んでなる。これは紫
外線、好適には270〜400nmの波長範囲の日光か
らの紫外線照射を吸収できる物質を意味すると理解すべ
きである。好適な液体紫外線吸収剤は以下のものであ
る:−式
【0018】
【化1】
【0019】[式中、R1は水素または塩素を表し、R2
は水素、アルキル、フェニルアルキルまたはフェニルを
表し、そしてR3はアルキル、フェニルアルキル、フェ
ニルまたは−(CH2)2−COO−アルキルを表す]の2
−(2−ヒドロキシフェニル)−ベンゾトリアゾール類、 −式
【0020】
【化2】
【0021】[式中、R4は水素、アルキルまたはアル
コキシを表し、そしてR5はアルキル、好適にはメチ
ル、イソオクチルまたはドデシルを表す]の2−ヒドロ
キシ−4−アルコキシ−ベンゾフェノン類、 −式
【0022】
【化3】
【0023】[式中、R7はアルキルを表す]のオキサ
アニリド類、 −式
【0024】
【化4】
【0025】[式中、R7はアルキル、好適にはn−ブ
チル、または
【0026】
【化5】
【0027】を表し、ここでR8およびR9はアルキル、
または
【0028】
【化6】
【0029】を表し、ここでR10はアルキル、好適には
ブチルまたは基
【0030】
【化7】
【0031】を表す]の桂皮酸誘導体、および−式
【0032】
【化8】
【0033】[式中、R11は水素またはヒドロキシルを
表し、R12は炭素数1〜18のアルキルを表し、R13
炭素数1〜18のアルキルまたは炭素数1〜18のアル
コキシを表し、R14は炭素数1〜18のアルキルを表
し、そしてmおよびnは数0、1または2を表す]のト
リアジン誘導体。
【0034】式(I)の2−(2−ヒドロキシフェニル)
−ベンゾトリアゾール類の例として挙げられるものは以
下の表1に挙げられている物質である。
【0035】
【表1】
【0036】式(II)の例として、式
【0037】
【化9】
【0038】の2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフ
ェノンが挙げられる。
【0039】式(IV−c)の桂皮酸誘導体の例として、
【0040】
【化10】
【0041】の2−(2−エチルヘキシル)2−シアノ−
3,3−ジフェニル−2−プロペノエートが挙げられ
る。
【0042】本発明に従う組成物が含んでなる適当な重
合体は、組成物の適用後に膜状に乾燥してスポンジ様の
多孔性マトリックスを形成する全ての一般的な水溶性も
しくは水−分散性の重合体または共重合体である。好適
な重合体は適当な単量体のアニオンまたは非−イオン重
合により、例えば遊離基開始剤または他の開始剤システ
ムを用いる乳化重合または粒状重合により合成できるも
のである。好適に使用できる他の重合体は天然ゴムラテ
ックスを基にしたものである。
【0043】特に好適な重合体の例として挙げられるも
のは下記の物質である:ポリ酢酸ビニル(MowilithR)、
種々の加水分解度のポリビニルアルコール類(Mowio
lR),ポリビニルピロリドン類(Luviskol KR, Agrime
rR)、ポリアクリレート類(CarbopolR)、水中に可溶性で
あるかもしくは分散性であるアクリレート−、ポリオー
ル−もしくはポリエステルを基にしたワニスシステム結
合剤(DesmophenR, RoskydalR, BayhydrolR)、並びに2
種もしくはそれ以上の単量体、例えばアクリル酸、メタ
クリル酸、イタコン酸、マレイン酸、フマル酸、無水マ
レイン酸、ビニルピロリドン、エチレン系不飽和単量
体、例えばエチレン、ブタジエン、イソプレン、クロロ
プレン、スチレン、ジビニルベンゼン、α−メチルスチ
レンまたはp−メチルスチレン、並びにビニルハロゲン
化物、例えば塩化ビニルおよび塩化ビニリデン、並びに
ビニルエステル類、例えば酢酸ビニル、プロピオン酸ビ
ニルもしくはステアリン酸ビニル、およびビニルメチル
ケトン、またはアクリル酸もしくはメタクリル酸と1価
アルコールもしくはポリオールとのエステル類、例えば
アクリル酸メチル、メタクリル酸メチル、アクリル酸エ
チル、メタクリル酸エチレン、アクリル酸ラウリル、メ
タクリル酸ラウリル、アクリル酸デシル、メタクリル酸
N,N−ジメチルアミノエチル、メタクリル酸2−ヒド
ロキシエチル、メタクリル酸2−ヒドロキシプロピルも
しくはメタクリル酸グリシジル、および不飽和ジカルボ
ン酸のジエチルエステル類もしくはモノエステル類、ま
たは(メタ)アクリルアミド−N−メチロール、メチルエ
ーテル、アミド類またはニトリル類、例えばアクリルア
ミド、メタクリルアミド、N−メチロール−(メタ)アク
リルアミド、アクリロニトリル、メタクリロニトリル、
並びにN−置換されたマレイミド類およびエーテル類、
例えばビニルブチルエーテル、ビニルイソブチルエーテ
ルもしくはビニルフェニルエーテルの共重合体。
【0044】調合物が乾燥した時に、重合体は水中に不
溶性もしくは微溶性であるかまたは微分散性であるマト
リックスを形成する。低いガラス転移温度を有する重合
体、特に50℃より低いガラス転移温度を有する物質が
好適に使用される。
【0045】本発明に従う組成物は1種もしくはそれ以
上の表面活性剤を含んでなる。適当な表面活性物質は植
物処理製品の製造において一般的に使用される全てのも
のである。下記のものが好適である:非−イオン性およ
びアニオン性乳化剤、例えばポリオキシエチレン脂肪酸
エステル類、ポリオキシエチレン脂肪アルコールエーテ
ル類、アルキルアリールポリグリコールエーテル類、脂
肪アミンエトキシレート類、アルキルスルホネート類、
アルキルサルフェート類、アルキルアリールスルホネー
ト類、アリールサルフェート類およびシリコーン表面活
性剤。そのような表面活性物質の例はMcCutcheon's "Em
ulsifiers and Detergents" 1982 NorthAmerica Edit.,
MC Publishing Co., 175 Rock Road, Glen Rock, NJ 0
7 452,USAに挙げられている。
【0046】本発明に従う組成物中に存在できる適当な
添加剤は植物処理製品の製造において添加剤として一般
的に使用できる全てのものである。これらには、着色
剤、酸化防止剤、増粘剤、充填剤、凍結防止剤および溶
媒が包含される。
【0047】適当な着色剤は可溶性色素または微溶性カ
ラー顔料、例えば二酸化チタン、顔料−等級のカラーブ
ラックまたは酸化亜鉛である。
【0048】適当な酸化防止剤は植物処理製品の製造に
おいてこの目的のために一般的に使用できる全てのもの
である。立体障害フェノール類並びにアルキル−置換さ
れたヒドロキシアニソール類およびヒドロキシトルエン
類が好適である。
【0049】適当な増粘剤は植物処理製品の製造におい
てこの目的のために一般的に使用できる全てのものであ
る。下記のものが好適である:有機重合体、例えば部分
的にもしくは完全に中和されたポリアクリル酸(Carbopo
lR)、ポリエチレングリコール(PolyoxR)、ポリビニルア
ルコールおよび非−イオン的にまたはイオン的に改質さ
れたセルロース(TyloseR)、キサンタンを基にしたチキ
ソトロピー増粘剤(KelzanR)、並びに無機分散増粘剤、
例えば沈澱または高温(pyrogenic)シリカ、カオリン、
ベントナイトおよびアルミニウム/ケイ素混合酸化物。
【0050】適当な凍結防止剤は植物処理製品の製造に
おいてこの目的のために一般的に使用できる全てのもの
である。ウレア、グリセロールまたはプロピレングリコ
ールが全て好適である。
【0051】充填剤も植物処理製品の製造においてこの
目的のために一般的に使用できる全てのものである。下
記のものが好適である:岩石粉末、炭酸カルシウム、石
英粉末およびアルミニウム/ケイ素混合酸化物または混
合水酸化物。
【0052】適当な溶媒は植物処理製品の製造において
この目的のために一般的に使用できる全てのものであ
る。下記のものが好適である:グリコール類、例えばプ
ロピレングリコールおよび種々の分子量のポリエチレン
グリコール、ケトン類、例えばメチルイソブチルケト
ン、メチルイソプロピレンケトンおよびシクロヘキサノ
ン、アミド類、例えばジメチルホルムアミドまたはジエ
チルホルムアミド、N,N−ジアルキル化されたカルボ
キサミド類、(例えばHallcomidR)、アルキルラクタム
類、例えば置換されたピロリドン類(例えばN−メチル
ピロリドンおよびSurfadoneR)並びにカプロラクタム類
(例えばAzoneR)、例えば商品名ExxolR, NorparR およ
びIsoparRとして得られるような種々の沸点を有する炭
化水素類、n−パラフィン類およびイソパラフィン類、
芳香族炭化水素類、例えばキシレンおよび芳香族蒸留留
分(例えばSovessoR)、エステル類、例えばプロピレン
グリコールモノメチルエーテルアセテート、ジブチルア
ジペートおよびジ−n−ブチルフタレート、アルコール
類、例えばエタノール、n−およびi−プロパノール、
n−およびi−ブタノール、n−およびi−アミルアル
コール、ベンジルアルコール、テトラヒドロフルフリー
ルアルコール、1−メトキシ−2−プロパノール、およ
び高級アルコール類、並びにジメチルスルホキシド、ジ
オキサンおよびテトラヒドロフラン。溶媒は個別成分ま
たは混合物の形状で使用できる。特に好適なものは、紫
外線安定剤と混和性であり且つ過度に揮発性でないもの
である。
【0053】本発明に従う組成物中の個々の成分の濃度
は実質的な範囲内で変えることができる。本発明に従う
組成物中に存在する水を差し引いた後に、 −有害生物防除活性化合物の濃度は一般的に0.1〜1
0重量%の間、好適には1〜4重量%の間であり、 −シグナル物質の濃度は一般的に0.01〜1重量%の
間、好適には0.05〜0.3重量%の間であり、 −紫外線吸収剤の濃度は一般的に10〜80重量%の
間、好適には40〜70重量%の間であり、 −重合体の濃度は一般的に10〜90重量%の間、好適
には25〜75重量%の間であり、 −表面活性物質の濃度は一般的に0.1〜4重量%の
間、好適には0.2〜2重量%の間であり、そして −添加剤の濃度は一般的に0〜50重量%の間、好適に
は0〜25重量%の間である。
【0054】さらに、本発明に従う組成物は水も含んで
なる。乾燥前の水含有量は実質的な範囲内で変動する。
それは一般的には50〜90重量%の間である。
【0055】本発明に従う組成物を製造する時には、少
なくとも1種の有害生物防除活性化合物および少なくと
も1種のシグナル物質を少なくとも1種の液体紫外線吸
収剤の中に撹拌しながら20℃〜50℃の間の温度にお
いて溶解または分散させることにより予備混合物を最初
に製造しそして適宜添加剤を加えるという工程が一般的
に行われる。予備混合物を次に撹拌されている少なくと
も1種の表面活性剤の水溶液の中に20℃〜50℃の間
の温度において、好適には室温において分散させる。分
散工程は平均粒子寸法が一般的に0.5〜50μmの
間、好適には1〜20μmの間である油の水中(oil-in-
water)乳濁液が生成するような方法で行われる。生じた
乳濁液を引き続き少なくとも1種の重合体の水中溶液ま
たは分散液および適宜添加剤で20℃〜50℃の間の温
度において、好適には室温において撹拌しながら処理す
る。しかしながら、本発明に従う組成物を製造する時に
別の工程を行ってもよい。原則として、成分は所望する
順序で混合できる。本発明に従う組成物の製造用には一
般的な全ての撹拌および混合装置が適する。
【0056】製造時に、本発明に従う組成物は液体また
は粘着状態で得られる。適用後に、粘着性組成物は乾燥
してスポンジ様構造を有するかまたは多孔性膜を生成す
る良好な接着性を有する非−流動性の非−粘着性コーテ
イングを形成する。乾燥すると、コーテイングは硬質な
いしゴム様の粘稠度を有する。
【0057】本発明に従う組成物は、農業、林業および
ブドウ栽培を含む園芸において遭遇する有害な昆虫およ
び望ましくないダニ目の代表種を防除するために非常に
適する。それらは以下に挙げられている有害生物に対し
て使用することができる。
【0058】等脚目(Isopoda)のもの、例えばオニスカ
ス・アセルス(Oniscus asellus)、オカダンゴムシ(A
rmadillidium vulgare)およびポルセリオ・スカバー
(Porcellio scabar)、倍脚綱(Diplopoda)のもの、例
えば、ブラニウルス・グツトラタス(Blaniulusguttula
tus)、チロポダ目(Chilopoda)のもの、例えば、ゲオフ
イルス・カルポフアグス(Geophilus carpohagus)およ
びスカチゲラ種(Scutigera spp.)、シムフイラ目(Sy
mphyla)のもの、例えばスカチゲレラ・イマキユラタ(S
cutigerella immaculata)、シミ目(Thysanura)のも
の、例えばレプシマ・サツカリナ(Lepisma saccharin
a)、トビムシ目(Collembola)のもの、例えばオニチウ
ルス・アルマツス(Onychiurus armatus)、直翅目(Or
thoptera)のもの、例えばブラツタ・オリエンタリス(B
latta orientalis)、ワモンゴキブリ(Periplaneta a
mericana)、ロイコフアエ・マデラエ(Leucophaea mad
erae)、チヤバネ・ゴキブリ(Blattella germanica)、
アチータ・ドメスチクス(Acheta domesticus)、ケラ
種(Gryllotalpa spp.)、トノサマバツタ(Locusta m
igratoria migratorioides)、メラノプルス・ジフエレ
ンチアリス(Melanoplus differentialis)およびシス
トセルカ・グレガリア(Schistocerca gregaria)、ハ
サミムシ目(Dermaptere)のもの、例えばホルフイキユ
ラ・アウリクラリア(Forficula auricularia)、シロ
アリ目(Isoptera)のもの、例えばレチキユリテルメス種
(Reticulitermesspp.)、シラミ目(Anoplura)のもの、
例えばフイロクセラ・バスタリクス(Phylloxeravastat
rix)、ペンフイグスする(Pemphigus spp.)およびヒト
ジラミ(Pediculus humanus corporis)、ケモノジラ
ミ種(Haematopinus spp.)およびケモノホソジラミ種
(Linognathus spp.)、ハジラミ目(Mallophaga)のも
の、例えばケモノハジラミ種(Trichodectes spp.)お
よびダマリネア種(Damalinea spp.)、アザミウマ目
(Thysanoptera)のもの、例えばクリバネアザミウマ(H
ercinothrips femoralis)およびネギアザミウマ(Thri
ps tabaci)、半翅目(Heteroptera)のもの、例えばチ
ヤイロカメムシ種(Eurygaster spp.)、ジスデルクス
・インテルメジウス(Dysdercus intermedius)、ピエ
スマ・クワドラタ(Piesma quadrata)、ナンキンムシ
(Cimex lectularius)、ロドニウス・プロリクス(Rho
dnius prolixus)およびトリアトマ種(Triatoma sp
p.)、同翅目(Homoptera)のもの、例えばアレウロデス
・ブラシカエ(Aleurodes brassicae)、ワタコナジラ
ミ(Bemisia tabaci)、トリアレウロデス・バポラリオ
ルム(Trialeurodes vaporariorum)、ワタアブラムシ
(Aphis gossypii)、ダイコンアブラムシ(Brevicoryn
e brassicae)、クリプトミズス・リビス(Cryptomyzus
ribis)、アフィス・フアバエ(Doralis fabae)、ド
ラリス・ポミ(Doralis pomi)、リンゴワタムシ(Erio
soma lanigerum)、モモコフキアブラムシ(Hyalopteru
s arundinis)、ムギヒゲナガアブラムシ(Macrosiphum
avenae)、コブアブラムシ種(Myzus spp.)、ホツプ
イボアブラムシ(Phorodon humuli)、ムギクビレアブ
ラムシ(Rhopalosiphum padi)、ヒメヨコバイ種(Empo
ascaspp.)、ユースセリス・ビロバツス(Euscelis bil
obatus)、ツマグロヨコバイ(Nephotettix cincticep
s)、ミズキカタカイガラムシ(Lecanium corni)、オリ
ーブカタカイガラムシ(Saissetia oleae)、ヒメトビ
ウンカ(Laodelphax striatellus)、トビイロウンカ
(Nilaparvata lugens)、アカマルカイガラムシ(Aoni
diella aurantii)、シロマルカイガラムシ(Aspidiotu
s hederae)、シユードコツカス種(Pseudococcus sp
p.)およびキジラミ種(Psylla spp.)、鱗翅目(Lepido
ptera)のもの、例えばワタアカミムシ(Pectinophora
gossypiella)、ブパルス・ピニアリウス(Bupalus pin
iarius)、ケイマトビア・ブルマタ(Cheimatobia brum
ata)、リソコレチス・ブランカルデラ(Lithocolletisb
lancardella)、ヒポノミユウタ・パデラ(Hyponomeuta
padella)、コナガ(Plutella maculipennis)、ウメ
ケムシ(Malacosoma neustria)、クワノキンムケシ(E
uproctis chrysorrhoea)、マイマイガ種(Lymantria
spp.)、ブツカラトリツクス・スルベリエラ(Bucculatr
ix thurberiella)、ミカンハモグリガ(Phyllocnistis
citrella)、ヤガ種(Agrotis spp.)、ユークソア種
(Euxoa spp.)、フエルチア種(Feltia spp.)、エア
リアス・インスラナ(Earias insulana)、ヘリオチス
種(Heliothis spp.)、ヒロイチモジヨトウ(Spodopte
ra exigua)、ヨトウムシ(Mamestra brassicae)、パ
ノリス・フラメア(Panolis flammea)、ハスモンヨト
ウ(Prodenia litura)、シロナヨトウ(Spodoptera s
pp.)、トリコプルシア・ニ(Trichoplusia ni)、カル
ポカプサ・ポモネラ(Carpocapsa pomonella)、アオム
シ種(Pieris spp.)、ニカメイチユウ種(Chilo sp
p.)、アワノメイガ(Pyrausta nubilalis)、スジコナ
マダラメイガ(Ephestiakuehniella)、ハチミツガ(Gal
leria mellonella)、テイネオラ・ビセリエラ(Tineol
a bisselliella)、テイネア・ペリオネラ(Tinea pel
lionella)、ホフマノフイラ・シユードスプレテラ(Hof
mannophila pseudospretella)、カコエシア・ポダナ
(Cacoecia podana)、カプア・レチクラナ(Capua re
ticulana)、コリストネウラ・フミフエラナ(Choriston
eura fumiferana)、クリシア・アンビグエラ(Clysia
ambiguella)、チヤハマキ(Homona magnanima)およ
びトルトリクス・ビリダナ(Tortrix viridana)、鞘翅
目(Coleoptera)のもの、例えばアノビウム・プンクタ
ツム(Anobium punctatum)、コナナガシンクイムシ(R
hizopertha dominica)、インゲンマメゾウムシ(Acant
hoscelides obtectus)、ブルキジウス・オブテクツス
(Bruchidiusobtectus)、ヒロトルペス・バジユルス(H
ylotrupes bajulus)、アゲラスチカ・アルニ(Agelast
ica alni)、レプチノタルサ・デセムリネアタ(Leptin
otarsa decemlineata)、フエドン・コクレアリアエ(P
haedon cochleariae)、ジアブロチカ種(Diabrotica
spp.)、シリオデス・クリソセフアラ(Psylliodes chr
ysocephala)、ニジユウヤホシテントウ(Epilachna va
rivestis)、アトマリア種(Atomaria spp.)、ノコギリ
ヒラタムシ(Oryzaephilus surinamensis)、ハナゾウ
ムシ種(Anthonomus spp.)、コクゾウムシ種(Sitophi
lus spp.)、オチオリンクス・スルカツス(Otiorrhych
us sulcatus)、バシヨウゾウムシ(Cosmopolites sor
didus)、シユートリンクス・アシミリス(Ceuthorrhync
hus assimillis)、ヒペラ・ポスチカ(Hypera postic
a)、カツオブシムシ種(Dermestes spp.)、トロゴデル
マ種(Trogoderma spp.)、アントレヌス種(Anthrenus
spp.)、アタゲヌス種(Attagenus spp.)、ヒラタキク
イムシ種(Lyctus spp.)、メリゲテス・アエネウス(M
eligethes aeneus)、ヒヨウホンムシ種(Ptinussp
p.)、ニプツス・ホロレウカス(Niptus hololeucus)、
セマルヒヨウホンムシ(Gibbium psylloides)、コクヌ
ストモドキ種(Tribolium spp.)、チヤイロコメノゴミ
ムシダマシ(Tenebrio molitor)、コメツキムシ種(Ag
riotes spp.)、コノデルス種(Conoderus spp.)、メロ
ロンサ・メロロンサ(Melolontha melolontha)、アムフ
イマロン・ソルスチチアリス (Amphimallon solstiti
alis)およびコステリトラ・ゼアランジカ(Costelytra
zealandica)、膜翅目(Hymenoptera)のもの、例えば
マツハバチ種(Diprion spp.)、ホプロカムパ種(Hopl
ocampa spp.)、ラシウス種(Lasius spp.)、イエヒメ
アリ(Monomorium pharaonis)およびスズメバチ種(Ve
spa spp.)、双翅目(Diptera)のもの、例えばヤブカ種
(Aedes spp.)、ハマダラカ種(Anopheles spp.)、イ
エカ種(Culex spp.)、キイロシヨウジヨウバエ(Dros
ophilamelanogaster)、イエバエ種(Musca spp.)、ヒメ
イエバエ種(Fannia spp.)、クロバエ・エリスロセフア
ラ(Calliphoro erythrocephala)、キンバエ種(Lucil
ia spp.)、オビキンバエ種(Chrysomya spp.)、クテ
レブラ種(Cuterebraspp.)、ウマバエ種(Gastrophilus
spp.)、ヒツポボスカ種(Hyppobosca spp.)、サシバ
エ種(Stomoxys spp.)、ヒツジバエ種(Oestrus sp
p.)、ウシバエ種(Hypoderma spp.)、アブ種(Tabanus
spp.)、タニア種(Tannia spp.)、ケバエ(Bibio h
ortulanus)、オスシネラ・フリト(Oscinella frit)、
クロキンバエ種(Phorbia spp.)、アカザモグリハナバ
エ(Pegomyia hyoscyami)、セラチチス・キヤピタータ
(Ceratitis capitata)、ミバエオレアエ(Dacus ole
ae)およびガガンボ・パルドーサ(Tipula paludosa)、
ノミ目(Siphonaptera)のもの、例えばケオプスネズミ
ノミ(Xenopsylla cheopis)およびナガノミ種(Ceratop
yllus spp.)、蜘形網(Arachnida)のもの、例えばスコ
ルピオ・マウルス(Scorpio maurus)およびラトロデク
タス・マクタンス(Latrodectus mactans)、ダニ目(Ac
arina)のもの、例えばアシブトコナダニ(Acarus sir
o)、ヒメダニ種(Argas spp.)、カズキダニ種(Ornith
odoros spp.)、ワクモ(Dermanyssusgallinae)、エリ
オフイエス・リビス(Eriophyes ribis)、ミカンサビ
ダニ(Phyllocoptruta oleivora)、オウシマダニ種(B
oophilus spp.)、コイタマダニ種(Rhipicephalus sp
p.)、アンブリオマ種(Amblyomma spp.)、イボマダニ
種(Hyalomma spp.)、マダニ種(Ixodes spp.)、キユ
ウセンヒゼンダニ種(Psoroptes spp.)、シヨクヒヒゼ
ンダニ種(Chorioptes spp.)、ヒゼンダニ種(Sarcopt
es spp.)、ホコリダニ種(Tarsonemus spp.)、クロー
バハダニ(Bryobia praetiosa)、ミカンリンゴハダニ
種(Panonychus spp.)およびナミハダニ種(Tetranych
us spp.)。
【0059】本発明に従う組成物は処置しようとする栽
培中の植物または部分に小滴、しずくの様な範囲または
薄い規定された層の形状で当技術の専門家に既知の一般
的な装置を使用することにより適用できる。果実のつい
た木またはブドウの処置用に特に適するものは、規定さ
れた量の本発明に従う調合物を植物の幹に投与分散剤、
ピペットまたは注射器を用いて適用する方法であり、適
用装置にブラシ装置または表面ノズルを装備して組成物
を相当な範囲に分布してそれを完全に被覆することもで
きる。また、本発明に従う調合物を固体担体上に延展さ
せるとそれらは自然に硬化し、生じた固体コーテイング
を切断しそして個別の片を各場合に所望される場所で接
触させることもできる。
【0060】本発明に従う組成物の適用量は実質的な範
囲内で変えることができる。それらは「誘因および死滅
調合物」の適用に一般的に選択される桁の量である。
【0061】本発明に従う組成物の製造および使用を下
記の実施例により説明する。
【0062】
【実施例】製造実施例 実施例1 5gのシフルスリン(cyfluthrin)および0.164gの
E,E−8,10−ドデカンジエノールを94.84gの
【0063】
【化11】
【0064】[式中、R3=CH3またはC2−C12-アル
キルである]の液体ベンゾトリアゾールの中に室温にお
いて撹拌しながら溶解させた。この予備混合物を2.5
gの平均エトキシル化度10を有するエトキシル化され
たノニルフェノールの97.5gの脱イオン水中溶液の
中に室温においてローター/スターター分散ロッドを用
いて乳濁させた。この乳濁液を最初に100gのポリ酢
酸ビニルの水中60重量%分散液でそして次に80gの
キサンタンを基にしたヘテロ多糖類(Kelzan SR)の水
中2重量%強度溶液で室温において撹拌しながら処理し
た。生じた粘着性物質を重合体担体の上に延展させて厚
さ1mmのコーテイングを形成しそして室温で16時間
放置した。固体のゴム様の層が生成し、それは顕微鏡で
観察した時にスポンジ様の多孔性構造を示した。
【0065】実施例2 250gの実施例1に記載された乳濁液を最初に100
gのポリ酢酸ビニルの60重量%分散液でそして次に1
00gのキサンタンを基にしたヘテロ多糖類(Kelzan S
R)の水中2重量%強度溶液で室温において撹拌しなが
ら処理した。これが粘着性物質を与えた。4gのこの調
合物を直径が9cmのペトリ皿の中に注ぐと、それは均
一に分布した。室温で16時間乾燥した後に、固体のゴ
ム様の層が生成した。
【0066】実施例3 200gの実施例1に記載された乳濁液を最初に100
gのポリ酢酸ビニルの60重量%分散液でそして次に8
0gのキサンタンを基にしたヘテロ多糖類(Kelzan
SR)の水中2重量%強度溶液で室温において撹拌しなが
ら処理した。これが粘着性物質を与えた。4gのこの調
合物を直径が9cmのペトリ皿の中に注ぐと、それは均
一に分布した。室温で16時間乾燥した後に、固体のゴ
ム様の層が生成した。
【0067】実施例4 150gの実施例1に記載された乳濁液を最初に100
gのポリ酢酸ビニルの60重量%分散液でそして次に6
0gのキサンタンを基にしたヘテロ多糖類(Kelzan
SR)の水中2重量%強度溶液で室温において撹拌しなが
ら処理した。これが粘着性物質を与えた。4gのこの調
合物を直径が9cmのペトリ皿の中に注ぐと、それは均
一に分布した。室温で16時間乾燥した後に、固体のゴ
ム様の層が生成した。
【0068】実施例5 100gの実施例1に記載された乳濁液を最初に100
gのポリ酢酸ビニルの60重量%分散液でそして次に5
0gのキサンタンを基にしたヘテロ多糖類(Kelzan
SR)の水中2重量%強度溶液で室温において撹拌しなが
ら処理した。これが粘着性物質を与えた。4gのこの調
合物を直径が9cmのペトリ皿の中に注ぐと、それは均
一に分布した。室温で16時間乾燥した後に、固体のゴ
ム様の層が生成した。
【0069】実施例6 5gのβ−シフルスリンを95gの式(I−2)(実施
例1参照)の液体ベンゾトリアゾールの中に室温におい
て撹拌しながら溶解させた。この予備混合物を2.5g
の平均エトキシル化度10を有するエトキシル化された
ノニルフェノールの97.5gの脱イオン水中溶液の中
に室温においてローター/スターター分散ロッドを用い
て乳濁させた。この乳濁液を最初に100gのポリ酢酸
ビニルの水中60重量%分散液でそして次に80gのキ
サンタンを基にしたヘテロ多糖類(Kelzan SR)の水中
2重量%強度溶液で室温において撹拌しながら処理し
た。これが粘着性物質を与えた。4gのこの調合物を直
径が9cmのペトリ皿の中に注ぐと、それは均一に分布
した。室温で16時間乾燥した後に、固体のゴム様の層
が生成した。
【0070】実施例7 5gのシフルスリンおよび0.041gのE,E−8,1
0−ドデカンジエノールを94.96gの式(I−2)
(実施例1参照)の液体ベンゾトリアゾールの中に室温
において撹拌しながら溶解させた。この予備混合物を
2.5gの平均エトキシル化度10を有するエトキシル
化されたノニルフェノールの97.5gの脱イオン水中
溶液の中に室温においてローター/スターター分散ロッ
ドを用いて乳濁させた。この乳濁液を最初に100gの
ポリ酢酸ビニルの水中60重量%分散液でそして次に8
0gのキサンタンを基にしたヘテロ多糖類(Kelzan
SR)の水中2重量%強度溶液で室温において撹拌しなが
ら処理した。これが粘着性物質を与えた。
【0071】実施例8 5gのシフルスリンおよび0.0041gのE,E−8,
10−ドデカンジエノールを95.00gの式(I−
2)(実施例1参照)の液体ベンゾトリアゾールの中に
室温において撹拌しながら溶解させた。この予備混合物
を2.5gの平均エトキシル化度10を有するエトキシ
ル化されたノニルフェノールの97.5gの脱イオン水
中溶液の中に室温においてローター/スターター分散ロ
ッドを用いて乳濁させた。この乳濁液を最初に100g
のポリ酢酸ビニルの水中60重量%分散液でそして次に
80gのキサンタンを基にしたヘテロ多糖類(Kelzan S
R)の水中2重量%強度溶液で室温において撹拌しなが
ら処理した。これが粘着性物質を与えた。
【0072】比較例1(ヨーロッパ公告明細書0 37
6 888) 3.65gのシフルスリン、0.1gのE,E−8,10−
ドデカンジエノール、70.0gの式(I−2)(実施
例1参照)の液体ベンゾトリアゾール、2.75gのAer
osil COK 84(微細分割状のSiO2/Al23粉末、8
4:16重量%)、3.52gの顔料等級のカラーブラ
ック粉末Special Black S(密度1.8〜1.9g/c
3、粒子寸法20nm、表面積240m2/g)および
2.71gのSudan Black Rを室温で良く混合することに
より粘着性物質を製造した。4gのこの調合物を直径が
9cmのペトリ皿の中に注ぐと、それは均一に分布し
た。室温で5、6時間放置した後に、調合物は依然とし
て粘着性であった。
【0073】比較例2 調合物は比較例1に記載されている通りに調合したが、
それは3.65gのβ−シフルスリンをシフルスリンの
代わりに含んでなっていた。ここでも粘着性物質が得ら
れた。4gのこの調合物を直径が9cmのペトリ皿の中
に注ぐと、それは均一に分布した。室温で5、6時間放
置した後に、調合物は依然として粘着性の軟度を有して
いた。
【0074】比較例3 5gの粉末状β−シフルスリンを95gの10の平均エ
トキシル化度を有するエトキシル化されたノニルフェノ
ールの脱イオン水中0.2重量%強度溶液の中にロータ
ー/スターター分散ロッドを用いて分散させた。この分
散液を最初に100gのポリ酢酸ビニルの水中60重量
%分散液でそして次に75gのキサンタンを基にしたヘ
テロ多糖類(Kelzan SR)の水中2重量%強度溶液で室
温において撹拌しながら処理した。これが粘着性物質を
与えた。4gのこの調合物を直径が9cmのペトリ皿の
中に注ぎそして均一に分布させた。室温で16時間乾燥
した後に、固体のゴム様の層が生成した。
【0075】比較例4 5gの微細粉砕されたβ−シフルスリンを含んでなる1
0gの濃縮水性懸濁液を90gの10の平均エトキシル
化度を有するエトキシル化されたノニルフェノールの脱
イオン水中0.2重量%強度溶液の中にローター/スタ
ーター分散ロッドを用いて分散させた。この分散液を最
初に100gのポリ酢酸ビニルの水中60重量%分散液
でそして次に75gのキサンタンを基にしたヘテロ多糖
類(Kelzan SR)の水中2重量%強度溶液で室温におい
て撹拌しながら処理した。これが粘着性物質を与えた。
4gのこの調合物を直径が9cmのペトリ皿の中に注ぎ
そして均一に分布させた。室温で16時間乾燥した後
に、固体のゴム様の層が生成した。
【0076】比較例5 5gのシフルスリンを95.00gの液体ベンゾトリア
ゾール(I−2)(実施例1参照)の中に室温において
撹拌しながら溶解させた。この予備混合物を室温におい
て2.5gの10の平均エトキシル化度を有するエトキ
シル化されたノニルフェノールの97.5gの脱イオン
水中溶液の中にローター/スターター分散ロッドを用い
て乳濁させた。この乳濁液を最初に100gのポリ酢酸
ビニルの水中60重量%分散液でそして次に80gのキ
サンタンを基にしたヘテロ多糖類(Kelzan SR)の水中
2重量%強度溶液で室温において撹拌しながら処理し
た。これが粘着性物質を与えた。
【0077】比較例6 3.65gのシフルスリン、70.0gの式(I−2)
(実施例1参照)の液体ベンゾトリアゾール、2.75
gのAerosil COK 84(微細分割状のSiO2/Al23
粉末、84:16重量%)、3.52gの顔料等級のカ
ラーブラックSpecial Black S(密度1.8〜1.9g/
cm3、粒子寸法20nm、表面積240m2/g)およ
び2.71gのSudan Black Rを室温で良く混合すること
により粘着性物質を製造した。
【0078】使用実施例 実施例A 殺昆虫活性を試験するために、10匹の雄のコードリン
グ・モス(シディア・ポモネラ(Cydia Pomonella))を
各場合とも16時間前に4gの当該調合物を入れた直径
が9cmのペトリ皿の中に入れた。10分間の接触期間
後に、この蛾を取り除いた。蛾の罹病率を次に時間の関
数として測定した。罹病状態では、蛾は地上で動かずに
横たわり、そして四肢、触角および腹の非協調的攣縮が
観察された。殺昆虫活性を定量的に評価するために、罹
病率をグラフの形状で時間の関数としてプロットした。
補間法により、蛾の50%が罹病率の兆候を示す時間を
測定できる。この時間は分で測定されそしてt50と表示
される。それは当該調合物の殺昆虫活性に関する測定値
として使用される。t50値が短くなればなるほど、調合
物はより有効である。
【0079】試験結果は以下の表からわかる。
【0080】
【表2】
【0081】実施例B 殺昆虫活性を試験するために、10匹の雄のタバコ・バ
ッドウォーム(ヘリオシス・ヴィレセンス(Heliothis V
irescens))を各場合とも16時間前に4gの当該調合
物を入れた直径が9cmのペトリ皿の中に入れた。10
分間の接触期間後に、この蛾を取り除いた。蛾の罹病率
を次に時間の関数として測定した。罹病状態では、蛾は
地上で動かずに横たわり、そして四肢、触角および腹の
非協調的攣縮が観察された。殺昆虫活性を定量的に評価
するために、罹病率をグラフの形状で時間の関数として
プロットした。補間法により、蛾の50%が罹病率の兆
候を示す時間を測定できる。この時間は分で測定されそ
してt50と表示される。それは当該調合物の殺昆虫活性
に関する測定値として使用される。t50値が短くなれば
なるほど、調合物はより有効である。
【0082】試験結果は以下の表からわかる。
【0083】
【表3】
【0084】実施例C 誘引および死滅調合物の汚染能力を評価するために、 a)各場合とも0.5gの実施例1に記載されている調
合物または b)各場合とも0.15gの比較例1に記載されて調合
物 をガラスシートに適用しそして約10cm2の面積に均
一に分布した。両者の場合、これは125mg量の式
(I−2)(実施例1)の紫外線吸収剤に相当してい
た。シートを24時間放置して乾燥し、そして調合物を
次に各場合とも1片の織物で覆いそして1kgの部分被
覆重量で圧力を30秒間適用した。汚染された織物片を
引き続き3時間にわたり各場合とも25mlのN−メチ
ルピロリドンで抽出した。集められた抽出物中の紫外線
吸収剤含有量を分光計で測定しそして調合物中の紫外線
吸収剤の合計量の百分率として計算した。
【0085】織物上の紫外線吸収剤の量は −実施例1の調合物の場合には4.5%であり、そして −比較例1の調合物の場合には73%であった。
【0086】これは、比較例1に従う調合物の汚染能力
が実施例1に従う調合物の汚染能力を16倍以上である
ことを意味する。
【0087】実施例D 誘引および死滅調合物の誘引活性の測定 長さが1.5mのおよび幅の長さが0.4mの四角い断面
の風トンネルの中に空気を0.4m/秒の速度で通し
た。トンネルの開始点(空気入り口側)で、2つのボー
ル紙コップをトンネル中に対称的に底が流れ方向に向く
ように挿入した。事実上障害なしの状態で中間にある狭
いウェブが空気をコップ中に流すことができる部分以外
は、コップの底を除去した。コップの内側に昆虫付着剤
を塗った。試験調合物の1滴(20mg)を1つのコッ
プの残りのウェブの中心に適用した。他のコップはフェ
ロモンを含まない同様な調合物(比較例5または6)で
処理した。生後2日目の20匹の雄のコードリング・モ
ス(シディア・ポモネラ(Cydia pomonella))のバッチ
をトンネルの終点に放した。23時間後に、個々のコッ
プ中で捕獲された動物の数を測定しそして誘引活性(捕
獲率)に関する測定値として%で表示した。結果は以下
の表からわかる。
【0088】
【表4】
【0089】実施例E 誘引および死滅調合物の誘引活性の測定 各場合とも1本の平均寸法30cmの小さいリンゴの木
の3カ所(幹、葉の上側および葉の下側)に約50マイ
クロリットルの試験調合物の1滴を供給した。実施例7
および比較例1に従うフェロモンを含んでなる調合物の
他に、実施例5に従うフェロモンを含まない調合物も試
験した。対照実験では、調合物を適用しなかった。
【0090】個々の木を15匹のコードリング・モス
(シディア・ポモネラ(Cydia pomonella))のバッチと
一緒にガーゼケージに移した。2、3日の過程で、成虫
が蛹から進化した。ケージを風トンネル(直径3×1.
5×1m)の中に入れた。8日間の実験過程中に、空気
を風トンネルの中に0.1m/秒の速度で通した。実験
の終わりに、個々のケージ中の死亡した動物の数を調合
物の誘引および死滅活性に関する測定値として測定しそ
して罹病率に関する測定値として%で表示した。試験結
果は以下の表からわかる。
【0091】
【表5】
【0092】本発明の主なる特徴および態様は以下のと
おりである。
【0093】1.それらが −少なくとも1種の有害生物防除活性化合物、 −少なくとも1種のシグナル物質、 −少なくとも1種の水と微混和性の液体紫外線吸収剤、 −調合物の乾燥後にスポンジ様構造を有するかまたは多
孔性膜を形成する少なくとも1種の硬化可能な重合体、 −少なくとも1種の表面活性剤および −適宜添加剤 を含んでなることおよびそれらが施用後に乾燥しそして
硬化することを特徴とする有害生物防除組成物。
【0094】2.存在する水を差し引いた後に、 −有害生物防除活性化合物または有害生物防除活性化合
物の混合物の含有量が0.1〜10重量%の間であり、 −シグナル物質またはシグナル物質の混合物の含有量が
0.01〜1重量%の間であり、 −紫外線吸収剤または紫外線吸収剤の混合物の含有量が
10〜80重量%の間であり、 −重合体または重合体の混合物の含有量が10〜90重
量%の間であり、 −表面活性剤または表面活性剤の混合物の含有量が0.
1〜4重量%の間であり、 −添加剤の含有量が0〜50重量%の間であることを特
徴とする、上記1に従う有害生物防除組成物。
【0095】3.それらがピレスロイドを有害生物防除
活性化合物として含んでなることを特徴とする、上記1
に従う有害生物防除組成物。
【0096】4.それらがシフルスリンを有害生物防除
活性化合物として含んでなることを特徴とする、上記1
に従う有害生物防除組成物。
【0097】5.それらがβ−シフルスリンまたはトラ
ンスフルスリンを殺昆虫活性化合物として含んでなるこ
とを特徴とする、上記1に従う有害生物防除組成物。
【0098】6.それらがE,E−8,10−ドデカンジ
エノールまたはZ−11−テトラデセニルアセテートを
シグナル物質として含んでなることを特徴とする、上記
1に従う有害生物防除組成物。
【0099】7.それらが式
【0100】
【化12】
【0101】[式中、R3はメチルまたはC2−C12-ア
ルキルを表す]のベンゾトリアゾールを紫外線吸収剤と
して含んでなることを特徴とする、上記1に従う有害生
物防除組成物。
【0102】8.それらが −式
【0103】
【化13】
【0104】の2−ヒドロキシ−4−メトキシ−ベンゾ
フェノンおよび/または −式
【0105】
【化14】
【0106】の2−(2−エチル−ヘキシル)2−シアノ
−3,3−ジフェニル−2−プロペノエートを紫外線吸
収剤として含んでなることを特徴とする、上記1に従う
有害生物防除組成物。
【0107】9.a)少なくとも1種の有害生物防除活
性化合物、少なくとも1種のシグナル物質、少なくとも
1種の水と微混和性の液体紫外線吸収剤および適宜添加
剤を混合し、 b)生じた混合物を少なくとも1種の表面活性剤および
水の溶液の中に分散させ、そして c)生じた乳濁液を、調合物の乾燥後にスポンジ様構造
を有するかまたは多孔性膜を形成する少なくとも1種の
硬化可能な重合体および適宜添加剤の水性溶液または分
散液で処理することを特徴とする、上記1に従う有害生
物防除組成物の製造方法。
【0108】10.農業、林業および園芸において有害
な昆虫および望ましくないダニ目の代表種を防除するた
めの上記1に従う組成物の使用。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヨアヒム・バイスミユラー ドイツ40789モンハイム・カール−ラング ハンス−シユトラーセ53

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それらが −少なくとも1種の有害生物防除活性化合物、 −少なくとも1種のシグナル物質、 −少なくとも1種の水と微混和性の液体紫外線吸収剤、 −調合物の乾燥後にスポンジ様構造を有するかまたは多
    孔性膜を形成する少なくとも1種の硬化可能な重合体、 −少なくとも1種の表面活性剤および −適宜添加剤を含んでなることおよびそれらが施用後に
    乾燥しそして硬化することを特徴とする有害生物防除組
    成物。
  2. 【請求項2】 a)少なくとも1種の有害生物防除活性
    化合物、少なくとも1種のシグナル物質、少なくとも1
    種の水と微混和性の液体紫外線吸収剤および適宜添加剤
    を混合し、 b)生じた混合物を少なくとも1種の表面活性剤および
    水の溶液の中に分散させ、そして c)生じた乳濁液を、調合物の乾燥後にスポンジ様構造
    を有するかまたは多孔性膜を形成する少なくとも1種の
    硬化可能な重合体および適宜添加剤の水性溶液または分
    散液で処理することを特徴とする、請求項1に従う有害
    生物防除組成物の製造方法。
  3. 【請求項3】 農業、林業および園芸において有害な昆
    虫および望ましくないダニ目の代表種を防除するための
    請求項1に従う組成物の使用。
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