JPH08230870A - コンテナー用中仕切り体 - Google Patents
コンテナー用中仕切り体Info
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- JPH08230870A JPH08230870A JP5982995A JP5982995A JPH08230870A JP H08230870 A JPH08230870 A JP H08230870A JP 5982995 A JP5982995 A JP 5982995A JP 5982995 A JP5982995 A JP 5982995A JP H08230870 A JPH08230870 A JP H08230870A
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- container
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- Pending
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- Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
- Cartons (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コンテナー10に装着して、物品収納ポケッ
ト3に自動車部品等の物品20を収納するコンテナー用
中仕切り体1において、物品20の取り出し後の圧縮セ
ットを可能にして空状態の運搬効率を高めて、運搬コス
トの低減を図ると共に、物品収納ポケット3の動的変化
性を付与して、多様な物品の収納を可能にする。 【構成】 帯状板をジグザグ状に曲成して、V字谷の物
品収納ポケット3を連設し、かつ、載置底板5上を伸縮
自在となる蛇腹型の中仕切り主部2からなり、谷スパン
6を適量に設定して、物品収納ポケット3のサイズを調
整セットして物品20を収納し、物品20を取り出した
後は、載置底板5の一側縁に圧縮セットして格納するコ
ンテナー用中仕切り体1が特徴である。
ト3に自動車部品等の物品20を収納するコンテナー用
中仕切り体1において、物品20の取り出し後の圧縮セ
ットを可能にして空状態の運搬効率を高めて、運搬コス
トの低減を図ると共に、物品収納ポケット3の動的変化
性を付与して、多様な物品の収納を可能にする。 【構成】 帯状板をジグザグ状に曲成して、V字谷の物
品収納ポケット3を連設し、かつ、載置底板5上を伸縮
自在となる蛇腹型の中仕切り主部2からなり、谷スパン
6を適量に設定して、物品収納ポケット3のサイズを調
整セットして物品20を収納し、物品20を取り出した
後は、載置底板5の一側縁に圧縮セットして格納するコ
ンテナー用中仕切り体1が特徴である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車部品や機械部品
等の有形固形体の物品を、コンテナーに入れて運搬した
り保管するのに際し、そのコンテナーの内部を所要形状
に区画するのに使用するコンテナー用中仕切り体に関す
るものである。
等の有形固形体の物品を、コンテナーに入れて運搬した
り保管するのに際し、そのコンテナーの内部を所要形状
に区画するのに使用するコンテナー用中仕切り体に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車部品や小形の機器物品等の
有形固形物を運搬したり保管する場合には、所要サイズ
のコンテナー(主として樹脂板で枠囲いした方形立方体
のバケツ形状をなし、機械部品・小物資材等を入れる四
角箱型の容器)は、運搬・保管すべき物品の形状サイズ
に適合した物品収納ポケットを区画する別体の中仕切り
体を装着し、その中仕切り体の収納ポケットに物品を収
納する構造が広く普及している。
有形固形物を運搬したり保管する場合には、所要サイズ
のコンテナー(主として樹脂板で枠囲いした方形立方体
のバケツ形状をなし、機械部品・小物資材等を入れる四
角箱型の容器)は、運搬・保管すべき物品の形状サイズ
に適合した物品収納ポケットを区画する別体の中仕切り
体を装着し、その中仕切り体の収納ポケットに物品を収
納する構造が広く普及している。
【0003】そして、例えばビール瓶等の瓶類を収納し
て運搬・保管に利用する瓶類用コンテナーは、収納すべ
き瓶類のサイズに合せたポケットを、格子状に区画固定
した専用コンテナーが用いられており、さらに、前記の
中仕切り体を装着するコンテナーは、物品を取り出した
空状態では、側壁板を折りたたんで小さく圧縮セットで
きる折りたたみコンテナーが、実公昭58ー8663・
8679・9861号公報、実公平3ー26112号公
報、実公平5ー16104号公報、に示される公知例が
ある。
て運搬・保管に利用する瓶類用コンテナーは、収納すべ
き瓶類のサイズに合せたポケットを、格子状に区画固定
した専用コンテナーが用いられており、さらに、前記の
中仕切り体を装着するコンテナーは、物品を取り出した
空状態では、側壁板を折りたたんで小さく圧縮セットで
きる折りたたみコンテナーが、実公昭58ー8663・
8679・9861号公報、実公平3ー26112号公
報、実公平5ー16104号公報、に示される公知例が
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上の従来の中仕切り
体は、収納すべき物品の形状・サイズに合せて固定した
区画形状を有し、物品を収納しない空の場合でも、その
区画を形成している板材の組合せを分解しない限り、折
りたたみ等ができないので、例えば、多量の自動車部品
を遠距離運搬した復路において、その空の中仕切り体が
嵩ばるので、コンテナーの内部空間へ次のコンテナーを
入れて積み重ねて、空のコンテナー群の全体容積を少く
する方法が採れず、積荷が往路と同様に嵩ばるので、運
搬コストが節減できない難点がある。
体は、収納すべき物品の形状・サイズに合せて固定した
区画形状を有し、物品を収納しない空の場合でも、その
区画を形成している板材の組合せを分解しない限り、折
りたたみ等ができないので、例えば、多量の自動車部品
を遠距離運搬した復路において、その空の中仕切り体が
嵩ばるので、コンテナーの内部空間へ次のコンテナーを
入れて積み重ねて、空のコンテナー群の全体容積を少く
する方法が採れず、積荷が往路と同様に嵩ばるので、運
搬コストが節減できない難点がある。
【0005】さらに、従来の中仕り体は、収納すべき物
品に合せた固定形状を有するので、同一の中仕り体に収
納できる物品の種類・点数が制限されて汎用性に欠け、
その上、収納した物品と区画空間のサイズが「ピタッ」
と整合しないと、運搬中にがたつくので、そのがたつき
による物品の損傷や変形防止の為に、クッション材を介
装させる等の特別の対策を要して、物品の収納作業と取
り出し作業が煩雑になる不具合がある。
品に合せた固定形状を有するので、同一の中仕り体に収
納できる物品の種類・点数が制限されて汎用性に欠け、
その上、収納した物品と区画空間のサイズが「ピタッ」
と整合しないと、運搬中にがたつくので、そのがたつき
による物品の損傷や変形防止の為に、クッション材を介
装させる等の特別の対策を要して、物品の収納作業と取
り出し作業が煩雑になる不具合がある。
【0006】さらに、前記の従来の瓶類コンテナーは、
瓶の形状・サイズ毎の専用コンテナーとなるので、コン
テナー機能が単能化され、かつ、コスト高になる。そし
て、従来のコンテナー用中仕切り体は、折りたたみがで
きないので、前記従来の折りたたみコンテナーに組合せ
ても、空の中仕切り体が嵩ばって、同じく運搬能率を妨
げると共に、折りたたみコンテナーの機能が活用できな
い難点がある。
瓶の形状・サイズ毎の専用コンテナーとなるので、コン
テナー機能が単能化され、かつ、コスト高になる。そし
て、従来のコンテナー用中仕切り体は、折りたたみがで
きないので、前記従来の折りたたみコンテナーに組合せ
ても、空の中仕切り体が嵩ばって、同じく運搬能率を妨
げると共に、折りたたみコンテナーの機能が活用できな
い難点がある。
【0007】本発明は、以上の従来技術の難点を解消す
るコンテナー用中仕切り体を提供するものである。
るコンテナー用中仕切り体を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の技術課題を解決す
る本発明のコンテナー用中仕り体は「帯状板をジグザグ
状に曲成して、V字谷の物品ポケット群が上方に開口
し、単一平面上を拡縮自在にした蛇腹形状の中仕切り主
部からなる構造」になっており、その蛇腹形状のものを
適当に伸縮させて物品収納ポケットのV字谷の谷スパン
を適宜調整セットしてコンテナーに装着し、物品をその
物品収納ポケットに収納すると共に、収納物品を取り出
した後は、空の中仕切り主部を圧縮セットするようにな
っている。
る本発明のコンテナー用中仕り体は「帯状板をジグザグ
状に曲成して、V字谷の物品ポケット群が上方に開口
し、単一平面上を拡縮自在にした蛇腹形状の中仕切り主
部からなる構造」になっており、その蛇腹形状のものを
適当に伸縮させて物品収納ポケットのV字谷の谷スパン
を適宜調整セットしてコンテナーに装着し、物品をその
物品収納ポケットに収納すると共に、収納物品を取り出
した後は、空の中仕切り主部を圧縮セットするようにな
っている。
【0009】そして、その中仕切り主部を方形の載置底
板上に設けて、その載置底板上で拡縮させると共に、圧
縮状態の中仕切り体を、収納底板の一側縁に格納した
り、或は、その格納姿勢の中仕切り体を、載置底板を折
り曲げることによって枠囲い格納し、載置底板を含む全
体をコンパクトに圧縮セットできる態様が採択される。
板上に設けて、その載置底板上で拡縮させると共に、圧
縮状態の中仕切り体を、収納底板の一側縁に格納した
り、或は、その格納姿勢の中仕切り体を、載置底板を折
り曲げることによって枠囲い格納し、載置底板を含む全
体をコンパクトに圧縮セットできる態様が採択される。
【0010】さらに、前記のV字谷の物品収納ポケット
は、そのV字谷の対向する谷壁を切欠いた物品窓を設け
ると共に、その物品窓の窓縁から垂れ下がる窓蓋を設
け、その物品窓の下窓縁を瓶の底を受ける物品棚に形成
して、瓶類をその物品窓に入れて物品棚で支承させて収
納するようにしたり、或は、そのV字谷の頂部を切欠い
た物品収納凹部を設け、その物品収納凹部を補助物品収
納ポケットにする変化がある。
は、そのV字谷の対向する谷壁を切欠いた物品窓を設け
ると共に、その物品窓の窓縁から垂れ下がる窓蓋を設
け、その物品窓の下窓縁を瓶の底を受ける物品棚に形成
して、瓶類をその物品窓に入れて物品棚で支承させて収
納するようにしたり、或は、そのV字谷の頂部を切欠い
た物品収納凹部を設け、その物品収納凹部を補助物品収
納ポケットにする変化がある。
【0011】
【作用】以上の本発明のコンテナー用中仕り体は、V字
谷連続の蛇腹形状の中仕切り主部が主要部をなすので、
その蛇腹形状のものを適量に拡縮させることによって、
V字谷の谷スパンを任意に調整して、適量サイズの物品
収納ポケットに設定できる物品収納ポケットの動的変化
性を有し、多様な物品に共用できる。そして、空状態で
は小形に圧縮セットできる。
谷連続の蛇腹形状の中仕切り主部が主要部をなすので、
その蛇腹形状のものを適量に拡縮させることによって、
V字谷の谷スパンを任意に調整して、適量サイズの物品
収納ポケットに設定できる物品収納ポケットの動的変化
性を有し、多様な物品に共用できる。そして、空状態で
は小形に圧縮セットできる。
【0012】そして、前記態様の載置底板上に中仕切り
主部を設けたものは、その載置底板上または載置底板と
共に、コンパクトに縮小セットできるので、取扱いがし
易くなり、さらに、前記の物品窓を設けたものは、谷ス
パンを調整設定することによって、サイズが異なる瓶類
の収納が可能になる。そして、前記の切欠凹所の補助物
品収納ポケットを有するものは、その補助物品収納ポケ
ットとV字谷の主物品収納ポケットが利用できるので、
例えばT字形をなす複雑形状の物品や長尺物品の収納が
可能になる。
主部を設けたものは、その載置底板上または載置底板と
共に、コンパクトに縮小セットできるので、取扱いがし
易くなり、さらに、前記の物品窓を設けたものは、谷ス
パンを調整設定することによって、サイズが異なる瓶類
の収納が可能になる。そして、前記の切欠凹所の補助物
品収納ポケットを有するものは、その補助物品収納ポケ
ットとV字谷の主物品収納ポケットが利用できるので、
例えばT字形をなす複雑形状の物品や長尺物品の収納が
可能になる。
【0013】さらに、本発明のコンテナー用中仕切り体
は、中仕切り主部を構成する蛇腹体の構成単位のV字谷
が、個個に伸縮自在にして弾性を有すると共に、そのV
字谷を圧縮セットして格納するので、その圧縮セットに
よる圧縮ぐせによって、物品収納時にも、物品収納ポケ
ットが谷スパンを縮めようとする弾性力を有し、収納物
品をがたつきなくポケットに収納して弾性保持作用す
る。従って、従来の物品がたつき防止のためのクッシヨ
ン材等の介装が無用になる。
は、中仕切り主部を構成する蛇腹体の構成単位のV字谷
が、個個に伸縮自在にして弾性を有すると共に、そのV
字谷を圧縮セットして格納するので、その圧縮セットに
よる圧縮ぐせによって、物品収納時にも、物品収納ポケ
ットが谷スパンを縮めようとする弾性力を有し、収納物
品をがたつきなくポケットに収納して弾性保持作用す
る。従って、従来の物品がたつき防止のためのクッシヨ
ン材等の介装が無用になる。
【0014】
【実施例】以下、実施例に基づいて詳しく説明する。ま
ず、本発明第一実施例のコンテナー用中仕切り体1を示
す図1を参照して、この中仕切り体1は、帯状板をジグ
ザグ状に曲成した蛇腹形状の中仕切り主部2が主要部を
なし、V字谷の物品収納ポケット3を連続した形状を有
している。そして、この中仕切り主部2は方形の載置底
板5に載置されると共に、載置底板5の端部を曲げて立
設した端部板4に連結されており、手で押し付けたり引
き伸ばすことによって、載置底板5上を拡縮できる。
ず、本発明第一実施例のコンテナー用中仕切り体1を示
す図1を参照して、この中仕切り体1は、帯状板をジグ
ザグ状に曲成した蛇腹形状の中仕切り主部2が主要部を
なし、V字谷の物品収納ポケット3を連続した形状を有
している。そして、この中仕切り主部2は方形の載置底
板5に載置されると共に、載置底板5の端部を曲げて立
設した端部板4に連結されており、手で押し付けたり引
き伸ばすことによって、載置底板5上を拡縮できる。
【0015】そして、コンテナー10の底に入れて物品
収納ポケット3の谷スパン6を、収納すべき物品20の
サイズに合せてセットし、物品20を物品収納ポケット
3に収納すると共に、物品20の取り出し後は、図1の
(C)のように、圧縮セットした中仕切り主部2を端部
板4に添着させて格納するようになっている。なお、こ
の図1実施例のものは、載置底板5に、端部板4と平行
する折曲ライン7が数条設定されており、この折曲ライ
ン7から折り曲げることによって、載置底板5自体も折
りたたむと共に、折りたたんだ載置底板5の中に格納姿
勢の中仕切り主部2を包み込み、載置底板5と端部板4
に設けた一対の係止部8(係止部8はベルベットファス
ナー)によって、その折りたたみ状態がロックされる構
造になっている。なお、図中の9は、谷スパン6を調整
して、コンテナー10の周壁と中仕切り主部2との間に
生じた空間に装着し、谷スパン6の安定を図るスペーサ
部材である。
収納ポケット3の谷スパン6を、収納すべき物品20の
サイズに合せてセットし、物品20を物品収納ポケット
3に収納すると共に、物品20の取り出し後は、図1の
(C)のように、圧縮セットした中仕切り主部2を端部
板4に添着させて格納するようになっている。なお、こ
の図1実施例のものは、載置底板5に、端部板4と平行
する折曲ライン7が数条設定されており、この折曲ライ
ン7から折り曲げることによって、載置底板5自体も折
りたたむと共に、折りたたんだ載置底板5の中に格納姿
勢の中仕切り主部2を包み込み、載置底板5と端部板4
に設けた一対の係止部8(係止部8はベルベットファス
ナー)によって、その折りたたみ状態がロックされる構
造になっている。なお、図中の9は、谷スパン6を調整
して、コンテナー10の周壁と中仕切り主部2との間に
生じた空間に装着し、谷スパン6の安定を図るスペーサ
部材である。
【0016】以上の図1実施例のものは、伸縮調整によ
って物品収納ポケット3の上端スパン(谷スパン6)が
調整できるので、多様な形状・サイズの物品収納が可能
となると共に、空の状態のものはコンパクトに圧縮セッ
トできる。従って、多様な形状・サイズが存在する自動
車部品の多量反復運搬に適し、前記従来の折りたたみコ
ンテナーと組合せることによって、物品を取り出した復
路運搬の容積を小さくして運搬効率を向上させることが
できる。
って物品収納ポケット3の上端スパン(谷スパン6)が
調整できるので、多様な形状・サイズの物品収納が可能
となると共に、空の状態のものはコンパクトに圧縮セッ
トできる。従って、多様な形状・サイズが存在する自動
車部品の多量反復運搬に適し、前記従来の折りたたみコ
ンテナーと組合せることによって、物品を取り出した復
路運搬の容積を小さくして運搬効率を向上させることが
できる。
【0017】続いて、図2・図3を参照して本発明の他
の実施例を説明する。即ち、図1実施例同様に、載置底
板5の上に蛇腹形状の中仕切り主部2を設けたものにお
いて、図2実施例のものは、V字谷の物品収納ポケット
3の谷壁15の上下方向の中間に、V字谷の山頂部16
と平行して所要の間隔を有する物品窓11が連設されて
対向している。そして、この物品窓11には、上窓縁1
2に窓ドア13が垂設されて、物品窓11が開閉できる
ようになっており、このV字谷の上方からビール瓶21
等を入れると、物品窓11に入ったビール瓶21の両端
が下窓縁14に支えられて、ビール瓶21を立設姿勢に
安定して収納するようになっており、この下窓縁14が
部品棚として機能する。
の実施例を説明する。即ち、図1実施例同様に、載置底
板5の上に蛇腹形状の中仕切り主部2を設けたものにお
いて、図2実施例のものは、V字谷の物品収納ポケット
3の谷壁15の上下方向の中間に、V字谷の山頂部16
と平行して所要の間隔を有する物品窓11が連設されて
対向している。そして、この物品窓11には、上窓縁1
2に窓ドア13が垂設されて、物品窓11が開閉できる
ようになっており、このV字谷の上方からビール瓶21
等を入れると、物品窓11に入ったビール瓶21の両端
が下窓縁14に支えられて、ビール瓶21を立設姿勢に
安定して収納するようになっており、この下窓縁14が
部品棚として機能する。
【0018】この図2実施例のものによると、物品収納
ポケット3の谷スパン6を、収納すべきビール瓶等のサ
イズ合せてセットすると、多様な瓶形のものを収納する
ことができる。そして、瓶類を入れて支承した物品窓1
1の窓ドア13が、瓶類を上方から入れたとき、後方に
押されて次の物品収納ポケット3に収納した瓶類との間
に介在してクッシヨン材として機能するので、運搬中の
ビール瓶21等が振動によってガタガタ接触したり、接
触による破損を生ずることはない。
ポケット3の谷スパン6を、収納すべきビール瓶等のサ
イズ合せてセットすると、多様な瓶形のものを収納する
ことができる。そして、瓶類を入れて支承した物品窓1
1の窓ドア13が、瓶類を上方から入れたとき、後方に
押されて次の物品収納ポケット3に収納した瓶類との間
に介在してクッシヨン材として機能するので、運搬中の
ビール瓶21等が振動によってガタガタ接触したり、接
触による破損を生ずることはない。
【0019】一方、図3のものは、物品収納ポケット3
のV字谷の山頂部16にU字状の切欠凹所17からなる
補助物品収納ポケット18が、中仕切り主部2の拡縮方
向に列をなして設けられている。
のV字谷の山頂部16にU字状の切欠凹所17からなる
補助物品収納ポケット18が、中仕切り主部2の拡縮方
向に列をなして設けられている。
【0020】この図3のものによると、V字谷の物品収
納ポケット3と補助物品収納ポケット18が存在するの
で、T字型等の複雑な形状の物品20を、その2個のポ
ケット3・18を利用して収納したり、その2個のポケ
ット3・18毎に異なる物品を収納したり、或は、物品
収納ポケット3に収納できない長大物品を、列をなして
連なる補助物品収納部18に収納することができる。
納ポケット3と補助物品収納ポケット18が存在するの
で、T字型等の複雑な形状の物品20を、その2個のポ
ケット3・18を利用して収納したり、その2個のポケ
ット3・18毎に異なる物品を収納したり、或は、物品
収納ポケット3に収納できない長大物品を、列をなして
連なる補助物品収納部18に収納することができる。
【0021】なお、本発明のコンテナー用中仕切り体1
は、前記の実施例に限定されず、例えば、載置底板5は
省略しても良く、また、中仕切り主部2は単一の帯状板
のみではなく、中間接続した帯状板を曲成したものでも
良い。
は、前記の実施例に限定されず、例えば、載置底板5は
省略しても良く、また、中仕切り主部2は単一の帯状板
のみではなく、中間接続した帯状板を曲成したものでも
良い。
【0022】
【発明の効果】以上の説明のとおり、本発明のコンテナ
ー用中仕切り体は、空状態の圧縮セットができるので、
折りたたみコンテナーと組合せることによって、自動車
部品等を多量運搬する場合の復路の運搬容積を減縮し
て、極めて高効率の運搬ができると共に、折りたたみコ
ンテナーの機能を有効に活用することができる。
ー用中仕切り体は、空状態の圧縮セットができるので、
折りたたみコンテナーと組合せることによって、自動車
部品等を多量運搬する場合の復路の運搬容積を減縮し
て、極めて高効率の運搬ができると共に、折りたたみコ
ンテナーの機能を有効に活用することができる。
【0023】そして、物品収納ポケットが動的変化性を
有するので、多様な形状・サイズの物品収納が可能にな
ると共に、前記の物品窓を谷壁に設けたものは、多様な
形状の瓶類収容ができると共に、その瓶類取り出し後の
圧縮セットが可能になって、ビール瓶等の瓶類を多量に
反復運搬する場合の運搬効率を高めることができる。さ
らに、本発明のコンテナー用中仕切り体は物品収納ポケ
ット自体が圧縮弾性を有して、収納物品を弾接保護する
ので、物品保護のためのクッシヨン材等の介装の必要が
なく、物品収納の作業性が向上する。以上の諸効果があ
る。
有するので、多様な形状・サイズの物品収納が可能にな
ると共に、前記の物品窓を谷壁に設けたものは、多様な
形状の瓶類収容ができると共に、その瓶類取り出し後の
圧縮セットが可能になって、ビール瓶等の瓶類を多量に
反復運搬する場合の運搬効率を高めることができる。さ
らに、本発明のコンテナー用中仕切り体は物品収納ポケ
ット自体が圧縮弾性を有して、収納物品を弾接保護する
ので、物品保護のためのクッシヨン材等の介装の必要が
なく、物品収納の作業性が向上する。以上の諸効果があ
る。
【図1】本発明第一実施例のコンテナー用中仕切り体を
示し、(A)は拡大状態の斜視図、(B)は使用状態の
正面図、(C)は縮小セットの手法と手順の説明図
示し、(A)は拡大状態の斜視図、(B)は使用状態の
正面図、(C)は縮小セットの手法と手順の説明図
【図2】本発明の他の実施例のコンテナー用中仕切り体
を示し、(A)はその斜視図、(B)はその物品窓の拡
大正面図、(C)は使用状態の部分正面図
を示し、(A)はその斜視図、(B)はその物品窓の拡
大正面図、(C)は使用状態の部分正面図
【図3】本発明の他の実施例のコンテナー用中仕切り体
を示し、(A)はその斜視図、(B)はその使用状態の
正面図
を示し、(A)はその斜視図、(B)はその使用状態の
正面図
1 中仕切り体 2 中仕切り主部 3 物品収納ポケット 4 端部板 5 載置底板 6 谷スパン 8 係止部 9 スペーサ部材 10 コンテナー 11 物品窓 12 上窓縁 13 窓ドア 14 下窓縁 15 谷壁 16 V字谷の山頂部 17 切欠凹所 18 補助物品収納ポケット 20 物品 21 ビール瓶
Claims (4)
- 【請求項1】 帯状板をジグザグ状に曲成して、V字谷
の物品ポケット群が上方に開口し、単一平面上を拡縮自
在にした蛇腹形状の中仕切り主部からなる構造を特徴と
するコンテナー用中仕切り体。 - 【請求項2】 載置底板上に中仕切り主部を載設し、前
記載置底板の一側縁を、縮小セットした前記中仕切り主
部の格納部になし、さらに、前記格納部の前記中仕切り
主部を、折りたたんだ前記載置底板によって包み込みセ
ットする構造からなる請求項1のコンテナー用中仕切り
体。 - 【請求項3】 V字谷の山頂部に切欠凹所を設け、前記
切欠凹所を補助物品収納ポケットになした請求項1また
は請求項2のコンテナー用中仕切り体。 - 【請求項4】 V字谷の谷壁の中間を切欠いた物品窓を
対向して設けると共に、前記物品窓の上窓縁から窓ドア
を垂設し、前記物品窓の下窓縁を物品棚になす請求項1
または請求項2または請求項3のコンテナー用中仕切り
体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5982995A JPH08230870A (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | コンテナー用中仕切り体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5982995A JPH08230870A (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | コンテナー用中仕切り体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08230870A true JPH08230870A (ja) | 1996-09-10 |
Family
ID=13124514
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5982995A Pending JPH08230870A (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | コンテナー用中仕切り体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08230870A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013103748A (ja) * | 2011-11-15 | 2013-05-30 | Sango Shigyo Kk | 段ボール製緩衝材及びこの段ボール製緩衝材が収納される段ボール製箱体 |
WO2014074829A1 (en) * | 2012-11-09 | 2014-05-15 | Scott William Mitchell | Document holding device |
JP2015224044A (ja) * | 2014-05-27 | 2015-12-14 | 株式会社オーティス | 竪樋支持具用梱包具 |
US9352888B2 (en) | 2012-09-07 | 2016-05-31 | William Mitchell Scott | Shipping container with grips and locking ports |
CN114572521A (zh) * | 2022-03-29 | 2022-06-03 | 重庆盛丹丽机械有限公司 | 一种用于运输汽车角齿的装置 |
-
1995
- 1995-02-23 JP JP5982995A patent/JPH08230870A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013103748A (ja) * | 2011-11-15 | 2013-05-30 | Sango Shigyo Kk | 段ボール製緩衝材及びこの段ボール製緩衝材が収納される段ボール製箱体 |
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WO2014074829A1 (en) * | 2012-11-09 | 2014-05-15 | Scott William Mitchell | Document holding device |
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CN114572521A (zh) * | 2022-03-29 | 2022-06-03 | 重庆盛丹丽机械有限公司 | 一种用于运输汽车角齿的装置 |
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