JPH08230802A - 計数充填機 - Google Patents

計数充填機

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JPH08230802A
JPH08230802A JP5652895A JP5652895A JPH08230802A JP H08230802 A JPH08230802 A JP H08230802A JP 5652895 A JP5652895 A JP 5652895A JP 5652895 A JP5652895 A JP 5652895A JP H08230802 A JPH08230802 A JP H08230802A
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JP
Japan
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tablet
article
tablets
filling
chute
Prior art date
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Application number
JP5652895A
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English (en)
Inventor
Yoshinobu Wada
嘉信 和田
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Shibuya Corp
Original Assignee
Shibuya Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】2列の通路10から供給された錠剤8を1つの
容器内に充填する計数充填機において、奇数個の充填を
可能にする。 【構成】錠剤8を供給するシュート2には、上部10a
と下部10cとが横方向にずれた錠剤通路10が複数列
形成されている。下部10cの入口に錠剤8を停止させ
るスプリングストッパ12が設けられている。シュート
2に隣接して配置されたドラム6に、複数列で取出しピ
ン14が埋込まれている。ピン14の列は錠剤通路10
の下部10cに一致しており、ドラム6の回転に伴っ
て、上記ストッパ12によって停止している錠剤8を取
出す。上記ストッパ12によって停止している錠剤8A
の1つ上の錠剤8Bを保持する奇数充填用ストッパ20
が、1列おきの錠剤通路10Aに設けられている。奇数
充填時に、最後の1個を取出す際に、奇数充填用ストッ
パ20によって錠剤8を保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、錠剤やカプセル等の固
形の物品を計数して容器内に充填する計数充填機に係
り、特に、シュート内を落下して供給される物品をピン
により取出して計数しつつ充填する計数充填機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一定数量の錠剤またはカプセル等の固形
物を計数して容器内に充填する計数充填機は従来から知
られている(実公昭59−18961号公報、実公昭6
3−13573号公報、特公昭63−62402号公報
等)。
【0003】上記第1の公報(実公昭59−18961
号)に記載された「錠剤、カプセル等の計数充填装置」
は、無端状のローラーチェーン5に多数の受孔13を有
する計数スラット9を装着し、ローラーチェーン5の上
り勾配の傾斜部Aにおいて、充填ホッパー21からスラ
ット9の受孔13に錠剤を供給して計数し、下り勾配の
傾斜部Bにおいて検知装置24によって受孔13の状態
(錠剤の有無)を確認し、その下り勾配の傾斜部Bの下
限においてスラット9を反転させて容器の開口部に連な
るシュート25へ計数した錠剤を投入して充填するもの
で、さらに、錠剤またはカプセルが反転位置にきても落
下しない場合があるため、スラット9の反転部のスプロ
ケット2に突出ピン29を装着したドラム28を組み込
み、この突出ピン29によって受孔13内の錠剤または
カプセルを強制的に排除するようになっている。
【0004】また、第2の公報(実公昭63−1357
3号)に記載されている「錠剤計数装置」は、無端コン
ベアCのスラット10の表面にそれぞれ所定数の窪み1
3が設けられ、コンベアCの上昇傾斜部Aにおいて、供
給ホッパ3から上記スラット10の窪み13に錠剤を供
給し、余剰の錠剤が搬送されないように、コンベアCの
振動、傾斜面あるいは掃き戻し装置4等によって余分な
錠剤を落下させて、所定数の錠剤のみを順次移送し、コ
ンベアCの反転部Dでこの所定数の錠剤を窪み13から
放出してびん5内に詰めている。そして、反転時に錠剤
が窪み13から抜けずに再びホッパ部3まで搬送されて
しまうと、びん5内に投入される錠剤の数が所定数より
も不足してしまうため、びん詰めを行なう位置で錠剤を
確実に排出できるように押出部材20を設けている。
【0005】さらに、第3の公報(特公昭63−624
02号)に記載された「錠菓等計量充填装置」は、ホッ
パ8内に開口する案内管15の下端に、それぞれ弾性材
製接続筒18を介して上端を接続した竪充填管19を多
数設け、固定板24の上面によって竪充填管19の下開
口19aを閉鎖状態にするとともに下端を滑動自在と
し、さらに、この固定板24に落下孔25を設けてあ
る。また、固定板24の落下孔25に竪充填管19の下
開口19aが合致したときに弾性材製接続筒18の外側
面に臨む充填量規制部材28を設けてあり、案内管1
5、弾性材製接続筒18、竪充填管19のそれぞれを、
錠菓等被充填物の外径とほぼ同一の内径を有するものと
し、充填量規制部材28によって弾性材製接続筒18を
局部的に圧縮すると、錠菓等が通過不能になるよう形成
してある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の計量充填装
置は、スラットを反転させて錠剤等を受孔や窪みから落
下させるもの(実公昭59−18961号公報、実公昭
63−13573号公報)あるいは、竪充填管19に接
続された弾性材製接続筒18を圧縮してその上方の錠菓
を落下不能とし、下方の錠菓を落下孔25を介して落下
させて充填を行なうもの(特公昭63−62402号公
報)であり、いずれも高速化することが不可能であり、
しかも、正確な数量の充填を行なうことが困難であっ
た。さらに、錠剤のサイズや容器に充填する個数を変更
する場合に、交換すべき部品の数が多く、多用化するこ
とが困難であった。
【0007】本発明は上記欠点を除くためになされたも
ので、2列で供給されてきた物品を取出して1つの容器
内に充填することにより、高能力の充填を可能にしたも
のである。しかも、2列分の物品を1つの容器に充填す
る場合には常に偶数個の充填が行なわれるが、2列のう
ちの一方の取出しを中断できるようにして、奇数個の充
填を可能にした計数充填機を提供することを目的とする
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る計数充填機
は、上部と下部とが横方向にずれている縦方向の通路が
複数列形成され、錠剤等の物品を連続的に落下させるシ
ュートと、各縦方向通路の下部の入口付近に設けられて
上部から落下してきた物品を一時停止させる物品停止手
段と、この物品停止手段によって停止されている物品を
上方から叩いて落下させる取出し手段と、2列の通路か
ら取出された物品を受けて1つの容器内に充填するガイ
ドと、上記2列の通路の一方の上部に設けられ、上記停
止手段によって停止されている物品の次の物品、すなわ
ちその上方に位置している物品を保持可能な物品保持手
段と、この物品保持手段を、上記物品を保持する位置
と、保持しない離隔位置とに進退動させる移動手段とを
備えたものである。
【0009】
【作用】上記計数充填機では、偶数個の物品を容器内に
充填する場合は、物品保持手段を物品から離隔した位置
に後退させた状態にしておき、通路の上部から連続的に
送られ物品停止手段によって停止している物品を、取出
し手段によって順次取出して所定個数の充填を行なう。
また、奇数個の充填を行なう場合には、上記偶数個の充
填と同じ作動を繰り返した後、最後の1個を取出す時点
で、上記移動手段によって物品保持手段を移動させて一
方の通路内の物品が落下しないように保持する。1つの
容器に充填される2列の通路の内の一方は停止手段まで
物品が送られず、他方の通路には物品が送られてくるの
で、奇数個の物品の取出しおよび充填が行なわれる。
【0010】
【実施例】以下図示実施例により本発明を説明する。図
1は本発明の一実施例に係る計数充填機の縦断面図、図
2はその正面図であり、ほぼ垂直方向に配置されたシュ
ート(全体として符号2で示す)と、このシュート2の
側部に配置されて水平な軸線4を中心に回転するドラム
6とを備えている。
【0011】シュート2には、錠剤等の物品8を連続的
に落下させる複数の錠剤通路用の溝10が平行して形成
されている。本実施例に係る計数充填機は、2列の錠剤
通路10内を落下してきた錠剤8を1つの容器(図示せ
ず)内に充填するようになっており、一回の充填工程で
充填される容器の本数の2倍の列数、例えば6本の容器
に同時に充填を行なう構成の場合には、シュート2は1
2列の錠剤通路10を有している。上記容器は、シュー
ト2の下方に配置された図示しない容器搬送コンベアに
よって搬送され、シュート2の下方に一時停止している
間に、所定個数の錠剤8の充填が行なわれる。
【0012】シュート2の各錠剤通路10は、後に説明
する錠剤8の取出し部P付近で、上部10aと下部10
cとが溝幅の2分の1程度ずらして形成されている。こ
れら各錠剤通路10の上部10aと、この上部10aか
らずれている下部10cとの間は傾斜部10bによって
接続されている。傾斜部10bの出口(下部10cの入
口)付近には、揺動可能なストッパ(物品停止手段)1
2が設けられており、錠剤通路10内を上部10aから
傾斜部10bへと落下してきた錠剤12に係合して落下
を阻止するようになっている。このストッパ12は、図
示しないスプリングが内蔵されており、ストッパ12に
よって係止されている錠剤8を上方から押圧することに
より強制的に開いて錠剤通路10の下部10c内へ落下
させることができ、また、その後直ちに、錠剤8の落下
を阻止する位置に復帰するようになっている。
【0013】シュート2の側部に配置されたドラム6
は、水平な軸線4の回りを図1の矢印R方向に回転す
る。このドラム6の回転中心(軸線4)は、上記シュー
ト2の錠剤通路10内でスプリングストッパ12によっ
て停止している先頭の錠剤8(8A)の中心とほぼ同じ
高さに配置されている。ドラム6の外周面には、円周方
向等間隔で、かつ、軸線方向(ドラム6の幅方向)にも
等間隔で複数本の取出しピン14が埋込まれている。取
出しピン14は、この実施例では図1に示すように、円
周方向に等間隔で18本(すなわち20度ごとに1本)
設けられている。また、幅方向には、上記シュート2の
錠剤通路10の間隔と等しい間隔で同じ本数(例えば上
述のように6本の容器に同時に充填する構成の場合には
12本)の取出しピン14が、上記錠剤通路10の下部
10cと向かい合う位置に設けられている。
【0014】シュート2の各錠剤通路10のドラム6側
の面には、その下部10cの中心線に沿って、上記取出
しピン14の径よりもやや幅の広い切欠き溝10dが形
成されている。上記ドラム6は、外周面がシュート2の
ドラム6側の面に接近して配置されており、この外周面
から半径方向外方へ突出している取出しピン14は、回
転してシュート2側を通過する際に、この切欠き溝10
dおよび上記錠剤通路10の下部10c内に進入する。
上述のように、スプリングストッパ12によって錠剤通
路10の下部10cの入口内で落下しないように係止さ
れている先頭の錠剤8(8A)の位置は、ドラム6の軸
線4の高さとほぼ一致しているので、取出しピン14が
最もシュート2側に突出した位置付近で、この取出しピ
ン14がスプリングストッパ12によって停止している
錠剤8に上方から係合し、スプリングストッパ12を強
制的に下方へ開いて錠剤通路10の下部10c側へ落下
させる。
【0015】上記シュート2の下方には、図示しない充
填ガイドが設けられており、上記ドラム6の取出しピン
14によって取出された2列分の錠剤通路10内の錠剤
8を受取り、下方の容器搬送コンベア上に停止している
1本の容器内に充填するようになっている。
【0016】上記計数充填機は、シュート2に設けられ
た複数列の錠剤通路10によって供給され、ドラム6の
取出しピン14によって取出された錠剤8を、錠剤通路
2列分ずつ1つの容器内に充填するようになっている。
従って、上記構成だけでは、常に偶数個の錠剤8の充填
しか行なうことができない。そこで、本実施例に係る計
数充填機では、奇数個の充填を可能にするために、奇数
個充填用ストッパ(物品保持手段)を設けている。奇数
個充填用ストッパ20は、1つの容器に充填される錠剤
8が取出される2列の錠剤通路10(10A,10B)
の一方に設けられている。なお、この実施例では、図2
に示すように、奇数個充填用ストッパ20は、複数の錠
剤通路10(10A)に1つおきに設けられているが、
必ずしも1つおきである必要はなく、2本で1組の錠剤
通路10のいずれか一方に設ければ良い。
【0017】次に、奇数個充填用ストッパ20の構成に
ついて説明する。錠剤通路10の傾斜部10bよりやや
上方を横断して、水平軸22が回転自在に支持されてい
る。この水平軸22には、1つおきの錠剤通路10(1
0A)の上部10aに対応する位置に、ほぼL字状をし
た奇数個充填用ストッパ20の上端が取付けられてい
る。奇数個充填用ストッパ20の下端20aはシュート
2の方向へ折曲げられてほぼ水平になっている。この折
曲げられた先端部20aは、錠剤通路10内でスプリン
グストッパ12によって停止している先頭の錠剤8(8
A)の次の錠剤(下から2番目の錠剤)8(8B)と向
かい合う高さに位置している。シュート2の上記ドラム
6の裏側の面の、奇数個充填用ストッパ20の先端部2
0aに対応する位置に丸穴10eが形成されており、こ
の丸穴10e内にその先端部20aが挿入されている。
【0018】上記水平軸22の端部には、レバー24の
一端が固定され、このレバー24の他端には、シリンダ
26のロッド26aが連結されている。従って、シリン
ダ26を作動させて、レバー24を介して水平軸22を
往復回転させることにより、上記奇数個充填用ストッパ
20の先端部20aをシュート2の丸穴10e内で進退
動させることができる。そして、奇数個充填用ストッパ
20の先端部20aがシュート2内へ前進したときに
は、上記下から2番目の錠剤8(8B)を押えて落下を
阻止することができ、後退したときには、錠剤通路10
内の錠剤8に係止することなく落下を許容するようにな
っている。
【0019】以上の構成に係る計数充填機の作動につい
て説明する。各容器内に充填する錠剤8の個数が偶数で
ある場合には、シリンダ26のロッド26aを伸張させ
て水平軸22を回転させ、奇数個充填用ストッパ20の
先端部20aを後退させておく。この場合には、シュー
ト2の各錠剤通路内10を落下してくる錠剤8は、錠剤
通路10の上部10aから、その傾斜部10bを通って
下部10cへ入る入口付近で、スプリングストッパ12
によって係止されて停止する。ドラム6は、サーボモー
タ等の駆動手段によって間欠的に回転されるようになっ
ており、ドラム6の回転によって、取出しピン14が各
錠剤通路10に形成されている切欠き溝10d内に挿入
され、スプリングストッパ12によって停止している先
頭の錠剤8(8A)を上方から叩いて、強制的にスプリ
ングストッパ12を開き、先頭の錠剤8(8A)を錠剤
通路の10の下部10cに落下させる。
【0020】先頭の錠剤8(8A)が落下すると、その
上方の錠剤8(8B)が上記先頭の錠剤8(8A)があ
った位置まで進んで、開放した後復帰したスプリングス
トッパ12によって停止される。この作動を繰り返すこ
とにより所定個数の錠剤を取出して充填を行なう。本実
施例装置では、2列の錠剤通路10から取出された錠剤
8を1つの容器内に充填するようになっているので、ド
ラム6は、予め設定された容器内への充填個数の2分の
1の本数分だけ取出しピン14がシュート2の取出し位
置Pを通過する角度回転した後、一時停止して1回の充
填工程が終了する。
【0021】なお、上記シュート2の下方には、2列の
錠剤通路10(10A,10B)から取出された錠剤8
を受取って1つの容器内に投入する充填ガイドおよび、
この充填ガイドの開口を開閉するシャッター等が設けら
れており、所定量の錠剤8を充填ガイド内に蓄積した後
シャッターを開放して容器内へ充填するようになってい
る。この充填ガイド等の構成は、特願平6−13656
5号に記載されたものを適用することができる。また、
上記出願の構成に限らず、その他の構成とすることもで
きる。
【0022】上記構成の計数充填機によって容器内に奇
数個の錠剤を充填する場合には、先ず、上記偶数個の充
填の場合と同様に、奇数個充填用ストッパ26を後退さ
せた状態で錠剤8の取出しおよび充填を行なう。そし
て、最後の1個を取出す際に、シリンダ26のロッド2
6aを収縮させて、水平軸22を回転させ、奇数個充填
用ストッパ20の先端部20aを上記錠剤通路10(1
0A)の丸穴10e内に突出させる。
【0023】この状態での取出し過程について図1ない
し図5により説明する。取出しピン14(14A)は、
すでに取出し位置Pを通過して錠剤8を錠剤通路10の
下方へ落下させている。その次の取出しピン14(14
B)が、切欠き溝10d内に入り(図1および図2参
照)、錠剤通路10内でスプリングストッパ12によっ
て停止されている錠剤8(8A)を上方から叩いて、下
方へ落下させる(図3参照)。
【0024】この時、錠剤通路10内の下から2番目の
位置にあった錠剤8(8B)は、先頭の錠剤8(8A)
が落下した後へ移動しようとする。奇数個取出し用スト
ッパ20の設けられていない錠剤通路10(10B)で
は、その2番目の錠剤8(8B)は拘束されていないの
で、スプリングストッパ12の位置まで落下して次の取
出しピン14(14C)によって取出される。一方、奇
数個取出し用ストッパ20が設けられている錠剤通路1
0(10A)では、2番目の錠剤8(8B)が拘束され
ているため落下しないので、取出し位置Pに錠剤8が送
られない。そのため、取出しピン14(14C)は空振
り状態で取出し位置Pを通過し(図4参照)、その後、
ドラム6は停止する。このように、充填される錠剤8の
最後の1個を取出す際に、2列のうちの一方の錠剤通路
10(10A)では、取出し位置Pに錠剤8を送らない
ようにし、他の錠剤通路10(10B)だけ取出し位置
Pに錠剤8を送るようにすることにより奇数個の錠剤8
の取出しが可能になる。
【0025】奇数個充填用のストッパ20は、ドラム6
が停止した後、直ちにシリンダ26の作動によって後退
し、押え付けていた錠剤8(8B)を解放する。この錠
剤8は、スプリングストッパ12の位置まで落下して、
次の充填の先頭の錠剤8(8A)として、ドラム6の回
転が再開された後、後続の取出しピン14(14D)に
よって取出される(図5参照)。
【0026】なお、上記実施例では、錠剤8を取出して
充填する計数充填機として説明したが、錠剤8に限るも
のではなく、その他の固形の物品にも適用しうることは
いうまでもない。また、取出しピン14はドラム6によ
って回転移動されるものに限らず、その他の移動手段に
よって通路10内を上方から下方へ移動させ、錠剤8を
上方から叩いて落下させるようにしても良い。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、上
部と下部とがずれている縦方向の通路が複数列形成さ
れ、錠剤等の物品を連続的に落下させるシュートと、各
縦方向通路の下部の入口に設けられて落下してきた物品
を停止させる物品停止手段と、この物品停止手段によっ
て停止されている物品を上方から叩いて落下させる取出
し手段と、2列の通路から取出された物品を受けて1つ
の容器内に充填するガイドと、上記2列の通路の一方の
上部に設けられ、上記物品停止手段によって停止してい
る物品の次の物品を保持可能な物品保持手段と、この物
品保持手段を、物品を保持する位置と保持しない離隔位
置とに進退動させる移動手段とを備えたことにより、2
列で供給された物品を1つの容器内に充填するようにし
て、正確に計数しつつ高速な充填を行なうことを可能に
し、しかも、偶数個の充填の場合に比べて能力を低下さ
せることなく奇数個の充填を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る計数充填機の縦断面図
である。
【図2】上記計数充填機の要部の正面図である。
【図3】奇数個の取出しを行なう場合の作動を説明する
図である。
【図4】奇数個の取出しを行なう場合の作動を説明する
図であり、図3の次の段階を示す。
【図5】奇数個の取出しを行なう場合の作動を説明する
図であり、図4の次の段階を示す。
【符号の説明】
2 シュート 8 物品(錠剤) 10 縦方向の通路(錠剤通路) 10a 縦方向通路の上部 10c 縦方向通路の下部 12 物品停止手段(スプリングストッパ) 14 取出し手段(取出しピン) 20 物品保持手段(奇数充填用ストッパ) 26 移動手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部と下部とがずれている縦方向の通路
    が複数列形成され、錠剤等の物品を連続的に落下させる
    シュートと、各縦方向通路の下部の入口に設けられて落
    下してきた物品を停止させる物品停止手段と、この物品
    停止手段によって停止されている物品を上方から叩いて
    落下させる取出し手段と、2列の通路から取出された物
    品を受けて1つの容器内に充填するガイドと、上記2列
    の通路の一方の上部に設けられ、上記物品停止手段によ
    って停止している物品の次の物品を保持可能な物品保持
    手段と、この物品保持手段を、物品を保持する位置と保
    持しない離隔位置とに進退動させる移動手段とを備えた
    ことを特徴とする計数充填機。
JP5652895A 1995-02-21 1995-02-21 計数充填機 Pending JPH08230802A (ja)

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JP5652895A JPH08230802A (ja) 1995-02-21 1995-02-21 計数充填機

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19724907C1 (de) * 1997-06-12 1999-01-21 Gei Gmbh Vorrichtung zum Transferieren von Tabletten

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19724907C1 (de) * 1997-06-12 1999-01-21 Gei Gmbh Vorrichtung zum Transferieren von Tabletten

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