JPH08230726A - トラック - Google Patents

トラック

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Publication number
JPH08230726A
JPH08230726A JP7040799A JP4079995A JPH08230726A JP H08230726 A JPH08230726 A JP H08230726A JP 7040799 A JP7040799 A JP 7040799A JP 4079995 A JP4079995 A JP 4079995A JP H08230726 A JPH08230726 A JP H08230726A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
foiler
boiler
sub
main
roof
Prior art date
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Pending
Application number
JP7040799A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Fujimoto
努 藤本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
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Publication of JPH08230726A publication Critical patent/JPH08230726A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/80Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
    • Y02T10/82Elements for improving aerodynamics

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明はトラック走行中にトラック車体に作用
する空気抵抗力を効果的に低減してトラックの燃費を低
減することを最も主要な特徴とする。 【構成】ドラグフォイラ14をキャブルーフ12a上に
固定された主フォイラ15と、この主フォイラ15に対
して上下に変位可能で、荷箱13のルーフ13a位置に
合せて高さ調整可能な副フォイラ16とによって形成
し、荷箱13のルーフ13a位置に合せて副フォイラ1
6の高さ位置を調整可能にしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は荷箱に向かう走行風の流
れをガイドするドラグフォイラがキャブルーフ上に配設
されたトラックに関する。
【0002】
【従来技術】一般に、図9に示すように車体フレーム1
上の前部にキャブ(運転台)2、後部に荷箱3が装着さ
れ、かつ荷箱3がキャブ2のルーフ2aの上方に突出さ
れた構成のトラックではキャブルーフ2aの上に傾斜状
の風向板であるドラッグフォイラ4を配設し、キャブル
ーフ2aの上方を通る走行風の主流をこのドラッグフォ
イラ4によって荷箱3のルーフ3a上に円滑に導く構成
にしたものが知られている。
【0003】また、この種のものとして例えば、図10
に示すようにドラグフォイラ4をキャブルーフ2a上に
固定されたドラグフォイラ本体5と、このドラグフォイ
ラ本体5に回動支点6を中心に回動可能に連結された回
動要素7とによって形成し、荷箱3の高さに合せて回動
要素7の取付け角度を調整することにより、ドラグフォ
イラ4全体の高さを荷箱3の高さに応じて簡単に可変で
きるようにした構成のものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図10に示
すようにドラグフォイラ本体5に回動支点6を中心に回
動可能に連結された回動要素7を設け、荷箱3の高さに
合せて回動要素7の取付け角度を調整する構成にした場
合にはキャブルーフ2aの上方を通る走行風の流れがこ
のドラッグフォイラ本体5と回動要素7との連結部であ
る回動支点6の近傍位置で比較的極端に屈曲されるの
で、この部分で走行風の流線が乱れ、荷箱3のルーフ3
aの前端部近傍に大きな渦流8等が発生する問題があ
る。そのため、車体の形状で決まる空気抵抗係数CD
大きくなり、走行中のトラック車体に作用する空気抵抗
力が大きくなるので、トラックの燃費が悪くなる問題が
ある。
【0005】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、トラック走行中にトラック車体に作用する空気抵抗
力を効果的に低減してトラックの燃費低減を図ることが
できるトラックを提供することを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は荷箱が
キャブルーフの上方に突出され、上記荷箱に向かう走行
風の流れをガイドするドラグフォイラが上記キャブルー
フ上に配設されたトラックにおいて、上記ドラグフォイ
ラを上記キャブルーフ上に固定された主フォイラと、こ
の主フォイラに対して上下に変位可能で、上記荷箱のル
ーフ位置に合せて高さ調整可能な副フォイラとによって
形成し、上記荷箱のルーフ位置に合せて上記副フォイラ
の高さ位置を調整可能にしたものである。
【0007】請求項2の発明は荷箱がキャブルーフの上
方に突出され、上記荷箱に向かう走行風の流れをガイド
するドラグフォイラが上記キャブルーフ上に配設された
トラックにおいて、上記ドラグフォイラを上記キャブル
ーフ上に固定された主フォイラと、この主フォイラに対
して上下に変位可能で、上記荷箱のルーフ位置に合せて
高さ調整可能な副フォイラと、上記主フォイラと副フォ
イラとの間に配設され、上記主フォイラと副フォイラと
の間の走行風の流れを円滑化する中間フォイラとによっ
て形成したものである。
【0008】請求項3の発明は請求項2の上記中間フォ
イラは上記副フォイラの昇降動作に連動して傾斜角度を
調整する調整手段を備えたものである。請求項4の発明
は荷箱がキャブルーフの上方に突出され、上記荷箱に向
かう走行風の流れをガイドするドラグフォイラが上記キ
ャブルーフ上に配設されたトラックにおいて、上記ドラ
グフォイラを上記キャブルーフ上に固定された主フォイ
ラと、この主フォイラに対して上下に変位可能で、上記
荷箱のルーフ位置に合せて高さ調整可能な副フォイラ
と、上記主フォイラと副フォイラとの間に配設され、上
記主フォイラと副フォイラとの間の走行風の流れを円滑
化する中間フォイラとによって形成するとともに、上記
主フォイラに上記副フォイラを上記昇降方向にガイドす
るガイド部を形成したものである。
【0009】
【作用】請求項1の発明ではキャブルーフ上に固定され
た主フォイラに対して副フォイラを上下に変位させ、荷
箱のルーフ位置に合せて副フォイラの高さ位置を調整す
ることにより、荷箱のルーフ位置に合せてドラグフォイ
ラ全体の高さ調整ができるようにしたものである。
【0010】請求項2の発明ではキャブルーフ上に固定
された主フォイラに対して副フォイラを上下に変位さ
せ、荷箱のルーフ位置に合せて副フォイラの高さ位置を
調整することにより、荷箱のルーフ位置に合せてドラグ
フォイラ全体の高さ調整ができるようにするとともに、
主フォイラと副フォイラとの間に配設された中間フォイ
ラによって主フォイラと副フォイラとの間の走行風の流
れを円滑化するようにしたものである。
【0011】請求項3の発明では副フォイラの高さ調整
時に副フォイラの昇降動作に連動して調整手段によって
中間フォイラの傾斜角度を調整するようにしたものであ
る。請求項4の発明ではキャブルーフ上に固定された主
フォイラに対して副フォイラを上下に変位させ、荷箱の
ルーフ位置に合せて副フォイラの高さ位置を調整するこ
とにより、荷箱のルーフ位置に合せてドラグフォイラ全
体の高さ調整ができるようにするとともに、主フォイラ
と副フォイラとの間に配設された中間フォイラによって
主フォイラと副フォイラとの間の走行風の流れを円滑化
し、さらに副フォイラの高さ調整時にガイド部によって
主フォイラに副フォイラを昇降方向にガイドするように
したものである。
【0012】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1乃至図6
を参照して説明する。図1はトラックの前部側の外観を
示すもので、参照符号11はトラックの車体フレームで
ある。この車体フレーム11上には前部にキャブ(運転
台)12、後部に荷箱13がそれぞれ装着されている。
ここで、荷箱13はキャブ12のルーフ12aの上方に
突出されている。
【0013】また、キャブルーフ12a上には荷箱13
に向かう走行風の流れをガイドするドラグフォイラ14
が配設されている。このドラグフォイラ14にはキャブ
ルーフ12a上に固定された主フォイラ15と、この主
フォイラ15に対して上下に変位可能な副フォイラ16
と、主フォイラ15と副フォイラ16との間に配設さ
れ、主フォイラ15と副フォイラ16との間の走行風の
流れを円滑化する中間フォイラ17とが設けられてい
る。
【0014】さらに、主フォイラ15には図2および図
4に示すように副フォイラ16および中間フォイラ17
を収容する可動フォイラ収容部18が形成されている。
この可動フォイラ収容部18の両側部には副フォイラ1
6を昇降方向にガイドするガイド部19が形成されてい
る。このガイド部19には主フォイラ15における可動
フォイラ収容部18の両側部に上下方向に延設された凹
陥状の2つのガイド溝20が設けられている。
【0015】また、副フォイラ16の両側部にはそれぞ
れ図2に示すように可動フォイラ収容部18の2つのガ
イド溝20に嵌合する2つの突起部21が上下方向に向
けて延設されている。そして、副フォイラ16の両側部
の2つの突起部21が可動フォイラ収容部18の2つの
ガイド溝20に嵌合され、副フォイラ16の両側部の2
つの突起部21が各ガイド溝20に沿って上下方向にガ
イドされる状態で、副フォイラ16が主フォイラ15に
昇降可能に支持されている。
【0016】さらに、主フォイラ15と副フォイラ16
との間の接合部位には副フォイラ16を所望の高さ調整
位置で固定する固定手段22が設けられている。この固
定手段22には主フォイラ15の各ガイド溝20にそれ
ぞれ内方向に向けて突設された複数段、例えば3段の固
定ボルト23が設けられている。これらの3段の固定ボ
ルト23は各ガイド溝20内に上下方向に沿って適宜の
間隔を存して並設されている。
【0017】また、副フォイラ16の両側部の各突起部
21には上下方向に長い長穴24が穿設されている。各
長穴24には図3に示すように主フォイラ15側の固定
ボルト23が挿入されている。そして、この固定ボルト
23に副フォイラ16の内方から固定ナット25が螺着
されて副フォイラ16が所望の高さ調整位置で固定され
るようになっている。例えば、図5は副フォイラ16が
主フォイラ15の可動フォイラ収容部18内に収納され
た状態を示し、この場合には主フォイラ15側の3段の
固定ボルト23のうちの少なくともいずれか1つの固定
ボルト23に固定ナット25が螺着されている。さら
に、図7は副フォイラ16が主フォイラ15の外部に突
出された状態を示し、この場合には主フォイラ15側の
3段の固定ボルト23のうちの最上部位置の固定ボルト
23に固定ナット25が螺着されている。
【0018】また、ドラグフォイラ14には副フォイラ
16の昇降動作に連動して中間フォイラ17の傾斜角度
を調整する傾斜角度調整機構(傾斜角度調整手段)26
が設けられている。この傾斜角度調整機構26には主フ
ォイラ15における可動フォイラ収容部18の前端部に
配設され、中間フォイラ17の前端部を回動自在に連結
する、例えば蝶番等の複数のヒンジ部27が設けられて
いる。
【0019】さらに、中間フォイラ17の後端部には副
フォイラ16側に移動可能に連結される2つの連結部2
8が設けられている。各連結部28には図6に示すよう
に中間フォイラ17の後端部に回動軸29を中心に回動
可能に連結された回動片30と、この回動片30に突設
された固定ボルト31とが設けられている。
【0020】また、副フォイラ16の前端上部には図2
に示すように中間フォイラ17側の各連結部28の固定
ボルト31が挿入される2つの平行な長穴32が形成さ
れている。これらの長穴32は上下方向に向けて延設さ
れている。そして、副フォイラ16の内方から中間フォ
イラ17側の固定ボルト31に蝶ナット33が螺着され
て副フォイラ16に対して中間フォイラ17の後端部が
適宜の位置で固定されるようになっている。
【0021】なお、主フォイラ15と中間フォイラ17
の前端部との間の複数のヒンジ部27と、中間フォイラ
17の後端部に設けられた2つの連結部28と、副フォ
イラ16の前端上部に形成され、中間フォイラ17側の
各連結部28の固定ボルト31が挿入される2つの平行
な長穴32と、副フォイラ16の内方から中間フォイラ
17側の固定ボルト31に螺着される蝶ナット33とに
よって中間フォイラ17の傾斜角度調整機構26が形成
されている。
【0022】次に、上記構成の作用について説明する。
まず、例えば、図5に示すように副フォイラ16が主フ
ォイラ15の可動フォイラ収容部18内に収納された状
態では図6に示すように中間フォイラ17側の各連結部
28の固定ボルト31が長穴32の上端部位置に移動さ
れた状態で固定ボルト31に蝶ナット33が螺着されて
中間フォイラ17の後端部が副フォイラ16に固定され
る。この場合には図5に示すように主フォイラ15、中
間フォイラ17および副フォイラ16の上面の走行風ガ
イド面が凹凸のない連続的な略円弧形状に整列された状
態で保持されるので、車体の形状で決まる空気抵抗係数
D が大きくなるおそれがなく、トラック走行中にトラ
ック車体に作用する空気抵抗力を効果的に低減してトラ
ックの燃費低減を図ることができる。
【0023】さらに、荷箱13のルーフ13a位置に合
せてドラグフォイラ14の副フォイラ16の高さ位置を
調整する副フォイラ16の高さ調整時には中間フォイラ
17の後端部の2つの連結部28の蝶ナット33の締付
けが緩められた状態で、副フォイラ16の昇降動作に連
動して中間フォイラ17の前端部がヒンジ部27を中心
に回動するとともに、中間フォイラ17の後端部の2つ
の連結部28の各固定ボルト31が副フォイラ16側の
2つの長穴32に沿ってスライド移動し、中間フォイラ
17の傾斜角度が調整される。
【0024】そして、図7に示すように副フォイラ16
が主フォイラ15の外部に突出された状態では図8に示
すように中間フォイラ17側の各連結部28の固定ボル
ト31が長穴32の下端部位置に移動された状態で固定
ボルト31に蝶ナット33が螺着されて中間フォイラ1
7の後端部が副フォイラ16に固定される。この場合に
は図7に示すように主フォイラ15と副フォイラ16と
の間の屈曲部が中間フォイラ17によって凹凸の少ない
略平滑な円弧形状に整列され、主フォイラ15、中間フ
ォイラ17および副フォイラ16の上面の走行風ガイド
面が略平滑な連続面の状態で保持される。そのため、こ
の場合も車体の形状で決まる空気抵抗係数CD が大きく
なることを防止することができるので、トラック走行中
にトラック車体に作用する空気抵抗力を効果的に低減し
てトラックの燃費低減を図ることができる。
【0025】そこで、上記構成のものにあっては次の効
果を奏する。すなわち、キャブルーフ12a上に固定さ
れた主フォイラ15に対して副フォイラ16を上下に変
位させ、荷箱13のルーフ13a位置に合せて副フォイ
ラ16の高さ位置を調整するようにしたので、荷箱13
のルーフ13a位置に合せてドラグフォイラ14全体の
高さ調整ができる。そのため、トラック走行中にトラッ
ク車体に作用する空気抵抗力を効果的に低減してトラッ
クの燃費低減を図ることができる。
【0026】さらに、主フォイラ15と副フォイラ16
との間に配設された中間フォイラ17によって主フォイ
ラ15と副フォイラ16との間の走行風の流れを円滑化
するようにしたので、主フォイラ15に対して副フォイ
ラ16を上昇させた場合であっても従来のようにキャブ
ルーフ12aの上方を通る走行風の流れがドラグフォイ
ラ14の主フォイラ15と副フォイラ16との間の連結
部で極端に屈曲されることがない。そのため、キャブル
ーフ12aの上方を通る走行風の流れがドラグフォイラ
14の主フォイラ15と副フォイラ16との間の連結部
分で乱れるおそれがないので、荷箱13のルーフ13a
の前端部近傍に大きな渦流等が発生することを防止する
ことができ、トラック走行中にトラック車体に作用する
空気抵抗力を一層効果的に低減することができる。
【0027】また、副フォイラ16の高さ調整時には副
フォイラ16の昇降動作に連動して傾斜角度調整機構2
6によって中間フォイラ17の傾斜角度を調整するよう
にしたので、ドラグフォイラ14全体の高さ調整作業の
作業性を向上させることができる。
【0028】さらに、副フォイラ16の高さ調整時には
副フォイラ16の両側部の2つの突起部21が各ガイド
溝20に沿って上下方向にガイドされる状態で、副フォ
イラ16が主フォイラ15に昇降可能に支持させたの
で、ドラグフォイラ14全体の高さ調整作業の作業性を
一層効果的に向上させることができる。
【0029】なお、この発明は上記実施例に限定される
ものではない。例えば、主フォイラ15に対して副フォ
イラ16を昇降動作させる昇降機構として副フォイラ1
6側に固定されたラックを設けるとともに、主フォイラ
15側にこのラックと噛合するピニオンギアを備えたラ
ック・アンド・ピニオン式の昇降機構を設け、駆動モー
タによって主フォイラ15側のピニオンギアを回転駆動
する構成にしてもよい。この場合、上記構成のドラグフ
ォイラ14をトラック荷箱13のルーフ13aの高さ位
置を調整可能な構成のトラック車体と組合わせることに
より、積み荷の量に応じてトラック荷箱13のルーフ1
3aの高さ位置を好適な位置に調整するとともに、この
トラック荷箱13のルーフ13aの高さ位置に合せてド
ラグフォイラ14の副フォイラ16を昇降動作させるこ
とにより、トラック走行中にトラック車体に作用する空
気抵抗力を効果的に低減してトラックの燃費低減を図る
ことができる。
【0030】さらに、主フォイラ15に対して副フォイ
ラ16を昇降動作させる昇降機構は手動式や、ラック・
アンド・ピニオン式の昇降機構を利用した電動式のもの
以外にも油圧シリンダ等の他のアクチュエータを利用し
てもよい。
【0031】また、副フォイラ16が主フォイラ15の
外部に突出された状態で、副フォイラ16の両側面の突
起部21を覆う平滑なカバー部材を装着することによ
り、トラック車体に作用する空気抵抗力をさらに低減す
る構成にしてもよい。さらに、その他この発明の要旨を
逸脱しない範囲で種々変形実施できることは勿論であ
る。
【0032】
【発明の効果】請求項1の発明によればキャブルーフ上
に固定された主フォイラに対して副フォイラを上下に変
位させ、荷箱のルーフ位置に合せて副フォイラの高さ位
置を調整するようにしたので、トラック走行中にトラッ
ク車体に作用する空気抵抗力を効果的に低減してトラッ
クの燃費低減を図ることができる。
【0033】請求項2の発明によればキャブルーフ上に
固定された主フォイラに対して副フォイラを上下に変位
させ、荷箱のルーフ位置に合せて副フォイラの高さ位置
を調整して荷箱のルーフ位置に合せてドラグフォイラ全
体の高さ調整するようにするとともに、主フォイラと副
フォイラとの間に配設された中間フォイラによって主フ
ォイラと副フォイラとの間の走行風の流れを円滑化する
ようにしたので、トラック走行中にトラック車体に作用
する空気抵抗力を効果的に低減してトラックの燃費低減
を図ることができる。
【0034】請求項3の発明によれば副フォイラの昇降
動作に連動して中間フォイラの傾斜角度を調整する調整
手段を設け、副フォイラの高さ調整時に副フォイラの昇
降動作に連動して調整手段によって中間フォイラの傾斜
角度を調整するようにしたので、請求項2の効果に加え
てドラグフォイラ全体の高さ調整作業の作業性を向上さ
せることができる。
【0035】請求項4の発明によればキャブルーフ上に
固定された主フォイラに対して副フォイラを上下に変位
させ、荷箱のルーフ位置に合せて副フォイラの高さ位置
を調整することにより、荷箱のルーフ位置に合せてドラ
グフォイラ全体の高さ調整ができるようにするととも
に、主フォイラと副フォイラとの間に配設された中間フ
ォイラによって主フォイラと副フォイラとの間の走行風
の流れを円滑化し、トラック走行中にトラック車体に作
用する空気抵抗力を効果的に低減してトラックの燃費低
減を図り、さらに副フォイラの高さ調整時にガイド部に
よって主フォイラに副フォイラを昇降方向にガイドする
ようにしたので、ドラグフォイラ全体の高さ調整作業の
作業性を向上させることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のトラックの前部側の外観を
示す斜視図。
【図2】ドラグフォイラの主フォイラから副フォイラお
よび中間フォイラを取外した状態を示す斜視図。
【図3】主フォイラと副フォイラとの連結部を示す要部
の斜視図。
【図4】ドラグフォイラを一部断面にして示す平面図。
【図5】副フォイラが主フォイラ内に収納された状態を
示すドラグフォイラの縦断面図。
【図6】副フォイラが主フォイラ内に収納された際の中
間フォイラと副フォイラとの連結部を示す要部の縦断面
図。
【図7】副フォイラが主フォイラの外部に突出された状
態を示すドラグフォイラの縦断面図。
【図8】副フォイラが主フォイラの外部に突出された際
の中間フォイラと副フォイラとの連結部を示す要部の縦
断面図。
【図9】キャブルーフ上にドラッグフォイラが配設され
た従来のトラック全体の側面図。
【図10】キャブルーフ上に回動可能な回動要素を備え
たドラッグフォイラが配設された従来のトラック全体の
側面図。
【符号の説明】
12a…キャブルーフ、13…荷箱、14…ドラグフォ
イラ、15…主フォイラ、16…副フォイラ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷箱がキャブルーフの上方に突出され、
    上記荷箱に向かう走行風の流れをガイドするドラグフォ
    イラが上記キャブルーフ上に配設されたトラックにおい
    て、 上記ドラグフォイラを上記キャブルーフ上に固定された
    主フォイラと、この主フォイラに対して上下に変位可能
    で、上記荷箱のルーフ位置に合せて高さ調整可能な副フ
    ォイラとによって形成し、上記荷箱のルーフ位置に合せ
    て上記副フォイラの高さ位置を調整可能にしたことを特
    徴とするトラック。
  2. 【請求項2】 荷箱がキャブルーフの上方に突出され、
    上記荷箱に向かう走行風の流れをガイドするドラグフォ
    イラが上記キャブルーフ上に配設されたトラックにおい
    て、 上記ドラグフォイラを上記キャブルーフ上に固定された
    主フォイラと、この主フォイラに対して上下に変位可能
    で、上記荷箱のルーフ位置に合せて高さ調整可能な副フ
    ォイラと、上記主フォイラと副フォイラとの間に配設さ
    れ、上記主フォイラと副フォイラとの間の走行風の流れ
    を円滑化する中間フォイラとによって形成したことを特
    徴とするトラック。
  3. 【請求項3】 上記中間フォイラは上記副フォイラの昇
    降動作に連動して傾斜角度を調整する調整手段を備えた
    ものであることを特徴とする請求項2に記載のトラッ
    ク。
  4. 【請求項4】 荷箱がキャブルーフの上方に突出され、
    上記荷箱に向かう走行風の流れをガイドするドラグフォ
    イラが上記キャブルーフ上に配設されたトラックにおい
    て、 上記ドラグフォイラを上記キャブルーフ上に固定された
    主フォイラと、この主フォイラに対して上下に変位可能
    で、上記荷箱のルーフ位置に合せて高さ調整可能な副フ
    ォイラと、上記主フォイラと副フォイラとの間に配設さ
    れ、上記主フォイラと副フォイラとの間の走行風の流れ
    を円滑化する中間フォイラとによって形成するととも
    に、上記主フォイラに上記副フォイラを上記昇降方向に
    ガイドするガイド部を形成したことを特徴とするトラッ
    ク。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100351610C (zh) * 2001-06-14 2007-11-28 江苏千鹏诊断工程有限公司 状态判断方法
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