JPH08230666A - 配管内走行装置 - Google Patents

配管内走行装置

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JPH08230666A
JPH08230666A JP3561595A JP3561595A JPH08230666A JP H08230666 A JPH08230666 A JP H08230666A JP 3561595 A JP3561595 A JP 3561595A JP 3561595 A JP3561595 A JP 3561595A JP H08230666 A JPH08230666 A JP H08230666A
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pipe
traveling
wheel
wheels
expansion
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JP3561595A
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English (en)
Inventor
Tomoji Harada
友治 原田
Masuo Kado
万寿男 門
Kousuke Asahara
浩甫 浅原
Kazushi Utsuno
二士 宇津野
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JGC Corp
Original Assignee
JGC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 管径の変化や、異物・段差、エルボがある配
管内で常に一定の圧力で配壁を押しながら安定した姿勢
で走行可能とする。 【構成】 定トルクの走行車輪拡縮用ステッピングモー
タ12と同軸な2本の大ピッチボールねじ15とを機械
結合して対をなす拡縮移動台18を上下反対方向に駆動
し、各々の拡縮移動台18に複数の車輪をリンク結合し
た走行車輪2,6を取り付け、走行車輪2と6とを18
0°方向に伸縮可能としたので、配管内に径変化があっ
たり、段差がある場合に、走行車輪2,6に加わる反力
がモータ動力よる拡幅力よりも大きくなると、この力が
大ピッチボールねじ15を逆転し、更にモータを逆転す
るので、特別の減速機やトルク検出装置がなくても一定
の力で走行車輪2,6を拡縮できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、配管内走行装置に関
し、より詳細には、原子力発電所、火力発電所の冷却水
系地中埋設配管の定期内部点検、石油精製装置の配管内
部点検、地中埋設水道配管の配管内部点検等に用いられ
る配管内走行装置に関する。
【0002】
【従来の技術】原子力発電所、火力発電所、水力発電
所、化学プラント、都市ガス、下水道配管等に使用され
る冷却配管、液体、ガス等の流体移送用の配管は、保全
のために検査診断を行うことが求められている。しか
し、地中埋設配管や高所配管等で管径が小さく、例え
ば、500mm以下の小口径配管では、配管内に人間が直
接入り配管の内部点検をすることができず、配管の健全
性をほとんど確認することができなかった。また、配管
内部の腐蝕や、内壁に塗布されたコーティング材のピン
ホール発生等が原因となり流体が漏洩するような状態に
ある配管に関しては、事前の予防措置がとれない状態で
使用されているのが現状で、保全管理が必ずしも充分と
は云えない。このため、法律、規則、基準等、点検が義
務づけられている重要な配管に対しては保安管理の面か
ら必要とされる事前点検を行うことが要望される。これ
に対し、配管内を目視できるビデオカメラが取付けら
れ、超音波探傷試験が可能な自走型の管内面点検ロボッ
トが開発された。
【0003】図8は、従来の配管内面点検ロボットの構
造を説明するための外観斜視図で、図中、80は配管、
81は管内面点検ロボット、82、88はパンタグラフ
式車輪拡縮部、83,84はリンク、85は支点軸、8
6,87は走行車輪、89はビデオカメラ、90,91
は補助輪、92,93はリンク機構、94は照明燈、9
5はケーブルである。
【0004】図8に示した従来の配管内点検ロボット8
1は、配管80の軸と同一な軸上に配管内壁を監視する
ためのビデオカメラ89を設け、該ビデオカメラ89を
前記軸上に保ち乍ら走行するパンタグラフ式車輪拡縮部
82,88、および配管81内壁面で該パンタグラフ式
車輪拡縮部82と協働して管径上反対方向に突張る前記
パンタグラフ式車輪拡縮部82と対をなす補助輪90に
対して、同様の構造をもったパンタグラフ式車輪拡縮部
88と対をなす補助輪91が交叉して取り付けられてい
る。
【0005】パンタグラフ式車輪拡縮部82,88は、
同様の構造のもので、支持軸85により回動可能に支持
された2本のリンク83,84を有し、該リンク83,
84の外側端部に各々ゴム製の走行車輪86,87が設
けられ、走行車輪86,87は、モータ等により単輪又
は両輪駆動される。また、拡縮動力として2本のリンク
83,84の他端側83a,84aにはばね又はエアー
シリンダ(図示せず)のような引張り機構が取り付けら
れ、他端側の83a,84a間に所定の引張り力を与え
ることにより走行車輪86,87を配管80の壁面に押
し付けて得られた走行車輪86,87と配管80壁面と
の摩擦力により配管80内を走行可能にしている。
【0006】補助輪90,91も同様にパンタグラフ式
のリンク機構をもち配管80の壁面との間に摩擦力を発
生しているので、照明燈94により配管80内壁が照明
されたビデオカメラ89を介して配管内面を目視するこ
とができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】第1の課題として、上
述した配管内面点検ロボット81は、各々2個の走行車
輪を有するパンタグラフ式車輪拡縮部82,88を有し
ているため (1)配管径に対応して走行車輪86,87を配管80
の壁面に押し付け走行することが可能であるが、配管径
に応動した拡縮により走行車輪86,87の管壁面に対
する押し付け力が異なり、一定の牽引力を発生すること
ができない。 (2)一定の牽引力を発生させるため、パンタグラフ式
車輪拡縮機構の数を増すと、パンタグラフの数に応じた
拡縮動力が必要となるため、機構、制御が複雑になる。 (3)レジューサ走行時には車輪の押し付け力が異なる
ため所定の押し付け力を得るため拡縮動力の制御が必要
である。 (4)2組の車輪拡縮機構の拡縮力が必しも一定となら
ないので、ビデオカメラを管軸と一致させることが困難
である。 (5)配管断面の直径方向に設けられたパンタグラフ式
車輪拡縮部と補助輪を対とする2対が互いに直角に配置
されているため、T字管等の分岐管があるときは走行不
能となることがある。
【0008】次に、第2の課題としては、駆動される走
行車輪数が少いため、 (1)駆動力が小さく、例えば配管の鉛直部での走行が
困難である。 (2)拡縮動力に変化をもたらす障害物があると障害部
の大きさに従って拡縮動力を制御する必要がある。この
制御装置がないと障害物の乗り越え走行性能が低くな
る。 などの欠点がある。
【0009】本発明は、上述した課題を解決し、管径の
異なるレジューサ部分を通過できるなど、安定走行を可
能とするために、互いに配管径上反対方向に管壁面を同
じ押し力で押圧するストローク式拡縮機能をもった複数
(例えば4)の走行輪からなる2組の走行車輪を有する
並列2連伸縮同時駆動装置を提供し、また、2組の走行
車輪を各々配管径上の軸まわりに所定角度回転すること
により走行しながらステアリング動作をすることができ
るようにし、特に同じ管径を有した分岐管部の場合でも
通過を可能とし、配管内を自在に走行すること、更に
は、各々2組の走行車輪の前輪および後輪は管内の曲り
にそって自動的に追従可能とすることができ、遠隔操作
により配管内を監視でき配管内を自由に走行可能な配管
内走行装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
を解決するために、(1)地中埋設管、地上高所配管、
および人間が直接入れないために定期的な内部点検が不
可能な配管内面の点検を行う配管内走行装置において、
配管断面上反対方向に拡縮可能に設けられた複数の車輪
群からなる2組の走行車輪と、該2組の走行車輪を管軸
から管壁に向け一定の押し力で押し付ける力伝達機構
と、前記2組の走行車輪を全輪同時駆動する走行機構と
を有し、遠隔操作により配管内を自由に移動可能とした
こと、更には、(2)前記(1)において、前記力伝達
機構は、該力伝達機構を駆動するモータと、該モータに
より回転駆動され対向する管壁面に略直角に設けられた
一対の大ピッチボールねじと、該大ピッチボールねじの
各々のめねじに取り付けられ、一対の前記大ピッチボー
ルねじの回転により前記管壁面に対し各々近接又は離間
する一対の拡縮移動台とからなり、該拡縮移動台に前記
走行車輪を取り付けたこと、更には、(3)前記(1)
又は(2)において、前記2組の各々の走行車輪を配管
断面上の直径を軸とし、該軸まわりに所定角度回転可能
な舵取り機構を有したこと、更には、(4)前記(1)
乃至(3)の何れかにおいて、前記舵取り機構は、該舵
取り機構を駆動するモータと、前記拡縮移動台に該拡縮
移動台との面と直角な軸まわりに面平行に回転可能に取
り付けられた回転台と、前記モータにより該回転台を軸
まわりに回転する回転伝達機構とで構成したこと、更に
は、(5)前記(1)乃至(4)の何れかにおいて、2
組の走行車輪の車輪群を少くとも、前輪,中間輪,後輪
で構成し、該車輪群を配管軸方向に並ぶように配置し、
前記前輪および後輪を配管径の大きさ又は曲り配管の管
壁面に合せて移動させる回動機構を有すること、更に
は、(6)前記(1)乃至(5)の何れかにおいて、前
記回動機構は、前記走行車輪を支持し、且つ、該走行車
の前記車輪群の中間輪を軸支した走行車輪台と、前記前
輪および後輪を各々前記中間輪軸まわりに回動可能に軸
支した前輪支持板および後輪支持板と、該前輪支持板お
よび後輪支持板と前記走行車輪台との間に各々設けら
れ、前記前輪および後輪を管壁面に圧接するばね力を有
するばね手段とで構成したこと、更には、(7)前記
(1)乃至(6)の何れかにおいて、前記回転台と前記
走行車輪台との間に、該走行車輪台を管壁側に押圧する
ばね力を有するばね手段を設けたこと、更には、(8)
前記(1)において、前記配管内走行装置の中心部に、
前方監視、周囲監視用カメラを内蔵し、配管内面の観察
を可能としたこと、更には、(9)前記(1)におい
て、前記配管内走行装置に放電式ピンホール検査装置、
超音波探傷検査試験装置等、非破壊試験装置用の器具類
を具備したことを特徴とするものである。
【0011】
【作用】配管径の変化に追従して、走行車輪が常に一定
の押付け力で配管壁に押し付けられるように定トルクモ
ータを直接、大ピッチボールねじと機械的に接続し、こ
の走行車輪2組を180°方向に拡縮可能に配置した構
造とし、異径管の管径縮小または拡大方向に走行する
か、あるいは異物を乗り越える時のように走行車輪側に
作用する外力が定トルクモータの動力による拡幅力以上
に作用したとき、特別の減速機を用いず大ピッチボール
ねじの逆転を介してモータが逆転するようにする。
【0012】また、2組の各々の走行車輪を配管内にお
いて管断面径上の軸を軸として一定角回転して配管内走
行装置を管軸に関し回転できるようにし、分岐配管内を
90°螺旋状に回転走行可能とし、更には、異物、段差
を乗り越えることができるように走行車輪の前輪および
後輪を所定角度内を一定な力ではね上げるようにする。
【0013】
【実施例】図1は、本発明による配管内走行装置の構造
の一例を説明するための斜視図で、図中、1は配管内走
行装置、2,6は走行車輪、3は中間輪支持板、4,8は
前方車輪支持板、5は後方車輪支持板、7は走行車輪
台、9は走行車輪駆動ギヤ、10は中間ギヤ(アイド
ラ)、11は走行用モータ、12は走行車輪拡縮用ステ
ッピングモータ、13は拡縮モータ取付フレーム、14
は拡縮軸支持フレーム、15は大ピッチポールねじ、1
6はボールねじ軸受(大ピッチボールねじのめねじ)、
17は拡縮案内軸軸受、18は拡縮移動台、19は拡縮
案内軸、20,21は走行車輪旋回用モータ、22は周
囲監視用カメラ、23は複合ケーブル、100はケーブ
ルドラム、101は中継端子箱、102はモニタ、10
3はメモリ装置、104はパソコン、105はコントロ
ーラである。
【0014】図1に示した配管内走行装置1は、配管
(図示せず)壁に常に一定の押し力で押圧しながら管軸
方向に移動させる走行機構と、該走行機構を管軸まわり
に回転し乍ら走行させる舵取り機構と、前記走行機構を
配管径の拡縮、曲り配管、分岐配管に合せて駆動させる
内側回転機構とを備えている。以下に、前記走行機構、
内側回転機構および舵取り機構を説明する。
【0015】実施例1(請求項1,2,7に対応) 図1において、走行機構は、走行用モータ11により駆
動される前輪2a、中間輪2b,2cおよび後輪2dか
らなる4つの車輪群で構成される走行車輪2と、この走
行車輪2と配管断面上180°の位相差をもって配列さ
れ前記走行モータ11と同様な走行モータ(図示せず)
により駆動される前輪6a、および中間輪6b,6c、
後輪6d(図示せず)からなる車輪群で構成される走行
車輪6と、走行車輪2と走行車輪6とを管壁に対し一定
の押し力で押圧するための力伝達機構とからなってい
る。
【0016】力伝達機構は、定トルクの走行車輪拡縮用
ステッピングモータ12を駆動源として、互いに反対方
向に回転伝達される同軸な大ピッチボールねじ15,1
5に螺合したボールねじ軸受16,16、拡縮案内軸軸
受17に取り付けられた拡縮移動台18と上下ばね(図
示せず)を介して押し力が伝達される走行車輪台7とか
らなっている。上述した力伝達機構の構造の詳細を以下
に説明する。
【0017】図2は、本発明に係る力伝達機構を有する
走行機構の構造を説明するための図で、図中、24は回
転台、25は回転台軸、26はスラスト軸受、27は上
下ばねであり、図1と同様の作用をする部分には、図1
と同じ参照番号を付してある。
【0018】拡縮軸支持フレーム14は立方形状をして
おり、立方形状の4隅の一つの隅の側面には中央外側に
取り付けられた拡縮モータ取付フレーム13を介して走
行車輪拡縮用ステッピングモータ12が取り付けられて
いる。該走行車輪拡縮用ステッピングモータ12の回転
軸の先端にはフレキシブルジョイト12aを介してベベ
ルギヤ12bが取り付けられ、該ベベルギヤ12bには
前述した同軸の大ピッチボールねじ15,15の端部に
対向して取り付けられたベベルギヤ15a,15bが噛
合し、該ベベルギヤ15a,15bは、走行車輪拡縮用
ステッピングモータ12の回転により同軸に配置された
2本の大ピッチボールねじ15が互いに反対向きに回転
される。
【0019】各々の大ピッチボールねじ15、ボールね
じ軸受16には拡縮移動台18が取り付けられ、拡縮移
動台18は走行車輪拡縮用ステッピングモータ12の回
転により互いに反対側の矢印H・L方向に上下駆動され
る。なお、拡縮軸支持フレーム14の他の3個の四隅部
には、大ピッチボールねじ15と平行な拡縮案内軸19
が取り付けられ、2つの拡縮移動台18は拡縮案内軸1
9の軸受17に固着され、ボールねじ軸受16の移動に
従って平行して上下移動可能となっている。
【0020】拡縮移動台18の面中央部には、該拡縮移
動台18と直角な回転台軸25まわりに回転可能な回転
台24が設けられ、回転台24は拡縮移動台18との間
でスラスト軸受26で軸支されている。回転台24の詳
細については後述するが、該回転台24の外周と走行車
輪台7の外周との間には複数の上下ばね27が設けら
れ、走行車輪台7は回転台24に対しばね力を介して上
下移動可能に支持されている。
【0021】走行車輪台7には、走行用モータ11と、
走行モータ11により回転駆動される走行車輪2、およ
び、走行車輪2と同様の構造をもった走行車輪6が取り
付けられている。なお、走行用モータ11による走行車
輪2の駆動機構の詳細については次に述べる。
【0022】図3は、本発明に係る走行車輪の駆動機構
を説明するための図で、図3(a)は平面図、図3
(b)は側面図であり、図中、30は走行用モータベベ
ルギヤ、31は主動ギヤ、32,34,35,37は駆
動ギヤ、33,36は中間ギヤ、38,39は左右ばね
止め板、40は左右ばねであり、図1と同様の作用をす
る部分には、図1と同じ参照番号が付されてある。
【0023】回転台24上に、上下ばね27を介して取
り付けられた走行車輪台7は、中間輪支持板3と、走行
用モータ11の取付台11aと一体に構成され、中間輪
支持板3には中間輪6b,6cが各々軸6Sにより軸支
されている。更に、中間輪の各々の軸6Sには軸6Sま
わりに回転可能に前輪6a,後輪6dを軸支する前輪支
持板4、後輪支持板5が取り付けられている。
【0024】取付台11aに取り付けられた走行用モー
タ11の軸端には主動ギヤ30と噛み合うベベルギヤ1
1bが挿着され、主動ギヤ30は中間輪3c,3dを駆
動する駆動ギヤ32、35と噛み合っている。駆動ギヤ
32の回転は中間ギヤ33を介して駆動ギヤ34と、駆
動ギヤ35の回転は中間ギヤ36を介して駆動ギヤ37
を回転するようになっており、走行用モータ11の回転
により駆動により駆動ギヤ34,32,35,37が同
一方向に回転し、これに従ってすべての走行車輪6も同
一方向に回転駆動されて高トルクで走行可能となる。走
行車輪2も走行車輪6と同様の構造をもって同時に回転
駆動される。
【0025】以上説明した走行機構によると、走行車輪
2,6は各々定トルクの走行車輪拡縮用ステップモータ
12と大ピッチボールねじ15と機械的に接続されて配
管壁に拡縮可能に押し付けられる構造となっているの
で、異径管の管径縮小方向又は拡大方向への走行、ある
いは異物乗り越え時のように走行車輪2,6側に作用す
る外力が走行車輪拡縮用ステップモータ12の動力によ
る拡幅力以上で走行車輪2,6に車輪縮小力が作用した
場合、大ピッチボールねじ15が逆転して走行車輪拡縮
用ステップモータ12を逆転させるので、特別の減速機
やトルク検出器を必要とせず常に一定の拡大縮小力で走
行可能となる。
【0026】実施例2(請求項3,4に対応) 図1に示した配管内走行装置1の舵取り機構は配管内に
T字管のような分岐管、特に管径が等しいT字管がある
場合、走行車輪2と6とを管軸に関し、管壁側が互いに
反射方向となるように水平に一定角回転することによ
り、配管軸まわりに配管内走行装置1を回転させ走行車
輪2,6の何れかが分岐管に引き込まれ、配管内走行装
置が走行不能になることを防ぐためのもので、走行車輪
旋回用モータ20により走行車輪2を、走行車輪旋回用
モータ21により走行車輪6を互いに反射方向に回転す
るものである。以下舵取り機構の詳細を図4に基づいて
説明する。
【0027】図4は、本発明に係る舵取り機構の構造を
説明するための図で、図4(a)は平面図、図4(a)
は図4(b)の矢視A−A線断面図であり、図中、4
1,42はスポロケット、43は移動ねじ、44は移動
ねじ支持台、45は案内板、46は移動板、47は係止
凹部、48は固定ピンであり、図1,2と同様の作用を
する部分には、図1,2と同じ参照番号が付されてあ
る。
【0028】図4に示した舵取り機構は、図2で説明し
た回転台24を回転軸25まわりに回転することによ
り、走行車輪2を装着した走行車輪台7を上下ばね27
を介して回転するもので、回転の動力は走行車輪旋回用
モータ20である。車輪旋回用モータ20は拡縮軸支持
フレーム14に固定された取付板20aを介して固着さ
れている。
【0029】走行旋回用モータ20から回転台24への
動力伝達は、次のように行われる。駆動側のスボロケッ
ト41を受動側のスボロケットチューン42を介して回
転駆動し、拡縮移動台18に回転可能に軸支された移動
ねじ43を回転する。移動ねじ43は移動板46と螺合
し、移動板46を矢印P1,P2方向に移動し、案内板4
5は、移動板46の移動を案内する溝を有し他端に設け
られた係止凹部47と回転台24に固着された固定ピン
48とを係合させて回転台24が回転される。
【0030】図5は、本発明に係る舵取り機構により、
配管内走行装置1を回転する状態を説明するための図で
あり、遠隔操作により配管内走行装置1が配管50に直
角な分岐管51を有するT字管内を走行し、周囲監視用
カメラ22が分岐管51を検知したとき、走行車輪駆動
用モータ20,21を駆動し、走行車輪2,6を各々の
回転台24を介して角度±δだけ回転する。このよう
に、舵取り機構を操作して配管内走行装置1を矢印R方
向に管50の軸まわりに回転し、対をなす走行車輪2,
6が常に配管50の管壁に押し当り乍ら走行できるよう
になっている。
【0031】以上の舵取り機構によると、2組の走行車
2,6が小型高トルクの減速モータである走行車輪旋回
用モータ20,21で別々に駆動されるので、T字管や
エルボ部でのディファレンシャル制御を可能とする。
【0032】実施例3(請求項5,6に対応) 配管内には異物があったり、段差又はエルボがある場合
は、これら異物や段差を乗り越えるとき、走行車輪2,
6の車輪が4輪が同一回転トルクで駆動されていても、
すべての車輪が管壁面に接していないので、これらを支
障なく走行することは不可能である。実施例3は、4輪
の走行車輪が前述した配管内を支障なく走行でき、なお
且つ走行輪のすべてが走行力に寄与できるように4輪の
車輪群のリンク接続機構を構成したものである。
【0033】図3において、走行車輪6の車輪群6a,
6b,6c,6dのリンク接続機構は中間輪支持板3に
対し、中間輪6b,6cを軸支する中間輪6b,6cの
各々の軸6Sに該軸6Sまわりに矢印R1,R2方向に回
転可能に前輪6a、後輪6dが前方車輪支持板4、後方
車輪支持板5に軸支持されており、更に、中間軸の軸6
Sまわりに回転可能に支持された前輪6a、後輪6dは
左右ばね40により外側に押され、常に配管壁に押圧さ
れるようになっている。すなわち、左右ばね40は前方
輪6aを板4の間に固着された止め板38と走行車輪台
7の上に固着された止め板39との間に張設され、前方
輪支持板4に設置されたストッパ4aと中間軸支持板5
に設けられた係止突起5aとが係止される位置から角度
θ(図1)の方向に回転され、ばね力で前方輪6a,後
方輪6dを配管壁を押し付けている。
【0034】図6は、配管径の縮小、エルボ部での走行
車輪の動作を説明するための図で、図6(a)はテーパ
管、図6(b)はエルボ部での動作を示す。テーパ管を
配管内走行装置1が走行するときリンク接続機構により
前輪6a,後輪6dは常に配管壁に押し当てられ、中間
輪6b,6cも上下ばね27のばね力により配管壁に押
し当てられる。図6(b)のテーパ管の場合も車輪群で
構成された走行車輪2,6は同様に常に配管壁に当接し
乍ら矢印F方向に走行可能となっている。
【0035】実施例4(請求項8に対応) 図1に示した配管内走行装置1は、前述した配管内を走
行する走行機構、舵取り機構、リンク接続機構を有して
いるが、これらの機構を有する配管内走行装置は配管内
の保全管理を目的として操作されるものであり、配管内
を観察可能にすることが一つの条件となっている。
【0036】図1において、周囲監視用カメラ22は、
配管内壁面を監視するためのものであり、配管の軸と周
軸に軸まわりに360°回転可能に配管走行装置1内に
装着されている。図1に示した周囲監視用カメラ22
は、前方端面と外周面とに管内壁、側面監視用の電荷結
合素子CCD(Charge Coupled Device)22a,22
bが光学素(図示せず)を介して切換可能に取り付けら
れており、CCD22a,22bによる鮮明な画像を得
るためにCCD22側に複数の照明用のランプ22c
が、CCD22b側にはランプ22dが取り付けられて
いる。
【0037】以上説明した周囲監視用カメラ22、およ
び走行用モータ11、走行車輪拡縮用ステッピングモー
タ12、走行車輪旋回用モータ20,21の電源や信号
線は複合ケーブル23に組み込まれており、複合ケーブ
ル23は配管内走行装置1の移動に従って配管内を移動
する。
【0038】複合ケーブル23は配管外でケーブルドラ
ム100に巻取られ、中継端子箱101に接続される。
複合ケーブル23に伝送され中継端子箱101に入力さ
れた各種信号はメモリ103に記憶され、パソコン10
4の操作により周囲監視用カメラ22による配管内や管
側壁面の映像を切り替えてモニター102に表示し、更
にコントローラ105を操作して配管内走行装置1の走
行や姿勢の制御がなされる。
【0039】実施例5(請求項9に対応) 図1に示した配管内走行装置1は、周囲監視用カメラ2
2により配管壁および側壁を監視するのみであるが、例
えば樹脂コーティングされた配管のピンホールや配管壁
内部の損傷等は目視することは不可能である。このため
に、これらのピンポール、管壁内損傷等を検知可能な装
置を配管内走行装置1に取り付けることが有効である。
【0040】図7は、本発明による配管内走行装置にピ
ンホール検査装置の放電電極を取り付けた側を説明する
ための斜視図で、図中、54はピンホール検査装置旋回
用モータ、55は回転枠、56は第1回転腕枠、57は
第2回転腕、58,59はギヤ、60,61はアクチュ
エータ、62はピンホール検査装置放電電極、63はピ
ンホール検査装置接地電極である。
【0041】回転枠55はピンホール検査装置旋回用モ
ータ54により矢印ω1方向に回転可能に軸支され、回
転枠55は該枠内に設けられω2で回転されるギヤ58
と噛合するギヤ59を介してギヤ58軸まわりに矢印ω
3方向に回転される第1回転腕枠56が軸支されてい
る。更に、該第1回転腕枠56の他端には第2回転腕5
7が軸支され、該第2回転腕57の他端には多数の線状
の放電電極62aが軸57aまわりに埋込まれた楕円筒
状のピンホーン検査装置放電電極62が回転可能に取り
付けられている。
【0042】第1回転腕枠56内にはギヤ59の軸と、
接線方向に平行してアクチュエータ60,61が取り付
けられ、更に、ギヤー59の軸には、第2回転腕57の
軸57aとの間にチェーン(図示せず)が張り渡されて
いる。
【0043】アクチュエータ60,61は、例えば、ゴ
ムチューブの外周面にナイロンスリーブを被せ、円筒状
体としてこの円筒状体の一端を封止し他端にガス口を設
けたもので、ガス口に高圧ガスを接続してガスを封入す
ることにより円筒状体が伸長することを利用したアクチ
ュエータで、平行なアクチュエータ60,61の何れか
にガスを封入することにより生ずる伸長差により長さが
変るようになっている。
【0044】アクチュエータ60,61の長さの差は、
ギヤ59の軸に回転トルクを与え、第2回転腕57をω
4方向に回転させる。この回転角は、第1回転腕枠56
の回転角に加えられ、回転角を増幅するもので、図6に
示したように、ピンホール検査装置放電電極62を配管
壁に接触させることにより、回転角ω5で回転されなが
ら矢印F方向に走行することができる。
【0045】ピンホール検査装置放電電極62が、例え
ば、配管内の樹脂コーティング膜に接して回転したと
き、もし、ピンホールが存在した場合には放電が生ず
る。ピンホールのない状態では放電電極と配管壁との間
にはコーティング膜による所定のキャパシタンスがあ
り、例えば、同様に走行車輪の中間軸の外周に設けられ
たピンホール検査装置接地電極63と配管壁との間にも
キャパシタンスがある。ピンホールがないときは各々の
キャパシタンスは略々同じであるが、ピンホールがある
ときには相異が生ずる。これをキャパシタンスブリッジ
等で検出することにより、ピンホールが検知される。
【0046】その他、配管内の管壁内の検査として、配
管内面に形成されたスケール等の影響で超音波の滅衰と
か溶接面の欠損を、超音波の伝播時間差として求める超
音波探傷試嚇装置や配管面にクラックが生じたときクラ
ックに生ずる色変化として検知する液体探傷試験装置を
装着することができる。
【0047】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると以下に示す効果がある。 請求項1,2,7に対応した効果:定トルクモータを直接
大ピッチボールねじと機械的に接続して並列2連の走行
車輪を管壁面に押し付け、押し付け力を減速機やトルク
検出器を必要とせず、配管径の変化があった場合でも一
定の力とすることができる。 請求項3,4に対応した効果:舵取り機構を設けたの
で、配管内を螺旋状に走行しながら配管内走行装置の姿
勢を変更できるので、エルボや分岐管部を支障なく走行
できる。 請求項5,6に対応した効果:車輪部からなる走行車輪
をリンク機構と、左右スプリングおよび上下スプリング
を介して配管壁に押し付けたので、異物、段差を支障な
く走行できる。 請求項8に対応した効果:前方および周囲監視用カメラ
を装置中央に設けたので遠隔操作により管内壁監視用と
して360°側壁面、を連続的に監視可能となる。 請求項9に対応した効果:放電式ピンホール検査装置、
超音波探傷試験装置、液体探傷試験装置を具備し、更に
装置前面に遠隔操作可能な可動アームを備えたので、局
部的な部位のピンホール検査あるいは探傷試験が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による配管内走行装置の構造の一例を
説明するための斜視図である。
【図2】 本発明に係る走行機構の押圧構造を説明する
ための図である。
【図3】 本発明に係る走行車輪の駆動機構を説明する
ための図である。
【図4】 図4は、本発明に係る舵取り機構の構造を説
明するための図である。
【図5】 本発明に係る舵取り機構により、配管内走行
装置1を回転する状態を説明するための図である。
【図6】 配管径の縮小、エレボ部での走行車輪の動作
を説明するための図である。
【図7】 本発明による配管内走行装置にピンホール検
査装置の放電電極を取り付けた側を説明するための斜視
図である。
【図8】 従来の配管内面点検ロボットの構造を説明す
るための外観斜視図である。
【符号の説明】
1…配管内走行装置、2,6…走行車輪、3…中間輪支
持板、4,8…前方車輪支持板、5…後方車輪支持板、
7…走行車輪台、9…走行車輪駆動ギヤ、10…中間ギ
ヤ(アイドラ)、11…走行用モータ、12…走行車輪
拡縮用ステッピングモータ、13…拡縮モータ取付フレ
ーム、14…拡縮軸支持フレーム、15…大ピッチポー
ルねじ、16…ボールねじ軸受、17…拡縮案内軸軸
受、18…拡縮移動台、19…拡縮案内軸、20,21
…走行車輪旋回用モータ、22…周囲監視用カメラ、2
3…複合ケーブル、24…回転台、25…回転台軸、2
6…スラスト軸受、27…上下ばね、30…走行用モー
タベルギヤ、31…主動ギヤ、32,33,35,37
…駆動ギヤ、33,36…中間ギヤ、38,39…左右
ばね止め板、40…左右ばね、41,42…スポロケッ
ト、43…移動ねじ、44…移動ねじ支持台、45…案
内板、46…移動板、47…係止凹部、48…固定ピ
ン、50…配管、51…分岐管、52…テーパ管、53
…エルボ部、54…ピンホール検査装置旋回用モータ、
55…回転枠、56…第1回転腕枠、57…第2回転回
転腕、58,59…ギヤ、60,61…アクチュエー
タ、62…ピンホール検査装置放電電極、63…ピンホ
ール検査装置接地電極、80…配管、81…管内面点検
ロボット、82、88…パンタグラフ式車輪拡縮部、8
2,84…タンク、85…支点軸、86,87…走行車
輪、89…ビデオカメラ、90,91…補助輪、92,
93…リンク機構、94…照明燈、95…ケーブル、1
00…ケーブルドラム、101…中継端子箱、102…
モニタ、103…メモリ装置、104…パソコン、10
5…コントローラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宇津野 二士 神奈川県横浜市南区別所一丁目14番1号 日揮株式会社横浜事業所内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地中埋設管、地上高所配管、および人間
    が直接入れないために定期的な内部点検が不可能な配管
    内面の点検を行う配管内走行装置において、配管断面上
    反対方向に拡縮可能に設けられた複数の車輪群からなる
    2組の走行車輪と、該2組の走行車輪を管軸から管壁に
    向け一定の押し力で押し付ける力伝達機構と、前記2組
    の走行車輪を全輪同時駆動する走行機構とを有し、遠隔
    操作により配管内を自由に移動可能としたことを特徴と
    する配管内走行装置。
  2. 【請求項2】 前記力伝達機構は、該力伝達機構を駆動
    するモータと、該モータにより回転駆動され対向する管
    壁面に略直角に設けられた一対の大ピッチボールねじ
    と、該大ピッチボールねじの各々のめねじに取り付けら
    れ、一対の前記大ピッチボールねじの回転により前記管
    壁面に対し各々近接又は離間する一対の拡縮移動台とか
    らなり、該拡縮移動台に前記走行車輪を取り付けたこと
    を特徴とする請求項1に記載の配管内走行装置。
  3. 【請求項3】 前記2組の各々の走行車輪を配管断面上
    の直径を軸とし、該軸まわりに所定角度回転可能な舵取
    り機構を有したことを特徴とする請求項1又は2に記載
    の配管内走行装置。
  4. 【請求項4】 前記舵取り機構は、該舵取り機構を駆動
    するモータと、前記拡縮移動台に該拡縮移動台との面と
    直角な軸まわりに面平行に回転可能に取り付けられた回
    転台と、前記モータにより該回転台を軸まわりに回転す
    る回転伝達機構とで構成したことを特徴とする請求項1
    乃至3項の何れかに記載の配管内走行装置。
  5. 【請求項5】 2組の走行車輪の車輪群を少くとも、前
    輪,中間輪,後輪で構成し、該車輪群を配管軸方向に並
    ぶように配置し、前記前輪および後輪を配管径の大きさ
    又は曲り配管の管壁面に合せて移動させる回動機構を有
    することを特徴とする請求項1乃至4項の何れかに記載
    の配管内走行装置。
  6. 【請求項6】 前記回動機構は、前記走行車輪を支持
    し、且つ、該走行車の前記車輪群の中間輪を軸支した走
    行車輪台と、前記前輪および後輪を各々前記中間輪軸ま
    わりに回動可能に軸支した前輪支持板および後輪支持板
    と、該前輪支持板および後輪支持板と前記走行車輪台と
    の間に各々設けられ、前記前輪および後輪を管壁面に圧
    接するばね力を有するばね手段とで構成したことを特徴
    とする請求項1乃至5項の何れかに記載の配管内走行装
    置。
  7. 【請求項7】 前記回転台と前記走行車輪台との間に、
    該走行車輪台を管壁側に押圧するばね力を有するばね手
    段を設けたことを特徴とする請求項1乃至6項の何れか
    に記載の配管内走行装置。
  8. 【請求項8】 前記配管内走行装置の中心部に、前方監
    視、周囲監視用カメラを内蔵し、配管内面の観察を可能
    としたことを特徴とする請求項1に記載の配管内走行装
    置。
  9. 【請求項9】 前記配管内走行装置に放電式ピンホール
    検査装置、超音波探傷検査試験装置等、非破壊試験装置
    用の器具類を具備したことを特徴とする請求項1に記載
    の配管内走行装置。
JP3561595A 1995-02-23 1995-02-23 配管内走行装置 Pending JPH08230666A (ja)

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