JPH08229484A - 接着剤の早期硬化を低減させる装置及び方法 - Google Patents
接着剤の早期硬化を低減させる装置及び方法Info
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- JPH08229484A JPH08229484A JP8005776A JP577696A JPH08229484A JP H08229484 A JPH08229484 A JP H08229484A JP 8005776 A JP8005776 A JP 8005776A JP 577696 A JP577696 A JP 577696A JP H08229484 A JPH08229484 A JP H08229484A
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- B05C11/11—Vats or other containers for liquids or other fluent materials
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 接着剤の早期硬化を低減させる装置及び方法
を提供する。 【解決手段】 ホッパ16及び蓋26を有するホットメ
ルト接着剤分配装置10は、ホッパ16の側壁42に隣
接して設けられる複数のガスジェット40を含む、接着
剤硬化低減装置12を備える。ガスジェット40は、不
活性ガス又は乾燥空気を下方且つ内方に向けてホッパ1
6の中に注入し、これにより、湿分を含む周囲空気が、
ホッパの中に収容された湿分硬化性接着剤に接触する割
合を減少させる。接着剤硬化低減装置12は、排気装置
50も備えることができる。排気装置は、蓋26が開い
ている時には、湿分硬化性接着剤によって発生された蒸
気、並びに、不活性ガス又は乾燥空気を、ホッパ16か
ら真空吸引し、また、蓋26が閉じている時には、不活
性ガス又は乾燥空気、並びに、湿分硬化性接着剤によっ
て発生された蒸気を流出させる。
を提供する。 【解決手段】 ホッパ16及び蓋26を有するホットメ
ルト接着剤分配装置10は、ホッパ16の側壁42に隣
接して設けられる複数のガスジェット40を含む、接着
剤硬化低減装置12を備える。ガスジェット40は、不
活性ガス又は乾燥空気を下方且つ内方に向けてホッパ1
6の中に注入し、これにより、湿分を含む周囲空気が、
ホッパの中に収容された湿分硬化性接着剤に接触する割
合を減少させる。接着剤硬化低減装置12は、排気装置
50も備えることができる。排気装置は、蓋26が開い
ている時には、湿分硬化性接着剤によって発生された蒸
気、並びに、不活性ガス又は乾燥空気を、ホッパ16か
ら真空吸引し、また、蓋26が閉じている時には、不活
性ガス又は乾燥空気、並びに、湿分硬化性接着剤によっ
て発生された蒸気を流出させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホットメルト接着
剤分配ユニット中の湿分硬化性接着剤の早期硬化を低減
させる方法及び装置に関する。
剤分配ユニット中の湿分硬化性接着剤の早期硬化を低減
させる方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ホットメルト接着剤、すなわち、室温で
は固体であり、使用前に溶融させなければならない接着
剤は、多くの用途で使用されている。例えば、ホットメ
ルト接着剤は、基板のコーティング、パッケージのシー
ル、建物の建設、靴の製造、製本、自動車部品、電子部
品、電気機器、電気器具、電気部品及び家具の組み立
て、並びに、金属同士の接合を行うために、数え上げれ
ばきりがない程の用途で使用することができる。ホット
メルト接着剤は、室温では固体であるので、塗布する前
に溶融させる必要がある。
は固体であり、使用前に溶融させなければならない接着
剤は、多くの用途で使用されている。例えば、ホットメ
ルト接着剤は、基板のコーティング、パッケージのシー
ル、建物の建設、靴の製造、製本、自動車部品、電子部
品、電気機器、電気器具、電気部品及び家具の組み立
て、並びに、金属同士の接合を行うために、数え上げれ
ばきりがない程の用途で使用することができる。ホット
メルト接着剤は、室温では固体であるので、塗布する前
に溶融させる必要がある。
【0003】ホットメルト接着剤の一般的なタイプは、
湿分硬化性接着剤として知られるタイプである。その名
前が暗示するように、湿分硬化性接着剤は、周囲空気の
中に水分子が存在することにより硬化する。湿分硬化性
接着剤のこの特徴は、そのような材料を溶融して分配す
る装置に問題を生じさせる。一般に、湿分硬化性のホッ
トメルト接着剤を溶融して分配するための装置は、固体
のホットメルト接着剤を保持するための蓋付きのホッパ
と、該ホッパの底部に設けられる加熱グリッドの如き、
接着剤を溶融するための手段とを備えている。そのよう
な装置は、使用される間は、接着剤の早期硬化を防止す
るために、周囲空気からシールされている。しかしなが
ら、接着剤を装置に加える時には、ホットメルト接着剤
を硬化させるに十分な湿分を有する周囲空気も、装置に
入ることになる。湿分硬化性接着剤の早期硬化を低減さ
せるために、乾燥空気又は不活性ガスをホットメルト接
着剤の装置のホッパの中に注入し、湿分を含む周囲空気
が接着剤に接触するのを防止することができる。
湿分硬化性接着剤として知られるタイプである。その名
前が暗示するように、湿分硬化性接着剤は、周囲空気の
中に水分子が存在することにより硬化する。湿分硬化性
接着剤のこの特徴は、そのような材料を溶融して分配す
る装置に問題を生じさせる。一般に、湿分硬化性のホッ
トメルト接着剤を溶融して分配するための装置は、固体
のホットメルト接着剤を保持するための蓋付きのホッパ
と、該ホッパの底部に設けられる加熱グリッドの如き、
接着剤を溶融するための手段とを備えている。そのよう
な装置は、使用される間は、接着剤の早期硬化を防止す
るために、周囲空気からシールされている。しかしなが
ら、接着剤を装置に加える時には、ホットメルト接着剤
を硬化させるに十分な湿分を有する周囲空気も、装置に
入ることになる。湿分硬化性接着剤の早期硬化を低減さ
せるために、乾燥空気又は不活性ガスをホットメルト接
着剤の装置のホッパの中に注入し、湿分を含む周囲空気
が接着剤に接触するのを防止することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】既存の装置を用いた場
合には、一般に、不活性ガス又は乾燥空気は、水平方向
の平面に存在していてホッパの壁部に対して直交する単
一のジェットによって、ホッパの中に注入される。その
ような装置は、周囲空気が、既にホッパの中に存在する
溶融したホットメルト接着剤に向かって下方へ押圧され
ることは防止するが、溶融したホットメルト接着剤の表
面と注入されたガスの平面との間に、湿分を含む周囲空
気を捕捉する役割も果たすことになる。従って、既存の
装置は、早期硬化の問題を悪化させる。また、既存の装
置は、別の欠点を有することもある。
合には、一般に、不活性ガス又は乾燥空気は、水平方向
の平面に存在していてホッパの壁部に対して直交する単
一のジェットによって、ホッパの中に注入される。その
ような装置は、周囲空気が、既にホッパの中に存在する
溶融したホットメルト接着剤に向かって下方へ押圧され
ることは防止するが、溶融したホットメルト接着剤の表
面と注入されたガスの平面との間に、湿分を含む周囲空
気を捕捉する役割も果たすことになる。従って、既存の
装置は、早期硬化の問題を悪化させる。また、既存の装
置は、別の欠点を有することもある。
【0005】第一に、一般的なタイプの湿分硬化性接着
剤である、ポリウレタン反応性接着剤すなわちPURは
一般に、硬化剤として、メチレン・ビスフェノール・ジ
イソシアネート(MDI)を用いている。ホットメルト
によって発生される蒸気は、そのような硬化剤の粒子を
含むことになる。OSHAは、オペレータの環境におけ
るMDI濃度は、5ppbを超えてはならないと指示し
ている。従って、多くの接着剤の製造業者は、適正な通
気を行うことを勧めている。しかしながら、湿分硬化性
のホットメルト接着剤を溶融して分配するための既存の
装置は、そのようなホットメルト分配装置の内部にこれ
と一体的に設けられるのではなく、その外部に設けられ
る排気装置に頼っている場合が多い。そのようなタイプ
の装置においては、接着剤をホッパに加えた後に、ホッ
トメルト接着剤の装置の蓋を閉める。不活性ガス又は乾
燥空気がホッパの中に注入されると、注入されたガス
は、ホッパの中に正圧を発生させる。そのような正圧に
よって、不活性ガス又は乾燥空気は、ホットメルト接着
剤からの蒸気と共に、ジョイント及び取付具の如き内部
漏洩通路を通って、オペレータの環境の中へ押し出さ
れ、従って、外部排気装置を回避する。
剤である、ポリウレタン反応性接着剤すなわちPURは
一般に、硬化剤として、メチレン・ビスフェノール・ジ
イソシアネート(MDI)を用いている。ホットメルト
によって発生される蒸気は、そのような硬化剤の粒子を
含むことになる。OSHAは、オペレータの環境におけ
るMDI濃度は、5ppbを超えてはならないと指示し
ている。従って、多くの接着剤の製造業者は、適正な通
気を行うことを勧めている。しかしながら、湿分硬化性
のホットメルト接着剤を溶融して分配するための既存の
装置は、そのようなホットメルト分配装置の内部にこれ
と一体的に設けられるのではなく、その外部に設けられ
る排気装置に頼っている場合が多い。そのようなタイプ
の装置においては、接着剤をホッパに加えた後に、ホッ
トメルト接着剤の装置の蓋を閉める。不活性ガス又は乾
燥空気がホッパの中に注入されると、注入されたガス
は、ホッパの中に正圧を発生させる。そのような正圧に
よって、不活性ガス又は乾燥空気は、ホットメルト接着
剤からの蒸気と共に、ジョイント及び取付具の如き内部
漏洩通路を通って、オペレータの環境の中へ押し出さ
れ、従って、外部排気装置を回避する。
【0006】また、ホットメルト分配装置の中に一体の
排気装置を含む既存の装置は、反対の問題を抱えてい
る。ホッパの蓋が開いた状態にある時には、排気装置
は、ホッパからの蒸気だけではなく、装置の外部から周
囲空気を自由に吸引する。しかしながら、蓋が閉じてい
る時には、排気装置は、ホッパからのガスを吸引し続
け、排気装置の空気流は一般に、ホッパの中へ入る不活
性ガス又は乾燥空気の空気流よりも多いので、ホッパの
中に負圧を発生させる。この負圧は、湿分を含む周囲空
気が、周囲環境からユニットの中の漏洩通路を通ってホ
ッパの中へ入ることを許容する。湿分を含む周囲空気の
この侵入は、ホットメルト分配装置の中の接着剤の早期
硬化を生じさせることがある。
排気装置を含む既存の装置は、反対の問題を抱えてい
る。ホッパの蓋が開いた状態にある時には、排気装置
は、ホッパからの蒸気だけではなく、装置の外部から周
囲空気を自由に吸引する。しかしながら、蓋が閉じてい
る時には、排気装置は、ホッパからのガスを吸引し続
け、排気装置の空気流は一般に、ホッパの中へ入る不活
性ガス又は乾燥空気の空気流よりも多いので、ホッパの
中に負圧を発生させる。この負圧は、湿分を含む周囲空
気が、周囲環境からユニットの中の漏洩通路を通ってホ
ッパの中へ入ることを許容する。湿分を含む周囲空気の
この侵入は、ホットメルト分配装置の中の接着剤の早期
硬化を生じさせることがある。
【0007】従って、本発明の目的は、上述の既存の装
置の欠点を有することなく、ホットメルト分配装置中の
ホットメルト接着剤の早期硬化を低減させるのに効果的
な接着剤硬化低減装置を提供することである。
置の欠点を有することなく、ホットメルト分配装置中の
ホットメルト接着剤の早期硬化を低減させるのに効果的
な接着剤硬化低減装置を提供することである。
【0008】本発明の別の目的は、湿分を含む周囲空気
をホットメルト接着剤装置の中へ吸引することなく、ホ
ットメルト分配装置のホッパの中の正圧を防止する一体
の排気装置を含む、湿分硬化低減装置を提供することで
ある。
をホットメルト接着剤装置の中へ吸引することなく、ホ
ットメルト分配装置のホッパの中の正圧を防止する一体
の排気装置を含む、湿分硬化低減装置を提供することで
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、現在の装置に
伴う欠点を解消する接着剤硬化低減装置を提供する。よ
り詳細に言えば、本発明の接着剤硬化低減装置は、ホッ
トメルト分配装置の中の湿分硬化性接着剤の早期硬化を
低減させる。この目的のために、本発明の一実施例によ
れば、開口した上端部、下端部及び側壁を有するホッパ
と、溶融ユニットとを備えたホットメルト接着剤分配装
置には、接着剤硬化低減装置が設けられ、この接着剤硬
化低減装置は、ホットメルト接着剤分配装置の上記ホッ
パの側壁に隣接して設けられた、複数のガスジェットを
備えている。これら複数のガスジェットは、上記側壁に
対して下方且つ内方を向いて配列されており、不活性ガ
ス又は乾燥空気を下方且つ内方に向けて上記ホッパの中
に注入する。ガスを下方且つ内方に向けてホッパの中に
注入することにより、不活性ガス又は乾燥空気は、ホッ
パの中にガスの回転流れを形成し、このガスの回転流れ
は、ホッパの中の湿分硬化性接着剤の表面をなで、該表
面から湿分を含む周囲空気を除去する。また、回転する
ガスがホッパの中で上方へ移動する際に、ホッパの中の
固体のホットメルト接着剤は、不活性ガス又は乾燥空気
の中で洗われる。
伴う欠点を解消する接着剤硬化低減装置を提供する。よ
り詳細に言えば、本発明の接着剤硬化低減装置は、ホッ
トメルト分配装置の中の湿分硬化性接着剤の早期硬化を
低減させる。この目的のために、本発明の一実施例によ
れば、開口した上端部、下端部及び側壁を有するホッパ
と、溶融ユニットとを備えたホットメルト接着剤分配装
置には、接着剤硬化低減装置が設けられ、この接着剤硬
化低減装置は、ホットメルト接着剤分配装置の上記ホッ
パの側壁に隣接して設けられた、複数のガスジェットを
備えている。これら複数のガスジェットは、上記側壁に
対して下方且つ内方を向いて配列されており、不活性ガ
ス又は乾燥空気を下方且つ内方に向けて上記ホッパの中
に注入する。ガスを下方且つ内方に向けてホッパの中に
注入することにより、不活性ガス又は乾燥空気は、ホッ
パの中にガスの回転流れを形成し、このガスの回転流れ
は、ホッパの中の湿分硬化性接着剤の表面をなで、該表
面から湿分を含む周囲空気を除去する。また、回転する
ガスがホッパの中で上方へ移動する際に、ホッパの中の
固体のホットメルト接着剤は、不活性ガス又は乾燥空気
の中で洗われる。
【0010】上記ホッパ及び側壁は、円筒形であるのが
好ましい。また、6つのガスジェットを設け、これらガ
スジェットを、円筒形の側壁の周囲に沿って、実質的に
等間隔で隔置するのが好ましい。上記ガスジェットは、
約20°〜約65°の角度で、水平に対して下方を向い
て配列され、また、約30°の角度で、円筒形の側壁に
対して内方を向いて配列される。ガスジェットは、約3
0°〜約45°の角度で、水平に対して下方を向いて配
列されるのが好ましい。ガスジェットは、約5標準立方
フィート/分〜約7標準立方フィート/分の複合速度
で、不活性ガス又は乾燥空気を注入するようになされて
いる。
好ましい。また、6つのガスジェットを設け、これらガ
スジェットを、円筒形の側壁の周囲に沿って、実質的に
等間隔で隔置するのが好ましい。上記ガスジェットは、
約20°〜約65°の角度で、水平に対して下方を向い
て配列され、また、約30°の角度で、円筒形の側壁に
対して内方を向いて配列される。ガスジェットは、約3
0°〜約45°の角度で、水平に対して下方を向いて配
列されるのが好ましい。ガスジェットは、約5標準立方
フィート/分〜約7標準立方フィート/分の複合速度
で、不活性ガス又は乾燥空気を注入するようになされて
いる。
【0011】また、接着剤硬化低減装置は、ホッパの側
壁に形成された通気口を介してホッパに流体連通する、
排気装置を備えている。この排気装置は、ホットメルト
接着剤装置の蓋が開位置にある時には、上記通気口を介
してガスを吸引し、また、上記蓋が閉位置にある時に
は、周囲空気から空気を吸引するようになされている。
同時に、蓋が閉位置にある時には、上記排気装置は、ホ
ッパの中に注入されている不活性ガス又は乾燥空気、並
びに、ホッパの中にある湿分硬化性接着剤によって発生
された蒸気を流出させるようになされている。
壁に形成された通気口を介してホッパに流体連通する、
排気装置を備えている。この排気装置は、ホットメルト
接着剤装置の蓋が開位置にある時には、上記通気口を介
してガスを吸引し、また、上記蓋が閉位置にある時に
は、周囲空気から空気を吸引するようになされている。
同時に、蓋が閉位置にある時には、上記排気装置は、ホ
ッパの中に注入されている不活性ガス又は乾燥空気、並
びに、ホッパの中にある湿分硬化性接着剤によって発生
された蒸気を流出させるようになされている。
【0012】排気装置は、上記通気口に連通する通気経
路に対して共通の接合部で接続されている排気経路と、
周囲空気源に連通する周囲空気経路とを有する、通気網
を備えている。共通の接合部の中には、分流器が設けら
れており、この分流弁は、蓋に対して作動的に接続さ
れ、上記蓋が開位置にある時には、上記分流弁は、第1
の位置にあり、これにより、上記排気経路は、上記通気
経路に連通する。そうではなく、上記蓋が閉位置にある
時には、上記分流弁は第2の位置にあり、この第2の位
置においては、上記排気経路は、上記周囲空気経路に連
通する。排気装置が、ホッパの中に注入されている不活
性ガス又は乾燥空気、並びに、湿分硬化性接着剤によっ
て発生された蒸気を流出させることができるようにする
ために、上記分流弁の弁板は、該弁板に形成された流出
口を有している。
路に対して共通の接合部で接続されている排気経路と、
周囲空気源に連通する周囲空気経路とを有する、通気網
を備えている。共通の接合部の中には、分流器が設けら
れており、この分流弁は、蓋に対して作動的に接続さ
れ、上記蓋が開位置にある時には、上記分流弁は、第1
の位置にあり、これにより、上記排気経路は、上記通気
経路に連通する。そうではなく、上記蓋が閉位置にある
時には、上記分流弁は第2の位置にあり、この第2の位
置においては、上記排気経路は、上記周囲空気経路に連
通する。排気装置が、ホッパの中に注入されている不活
性ガス又は乾燥空気、並びに、湿分硬化性接着剤によっ
て発生された蒸気を流出させることができるようにする
ために、上記分流弁の弁板は、該弁板に形成された流出
口を有している。
【0013】使用の際には、湿分硬化性接着剤は、ホッ
トメルト分配装置のホッパの中に入れられ、融解プロセ
スが開始される。不活性ガス又は乾燥空気が、ガスジェ
ットを介してホッパの中へ下方且つ内方に注入されて、
湿った周囲空気がホッパの中の湿分硬化性接着剤に接触
するのを実質的に阻止し、これにより、湿分硬化性接着
剤の早期硬化を低減させる。また、ホッパの中へ下方且
つ内方に向かって不活性ガス又は乾燥空気を注入するこ
とにより、ホッパの中にはガスの回転流れが発生し、こ
のガスの回転流れは、ホッパの下端部をなでると共に、
ホッパの中の湿分硬化性接着剤の上に周囲空気が蓄積す
るのを防止する。また、上記回転流れは、ホッパの中の
ガスを上昇させ、これにより、ホッパの中の固体の湿分
硬化性接着剤を注入された不活性ガス又は乾燥ガスで洗
浄する。
トメルト分配装置のホッパの中に入れられ、融解プロセ
スが開始される。不活性ガス又は乾燥空気が、ガスジェ
ットを介してホッパの中へ下方且つ内方に注入されて、
湿った周囲空気がホッパの中の湿分硬化性接着剤に接触
するのを実質的に阻止し、これにより、湿分硬化性接着
剤の早期硬化を低減させる。また、ホッパの中へ下方且
つ内方に向かって不活性ガス又は乾燥空気を注入するこ
とにより、ホッパの中にはガスの回転流れが発生し、こ
のガスの回転流れは、ホッパの下端部をなでると共に、
ホッパの中の湿分硬化性接着剤の上に周囲空気が蓄積す
るのを防止する。また、上記回転流れは、ホッパの中の
ガスを上昇させ、これにより、ホッパの中の固体の湿分
硬化性接着剤を注入された不活性ガス又は乾燥ガスで洗
浄する。
【0014】ホットメルト接着剤分配装置の蓋が、開位
置にある時には、該装置の排気装置が、側壁の通気口を
介してホッパからガスを吸引する。そうではなく、ホッ
トメルト接着剤装置の蓋が、閉位置にある時には、排気
装置は、周囲空気源から空気を吸引し、これと同時に、
ホッパの中に注入された不活性ガス又は乾燥空気、並び
に、ホッパの中の湿分硬化性接着剤によって発生された
蒸気を流出させる。
置にある時には、該装置の排気装置が、側壁の通気口を
介してホッパからガスを吸引する。そうではなく、ホッ
トメルト接着剤装置の蓋が、閉位置にある時には、排気
装置は、周囲空気源から空気を吸引し、これと同時に、
ホッパの中に注入された不活性ガス又は乾燥空気、並び
に、ホッパの中の湿分硬化性接着剤によって発生された
蒸気を流出させる。
【0015】勿論、上述のガスジェットの如き適宜なガ
ス注入装置を用いることができる。上述の構成により、
ホットメルト接着剤分配装置のホッパの中の湿分硬化性
接着剤の早期硬化を低減させる、接着剤硬化低減装置が
提供される。また、本接着剤硬化低減装置は、排気装置
を備え、該排気装置は、装置の蓋が開位置にある時に
は、ホッパからガスを吸引し、また、上記蓋が閉位置に
ある時には、注入された不活性ガス又は乾燥空気、並び
に、湿分硬化性接着剤によって発生された蒸気を流出さ
せるようになされている。
ス注入装置を用いることができる。上述の構成により、
ホットメルト接着剤分配装置のホッパの中の湿分硬化性
接着剤の早期硬化を低減させる、接着剤硬化低減装置が
提供される。また、本接着剤硬化低減装置は、排気装置
を備え、該排気装置は、装置の蓋が開位置にある時に
は、ホッパからガスを吸引し、また、上記蓋が閉位置に
ある時には、注入された不活性ガス又は乾燥空気、並び
に、湿分硬化性接着剤によって発生された蒸気を流出さ
せるようになされている。
【0016】
【発明の実施の形態】図1及び図2は、ホットメルト接
着剤分配装置10を示しており、このホットメルト接着
剤分配装置は、その中に保持された湿分硬化性接着剤の
早期硬化を低減させるべく構成されている接着剤硬化低
減装置12を備えている。この目的のために、本発明の
原理によれば、ホットメルト接着剤分配装置10は、ハ
ウジング14と、該ハウジングの中に支持されていて、
開口した上端部18及び下端部20を有している、ホッ
パ16と、ホッパ16の下端部20の下側に設けられて
いて、加熱要素21を有している、溶融ユニットすなわ
ち溶融グリッド19と、溶融ユニットすなわち溶融グリ
ッド19の下側に設けられているリザーバ22とを備え
ており、該リザーバは、ポンプ及びマニホールドから成
るアセンブリすなわちポンプ/マニホールド・アセンブ
リ24に流体連通している。
着剤分配装置10を示しており、このホットメルト接着
剤分配装置は、その中に保持された湿分硬化性接着剤の
早期硬化を低減させるべく構成されている接着剤硬化低
減装置12を備えている。この目的のために、本発明の
原理によれば、ホットメルト接着剤分配装置10は、ハ
ウジング14と、該ハウジングの中に支持されていて、
開口した上端部18及び下端部20を有している、ホッ
パ16と、ホッパ16の下端部20の下側に設けられて
いて、加熱要素21を有している、溶融ユニットすなわ
ち溶融グリッド19と、溶融ユニットすなわち溶融グリ
ッド19の下側に設けられているリザーバ22とを備え
ており、該リザーバは、ポンプ及びマニホールドから成
るアセンブリすなわちポンプ/マニホールド・アセンブ
リ24に流体連通している。
【0017】円筒形であるのが好ましいがどのような形
状にすることもできるホッパ16は、図示の容器30の
中の、粒状、ペレット状、又は、他のより小さな形態、
あるいは、バルク状の湿分硬化性接着剤の如き、固体の
ホットメルト接着剤を収容するようになされている。容
器30は、該容器の中に収容されているホットメルト接
着剤を解放することを許容する、開口した下端部(図示
せず)を有している。ホッパ16は、通常の如く、55
ガロン容器の接着剤を収容する寸法になされるのが好ま
しい。しかしながら、容易に理解されるように、ホッパ
16は、1ガロン又は5ガロン容器の如き別の寸法の容
器、あるいは、種々の量の粒状又はペレット状のホット
メルト接着剤を収容する寸法にすることができる。ま
た、ハウジング14は、開口36が形成された頂部35
を有しており、上記開口は、容器30を受容する寸法を
有している。
状にすることもできるホッパ16は、図示の容器30の
中の、粒状、ペレット状、又は、他のより小さな形態、
あるいは、バルク状の湿分硬化性接着剤の如き、固体の
ホットメルト接着剤を収容するようになされている。容
器30は、該容器の中に収容されているホットメルト接
着剤を解放することを許容する、開口した下端部(図示
せず)を有している。ホッパ16は、通常の如く、55
ガロン容器の接着剤を収容する寸法になされるのが好ま
しい。しかしながら、容易に理解されるように、ホッパ
16は、1ガロン又は5ガロン容器の如き別の寸法の容
器、あるいは、種々の量の粒状又はペレット状のホット
メルト接着剤を収容する寸法にすることができる。ま
た、ハウジング14は、開口36が形成された頂部35
を有しており、上記開口は、容器30を受容する寸法を
有している。
【0018】容器30は、適宜な数の周知の手段によっ
て、ホッパ16の中に吊り下げることができる。例え
ば、クランプ・リング32を容器30の上端部34の周
囲に設けて、容器30をハウジング14の上で支持する
ことができる。そうではなく、容器30は、溶融グリッ
ド19により、あるいは、棚又はリングの如き、ホッパ
16の中で内方へ突出する適宜な構造体により、支持す
ることができる。そのような構造体あるいは別の変形例
は、当業者には容易に理解されよう。
て、ホッパ16の中に吊り下げることができる。例え
ば、クランプ・リング32を容器30の上端部34の周
囲に設けて、容器30をハウジング14の上で支持する
ことができる。そうではなく、容器30は、溶融グリッ
ド19により、あるいは、棚又はリングの如き、ホッパ
16の中で内方へ突出する適宜な構造体により、支持す
ることができる。そのような構造体あるいは別の変形例
は、当業者には容易に理解されよう。
【0019】容器30の中のホットメルト接着剤は、ホ
ットメルト接着剤分配装置10の中に入れられた時には
固体であるので、そのようなホットメルト接着剤は、使
用前に溶融させなければならない。ホットメルト接着剤
が、容器30の中で一塊の固体である場合には、最初に
そこから接着剤を引き出さなければならない。この目的
のために、バンドヒータ38が、ホッパ16を包囲して
おり、上記バンドヒータは、活性化されると、容器30
の中のホットメルト接着剤を加熱する役割を果たし、従
って、ホットメルト接着剤は、容器30から流出する
か、あるいは、固体の形態で容器30から放出される。
当業者には容易に理解されるように、例えば、円筒形の
ヒータ又はカートリッジヒータの如き、他のタイプのヒ
ータを用いて、容器30から接着剤を取り出すことがで
きる。
ットメルト接着剤分配装置10の中に入れられた時には
固体であるので、そのようなホットメルト接着剤は、使
用前に溶融させなければならない。ホットメルト接着剤
が、容器30の中で一塊の固体である場合には、最初に
そこから接着剤を引き出さなければならない。この目的
のために、バンドヒータ38が、ホッパ16を包囲して
おり、上記バンドヒータは、活性化されると、容器30
の中のホットメルト接着剤を加熱する役割を果たし、従
って、ホットメルト接着剤は、容器30から流出する
か、あるいは、固体の形態で容器30から放出される。
当業者には容易に理解されるように、例えば、円筒形の
ヒータ又はカートリッジヒータの如き、他のタイプのヒ
ータを用いて、容器30から接着剤を取り出すことがで
きる。
【0020】容器30から取り出されたホットメルト接
着剤、あるいは、粒状又はペレット状の形態でホッパ1
6の中に入れられたホットメルト接着剤は、次に、溶融
グリッド19を通過する。この溶融グリッドは、ホット
メルト接着剤を部分的に溶融し、該ホットメルト接着剤
をリザーバ22の中へ下方に向けて通過させることがで
きる。これもヒータユニット(図示せず)を有するリザ
ーバ22は、ホットメルト接着剤を完全に溶融する役割
を果たし、溶融したホットメルト接着剤は、ポンプ及び
マニホールドから成るアセンブリすなわちポンプ/マニ
ホールド・アセンブリ24によって、アプリケータ装置
すなわち塗布装置(図示せず)へ供給される。使用中
に、ホッパ16を周囲環境から遮断するために、蓋26
がハウジング14に取り付けられており、上記蓋は、開
放された第1の位置と閉止された第2の位置との間で、
選択的に位置決めすることができる。
着剤、あるいは、粒状又はペレット状の形態でホッパ1
6の中に入れられたホットメルト接着剤は、次に、溶融
グリッド19を通過する。この溶融グリッドは、ホット
メルト接着剤を部分的に溶融し、該ホットメルト接着剤
をリザーバ22の中へ下方に向けて通過させることがで
きる。これもヒータユニット(図示せず)を有するリザ
ーバ22は、ホットメルト接着剤を完全に溶融する役割
を果たし、溶融したホットメルト接着剤は、ポンプ及び
マニホールドから成るアセンブリすなわちポンプ/マニ
ホールド・アセンブリ24によって、アプリケータ装置
すなわち塗布装置(図示せず)へ供給される。使用中
に、ホッパ16を周囲環境から遮断するために、蓋26
がハウジング14に取り付けられており、上記蓋は、開
放された第1の位置と閉止された第2の位置との間で、
選択的に位置決めすることができる。
【0021】ホットメルト接着剤が、ポリウレタン反応
性接着剤(PUR)の如き、湿分硬化性接着剤である場
合には、接着剤を周囲空気に極力暴露させないのが好ま
しい。これを必要とする理由は、湿分硬化性接着剤は、
周囲空気の中に含まれる湿分の存在下で硬化するからで
ある。湿分硬化性接着剤の早期硬化を低減させるため
に、接着剤硬化低減装置12は、不活性ガス又は乾燥空
気をホッパ16の中に注入し、周囲空気に対する湿分硬
化性接着剤の暴露を減少させる。この目的のために、図
1〜図4に最も良く示すように、接着剤硬化低減装置1
2は、図示のように、ホッパ16の円筒形の側壁42を
通って内方へ突出する複数のガスジェット40の如き、
ガス注入装置を備えている。ガスジェット40は、窒素
の如き不活性ガス、あるいは、乾燥空気を注入するため
の、単一のフィーダーライン(図示せず)に接続される
のが好ましい。例示的な実施例は、複数のガスジェット
としてガス注入装置を示しているが、本発明の原理又は
範囲から逸脱することなく、ホッパ16の中へ不活性ガ
ス又は乾燥空気を注入するための他の装置を用いること
ができる。
性接着剤(PUR)の如き、湿分硬化性接着剤である場
合には、接着剤を周囲空気に極力暴露させないのが好ま
しい。これを必要とする理由は、湿分硬化性接着剤は、
周囲空気の中に含まれる湿分の存在下で硬化するからで
ある。湿分硬化性接着剤の早期硬化を低減させるため
に、接着剤硬化低減装置12は、不活性ガス又は乾燥空
気をホッパ16の中に注入し、周囲空気に対する湿分硬
化性接着剤の暴露を減少させる。この目的のために、図
1〜図4に最も良く示すように、接着剤硬化低減装置1
2は、図示のように、ホッパ16の円筒形の側壁42を
通って内方へ突出する複数のガスジェット40の如き、
ガス注入装置を備えている。ガスジェット40は、窒素
の如き不活性ガス、あるいは、乾燥空気を注入するため
の、単一のフィーダーライン(図示せず)に接続される
のが好ましい。例示的な実施例は、複数のガスジェット
としてガス注入装置を示しているが、本発明の原理又は
範囲から逸脱することなく、ホッパ16の中へ不活性ガ
ス又は乾燥空気を注入するための他の装置を用いること
ができる。
【0022】ガスジェット40は、図示のように、例え
ば側壁42を貫通して該側壁に隣接し、円筒形の側壁4
2の周囲に沿って実質的に等間隔で隔置され、不活性ガ
ス又は乾燥空気を下方且つ内方に向けてホッパ16の中
へ注入するように配向されている。ガスジェット40
は、開口された上端部18付近に、すなわち、ホッパ1
6の上半部に設けられ、ホッパ16の中の接着剤がガス
ジェット40に接触して該ガスジェットを閉塞する危険
性を低減している。しかしながら、当業者には容易に理
解されるように、ガスジェット40は、円筒形の側壁4
2に沿うどのような箇所にも設けることができる。
ば側壁42を貫通して該側壁に隣接し、円筒形の側壁4
2の周囲に沿って実質的に等間隔で隔置され、不活性ガ
ス又は乾燥空気を下方且つ内方に向けてホッパ16の中
へ注入するように配向されている。ガスジェット40
は、開口された上端部18付近に、すなわち、ホッパ1
6の上半部に設けられ、ホッパ16の中の接着剤がガス
ジェット40に接触して該ガスジェットを閉塞する危険
性を低減している。しかしながら、当業者には容易に理
解されるように、ガスジェット40は、円筒形の側壁4
2に沿うどのような箇所にも設けることができる。
【0023】不活性ガス又は乾燥ガスを下方且つ内方へ
注入することは、ホッパ16の中にガスの回転流れを形
成する役割を果たし、該ガスの回転流れは、ホッパ16
の下端部20をまで、これにより、ホッパの中に収容さ
れた湿分硬化性接着剤の表面に沿って周囲空気が蓄積す
ることを防止する。また、ガスの回転流れは、ホッパ1
6の中のガスを上昇させる。従って、その頂部がガスジ
ェット40よりも上方へ延出しているかもしれない、ホ
ッパ16の中の固体の接着剤は、それにも拘わらず、ホ
ッパ16の中に注入されて回転し且つ洗浄する不活性ガ
ス又は乾燥ガスによって、洗われる。より詳細に説明す
ると、ガスジェットを、水平に対して、約20°〜約6
5°の下向きの角度、より好ましくは、約30°〜約4
5°の下向きの角度で配向し、また、ホッパ16の円筒
形の側壁42に対して、約30°の角度で内方に向ける
と、不活性ガス又は乾燥空気の必要な流れが形成される
ことが分かっている。
注入することは、ホッパ16の中にガスの回転流れを形
成する役割を果たし、該ガスの回転流れは、ホッパ16
の下端部20をまで、これにより、ホッパの中に収容さ
れた湿分硬化性接着剤の表面に沿って周囲空気が蓄積す
ることを防止する。また、ガスの回転流れは、ホッパ1
6の中のガスを上昇させる。従って、その頂部がガスジ
ェット40よりも上方へ延出しているかもしれない、ホ
ッパ16の中の固体の接着剤は、それにも拘わらず、ホ
ッパ16の中に注入されて回転し且つ洗浄する不活性ガ
ス又は乾燥ガスによって、洗われる。より詳細に説明す
ると、ガスジェットを、水平に対して、約20°〜約6
5°の下向きの角度、より好ましくは、約30°〜約4
5°の下向きの角度で配向し、また、ホッパ16の円筒
形の側壁42に対して、約30°の角度で内方に向ける
と、不活性ガス又は乾燥空気の必要な流れが形成される
ことが分かっている。
【0024】また、ホッパ16の円筒形の側壁42に沿
って実質的に等間隔で隔置された6つのガスジェット
が、ホッパ16の中に適正な質量流量をもたらすことが
分かっている。例えば、図3及び図4によって概略的に
示すように、ガスジェット40の間隔は、上方から見て
反時計方向(図3)で、水平に対して下向きの角度(図
4)のガスの回転をホッパ16の中に形成する。この質
量流量の回転は、ホッパ16の中の湿分硬化性接着剤の
表面をなでる機能を果たし、従って、上記表面の上に湿
分を含む周囲空気が蓄積するのを防止する。また、ホッ
パ16の中に下向きに注入された不活性ガス又は乾燥空
気は、ホッパ16の中のガスが不活性ガスによって追い
出される時に、そのようなホッパの中のガスを上昇させ
る。更に、約5標準立方フィート/分〜約7標準立方フ
ィート/分の不活性ガス又は乾燥空気の流入量が、ホッ
パ16の中に必要な流れを形成し、これにより、周囲空
気がホッパ16の中の接着剤に接触するのを防止する。
って実質的に等間隔で隔置された6つのガスジェット
が、ホッパ16の中に適正な質量流量をもたらすことが
分かっている。例えば、図3及び図4によって概略的に
示すように、ガスジェット40の間隔は、上方から見て
反時計方向(図3)で、水平に対して下向きの角度(図
4)のガスの回転をホッパ16の中に形成する。この質
量流量の回転は、ホッパ16の中の湿分硬化性接着剤の
表面をなでる機能を果たし、従って、上記表面の上に湿
分を含む周囲空気が蓄積するのを防止する。また、ホッ
パ16の中に下向きに注入された不活性ガス又は乾燥空
気は、ホッパ16の中のガスが不活性ガスによって追い
出される時に、そのようなホッパの中のガスを上昇させ
る。更に、約5標準立方フィート/分〜約7標準立方フ
ィート/分の不活性ガス又は乾燥空気の流入量が、ホッ
パ16の中に必要な流れを形成し、これにより、周囲空
気がホッパ16の中の接着剤に接触するのを防止する。
【0025】ガスジェット40に加えて、接着剤硬化低
減装置12の一部として、排気装置50を設けることが
有益であることが分かっている。特に、PURの如き湿
分硬化性接着剤を溶融する時には、蒸気が発生し、その
ような蒸気は、ホッパ16の中を上昇し、蓋26が開位
置にある時に、オペレータの環境の中へ逃げることがあ
る。そのような蒸気がオペレータの環境に入るのを阻止
するために、排気装置50は、蒸気がオペレータの環境
に逃げる前に、そのような蒸気を捕捉する。また、排気
装置50は、蓋26が閉位置にある時には、ホッパ16
の中に注入されている不活性ガス又は乾燥空気を通気さ
せるようになされている。
減装置12の一部として、排気装置50を設けることが
有益であることが分かっている。特に、PURの如き湿
分硬化性接着剤を溶融する時には、蒸気が発生し、その
ような蒸気は、ホッパ16の中を上昇し、蓋26が開位
置にある時に、オペレータの環境の中へ逃げることがあ
る。そのような蒸気がオペレータの環境に入るのを阻止
するために、排気装置50は、蒸気がオペレータの環境
に逃げる前に、そのような蒸気を捕捉する。また、排気
装置50は、蓋26が閉位置にある時には、ホッパ16
の中に注入されている不活性ガス又は乾燥空気を通気さ
せるようになされている。
【0026】この目的のために、排気装置50は、少な
くとも1つの通気口52、好ましくは複数の通気口を備
えており、そのような通気口は、ホッパ16の開口され
た上端部18の近く(例えば152.4mm(6イン
チ)以内)で、ホッパ16の円筒形の側壁42に形成さ
れている。通気口52は、通気プレナム56によって、
真空源54に作用的に接続されており、上記通気プレナ
ムは、通気口52に隣接する領域でホッパ16を包囲し
ている。真空源54及び通気プレナム56は協働して、
各々の通気口52を介してガスを吸引する。通気口52
は、円筒形のホッパ16の周囲で実質的に等間隔で隔置
されるのが好ましい。また、ガスジェット40は、通気
口52の若干下方に設けられるのが好ましい。これは、
通気口52が、ガスジェット40の機能と干渉すること
なく、周囲空気を、それが接着剤と接触する前に捕捉す
ることを可能にする。
くとも1つの通気口52、好ましくは複数の通気口を備
えており、そのような通気口は、ホッパ16の開口され
た上端部18の近く(例えば152.4mm(6イン
チ)以内)で、ホッパ16の円筒形の側壁42に形成さ
れている。通気口52は、通気プレナム56によって、
真空源54に作用的に接続されており、上記通気プレナ
ムは、通気口52に隣接する領域でホッパ16を包囲し
ている。真空源54及び通気プレナム56は協働して、
各々の通気口52を介してガスを吸引する。通気口52
は、円筒形のホッパ16の周囲で実質的に等間隔で隔置
されるのが好ましい。また、ガスジェット40は、通気
口52の若干下方に設けられるのが好ましい。これは、
通気口52が、ガスジェット40の機能と干渉すること
なく、周囲空気を、それが接着剤と接触する前に捕捉す
ることを可能にする。
【0027】通気口52は、通気プレナム56内に開口
しており、その通気プレナムは、通気口52に隣接する
領域においてホッパ16を取り巻く、実質的に矩形のダ
クトである。更に、通気プレナム56は、矩形の箱状の
構造体として示されているが、通気プレナム56が総て
の通気口52に連通している限り、円筒形又は他の形状
のプレナム構造を用いることができることは容易に理解
されよう。
しており、その通気プレナムは、通気口52に隣接する
領域においてホッパ16を取り巻く、実質的に矩形のダ
クトである。更に、通気プレナム56は、矩形の箱状の
構造体として示されているが、通気プレナム56が総て
の通気口52に連通している限り、円筒形又は他の形状
のプレナム構造を用いることができることは容易に理解
されよう。
【0028】通気口52が、蒸気及び注入された不活性
ガス又は乾燥空気をホッパ16から効果的に吸引するこ
とができるようにするために、通気プレナム56は、真
空源54に接続されている。真空源54は、円筒形の側
壁42の周囲で実質的に等間隔で隔置された複数の箇所
で、通気プレナム56に接続されるのが好ましい。ガス
が通気プレナム56から出る複数の流出点は、排気され
たガス用の単一の出口経路が通気プレナム56に設けら
れる場合に比較して、各々の通気口52を通って吸引さ
れるガスの量をより均一にする。
ガス又は乾燥空気をホッパ16から効果的に吸引するこ
とができるようにするために、通気プレナム56は、真
空源54に接続されている。真空源54は、円筒形の側
壁42の周囲で実質的に等間隔で隔置された複数の箇所
で、通気プレナム56に接続されるのが好ましい。ガス
が通気プレナム56から出る複数の流出点は、排気され
たガス用の単一の出口経路が通気プレナム56に設けら
れる場合に比較して、各々の通気口52を通って吸引さ
れるガスの量をより均一にする。
【0029】排気装置50は、蓋26が開位置にある時
には、蒸気及び注入された不活性ガス又は乾燥空気を効
果的に吸引するが、蓋26が閉位置にある時には、その
ようなガスをホッパ16から吸引する必要はない。実際
に、蓋26が閉じている時に、大量のガスをホッパ16
から吸引しようとすると、ホッパ16は、大きな負圧を
受ける。そのような負圧は、ジョイント又は取付具の如
き内部漏洩経路を通して装置の中に湿分を含む周囲空気
を流入させることになり、ホッパ16の中の接着剤の早
期硬化を生じさせることがある。
には、蒸気及び注入された不活性ガス又は乾燥空気を効
果的に吸引するが、蓋26が閉位置にある時には、その
ようなガスをホッパ16から吸引する必要はない。実際
に、蓋26が閉じている時に、大量のガスをホッパ16
から吸引しようとすると、ホッパ16は、大きな負圧を
受ける。そのような負圧は、ジョイント又は取付具の如
き内部漏洩経路を通して装置の中に湿分を含む周囲空気
を流入させることになり、ホッパ16の中の接着剤の早
期硬化を生じさせることがある。
【0030】真空源54がホッパ16に負圧を与え、こ
れにより、周囲空気が装置の中に漏洩するのを防止する
ために、真空源54は、蓋26が閉位置にある時には、
周囲空気57から空気を吸引するようになされている。
この目的のために、通気プレナム56は、配管58によ
って、共通の通気経路60に接続されている。一方、通
気経路60は、共通の接続部64において、周囲空気経
路62に接合されている。その後、共通の接続部64
は、ホットメルト接着剤装置10から出る排気経路66
に接続されている。従って、排気経路66は、湿分硬化
性接着剤によって発生された蒸気、及び、注入された不
活性ガス又は乾燥空気を、ホッパ16から通気経路60
を介して吸引するか、あるいは、排気経路66は、周囲
空気経路62から周囲空気を吸引することができる。
れにより、周囲空気が装置の中に漏洩するのを防止する
ために、真空源54は、蓋26が閉位置にある時には、
周囲空気57から空気を吸引するようになされている。
この目的のために、通気プレナム56は、配管58によ
って、共通の通気経路60に接続されている。一方、通
気経路60は、共通の接続部64において、周囲空気経
路62に接合されている。その後、共通の接続部64
は、ホットメルト接着剤装置10から出る排気経路66
に接続されている。従って、排気経路66は、湿分硬化
性接着剤によって発生された蒸気、及び、注入された不
活性ガス又は乾燥空気を、ホッパ16から通気経路60
を介して吸引するか、あるいは、排気経路66は、周囲
空気経路62から周囲空気を吸引することができる。
【0031】蓋26が開位置にある時に、排気経路66
が、通気経路60から蒸気を吸引し、また、蓋26が閉
位置にある時に、周囲空気経路62から周囲空気を吸引
することができるようにするために、共通の接続部は、
その中に分流弁68を有している。分流弁68は、図示
しない手段によって、蓋26に作用的に接続されてお
り、蓋26が開位置にある時には、分流弁68の弁板7
0は、図1に実線で示す位置にある。この位置において
は、排気経路66は、通気経路60に連通し、従って、
真空源54は、蒸気及び注入された不活性ガス又は乾燥
空気を、ホッパ16から通気口52及び通気プレナム5
6を通して吸引する。そうではなく、蓋26が閉位置に
ある時には、分流弁68の弁板70は、図1に鎖線で示
す第2の位置に位置し、該位置においては、排気経路6
6が、周囲空気経路62に連通する。従って、排気装置
50は、蓋26が開位置にある時には、湿分硬化性接着
剤によって発生された蒸気、及び、注入された不活性ガ
ス又は乾燥空気を吸引することができ、また、蓋26が
閉位置にある時には、周囲空気経路62を介して空気を
吸引することができる。
が、通気経路60から蒸気を吸引し、また、蓋26が閉
位置にある時に、周囲空気経路62から周囲空気を吸引
することができるようにするために、共通の接続部は、
その中に分流弁68を有している。分流弁68は、図示
しない手段によって、蓋26に作用的に接続されてお
り、蓋26が開位置にある時には、分流弁68の弁板7
0は、図1に実線で示す位置にある。この位置において
は、排気経路66は、通気経路60に連通し、従って、
真空源54は、蒸気及び注入された不活性ガス又は乾燥
空気を、ホッパ16から通気口52及び通気プレナム5
6を通して吸引する。そうではなく、蓋26が閉位置に
ある時には、分流弁68の弁板70は、図1に鎖線で示
す第2の位置に位置し、該位置においては、排気経路6
6が、周囲空気経路62に連通する。従って、排気装置
50は、蓋26が開位置にある時には、湿分硬化性接着
剤によって発生された蒸気、及び、注入された不活性ガ
ス又は乾燥空気を吸引することができ、また、蓋26が
閉位置にある時には、周囲空気経路62を介して空気を
吸引することができる。
【0032】蓋26が閉位置にある時に、周囲空気が周
囲空気経路62を介して連続的に吸引されるので、周囲
空気経路62は、ホットメルト接着剤分配装置10が作
動している間に、冷却を必要とする機器を通して空気を
吸引するように構成することができる。例えば、周囲空
気経路62は、ポンプ/マニホールド・アセンブリ24
を通して空気を吸引するようにすることができる。従っ
て、本発明の原理による接着剤硬化低減装置は、二重の
機能を果たし、これにより、ポンプ/マニホールド・ア
センブリ24用の別個の冷却機器を設ける必要性を排除
する。
囲空気経路62を介して連続的に吸引されるので、周囲
空気経路62は、ホットメルト接着剤分配装置10が作
動している間に、冷却を必要とする機器を通して空気を
吸引するように構成することができる。例えば、周囲空
気経路62は、ポンプ/マニホールド・アセンブリ24
を通して空気を吸引するようにすることができる。従っ
て、本発明の原理による接着剤硬化低減装置は、二重の
機能を果たし、これにより、ポンプ/マニホールド・ア
センブリ24用の別個の冷却機器を設ける必要性を排除
する。
【0033】蓋26が閉位置にある時には、蒸気及び注
入された不活性ガス又は乾燥空気は一般に、ホッパ16
を出てオペレータの環境に入ることはできないが、使用
中にホッパ16が加熱されるので、湿分硬化性接着剤に
よって発生された蒸気及び注入された不活性ガス又は乾
燥空気は、ホッパ16の中に圧力を発生することができ
る。この圧力の発生は、ホッパ16の中の蒸気、並び
に、注入された不活性ガス又は乾燥空気を、装置の中に
存在する可能性のある漏洩点から押し出して、オペレー
タの環境に入れることができる。蓋26が閉位置にある
時に、ホッパ16の中から圧力を通気し、これにより、
蒸気及び不活性ガス又は乾燥空気がオペレータの環境の
中へ漏洩するのを阻止するために、分流弁68の弁板7
0には、流出口72、あるいは、ホッパの中に形成され
た内部圧力を通気するための他の手段を形成するのが好
ましい(図5)。従って、弁板70が、図1に鎖線で示
す第2の位置にある時には、ホッパ16の中の正圧が、
流出口72を通って外方へ流れて排気経路66の中に入
り、オペレータの環境外で除去される。
入された不活性ガス又は乾燥空気は一般に、ホッパ16
を出てオペレータの環境に入ることはできないが、使用
中にホッパ16が加熱されるので、湿分硬化性接着剤に
よって発生された蒸気及び注入された不活性ガス又は乾
燥空気は、ホッパ16の中に圧力を発生することができ
る。この圧力の発生は、ホッパ16の中の蒸気、並び
に、注入された不活性ガス又は乾燥空気を、装置の中に
存在する可能性のある漏洩点から押し出して、オペレー
タの環境に入れることができる。蓋26が閉位置にある
時に、ホッパ16の中から圧力を通気し、これにより、
蒸気及び不活性ガス又は乾燥空気がオペレータの環境の
中へ漏洩するのを阻止するために、分流弁68の弁板7
0には、流出口72、あるいは、ホッパの中に形成され
た内部圧力を通気するための他の手段を形成するのが好
ましい(図5)。従って、弁板70が、図1に鎖線で示
す第2の位置にある時には、ホッパ16の中の正圧が、
流出口72を通って外方へ流れて排気経路66の中に入
り、オペレータの環境外で除去される。
【0034】また、分流弁68は、2つの位置の間でト
グル運動する単一の弁として図示されているが、当業者
には容易に理解することができるように、本発明の単一
の分流弁は、排気経路66を通気経路60及び周囲空気
経路62に選択的に連通させるように、反対方向に且つ
直列に作用する2つのダンパ弁で置き換えることができ
る。
グル運動する単一の弁として図示されているが、当業者
には容易に理解することができるように、本発明の単一
の分流弁は、排気経路66を通気経路60及び周囲空気
経路62に選択的に連通させるように、反対方向に且つ
直列に作用する2つのダンパ弁で置き換えることができ
る。
【0035】使用に際しては、PURの如き湿分硬化性
接着剤が、ホットメルト接着剤分配装置10のホッパ1
6の中に入れられ、該装置は、湿分硬化性のホットメル
ト接着剤を溶融するように活性化される。ホットメルト
接着剤分配装置10が活性化されると、ガスジェット4
0も活性化され、ガスジェット40の下側にあるホッパ
16の中の接着剤の表面上に不活性ガス又は乾燥空気を
入れ、ホッパ16の中にガスの回転流れを発生させ、ガ
スジェット40の上方に延出する接着剤を上昇するガス
の中で洗浄し、これにより、湿分を含む周囲空気がホッ
パ16の中の湿分硬化性接着剤に接触するのを防止す
る。
接着剤が、ホットメルト接着剤分配装置10のホッパ1
6の中に入れられ、該装置は、湿分硬化性のホットメル
ト接着剤を溶融するように活性化される。ホットメルト
接着剤分配装置10が活性化されると、ガスジェット4
0も活性化され、ガスジェット40の下側にあるホッパ
16の中の接着剤の表面上に不活性ガス又は乾燥空気を
入れ、ホッパ16の中にガスの回転流れを発生させ、ガ
スジェット40の上方に延出する接着剤を上昇するガス
の中で洗浄し、これにより、湿分を含む周囲空気がホッ
パ16の中の湿分硬化性接着剤に接触するのを防止す
る。
【0036】一般に、ホットメルト接着剤分配装置10
が最初に活性化される時には、蓋26は閉位置にある。
従って、分流弁68は、第2の位置にあり、真空源54
は、周囲空気経路62から空気を吸引する。湿分硬化性
接着剤をホッパ16に追加する時には、蓋26を開位置
にする。この時点において、分流弁68の弁板70は、
第1の位置(図1に実線で示す)にあり、この位置にお
いては、排気経路66は、通気経路60に連通される。
次に、真空源54が、注入された不活性ガス又は乾燥空
気を含むガスを、通気口52を介して、通気プレナム5
6及び通気経路60の中に吸引し、排気経路66を介し
て排気することができる。ホッパ16の中に新しい材料
を挿入した後に、蓋26は、閉位置にされる。この時点
において、分流弁68の弁板70は、第2の位置(図1
に鎖線で示す)にあり、この位置においては、排気経路
66は、周囲空気経路62に連通している。蓋26が閉
じられると、ガスジェット40が、不活性ガス又は乾燥
空気をホッパ16の中に注入し続ける。また、ホットメ
ルト接着剤装置10は、蓋26が閉じている時には、ホ
ッパ16及びリザーバ22の中の湿分硬化性接着剤を加
熱し続けるので、ホットメルト接着剤は、蒸気を発生し
続ける。弁板70の流出口72は、ホッパ16の中の蒸
気及び不活性ガス又は乾燥空気が、ホッパ16から、通
気口52、通気プレナム56、及び、通気経路60を通
って、排気経路66の中に排気されるのを許容する。
が最初に活性化される時には、蓋26は閉位置にある。
従って、分流弁68は、第2の位置にあり、真空源54
は、周囲空気経路62から空気を吸引する。湿分硬化性
接着剤をホッパ16に追加する時には、蓋26を開位置
にする。この時点において、分流弁68の弁板70は、
第1の位置(図1に実線で示す)にあり、この位置にお
いては、排気経路66は、通気経路60に連通される。
次に、真空源54が、注入された不活性ガス又は乾燥空
気を含むガスを、通気口52を介して、通気プレナム5
6及び通気経路60の中に吸引し、排気経路66を介し
て排気することができる。ホッパ16の中に新しい材料
を挿入した後に、蓋26は、閉位置にされる。この時点
において、分流弁68の弁板70は、第2の位置(図1
に鎖線で示す)にあり、この位置においては、排気経路
66は、周囲空気経路62に連通している。蓋26が閉
じられると、ガスジェット40が、不活性ガス又は乾燥
空気をホッパ16の中に注入し続ける。また、ホットメ
ルト接着剤装置10は、蓋26が閉じている時には、ホ
ッパ16及びリザーバ22の中の湿分硬化性接着剤を加
熱し続けるので、ホットメルト接着剤は、蒸気を発生し
続ける。弁板70の流出口72は、ホッパ16の中の蒸
気及び不活性ガス又は乾燥空気が、ホッパ16から、通
気口52、通気プレナム56、及び、通気経路60を通
って、排気経路66の中に排気されるのを許容する。
【0037】上述のように、不活性ガス又は乾燥空気を
下方且つ内方に向けてホッパ16の中に注入することに
より、ホットメルト接着剤分配装置10のホッパの中の
湿分硬化性接着剤の早期硬化を低減させる接着剤硬化低
減装置12が提供される。また、接着剤硬化低減装置1
2は、排気装置50を備え、該排気装置は、ホットメル
ト接着剤装置10の蓋26が開いている時には、湿分硬
化性接着剤によって発生される蒸気、及び、不活性ガス
又は乾燥空気をホッパ16から吸引するようになされ、
また、蓋26が閉じている時には、蒸気及び不活性ガス
又は乾燥空気を流出させるようになされている。
下方且つ内方に向けてホッパ16の中に注入することに
より、ホットメルト接着剤分配装置10のホッパの中の
湿分硬化性接着剤の早期硬化を低減させる接着剤硬化低
減装置12が提供される。また、接着剤硬化低減装置1
2は、排気装置50を備え、該排気装置は、ホットメル
ト接着剤装置10の蓋26が開いている時には、湿分硬
化性接着剤によって発生される蒸気、及び、不活性ガス
又は乾燥空気をホッパ16から吸引するようになされ、
また、蓋26が閉じている時には、蒸気及び不活性ガス
又は乾燥空気を流出させるようになされている。
【0038】かなり詳細に説明した一実施例の説明によ
って、本発明を示したが、請求の範囲をそのような詳細
な説明に限定したり制限したりする意図はない。別の利
点は、当業者には容易に理解されよう。従って、本発明
は、上述の特定の詳細部に限定されるものではなく、請
求の範囲から逸脱することなく、変形又は変更を行うこ
とができる。
って、本発明を示したが、請求の範囲をそのような詳細
な説明に限定したり制限したりする意図はない。別の利
点は、当業者には容易に理解されよう。従って、本発明
は、上述の特定の詳細部に限定されるものではなく、請
求の範囲から逸脱することなく、変形又は変更を行うこ
とができる。
【図1】本発明の原理による接着剤硬化低減装置を備え
るホットメルト接着剤分配装置を示す部分切欠正面図で
ある。
るホットメルト接着剤分配装置を示す部分切欠正面図で
ある。
【図2】図1の円で囲んだ部分(矢印2が付された部
分)を大幅に拡大して示す断面図である。
分)を大幅に拡大して示す断面図である。
【図3】図1の3−3線に沿う、注入された不活性ガス
又は乾燥空気の流れを示す説明図である。
又は乾燥空気の流れを示す説明図である。
【図4】図3の4−4線に沿う、注入された不活性ガス
又は乾燥空気の流れを示す説明図である。
又は乾燥空気の流れを示す説明図である。
【図5】分流弁の弁板の正面図である。
10 ホットメルト接着剤分配装置 12 接着剤硬化低減装置 14 ハウジング 16 ホッパ 18 ホッパの上端部 20 ホッパの下端部 26 蓋 30 容器 40 ガスジェット 42 側壁 50 排気装置 52 通気口 56 通気プレナム 60 通気経路 64 接続部 66 排気経路 68 分流弁 70 弁板
Claims (21)
- 【請求項1】 接着剤硬化低減装置であって、 開口した上端部、下端部及び側壁を有するホッパを含
む、ホットメルト接着剤分配装置と、 前記ホッパの前記側壁に隣接して前記開口した上端部の
下方に設けられると共に、前記側壁に対して下方且つ内
方に向けて配向された、複数のガスジェットであって、
不活性ガス又は乾燥空気を下方且つ内方に向けて前記ホ
ッパの中に注入して、湿分を含む周囲空気が、前記ホッ
パの中の湿分硬化性接着剤に接触するのを実質的に防止
し、これにより、湿分硬化性接着剤の早期硬化を低減さ
せるものと、を具備する接着剤硬化低減装置。 - 【請求項2】 前記ホッパ及び前記側壁は円筒形であ
り、前記複数のガスジェットは、前記円筒形の側壁の周
囲に沿って実質的に等間隔で隔置されている請求項1の
接着剤硬化低減装置。 - 【請求項3】 前記ガスジェットが6つ設けられている
請求項2の接着剤硬化低減装置。 - 【請求項4】 前記各々のガスジェットは、約20°〜
約65°の角度で、水平に対して下向きに配向され、ま
た、前記円筒形の側壁に対して約30°の角度で内方に
配向されている請求項2の接着剤硬化低減装置。 - 【請求項5】 前記各々のガスジェットは、約30°〜
約45°の角度で水平に対して下向きに配向されている
請求項4の接着剤硬化低減装置。 - 【請求項6】 前記複数のガスジェットは、約5標準立
方フィート/分〜約7標準立方フィート/分の複合速度
で、不活性ガス又は乾燥空気を注入する請求項1の接着
剤硬化低減装置。 - 【請求項7】 前記側壁に形成される通気口を介して前
記ホッパに流体連通する真空源を更に具備する請求項1
の接着剤硬化低減装置。 - 【請求項8】 前記ホッパの上の蓋を更に具備し、該蓋
は、開位置と閉位置との間で選択的に運動可能であり、
前記真空源は、前記蓋が前記開位置にある時には、前記
通気口を介してガスを吸引し、前記蓋が前記閉位置にあ
る時には、周囲空気から空気を吸引すると同時に、前記
ホッパの中に注入された前記不活性ガス又は乾燥空気、
及び、前記ホッパの中の湿分硬化性接着剤によって発生
される蒸気を流出させるように構成されている請求項7
の接着剤硬化低減装置。 - 【請求項9】 排気装置を更に具備し、該排気装置が、 前記通気口に連通する通気経路及び周囲空気に連通する
周囲空気経路に、共通の接続部において相互接続された
排気経路と、 前記共通の接続部に設けられて前記蓋に対して作用的に
接続された分流弁であって、前記蓋が前記開位置にある
第1の位置と前記蓋が前記閉位置にある第2の位置との
間で選択的に位置決め可能であり、前記第1の位置にお
いては、前記排気経路が、前記通気経路に連通し、これ
により、前記真空源が、前記通気口を介してガスを吸引
し、前記第2の位置においては、前記排気経路が、前記
周囲空気経路に連通し、これにより、前記真空が、周囲
空気源から空気を吸引する、ものと、を具備する請求項
8の接着剤硬化低減装置。 - 【請求項10】 前記弁が前記第2の位置にある時に、
前記ホッパの中に注入された前記不活性ガス又は乾燥空
気、並びに、前記ホッパの中の湿分硬化性接着剤によっ
て発生された蒸気を流出させるための流出手段を更に備
えている請求項9の接着剤硬化低減装置。 - 【請求項11】 前記流出手段が、前記分流弁に形成さ
れた流出口を有する請求項10の接着剤硬化低減装置。 - 【請求項12】 接着剤硬化低減装置であって、 開口した上端部、下端部及び側壁を有するホッパと、該
ホッパの中の湿分硬化性接着剤を溶融する溶融ユニット
とを含む、ホットメルト接着剤分配装置と、 前記ホッパの前記側壁に隣接して設けられ、不活性ガス
又は乾燥空気を前記ホッパの中に注入し、これにより、
前記ホッパの中にガスの回転流れを発生させる、ガス注
入装置であって、前記ガスの回転流れが、前記ホッパの
前記下端部をなで、これにより、前記ホッパの中の湿分
硬化性接着剤の上に周囲空気が蓄積しないように構成さ
れている、ものと、を具備する接着剤硬化低減装置。 - 【請求項13】 前記ガス注入装置は、前記不活性ガス
又は乾燥空気を下方に向けて前記ホッパの中に注入し、
これにより、湿分を含む空気が、前記ホッパの中のホッ
トメルト接着剤と前記ガス注入装置との間に捕捉される
ことのない請求項12の特徴とする接着剤硬化低減装
置。 - 【請求項14】 接着剤硬化低減装置であって、 開口した上端部、下端部及び側壁を有するホッパと、該
ホッパの中の湿分硬化性接着剤を溶融する溶融ユニット
とを含む、ホットメルト接着剤分配装置と、 前記ホッパの前記側壁に隣接して設けられ、不活性ガス
又は乾燥空気を前記側壁に対して下方且つ内方に向けて
注入して、前記ホッパの中にガスの回転流れを形成する
ガス注入装置であって、前記回転流れが、前記ホッパの
中のガスを上昇させ、これにより、湿分硬化性接着剤を
前記不活性ガス又は乾燥空気で洗浄する、ものと、を具
備する接着剤硬化低減装置。 - 【請求項15】 接着剤硬化低減装置であって、 開口した上端部、下端部及び円筒形の側壁を有する円筒
形のホッパと、該ホッパの中の湿分硬化性接着剤を溶融
する溶融ユニットとを含む、ホットメルト接着剤装置
と、 前記ホッパの前記円筒形の側壁の周囲に隣接して前記開
口した上端部付近に設けられ、且つ、前記側壁の周囲に
沿って実質的に等間隔で隔置された複数のガスジェット
であって、約20°〜約65°の角度で水平に対して下
向きに配向されると共に、約30°の角度で前記円筒形
の側壁に対して内方に向けて配向され、更に、不活性ガ
ス又は乾燥空気を下方且つ内方に向けて前記ホッパの中
に注入し、これにより、湿分を含む周囲空気が前記ホッ
パの中の湿分硬化性接着剤に接触するのを実質的に防止
する、ものと、 前記円筒形の側壁に形成された通気口を介して前記ホッ
パに流体連通すると共に、前記ガスジェットと前記開口
した上端部との間に設けられる、真空源であって、前記
ホッパの中に注入された前記不活性ガス又は乾燥空気、
及び、前記ホッパの中の湿分硬化性接着剤によって発生
された蒸気を、前記ホッパから吸引するように構成され
ているもの、と、を具備する接着剤硬化低減装置。 - 【請求項16】 開口した上端部、下端部及び側壁を有
するホッパを含むホットメルト接着剤分配装置の中の湿
分硬化性接着剤の早期硬化を低減させる方法であって、 前記ホッパの中に、溶融すべき湿分硬化性接着剤を入れ
る工程と、 前記湿分硬化性接着剤を溶融する工程と、 前記ホッパの中に、不活性ガス又は乾燥空気を下方且つ
内方に向けて注入して、湿分を含む周囲空気が前記湿分
硬化性接着剤に接触するのを実質的に防止し、これによ
り、前記湿分硬化性接着剤の早期硬化を低減させる工程
と、を具備する方法。 - 【請求項17】 前記ホッパの中にガスの回転流れを発
生させる工程と、 前記ホッパの前記下端部を前記ガスの回転流れでなで、
これにより、前記ホッパの中の前記湿分硬化性接着剤の
上に周囲空気が蓄積しないようにする工程と、を更に具
備する請求項16の方法。 - 【請求項18】 前記ホッパの中でガスを上昇させるガ
スの回転流れを前記ホッパの中に発生させる工程と、 前記不活性ガス又は乾燥空気で前記湿分硬化性接着剤を
洗浄する工程と、を更に具備する請求項16の方法。 - 【請求項19】 前記円筒形の側壁に形成された通気口
を介して前記ホッパに流体連通する真空源によって、前
記ホッパからガスを通気する工程を更に具備する請求項
16の方法。 - 【請求項20】 前記ホットメルト接着剤分配装置は更
に、前記ホッパの前記開口した上端部の上の蓋を備え、
該蓋は、開位置と閉位置との間で選択的に位置決め可能
であり、前記ホッパからガスを通気する工程が、 前記蓋が前記開位置にある時に、前記ホッパからガスを
真空吸引する工程と、 前記蓋が前記閉位置にある時に、前記ホッパの中に注入
された前記不活性ガス又は乾燥空気、及び、前記ホッパ
の中の前記湿分硬化性接着剤によって発生された蒸気を
流出させる工程と、を備えている請求項す19の方法。 - 【請求項21】 前記ホットメルト接着剤分配装置は更
に、前記ホッパの前記開口した上端部の上に設けられ、
開位置と閉位置との間で選択的に位置決め可能な蓋と、
前記通気口に連通する通気経路及び周囲空気に連通する
周囲空気経路に、共通の接続部において相互接続された
排気経路とを備え、前記共通の接続部は、該接続部の中
に設けられると共に、前記蓋に対して作用的に接続され
る、選択的に位置決め可能な分流弁を備え、該分流弁
は、前記蓋が開位置にある時に、第1の位置に位置し、
該第1の位置においては、前記排気経路が前記通気経路
に連通し、また、前記分流弁は、前記蓋が前記閉位置に
ある時に、第2の位置に位置し、該第2の位置において
は、前記排気経路が、前記周囲空気経路に連通し、前記
分流弁は更に、流出口が形成された弁板を備え、且つ、
前記ホッパからガスを通気する工程が、 前記蓋を開いて前記分流弁を前記第1の位置にする工程
と、 前記通気経路を介して前記ホッパからガスを真空吸引す
る工程と、 前記蓋を閉じて前記分流弁を前記第2の位置にする工程
と、 前記ホッパの中に注入された不活性ガス又は乾燥空気、
並びに、前記ホッパの中の湿分硬化性接着剤によって発
生された蒸気を、前記流出口を介して流出させる工程
と、を備えている請求項19の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/372938 | 1995-01-17 | ||
US08/372,938 US5535920A (en) | 1995-01-17 | 1995-01-17 | Adhesive curing abatement system |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08229484A true JPH08229484A (ja) | 1996-09-10 |
Family
ID=23470248
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8005776A Withdrawn JPH08229484A (ja) | 1995-01-17 | 1996-01-17 | 接着剤の早期硬化を低減させる装置及び方法 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5535920A (ja) |
EP (1) | EP0722785B1 (ja) |
JP (1) | JPH08229484A (ja) |
AU (1) | AU686479B2 (ja) |
CA (1) | CA2165367A1 (ja) |
DE (1) | DE69624851T2 (ja) |
ES (1) | ES2187582T3 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003200983A (ja) * | 2001-11-05 | 2003-07-15 | Sekisui Chem Co Ltd | 湿気硬化型組成物用容器及び接着剤の使用方法 |
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CN1074431C (zh) * | 1998-04-17 | 2001-11-07 | 邵强 | 热熔胶注射粘结工艺及其设备 |
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DE2836545C2 (de) * | 1978-08-21 | 1984-11-08 | Fa. Henning J. Claassen, 2120 Lüneburg | Gerät zum Verflüssigen von Schmelzmassen, insbesondere Schmelzklebestoffen |
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-
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- 1995-12-15 CA CA002165367A patent/CA2165367A1/en not_active Abandoned
-
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- 1996-01-02 ES ES96100010T patent/ES2187582T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1996-01-02 DE DE69624851T patent/DE69624851T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1996-01-02 EP EP96100010A patent/EP0722785B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1996-01-15 AU AU40984/96A patent/AU686479B2/en not_active Ceased
- 1996-01-17 JP JP8005776A patent/JPH08229484A/ja not_active Withdrawn
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AU686479B2 (en) | 1998-02-05 |
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EP0722785A3 (en) | 1997-06-25 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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