JPH082291Y2 - 配管ユニット用前面板 - Google Patents

配管ユニット用前面板

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JPH082291Y2
JPH082291Y2 JP12640189U JP12640189U JPH082291Y2 JP H082291 Y2 JPH082291 Y2 JP H082291Y2 JP 12640189 U JP12640189 U JP 12640189U JP 12640189 U JP12640189 U JP 12640189U JP H082291 Y2 JPH082291 Y2 JP H082291Y2
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JP
Japan
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frame
panel
front plate
central
piping unit
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JP12640189U
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薫 野上
文彦 後藤
英和 有吉
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東陶機器株式会社
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  • Domestic Plumbing Installations (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は配管ユニット用前面板に関する。
(従来の技術) 最近、建物の水廻りに配管ユニットが好んで設置され
ている。
この配管ユニットは、配管を収容する枠体と、この枠
体の上面を覆うカウンターと、枠体の前面を覆う前面板
とからなる。
上記枠体、カウンター及び前面板は、工場で製作した
後、配管ユニットの設置現場へ搬入し、現場で組合せて
ユニット化する。
従来、上記前面板は比較的硬質な部材として製作され
ていた。
(考案が解決しようとする課題) 前記前面板は、現場により必要とされる幅寸法が異な
る。
だが前記前面板を現場で所要の幅寸法に切断すること
は極めて難しい。
この為前記前面板は受注後にその設計及び製作に着手
せざるを得ず、大量生産ができない。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決すべく、本考案に係る配管ユニット用
前面板は、比較的硬質な中央パネルの左右側面に比較的
軟質なサイドパネルを接合してなる。
(作用) 上記前面板は、工場製作後に現場へ搬入し、その幅寸
法を現場で調整する。
この前面板の幅寸法の調整は上記サイドパネルの部分
を一部切断して行なう。
(実施例) 以下に本考案の実施例を添付図面に基いて説明する。
第1図は本考案に係る前面板を備えた配管ユニットの
斜視図である。
配管ユニット1は、給水管2、排水管3、通気管4等
の配管を支承する枠体5と、この枠体5の上面を覆うカ
ウンター部材6と、枠体5の前面を覆う前面板としての
パネル部材7とからなる。
上記枠体5はその後部5aがボルト8により建物の壁9
に固定されている。枠体5の下部5bは高さ調整ボルト10
で高さを出し、アンカー(図示せず)で建物の床11に固
定されている。
上記カウンター部材6及びパネル部材7はそれぞれ枠
体5にネジ止めされている。
パネル部材7はその前面に仕上材12が貼着されてい
る。
パネル部材7の幅方向中央部にはその前方から大便器
13が臨んでいる。
上記大便器13はその後部上面にロータンク13aを備え
ている。
大便器13とロータンク13aとの各後面には上記パネル
部材7を貫通して枠体5内の配管へ取合う連結管(図示
せず)が接続されている。
大便器13はその下部が床11に固定されている。
第2図は枠体の斜視図、第3図は枠体要部の断面図で
ある。
前記枠体5は、その幅方向中央部を構成する中央枠14
は、この中央枠14にその右方から組付けた右枠15と、中
央枠14にその左方から組付けた左枠16とからなる。
上記中央枠14は、左右の縦フレーム14a,14bと、これ
らの縦フレーム14a,14bの上端間を連結する上フレーム1
4cと、縦フレーム14a,14bの下端間を連結する下フレー
ム14dと、縦フレーム14a,14bの上部及び高さ方向中間部
をそれぞれ後方から平面視コ字状に連結する後フレーム
14e,14fとからなる。
上記縦フレーム14a,14bはその上部前面間に補強プレ
ート14gが渡されている。この補強プレート14gにはロー
タンク用連結管の挿通口14hが形成されている。
縦フレーム14a,14bにはその下部前面間にも補強プレ
ート14iが渡されている。この補強プレート14iには大便
器用連結管の挿通口14jと、支持用ボルト孔14kとが形成
されている。
上記上フレーム14c及び下フレーム14dは、前側に開い
た溝形材17をその上方から鋼板18でコ字状に被覆した構
造を有する。
なお、上フレーム14cにはその両端部上面にそれぞれ
ネジ穴19が形成されている。
上記右枠15は、その右端部となる縦フレーム15aと、
この縦フレーム15aの上下端からそれぞれ左方へ延びる
上フレーム15b及び下フレーム15cとからなる。
上記左枠16は、その左端部となる縦フレーム16aと、
この縦フレーム16aの上下端からそれぞれ右方に延びる
上フレーム16b及び下フレーム16cとからなる。
右枠15及び左枠16の各上フレーム15b,16bはそれぞれ
前側に開いたC形のチャンネル材20で構成されている。
上フレーム15b,16bにはそれぞれその上面に複数のネジ
穴21が所定の間隔で一列に形成されている。
右枠15及び左枠16の各下フレーム15c,16cはそれぞれ
前側に開いたC形チャンネル材22で構成され、このチャ
ンネル材22には前記高さ調整ボルト10の挿通孔23が形成
されている。
右枠15及び左枠16の各上フレーム15b,16bを構成する
チャンネル材20は、上記中央枠14の上フレーム14cを構
成する溝形材17に、その両端からそれぞれ左右摺動可能
に嵌合している。
右枠15及び左枠16の各下フレーム15c,16cを構成する
チャンネル材22は、上記中央枠14の下フレーム14dを構
成する溝形材17に、その両端からそれぞれ左右摺動可能
に嵌合している。
右枠15及び左枠16の各上フレーム15b,16bは、中央枠1
4の上フレーム14cに、それぞれネジ24で固定されてい
る。
このネジ24は上記ネジ孔19,21に挿通されている。
上記中央枠14の上フレーム14c及び下フレーム14dに
は、その前面にそれぞれパネル部材7の上部及び下部が
ネジ25で固定されている。
上記中央枠14の後フレーム14e,14fには、その後部左
右にそれぞれ前記ボルト8の挿通孔26が形成されてい
る。
第4図はパネル部材の斜視図、第5図はパネル部材要
部の平面図である。
前記パネル部材7は、その幅方向中央部を構成する比
較的硬質な長方形状の中央パネル27と、この中央パネル
27の左右側面に接合された比較的軟質な長方形状のサイ
ドパネル28,29とからなる。
上記中央パネル27はガラス繊維強化コンクリート材で
一体に成形されている。
中央パネル27には、その上部中央にロータンク用連結
管の挿通口27aが形成され、下部中央に大便器用連結管
の挿通口27bが形成されている。
また中央パネル27の四隅には前記ネジ25の挿通孔27c
が形成されている。
中央パネル27はその左右の側面に凸部27dを備えてい
る。
上記サイドパネル28,29は木材で製作されている。
サイドパネル28,29はその中央パネル27との接合面に
それぞれ凹部28a,29aを有している。
この凹部28a,29aは上記中央パネルの凸部27cと嵌合し
合い、一体になっている。
サイドパネル28,29の各前面は中央パネル27の前面と
平行且つ面一になっている。
上記パネル部材7は所定の幅寸法Woで製作されてい
る。
このパネル部材7の製作時の幅寸法Woは、中央パネル
27の幅寸法W1と、左右のサイドパネル28,29の製作時の
幅寸法W2との総和に等しい。
上記パネル部材7は現場の状況に応じ必要とされる幅
寸法W3で枠体5に取付けら れている。
このパネル部材7の取付け時の幅寸法W3は、上記製作
時の幅寸法Woより小さい。
なお上記中央パネル27は前記中央枠14と同じ幅寸法で
製作されている。
以上に述べた構成を有する配管ユニット及びその前面
板としてのパネル部材の作用を次に説明する。
前記配管ユニット1を構成する枠体5、カウンター部
材6及びパネル部材7は工場で予め大量に生産され、受
注後にその一部が前記大便器13、配管2〜4、仕上材12
等の関連資材とともに設置現場へ搬入される。
この現場への搬入時、上記枠体5は中央枠14と右枠15
と左枠16とに分割されており、パネル部材7は製作時の
幅寸法Wを有している。
現場では先ず、第2図に仮想線で示すように、上記中
央枠14の上下のフレーム14c,14dに、その右端から右枠1
5の上下のフレーム15b,15cを、また左端から左枠16の上
下のフレーム16b,16cを差込む。そしてそれぞれ幅方向
内方へ摺動させ、中央枠14からの突出量を現場の状況に
応じ適宜設定する。
この突出量の設定は、中央枠14の上フレーム14cに形
成されたネジ穴19と、右枠15及び左枠16の各上フレーム
15b,16bに形成されたネジ穴21のうちの適宜なものとを
位置合せし、これにネジ24を挿通して締付けることによ
り行う。
次いで、現場の床11及び壁9に対して、中央枠14の芯
を出し、前記ボルト10により枠体5の高さを決め、前記
ボルト8及びアンカーにより枠体5を固定し、その右枠
15及び左枠16の縦フレーム15a,16aをそれぞれ隣接部材
とクランプする。
次に枠体5の内側に必要な配管を通し、その適所を枠
体5で支持する。このとき、これらの配管と前記大便器
用連結管及びロータンク用連結管との間の接続を済まし
ておく。
次に、現場で必要とされるパネル部材7の幅寸法W3を
割出し、この幅寸法W3を中央パネル27のセンター基準に
左右に割振った値W4,W5を求め、これらの値W4,W5とパネ
ル部材7の製作時の幅寸法Woの2分の1との差W6,W7を
それぞれ算出する。
W6=(Wo/2)−W4 W7=(Wo/2)−W5 次に上記算出値W6,W7の分だけ左右のサイドパネル28,
29の外側部を切断し、サイドパネル28,29にそれぞれ所
要の幅寸法W8,W9を持たせる。
このとき、サイドパネル28,29に適宜な細部切断乃至
は加工を施し、周囲部材との取合いや納まりに一切支障
のないことを確認する。
次に上記パネル部材7の中央パネル27のセンターと枠
体5の中央枠14のセンターとを合せ、パネル部材7を前
記ネジ25により枠体5へ固定する。
その後、大便器13をロータンク13aとともに床上に設
置し、前記連結管との接続を済ませ、パネル部材7の前
面に仕上材12を貼着し、カウンター部材6を枠体5に載
設する。
なお以上において、前記左右のサイドパネル28,29の
一方若しくは双方或いはその一部乃至は全体を比較的軟
質なプラスチック板又はケイ酸カルシウム板で構成する
ことは差支えない。
前記仕上材12としてその現場切断乃至は加工が比較的
容易な例えば合成樹脂製壁装材等の素材を選び、この素
材をパネル部材7の前面全体若しくはその一部に予め貼
着しておくことは差支えない。
前記仕上材12として比較的硬質な例えば磁器質タイル
或いは鋼板等の材料を選び、これを中央パネル27の前面
に予め貼着しておくようにしても良い。
(考案の効果) 以上の説明により明らかな如く、本考案に係る配管ユ
ニット用前面板はその幅寸法を現場で比較的容易に調整
することができる。
従って、上記配管ユニット用前面板は受注前に所定の
幅寸法で大量に生産しておくことができ、コストの低減
が極めて容易となる。
しかも上記前面板はそのサイドパネル部分が現場へ容
易に加工できることから、多様な現場条件への適合性に
優れ、工場製作並びに現場工事を簡単にする。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る配管ユニットの斜視図、 第2図は枠体の斜視図、 第3図は枠体要部の断面図、 第4図はパネル部材の斜視図、 第5図はパネル部材要部の平面図。 1……配管ユニット、5……枠体 7……前面板としてのパネル部材 27……中央パネル、28……サイドパネル 29……サイドパネル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】比較的硬質な中央パネルの左右側面に比較
    的軟質なサイドパネルを接合してなる配管ユニット用前
    面板。
JP12640189U 1989-10-27 1989-10-27 配管ユニット用前面板 Expired - Fee Related JPH082291Y2 (ja)

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JP12640189U JPH082291Y2 (ja) 1989-10-27 1989-10-27 配管ユニット用前面板

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JP12640189U JPH082291Y2 (ja) 1989-10-27 1989-10-27 配管ユニット用前面板

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JPH0363646U JPH0363646U (ja) 1991-06-21
JPH082291Y2 true JPH082291Y2 (ja) 1996-01-24

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TW390925B (en) * 1998-02-18 2000-05-21 Inax Corp Structure of arranging piping unit

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JPH0363646U (ja) 1991-06-21

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