JPH082291A - センターコンソールモジュール - Google Patents

センターコンソールモジュール

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JPH082291A
JPH082291A JP6143118A JP14311894A JPH082291A JP H082291 A JPH082291 A JP H082291A JP 6143118 A JP6143118 A JP 6143118A JP 14311894 A JP14311894 A JP 14311894A JP H082291 A JPH082291 A JP H082291A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 センターコンソールパネルに前後4つのドア
のドアスイッチを集約したスイッチユニットを設け、ド
アワイヤハーネスの簡素化、標準化を図ることを目的と
する。 【構成】 インストルメントパネルと分離してセンター
コンソールパネル2を設け、該パネル2に前後四つのド
アのアクチュエータ(パワーウインドモータ,ドアロッ
ク)を制御するためのコントローラ(インテグレーショ
ンユニット)を搭載すると共に、これらのアクチュエー
タをオン・オフするドアスイッチを集約したスイッチユ
ニット3cを着脱可能に取りつける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、センターコンソールモ
ジュールに関し、とくにセンターコンソールパネルに前
後4つのドアのドアスイッチを集約したスイッチユニッ
トを設けることによりドアワイヤハーネスの簡素化を図
るようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】現在、車両のドアには、パワーウインド
(P/W)、ドアロック(D/L)、ドアミラーなどの
電装品と共にこれらのスイッチが存在し、運転席と助手
席および後席ドアとでは異なるスイッチが取付けられて
いる。従って、同一車種、同一グレードでも4枚のドア
で3種類のワイヤハーネスが存在している。また、ドア
はグレードや車種によりドアスイッチ形態が異なるの
で、多種類のワイヤハーネス(以下、W/Hともいう)
を必要とする。このために、W/Hの生産性があがら
ず、また組付作業性が悪く作業者の負担になっている。
【0003】図13はセンターコンソール部にスイッチ
を取り付けた従来例を示す。これは、シート51の側部
にセンターコンソール部52を一体に形成し、そこにス
イッチボックス53を設けたものであるが、該ボックス
53にはシート関係のスイッチだけを移動して集約させ
たものであり、ドアのワイヤハーネスとは無関係であっ
た。
【0004】図14はドアシステムにおける従来のP/
W関係の配線図を示すものである。運転席側(右ハンド
ル)の集合ドアスイッチ54の配線構造が他の3個のド
アスイッチ55,56および57に比べて非常に複雑で
あり、4つのドアW/H58,59,60,および61
がカウルW/H62やフロワW/H63,64に複雑に
接続されている。図中、651 〜654 はP/Wモー
タ、66はコネクタ、67は図示しないエンジン室の運
転席寄りに配置したメインのジャンクションブロック
(J/B)、68は運転席左側に配置したサブのJ/B
を示す。カウルW/H62は、上記メインJ/B67に
おいて、ヒュージブルリンク69の下流側のP/Wメイ
ンリレー70に接続されている。
【0005】上記システムにおいて、例えばリレー70
の作動時に、ドアスイッチ57の可動接点57aを電源
側固定接点57bに接触させると、P/Wモータ654
が正転し、可動接点57a′を電源側固定接点57b′
に接触させると逆転する。このドアスイッチ57のアー
ス側固定接点57c,57c′はドアスイッチ54にお
ける第4スイッチ544 のアース側固定接点54c,5
4c′に接続されているから、第4スイッチ544 の可
動接点54aまたは54a′を操作すると、上記と同様
にP/Wモータ654 が正,逆転する。
【0006】また、図15は従来のドアロック(D/
L)関係の配線図を示す。即ち、運転席、助手席および
後席右,左の各ドア71〜74にD/Lモータ75とリ
ミットスイッチ76が配置され、さらに運転席ドア71
内には、ドアコントロールスイッチ77と共に前記P/
Wのマスタースイッチ78とコントローラ79が設けら
れている。また、前記メインJ/B67(またはインス
トルメントパネル)内には、各ドア71〜74のD/L
モータ75を制御するインテグレーションユニット80
が設けられている。
【0007】上記インテグレーションユニット80に
は、コンピュータ81とその出力信号により励磁される
2つのリレー82A,82Bが設けられており、リレー
82A,82Bの下流側のワイヤ83,84には前記4
個のD/Lモータ75が並列に接続されている。また、
コンピュータ81には、DRカーテシ85、ULワーニ
ング86またはスピードセンサ87が接続され、これら
の機器からの信号はイグニッションスイッチ88がオン
のときに、コンピュータ81に入力され、演算その他の
処理をして、上記リレー82A,82Bに出力信号を出
すように構成されている。89はバッテリ、90はルー
ムランプ(のヒューズ)である。
【0008】上記ドアロック関係の配線図において、ル
ームランプ90の点灯またはイグニッションスイッチ8
8がオンのときに、P/Wのマスタースイッチ78をオ
ンの状態にする。この状態で、運転席ドア71のドアコ
ントロールスイッチ77をロック位置にすると、その信
号がコントローラ79を介してコンピュータ81に入力
され、その出力信号によりリレー82Aが働いて、各ド
ア71〜74のD/Lモータ75が正転し、ドアがロッ
クされる。その際に、4つのドア71〜74の何れか1
つが半ドアまたは開放してあると、リミットスイッチ7
6により警報ランプが点灯するから、それを完全に閉じ
ることにより、同様にコンピュータ81の出力信号によ
り4つのD/Lモータ75が正転し、ドアがロックされ
る。
【0009】ドアコントロールスイッチ77がアンロッ
ク位置にあっても、例えば自動車が走り始めると、スピ
ードセンサ87などからの出力信号によりコンピュータ
81が働いて上記と同様にドアロックされる。
【0010】図15から明らかなように、従来のドアロ
ック関係の配線は、運転席ドア71にドアコントロール
スイッチ77、P/Wのマスタースイッチ78およびコ
ントローラ79を集約配置してあるので、他のドア72
〜74に比べてその部分のドアW/Hが複雑となり、ま
た、その制御のためのインテグレーションユニット80
を前記メインJ/B67に配置しなければならず、前記
カウルW/H62やインストルメントパネルW/Hの電
線本数が増えて、配線形態が複雑になる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題点
に鑑みてなされたものであり、車種やグレードによらず
ドアワイヤハーネスの簡素化および標準化を図り、生産
性を向上できるセンターコンソールモジュールを提供す
ることを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
め、本発明のセンターコンソールモジュールは、請求項
1に記載のように、インストルメントパネルと分離して
センターコンソールパネルを設け、該センターコンソー
ルパネルに前後4つのドアのアクチュエータを制御する
ためのコントローラを搭載すると共に、これらのアクチ
ュエータをオン・オフするドアスイッチを集約したスイ
ッチユニットを着脱可能に取りつけたことを特徴とす
る。
【0013】
【作用】請求項1の発明によれば、車両の前後の4つの
ドアにはP/Wモータ、ドアロックソレノイドなどのア
クチュエータだけが残り、これらのコントローラやスイ
ッチの殆どがセンターコンソールパネルとスイッチユニ
ットに集約して設けられるから、各ドアワイヤハーネス
の構成が単純化、簡素化され、同時に標準化が可能とな
る。これによりワイヤハーネスの種類も減少し、その生
産性が大巾に向上する。
【0014】
【実施例】図1は本発明に係るセンターコンソールモジ
ュール(以下、モジュールと略記する)の分解斜視図を
示す。モジュール1は、インストルメントパネルPと分
離した骨格部品としてのセンターコンソールパネル2、
複数の電装品3と電子制御ユニット(ECU)4、モジ
ュールワイヤハーネス5、およびフィニッシュパネル6
などから成る。
【0015】モジュールワイヤハーネス5は、ボディ系
ワイヤハーネス(以下、ボディ系W/Hという)5A
と、AV系ラインのワイヤハーネス(以下、AV系W/
Hという)5Bの2つに分割形成されている。モジュー
ル1のセンターコンソールパネル2には、車種やグレー
ドによらず共通して装備されるシガライタ、ドア系スイ
ッチ等の標準装備品のための回路と、車種やグレードに
より異なるCRT、エアコンスイッチ等のグレード・オ
プション装備品のための回路との2種があり、従来はこ
れらの回路が混在した1回路のW/Hが製作されてい
た。しかし、このようなW/Hの回路構成は、車種、グ
レード毎に異なるから、部品の探索や組付方法の相違な
どにより組付作業者に大きな負担となり、また、センタ
ーコンソールパネルを通過する回路は、インストルメン
トパネルW/Hの最も長い分岐エリアであり、更にグレ
ード毎に回路構成が異なるため、多種類の回路体を用意
しなければならず、ワイヤハーネスの生産性向上の阻害
要因となっていた。
【0016】そこで、本発明のモジュールワイヤハーネ
ス5は、上記のように自動車に標準装備される回路(ボ
ディ系W/H)5Aと、グレード格差やオプション性の
ある回路(AV系W/H)5Bとに2分割して形成した
ものである。即ち、ボディ系W/H5Aには、図2に示
すように、前後のシガライタ3a,3b、ドア系スイッ
チユニット3c、T/Cインジケータ3d、時計3e、
およびシフトロックコントロール(図示せず)などの電
装品用の回路が形成され、また、AV系W/H5Bに
は、CRT3A、ラジオ/ステレオ3B、エアコンSW
3C、エアコンコンピュータ3D、およびシートコント
ローラ3Eなどの回路が形成されている。
【0017】図3はAV系W/H5Aとボディ系W/H
5Bの斜視図を示す。各W/H5A,5Bは、可撓性の
あるフラット状の回路体7と、この回路体7に適度の角
度をつけて曲げ形状を保持する曲げクリップ8と、各電
装品3と着脱可能に接続される電装品用コネクタ9を備
えた機能ボックス10と、ECU用コネクタ11を備
え、かつ回路体7を保持してECU4をガイドするW/
H用クリップ12と、インストルメントパネルW/Hお
よびカウルW/Hとの接続を行なう可動式多極コネクタ
13またはAV系用の可動式多極コネクタ14とで構成
されている。可動式多極コネクタ14は前記センターコ
ンソールパネル2の前方に集約される電装品であるCR
T3AのCRT用コネクタ15を備えている。
【0018】ボディ系W/H5A、AV系W/H5B
は、それぞれ端部の可動式多極コネクタ13,14によ
りインストルメントパネルW/H16またはカウルW/
H17のコネクタ18,19に接続される。
【0019】なお、センターコンソールパネル2の右内
側に配索されるボディ系W/H5Aの回路体7は、車種
やグレードによって殆ど変らないから、印刷回路体やF
FC回路体といった量産に適した回路体で製作するのが
好ましい。一方、左内側に配索されるAV系W/H5B
の回路体7′は、グレードにより異なり、複数の回路体
を用意する必要があるので、上記回路体7とは別に通常
の電線集束形状のものを使用してもよく、これにより、
対応がしやすくなる。
【0020】図4はセンターコンソールパネル2とフイ
ニッシュパネル6の部分の拡大斜視図、図5は該パネル
2の電装品取付座21の部分の一部切欠斜視図である。
センターコンソールパネル2の上面には、前記CRT3
A、T/Cインジケータ3d、スイッチユニット3cな
どの電装品に対応する複数の電装品取付座21が凹設さ
れており、そこで各電装品が固定されて前記電装品用コ
ネクタ9と嵌合接続される。
【0021】符号211 はスイッチユニット3cのため
の電装品取付座であり、その底壁21aには、対角線方
向の2隅にスイッチユニット3cに対するねじ固定穴2
2が、他の2隅には位置決め穴23が設けられている。
また、底壁21aの一方にはコネクタ挿入孔24が開口
し、該孔24の対向する内壁に係止溝24aが形成され
ている。
【0022】スイッチユニット3cは、図6(A),
(B)に示すように、その表面に2個のドアロック強制
オンスイッチボタン25と4個のパワーウインドスイッ
チボタン26を有し、裏面に複数のコネクタ端子27a
(図8参照)を備えたコネクタ27が形成されている。
また、スイッチユニット3cの2隅には前記ねじ固定穴
22に対応するねじ固定穴28が開口し、裏面に2本の
ノックピン29が突設されている。さらに、スイッチユ
ニット3cの前記コネクタ27側の側縁には切欠部30
が形成され、この切欠部30内にロックレバー31が設
けられている。ロックレバー31は、図8に示されるよ
うに、下半部の内面にロック爪31aを有し、中間部が
ピン32により軸支され、上半部とコネクタ外壁27b
との間にばね33を介装して下半部をコネクタ27側に
付勢し、上記ロック爪31aが穴27cからコネクタ2
7内に突出するようになっている。
【0023】図7(A),(B)はスイッチユニット3
cのコネクタ27に接続される電装品用コネクタとして
のスイッチユニット用コネクタの説明図である。スイッ
チユニット用コネクタ9′において、その絶縁ハウジン
グ35に横2列に区画形成された複数の端子収容室36
にはそれぞれ電線41の端末に圧着接続された雌端子3
7が収容係止されている。この絶縁ハウジング35の外
周には、一方の端壁にガイド突条38が形成され、長手
方向の両側壁に片持ち梁状のロッキングアーム39が設
けられると共に、一方のロッキングアーム39の支点部
近傍に前記ロック爪31aと係合するロック溝40が凹
設されている。また、ロッキングアーム39の外面中間
部には、凹み39aを介してその両側に固定用の爪39
bが形成されている。この凹み39aの内法Lは前記コ
ネクタ挿入孔24における係止溝24aの溝底24bの
厚さにほぼ等しい。なお、スイッチユニット用コネクタ
9′は通常の電線41群からなるワイヤハーネス5Cの
端末に装着されているが、このワイヤハーネス5Cは前
記ボディ系W/H5Aと一体に形成してもよい。
【0024】次に、モジュール1の組立および車両への
組付けについて説明する。図1において、先ず、車両組
付サブラインにおいて、センターコンソールパネル2の
内面両側にボディ系W/H5AとAV系W/H5Bを組
付ける。次いで、各W/H用クリップ12にECU4を
接続固定する。さらに、パネル2の表側から各種電装品
3(CRT3A,ラジオ/ステレオ3B,スイッチユニ
ット3c,T/Cインジケータ3dなど)を接続固定し
た後、フィニッシュパネル6を取付ける。以上でモジュ
ール1の組立が終了する。
【0025】次に、車両組付けメインラインにおいて、
モジュール1を車両の所定位置に投入固定し、同時に予
め固定されている図示しないシートやフロアコネクタと
接続する。最後に、可動式多極コネクタ13,14を操
作してインストルメントパネルP内の集合コネクタ20
によりインストルメントパネルおよびカウルW/H1
6,17のコネクタ18,19と結合する。これによ
り、組付けが完了する。
【0026】上記電装品3のパネル2への組付けに際
し、前記電装品用コネクタ9を予め電装品取付座20の
コネクタ挿入孔24に装着、ロックしておく。例えば、
スイッチユニット3cの電装品取付座211 への組付け
を図8〜図10を参照して説明する。即ち、先ず図8お
よび図9に示すように、パネル2の内部からスイッチユ
ニット用コネクタ9′を前記ガイド突条38によりコネ
クタ挿入孔24に差し込む。すると、両側のロッキング
アーム39の凹み39aが係止溝24aの溝底24bに
係合し、両側の爪39bが上下面で戻り止めとして機能
するから、コネクタ9′がロック固定される。
【0027】次いで、スイッチユニット3cのノックピ
ン29を位置決め穴23に合わせて電装品取付座211
に押し込む。そのとき、ロックレバー31をばね33に
抗してスイッチユニット3c側に抑える。これにより、
図10のように、コネクタ27とスイッチユニット用コ
ネクタ9′とが自動的に嵌合して、コネクタ端子27a
と雌端子37とが接続される。そして、ロックレバー3
1を解放すると、そのロック爪31がロック溝40と係
合し、両コネクタ27,9′がロックされる。次に、前
記ねじ固定穴22,28を利用してスイッチユニット3
cを電装品取付座211 に固定した後、最後にフィニッ
シュパネル6を取り付けると、その組付けが完了する。
なお、メンテナンス時は、上記組付けと全く逆の手順で
行えばよく、簡単にできる。
【0028】以上のように、電装品であるスイッチユニ
ット3cは取付座211 との接触面(底面)Gを基準面
とし、この面Gでその位置決め、コネクタ結合および固
定が行われるから、位置ずれやこじりを起こさずに容易
かつ正確に接続することができる。
【0029】図11は本発明によるP/W関係の配線図
を示す。なお、図11において、説明が重複するのを避
けるため、従来例を示す図14と同一の構成部分には同
一の符号を用い、また、同様の構成部材にはダッシュ付
符号を用いている(後述する図12と図15の場合も同
様である)。図11と図14の対比から明らかなよう
に、本発明では、従来のドアスイッチ56と56が前記
センターコンソールパネル2のスイッチユニット3cに
移設され、かつ該スイッチユニット3cには従来のドア
スイッチ55を組み込んだ集合ドアスイッチ54′が設
けられている。
【0030】その結果、各ドアにはアクチュエータとし
てのP/Wモータ651 〜654 が残るだけとなり、各
ドアW/H58′〜61′が単純となり、共通化および
標準化される。また、スイッチユニット3c関係の配線
は前記モジュールW/H5としてセンターコンソールパ
ネル2内に配設されるから、カウルW/H62′および
フロワW/H63′,64′も簡素化される。このよう
に、各ドアW/H58′〜61′の標準化によりW/H
の品番が大巾に減少するから、カウルW/H62′など
の簡素化と相まってワイヤハーネスの大巾な生産性向上
が期待される。
【0031】図12は本発明によるD/L関係の配線図
を示す。本発明では上記のようにスイッチユニット3c
を採用した。その結果、図12と図15の対比から明ら
かなように、運転席ドア71から従来のD/Lコントロ
ールスイッチ71、P/Wマスタースイッチ78および
コントローラ79がなくなり、これらはコンピュータ8
1′と一体に組み込んだインテグレーションユニット8
0′として形成され、スイッチユニット3cとして一体
に組み込まれている。従って、図11の場合と同様にワ
イヤ83,84と接続される各ドア71〜74のドアW
/Hが省線化と共に標準化される。さらに、ドアW/H
の標準化によりスイッチと統合されたコントローラと4
つのドアロック用モータ間の距離が近づいたので、各D
/Lの制御および同期が容易となり、ロック音が1回の
で統一される。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のセンター
コンソールモジュールによれば、インストルメントパネ
ルと分離してセンターコンソールパネルを設け、該セン
ターコンソールパネルに前後四つのドアのアクチュエー
タを制御するためのコントローラを搭載すると共に、こ
れらのアクチュエータをオン・オフするドアスイッチを
集約したスイッチユニットを着脱可能に取りつけてある
ので、車種やグレードによらず、各ドアワイヤハーネス
が省線化と共に共通、標準化され、これに伴ってカウル
ワイヤハーネスやインストルメントパネルワイヤハーネ
スも簡素化されるので、その品番が減少して生産性が大
巾に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すセンターコンソールモ
ジュールの分解斜視図である。
【図2】図1のW/H5A,5Bの回路内容の説明図で
ある。
【図3】図1のボデイ系W/H5AとAV系W/H5B
の拡大斜視図である。
【図4】図1のセンターコンソールパネル2とフイニッ
シュパネル6の部分の拡大斜視図である。
【図5】図4のセンターコンソールパネル2の電装品取
付座21の部分の一部切欠斜視図である。
【図6】(A)はスイッチユニット3cの拡大斜視図、
(B)はその背面側から見た斜視図である。
【図7】(A)は電装品用コネクタ(スイッチユニット
用コネクタ)9′のコネクタ挿入孔24に対する取付状
態を示す一部切欠斜視図、(B)はコネクタ9′の縦断
面図である。
【図8】スイッチユニット3cとスイッチユニット用コ
ネクタ9′の接続工程を示す説明図である。
【図9】図8の次の工程の説明図である。
【図10】図9の次の最終結合状態を示す説明図であ
る。
【図11】本発明のセンターコンソールモジュールによ
るパワーウインド関係の配線図である。
【図12】同じくドアロック関係の配線図である。
【図13】従来のセンターコンソール部の説明図であ
る。
【図14】従来のパワーウインド関係の配線図である。
【図15】従来のドアロック関係の配線図である。
【符号の説明】
1 センターコンソールモジュール 2 センターコンソールパネル 3 電装品 3c スイッチユニット 5 モジュールワイヤハーネス 5A ボディ系ワイヤハーネス 5B A/V系ワイヤハーネス 9,9′ 電装品用コネクタ 54′, 集合ドアスイッチ 55〜57 ドアスイッチ 58′〜61′ ドアワイヤハーネス 651 〜654 パワーウインドモータ 71〜74 ドア 75 ドアロックモータ 77 ドアロックコントロールスイッチ 78 バワーウインドマスタースイッチ 79 コントローラ 80′ インテグレーションユニット 81 コンピュータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インストルメントパネルと分離してセン
    ターコンソールパネルを設け、該センターコンソールパ
    ネルに前後四つのドアのアクチュエータを制御するため
    のコントローラを搭載すると共に、これらのアクチュエ
    ータをオン・オフするドアスイッチを集約したスイッチ
    ユニットを着脱可能に取りつけたことを特徴とするセン
    ターコンソールモジュール。
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