JPH08228252A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH08228252A
JPH08228252A JP7055137A JP5513795A JPH08228252A JP H08228252 A JPH08228252 A JP H08228252A JP 7055137 A JP7055137 A JP 7055137A JP 5513795 A JP5513795 A JP 5513795A JP H08228252 A JPH08228252 A JP H08228252A
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JP
Japan
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facsimile
remote
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mode
memory
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JP7055137A
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Inventor
Takashi Imai
貴 今井
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリンタ部とファクシミリ部とを分離して利
用することができるファクシミリ装置において、遠隔地
からでもプリンタ部とファクシミリ部の各動作を有効に
管理できるようにすることを目的とする。また、リモー
ト操作時に、本体からリモート操作されていることを示
す警報音表示を行い、二重操作を防ぐことを目的とす
る。 【構成】 ファクシミリ装置をプリンタモードにしたま
ま、ファクシミリ装置から離れた場合でも、回線を介し
た遠隔地からのリモート操作で、ファクシミリモードに
切り換えるリモート機能を設けることにより、離れてい
る間にファクシミリ着信があったとしても、その受信画
像を記録することを可能にし、メモリ代行受信または非
着信を防ぎ、遠隔地に対し応答音によりその旨を通知す
るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来のファクシミリ部とプリン
タ部からなるファクシミリ装置の構成例を示すブロック
図である。
【0003】ファクシミリ部1は、ファクシミリ通信、
画像読取、画像メモリ管理、ユーザ登録等、画像記録動
作を除くファクシミリ動作の諸機能を実行する。一方、
プリンタ部2は、コピー画像、受信画像の記録動作を実
行する。
【0004】ファクシミリ部1は、以下のものより構成
されている。
【0005】MPU601は、ファクシミリ部1の動作
を制御するものであり、ROM602には、ファクシミ
リ部1用の動作プログラム、テーブルデータ等が格納さ
れている。
【0006】RAM603は、ファクシミリ部1用のシ
ステムメモリや画像メモリ等を含むものである。システ
ムメモリは、登録データ等を蓄えるためのメモリであ
り、画像メモリは、受信画像データもしくは未印字画像
データを蓄えるためのメモリである。
【0007】読み取り部604は、原稿を読み取るため
のコンタクトセンサ、および読み取った画像の画像処理
を行う画像処理LSIなどを備え、読み取り制御を行う
ものである。
【0008】通信部605は、NCU、画像通信用モデ
ム(DTMF受信機、トーン信号送信機、トーン信号受
信機を含む)、呼び出し信号(CI)検出器等よりなる
ものである。
【0009】操作/表示部606は、テンキー、ワンタ
ッチキー、プリンタモードキー等のキーボード操作部
と、LCD、LED等の表示部である。
【0010】スピーカ部607は、動作音、警告音、ア
ラーム音、疑似呼び出し音を鳴動するものである。
【0011】切り換えスイッチ608は、セントロニク
スインターフェースを介し、プリンタ部2に転送するデ
ータを選択するためのスイッチであり、ファクシミリ部
1の記録系として動作するモード(以下、ファクシミリ
モードという)か、接続されたワードプロセッサやパー
ソナルコンピュータ等の外部コンピュータ(図示せず)
のプリンタとして動作するモード(以下、プリンタモー
ドという)か、によりファクシミリMPU601の指示
に従って切り換え動作するプリンタ部接続スイッチであ
る。このプリンタ部接続スイッチ608は、オペレータ
が前記操作部606のプリンタモードキーを操作するこ
とにより、切り換えられる。
【0012】外部コンピュータ接続コネクタ609は、
プリンタモード時、外部コンピュータと接続するための
セントロニクス準拠のコネクタである。
【0013】記録紙センサ610は、記録紙の有無状態
を知らせるセンサであり、カバーセンサ611は、ファ
クシミリ装置のカバーの開閉状態を知らせるカバーセン
サである。
【0014】一方、プリンタ部2は、以下のものより構
成されている。
【0015】プリンタMPU701は、プリンタ部2の
動作を制御するものである。ROM702には、プリン
タ部2用の動作プログラム、テーブルデータ、フォント
データ等が格納されている。また、記録動作部703
は、記録紙の搬送、印字ヘッドの駆動、印字動作を行う
ものである。
【0016】RAM704は、セントロ受信メモリ、ラ
スターメモリ、テキストメモリ、プリントメモリ等から
なる。そして、セントロ受信メモリは、ファクシミリ部
1のプリンタ部接続スイッチ608からの転送速度が高
速なため、一時的にセントロ受信データを保持しておく
ためのメモリであり、ラスターメモリは、プリンタMP
U701がセントロ受信メモリのデータを1バイト毎に
解析し、印字データのみを抽出するためのメモリであ
る。また、テキストメモリは、プリンタMPU701が
セントロ受信メモリのデータを1バイト毎に解析し、文
字コードのみを抽出するためのメモリであり、プリント
メモリは、印字直前の印字データメモリであって、2ス
キャン分のサイズを持ち交互に使用する。
【0017】記録紙エッジセンサ705は、記録紙の給
紙動作時の頭出し紙送り量を決定し、かつ排紙動作時の
排紙紙送り量を決定するものである。
【0018】次に、ファクシミリ部1とプリンタ部2の
インターフェースは、セントロニクスインターフェース
801により構成されている。
【0019】このセントロニクスインターフェース80
1は、プリンタ部接続スイッチ608とRAM704を
結ぶもので、ファクシミリ部1からは制御コード、文字
コード、画像データをコマンド体系に従い転送する。
【0020】プリンタ部接続スイッチ608には、外部
コンピュータ接続コネクタ609が接続され、この外部
コンピュータ接続コネクタ609を介して、プリンタ部
接続スイッチ608とパーソナルコンピュータ等の不図
示の外部コンピュータが接続されている。これによっ
て、外部コンピュータからの制御コード、文字コード、
画像データがコマンド体系に従い転送される。
【0021】ファクシミリモードとプリンタモードとの
切り換えは、プリンタ部接続スイッチ608によって行
う。
【0022】このように構成された従来例のファクシミ
リ装置において、ファクシミリモード時は、オペレータ
がプリンタ部接続スイッチ608をファクシミリ部1側
に接続した後、読取部604または通信部605からの
画像データを、ファクシミリMPU601で生データに
デコードしてコマンドを付加し、その印字コマンドをセ
ントロインターフェース801で、プリンタ部2のRA
M704へ転送する。プリンタMPU701は、RAM
704の印字コマンドを解析し、記録動作部703によ
り印字動作を実行する。
【0023】プリンタモード時は、オペレータがプリン
タ部接続スイッチ608を外部コンピュータ接続コネク
タ側に接続した後、外部コンピュータから印字コマンド
をセントロインターフェース801でプリンタ部2のR
AM704へ転送する。プリンタMPU701は、RA
M704の印字コマンドを解析し、記録動作部703に
より印字動作を実行する。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、以下のような欠点があった。
【0025】(1)プリンタモードのまま、ファクシミ
リ装置から離れた場合、離れている間にファクシミリ着
信があったとしても、その受信画像を記録することがで
きず、メモリ代行受信または非着信にならざるを得なか
った。
【0026】(2)ファクシミリモードのまま、ファク
シミリ装置から離れた場合、離れた場所の外部コンピュ
ータからコンピュータ画像を出力しようとしても、その
画像を出力することができなかった。
【0027】(3)ファクシミリ装置から離れた場所に
いる間に、ファクシミリ装置にメモリ代行受信が溜った
場合、ファクシミリ装置の場所に戻るまで、メモリ画像
を出力することができず、メモリオーバーフローを起こ
すことがあった。
【0028】(4)離れた場所にいる場合、ファクシミ
リ装置がプリンタモードなのか、ファクシミリモードな
のか、メモリ代行受信画像があるのか等、ファクシミリ
装置の状態を、ファクシミリ装置の場所に戻るまで知る
ことができなかった。
【0029】本発明は、プリンタ部とファクシミリ部と
を分離して利用することができるファクシミリ装置にお
いて、遠隔地からでもプリンタ部とファクシミリ部の各
動作を有効に管理できるようにすることを目的とする。
【0030】
【課題を解決するための手段】本出願に係る第1の発明
は、ファクシミリ装置をプリンタモードにしたまま、フ
ァクシミリ装置から離れた場合でも、回線を介した遠隔
地からのリモート操作で、ファクシミリモードに切り換
える手段を設けることにより、離れている間にファクシ
ミリ着信があったとしても、その受信画像を記録するこ
とを可能にし、メモリ代行受信または非着信を防ぐこと
と、遠隔地に対し応答音によりその旨を通知するもので
ある。
【0031】また、第2の発明は、ファクシミリ装置を
ファクシミリモードにしたまま、ファクシミリ装置から
離れた場合でも、回線を介した遠隔地からリモート操作
で、プリンタモードに切り換える手段を設けることによ
り、離れた場合の外部コンピュータからコンピュータ画
像を出力することを可能にすることと、遠隔地に対し応
答音によりその旨を通知するものである。
【0032】また、第3の発明は、ファクシミリ装置か
ら離れた場所にいる間に、ファクシミリ装置にメモリ代
行受信が溜った場合、回線を介した遠隔地からリモート
操作で、メモリ代行受信画像を出力する手段を設けるこ
とにより、メモリ代行受信画像を出力することを可能に
し、メモリオーバーフローを防ぐことと、遠隔地に対し
応答音によりその旨を通知するものである。
【0033】また、第4の発明は、ファクシミリ装置か
ら離れた場所にいる間、回線を介した遠隔地からリモー
ト操作で、ファクシミリ装置の状態を遠隔地に対し通知
する手段を設けることにより、ファクシミリ装置が現在
如何なる状態なのか、如何なる対応が必要なのかを通知
するものである。
【0034】また、第5の発明は、複数のユーザにより
ファクシミリ装置を共有使用している場合、回線を介し
た遠隔地からのリモート操作を実行する際、ファクシミ
リ装置の傍にいる他のユーザに対し、警告音を発する手
段と警告表示を行う手段を設けることにより、同時操作
による誤動作を防ぐものである。
【0035】
【実施例】図1は、本発明の一実施例によるファクシミ
リ装置の構成を示すブロック図である。本実施例のファ
クシミリ装置は、破線から左側のファクシミリ部1と右
側のプリンタ部2より構成されている。
【0036】ファクシミリ部1は、ファクシミリ通信、
画像読取、画像メモリ管理、ユーザ登録等の画像記録動
作を除くファクシミリ動作の諸機能を実行する。プリン
タ部2は、コピー画像、受信画像および外部入力画像の
記録動作を実行する。
【0037】ファクシミリ部1は以下のものより構成さ
れている。
【0038】MPU101は、ファクシミリ部1の動作
を制御するものであり、ROM102は、ファクシミリ
部1用の動作プログラム、テーブルデータ等が格納され
ている。
【0039】RAM103は、ファクシミリ部1用のシ
ステムメモリ、および画像メモリ等を含むものである。
システムメモリは、登録データ等を蓄えるためのメモリ
であり、画像メモリは、受信画像データもしくは未印字
画像データを蓄えるためのメモリである。
【0040】読み取り部104は、原稿を読み取るため
のコンタクトセンサ、および読み取った画像の画像処理
を行う画像処理LSI等を備え、読み取り制御を行うも
のである。通信部105は、NCU、画像通信用モデム
(DTMF受信機、トーン信号送信機、トーン信号受信
機を含む)、呼び出し信号(CI)検出器等よりなるも
のである。
【0041】操作/表示部106は、テンキー、ワンタ
ッチキー、プリンタモードキー等のキーボード操作部
と、LCD、LED等の表示部とを有するものである。
スピーカ部107は、動作音、警告音、アラーム音、疑
似呼び出し音を鳴動するものである。
【0042】切り換えスイッチ108は、セントロニク
スインターフェースを介し、プリンタ部2に転送するデ
ータを選択するためのスイッチであり、ファクシミリ部
1の記録系として動作するファクシミリモードか、接続
されたワードプロセッサやパーソナルコンピュータ等の
外部コンピュータ(図示せず)のプリンタとして動作す
るプリンタモードか、によりファクシミリMPU101
の指示に従って切り換え動作するプリンタ部接続スイッ
チである。このプリンタ部接続スイッチ108は、オペ
レータが前記操作部606のプリンタモードキーを操作
することより、または本発明に係る機能であるリモート
操作により切り換えられる。
【0043】外部コンピュータ接続コネクタ109は、
プリンタモード時、外部コンピュータと接続するための
セントロニクス準拠のコネクタである。また、記録紙セ
ンサ110は、記録紙の有無状態を知らせるセンサであ
り、カバーセンサ111は、ファクシミリ装置のカバー
の開閉状態を知らせるセンサである。
【0044】次に、プリンタ部2の構成について説明す
る。
【0045】MPU201は、プリンタ部2の動作を制
御するものであり、ROM202は、プリンタ部2用の
動作プログラム、テーブルデータ、フォントデータ等が
格納されている。記録動作部203は、記録紙の搬送、
印字ヘッドの駆動、印字動作を行うものである。
【0046】RAM204は、セントロ受信メモリ、ラ
スターメモリ、テキストメモリ、プリントメモリ等から
なる。そして、セントロ受信メモリは、ファクシミリ部
1のプリンタ部接続スイッチ108からの転送速度が高
速なため、一時的にセントロ受信データを保持しておく
ためのメモリであり、ラスターメモリは、プリンタMP
U201がセントロ受信メモリのデータを1バイト毎に
解析し、印字データのみを抽出するためのメモリであ
る。また、テキストメモリは、プリンタMPU201が
セントロ受信メモリのデータを1バイト毎に解析し、文
字コードのみを抽出するためのメモリであり、プリント
メモリは、印字直前の印字データメモリであって、2ス
キャン分のサイズを持ち交互に使用する。
【0047】記録紙エッジセンサ205は、記録紙の給
紙動作時の頭出し紙送り量を決定し、かつ排紙動作時の
排紙紙送り量を決定するセンサである。
【0048】次に、ファクシミリ部1とプリンタ部2の
インターフェースは、セントリニクスインターフェース
301により構成される。このセントリニクスインター
フェース301は、プリンタ部接続スイッチ108とR
AM204を結ぶものであり、ファクシミリ部1からは
制御コード、文字コード、画像データをコマンド体系に
従い転送する。プリンタ部接続スイッチ108には、外
部コンピュータ接続コネクタ109が接続され、この外
部コンピュータ接続コネクタ109を介して、プリンタ
部接続スイッチ108とパーソナルコンピュータ等の不
図示の外部コンピュータが接続されている。これによっ
て、外部コンピュータからの制御コード、文字コード、
画像データがコマンド体系に従い転送される。
【0049】ファクシミリモードとプリンタモードとの
切り換えは、オペレータがプリンタ部接続スイッチ10
8により、または、本発明に係る機能であるリモート操
作により行う。
【0050】次に、電源投入時、ファクシミリモード時
の記録、プリンタモード時の記録、リモート操作時の動
作について順番に説明する。
【0051】まず、動作投入時の動作について、図2、
図3に沿って詳細に説明する。
【0052】まず、ファクシミリ装置の電源が投入され
ると、ファクシミリ部1は、表示部106の初期化を行
った後、ユーザに初期化中であることを伝える“しばら
くお待ちください”の表示を行い(2−1)、読取部1
04、通信部105の初期化を行う(2−2)。
【0053】その後、通常、電源投入時はファクシミリ
モードのための、プリンタ部接続スイッチ108をファ
クシミリ部1側へ切り換える(2−3)。予めユーザ登
録により、電源投入時のモード選択を設定できるように
することも可能で、このモード選択がプリンタモードに
設定されている場合は、プリンタ部接続スイッチ108
を外部コンピュータ接続コネクタ109側へ切り換え
る。
【0054】そして、画像メモリに蓄積データがあった
かどうか判断する(2−4)。そして、蓄積データがあ
る場合、蓄積データが消去されたことを伝える画像メモ
リクリアレポートを印字する(2−5)。その後、もし
くは蓄積データがなかった場合、画像メモリ等103を
初期化する(2−6)。
【0055】そして、例えば記録紙センサ110やカバ
ーセンサ111等により、装置に異常がないか判断する
(2−7)。また、プリンタ部接続スイッチ108がフ
ァクシミリ部1側に接続されている場合、セントロニク
スインターフェース301を介して、プリンタ部2の異
常についても判断する。また、プリンタ部接続スイッチ
108が外部コンピュータ接続コネクタ109側に接続
されている場合は、該判断を行わない。
【0056】そして、異常が検知された場合、その旨を
表示部106、スピーカ部107により、ユーザに警告
する(2−8)。その後、もしくは異常が無かった場合
には、待機状態に移行し、操作部106からのキー操作
受け付けを開始する。
【0057】一方、プリンタ部2は、まず始めに記録動
作部203を初期化し(3−1)、次いでRAM204
を初期化する(3−2)。その後、記録紙エッジセンサ
205により残留紙の有無を判断し(3−3)、残留紙
が有りの場合、記録動作部203の記録紙の搬送機構部
により、記録紙の排紙を実行する(3−4)。
【0058】その後、もしくは残留紙がなかった場合に
は、装置に異常がないかどうか判断する(3−5)。こ
こで異常が検知された場合、異常処理(3−6)とし
て、セントロニクスインターフェース301を介し、プ
リンタ部接続スイッチ108側にエラー信号を出力す
る。その後、もしくは異常がなかった場合には、待機状
態へと移行する。
【0059】次に、ファクシミリモード時の記録動作に
ついて、図4に沿って詳細に説明する。
【0060】ファクシミリ受信やコピー時において、記
録動作の起動がかかると、プリンタ部接続スイッチ10
8がファクシミリ部1側に接続(ファクシミリモード)
されているかどうか判断する(4−1)。そして、プリ
ンタ部接続スイッチ108が外部コンピュータ接続コネ
クタ109側に接続(プリンタモード)されている場合
は、ファクシミリ部1の記録系としてプリンタ部2を使
用できない。
【0061】そこで、受信記録かどうかの判断を行う
(4−2)。そして、受信記録の場合には、メモリ代行
受信モードフラグをセットし、受信している画像データ
を画像メモリ103内に蓄積し(4−3)、記録動作を
終了する。受信記録以外の場合には、オペレータに記録
動作不可能であることを通知するため、表示部106に
エラー表示、スピーカ部107により警告音を鳴動し
(4−4)、記録動作を終了する。
【0062】また、上記4−1において、ファクシミリ
モードであると判断された場合、受信記録なら通信部1
05から、画像メモリ記録なら画像メモリ103から、
読取記録なら記録部104から、1ライン分の画データ
を取り込む(4−5)。そして、取り込んだ画データが
MH、MR等の圧縮方式によりデータ圧縮されている場
合、このデータを生データにデコードする(4−6)。
【0063】その後、プリンタ部2が解析可能な、コマ
ンド体系に従った印字コマンドを、上記4−6で生成さ
れた1ライン分の生データに付加する(4−7)。そし
て、印字コマンドを付加された1ライン分の生データ
を、プリンタ部接続スイッチ108およびセントロニク
スインターフェース301を経由し、プリンタ部2のR
AM204へ転送する(4−8)。
【0064】ここまでが、1ライン分の画データ処理で
あり、その後、全ラインの処理が終了したか判断する
(4−9)。終了していなければ、(4−5)へ戻り、
1ライン処理を繰り返す。全ラインの処理が終了してい
れば、排紙処理を実行し(4−10)、記録動作を終了
する。なお、プリンタ部2の記録動作については後述す
る。
【0065】次に、プリンタモード時の動作について説
明する。
【0066】プリンタモードとしてファクシミリ装置を
動作させたい場合は、まず外部コンピュータ接続コネク
タ109に外部コンピュータを接続し、表示部105に
より、プリンタ部接続スイッチ108が外部コンピュー
タ接続コネクタ109側に接続されているか確認する。
【0067】ここで、ファクシミリ部1側に接続されて
いる場合には、操作部105のプリンタモードキーによ
り、外部コンピュータ接続コネクタ109側に切り換え
る。その後、外部コンピュータから、印字コマンドを転
送することにより、外部コンピュータ接続コネクタ10
9、プリンタ部接続スイッチ108およびセントロニク
スインターフェース301を経由し、プリンタ部2のR
AM204へ転送することにより、印字が開始される。
【0068】ここで、プリンタ部2の記録動作につい
て、図5に沿って詳細に説明する。
【0069】ファクシミリ部1、または外部コンピュー
タからの印字コマンドは、プリンタ部接続スイッチ10
8およびセントロニクスインターフェース301を経由
し、プリンタ部2のRAM204のセントロ受信メモリ
へ転送される(5−1)。
【0070】プリンタMPU201は、セントロ受信メ
モリに転送されてきた印字コマンドを、1バイト単位で
解析し、印字データのみを抽出する。そして、この時点
で、記録紙が印字開始位置まで給紙されていなければ、
給紙動作を実行する(5−2)。なお、この給紙動作
は、記録紙エッジセンサ205を用い正確な頭出し量で
給紙する。
【0071】次に、解析した印字データが生データなの
か、文字データなのか判断する(5−3)。そして、生
データであるならば、RAM204のラスタメモリから
プリントメモリの順に展開する(5−4、5−7)。ま
た、文字データであるならば、RAM204のテキスト
メモリに文字列を格納し(5−5)、キャラクタジェネ
レータ(図示せず)がROM202のフォントデータを
参照することにより、生データを生成し(5−6)、R
AM204のプリントメモリに展開する(5−7)。
【0072】そして、記録動作部203の1スキャン分
の生データが揃ったか判断する(5−8)。ここで、揃
っていなければ、5−3の動作から繰り返す。また、1
スキャン分の生データが揃っていれば、印字動作を実行
し(5−9)、所定量の紙送りを行い(5−10)、次
のスキャンに備える。
【0073】その後、プリンタMPU201は、再びセ
ントロ受信メモリからの印字コマンドを解析し、その印
字コマンドが、印字終了を意味する排紙コマンドか判断
する(5−11)。そして、印字終了でなければ、(5
−3)に戻り、印字を続行する。また、印字終了なら
ば、排紙動作、すなわち記録紙エッジセンサ205が紙
無しになるまで、紙送りを実行し(5−12)、記録動
作を終了する。
【0074】次に、リモート操作時の動作について詳細
に説明する。
【0075】ここで、リモート操作とは、リモートパス
ワード、リモートコマンドを記憶しているユーザが、回
線を介して遠隔地からDTMF等のコードにより、ファ
クシミリ装置を操作することである。
【0076】まず、リモートパスワードの登録について
説明する。
【0077】ユーザは、リモート操作のためのリモート
パスワードを、予め登録しなければならない。このリモ
ートパスワードの登録は、操作部、表示部106のキー
操作により行い、登録されたパスワードデータはRAM
103のシステムメモリに記憶する。なお、システムメ
モリは、バックアップバッテリ(図示せず)によりメモ
リバックアップされ、停電等により消去されぬ方が好ま
しい。
【0078】次に、リモート操作について説明する。
【0079】遠隔地のユーザは、回線を介して、本実施
例におけるファクシミリ装置に発呼する。ここで、着呼
したファクシミリ装置は、呼び出し信号(CI)検出器
105によりCIを検出し、ファクシミリMPU101
が有効なCI回数をカウントする。
【0080】そして、CI回数が、所定回数値以上をカ
ウントした時点で、ファクシミリMPU101が回線を
捕捉する。なお、この回線捕捉CI回数を、操作部、表
示部106により登録するようにすることも可能であ
り、その場合は、登録した回線捕捉CI回数を前記所定
回数値とする。
【0081】その後、発呼者からのリモートパスワード
を受信するために、DTMF受信機105などを初期化
する。
【0082】ところで、従来のファクシミリ装置は、自
動着信に複数の着信モードを持つことが多く、CIが到
来して回線捕捉後、即座に受信に移行する自動受信モー
ド、発呼者がファクシミリなのか電話なのか自動判別す
るFAX/TEL切り換えモード、ユーザが留守の間、
用件メッセージを録音する留守録音モードなどが知られ
ている。
【0083】次に、発呼者からのリモートパスワードの
受信について、各モード別に詳しく説明する。
【0084】まず、自動受信モードにおいて、回線捕捉
後、通信部105の画像通信用モデムの初期化を行い、
ファクシミリ通信における制御信号を交信できるように
セットアップし、自動受信ファクシミリであることを通
知するため、直ちにCED信号、DIS信号を送出す
る。その後のDIS信号とDIS信号の間に、発呼者で
ある遠隔地のユーザは、予めシステムメモリ103に登
録してあるリモートパスワードを送信する。
【0085】ファクシミリ装置は、到来したそのリモー
トパスワードを、通信部105のDTMF受信器などで
受信し、ファクシミリMPU101はそのリモートパス
ワードをコード化する。そして、コード化したリモート
パスワードを、予め登録されているリモートパスワード
と比較し、合致したならばリモートモードへと移行す
る。
【0086】そして、リモートモードへ移行したこと
を、発呼者である遠隔地のユーザに知らせるために、通
信部105のトーン信号送信器により、疑似音声やトー
ン信号を送信する。また、リモートモードへ移行したこ
とを、その他のユーザに知らせるために、スピーカ部1
07により警告音を鳴動する。
【0087】一方、コード化したリモートパスワード
を、予めシステムメモリ103に登録されているリモー
トパスワードと比較し、不合致ならば、発呼者である遠
隔地のユーザにエラーを知らせるために、通信部105
のトーン信号送信器によりエラートーン信号を送信す
る。
【0088】次に、FAX/TEL切り換えモードにお
いて、回線捕捉後、通信部105の画像通信用モデムの
初期化を行い、ファクシミリ通信における制御信号を交
信できるようにセットアップし、発呼者からのCNG(C
alling Tone)信号を監視する。ここで、通信部105の
トーン信号受信器によりCNG信号を受信した場合は、
発呼側はファクシミリ装置であると判断し、ファクシミ
リ受信モードへ移行する。
【0089】また、所定時間、CNG信号が受信できな
かった場合は、発呼者は人間であると判断し、スピーカ
部107により疑似呼び出し音を鳴動する。以上の過程
で、発呼者である遠隔地のユーザは、予め登録してある
リモートパスワードを送信する。
【0090】ファクシミリ装置は、到来したそのリモー
トパスワードを、DTMF受信器などで受信し、ファク
シミリMPU101はそのリモートパスワードをコード
化する。そして、コード化したリモートパスワードを、
予めシステムメモリ103に登録されているリモートパ
スワードと比較し、合致したならばリモートモードへと
移行する。そして、リモートモードへ移行したことを、
発呼者である遠隔地のユーザに知らせるために、トーン
信号送信器により、疑似音声やトーン信号を送信する。
また、リモートモードへ移行したことを、その他のユー
ザに知らせるために、スピーカ部107により警告音を
鳴動する。
【0091】一方、コード化したリモートパスワード
を、予めシステムメモリ103に登録されているリモー
トパスワードと比較し、不合致ならば、発呼者である遠
隔地のユーザにエラーを知らせるために、トーン信号送
信器によりエラートーン信号を送信する。
【0092】次に、留守録音モードにおいて、回線捕捉
後、画像通信用モデムの初期化を行い、ファクシミリ通
信における制御信号を交信できるようにセットアップ
し、発呼者からのCNG信号の監視を開始する。同時
に、現在ユーザは留守にしていることを発呼者に通知す
るため、ファクシミリMPU101はトーン信号送信器
を使い、発呼者に対し応答メッセージを送出する。以上
の過程で、発呼者である遠隔地のユーザは、予めシステ
ムメモリに登録してあるリモートパスワードを送信す
る。
【0093】ファクシミリ装置は、到来したそのリモー
トパスワードを、DTMF受信器などで受信し、ファク
シミリMPU101は、そのリモートパスワードをコー
ド化する。そして、コード化したリモートパスワード
を、予めシステムメモリに登録されているリモートパス
ワードと比較し、合致したならばリモートモードへと移
行する。
【0094】そして、リモートモードへ移行したこと
を、発呼者である遠隔地のユーザに知らせるために、ト
ーン信号送信器により、疑似音声やトーン信号を送信す
る。また、リモートモードへ移行したことを、その他の
ユーザに知らせるために、スピーカ部107により警告
音を鳴動する。
【0095】一方、コード化したリモートパスワード
を、予めRAM103のシステムメモリに登録されてい
るリモートパスワードと比較し、不合致ならば、発呼者
である遠隔地のユーザにエラーを知らせるために、トー
ン信号送信器によりエラートーン信号を送信する。
【0096】リモートモードへ移行した後のファクシミ
リ装置は、発呼者である遠隔地のユーザからのリモート
コマンドの受信待機状態になる。本発明にかかわるファ
クシミリ装置のリモートコマンドは、図6に示すように
4種類を規定した。以下、各コマンド別に詳しく説明す
る。
【0097】まず、発呼者である遠隔地のユーザが、フ
ァクシミリ装置をファクシミリモードに移行させたい場
合、つまりプリンタ部接続スイッチ108で、ファクシ
ミリ部1とプリンタ部2を接続したい場合、ファクシミ
リモード移行コマンドを送信する。
【0098】ファクシミリ装置は、到来したリモートコ
マンドを、DTMF受信器などで受信し、ファクシミリ
MPU101は、そのリモートコマンドをコード化す
る。そして、コード化したリモートコマンドを、予め規
定されているファクシミリモード移行コマンドと比較
し、合致したならばファクシミリモードへと移行する。
【0099】そして、ファクシミリモードへ移行したこ
とを、発呼者である遠隔地のユーザに知らせるため、ト
ーン信号送信器により、疑似音声やトーン信号を送信す
る。また、ファクシミリモードへ移行したことを、その
他のユーザに知らせるため、スピーカ部107により警
告音を鳴動する。
【0100】一方、コード化したリモートコマンドを、
予め規定されているリモートコマンドと比較し、如何な
るリモートコマンドとも不合致ならば、発呼者である遠
隔地のユーザにエラーを知らせるために、トーン信号送
信器によりエラートーン信号を送信する。そして、次の
リモートコマンドの受信待機状態になる。一定時間、次
のリモートコマンドが到来しなかった場合は、リモート
モードを終了し回線を開放する。
【0101】発呼者である遠隔地のユーザが、ファクシ
ミリ装置をプリンタモードに移行させたい場合、つまり
プリンタ部接続スイッチ108で、ファクシミリ部1と
外部コンピュータ接続コネクタ109を接続したい場
合、プリンタモード移行コマンドを送信する。ファクシ
ミリ装置は、到来したそのリモートコマンドを、DTM
F受信器などで受信し、ファクシミリMPU101は、
そのリモートコマンドをコード化する。
【0102】そして、コード化したリモートコマンド
を、予め規定されているプリンタモード移行コマンドと
比較し、合致したならばプリンタモードへと移行する。
そして、プリンタモードへ移行したことを、発呼者であ
る遠隔地のユーザに知らせるために、トーン信号送信器
により、トーン信号を送信する。また、プリンタモード
へ移行したことを、その他のユーザに知らせるために、
スピーカ部107により警告音を鳴動する。
【0103】一方、コード化したリモートコマンドを、
予め規定されているリモートコマンドと比較し、如何な
るリモートコマンドとも不合致ならば、発呼者である遠
隔地のユーザにエラーを知らせるために、トーン信号送
信器によりエラートーン信号を送信する。そして、次の
リモートコマンドの受信待機状態になる。そして、一定
時間、次のリモートコマンドが到来しなかった場合は、
リモートモードを終了し回線を開放する。
【0104】また、発呼者である遠隔地のユーザが、フ
ァクシミリ装置の画像メモリ103に蓄積されている画
データを出力させたい場合、画像メモリ出力コマンドを
送信する。ファクシミリ装置は、到来したリモートコマ
ンドをDTMF受信器などで受信し、ファクシミリMP
U101は、そのリモートコマンドをコード化する。そ
して、コード化したリモートコマンドを、予め規定され
ている画像メモリ出力コマンドと比較し、合致したなら
ば、画像メモリに蓄積されている画データを前述したフ
ァクシミリモード時の記録動作、および前記プリンタ部
2の記録動作と同様の動作により出力する。
【0105】そして、画像メモリ出力中であることを、
発呼者である遠隔地のユーザに知らせるために、トーン
信号送信器により、トーン信号を送信する。また、画像
メモリ出力中であることを、その他のユーザに知らせる
ために、スピーカ部107により警告音を鳴動する。
【0106】一方、コード化したリモートコマンドを、
予め規定されているリモートコマンドと比較し、如何な
るリモートコマンドとも不合致したならば、発呼者であ
る遠隔地のユーザにエラーを知らせるために、トーン信
号送信器によりエラートーン信号を送信する。そして、
次のリモートコマンドの受信待機状態になる。一定時
間、次のリモートコマンドが到来しなかった場合は、リ
モートモードを終了し回線を開放する。
【0107】発呼者である遠隔地のユーザが、ファクシ
ミリ装置の状態(例えば、ファクシミリモード、プリン
タモード、画像メモリ蓄積状態)を知りたい場合、状態
通知コマンドを送信する。
【0108】ファクシミリ装置は、到来したリモートコ
マンドを、DTMF受信器などで受信し、ファクシミリ
MPU101はそのリモートコマンドをコード化する。
そして、コード化したリモートコマンドを、予め規定さ
れている状態通知コマンドと比較し、合致したならば、
ファクシミリ装置の状態を、発呼者である遠隔地のユー
ザに知らせるために、トーン信号送信器により、トーン
信号を送信する。
【0109】トーン信号の周波数やケーデンス、回数を
使い分けることにより、複数の状態を通知することがで
きる。また、リモート操作中であることを、その他のユ
ーザに知らせるために、スピーカ部107により警告音
を鳴動する。一方、コード化したリモートコマンドを、
予め規定されているリモートコマンドと比較し、如何な
るリモートコマンドとも不合致ならば、発呼者である遠
隔地のユーザにエラーを知らせるために、トーン信号送
信器によりエラートーン信号を送信する。
【0110】この後、次のリモートコマンドの受信待機
状態になる。そして、一定時間、次のリモートコマンド
が到来しなかった場合は、リモートモードを終了し回線
を開放する。
【0111】
【発明の効果】以上説明したように、本出願の第1の発
明によれば、ファクシミリ装置をプリンタモードにした
まま、ファクシミリ装置から離れた場合でも、回線を介
した遠隔地からリモート操作で、ファクシミリモードに
切り換える手段を設けることにより、離れている間にフ
ァクシミリ着信があったとしても、その受信画像を記録
することを可能にし、メモリ代行受信または非着信を防
ぐことと、遠隔地に対し応答音によりその旨を通知する
ことが可能となる。
【0112】第2の発明によれば、ファクシミリ装置を
ファクシミリモードにしたまま、ファクシミリ装置から
離れた場合でも、回線を介した遠隔地からリモート操作
で、プリンタモードに切り換える手段を設けることによ
り、離れた場所の外部コンピュータからコンピュータ画
像を出力することを可能にすることと、遠隔地に対し応
答音によりその旨を通知することが可能となる。
【0113】第3の発明によれば、ファクシミリ装置か
ら離れた場所にいる間に、ファクシミリ装置にメモリ代
行受信が溜った場合、回線を介した遠隔地からリモート
操作で、メモリ代行受信画像を出力する手段を設けるこ
とにより、メモリ代行受信画像を出力することを可能に
し、メモリオーバーフローを防ぐことと、遠隔地に対し
応答音によりその旨を通知することが可能となる。
【0114】第4の発明によれば、ファクシミリ装置か
ら離れた場所にいる間、回線を介した遠隔地からリモー
ト操作で、ファクシミリ装置の状態を遠隔地に対し通知
する手段を設けることにより、ファクシミリ装置が現在
如何なる状態なのか、如何なる対応が必要なのかを通知
することが可能となる。
【0115】第5の発明によれば、複数のユーザにより
ファクシミリ装置を共有使用している場合、回線を介し
た遠隔地からのリモート操作を実行する際、ファクシミ
リ装置の傍にいる他のユーザに対し、警告音を発する手
段と警告表示を行う手段を設けることにより、同時操作
による誤動作を防ぐことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】上記実施例におけるファクシミリ部の電源投入
時の動作を示すフローチャートである。
【図3】上記実施例におけるプリンタ部の電源投入時の
動作を示すフローチャートである。
【図4】上記実施例におけるファクシミリモード時のフ
ァクシミリ部の記録動作を示すフローチャートである。
【図5】上記実施例におけるプリンタ部の記録動作を示
すフローチャートである。
【図6】上記実施例におけるリモートコマンドを示す説
明図である。
【図7】従来のファクシミリ装置における構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1…ファクシミリ部、 2…プリンタ部、 101…ファクシミリMPU、 102…ROM、 103…RAM、 104…読取部、 105…通信部、 106…操作表示部、 107…スピーカ部、 108…プリンタ部接続スイッチ、 109…外部コンピュータ接続コネクタ、 110…記録紙センサ、 201…プリンタMPU、 202…ROM、 203…記録動作部、 204…RAM、 205…記録紙エッジセンサ、 301…セントロニクスインターフェース。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファクシミリ部とプリンタ部とを有して
    構成されるファクシミリ装置において、 画像データを蓄積するためのメモリ手段と、前記プリン
    タ部に前記ファクシミリ部または外部コンピュータを接
    続するための切り換え手段と、回線を介して遠隔地から
    のコード信号を受信する受信手段と、受信したコードに
    対応した動作を関連付ける手段と、前記関連付けられた
    動作を実行する制御手段と、回線を介し遠隔地へ応答音
    を送出する送出手段と、装置本体に備え付けられたスピ
    ーカにより警告音を発する警告音手段と、装置本体に備
    え付けられた表示装置により警告表示を行う警告表示手
    段とを備え、 回線を介した遠隔地からのリモート操作により、前記切
    り換え手段によりプリンタ部とファクシミリ部を接続
    し、遠隔地に対して、前記応答音により、その旨を通知
    することを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 回線を介した遠隔地からのリモート操作により、前記切
    り換え手段によりプリンタ部と外部コンピュータを接続
    し、遠隔地に対して、前記応答音により、その旨を通知
    することを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 回線を介した遠隔地からのリモート操作により、前記メ
    モリ手段に蓄積されている画像データをプリンタ部から
    出力し、遠隔地に対して、前記応答音により、その旨を
    通知することを特徴とするファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 回線を介した遠隔地からのリモート操作により、遠隔地
    に対してファクシミリ装置の状態を前記応答音により通
    知することを特徴とするファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項において、 回線を介して遠隔地からのリモート操作により動作を起
    こすときは、ファクシミリ装置の傍にいる他のユーザに
    対し前記警告音手段、および前記警告表示手段により警
    告をすることを特徴とするファクシミリ装置。
JP7055137A 1995-02-20 1995-02-20 ファクシミリ装置 Pending JPH08228252A (ja)

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JP7055137A JPH08228252A (ja) 1995-02-20 1995-02-20 ファクシミリ装置

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JPH08228252A true JPH08228252A (ja) 1996-09-03

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ID=12990402

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007034376A (ja) * 2005-07-22 2007-02-08 Fujitsu Component Ltd 切り替え装置、並びに、その制御方法および制御プログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007034376A (ja) * 2005-07-22 2007-02-08 Fujitsu Component Ltd 切り替え装置、並びに、その制御方法および制御プログラム

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