JPH08228143A - レベル変換回路 - Google Patents

レベル変換回路

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JPH08228143A
JPH08228143A JP7033218A JP3321895A JPH08228143A JP H08228143 A JPH08228143 A JP H08228143A JP 7033218 A JP7033218 A JP 7033218A JP 3321895 A JP3321895 A JP 3321895A JP H08228143 A JPH08228143 A JP H08228143A
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    • H03K19/0175Coupling arrangements; Interface arrangements
    • H03K19/0185Coupling arrangements; Interface arrangements using field effect transistors only
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】異なる電源電圧で動作される回路間に挿入さ
れ、前段回路の出力レベルを後段回路の動作レベルに変
換する回路であり、電源投入時の不要パルスを減少する
レベル変換回路を提供する。 【構成】レベルシフト回路100とこの出力が入力され
るバッファ回路200で構成され、バッファ回路200
は、前段回路の出力と、イネーブル信号とが入力されナ
ンドゲートとナンドゲートの出力が入力されるインバー
タを有しイネーブル信号の論理がLレベルである時に、
インバータの出力がLレベルに固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レベル変換回路に関
し、特に異なる電源電圧で動作される回路間に挿入さ
れ、前段回路の出力レベルを後段回路の動作レベルに変
換するレベル変換回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話、ノート型パーソナルコ
ンピュータ等の携帯電子機器の普及に伴い、バッテリー
の使用時間を長くするために、3V等の低電圧デバイス
の採用による低消費電流化がなされている。
【0003】しかし一部のデバイスには低電圧化が困難
なものもあり、例えば従来通り3Vで動作するものもあ
る。従ってこれら3Vと5Vのように異なる2種の電源
電圧で動作するデバイスが混在する電子機器が多くあ
る。
【0004】従ってこれらの異なる電圧の信号の送受を
行うためにレベル変換ICが用いられている。
【0005】例えば3V系の回路では2.1V以上をH
レベル、0.6V以下をLレベル、又5V系の回路では
3.5V以上をHレベル、1.0V以下をLレベルと規
定している場合を想定する。この場合は、レベル変換I
Cへの3V系回路からの入力信号は2.1V以上のHレ
ベル信号を3.5Vまで昇圧し(Lレベル信号はそのま
まとし)、5V系回路へ出力する。
【0006】さらに5V系回路からの入力信号は3.5
V以上のHレベル信号を2.1Vまで、1.0V以下の
Lレベル信号を0.6V以下まで降圧して3V系回路へ
出力する等の動作をレベル変換ICによって行う。
【0007】図10は従来のかかるレベル変換ICを構
成するレベル変換回路の問題を説明する図である。
【0008】図10において、(a)はレベル変換回路
のモデルを示すブロック図である。さらに図10(b)
は、図10(a)のモデル図に対応するタイムチャート
である。図10(a)において、前段に3Vで動作する
バッファー回路があり、後段に5Vで動作するバッファ
ー回路がある。
【0009】3Vで動作するバッファー回路の入力が図
10(b)のに示すようにローレベルにある場合を想
定する。
【0010】さらに、このような状態において電源が投
入されると図10(b)のように3Vの電源が立ち上が
り、一方5Vの電源は3Vの電源の立ち上がりより先に
立ち上がる状態とされている。
【0011】従って、5V側のバッファーの出力は、図
10(b)に示されるように、先に立ち上がり状態とな
る5Vの電源によりLレベルからHレベルに反転し、3
ボルトが立ち上がった状態において3Vのバッファー回
路の出力がハイレベルになる。従って、5Vのバッファ
ー回路の出力は再びLレベルに戻る。
【0012】このように、図10(b)からも理解出来
るように異なる電源3V、5Vの電源の立ち上がり時
に、5V出力はその過渡状態においてパルス状の信号が
出力されることになる。
【0013】即ち3Vの電源により動作する回路が、L
レベルにある状態において、5V系の出力は、その途中
でパルス状の不要なパルスが出力される状態となる。
【0014】この原因及び、この不要なパルスによる問
題について、更に携帯電話において具体的に検討する。
【0015】図11は携帯電話概念ブロック図である。
図11において、1が本発明の対象とするレベル変換回
路である。2は、携帯電話における無線制御系回路であ
り、復調同期回路、AFC回路変調機及び送信/受信回
路およびパワーアンプ等を含んで構成される。かかる無
線制御系回路2は、5Vで動作するように構成されてい
る。
【0016】一方、3は制御系ユニットであり、携帯電
話全体を制御する機能を有する。かかる専用ユニット
は、1例として3Vで動作するように構成されている。
従って制御ユニット3から出力される信号は無線制御系
回路2に送られる場合には5Vにレベル変換回路1にお
いて変換される。
【0017】また反対に、無線制御系回路2からの出力
が制御ユニット3に送られる場合はレベル変換回路1に
より5ボルトの電圧が3Vに変換される必要がある。
【0018】さらに図11において、4は電圧供給回路
であり、バッテリー7からの電圧を分配する電源部であ
る。
【0019】この電源部4からの出力は、5VでDC/
DCコンバーター5に入力される。DC/DCコンバー
ター5において5Vの電圧を3Vに変換する。更に、電
源部4からの5Vの電圧は無線制御系回路2、およびレ
ベル変換回路の後段側回路部に供給される。
【0020】一方、DC/DCコンバーター5からの3
Vに変換された電圧出力は、同様にレベル変換回路1に
供給され、さらに制御ユニット3に供給される。
【0021】又図11において、6はリセット回路であ
り、電源オンとされる状態において無線制御系回路2、
レベル変換回路1及び制御ユニット3の状態をリセット
状態とするためのトリガーを与える回路である。
【0022】かかる図11に示す携帯電話の概念ブロッ
ク図において、DC/DCコンバーター5は先に説明し
たように、5Vの電圧を3Vに変換する。このため図1
0(b)で示したように、5Vの電圧は電源投入の際に
先に立ち上がり、一定の遅延時間を以てDC/DCコン
バーター5から変換された3V電圧が出力される。
【0023】即ち、かかる図11に示されるように、D
C/DCコンバーター5により1つの電源4から出力さ
れる5Vの電源を3Vに変換して、異なる2つの電源を
得ている。このために5Vと3Vの立ち上がりに時間差
を生ずることになる。
【0024】そして図10に示す条件によりレベル変換
回路の出力は、5Vの電圧および3Vの電圧のそれぞれ
の立ち上がりの時間差においてパルス状のノイズ出力が
生ずる事になる。
【0025】一方、図11に示す如き概念の装置におい
て、データの転送は、図12に示されるように通常状態
においては1バイトのデータDATA毎に、直列信号と
してクロック信号CLKに同期して直列信号として各装
置に送られる。又、必要な状態において、8ビットのデ
ータのシフトが完了した時点において、ストローブ信号
STBにより所定のレジスター等にセットされる。
【0026】例えば携帯電話においては、各携帯電話は
基地局に対して自己の位置を登録するレジストレーショ
ンが処理が行われる。この場合この位置登録の後に図1
0に示すように電源投入により不要なノイズパルスが生
じている。
【0027】従って、この不要なノイズパルスパルス
が、図12における通常状態におけるデータのシフト、
及びそのシフト完了後のストローブ信号による所定状態
へのセットに対して影響を与える。
【0028】例えば位置登録に関し、位置登録データを
シフトし、シフトが完了した時点のストローブ信号ST
Bによりレジスタに位置登録データをセットすることで
位置登録が完了する場合を想定すると、図12(b)に
示されるように電源投入時においては、データも不定の
状態にある。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】一方、電源立ち上がり
時のかかる状態において、図10に示したような3V/
5V変換回路より不定のパルスが出力される〔図12
(b)のSTB参照〕。かかる不定パルスは図12
(a)のストローブパルスSTBと疑似的に等価にな
る。従って、位置登録レジスターに対し、電源投入時の
データの不定な状態をセットすることになる。このため
にAFCのロックが外れ、通信が困難になるという現象
が発生する。
【0030】従って、本発明の目的は、かかる従来のレ
ベル変換回路における電源投入時における問題を解決す
るレベル変換回路を提供することにある。
【0031】
【課題を解決するための手段および作用】本発明の請求
項1に従うレベル変換回路は、異なる電源電圧で動作さ
れる回路間に挿入され、前段回路の出力レベルを後段回
路の動作レベル変換するレベル変換回路であって、レベ
ルシフト回路と該レベルシフト回路の出力が入力される
バッファ回路で構成され、このバッファ回路は、該レベ
ルシフト回路の出力と、イネーブル信号とが入力されナ
ンドゲートと、このナンドゲートの出力が入力されるイ
ンバータを有し、前記イネーブル信号の論理がLレベル
である時に、前記インバータの出力がLレベルに固定さ
れる。
【0032】したがって、イネーブル信号とともに前記
ナンドゲートに入力される該レベルシフト回路の出力の
状態に関わらず、イネーブル信号の論理がLレベルであ
る時に、レベル変換回路をLレベルに固定できる。この
ため、電源投入時の過渡状態における、先に説明した従
来の問題が解消出来る。
【0033】更に、請求項1に記載の発明に対し、請求
項2の発明は、前記インバータをC−MOSインバータ
で構成する。これにより、請求項1の発明の実施に際
し、消費電力の少ないレベル変換回路が得られる。
【0034】また、請求項3の発明は、異なる電源電圧
で動作される回路間に挿入され、該レベルシフト回路の
出力レベルを後段回路の動作レベル変換するレベル変換
回路であって、レベルシフト回路とこの出力が入力され
るバッファ回路で構成され、バッファ回路は、該レベル
シフト回路の出力を反転する第一のインバータと、第一
のインバータの出力が入力される第二のインバータと、
第二のインバータと正電圧間に接続される第一の可変イ
ンピーダンスと、第二のインバータと負電圧間に接続さ
れる第二の可変インピーダンスと、イネーブル信号が入
力され、イネーブル信号の論理がLレベルである時に、
第一及び、第二の可変インピーダンスをハイインピーダ
ンスとする。
【0035】したがって、電源投入時の過渡状態におけ
る影響を、不安定な状態を第一及び、第二の可変インピ
ーダンスをハイインピーダンスとすることにより解消で
きる。
【0036】更に、請求項3の発明に対し、請求項4の
発明においては、前記第二のインバータは、前記第一の
インバータの出力が入力される共通ゲートを有するC−
MOSインバータであり、且つ前記第一の可変インピー
ダンスは、前記C−MOSインバータの一のFETと同
じ導電型の第一のFETであり、前記第二の可変インピ
ーダンスは、C−MOSインバータの他方のFETと同
じ導電型の第二のFETである。そして、第一のFET
のゲートには、前記イネーブル信号の論理レベルを反転
し、第二のFETのゲートには、前記イネーブル信号の
論理レベルが入力される。かかる構成により、請求項3
の発明の実施に際し、消費電力の少ないレベル変換回路
が得られる。
【0037】更にまた、請求項5の発明は、異なる電源
電圧で動作される回路間に挿入され、前段回路の出力レ
ベルを後段回路の動作レベル変換するレベル変換回路で
あって、レベルシフト回路と、このレベルシフト回路の
出力が入力されるバッファ回路で構成され、前記バッフ
ァ回路は、該レベルシフト回路の出力が第一の入力端に
入力される第一のナンドゲートと、第一のナンドゲート
の出力が入力されるインバータと、このインバータと正
電圧間に接続される第一の可変インピーダンスと、前記
インバータと負電圧間に接続される第二の可変インピー
ダンスと、イネーブル信号とセレクト信号のオア論理を
出力し、且つ前記ナンドゲートの第二の入力端に入力す
るオア論理ゲートと、イネーブル信号とセレクト信号が
入力される第二のナンドゲートを有し、イネーブル信号
の論理がLレベルであり、且つセレクト信号の論理がL
レベルである時、前記インバータの出力の論理をLレベ
ルとし、イネーブル信号の論理がLレベルであり、且つ
セレクト信号の論理がHレベルである時、第一、第二の
可変インピーダンスをハイインピーダンスとする。
【0038】かかる構成において、セレクト信号により
請求項1及びまたは、請求項3及び4の構成に切り換え
ることができ、回路の適用の融通性が向上する。
【0039】また、請求項6の発明では、請求項5の発
明に対し、前記インバータは、前記ナンドゲートの出力
が入力される共通ゲートを有するC−MOSインバータ
であり、前記第一の可変インピーダンスは、C−MOS
インバータの一のFETと同じ導電型の第一のFETで
あり、前記第二の可変インピーダンスは、C−MOSイ
ンバータの他方のFETと同じ導電型の第二のFETで
あり、第一のFETのゲートには、前記第二のナンドゲ
ートの出力が直接に、第二のFETのゲートには、該第
二のナンドゲートの出力を反転して入力される。
【0040】かかる構成により、請求項5の発明の実施
に際し、消費電力の少ないレベル変換回路が得られる。
【0041】
【実施例】図1は本発明の原理ブロック図であり、図1
(a)には本発明の構成としてレベルシフト回路100
および出力バッファー回路200が縦続されて示されて
いる。
【0042】レベルシフト回路100には前段の回路の
出力である信号が入力され、所定のレベルにレベルシフ
ト回路100で変換され、その出力が出力バッファ回路
200に導かれる。
【0043】バッファ回路200にはイネーブル信号が
入力され、このイネーブル信号の論理がLレベルである
時に、出力バッファ回路200からの出力がLレベルに
固定される。そして、電源の投入時の過渡状態の期間、
イネーブル信号の論理をLレベルとすることにより過渡
状態に生じる、従来例において説明したノイズパルスの
発生を防止する。
【0044】ここでレベルシフト回路100からは実施
例としてデータ、クロックおよびストローブ信号が図1
2において示したような具体的な例において出力され
る。
【0045】従って、本発明の実施例としてこれらレベ
ルシフト回路100から出力されるデータ、クロックお
よびストローブ信号のそれぞれに対応して図1(b)に
示されるように出力バッファー回路20、21および2
2が設けられる。そしてこれら出力バッファー回路20
乃至22に対し、共通にイネーブル信号が入力される。
【0046】更に、この出力バッファ回路201〜20
3は共通の構成により実現される。これら出力バッファ
回路の実現の実施例構成は、以下に示される如くなる。
【0047】図2は本発明に従うレベル変換回路におけ
る出力バッファ回路の第1の実施例を示す図である。
【0048】図2において10はナンドゲートであり、
入力31とイネーブル信号32が入力される。ナンドゲ
ート10の出力はゲートが共通に接続され、且つソース
ドレインが共通に接続されて出力端子33に接続される
Pch型FET22およびNch型FET23からなるC−
MOSインバータである。
【0049】FET21のソースはドレイン電源VDD
に接続され、そのドレイン電極は、FET22のソース
に接続される。一方、Nch型FET23は、そのソース
が同じ導電型のFET24のドレインと接続される。さ
らにゲートはFET22および23で共通に接続され
る。
【0050】更に、Nch型FET24のソースはソース
電源VSSに接続される。FET22およびFET23
のゲートは共通に接続され、ナンドゲート10の出力に
接続される。また、接地電位に対し、FET21のゲー
トが直接に接続され、FET24のゲートにはインバー
ター11を通して接地電位に接続される。
【0051】図2の回路において、ナンドゲート10の
2入力であるデータ入力31およびイネーブル信号入力
32のいずれかの論理がLレベルである時、ナンドゲー
ト10の出力論理は、Hレベルとなり、したがって、P
ch型FET22およびNch型FET23からなるC−M
OSインバータの出力33は、Lレベルになる。
【0052】かかる関係の真理値表が図4に示される。
したがって、図4により明らかなように、イネーブル信
号の論理をLレベルとすることにより、レベルシフト回
路100からの信号の論理に関わらず、C−MOSイン
バータの出力33は、Lレベルになる。
【0053】したがって、電源投入時には、イネーブル
信号の論理をLレベルとすることにより過渡状態におけ
る不安定性を回避することが出来る。
【0054】図3は、更に本発明の第2の実施例におけ
るバッファ回路である。図2において、FET21〜2
4及びインバータ11を有することは、図1の実施例と
同様である。
【0055】図2と異なる点は、ナンドゲート10に代
わり、前段回路の出力データ31が入力されるインバー
タ12と、イネーブル信号32が入力されるインバータ
13を有することにある。
【0056】かかる実施例では、イネーブル信号32の
論理がLレベルである時、インバータ13の出力は、H
レベルとなり、したがって、FET21及び24は、O
FF状態となり、ハイインピーダンスを示す。これによ
り、FET22及び23で構成されるC−MOSインバ
ータの出力33は、入力31の論理のレベルにかかわら
ずに一定とすることが出来る。かかる図3の論理の関係
は、図5に示される真理値表の通りである。
【0057】図6は、本発明の第3の実施例におけるバ
ッファ回路である。本実施例もFET21〜24及びイ
ンバータ11を有する点において、先の第1、第2の実
施例と同様である。
【0058】ナンドゲート10を有することも、第1の
実施例と同様である。但し、ナンドゲート10の一の入
力には、前段回路の出力データが入力され、他方の入力
には、イネーブル信号32とセレクト信号34のオア出
力が入力される。
【0059】更に、別のナンドゲート15を有し、イネ
ーブル信号32とセレクト信号34が入力される。この
ような第3の実施例構成において、入力と出力の真理表
は、図7に示される如くである。
【0060】この真理表に示される関係から、セレクト
信号34の論理がLレベルの時、第2図の第1の実施例
と同様に機能する。更に、セレクト信号34の論理がH
レベルの時、第3図の第2の実施例と同様に機能する理
解される。このように、第3の実施例は、セレクト信号
34により、使用の形態をか蛙ことが出来るので、適用
する周辺回路とのインタフェースを自由に選択出来る回
路が提供可能である。
【0061】図8、図9は、図11に示した装置のレベ
ル変換回路1に本発明を適用した場合の動作タイムチャ
ートである。
【0062】図8の例は、第1の実施例を適用した場合
の動作タイムチャートであり、システムリセットの期間
中(I)、イネーブル信号がLレベルに設定される。し
たがって、図2について説明したように、レベル変換回
路の出力は、このシステムリセットの期間中(I)、L
レベルに設定される。5V及び3Vが安定状態となり、
システムリセットの期間が終了した後(II)において、
入力データの論理レベルに従った出力が得られる。
【0063】図9は、第2の実施例を適用した場合の動
作タイムチャートであり、システムリセットの期間中
(I)、イネーブル信号が同様にLレベルに設定され
る。したがって、図3について説明したように、レベル
変換回路の出力は、ハイインピーダンスの状態となる。
5V及び3Vが安定状態となり、システムリセットの期
間が終了した後(II)において、入力データの論理レベ
ルに従った出力が得られる。
【0064】更に、第3の実施例を適用した場合の動作
タイムチャートの図示を省略するが、図6について説明
したように、セレクト信号がLの時は、図8の動作タイ
ムチャート、セレクト信号がHの時は、図9の動作タイ
ムチャートと同様になる。
【0065】
【発明の効果】以上実施例について説明したように本発
明は、例えば、リセット回路6て生成されるリセット信
号をイネーブル端子に入力することにより、2種の異な
る電源の立ち上がり/立ち下がり時間の差により生じる
レベル変換回路自身から発生されるノイズを防止するこ
とが出来る。
【0066】これにより、携帯電話機における位置登録
情報が、電源投入時に発生するノイズにより書き換えら
れてしまうというような問題も回避出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図を示す。
【図2】本発明のレベル変換回路に使用される、バッフ
ァ回路の第1の実施例回路である。
【図3】本発明のレベル変換回路に使用される、バッフ
ァ回路の第2の実施例回路である。
【図4】図2のバッファ回路の第1の実施例回路の真理
値表である。
【図5】図3のバッファ回路の第2の実施例回路の真理
値表である。
【図6】本発明のレベル変換回路に使用される、バッフ
ァ回路の第3の実施例回路である。
【図7】図6のバッファ回路の第3の実施例回路の真理
値表である。
【図8】図2のバッファ回路の第1の実施例回路の動作
タイムチャートである。
【図9】図3のバッファ回路の第2の実施例回路の動作
タイムチャートである。
【図10】従来のレベル変換回路の問題を説明する図で
ある。
【図11】携帯電話の概念ブロックを示す図である。
【図12】従来のレベル変換回路の問題を具体的に説明
するための図である。
【符号の説明】
1 レベル変換回路 100 レベルシフト回路 200、201〜203 出力バッファ回路 21〜24 FET 10、15 ナンドゲート 11〜13 インバータ 14 オアゲート 2 無線制御部 3 制御ユニット 4 電源供給回路 5 DC/DCコンバータ 6 リセット回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 後藤 芳樹 宮城県仙台市青葉区一番町1丁目2番25号 富士通東北ディジタル・テクノロジ株式 会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】異なる電源電圧で動作される回路間に挿入
    され、前段回路の出力レベルを後段回路の動作レベルに
    変換する回路であり、電源投入時の不要パルスを減少す
    るレベル変換回路であって、 レベルシフト回路と、該レベルシフト回路の出力が入力
    されるバッファ回路で構成され、該バッファ回路は、 該レベルシフト回路の出力と、イネーブル信号とが入力
    されるナンドゲートと該ナンドゲートの出力が入力され
    るインバータを有し、該イネーブル信号の論理がLレベ
    ルである時に、インバータの出力がLレベルに固定され
    ることを特徴とするレベル変換回路。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記インバータは、前記ナンドゲートの出力が入力され
    る共通ゲートを有するC−MOSインバータであること
    を特徴とするレベル変換回路。
  3. 【請求項3】異なる電源電圧で動作される回路間に挿入
    され、前段回路の出力レベルを後段回路の動作レベル変
    換するレベル変換回路であって、 レベルシフト回路と該レベルシフト回路の出力が入力さ
    れるバッファ回路で構成され、該バッファ回路は、 該レベルシフト回路の出力を反転する第一のインバータ
    と、 該第一のインバータの出力が入力される第二のインバー
    タと、 該第二のインバータと正電圧間に接続される第一の可変
    インピーダンスと、 該第二のインバータと負電圧間に接続される第二の可変
    インピーダンスと、 イネーブル信号が入力され、該イネーブル信号の論理が
    Lレベルである時に、該第一及び、第二の可変インピー
    ダンスをハイインピーダンスとすることを特徴とするレ
    ベル変換回路。
  4. 【請求項4】請求項3において、 前記第二のインバータは、前記第一のインバータの出力
    が入力される共通ゲートを有するC−MOSインバータ
    であり、且つ前記第一の可変インピーダンスは、該C−
    MOSインバータの一のFETと同じ導電型の第一のF
    ETであり、 前記第二の可変インピーダンスは、該C−MOSインバ
    ータの他方のFETと同じ導電型の第二のFETであ
    り、 該第一のFETのゲートには、前記イネーブル信号の論
    理レベルを反転し、該第二のFETのゲートには、前記
    イネーブル信号の論理レベルが入力されることを特徴と
    するレベル変換回路。
  5. 【請求項5】異なる電源電圧で動作される回路間に挿入
    され、前段回路の出力レベルを後段回路の動作レベル変
    換するレベル変換回路であって、 レベルシフト回路と該レベルシフト回路の出力が入力さ
    れるバッファ回路で構成され、該バッファ回路は、 該レベルシフト回路の出力が第一の入力端に入力される
    第一のナンドゲートと該第一のナンドゲートの出力が入
    力されるインバータと、 該インバータと正電圧間に接続される第一の可変インピ
    ーダンスと、 該インバータと負電圧間に接続される第二の可変インピ
    ーダンスと、 イネーブル信号とセレクト信号のオア論理を出力し、且
    つ該ナンドゲートの第二の入力端に入力するオア論理ゲ
    ートと、 該イネーブル信号とセレクト信号が入力される第二のナ
    ンドゲートを有し、 該イネーブル信号の論理がLレベルであり、且つ該セレ
    クト信号の論理がLレベルである時、該インバータの出
    力の論理をLレベルとし、 該イネーブル信号の論理がLレベルであり、且つ該セレ
    クト信号の論理がHレベルである時、該第一、第二の可
    変インピーダンスをハイインピーダンスとすることを特
    徴とするレベル変換回路。
  6. 【請求項6】請求項5において、 前記インバータは、前記ナンドゲートの出力が入力され
    る共通ゲートを有するC−MOSインバータであり、 前記第一の可変インピーダンスは、該C−MOSインバ
    ータの一のFETと同じ導電型の第一のFETであり、 前記第二の可変インピーダンスは、該C−MOSインバ
    ータの他方のFETと同じ導電型の第二のFETであ
    り、 該第一のFETのゲートには、前記第二のナンドゲート
    の出力が直接に、該第二のFETのゲートには、該第二
    のナンドゲートの出力を反転して入力されることを特徴
    とするレベル変換回路。
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