JPH08227797A - 静電気を放電させる装置 - Google Patents
静電気を放電させる装置Info
- Publication number
- JPH08227797A JPH08227797A JP8104193A JP8104193A JPH08227797A JP H08227797 A JPH08227797 A JP H08227797A JP 8104193 A JP8104193 A JP 8104193A JP 8104193 A JP8104193 A JP 8104193A JP H08227797 A JPH08227797 A JP H08227797A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- series
- static electricity
- metal part
- automobile
- Prior art date
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- Pending
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- Elimination Of Static Electricity (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ドアー開閉時に取ってに触れたとき、シート
と衣服との摩擦等により体にたまった静電気が、瞬時に
流れようとするのを、コイルの働きで、穏やかに放電さ
せることができる。 【構成】 図1のように自動車などの開閉用取っ手や露
出した金属部分とコイル(5)を直列に、本体またはシ
ャーシー部分に接続する。
と衣服との摩擦等により体にたまった静電気が、瞬時に
流れようとするのを、コイルの働きで、穏やかに放電さ
せることができる。 【構成】 図1のように自動車などの開閉用取っ手や露
出した金属部分とコイル(5)を直列に、本体またはシ
ャーシー部分に接続する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は静電気をゆるやかに放電
させる装置に関する。
させる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、静電気の放電によるショックをや
わらげるため、まず、鍵を手に持って先を取っ手の部分
に軽く触れたり、または初めから取っ手をプラスチック
等電気を通さない物質で作っていた。
わらげるため、まず、鍵を手に持って先を取っ手の部分
に軽く触れたり、または初めから取っ手をプラスチック
等電気を通さない物質で作っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、静電気の放電に
よるショックをやわらげるため、まず、鍵を手に持って
先を取っ手の部分に軽く触れていた。この場合、静電気
の電気量が大きいときは手へのショックが大きい。ま
た、初めから取っ手をプラスチック等電気を通さない物
質で作った場合は車から降りて電話ボックスや郵便ポス
トの金属部分に触れると放電によるショックを受けるこ
とがある。また、降りてそのまま歩いていると静電気に
よって肌や衣服が、微小物質をすいつけることがあると
いう欠点があった。
よるショックをやわらげるため、まず、鍵を手に持って
先を取っ手の部分に軽く触れていた。この場合、静電気
の電気量が大きいときは手へのショックが大きい。ま
た、初めから取っ手をプラスチック等電気を通さない物
質で作った場合は車から降りて電話ボックスや郵便ポス
トの金属部分に触れると放電によるショックを受けるこ
とがある。また、降りてそのまま歩いていると静電気に
よって肌や衣服が、微小物質をすいつけることがあると
いう欠点があった。
【0004】本発明はシートと衣服との摩擦等により体
にたまった静電気が、瞬時に流れようとするのを、コイ
ルの働きで、穏やかに放電させることを目的としてい
る。
にたまった静電気が、瞬時に流れようとするのを、コイ
ルの働きで、穏やかに放電させることを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、図1のように自動車などの開閉用取っ手や露出した
金属部分(1)とコイル(5)を直列に、本体またはシ
ャーシー部分に接続する。
に、図1のように自動車などの開閉用取っ手や露出した
金属部分(1)とコイル(5)を直列に、本体またはシ
ャーシー部分に接続する。
【0006】図2は図1の応用例を示すもので金属部分
(1)とコイル(5)を直列に、アースの役をする金属
製の軸に接続したものである。
(1)とコイル(5)を直列に、アースの役をする金属
製の軸に接続したものである。
【0007】また、図3のように自動車などの開閉用取
っ手や露出した金属部分とコイル(5)および抵抗
(6)を直列に、車などの本体またはシャーシー部分に
接続する。
っ手や露出した金属部分とコイル(5)および抵抗
(6)を直列に、車などの本体またはシャーシー部分に
接続する。
【0008】また、図4のように金属板とコイル(5)
を直列に、本体またはシャーシー部分に接続する。この
金属板は接着剤やマジックテープ等で任意の場所に取り
付けて利用できるようにする。
を直列に、本体またはシャーシー部分に接続する。この
金属板は接着剤やマジックテープ等で任意の場所に取り
付けて利用できるようにする。
【0009】また、図5のように椅子の全面または一部
分、たとえば側面等に電気電動性のある金属の泊または
線を織り込んだり、埋め込んだり、張り付ける。このシ
ートとコイル(5)を直列に、車などの本体またはシャ
ーシー部分に接続する。
分、たとえば側面等に電気電動性のある金属の泊または
線を織り込んだり、埋め込んだり、張り付ける。このシ
ートとコイル(5)を直列に、車などの本体またはシャ
ーシー部分に接続する。
【0010】また、図6のように二つの端子(4)をコ
イル(5)および抵抗(6)を直列に接続する。
イル(5)および抵抗(6)を直列に接続する。
【0011】
【作用】図1、図2、図3、図4、図5、図6の装置は
いずれも静電気がコイルやコイルと抵抗の働きで瞬時に
放電するのを防ぐ。
いずれも静電気がコイルやコイルと抵抗の働きで瞬時に
放電するのを防ぐ。
【0012】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると図
2、図4、図5は図1の考えを利用した装置である。
2、図4、図5は図1の考えを利用した装置である。
【0013】図6の装置は図3の応用で、静電気の実験
等において、帯電帯に直接触れないで抵抗やコイルを介
して触れるための装置である。
等において、帯電帯に直接触れないで抵抗やコイルを介
して触れるための装置である。
【0014】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、以下に記載されているような効果を有する。
で、以下に記載されているような効果を有する。
【0015】自動車などのシートと衣服との摩擦等によ
り生じ、体にたまった静電気は、ドアー開閉時に内部ま
たは外部の取ってに触れたとき、コイルの働きで、瞬時
に流れようとする静電気を、穏やかに放電させることが
でき、手への衝撃が少ない。
り生じ、体にたまった静電気は、ドアー開閉時に内部ま
たは外部の取ってに触れたとき、コイルの働きで、瞬時
に流れようとする静電気を、穏やかに放電させることが
でき、手への衝撃が少ない。
【0016】また、図5の装置では、手がシートに触れ
ることにより、発生した静電気を直ちに放電させること
ができる。この場合、静電気の一部が放電するので人体
に残る静電気はわずかである。
ることにより、発生した静電気を直ちに放電させること
ができる。この場合、静電気の一部が放電するので人体
に残る静電気はわずかである。
【0017】一般には、プラスチックなどで外側を覆っ
た取っ手を利用しているが、この場合、ドアーを閉める
とき放電による衝撃はないが、静電気を蓄えたまま車外
に出ると静電気により、ちりが体や衣服付着したり、電
話ボックスの金属部分に触れて放電による衝撃を受ける
ことがある。本装置はそれを防ぐことができる。
た取っ手を利用しているが、この場合、ドアーを閉める
とき放電による衝撃はないが、静電気を蓄えたまま車外
に出ると静電気により、ちりが体や衣服付着したり、電
話ボックスの金属部分に触れて放電による衝撃を受ける
ことがある。本装置はそれを防ぐことができる。
【図1】放電板とコイルを組合わせた配線図
【図2】ドアーの取っての内部にコイルを組み込んだ斜
視図
視図
【図3】放電板とコイルと抵抗を直列に組み合わせた配
線図
線図
【図4】放電板とコイルを組合わせた斜視図
【図5】表面が電気電導性のある物質を持つシートとコ
イルを直列に組み合わせた斜視図
イルを直列に組み合わせた斜視図
【図6】二つの端子とコイルと抵抗を直列に組み合わせ
た斜視図
た斜視図
1 放電板 2 放電板 3 シートの表面 4 端子 5 コイル 6 抵抗 7 配線 8 アース 9 ドアーの取って 10 取っての軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井生 和明 山口県徳山市城ケ丘2丁目7番20号 (72)発明者 井生 砂代子 山口県徳山市城ケ丘2丁目7番20号 (72)発明者 井生 史朗 山口県徳山市城ケ丘2丁目7番20号 (72)発明者 井生 武志 山口県徳山市城ケ丘2丁目7番20号
Claims (5)
- 【請求項1】 図1のように自動車などの開閉用取っ手
や露出した金属部分(1)とコイル(5)を直列に、車
体の金属部分、またはシャーシー部分(8)に接続す
る。以上の特徴を有する装置。 - 【請求項2】 図3のように自動車などの開閉用取っ手
や露出した金属部分(1)とコイル(5)および抵抗
(6)を直列に、車体の金属部分またはシャーシーに接
続する。以上の特徴を有する装置。 - 【請求項3】 図4のように金属板(1)とコイル
(5)を直列に、車の金属部分、または、シャーシー部
分に接続する。以上の特徴を有する装置 - 【請求項4】 図5のようにシート(3)の全面または
一部に電気電動性のある金属の泊または線を織り込んだ
り、埋め込む。この電導性のある部分とコイル(5)を
直列に、本体またはシャーシー部分に接続する。以上の
特徴を有する装置 - 【請求項5】 図6のように二つの端子(4)とコイル
(5)および抵抗(6)を直列に接続する。以上の特徴
を有する装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8104193A JPH08227797A (ja) | 1993-03-01 | 1993-03-01 | 静電気を放電させる装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8104193A JPH08227797A (ja) | 1993-03-01 | 1993-03-01 | 静電気を放電させる装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08227797A true JPH08227797A (ja) | 1996-09-03 |
Family
ID=13735361
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8104193A Pending JPH08227797A (ja) | 1993-03-01 | 1993-03-01 | 静電気を放電させる装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08227797A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2322839A (en) * | 1997-03-08 | 1998-09-09 | Martin Kinross Saul | Motor vehicle anti-static earthing strip |
WO2002009979A1 (en) * | 2000-07-27 | 2002-02-07 | Giovanni Signorino | Device and method for discharging static electric charges |
CN105562231A (zh) * | 2016-02-29 | 2016-05-11 | 上海发那科机器人有限公司 | 一种去除喷漆旋杯静电的装置 |
-
1993
- 1993-03-01 JP JP8104193A patent/JPH08227797A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2322839A (en) * | 1997-03-08 | 1998-09-09 | Martin Kinross Saul | Motor vehicle anti-static earthing strip |
WO2002009979A1 (en) * | 2000-07-27 | 2002-02-07 | Giovanni Signorino | Device and method for discharging static electric charges |
US7002786B2 (en) | 2000-07-27 | 2006-02-21 | Giovanni Signorino | Device and method for discharging electric charges |
CN105562231A (zh) * | 2016-02-29 | 2016-05-11 | 上海发那科机器人有限公司 | 一种去除喷漆旋杯静电的装置 |
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