JP2001234469A - 電撃防止貼り付けシート - Google Patents

電撃防止貼り付けシート

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JP2001234469A
JP2001234469A JP2000105561A JP2000105561A JP2001234469A JP 2001234469 A JP2001234469 A JP 2001234469A JP 2000105561 A JP2000105561 A JP 2000105561A JP 2000105561 A JP2000105561 A JP 2000105561A JP 2001234469 A JP2001234469 A JP 2001234469A
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JP
Japan
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electric shock
metal
static electricity
application sheet
preventing
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JP2000105561A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Miyauchi
達雄 宮内
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SUPATTA KK
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SUPATTA KK
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Publication date
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  • Elimination Of Static Electricity (AREA)
  • Physical Vapour Deposition (AREA)
  • Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、不織布や織物など布状のものに、金
属をスパッタリングして、ドアノブなどに貼り付け、静
電気による人体への不快な電撃を防止する電撃防止貼り
付けシートに関するものである。 【解決手段】不織布や織物など布状のものに、導電性の
高い金属をスパッタリング法で、強固に密着させること
により、柔らかい風合いを維持しつつ、静電気を帯電さ
せない層を形成することができる。また粘着層を設ける
ことにより、被静電気帯電物に容易に貼り付けることが
できる。このように構成したことで、電撃防止用貼り付
けシートを貼り付けた部分を、手や指で容易に触ること
ができ、広い接触面積により電撃を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電気による人体
への不快な電撃を防止する電撃防止貼り付けシートに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、導電性金属をスパッタリング法で
不織布や織物につけて、静電気除去機能を持たせたもの
はなかった。冬場の乾燥した時期に、車から降りすると
きに、ドアに触れたとたん、静電気による電気ショック
を受け、不快な思いをすることがある。これは摩擦など
によって衣服とシートに帯びた静電気が引き離されるこ
とにより、電圧が高くなり、導電体である金属のドアな
どに触れた手指などの一点を通して、瞬時に電気が流れ
ることによっておこされます。その対策として、一般的
に行われている方法は、自動車の車体の一部に鎖や導電
体を、地面にたらして接地させ、放電させるというもの
ですが、これでは自動車がアースをとっているようなも
ので、かえって人体と車の間で放電しやすくしていると
言えます。また乾燥した冬場のホテルの部屋のドアなど
に触ると、静電気によるショックを受けることがある。
これはカーペットと靴との間で摩擦が起きて人体に帯電
し、金属のドアノブを通して、電気が流れるためです。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな静電気を除去する用具は、常に地面に接触させてお
かねばならず、走行時の摩擦音の発生や、地面との摩擦
による磨耗。さらに前述したように、地面にたらすとい
うことで、見栄えも良くないという問題があった。
【0004】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、基材に、金属をスパッタリング法で
密着させたことを特徴とする。人体の一部と被静電気帯
電体との接点を1点に集中させることなく電撃を緩和す
る電撃防止貼り付けシートで、金属で皮膜された多数の
繊維の先端が、同時に手や指の広い面積に接触すること
によって、電撃を緩和する電撃防止貼り付けシートで
す。さらに極細の繊維に金属をスパッタリング法で密着
することによって、コロナ放電を促進し、電撃防止貼り
付けシート自体が静電気を帯電させない。このように地
面に接地させる必要もなく、電撃を緩和することができ
る電撃防止貼り付けシートを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成すべ
く、本発明のうち請求項1記載の発明は、基材2に、金
属1をスパッタリング法で密着させた金属層と基材層か
らなる。このように構成することにより、繊維の1本1
本に金属の極薄膜が付着し、放電し易くなる効果があ
る。またスパッタリング法で金属を密着させることによ
り、密着強度が高く、且つ繊維の柔らかさや風合いを変
えない為、肌触りもよく、同時に加工もし易いという特
徴がある。
【0006】また請求項2記載の発明として、基材2
は、合成繊維や天然繊維の不織布、織物などで構成され
たことを特徴とする。このように構成する事により、被
静電気帯電物であるところの、車のドアやドアノブ、ま
たは部屋の扉のドアノブの表面への貼り付けや取り扱い
が容易になる。
【0007】基材2を構成する繊維は、ポリエステル、
ナイロン、アクリル、ポリエチレン、ポリプロピレンあ
るいはその混紡、または他の天然繊維との混紡からな
る。好ましくは0.01デニール〜1デニール繊維径で
構成され、できるだけ細い繊維がより好ましい。細い繊
維はより効率的にコロナ放電ができ、静電気を減少させ
るからである。
【0008】また請求項3の発明は、スパッタリングの
ターゲットとなる金属は、金、銀、銅、アルミ、ステン
レス、チタン、ニッケルなどの導電性金属またはこれら
の金属の合金。または他の金属との合金であることを特
徴とする。このように構成する事により、これら金属は
導電体であり、細い繊維の表面に金属の薄い膜を作り、
静電気を逃がしやすくする。ステンレスは腐蝕しにく
く、経済性に優れる。またチタンと銀の合金は金属アレ
ルギーを引き起こしにくく、また同時に抗菌性を付与で
きるため雑菌が繁殖しにくいという特徴もあるため、よ
り好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の一実
施例を説明する。図1は、本発明の一実施例を示してい
る。図2、図3は本発明の使用状態の説明図である。図
1に示すように、電撃防止貼り付けシート5は金属1に
より構成される金属層と、繊維により構成される基材層
の部分が一体となっている。
【0010】電撃防止貼り付けシートの裏側にはドアノ
ブなどに貼り付けるための、粘着材が形成されていて、
その上に離型紙が装着されている。
【0011】また上記実施例では粘着材と表現したが、
一般的に言う糊材や接着剤でも良いし、両面テープでも
良い。また電撃防止貼り付けシートの幅や長さも、貼り
付け部分の形状に合わせて、適当に設定することが必要
である
【0012】これを使用する時は、離型紙を剥がして車
のドアやドアノブ、部屋の扉のドアノブなど、静電気の
帯電しやすい個所に貼り付ければよい。そのとき手指が
金属部分に触れずに、電撃防止用貼り付けシートに接触
するように適宜の個所に貼り付けなければならない。
【0013】また上記実施例は車のドアやドアノブ、部
屋の扉のドアノブに装着する場合について説明したが、
静電気対策に悩む電子機器や印刷機械、またパソコンや
車のシートなどにも使用できる。
【0014】
【発明の効果】不織布や織物といった布状のものに、金
属をスパッタリング法で、強固に密着させることによ
り、柔らかい風合いを維持しつつ、静電気を帯電させな
い層を形成することができる。また粘着層を設けること
により、被静電気帯電物に容易に貼り付けることができ
る。このように構成したことで、電撃防止貼り付けシー
トを貼り付けた部分を、手や指で容易に触ることがで
き、広い接触面積により電撃を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の断面図である。
【図2】本発明の使用状態を示す説明図である。
【図3】本発明の使用状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 金属 2 基材 3 粘着材 4 離型紙 5 電撃防止貼り付けシート 6 自動車のドアノブ 7 部屋の扉のドアノブ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基材2に、金属1をスパッタリング法で密
    着させさせたことを特徴とする。
  2. 【請求項2】基材2は、合成繊維や天然繊維の不織布、
    織物などで構成され、金属を密着させた反対側に粘着材
    3を付け、その表面に離型紙4を備えた請求項1の電撃
    防止貼り付けシート。
  3. 【請求項3】スパッタリングのターゲットとなる金属1
    は、金、銀、銅、アルミ、ステンレス、チタン、ニッケ
    ルなどの導電性の高い金属またはこれらの金属の合金。
    あるいは他の金属との合金である請求項1の電撃防止貼
    り付けシート。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9909633B2 (en) 2015-02-10 2018-03-06 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Braking force generation device of vehicle
KR101837600B1 (ko) * 2015-01-29 2018-03-12 도요타 지도샤(주) 차량의 차륜 지지 장치

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101837600B1 (ko) * 2015-01-29 2018-03-12 도요타 지도샤(주) 차량의 차륜 지지 장치
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