JPH08226932A - 流体検知器 - Google Patents

流体検知器

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JPH08226932A
JPH08226932A JP5669295A JP5669295A JPH08226932A JP H08226932 A JPH08226932 A JP H08226932A JP 5669295 A JP5669295 A JP 5669295A JP 5669295 A JP5669295 A JP 5669295A JP H08226932 A JPH08226932 A JP H08226932A
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JP5669295A
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Ryusuke Uno
隆介 宇野
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UNO SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 検知流体の色に関わりなく流体の流れ状態を
確実に検知可能とする。 【構成】 検知流体の流路2中に介装されるものであ
り、駆動部3とこれに対向する表示部5とを具える。駆
動部3は、流入口と流出口が設けられ且つその上面が透
磁性の面部20とされた内部空所18を有している。そ
の内部空所18には、検知流体の流路の流れ方向に直交
する軸心回りに回転自在の歯車状回転体21が納設さ
れ、その回転軌跡が、流入口から流出口に向かって延び
る内部空所18内の流路中に突出する。又前記表示部5
は、歯車状回転体21の回転軸心と同心に回転自在に軸
承された回転表示体33を有する。又、歯車状回転体の
上面部に駆動用永久磁石26を固定すると共に回転表示
体33の下面部には受動用永久磁石を固定する。そして
これら上下の永久磁石により、歯車状回転体21の回転
が回転表示体33に伝達されるようにしてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種の流体(液体、気
体)の流路中に配置されて、その流れを検知することの
できる流体検知器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】流体(液体、気体)の流路中に配置して
その流れを検知するように構成した流体検知器として
は、例えば図11に示す構成のものが提供されている。
該流体検知器は、流路aに介装されるパイプb内に、そ
のパイプbの軸線方向に沿った軸線を持ち且つ周面がヘ
リカルに構成された回転体cを回転自在に軸承し、潤滑
油等の流体が流れたときに、その運動エネルギによって
回転できるように構成していた。
【0003】そして、前記回転体cの回転状態が分かり
易いように、前記ヘリカルの周面dに縞模様の色分けを
行い、前記パイプbの周面部の一部に形成した透明部分
eを透視して回転体の回転状態を目視できるように工夫
されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような構成の流体
検知器は、構造が比較的簡単であるため、低コストで提
供できる利点がある。しかしながら検知するべき流体
が、汚れて黒っぽくなった潤滑油や重油である場合に
は、前記回転体cの回転状態が見え難くなるという問題
があった。
【0005】そこで、回転体の回転状態を検知流体の色
に関わりなく常に見易い状態とするには、流体の流れに
よって駆動される回転体と、この回転状態を表示する表
示手段とを別体のものにするという方法が考えられる。
この為には、流路中に介装したパイプ内に配置された回
転体の回転運動を、パイプの外部に取り出す必要が生じ
る。
【0006】その為に考えられる解決手段の一つとして
は、回転体の一方の軸端にベベルギヤを設けると共に、
前記パイプを横断(パイプ軸線に直交する方向)するよ
うに出力軸を配置し、この出力軸に、回転状態を表示す
る何らかの表示手段を連設することが考えられる。この
方法によれば、内部の回転体が、流れる流体によって隠
れることがないので、液体の色に関わりなく常時回転状
態を目視することができる。
【0007】しかし乍らこの方法は、パイプが比較的小
径の場合には、ベベルギヤの配置及び出力軸の配置が技
術的に不可能であり、例えパイプが比較的太い場合であ
っても、これらベベルギヤ及び出力軸の存在が流路の抵
抗物となって、渦流の発生をもたらすと共に大きな流路
抵抗を発生させ、スムースな流体の流れを阻害すること
になるのが分かった。又、特別な軸受シール構造を要す
る他、流路を流れる流体の圧力が高いとそのシールが破
壊される恐れがあって検知器の製作が難しいという問題
もある。更に、単位時間当たりの流量が少なく流体圧が
低いと、ベベルギヤが回転せず従って検知器が作動しな
いという問題もある。
【0008】本発明は、かかる問題点に鑑みて開発され
たものであり、検知液体の色に関わりなく流れ状態を検
知できると共に、表示のために取り出す回転力伝達のた
めの機構を必要とすることなく、又、流路抵抗の増大を
招くことなくして流れを検知できる流体検知器の提供を
目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を解
決するべく以下の手段を採用する。即ち本発明に係る流
体検知器は、検知流体(潤滑油、重油等の各種の液体や
気体を含む)の流路中に介装される流体検知器であっ
て、駆動部とこれに対向する表示部とを具える。そして
該駆動部は、検知流体の流路の上手側に連結されて検知
流体を流入させる流入口と、流路の下手側に連結されて
検知流体を流出させる流出口とを具え、前記表示部との
対向面部を透磁性を有する面部としてなる。又、前記流
入口と流出口が連なる、駆動部の内部空所には、検知流
体の流路の流れ方向に直交する回転軸心を持つ歯車状回
転体を回転自在に軸承し、その回転軌跡が、流入口から
流出口に向かって延びる前記内部空所内の流路中に突出
する如く構成してなる。一方前記表示部は、前記歯車状
回転体の回転軸心と同心に回転自在に軸承された回転表
示体を有する。又、歯車状回転体の、前記透磁性を有す
る面部との対向面及び、前記回転表示体の、歯車状回転
体との対向面の何れか一方に、少なくとも一つの駆動用
永久磁石を設けると共に、その他方には少なくとも一つ
の磁性体を設け、これら駆動用永久磁石と磁性体とによ
って、前記歯車状回転体の回転が前記回転表示体に伝達
されるようにしたことを特徴とするものである。
【0010】前記流体検知器において、透磁性を有する
面部を透明の素材で構成し、駆動部の内部空所を流れる
流体を透視可能とするのがよい。
【0011】又前記磁性体は永久磁石で構成するのが、
駆動力伝達を確実に行う上で好ましい。
【0012】前記流体検知器において、駆動用永久磁石
を歯車状回転体の軸心を中心とした実質的に点対称をな
す位置に少なくとも一対配置すると共に、受動用永久磁
石を、回転表示体の軸心を中心とした実質的に点対称を
なす位置に少なくとも一対配置するのが、駆動力伝達に
際しての芯ブレを防止する上で好ましい。
【0013】又、駆動用永久磁石の一対を、隣り合う極
性を互いに異ならせて横に並べて設け、同様に受動用永
久磁石の一対を、隣り合う極性を互いに異ならせて横に
並べて設けるのが、吸引力と反発力の併用という面から
好ましい。
【0014】
【作用】然して本発明によれば、流路を流れる検知流体
によって歯車状回転体が回転駆動せしめられると、該歯
車状回転体及び回転表示体の何れか一方の駆動用永久磁
石が他方の磁性体に作用し、吸引力や反発力の発現によ
って、歯車状回転体の回転運動が、透磁性を有する面部
を介して無接触状態で回転表示体に伝達される。従っ
て、この伝達に伴う回転表示体の回転の有無を目視観察
することにより、検知流体中にある歯車状回転体が黒っ
ぽい重油や潤滑油等に隠れて見えない状態であっても、
その流れ状態の確認を常時確実に行うことができる。
【0015】特に、透磁性体を有する面部を透明な素
材、例えば、ガラスやアクリル樹脂等で構成する場合に
は、検知液体の色の確認も可能となり、例えば、潤滑油
の劣化状態(一層黒っぽく変色する様子)を目視でき
る。
【0016】又、上記磁性体が受動用永久磁石である場
合は、強力な磁力により駆動力伝達を確実に行うことが
できる。
【0017】又、駆動用永久磁石を歯車状回転体の軸心
を中心とした実質的に点対称をなす位置に少なくとも一
対配置すると共に、受動用永久磁石を、回転表示体の軸
心を中心とした実質的に点対称をなす位置に少なくとも
一対配置することにより、回転軸心を中心として点対称
位置で吸引力や反発力が均等に作用することにより、前
記永久磁石を一箇所に設ける場合に比べて、駆動力伝達
に際しての芯ブレを防止しうる作用が期待できる。
【0018】そして前記駆動用永久磁石の一対を、隣り
合う極性を互いに異ならせて横に並べて設け、同様に受
動用永久磁石の一対を、隣り合う極性を互いに異ならせ
て横に並べて設ける場合には、吸引力と反発力の協働に
よって、歯車状回転体から回転表示体への駆動力の伝達
が極めてスムースに行われることとなる。
【0019】
【実施例】以下、本発明に係る流体検知器の好適実施例
について図面を参照しながら詳述する。図1〜4におい
て本発明に係る流体検知器1は、検知流体(例えば潤滑
油)の流路2に介装されるものであり、駆動部3とこれ
に対向する表示部5とから構成されている。
【0020】該駆動部3は、図2〜4に示すように、例
えば直方体状をなすブロック6の上面中央部に円形凹所
7を大きく設けると共に、その一端側に寄せて、対向す
る側面部9,9を貫通する状態で、検知流体の流入口1
0と流出口11とを軸線を合致させて穿設してなり、該
流入口10と流出口11の内周面部には、ジョイント1
2をネジ込むための雌ネジを形成してなる。又、円形凹
所7の上端の周縁部分に欠切形成した環状切欠き溝15
にゴムパッキン材16を嵌着すると共に、前記ブロック
6の上面に重なり且つボルト固定される透明な円形の透
磁性板(例えばアクリル樹脂板)19により前記円形凹
所7の上端を覆うと、前記ゴムパッキン材16の弾性圧
縮により、円形凹所7が透磁性を有する面部20で密閉
された状態となる。
【0021】又、透磁性板19に閉蓋された前記円形凹
所7(駆動部の内部空所18)には、流路を流れる検知
流体の流れ方向に直交する回転軸心を持つ歯車状回転体
21を、図3に示すように、片持支持状態で、回転自在
にベアリング22に軸承せしめてなり、その回転軌跡
が、図4に示すように、流入口10から流出口11に向
かって延びる直線状の流路2a中に突出するように構成
してなる。この歯車状回転体21は、一般にギヤポンプ
等で用いられている構造のギヤを用いることができる。
前記ベアリング22は、円形凹所7の底部中央部にボル
ト固定23されて垂直な軸腺回りに回転できる玉軸受け
として形成されており、その外輪24が、前記歯車状回
転体21の下面部で該回転体の軸線と同心に欠切形成し
た環状嵌合部25に圧入状態に嵌着されている。
【0022】そして、前記歯車状回転体21の上面中央
部分に凹設した収容凹所27に、図2〜3、図5に示す
ように、棒状の駆動用永久磁石26の一対を、隣り合う
極性(上面部の極性)を互いに異ならせて横に並べて配
置し、これを例えば、両端が収容凹所の底部にビス固定
28される非磁性の固定バンド29を用いて固定してな
る。そしてこの駆動用永久磁石26は、前記透磁性を有
する面部20の下面に近接する状態で設けてある。な
お、該駆動用永久磁石26,26を収容凹所27に納め
ているのは、磁石上面を回転体上面と略面一状態にし
て、歯車状回転体21の回転に伴って流体に余計な渦流
を生じさせないようにするためである。
【0023】前記表示部5は、円板状をなす前記透磁性
板19上に円筒状の支持筒29を載設固定すると共に、
該支持筒29の上面部の対向部位に凹設した取付け凹部
30,30に、棒状支持片31の両端部分32,32を
嵌着固定し、又、該支持片31の中央部に設けた軸受3
4(図3)に、回転表示体33を垂直面内で回転自在に
設けてなる。
【0024】この回転表示体33は、前記軸受32に支
承されて上下に突出した回転軸35の下端側に受動用回
転体36を固設すると共に、前記回転軸35の上端側に
表示用回転体37を固設することによって構成されてい
る。そして、前記受動用回転体36の下面中央部分に設
けた収容凹所39には、図3、図5に示すように、棒状
の受動用永久磁石40の一対を、隣り合う極性(下面部
の極性)を互いに異ならせて横に並べて配置し、これを
例えば、両端が収容凹所の底部にビス固定41される非
磁性の固定バンド42を用いて固定してなる。そしてこ
の受動用永久磁石40は、前記透磁性を有する面部20
の上面に近接する状態で設けてある。又前記表示用回転
体37の上面43には、その回転状態を一層明瞭に表示
するため、例えば図2に示すように120度間隔で表示
線45を付したり、適宜に色分模様を付するのがよい。
【0025】然して図1に示すように、かかる構成の流
体検知器1の流入口10に、これにネジ込まれるジョイ
ント12を介して流路の上手側46を連結すると共に、
流出口11に、これにネジ込まれるジョイント12を介
して流路の下手側47を連結すると、駆動部3の内部空
所18内に、検知流体が図1に矢印で示す方向に流れる
ことにより、該流体に駆動されて歯車状回転体21がそ
の軸線回りに回転する。それに伴い駆動用永久磁石26
と受動用永久磁石40の吸引力と反発力とによって、ス
ムーズな回転が回転表示体33に伝達されることにな
る。その状態は、前記表示用回転体37の回転状態によ
って容易に検知できる。
【0026】この伝達を図5〜6に基づいて説明する。
歯車状回転体21が停止した状態においては、上下対向
するN極とS極(符号49と50、51と52)が吸引
した状態にある。この状態から歯車状回転体21が時計
回り(図6に示す矢印F1方向)に回転したときを考え
ると、上下のN極とS極(符号49と50、51と5
2)の吸引作用と、下のN極(符号51)が上のN極
(符号49)を矢印F1方向に押し出す反発作用との協
働によって、受動用回転体36(回転表示体33)が時
計回り(矢印F2方向)に回転せしめられる。
【0027】その他の実施態様 図7は、歯車状回転体21及び受動用回転体36に
設ける永久磁石の配置状態の他の態様を示すものであ
り、歯車状回転体21の上面部に一対の駆動用永久磁石
46,46を、該回転体の回転軸心から適当距離離れた
実質的に点対称の位置に設ける一方、受動用回転体36
の下面部にも、一対の受動用永久磁石47,47を、該
表示体の回転軸心から適当距離離れた実質的に点対称の
位置に設けてなる。これらの永久磁石は夫々独立してい
るので、何れも、その極性については任意に決定でき、
要は、駆動用永久磁石46,46と受動用永久磁石4
7,47とによって、歯車状回転体の回転が回転表示体
に伝達されるものであればよい。
【0028】 図8〜9は、歯車状回転体21及び受
動用回転体36の何れか一方に永久磁石を設けると共
に、他方に鉄片からなる磁性体を設けた態様を示すもの
であり、図8は、歯車状回転体21の上面部に永久磁石
49を設ける一方(永久磁石は一個でもよい)、受動用
回転体36の下面部に鉄片50を設けてなる。又図9
は、受動用回転体36の下面部に永久磁石49を設ける
一方(永久磁石は一個でもよい)、歯車状回転体21の
上面部に鉄片50を設けてなる。この場合は、永久磁石
49が鉄片50を励磁し、吸引力の発現により両者を一
体化せしめ得るため、歯車状回転体21の回転が、透磁
性を有する面部を介して無接触状態で回転表示体に伝達
されることになる。
【0029】 図10は、駆動部3の内部空所18内
に納設された歯車状回転体21の他の態様を示すもので
あり、流路2aを矢印方向に流体が流れることによっ
て、時計回りに回転できる。
【0030】 前記表示部5を構成する回転表示体3
3は、図2に示す前記表示用回転体37を省略し、受動
用回転体36の表面側の部分を表示部とすることもでき
る。
【0031】
【発明の効果】本発明は以下の如き優れた効果を奏す
る。 本発明に係る流体検知器は、永久磁石利用による無
接触の駆動伝達方式により、流路の運動エネルギーを回
転運動として外部に取り出し、回転表示体を回転せしめ
て流れ状態を表示せんとする。即ち、歯車状回転体の回
転を見るのではなく、これに連動して回転する回転表示
体の回転を見る。それ故、検知液体中に回転体を埋没さ
せた従来の流体検知器のように、液体の色によって見え
なくなったり、見え難くなったりすることがない。又、
表示のための出力軸を回転体から延出させる如き構造で
もないので、流体の流れを阻害して渦流を発生させる恐
れもなく、常時確実に流れを検知できる。
【0032】 又、透磁性を有する面部によって駆動
部を密閉状態にしながら流体のエネルギーを回転運動に
変換できるので、ベベルギヤ等の伝達手段を用いる場合
の軸受シール構造等を用いる必要もなく、例え流体圧力
が高い場合であっても確実なシールを容易に実施でき
る。又、単位時間当たりの流量が少なく流体圧力が低い
場合であっても、歯車状回転体が円滑に回転できそれに
伴い回転表示体を回転させうるため、前記ベベルギヤを
用いる検知器のように作動しなくなるといった問題を回
避しうる。
【0033】 特に、透磁性を有する面部を透明な素
材を用いて形成する場合には、内部の検知液体の色の確
認も可能となり、例えば、潤滑油の劣化状態(一層黒っ
ぽくなる)を目視できる利点がある。
【0034】 又、上記磁性体を受動用永久磁石とす
る場合には、駆動力伝達をより一層確実に行うことがで
きる利点がある。
【0035】 更に、駆動用永久磁石を歯車状回転体
の軸心を中心とした実質的に点対称をなす位置に少なく
とも一対配置すると共に、受動用永久磁石を、回転表示
体の軸心を中心とした実質的に点対称をなす位置に少な
くとも一対配置する場合は、駆動力伝達に際しての芯ブ
レを防止することができ、この流体検知器を長期に亘っ
て安定的に使用できる利点がある。
【0036】 更に、駆動用永久磁石の一対を、隣り
合う極性を互いに異ならせて横に並べて設け、同様に受
動用永久磁石の一対を、隣り合う極性を互いに異ならせ
て横に並べて設けた場合には、吸引力及び反発力の併用
によって、よりスムースな回転力の伝達が期待できる利
点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る流体検知器の一実施例をその使用
状態において示す平面図である。
【図2】流体検知器の全体構成を説明する一部欠切斜視
図である。
【図3】流体検知器を説明する縦断面図である。
【図4】流体検知器を説明する横断面図である。
【図5】歯車状回転体と回転表示体への磁石の固定状態
を示す斜視図である。
【図6】駆動用永久磁石と受動用永久磁石との吸引作用
と反発作用によって、歯車状回転体の回転運動が回転表
示体に伝達される作用を説明する説明図である。
【図7】歯車状回転体と回転表示体に固定した永久磁石
の配置状態の他の態様を説明する斜視図である。
【図8】歯車状回転体に駆動用永久磁石を固定する一
方、回転表示体に鉄片からなる磁性体を設けた態様を説
明する斜視図である。
【図9】回転表示体に駆動用永久磁石を固定する一方、
歯車状回転体に鉄片からなる磁性体を設けた状態を示す
斜視図である。
【図10】歯車状回転体の他の態様を説明する断面図で
ある。
【図11】従来の流体検知器を説明する平面図である。
【符号の説明】
1 流体検知器 2 流路 3 駆動部 5 表示部 10 流入口 11 流出口 20 透磁性を有する面部 21 歯車状回転体 33 回転表示体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検知流体の流路中に介装される流体検知
    器であって、駆動部とこれに対向する表示部とを具え、 該駆動部は、検知流体の流路の上手側に連結されて検知
    流体を流入させる流入口と、流路の下手側に連結されて
    検知流体を流出させる流出口とを具え、前記表示部との
    対向面部を透磁性を有する面部としてなり、又、前記流
    入口と流出口が連なる、駆動部の内部空所には、検知流
    体の流路の流れ方向に直交する回転軸心を持つ歯車状回
    転体を回転自在に軸承し、その回転軌跡が、流入口から
    流出口に向かって延びる前記内部空所内の流路中に突出
    する如くなし、 一方前記表示部は、前記歯車状回転体の回転軸心と同心
    に回転自在に軸承された回転表示体を有し、 又、歯車状回転体の、前記透磁性を有する面部との対向
    面及び、前記回転表示体の、歯車状回転体との対向面の
    何れか一方に、少なくとも一つの駆動用永久磁石を設け
    ると共に、その他方には少なくとも一つの磁性体を設
    け、 これら駆動用永久磁石と磁性体とによって、前記歯車状
    回転体の回転が前記回転表示体に伝達されるようにした
    ことを特徴とする流体検知器。
  2. 【請求項2】 透磁性を有する面部を透明の素材で構成
    し、駆動部の内部空所を流れる流体を透視可能としたこ
    とを特徴とする請求項1記載の流体検知器。
  3. 【請求項3】 磁性体が受動用永久磁石であることを特
    徴とする請求項1又は2記載の流体検知器。
  4. 【請求項4】 駆動用永久磁石を歯車状回転体の軸心を
    中心とした実質的に点対称をなす位置に少なくとも一対
    配置すると共に、受動用永久磁石を、回転表示体の軸心
    を中心とした実質的に点対称をなす位置に少なくとも一
    対配置したことを特徴とする請求項3記載の流体検知
    器。
  5. 【請求項5】 駆動用永久磁石の一対を、隣り合う極性
    を互いに異ならせて横に並べて設け、同様に受動用永久
    磁石の一対を、隣り合う極性を互いに異ならせて横に並
    べて設けたことを特徴とする請求項3記載の流体検知
    器。
JP5669295A 1995-02-20 1995-02-20 流体検知器 Withdrawn JPH08226932A (ja)

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