JPH0822691B2 - パイプ輸送 - Google Patents

パイプ輸送

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JPH0822691B2
JPH0822691B2 JP57169361A JP16936182A JPH0822691B2 JP H0822691 B2 JPH0822691 B2 JP H0822691B2 JP 57169361 A JP57169361 A JP 57169361A JP 16936182 A JP16936182 A JP 16936182A JP H0822691 B2 JPH0822691 B2 JP H0822691B2
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宗幸 坂本
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G51/00Conveying articles through pipes or tubes by fluid flow or pressure; Conveying articles over a flat surface, e.g. the base of a trough, by jets located in the surface
    • B65G51/04Conveying the articles in carriers having a cross-section approximating that of the pipe or tube; Tube mail systems
    • B65G51/08Controlling or conditioning the operating medium

Description

【発明の詳細な説明】 発明はパイプ輸送に関するものである。
従来実施されている多くのパイプ輸送は圧送で、特許
出願等で流送と記述してあってもそれを成立させる技術
の記載がなく、その侭で多数のカプセルを連続輸送しよ
うとすると結果的に圧送となり、連続して流送すること
は不可能なものである。又分岐・合流等の技術が確立し
ていないので本願発明のような組織的なパイプ輸送は不
可能なものであった。
本願発明の基本は「流体の圧力に依ってカプセルを押
して輸送する」のでなく、本願発明の「流送」は「流体
の流れにカプセルを乗せて輸送する」というものであ
る。その手段としてカプセルを集団毎に断層のない一本
の棒状に結合して、「輸送」状態を確実に実現し連続輸
送を可能とした。
更に連続輸送が可能となったことによって、各種パイ
プラインを組合せたパイプ網と、カプセルの送・受・選
別・分岐・合流・中間加圧等の諸装置と夫に必要な信号
装置を設け、それらが有効に作用することにより、カプ
セルを用いたパイプ輸送網を実現した。
流体としてその速度が40k/h(これはコンテナを入れ
る事の出来るような直径5m以上の場合で使用するパイプ
の径が小さく成るに従って下がる)位までは流体として
水を、それ以上は空気を使う。
水の場合カプセル(第四図)に物を入れ、その比重を
水に近い値とし、前後にバルブのついた昇減圧室(第一
図)を介して、又は噴射(第二図)に依って管中に没
入、吐出(第三図)して流送(圧送でない)する。
空気の場合従来の方法は周知の通り圧送であるが、本
発明においては水の場合と同用流送する。その為翼又は
曵つばを用いる。
何れの場合も長距離輸送の為には中間加圧が必要で、
その為には管外加圧法がある。(第七図) パイプ輸送を一般の物流用として体系化した場合、幹
線はコンテナの入る様な太さとなり、支線は順次小さく
なる。その比率はカプセルの集成、分解の便宜上1/2比
が良い。
カプセルの集成、分解、配送(達)の為要所に基地
(第九図)が必要である。又この為にカプセルに宛先信
号(第五図)を、分岐合流点の前方に、これに相対する
受信部を設け、分岐・合流ゲートの開閉、カプセル速度
の制御等を行う。
カプセルの没入及吐出(第一〜第三) 第一図の(イ)(ロ)(ニ)及び第二図は送装置、第
一図の(ハ)は送・受装置、第三図は受装置を示す。図
において1はパイプ(各パイプラインの本管を意味す
る。)2はカプセル、3は鍔、4は投入口、5は上バル
ブ(蓋)、6は下バルブ、7はバルブ取付軸、8は昇減
圧室、9は弁室、10は弁、10′10″は弁孔(10′10″が
一致した時通水する。)、11はハンドル、12は注水管、
13は投入支管、14は隔壁、15はノズル、16はケース(ふ
た5を回転させる場合は不要)、22は配分ガイド、23は
取出口、24は配分室、25は積出口、26は戻水口を示す。
第一図(イ)(ロ)は基本的カプセル投入装置の一例
で、上バルブ5を開いてカプセル2を入れこれをしめた
後下バルブ6を開き弁10を回し注水する。昇減圧室8に
入れるカプセルは1ケに限ることはない。各昇減圧室8
を方面別に作れば便利である。図は縦型であるが横に並
べて積層しても良い。
第一図(ニ)は2つ巴型の昇減圧室8又は蓋5を回転
する様にしたものである。カプセルは注水に依って押さ
れ投入口4に至る。巴の数は多くても良い。
第一図(ハ)はバイパスを用いるもので、昇減圧室8
の部分を適宜の方法で開閉してカプセル2を出し入れす
る。点線は今開いている部分を示し、この様に上下交互
に開閉する。
第二図は噴流に依って没入させることで連続的にカプ
セルを投入出来る様にしたものである。
第三図はカプセルの受装置の要領を示したもので、
(イ)はカプセル取出口となる回転取出口23を円形の池
の中心に設け、所要方面別に仕切られた扇形の池で形成
された分配室24にカプセルを吐出するように回転して、
カプセル2を方面別に配分する。余分な水は戻水口26か
ら本管1の取出口支管の直後に噴射する。
カプセル(第四図) カプセル容積は輸送効率に影響し、大きければ大きい
ほど良い事はたしかで、この面から見ると、カプセル径
は管内径に近い程良いことになるが、反対にふん詰りを
起して故障する度合も高くなる。又水流の乱れも大きく
なるのでこの方のロスも多くなる。又一度止めて再始動
する場合、大きな水圧が必要となる。従って使用目的に
依って最も良い点を押える事が必要である。
進行方向のカプセル密度は高ければ高い程無駄な水が
少なくなるので効率的である。
管内ではカプセル相互が第四図(ト)の様になると計
画した余裕面積が無意味なものになるので、各カプセル
が断層のない一本の棒の様になって継る様第四図(チ)
(リ)の様な考慮が必要である。即ち(チ)では凹凸で
組み合わせたものであり、(リ)は磁石に依って結合さ
せたものである。カプセルの形状は長筒形とし、同形で
複数個のカプセルを(チ)では個々のカプセルの前後に
凸凹をつけその組み合わせに依って、(リ)では極の異
なる磁石を付けて弱結合とし、それによって断層の無い
集団毎の一本の棒状となる様に結合したもので、カプセ
ル集団として管内を流送されるようにする。
例えば東京、大阪間の輸送の場合、途中の都市で出し
入れする必要が生じるので一都市向けのカプセルは一集
団で流す必要があり、この為にも第四図(リ)の様な磁
気結合は有効である。それなら各カプセルをひもの様な
もので継いでしまったらどうかと考えられるかも知れな
いが、そうすると曲線部で非常に大きな側圧を生じる事
となる。磁気結合ではこの様な場合各カプセルが容易に
分離する様にする事が出来る。
カプセルの集団と集団との間には若干の隙間がある方
がよい。そのためカプセル集団の先頭と後尾とに磁石を
取り付け、これら各カプセル集団が磁石の磁反力により
相反発するように磁石の極を選定し、又は先の集団の後
尾に光、音響等の、発信装置を後の集団の先頭にその受
信装置を付け、その信号を後の集団が感知するとブレー
キ等で後の集団の速度を遅らせ、各カプセル集団間に必
要な間隔を維持するするようにする。
このカプセル集団間の間隔は分岐・合流の為に特に必
要なもので、その為必要な時間間隔を取るのに必要なば
かりでなく、これが無いとブレーキ作動を、後続する全
カプセル集団でする必要が生じるからである。
カプセルの間隔については運用に依っても調整出来
る。例えば前記の大阪、東京間(以下東海道ラインと略
称する。)の上りの場合、流速を考慮して東京に近い方
から順次適当の時間間隔を置いて投入すれば混乱する事
はない。
流体が水の場合はパイプ内径とカプセル径との間に充
分な余裕を取る事が出来るので、この様にした場合一旦
停止して再始動する場合も流体はその隙間を流れて一番
先のカプセルから順次動き出し回復は非常にスムーズで
ある。
カプセルは規格を統一し通い函とすればゴミの減少、
資材の節約となる。その形は円筒形が作り易いが、管外
での積上を考慮し角形が良い。
カプセルには水流を把握し、管内壁との摩擦を少なく
するため、周辺部が薄く丈夫な鍔をカプセルの前後外側
又は両端につける。鍔の素材はフッソ樹脂が適当と思わ
れる。必要に応じて更に車輪をつける事も出来る。
鍔の突起はパイプ75mmの場合3mm位で、大体この割合
で余り高い必要はない。
多数のカプセルを連続して流す場合カプセル径は管径
の0,7以下0,5以上が良い。0,5以上というのは管内でカ
プセルが重なり合わない為の考慮である。カプセルの長
さは管路の最少曲率半径に依って制限される。
つばの把水力は流速に比例する。
カプセルの細部構造は第四図に示す。図において3は
鍔、17は錘り、18は浮木、19は信号片、30は物入口、31
は物出口(物出口は流れ作業と鍔3の折り畳みの関係で
こうした方が良い場合に付ける。)32はカプセル蓋、33
は蝶番を示す。鍔3は一方向に折り畳めるようにする。
カプセル信号(第五図) カプセルを選別、集成、分解、配送(達)する為カプ
セルを宛先信号をつける。宛先信号はその識別の為機
械、電気、磁気、光、電波、音波の何れを用うるにして
も、発信側と受信側を一致させれば良いのであって、そ
の一、二例を第五図に示す。何れの場合もダッシのつい
た方が受取側である。
第五図(イ)において38は台車、39は荷物、40は信号
柱、41、41′は手、A、B、C、D、E、A′は信号点
であり、台車が差し出した手Aが受取るべき側の同じ高
さに附けた受取側の手A′に接触することにより宛先信
号が識別される。この考えを前記した第四図(ニ)の信
号片19に応用する。
第四図(ニ)に於いて17の錘り、18の浮木はカプセル
の姿勢を上下に保持して、信号片19の信号を正しく作用
させる。
第五図(ロ)において36は磁気接点、36′は空転を示
す。発信側に磁石abcdをこれと対応する様に受取側に磁
気接点a′b′c′d′を設けたもので(何れも黒塗り
の点)両方が一致した場合アンド回路となり通電する。
作用源としてはこの外、光と光電素子、突起と圧電素子
等の組合せが考えられる。この様な宛先信号発信装置を
カプセルにつけ、受信側、又は分岐・合流点の少し前方
に受信部を設けることに依って選別する事が出来る。
分岐合流(第六図) カプセルの宛先信号を受けて分岐、合流、配送ゲート
をどの様に作用するかは第六図(イ)(ロ)に示す。同
図(ハ)(ニ)は分岐合流点におけるバイパス配置の要
領を示す。上り、下りの分岐、合流点を同じ所に作れば
一方の余った水で、一方の不足を補うことができる。
図において42は分岐ゲート、43は電磁石、44はカバ
ー、45はゲートリング、46はカプセルガイド、47は腕
木、48はバイパス、49はバイパスバルブを示す。
分岐ゲート42は、分岐前の本管内側に嵌込むゲートリ
ング45と、分岐する管の間を移動可能にこのリングに取
り付けられた平行且つ複数の棒からなるカプセルガイド
46と、該カプセルガイドの相対する位置にある棒にそれ
ぞれ取り付けられる二つの磁石36と、該カプセルガイド
の棒間を結ぶ腕木47と、前記二つの磁石にそれぞれ対向
して、管外に設けられた極の切り替わる電磁石43からな
り、分岐点の前方に設けた受信装置がカプセルの宛先信
号を受けてその信号を前記電磁石に伝え電磁石の極が切
替えられて、カプセルガイドを所要の分岐方向に振り向
けてカプセルを誘導する。
合流の場合は、同様に、合流点の前方でそれぞれの管
に前記宛先信号の受信装置を設け、該受信装置が前記信
号を受信すると受信した管側を開口してカプセルを合流
点に導く合流ゲートを合流点に設置してもよい。この合
流ゲートの具体例としては、合流する管の内交点を支点
として回転するカプセルガイドがある。
カプセル集団の分岐・合流点での混雑を防ぐため、第
六図(ハ)(ニ)のように分岐・合流点の前方に分岐又
は合流ゲートと連動して開閉するバルブ49を付設したバ
イパス48を設け、前記受信装置の前記宛先信号の受信に
連携して分岐又は合流ゲートが作動し、これと連動して
カプセルの速度を遅くする必要のある管のバイパス48の
バルブ49を開いて、その方のカプセル集団の速度を遅ら
せる。合流の場合、(第六図(ニ))、他方の管のカプ
セルが合流点を通過中で、合流ゲートに依って合流点で
閉鎖されている管のバイパス48のバルブ49を開いてその
管のカプセルの速度を遅くする。
中間加圧(第七図) パイプ輸送において中間加圧はどうしても必要なもの
である。この場合問題になるのは当然のことながら流体
の中に異物がある事である。従来の方法だとパイプの中
間にポンプが入る事になるので、ポンプも被輸送物も壊
れてしまう。どうしても本管に関係ない管外で流体だけ
を加圧する必要がある。これについて米国特許第303876
0号の魚道の発明があるが、これでは自ら遊泳する能力
のない一般物資は運べない。
第七図はこの要領を示したもので、(イ)の50は吐出
管(ノズル)、51は吸入管を示す。吐出管50・吸入管51
はポンプに連結される。吸入管51、ノズル50は各2で良
い。展開すると(ロ)の様になる。これは吸・吐出口が
前後に重ならない範囲内で可及的接近せしめ、吸入流に
乗ってきた物を直接吐出流に乗せる様にしたものであ
る。ポンプの吸・吐出口53、52を至近距離に作ると、流
体は直接還流して用をなさないが、吐出流をノズル噴射
する事に依って防ぐことが出来る。ノズルの数は少ない
方が良い。
吸入口53に物が吸着されると吸水量が減り全体の流れ
が遅れ、更に進んで停止となるので、吸着されない様な
考慮が必要である。カプセルの場合は運動の慣性と前後
の鍔の突出で吸着しにくくなる。又吐出流に依ってはじ
き飛ばされることで充分な場合が多いが、その他の柔ら
かい固形物のような場合は別にストレーナー等を吸入口
53につける、吸入口53の配置を平均化する等の配慮が必
要である。(スラッジ輸送可能な微粒子、粉体等は本輸
送法の対照外・・・但しカプセル等に詰めた場合は別。
念の為) 管の継ぎ方(第八図) パイプ1の内外面共平滑なつ継ぎ方が必要となる場
合、その方法の二例を第八図に示す。図において54は凹
凸嵌合部、55はノック、56は筒形パッキングで多少延び
のある合成樹脂膜・ゴム等で作る。57は力筒でパイプ1
の内面に密着する様に作り、パイプに接着して縦横方向
の力に耐える様にする。58はパイプ1の継目を示す。筒
形パッキング56力筒57は内外反対にしてもよい。
その他の応用 以上は一般の場合について説明したが、特別の場合に
は次の様に更に有利に利用出来る。
(1)谷川に水が流れている場合はそのエネルギーをポ
ンプの代わりに利用出来る。
(2)採石、木材の山出し、果樹園等物そのものが位置
エネルギーを持って居る場合も同様である。
(3)高度差の大きい場合も閉塞線である限り発着点の
高度差が等しければ理論的には静水圧差はは0となる。
従って深海底、高山越えが自由である。
物流ラインと基地(第九図) 第九図は物流基地とラインの基本的編成を示すもので
ある。大径の管と大容量のカプセルからなるメーンライ
ンと、これよりも径及び容量の小さい中径の管と中容量
のカプセルからなるローカルラインと、更に径及び容量
の小さい小径の管と小容量のカプセルからなる個別ライ
ンとを設置し、これら各ラインにはカプセルを管へ送り
込む送装置と管より取り出す受装置が適宜箇所に設けら
れ、これら送・受装置間を連絡するために管を分岐・合
流させて配管されていると共に、各ラインを、各ライン
に設けた送・受装置設置箇所に於いて接するように組合
せて流体パイプ輸送網を形成し、カプセルを前記ライン
別に移し替えるために各ライン間の接する箇所にその接
するラインに対応してメーンライン別、ローカルライン
別、個別ライン別の選別所を設ける。
図において59は別個ライン、60はメーンライン、61は
端末(戸又は工場)、62は受装置、63は送装置、64・66
はローカルライン別選別所、65はメーンライン選別所と
しての大都市別(拠点別)選別所、70は別個ライン別選
別所を示す。
即ち個別ラインに依って集められた小カプセルは先ず
ローカルライン別に選別され、次でそのライン上の大都
市別選別所65で選別されて大型カプセルに詰められる。
詰め替えられた大型カプセルは大都市別に集団化して投
入口4を経てメーンライン60に送り込む。メーンライン
60で運ばれた大型カプセルはローカルライン別選別所66
で各都市に配られ、別個ライン59である都市内線に都市
内選別所である別個ライン別選別所70で分けられる。こ
の都市内選別所70には当然同一市内から集められた同じ
都市内向けのものも集まることになる。点線はカプセル
なしの空の部分を示す。67、68はそれぞれカプセルの集
成分解を示しており、69は是等集成分解をする為のタワ
ーで、各選別所に螺旋状の選別管を付設したものを作
り、敷地を有効に使う方法を示したものである。この様
なラインの編成をどうするかは電話網の構成が参考とな
る。此処で言う都市・ローカル等の呼称は区域又は大小
を示すものである。
発明の効果 (1)建設費が安い。
A 分散荷重である。衝撃荷重が少ない、従って軽易
な構造で良い。
B 架線等の付帯設備が安い。(ポンプ、電源のみ) C トンネル、橋等理論的になくても良い。
D 閉塞回路になる限り途中の高度差は関係ない。
E 敷地が少なくて済む。立体的に利用出来る。
F 部品の構造が簡単である。
G 路線の分岐、速度制御が簡単である。
H ローカル線、幹線の併合、分離が自由である。
(2)維持費が安い。
A 人手を多く要しない。
B 故障が少ない。
C 燃料効率が良い。
D 流体及被輸送物の荷重相殺が出来る。
(3)輸送量が大きい。
(4)交通公害を生じない。音、ガス、振動、事故等。
(5)人の健康、建物に対する公害等社会的メリットが
大きく、交通に対応する諸経費を節約出来る。
(6)天然の位置エネルギーの利用が出来る。
(7)確度の高い輸送が出来る。
(8)物流滞貨、備蓄の減少が出来る。従って総合して
物価の抑制が出来る。
【図面の簡単な説明】
第一図の(イ)(ロ)は昇減圧室を用いてカプセルを水
管に没入させる要領を示す図、同(ニ)は同じくこれを
平面化した図、同(ハ)はバイパスを使った図、第二図
はノズルを用いてカプセルを没入する方法を示す図、第
三図はカプセル受取側の二例を示す図、第四図はカプセ
ルの構造、集成、連結の要領を示す図、第五図はカプセ
ル信号の具体例を示す図、第六図は分岐、合流の方法を
示す図、第七図は中間加圧部の構造を示す図、第八図は
パイプの内外面を平滑に継ぐ方法を示す説明図。第九図
は輸送ライン構成の基本モデルを示す説明図。 1……パイプ、2……カプセル、3……鍔、4……投入
口、5……上バルブ(蓋)、6……下バルブ、7……取
付軸、8……昇減圧室、9……弁室、10……弁、10′1
0″……弁孔、11……ハンドル、12……注水管、13……
投入支管、14……隔壁、15……ノズル、16……ケース、
17……錘り、18……浮木、19……信号片、22……配分ガ
イド、23……取出口、24……配分室、25……積出口、26
……戻水口、30……物入口、31……物出口、32……カプ
セル蓋、33……蝶番、36……磁石、38……台車、39……
荷物、40……信号柱、41、41′は手、42……分岐ゲー
ト、43……電磁石、44……カバー、45……ゲートリン
グ、46……カプセルガイド、47……腕木、48……バイパ
ス、49……バイパスバルブ、50……吐出管(ノズル)、
51……吸入管、52……吐出口、53……吸入口、54……凹
凸嵌合部、55……ノック、56……筒形パッキング、57…
…力筒、58……パイプ1の継目、59……ローカルライ
ン、60……メーンライン、61……端末(戸又は工場)、
62……受装置、63……送送置、64・66……ライン別選別
所、65,……都市別選別所、67,68……カプセルの集成分
解状態、69……集成の分解をする為のタワー、70……都
市内ライン別選別所。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】管内を流動する流体とその流体に依って流
    送され、被輸送物を収納するカプセルを用いてパイプ輸
    送に於いて、以下(イ)乃至(ヘ)項よりなる流体パイ
    プ輸送装置。 (イ) 大径の前記管と大容量の前記カプセルからなる
    前記パイプ輸送のメーンラインと、これよりも径及び容
    量の小さい中径の前記管と中容量の前記カプセルからな
    る前記パイプ輸送のローカルラインと、更に径及び容量
    の小さい小径の前記管と小容量の前記カプセルからなる
    前記パイプ輸送の個別ラインとを設置し、これら各ライ
    ンには前記カプセルを管へ送り込む送装置と管より取り
    出す受装置が適宜箇所に設けられ、これら送・受装置間
    を連絡するために管を分岐・合流させて配管されている
    と共に、前記各ラインを、前記各ラインに設けた送・受
    装置設置箇所に於いて接するようにして組合せて流体パ
    イプ輸送網を形成し、カプセルを前記ライン別に移し替
    えるために前記各ライン間において接する箇所にその接
    するラインに対応してメーンライン別、ローカルライン
    別、個別ライン別の選別所を設ける。 (ロ) 前記カプセルに宛先信号を付け、前記各ライン
    の管に於ける分岐点の前方にその信号の受信装置を設
    け、該受信装置が前記信号を受信すると、その信号にし
    たがって前記カプセルを所要の分岐方向に誘導するよう
    に作動する分岐ゲートを前記各分岐点に設置する。 (ハ) 流体との「ずれ」を防ぐ為前記カプセルの前後
    外側又は両端に外縁部が薄く丈夫な把水鍔をつける。 (ニ) 前記カプセルは比重の調整に依って、輸送中の
    重さが流体と略々等しく成るようにする。 (ホ) 前記カプセルの形状は長筒形とし、同形で複数
    個のカプセルを、断層の無い一本の棒状と成るように結
    合して、カプセル集団として管内を流送されるようにす
    る。 (ヘ) 前記各ラインの管の要所に流体の減圧を補うた
    め管外にポンプを設置し、該ポンプと該管とを、該管の
    流体と該ポンプへ吸入する吸入管と該ポンプからの流体
    を吐出するノズルとに依って連絡し、運ばれて来た前記
    カプセルを管内に於いて、ポンプへの吸入流からポンプ
    からの吐出流に直接乗せる様にした構造の中間加圧装置
    を設置する。
  2. 【請求項2】前記分岐ゲートは、分岐前の本管内側に嵌
    込むゲートリングと、分岐する管の間を移動可能にこの
    リングに取り付けられた平行且つ複数の棒からなるカプ
    セルガイドと、該カプセルガイドの相対する位置にある
    棒にそれぞれ取り付けられる二つの磁石と、該カプセル
    ガイドの棒間を結ぶ腕木と、前記二つの磁石にそれぞれ
    対向して、管外に設けられた極の切り替わる電磁石とを
    有し、前記受信装置の前記信号によって前記電磁石の極
    が切替えられて、カプセルガイドを所要の分岐方向に振
    り向けてカプセルを誘導するようにした第1項記載の流
    体パイプ輸送装置。
  3. 【請求項3】前記各ラインの管における合流点に、合流
    する管の内交点を支点として回転するカプセルガイドか
    らなる合流ゲートを取付けた第1項記載の流体パイプ輸
    送装置。
  4. 【請求項4】前記各ラインの管に於ける合流点の前方に
    前記合流ゲートと連動して開閉するバルブを付設したバ
    イパスを設け、他方の管のカプセルが合流点通過のため
    合流ゲートによって閉鎖されている管側の前記バルブを
    開いて、該管内のカプセル集団の速度を遅らせるように
    して、合流点に於ける混雑を防止するようにした第1項
    記載の流体パイプ輸送装置。
  5. 【請求項5】前記選別所に、螺旋状の選別管を付設した
    第1項記載の流体パイプ輸送装置。
  6. 【請求項6】前記各カプセル集団の先頭と後尾とに磁石
    を取り付け、これら各カプセル集団が磁石の磁反力によ
    り相反発するように磁石の極を選定して、各カプセル集
    団間に分岐・合流・流送上必要な間隔を維持するするよ
    うにした第1項記載の流体パイプ輸送装置。
  7. 【請求項7】前記カプセル集団の後尾に光・音響等の発
    信装置を、又その先頭にその受信装置を付け、前方カプ
    セル集団から光、音響等を後方カプセル集団の前記受信
    装置によって受信し、その受けた信号に従って後方のカ
    プセル集団の速度をブレーキ作動等により制御して、各
    カプセル集団間に分岐・合流・流送上必要な間隔を維持
    するようにした、第1項記載の流体パイプ輸送装置。
  8. 【請求項8】個々のカプセルの前後に凸凹又は極の異な
    る磁石を付けて弱結合とし、それによってカプセルを断
    層の無い集団毎の一本の棒状となる様に結合してする第
    1項記載の流体パイプ輸送装置。
  9. 【請求項9】直方体の長筒形のカプセルを用いて第1項
    記載の流体パイプ輸送装置。
  10. 【請求項10】折畳み出来る把水鍔を付けたカプセルを
    用いてする第1項記載の流体パイプ輸送装置。
  11. 【請求項11】フッ素樹脂等の滑りの良い把水鍔を付け
    たカプセルを用いてする第1項記載の流体パイプ輸送装
    置。
  12. 【請求項12】前記各ラインに於いて使用されるカプセ
    ルの規格を統一した第1項記載の流体パイプ輸送装置。
  13. 【請求項13】上下に出し入れ口の付いたカプセルを用
    いてする第1項記載の流体パイプ輸送装置。
  14. 【請求項14】上側に浮き、下に重りを付けて姿勢を制
    御するようにしたカプセルを用いてする第1項記載の流
    体パイプ輸送装置。
  15. 【請求項15】前記送装置は、前後にバルブの付いたパ
    イプ状の昇減圧室を複数並列に設けたものからなり、こ
    れら昇減圧室と前記ラインの管とを前記一方のバルブを
    介して連通させて前記カプセルを管内に没入吐出する第
    1項記載の流体パイプ輸送装置。
  16. 【請求項16】前記送装置は、カプセル送入支管を前記
    各ラインの管に接続し、該支管に前記管の流れ方向に吐
    出するようにノズルを付けその噴流圧によって前記カプ
    セルの前記管への没入を行うようにした第1項記載の流
    体パイプ輸送装置。
  17. 【請求項17】前記送装置は、前記カプセルを併立して
    入れる事の出来る二つ巴形に仕切り、中央部にカプセル
    投入口を設けた丸い池を作り、その中心を軸として回転
    する一つ巴形の蓋を付け、該蓋を開放してカプセルを入
    れ、該蓋を閉鎖して注水して前記投入口から前記各ライ
    ンの管にカプセルを没入するうにした第1項記載の流体
    パイプ輸送装置。
  18. 【請求項18】前記受装置を、カプセルを吐出する回転
    取出口を中心に持つ円形の池を設け、所要方面別に扇形
    に仕切られた池に、前記信号に従いカプセルを吐出する
    ようにした第1項記載の流体パイプ輸送装置。
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