JPH08224458A - 水中油型の乳化組成物 - Google Patents

水中油型の乳化組成物

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JPH08224458A
JPH08224458A JP7299084A JP29908495A JPH08224458A JP H08224458 A JPH08224458 A JP H08224458A JP 7299084 A JP7299084 A JP 7299084A JP 29908495 A JP29908495 A JP 29908495A JP H08224458 A JPH08224458 A JP H08224458A
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JP
Japan
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oil
formula
general formula
emulsion composition
sugar
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JP7299084A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Miyake
博 三宅
Kazuhiko Matsuda
一彦 松田
Masahiro Sato
昌裕 佐藤
Haruhiko Toda
晴彦 戸田
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Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 非イオン性乳化剤を用いた油分の水中油型の
乳化液において、油分の乳化性及び乳化安定性にすぐれ
た乳化組成物を提供する。 【解決手段】 乳化剤が、下記(1)又は(2)で表わ
されるグリコシド化合物からなる非イオン性界面活性剤
である乳化組成物。 〔Z(OH)q-1〕−O〔C35(OH)O〕−R1 (1) (前記式中、〔Z(OH)q-1〕は式〔Z(OH)q〕で
表わされる糖化合物に結合するq個の水酸基のうちのア
ノメリック位炭素に結合する水酸基を除いた糖残基を示
し、−O〔C35(OH)O〕−はグリセリンH−O
〔C35(OH)O〕−Hから2個の水素原子を除いた
グリセリン残基を示し、R1は炭素数1〜12の脂肪族
基を示す) 〔Z(OH)q-1〕−O〔C35(OH)O〕x−R2 (2) (前記式中、−O〔C35(OH)O〕x−はポリグリ
セリンH−O〔C35(OH)O〕x−H(1<x≦
7)から2個の水素原子を除いたポリグリセリン残基を
示し、R2は炭素数13〜22の脂肪族基を示す)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、微細油分粒子の乳
化性、乳化安定性にすぐれた水中油型の乳化組成物に関
する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、界面活性剤は油分を水性
液体中に乳化させるための乳化剤として利用されている
が、特に非イオン性界面活性剤は、安全性、肌マイルド
性等に優れていることから、油脂や高級脂肪酸等の油分
を水性液体に乳化させる乳化剤として利用されている。
従来、非イオン性乳化剤としては、高級アルコールのエ
チレンオキサイド又はプロピレンオキサイド付加物、グ
リセリン脂肪酸エステルやポリグリセリン脂肪酸エステ
ル等のグリセリンエステル類、ソルビタン脂肪酸エステ
ル等の糖アルコールエステル類、ショ糖脂肪酸エステル
やマルトース脂肪酸エステル等のオリゴ糖エステル類な
ど、多くのものが知られている。しかしながら、これら
の乳化剤は、その油分を水性液体に乳化させる乳化力に
おいて未だ十分ではなく、各種添加剤或いは他の界面活
性剤と併用してその乳化力を改善しているのが現状であ
る。一方、人体に対する安全性の高い非イオン性乳化剤
として、各種のグリコシドが知られている(特開昭60
−204794号、特開平4−244094号、特開平
6−145188号等)。しかしながら、これらのグリ
コシドも、前記した非イオン性乳化剤と同様に、油分の
乳化性に劣るという欠点を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、非イオン性
乳化剤を用いた油分の水中油型の乳化液において、油分
の乳化性及び乳化安定性にすぐれた乳化組成物を提供す
ることをその課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成する
に至った。
【0005】すなわち、本発明によれば、油分を乳化剤
の存在下で水性液体中に乳化してなる水中油型の乳化組
成物において、該乳化剤が、下記一般式(1)又は
(2)で表わされるグリコシド化合物からなる非イオン
性界面活性剤であることを特徴とする乳化組成物が提供
される。 一般式(1): 〔Z(OH)q-1〕−O〔C35(OH)O〕−R1 (1) (前記式中、〔Z(OH)q-1〕は式〔Z(OH)q〕で
表わされる糖化合物に結合するq個の水酸基のうちのア
ノメリック位炭素に結合する水酸基を除いた糖残基を示
し、−O〔C35(OH)O〕−はグリセリンH−O
〔C35(OH)O〕−Hから2個の水素原子を除いた
グリセリン残基を示し、R1は炭素数1〜12の脂肪族
基を示す) 一般式(2): 〔Z(OH)q-1〕−O〔C35(OH)O〕x−R2 (2) (前記式中、〔Z(OH)q-1〕は式〔Z(OH)q〕で
表わされる糖化合物に結合するq個の水酸基のうちのア
ノメリック位炭素に結合する水酸基を除いた糖残基を示
し、−O〔C35(OH)O〕x−はポリグリセリンH
−O〔C35(OH)O〕x−H(1<x≦7)から2
個の水素原子を除いたポリグリセリン残基を示し、R2
は炭素数13〜22の脂肪族基を示す)
【0005】
【発明の実施の形態】本発明でグリコシドの合成に用い
る糖化合物には、単糖、オリゴ糖、糖重合物が包含され
る。以下、これらの糖化合物について詳述する。 (1)単糖 単糖としては、次の一般式(3)で表わされるものを挙
げることができる。 CnH2nOn (3) 前記式中、nは5又は6の数を示す。このような単糖の
具体例としては、アラビノース、リボース、キシロー
ス、キシルロース、リブロース、グルコース、ガラクト
ース、フルクトース、マンノース、ソルボース、タロー
ス、フコース、グルコヘプトース、セドヘプツロース、
マンノヘプツロース、グルコヘプツロース等を挙げるこ
とができる。 (2)オリゴ糖 オリゴ糖としては、次の式で表わされるものを挙げるこ
とができる。 P(CnH2nOn)−(P−1)H2O (4) 前記式中、nは5又は6の数を示す。Pは1〜10の数
を示す。このようなオリゴ糖としては、マルトース、ラ
クトース、セロビオース、イソマルトース、ゲンチオビ
オース、ラミナリビオース、キシロビオース、マンノビ
オース、マルトトリオース、セロトリオース、マンニノ
トリオース、マルトテトラオースの他、多糖(セルロー
ス、ヘミセルロース、デンプン、イヌリン、デキストリ
ン、デキストラン、キシラン等)を加水分解して低分子
化したもの等を挙げることができる。 (3)糖重合物 糖重合物としては、例えば、マンノース重合物やグルコ
ース重合物等を挙げることができる。
【0006】本発明における前記一般式(1)で表わさ
れるグリコシド化合物は、下記一般式(5) Z(OH)q (5) (式中、Zは糖化合物からそれに含まれる水酸基を除い
た糖骨格を示し、(OH)qはその糖骨格に結合するq個
の水酸基を示す)で表わされる糖化合物と、下記一般式
(6) HO〔C35(OH)O〕−R1 (6) (式中、R1は炭素数1〜12の脂肪族基を示す)で表
わされるグリセリン誘導体とを反応させることによって
製造される。この場合の反応は次式で表わすことができ
る. Z(OH)q+HO〔C35(OH)O〕−R1 (7) → 〔Z(OH)q-1〕−O〔C35(OH)O〕−R1 前記一般式(1)で表わされるグリコシド化合物におい
て、そのグリセリン残基は未重合のグリセリンから誘導
されたものである。また脂肪族基R1の炭素数は、この
未重合のグリセリン残基に対応して、1〜12、好まし
くは8〜12である。脂肪族基R1には、直鎖状又は分
岐鎖状の飽和又は不飽和アルキル基が包含される。この
ような脂肪族基としては、例えば、メチル、エチル、プ
ロピル、ブチル、ヘキシル、オクチル、デシル、ウンデ
シル、ドデシル、デセニル、ウンデセニル、ドデセニル
等が挙げられる。
【0007】本発明における前記一般式(2)で表わさ
れるグリコシド化合物は、下記一般式(5) Z(OH)q (5) (式中、Z及びqは前記と同じ意味を有する)で表わさ
れる糖化合物と、下記一般式(8) HO〔C35(OH)O〕x−R2 (8) (式中、R2は炭素数13〜22の脂肪族基を示し、x
は1より大きく7以下の数(1<x≦7)である)で表
わされるグリセリン誘導体とを反応させることによって
製造される。 前記一般式(2)で表わされるグリコシ
ド化合物において、そのグリセリン残基は、平均重合度
xが1より多く7以下(1<x≦7)、好ましくは2〜
4(2≦x≦4)の重合グリセリンから誘導されたもの
である。また、脂肪族基R2の炭素数は、13〜22、
好ましくは13〜18である。脂肪族基R2には、直鎖
状又は分岐鎖状の飽和又は不飽和アルキル基が包含され
る。このような脂肪族基としては、トリデシル、テトラ
デシル、ペンタデシル、ペンタデセニル、ヘキサデシ
ル、オクタデシル、ノナデシル、エイコシル、ヘンエイ
コシル、ヘキサデセニル、ノナデセニル等が挙げられ
る。
【0008】前記一般式(6)及び(8)で表わされる
グリセリン誘導体は、グリセリン又はポリグリセリンに
アルキルハライドやアルキルサルフェート金属塩等のア
ルキル化剤を反応させることによって得ることができ
る。
【0009】前記一般式(1)又は(2)で表わされる
グリコシド化合物は、いずれも、グリセリン残基による
親水性と、脂肪族基による疎水性とが適正にバランスさ
れたもので、すぐれた界面活性作用を示す。一般式
(1)で表わされるグリコシド化合物(1)及び一般式
(2)で表わされるグリコシド化合物(2)は、それぞ
れ、単独で用いるのが好ましく、それらのグリコシド化
合物(1)及び(2)を混合すると、界面活性作用の低
下を生じる傾向を示す。
【0010】前記一般式(1)又は(2)で表わされる
グリコシド化合物は、いずれも、アノメリック位に関す
る立体異性体混合物であることが好ましく、そのアノメ
リック位の立体異性体であるα体とβ体の重量比は、8
0/20〜5/95、好ましくは70/30〜10/9
0、より好ましくは60/40〜50/50である。α
体とβ体との重量比α/βが前記範囲を逸脱すると、界
面活性剤の起泡性が悪くなる、水溶性が低くなる、泡感
触が悪くなる等の傾向を示す。
【0011】一般に、界面活性剤を用いて泡安定性にす
ぐれた泡を起泡性よく生じさせるには、油/水界面及び
気/液界面において界面活性剤を規則的に配列させるこ
とが重要となり、この観点から見れば、一般式(1)で
表わされるグリコシドは、そのα体とβ体との混合物よ
りも、α体又はβ体単独で用いる方が、起泡力及び泡安
定性にすぐれた界面活性作用を示すものと考えられた
が、意外にも、α体とβ体との混合物の形態で用いると
きには、相乗効果が得られ、α体及びβ体を各単独で用
いた場合よりもすぐれた界面活性作用を示すことが見出
された。
【0012】前記一般式(1)又は(2)のグリコシド
化合物は、化学的方法や酵素的方法に従って合成するこ
とができる。化学的方法としては、Fischer法
〔BIO INDUSTRY,10,408(199
3)〕が知られている。
【0013】グリコシド化合物のα体とβ体との比率を
調節する方法としては、高純度のα体と高純度のβ体と
を所定比率で混合する方法、α体の含有割合の高いα体
とβ体の混合物に、β体を所定の割合で添加する方法、
α体の含有率の高いα体とβ体との混合物を、α体を選
択的に加水分解する酵素、例えば、α−アミラーゼ、α
−グルコシダーゼ、α−ガラクトシダーゼ、α−マンノ
シダーゼ等のα−グリコシダーゼや、α−トランスグリ
コシダーゼ、α−ガラクトシルトランスフェラーゼ等の
α−トランスグリコシダーゼの存在下でα体の一定量を
加水分解させる方法等が挙げられる。
【0014】本発明の水中油型の乳化組成物において、
水中に乳化させる油分としては、乳化組成物の使用目的
等に応じて選定され、例えば、オリーブ油、大豆油、ナ
タネ油、落花生油、ツバキ油等の植物性油脂;牛脂、魚
油等の動物性油脂の他、流動パラフィン、ワックス、ワ
セリン、高級脂肪酸又はそのエステル、高級アルコール
又はそのエステル等を挙げることができる。油分を乳化
させる水性液体としては、水、水溶液、水溶性有機溶媒
(例えば、エタノールやグリセリン等のアルコール)と
水との混合液等を挙げることができる。乳化組成物中の
油分の割合は、特に制約されないが、1〜90重量%、
好ましくは20〜60重量%である。また、乳化組成物
中の乳化剤の割合は、0.1〜20重量%、好ましくは
0.1〜10重量%である。本発明の乳化組成物は、例
えば、ドレッシング、ホイップクリーム、マヨネーズ、
アイスクリームなどの食品;クリーム、乳液などの乳化
化粧品等であることができる。乳化組成物の調製方法と
しては公知の方法を採用できる。また、乳化組成物を製
造する場合、使用目的等に応じて適宜な油相成分、水相
成分を配合することができる。この場合、本発明の目的
を損なわない限り他の乳化剤を配合することは差支えな
い。
【0015】
【発明の効果】本発明の乳化組成物は、それに含まれる
油分の乳化性、乳化安定性にすぐれたものであり、ま
た、その乳化剤が非イオン性のグリコシドからなるもの
であることから、人体に対して高い安定性を有する。
【0016】
【実施例】
実施例 次に本発明を実施例によりさらに詳述する。
【0017】参考例1 糖化合物とグリセリン誘導体を反応原料として用いFi
scher法により表1に示す構造のグルコシド化合物
を合成した。表1においては、グルコシド化合物は、次
の構造式に対応して示されている。 〔mA−(OH)q-1〕−O〔C35(OH)O〕x−R (A) この式において、〔mA−(OH)q-1〕は、式〔mA
−(OH)q〕で表わされる糖化合物(平均重合度がm
のグルコース(A)重合物)に結合する水酸基のうちの
アノメリック位炭素に結合する水酸基を除いた糖残基を
示す。また、式 −O〔C35(OH)O〕x−R は、式 HO〔C35(OH)O〕x−R で表わされるグリセリン誘導体から水素原子を除いたグ
リセリン誘導体残基を示す。また、表1にはグルコシド
化合物のα体とβ体との重量比α/βも示されている。
【0018】
【表1】
【0019】実施例1〜4 参考例1で得た製品No.A〜Dのグルコシドについ
て、その乳化性能を以下のようにして測定し、その測定
結果を表2に示す。
【0020】比較例1 参考例1で得た製品No.Aのグルコシドと製品No.
Cのグルコシドとを12/8の重量比で混合した混合物
について、その乳化性能を以下のようにして測定し、そ
の測定結果を表2に示す。
【0021】比較例2 参考例1で得た製品No.Aのグルコシドと製品No.
Dのグルコシドとを13/7の重量比で混合した混合物
について、その乳化性能を以下のようにして測定し、そ
の測定結果を表2に示す。 (乳化性能の測定)試料の0.5重量%水溶液10ml
を30mlの栓付試験管に入れ、更に、サラダ油10m
lを加え、30℃で30回激しく振盪した後、そのまま
30℃で30分間静置し、試験管の下部に分離してきた
水相(分離水)の容積(ml)を測定した。
【0022】
【表2】
【0023】参考例2 グルコース(C6126)とデシルグリセリン[C10
21OCH(CH2OH)CH2OH]を原料として用い、
フィッシャー法により前記一般式(A)で表わされるデ
シルグリセリルグルコシド(一般式(A)において、R
=デシル基、m=1.5、x=1)150重量部を、溶
剤としてのメタノールに濃度80重量%で溶解し、この
溶液を陰イオン交換樹脂(商品名:Dowex 1,O
H型、粒度200〜400メッシュ、ダウケミカル社
製)を充填したカラムに吸着させた後、メタノールを溶
離液として吸着カラムに通し、α体とβ体を吸着分離し
た。この吸着分離により、α体91重量部と、β体38
重量部がそれぞれ純度100%で得られた。
【0024】参考例3 参考例2において、デシルグリセリンの代りにオレイル
ペンタグリセリンを用いた以外は同様にしてオレイルペ
ンタグリセリングルコシドのα体とβ体を得る。
【0025】実施例5 参考例2及び3で得られたグリコシドのα体とβ体を表
3及び表4に示す重量比(α/β)で混合して試料を作
った。この試料について、実施例1〜4と同様にしてそ
の乳化性能をサラダ油及び流動パラフィンに関して測定
し、サラダ油に関する結果を表3に示し、流動パラフィ
ンに関する結果を表4に示す。また、比較のために、既
存の非イオン性乳化剤を用いた結果を表3及び表4にあ
わせて示す。なお、表3及び表4に示した非イオン性乳
化剤A及びBの具体的内容は以下の通りである。 A:ショ糖エステル(リョ−トーシュガーエステル、P
−1670、三菱化成食品社製) B:アルキルポリグルコシド(APG−600、ヘンケ
ル社製)
【0026】
【表3】
【0027】
【表4】
【0028】次に、本発明の乳化組成物の組成例を示
す。 〔組成例1〕コールドクリーム 製品No.A 10重量部 流動パラフィン 25重量部 ラノリン 10重量部 ミリスチン酸イソプロピル 12重量部 香料、色素 適量 水 残部 ─────────────────────────── 計 100.0重量部
【0029】 〔組成例2〕バニシングクリーム 製品No.B 5.5重量部 ステアリン酸 13.2重量部 プロピレングリコール 24.0重量部 グリセリン 6.0重量部 水酸化ナトリウム 0.6重量部 香料 適量 精製水 残部 ─────────────────────────── 計 100.0重量部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 戸田 晴彦 東京都墨田区本所一丁目3番7号 ライオ ン株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油分を乳化剤の存在下で水性液体中に乳
    化してなる水中油型の乳化組成物において、該乳化剤
    が、下記一般式(1)又は(2)で表わされるグリコシ
    ド化合物からなる非イオン性界面活性剤であることを特
    徴とする乳化組成物。 一般式(1): 〔Z(OH)q-1〕−O〔C35(OH)O〕−R1 (前記式中、〔Z(OH)q-1〕は式〔Z(OH)q〕で
    表わされる糖化合物に結合するq個の水酸基のうちのア
    ノメリック位炭素に結合する水酸基を除いた糖残基を示
    し、−O〔C35(OH)O〕−はグリセリンH−O
    〔C35(OH)O〕−Hから2個の水素原子を除いた
    グリセリン残基を示し、R1は炭素数1〜12の脂肪族
    基を示す) 一般式(2): 〔Z(OH)q-1〕−O〔C35(OH)O〕x−R2 (前記式中、〔Z(OH)q-1〕は式〔Z(OH)q〕で
    表わされる糖化合物に結合するq個の水酸基のうちのア
    ノメリック位炭素に結合する水酸基を除いた糖残基を示
    し、−O〔C35(OH)O〕x−はポリグリセリンH
    −O〔C35(OH)O〕x−H(1<x≦7)から2
    個の水素原子を除いたポリグリセリン残基を示し、R2
    は炭素数13〜22の脂肪族基を示す)
  2. 【請求項2】 一般式(1)又は(2)で表わされるグ
    リコシド化合物がα体とβ体のアノメリック位異性体混
    合物からなり、α体とβ体との重量比が80/20〜5
    /95である請求項1の乳化組成物。
JP7299084A 1994-10-25 1995-10-23 水中油型の乳化組成物 Pending JPH08224458A (ja)

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JP28424794 1994-10-25
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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