JPH08223260A - 携帯無線端末装置 - Google Patents

携帯無線端末装置

Info

Publication number
JPH08223260A
JPH08223260A JP7028462A JP2846295A JPH08223260A JP H08223260 A JPH08223260 A JP H08223260A JP 7028462 A JP7028462 A JP 7028462A JP 2846295 A JP2846295 A JP 2846295A JP H08223260 A JPH08223260 A JP H08223260A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
assembly
case
terminal device
wireless terminal
circuit board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7028462A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidekatsu Kobayashi
英克 小林
Hiroshi Kubo
洋 久保
Hiroo Sakashita
浩朗 坂下
Daizo Funaya
大造 船矢
Yoshifumi Tsukamoto
祥史 塚本
Masashi Tomura
昌志 戸村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP7028462A priority Critical patent/JPH08223260A/ja
Priority to US08/539,006 priority patent/US5722055A/en
Publication of JPH08223260A publication Critical patent/JPH08223260A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/02Constructional features of telephone sets
    • H04M1/0202Portable telephone sets, e.g. cordless phones, mobile phones or bar type handsets
    • H04M1/026Details of the structure or mounting of specific components

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は携帯無線端末装置に関し、製造コス
トを安価とすることを目的とする。 【構成】 第1,第2の機種の携帯電話機11,12
は、両者に共通の部品群31と、携帯電話機11に専用
の部品群32と、携帯電話機12に専用の部品群33と
よりなる。共通部品群31は、電話機本体組立体22
と、リア側ケース組立体33とよりなる。専用の部品群
32は、フロント側ケース組立体25とキーパッド24
とよりなる。専用の部品群33は、フロント側ケース組
立体28とキーパッド27とよりなる。共通部品群31
が存在することによって用意する部品の種類が少なくて
済むよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は携帯電話機等の携帯無線
端末装置に関する。携帯無線端末装置は、更に普及を図
るためには、低価格であることが一つの条件とされてい
る。従って、製造者としては、製造コストを安価とする
ことが重要である。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、先に、特願平6−3871
3号、発明の名称「携帯無線端末装置」を出願した。先
の出願に係る「携帯無線端末装置」はプリント回路基板
及びスピーカ及びマイクを備えた携帯無線端末装置本体
組立体が、リアケース組立体とフロントケース組立体と
を組合わせてなるケース組立体の内部に組込まれた構成
を有する。
【0003】この携帯無線端末装置は、組立作業がし易
い構造を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、個々の部分に
ついてみると、更に低価格化を図る上では、改良の余地
があった。そこで、本発明は、更に低価格化を図った携
帯無線端末装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、複数
の機種に共通に使用されるリアケース組立体と、複数の
機種に共通に使用される携帯無線端末装置本体組立体
と、複数の機種毎に用意してある複数種類のフロントケ
ース組立体の中から選択されて、上記携帯無線端末装置
本体組立体を収容した状態で、上記リアケース組立体と
固定されたフロントケース組立体とよりなる構成とした
ものである。
【0006】請求項2の発明は、携帯無線端末装置本体
組立体が、リアケース組立体とフロントケース組立体と
が組合わされたケース組立体の内部に組込まれた構成の
携帯無線端末装置において、上記フロントケース組立体
は、フロントケース本体を有し、該フロントケース本体
は、通常の合成樹脂製のフロントケース部材と、該フロ
ントケース部材の側面上のエラストマ質製の帯部とより
なり、上記フロントケース部材と上記帯部とは、二色成
形によって成形してある構成としたものである。
【0007】請求項3の発明は、上記携帯無線端末装置
本体組立体は、スピーカを有し、且つ側面に、上記スピ
ーカより発音する音の音量を可変するキーモジュールを
有し、上記フロントケース部材は、その側面のうち、上
記キーモジュールに対向する個所に開口を有し、上記エ
ラストマ質製の帯部のうち、上記開口を塞ぐ部分が、キ
ーパッド部を形成する構成としたものである。
【0008】請求項4の発明は、携帯無線端末装置本体
組立体が、リアケース組立体とフロントケース組立体と
が組合わされたケース組立体の内部に組込まれた構成の
携帯無線端末装置において、上記携帯無線端末装置組立
体は、平板部と、該平板部の下面より下方に突設してあ
り、下端面に溝を有する塀部とよりなるシールドケース
と、該溝に一部嵌合させて、上記塀部に沿って設けてあ
る紐状の導電ゴム製のシールドパッキン部材と、上記塀
部に対応したアースパターンを有するリア側プリント基
板を有し、該アースパターンを上記シールドパッキン部
材に当接させて、上記シールドケースの下側に配された
リア側プリント基板組立体とよりなり、上記リアケース
組立体に、リアケース本体を有し、該リアケース本体
は、内部に、上記リア側プリント基板の下面を受けるリ
ブとを有し、上記シールドケースが上記リアケース組立
体に固定された状態において、上記リア側プリント基板
の下面が上記リブによって押され、このプリント基板の
上面が上記シールドケースの塀部の下端面が押し付けら
れ、上記アースパターンが上記シールドパッキン部材に
圧着した構成としたものである。
【0009】請求項5の発明は、請求項4のリブは、ア
ンテナ用パイプが圧入され、圧入されたアンテナ用パイ
プを保持するアンテナ用パイプ保持部を有する構成とし
たものである。請求項6の発明は、携帯無線端末装置本
体組立体が、リアケース組立体とフロントケース組立体
とがねじによってねじ止めされて組合わされたケース組
立体の内部に組込まれた構成の携帯無線端末装置におい
て、上記携帯無線端末装置組立体は、平板部と、該平板
部の下面より下方に突設してあり、下端面に溝を有する
塀部とよりなるシールドケースと、該溝に一部嵌合させ
て、上記塀部に沿って設けてある紐状の導電ゴム製のシ
ールドパッキン部材と、上記塀部に対応したアースパタ
ーンを有するリア側プリント基板を有し、該アースパタ
ーンを上記シールドパッキン部材に当接させて、上記シ
ールドケースの下側に配されたリア側プリント基板組立
体とよりなり、上記シールドケースは、上記ねじが挿通
する貫通孔を有するコーナ部分を有し、上記プリント基
板は、上記シールドケースのコーナ部分と対向する張り
出し部分を有しない形状を有し、上記リアケース組立体
は、リアケース本体を有し、該リアケース本体は、底板
部と、周壁部と、該底板部のうち、上記組込まれた携帯
無線端末装置本体組立体の上記シールドケースの上記コ
ーナ部分に対応する部位に形成してあり、上記ねじが挿
通する貫通孔を有し、且つ上記シールドケースの上記コ
ーナ部分を支持するボス部と、上記ボス部及び上記底板
部から張り出しているリブとを有し、上記携帯無線端末
装置本体組立体の上記シールドケースの上記コーナ部分
が、上記ねじによって上記リアケース組立体及び上記フ
ロントケース組立体と共締めされ、上記プリント基板の
うち、上記コーナ部分の近傍に位置する部分が、上記リ
ブによって支持され、このプリント基板の上面が、上記
シールドケースの塀部の下端面に押し付けられ、上記ア
ースパターンが上記シールドパッキン部材に圧着した構
成としたものである。
【0010】請求項7の発明は、請求項6のリブは、上
記ボスを中心に、放射状に配された複数のリブよりなる
構成としたものである。請求項8の発明は、携帯無線端
末装置本体組立体が、リアケース組立体とフロントケー
ス組立体とが組合わされたケース組立体の内部に組込ま
れた構成の携帯無線端末装置において、平板部と、該平
板部より上方に突設してある複数の位置決め用凸部とを
有するシールドケースと、上記位置決め用凸部に対応し
た位置決め用孔を有し、該位置決め用孔を上記位置決め
用凸部に嵌合させて位置決めされて、上記シールドケー
スの上側に配されたフロント側プリント基板と、上記位
置決め用凸部に対応した位置決め用孔を有し、該位置決
め用孔を、上記プリント基板より上方に突き出している
上記位置決め用凸部に嵌合させて位置決めされて、上記
プリント基板上に配されたキーコンタクトと、上記位置
決め用凸部に対応した位置決め用孔を有し、該位置決め
用孔を、上記キーコンタクトより上方に突き出している
上記位置決め用凸部に嵌合させて位置決めされて、上記
キーコンタクト上に配されたキーパッドと、よりなる構
成としたものである。
【0011】請求項9の発明は、プリント基板を有する
携帯無線端末装置本体組立体がリアケース組立体とフロ
ントケース組立体とが組合わされたケース組立体の内部
に組込まれており、上記リアケース組立体は、リアケー
ス部材と、該リアケース部材に取り付けてあるアンテナ
組立体とよりなり、該アンテナ組立体は、上記プリント
基板のアンテナ回路と電気的に接続されて、該リアケー
ス本体に固定してあるアンテナ給電部材と、該アンテナ
給電部材にねじ止めしてあり、ヘリカルアンテナを収容
している筒部と、該筒部を通して引き出し可能に設けて
あるロッドアンテナとよりなるアンテナ組立体とよりな
る携帯無線端末装置において、上記アンテナ給電部材
は、バーリング加工部を有し、該バーリング加工部に雌
ねじ部を有する板金部材よりなり、該板金部材が上記リ
アケース部材に嵌合して固定された構成としたものであ
る。
【0012】請求項10の発明は、携帯無線端末装置本
体組立体がケース組立体の内部に組込まれており、該ケ
ース組立体の側面より突出して、二つの音量調整操作ノ
ブが近接して配された構成の携帯無線端末装置におい
て、上記ケース組立体は、上記二つの操作ノブの間の部
分に、該操作ノブと実質上同じ高さの突段部を有する構
成としたものである。
【0013】請求項11の発明は、携帯無線端末装置本
体組立体が、リアケース組立体とフロントケース組立体
とが組合わされたケース組立体の内部に組込まれた構成
の携帯無線端末装置において、上記携帯無線端末装置本
体組立体は、フロント側プリント基板と、該フロント側
プリント基板の上面の両側近傍に半田付けしてあるバッ
クライト用の発光ダイオードと、上記フロント側プリン
ト基板の上面のうち上記両側の発光ダイオードの間の部
位に、取り付けてある液晶表示組立体とを有し、該液晶
表示組立体は、液晶板とゴムコネクタとを、底板部材と
枠部材との間に挟み込んで組立ててなる構造を有する構
成としたものである。
【0014】
【作用】請求項1の発明において、リアケース組立体及
び携帯無線端末装置本体を、共通部品とした構成は、複
数の機種の携帯無線端末装置を製造する場合に、各機種
毎に用意する部品が、フロントケース組立体のみで足り
るように作用する。
【0015】請求項2の発明において、エラストマ質製
の帯部は、携帯無線端末装置を持ったとき操作者の指を
滑りにくくするように作用する。二色成形によって成形
した構成は、フロントケース本体の製造コストの上昇を
抑えるように作用する。請求項3の発明において、帯部
の一部がキーパッド部を形成する構成は、キーパッド部
品を不要とするように作用する。
【0016】請求項4の発明において、リアケース本体
内部のリブは、ねじ止め以外の個所において、リア側プ
リント基板のアースパターンをシールドパッキン部材に
押し付けるように作用する。請求項5の発明において、
請求項4のリブの一部にアンテナ用パイプ保持部を設け
た構成は、アンテナ用パイプを保持するための両面テー
プ等の部品及びアンテナ用パイプを保持するための専用
のリブを不要とするように作用する。
【0017】請求項6の発明において、ボス部から張り
出しており、リア側プリント基板を受け止めるリブを設
け、このリブがリア側プリント基板をシールドケースに
押し付ける構成は、プリント基板については、ねじによ
って共締めすることを不要とするように作用する。
【0018】請求項7の発明において、複数のリブが放
射状に配された構成は、リア側プリント基板を局所的で
はなく、リア側プリント基板のうちある程度の面積の部
分をシールドケースに押し付けるように作用する。請求
項8の発明において、シールドケースに位置決め用凸部
を設けた構成は、フロント側プリント基板、キーコンタ
クト及びキーパッドを位置決めするように作用する。
【0019】請求項9の発明において、アンテナ給電部
材をバーリング加工部を有する板金部材よりなる構成と
した構成は、アンテナ給電部材を嵌合させてリアケース
部材に組み付けることを可能とするように作用する。請
求項10の発明において、突段部は、携帯無線端末装置
の操作ノブの部分が物に押し付けられたときに上記物に
当接して、操作ノブが押されるのを防止するように作用
する。
【0020】また突段部を二つの操作ノブの間の部分に
設けた構成は、突段部が操作ノブの押付操作を少しもし
にくくしないように作用する。請求項11の発明におい
て、液晶板とゴムコネクタとを積み重ねて組立ててなる
構成は、液晶表示組立体の製造コストを、液晶モジュー
ルより安価となるように作用する。
【0021】また発光ダイオードをプリント基板に半田
した構成は液晶表示組立体に、発光ダイオードを組込む
ことを不要とするように作用し、且つ発光ダイオードの
自動実装を可能とするように作用する。
【0022】
【実施例】次に、本発明の一実施例になる携帯電話機に
ついて説明する。以下、次の順序で説明する。 I 第1,第2の機種の携帯電話機の構造 II 電話機本体組立体22 III リアケース組立体23 IV 第1の機種の携帯電話機11のフロントケース組立
体25 V 第2の機種の携帯電話機12のフロントケース組立
体28 VI 液晶表示組立体41-2 VII 組み立てた携帯電話機11(12)における電話機
本体組立体22とリアケース組立体23とフロントケー
ス組立体25(28)との関係 VIII 付記 I〔第1,第2の機種の携帯電話機の構造〕 図2は第1の機種の携帯電話機11,図3は第2の機種
の携帯電話機12を示す。
【0023】図1に示すように、第1の機種の携帯電話
機11は、プリント回路基板(図示せず)、スピーカ2
0及びマイク21を有する電話機本体組立体(携帯無線
端末装置本体組立体)22と、リアケース組立体23
と、キーパッド24と、フロントケース組立体25とを
有する。 電話機本体組立体22及びキーパッド24
が、リアケース組立体23とフロントケース組立体25
とを組合わせてなるケース組立体26内に収容してあ
る。
【0024】第2の機種の携帯電話機12は、電話機本
体組立体22及びキーパッド27が、リアケース組立体
23とフロントケース組立体28とを組合わせてなるケ
ース組立体29内に収容された構造を有する。第1,第
2の機種の携帯電話機11,12は、バッテリ30をケ
ース組立体26,29のリア面に装着された状態で使用
される。
【0025】図1に示すように、第1,第2の機種の携
帯電話機11,12を構成する部品群は、両方の機種の
携帯電話機11,12に共通である共通部品群31と、
第1の機種の携帯電話機11に専用の部品群32と、第
2の機種の携帯電話機12に専用の部品群33とに大別
される。
【0026】共通部品群31には、電話機本体組立体2
2と、リアケース組立体23とが属する。専用部品群3
2には、キーパッド24とフロントケース組立体25と
が属する。
【0027】専用部品群33には、キーパッド27とフ
ロントケース組立体28とが属する。上記のように、二
種類の携帯電話機11,12は、電話機本体組立体22
とリアケース組立体23とについては共通に使用し、キ
ーパッド及びフロントケース組立体については、二種類
の中から選択したものを使用して、組立てられる。
【0028】従って、二種類の携帯電話機11,12を
生産する場合において、電話機本体組立体22とリアケ
ース組立体23とについては、二種類のものを用意する
必要がない。その分、携帯電話機11,12の製造コス
トは安価である。 II〔電話機本体組立体22〕 図4は、電話機本体組立体全体を分解して示す。
【0029】図5は、図2中、電話機本体組立体22を
V−V線に沿って断面して示す図である。図6は、図4
中、シールドケースより上側の部分を示し、図7は、シ
ールドケースより下側の部分を示す。
【0030】(1)全体概略構成 図4及び図5に示すように、電話機本体組立体22は、
シールドケース40を本体とする構造である。図4,図
5,図6に示すように、シールドケース40の上面側に
は、フロント側プリント基板(CU基板)組立体41,
キーコンタクト板42,シールド板部材43及びスピー
カ組立体44が取り付けてある。
【0031】図4,図5,図7に示すように、シールド
ケース40の下面側には、リア側プリント基板(TU)
組立体45,シールド板部材46及び同軸ケーブル48
-1,48-2が取り付けてある。シールド板部材43,4
6は、夫々後述する差し込み用鍔部43-4,46-8を夫
々溝40-24 ,40-25 内に弾性的に圧入された状態で
取り付けてある。
【0032】電話機本体組立体22がケース組立体29
内に組込まれて固定される前の段階においては、フロン
ト側プリント基板組立体41,キーコンタクト板42,
リア側プリント基板組立体45は、シールド板部材43
及び46によって、シールドケース40に対して仮止め
された状態にある。
【0033】電話機本体組立体22がケース組立体29
内に組込まれているときの状態については、後述する。 (2)シールドケース40 シールドケース40は、合成樹脂製の成形部品に、金属
が電解メッキされた構成である。
【0034】シールドケース40は、図8,図9に併せ
て示すように、大略、長方形状の平板部40-1と、上方
突出周囲塀部40-2と、下方突出周囲塀部40-3と、二
つの下方突出桟状塀部40-4,40-5とを有する。シー
ルド40の上面及び下面の、上記塀部40-2,40-3
40-4,40-5によって囲まれた部分は、浅い空間40
-6,40-7となっている。この空間40-6,40-7内に
後述するように、電子部品が収容される。
【0035】桟状塀部40-4,40-5は、空間40-7
三つの空間部40-7-1,40-7-2,40-7-3に仕切って
いる。塀部40-3,40-4,40-5の下端面40-8
は、溝40-9が形成してある。47はシールドパッキン
部材であり、導電ゴム製であり、紐状を有し、溝40 -9
内に圧入されて敷設してあり、一部が下端面40-8より
突出している。
【0036】平板部40-1は、長手方向上一端側に二つ
のコーナ部分40-10 ,40-11 を有する。各コーナ部
分40-10 ,40-11 には、夫々後述するタップねじ5
0,51が挿通する貫通孔40-12 ,40-13 が形成し
てある。
【0037】平板部40-1は、4つのボス40-14 ,4
-15 ,40-16 ,40-17 とを有する。ボス4
-14 ,40-15 は、平板部40-1の長手方向上、上記
のコーナ部分40-10 ,40-11 とは、反対側の端の近
傍の両側に位置してあり、平板部40-1より上方及び下
方に突き出している。
【0038】このボス40-14 ,40-15 は、夫々後述
するタップねじ52,53が挿通する貫通孔40-18
40-19 を有する。ボス40-16 ,40-17 は、平板部
40-1の長手方向中心線上であって且つ上記桟状塀部4
-4,40-5に隣接した位置に位置してあり、平板部4
-1の下面にのみ突出している。
【0039】ボス40-16 ,40-17 には、めくら孔4
-20 ,40-21 が形成してある。このめくら孔40
-20 ,40-21 には後述するタップねじ54,55がね
じ込まれる。また、シールドケース40は、平板部40
-1の最外周部より上方及び下方に突出したリブ40-22
及び40-23 を有する。
【0040】塀部40-2とリブ40-22 との間に、深い
溝40-24 が形成してある。塀部40-3とリブ40-23
との間に、深い溝40-25 が形成してある。この深い溝
40-24 ,40-25 には、後述するように、シールド板
部材46の差し込み鍔部が差し込まれる。
【0041】また、シールドケース40は、平板部40
-1より上方に柱状に突出した位置決め用凸部40-26
40-27 を有する。この凸部40-26 ,40-27 は、キ
ーコンタクト42等の位置決めに使用されるものであ
る。
【0042】凸部40-26 は、シールドケース40のう
ち、左側の部分であって、コーナ部分40-10 に近い位
置に設けてある。凸部40-27 は、シールドケース40
のうち、右側の部分であって、コーナ部分40-11 とボ
ス40-15 との略中間の位置に設けてある。
【0043】(3)フロント側プリント基板(CU基
板)組立体41 図4及び図6に示すように、フロント側プリント基板
(CU基板)組立体41は、多層構造のフロント側プリ
ント基板41-1に、液晶表示組立体41-2,電子部品4
-3,液晶表示組立体41-2用の発光ダイオード4
-4,キーボード用の発光ダイオード41-5,コネクタ
41-6,41-7,マイク21,ブザー41-8,シールド
板部材41-9,音量可変キーモジュール41-10 等が取
り付けられた構成を有する。
【0044】プリント基板41-1は、シールドケース4
0に対応する寸法形状を有し、上記の位置決め用凸部4
-26 ,40-27 に対応する逃げ孔41-1-1,41-1-2
を有する。また、プリント基板41-1は、端部に、マイ
ク及びブザーを取り付けるための二つのU字状切欠41
-1-3,41-1-4を有する。
【0045】また、プリント基板41-1は、切欠41
-1-3,41-1-4とは反対側の端の近傍に、後述するタッ
プねじ52,53が挿通する孔41-1-5,41-1-6を有
する。マイク21は、図10に示すゴム製のブッシング
41-11 内に組み込まれている。ブッシング41
-11 は、切欠41-1-3内に差し込むことによって、溝4
-1 1 -1がプリント基板41-1と嵌合して取り付けられ
ている。
【0046】ブザー41-8は、マイク21と同じく、図
11に示すゴム製のブッシング41 -12 内に組み込まれ
ている。ブッシング41-12 は、切欠41-1-4内に差し
込むことによって、溝41-12-1 がプリント基板41-1
と嵌合して取り付けられている。
【0047】(4)キーコンタクト板42 図4及び図6に示すように、キーコンタクト板42は、
四角のシート状を有し、複数のキーコンタクト部42-1
を整列して有し、且つ上記の位置決め用凸部40-26
40-27 に対応する位置決め用孔43-2,43-3を有す
る。
【0048】(5)シールド板部材43 図4及び図6に示すように、シールド板43は、キーコ
ンタクト42に対応する寸法形状を有し、複数の開口4
-1を整列して有し、上記の位置決め用凸部40-26
40-27 に対応する位置決め用孔42-2,42-3を有
し、Y1 ,Y2 方向両側に、差し込み鍔部43-4を有す
る。
【0049】(6)スピーカ組立体44 図6に示すように、スピーカ組立体44は、略門型のホ
ルダ44-1の上面に、スピーカ20がガスケット44-2
によって押さえられて取り付けられた構成を有する。
【0050】ホルダ44-1は、ボス44-1-1,44-1-2
を有する。また、ホルダ44-1は、取付用爪部4
-1-3,44-1-4を有する。爪部44-1 -3,44
-1-4は、Y1 ,Y2 方向端側よりホルダ44-1の内側に
突出している。ホルダ44-1は、爪部44-1-3,44
-1-4がプリント基板41-1のY1 ,Y2端の下面に係合
して、シールド板部材41-9を内側に保持した状態で、
プリント基板41-1に仮止めされる(図12及び図35
参照)。
【0051】ホルダ44-1がプリント基板41-1に仮止
めされてプリント基板41-1から簡単には外れない状態
にあるため、スピーカ20の取り付け、及びキースイッ
チ41-10 のホルダ44-1の側面部44-1-5への半田付
けによる取り付けは、ホルダ44-1を保持することな
く、プリント基板41-1を保持している状態で、作業性
良く行われる。
【0052】図12は、スピーカ組立体44が、プリン
ト基板41-1に仮止めされている状態を示す。 (7)リア側プリント基板(TU基板)組立体45 図4及び図7に示すように、リア側プリント基板(TU
基板)組立体45は、多層構造のリア側プリント基板4
-1に多数の電子部品45-2、複数種類のコネクタ45
-3〜45-6及びアンテナ接点用板ばね部材45-7が取り
付けられた構成を有する。
【0053】リア側プリント基板45-1は、シールドケ
ース40に対応する寸法形状を有し、後述するタップね
じ52,53が挿通する孔45-1-1,45-1-2,及びタ
ップねじ54,55が通る孔45-1-3,45-1-4を有す
る。リア側プリント基板45-1のうち、上記シールドケ
ース40のコーナ部分40 -10 に対応する部分に、切欠
部41-1-5を有する。
【0054】リア側プリント基板45-1の上面45-1-6
には、図13に示すアースパターン45-1-7が形成して
ある。アースパターン45-1-7は、上記シールドケース
40の塀部40-3,40-4,40-5に対応するパターン
を有する。
【0055】アースパターン45-1-7は、リア側プリン
ト基板45-1の周囲に沿うアースパターン部45-1-7-1
と、桟状のアースパターン部45-1-7-2,45-1-7-3
を有する。各アースパターン部はつながっている。アー
スパターン部45-1-9-1は、孔45-1-1の周囲のアース
パターン部分45 -1-7-1a ,孔45-1-2の周囲のアース
パターン部分45-1-7-1b ,及びコーナ部分のアースパ
ターン部分45-1-7-1c ,45-1-7-1d を有する。
【0056】また、リア側プリント基板45-1の下面4
-1-2には、図14に示すアースパターン45-1-9を有
する。アースパターン45-1-9は、孔45-1-1の周りの
アースパターン部45-1-9-1,及び孔45-1-2の周りの
アースパターン部45-1-9-2,孔45-1-3の周りのアー
スパターン部45-1-9-3,孔45-1-4の周りのアースパ
ターン部45-1-9-4,及びコーナ付近のアースパターン
部45-1-9-5,45-1-9-6が島状に分布したパターンを
有する。
【0057】プリント基板45-1の上下面のアースパタ
ーン45-1-7及び45-1-9は、プリント基板45-1の中
間のベタアース層と電気的に接続されている。上記のリ
ア側プリント基板45-1は、図15に示すように二枚取
りされる。図15中、45-8は二枚取りする直前の状態
のプリント大基板である。図15は、プリント大基板4
-8の下面を示す。
【0058】プリント大基板45-8は、複数のスリット
45-8-1を有する。また、プリント大基板45-8には、
ルータにより引き込んでなる5本の直線状のVカット溝
45 -8-2〜48-8-6が形成してある。プリント大基板4
-8は、二つのリア側プリント基板予定部分45-8-7
45 -8-8を有する。
【0059】プリント大基板45-8を、Vカット溝45
-8-2〜48-8-6に沿って割ることによって、リア側プリ
ント基板45-1が二枚得られる。ここで、リア側プリン
ト基板45-1は、図7及び図13に示すように、長手方
向に沿う両側の側端縁45-1-10 ,45-1-11 が、
1 ,X2 方向に延在する略直線状をなし、且つ、外側
に張り出した部分を有しない形状を有する。
【0060】このことによって、図15中、二つのリア
側プリント基板予定部分45-8-7,45-8-8は、一本の
Vカット溝48-8-3でもって分けられた状態となってい
る。換言すると、一のVカット溝45-8-3が、二つのリ
ア側プリント基板を割出すのに共通に使用される構成と
なっている。
【0061】これにより、Vカット溝の本数を少なくし
得、Vカット溝をルータによって切削して形成するため
の作業に要する時間を短くし得、よって、その分、リア
側プリント基板45-1の製造コストは安価となる。な
お、リア側プリント基板45-1は、側端縁45-1-10
45-1-11 から外側に張り出した部分を有しないため、
リア側プリント基板45-1をシールドケース40と共締
めしうる個所が減り、リア側プリント基板45-1とシー
ルドケース40との押圧力が減り、図9中、空間部40
-7-3内のシールド効果が損なわれる虞れがある。そこ
で、シールド効果を高める工夫がしてある。これについ
ては後述する。
【0062】図16は、アンテナ接点用板ばね部材45
-7がリア側プリント基板45-1に取り付けられている状
態を示す。アンテナ接点用板ばね部材45-7は、U字状
の板ばね部45-7-1と、この両側の互いに逆向きの補強
用のつい立て部45-7-2,45-7-3とよりなる形状を有
する。
【0063】このアンテナ接点用板ばね部材45-7は、
リア側プリント基板45-1の下面45-1-8に半田付けさ
れて取り付けてあり、リア側プリント基板45-1上のア
ンテナ回路と電気的に接続してある。電話機本体組立体
22がケース組立体26内に組込まれたときに、板ばね
部45-7-1が、後述するアンテナ給電用板金部材23
-2-4と圧接する(図22参照)。
【0064】(8)シールド板部材46 図4及び図7に示すように、シールド板部材46は、大
略、一の蓋部46-1と、別の蓋部46-2と、両者をつな
ぐつなぎ部46-3と、一対の耳部46-4,46 -5とより
なる。耳部46-4,46-5は、夫々タップねじ52,5
3が通る孔46-6,46-7を有する。
【0065】蓋部46-1は、差し込み用鍔部46-8を有
する。蓋部46-2は、突部46-9,46-10 ,切欠46
-11 ,46-12 及び舌部46 -15 ,46-16 を有する。
突部46-9,46-10 は夫々タップねじ54,55が通
る孔46-13 ,46-1 4 を有する。
【0066】切欠46-11 ,46-12 は、蓋部46-2
1 ,Y2 端側に形成してある。舌部46-15 ,46
-16 は、蓋部46-2のX1 端側に形成してある。 III 〔リアケース組立体23〕 図1,図17及び図18に示すように、リアケース組立
体23は、合成樹脂の成形品であるリアケース部材23
-1に、アンテナ装置23-2が組込まれた構成を有する。
【0067】 リアケース部材 図17及び図18に示すように、リアケース部材23-1
は、底板部23-1-1と周側壁部23-1-2とを有する。周
側壁部23-1-2は、4つの側壁部23-1-2a 〜23
-1-2d よりなる。
【0068】リアケース部材23-1は、ボス23-1-3
23-1-8を有する。ボス23-1-3,23-1-4,2
-1-5,23-1-6,23-1-7,23-1-8は、夫々シール
ドケース40のコーナ部40-10 ,40-11 ,及びボス
40-14 ,40-1 5 ,40-16 ,40-17 に対応する位
置に設けてある。
【0069】各ボス23-1-3〜23-1-8は、夫々タップ
ねじ50〜55が挿通する貫通孔23-1-9〜23-1-14
を有する。また、リアケース部材23-1は、複数のリブ
23-1-15 〜23-1-25 を有する。
【0070】リブ23-1-15 ,23-1-16 は、図19に
併せて示すように、側壁部23-1-2 a のうちボス23
-1-8に略対応する部位に接近して設けてあり、Y2 方向
に延在している。リブ23-1-17 は、側壁部23-1-2b
から、上記のリブ23-1-16 に対向してY1 方向に延出
している。
【0071】リブ23-1-18 ,23-1-19 は、夫々側壁
部23-1-2d からX1 方向に延出している。三つのリブ
23-1-20 ,23-1-21 ,23-1-22 は、図20に併せ
て示すように、ボス23-1-4の基部の部分から、リアケ
ース部材23-1の内方に向かって放射状に延在してい
る。
【0072】三つのリブ23-1-23 ,23-1-24 ,23
-1-25 は、ボス23-1-3の基部の部分から放射状に延在
している。上記のリブ23-1-16 〜23-1-25 は、後述
するように、リア側プリント基板45-1(又はシールド
板部材46)を受ける。
【0073】また、リブ23-1-15 ,23-1-16 には、
夫々U字状切欠23-1-15a,23-1 -16aが形成してあ
る。このU字状切欠23-1-15a,23-1-16aによって、
アンテナパイプ23-2-5が保持されている。また、リア
ケース部材23-1は、アンテナ給電用板部材取付け部2
-1-26 を有する。
【0074】この取付け部23-1-26 は、図21に示す
ように、三つのリブ23-1-26-1 〜23-1-26-3 よりな
る。リブ23-1-26-1 は、ボス23-1-27 の周側面23
-1-27aの途中の位置からY 2 方向に張り出しており、Y
2 端側に切欠部23-1-26-1aを有する。
【0075】リブ23-1-26-2 は、ボス23-1-27 の端
面23-1-27bよりY2 方向に張り出しており、Y2 端側
に切欠部23-1-26-2aを有する。リブ23-1-26-3 は、
リブ23-1-26-2 及びボス端面23-1-27bに対向してい
る。
【0076】リブ23-1-26-3 とリブ23-1-26-2 との
間には、アンテナ給電用板金部材23-2-4の板厚t1
相当する隙間23-1-26-4 を有する。リブ23-1-26-3
は、アンテナ給電用板金部材23-2-4のバーリング加工
部23-2-4-3の大きさの対応したU字状切欠23
-1-26-3aを有する。
【0077】なお、上記ボス23-1-27 は、リアケース
部材23-1のX2 側で且つY2 側のコーナに設けてあ
り、後述するアンテナ装置23-2を構成するヘリカルア
ンテナ収容筒体23-2-3の一部が嵌合される。 アンテナ装置23-2 図17に示すように、アンテナ装置23-2は、ロッドア
ンテナ23-2-1と、ヘリカルコイルアンテナ23
-2-2と、ヘリカルコイルアンテナ23-2-2が収容してあ
る筒体23-2-3と、アンテナ給電用板金部材23
-2-4と、ロッドアンテナ23 -2-1を収容するアンテナパ
イプ23-2-5とを有する。
【0078】筒体23-2-3は、X1 方向端に、雄ねじ部
23-2-3a を有する。ロッドアンテナ23-2-1は、筒体
23-2-3に対してX1 ,X2 方向に摺動可能である。ア
ンテナ給電用板金部材23-2-4は、従来使用していたア
ンテナ給電用インサートに代わるものである。
【0079】アンテナ給電用板金部材23-2-4は、図2
1に示すように、本体部23-2-4-1と、本体部23
-2-4-1に対してX2 方向に曲げてあるフランジ部23
-2-4-2と、本体部23-2-4-1のY1 端側のバーリング加
工部23-2-4-3と、バーリング加工部23-2-4-3の内周
の雌ねじ部23-2-4-4とよりなる。
【0080】このアンテナ給電用板金部材23-2-4は、
板金加工によって製造されたものであり、従来のアンテ
ナ給電用インサートに比べて安価である。アンテナ給電
用板金部材23-2-4は、図21に示す状態からY1 方向
に移動させ、隙間23-1-26-4 内に押し込むことによっ
て簡単に取り付けられる。
【0081】アンテナ給電用板金部材23-2-4は、図2
1に示すように、本体部23-2-4-1がリブ23-1-26-2
及びボス23-1-27 とリブ23-1-26-3 との間に挟ま
れ、フランジ部23-2-4-2が切欠23-1-26-1a,23
-1-26-2a内に嵌合し、且つバーリング加工部23-2-4-3
が切欠23-1-26-3a内に嵌合した状態で固定される。
【0082】アンテナ装置23-2は、図23及び図24
に示すように組込まれる。筒体23-2-3は、ボス23
-1-27 内に挿入され、雄ねじ部23-2-3a を上記雌ねじ
部23-2-4-4にねじ込まれて固定してある。ロッドアン
テナ23-2-1は、アンテナパイプ23-2-5内に挿入され
ている。
【0083】なお、アンテナパイプ23-2-5のX2 方向
端は、リブ23-1-28 の切欠23-1 -28aに嵌合して固定
されている。なお、前記の電話機本体組立体22をリア
ケース組立体23内に組込むと、前記のアンテナ接点用
板ばね部材45-7のU字状板ばね部45-7-1が図23中
二点鎖線で示すように、アンテナ給電用板金部材23
-2-4の本体部23-2-4-1に圧接する。
【0084】これにより、ヘリカルコイルアンテナ23
-2-2が、アンテナ給電用板金部材23-2-4→アンテナ接
点用板ばね部材45-7を介して、リア側プリント基板4
-1のアンテナ回路と電気的に接続された状態となる。
ロッドアンテナ23-2-1をX2 方向に最終位置まで引き
出すと、ロッドアンテナ23-2-1の端部が筒体23-2-3
と接触し、ロッドアンテナ23-2-1が、アンテナ給電用
板金部材23-2-4→アンテナ接点用板ばね部材45-7
介して、リア側プリント基板45-1のアンテナ回路と電
気的に接続された状態となる。
【0085】IV〔第1の機種の携帯電話機11のフロン
トケース組立体25〕 図25に示すように、フロントケース組立体25はフロ
ントケース部材25-1と、蓋部材25-2と、液晶表示窓
部材25-3とを有する。 フロントケース部材25-1 フロントケース部材25-1は、天板部25-1-1と周側壁
部25-1-2とを有する。
【0086】フロントケース部材25-1は、X1 端側
に、送話器ケース部25-1-3及び軸支部25-1-4,25
-1-5を有し、X2 端側に受話器ケース部25-1-6を有す
る。フロントケース部材25-1は、更に、送話器ケース
部25-1-3と受話器ケース部25-1-6の間の部分のう
ち、送話器ケース部25-1-3寄りの部分に、テンキーケ
ース部25-1-7を有し、受話器ケース部25-1-6寄りの
部分に、表示窓枠部25-1-8を有する。
【0087】受話器ケース部25-1-6は、三つの小孔2
-1-9が二列に並んだデザインを有する。また、天板部
25-1-1は、その裏面に、4つのめくら孔付きのボス2
-1-10〜23-1-13 を有する。
【0088】ボス25-1-10 〜23-1-13 は、図17に
示すリアケース部材23-1との関係でみると、夫々、ボ
ス23-1-3,23-1-4,23-1-5,23-1-6に対応する
ように配されている。また、図6に示す電話機本体組立
体22との関係でみると、ボス25-1-10 ,23-1-11
は、夫々コーナ部40-10 ,40-11 に対応し、ボス2
-1-12 ,25-1-13 は、夫々ボス41-1-1,44-1-2
に対応するように配されている。
【0089】また、フロントケース部材25-1は、Y2
側の側壁部25-1-14 のうちX2 端近傍にリブ状に肉盛
りされた突段部25-1-15 を有する。 フロントケース部材25-1に取り付けてある小部品 フロントケース部材25-1には、Y2 側の側壁部25
-1-14 のうち、X2 方向端近傍に、スピーカ20よりの
音量を増加させるときに押付操作される操作ノブ25-4
及び音量を減少させるときに押付操作される操作ノブ2
-5が設けてある。
【0090】操作ノブ25-4,25-5は、X1 ,X2
向上整列して且つ距離a離れて排してある。また、操作
ノブ25-4,25-5は、押し易くするために、側壁部2
-1-4の表面に対して、寸法b突き出している。
【0091】上記の突段部25-1-15 は、側壁部25
-1-4のうち上記操作ノブ25-4,25 -5の間の部分に形
成してあり、上記寸法bと実質上同じ高さを有する。こ
の突段部25-1-15 を設けることによって、操作ノブ2
-4,25-5を側壁部25-1-4の表面より高くしている
ことによって起き易くなっている誤作動の問題が解決さ
れている。
【0092】即ち、図2に示す携帯電話機11を使用し
ているときに、図27に示すように、側壁部25-1-4
矢印Aで示すように、物58に押し付けることが起こり
うる。突段部25-1-15 が設けられていない場合には、
操作ノブ25-4,25-5が押されてしまうことになる。
【0093】しかし、本実施例においては、突段部25
-1-15 が物58に当接することによって、操作ノブ25
-4,25-5は少しも押されず、誤動作は防止される。な
お、突段部25-1-15 は、操作ノブ25-4,25-5を囲
んでいるのではなく、操作ノブ25-4と操作ノブ25-5
との間に位置しているため、操作ノブ25-4,25-5
押付け操作の操作性を損なわない。
【0094】また、図26に併せて示すように、軸部材
25-6が、軸支部25-1-4に組込まれている。軸部材2
-7には、キャップ部材25-8によって押さえられたば
ね部材25-9が嵌合している。また、別の軸部材25-7
が別の軸部材収容部25-1-5に、上記の軸部材25-6
同じく組込まれている。
【0095】ここで、軸部材25-6と軸部材25-7とは
別の部材であり、軸部材25-6は軸支部25-1-4に組込
まれ、軸部材25-7は軸支部25-1-5に組込まれるべき
ものである。しかし、軸部材25-6と軸部材25-7とは
極めて似た形状を有しており、とり違えて組込まれる誤
組立てが起きる虞れがある。
【0096】そこで、本実施例では、判別がし易いよう
に、一方の軸部材25-6は、端面に円形の凸部25-6-1
を有する形状としてある。また、この凸部25-6-1を利
用して、取り違えて組込まれないようにしてある。
【0097】即ち、軸支部25-1-5は、切欠を有しない
構造としてあり、軸支部25-1-4にのみ、凸部25-6-1
に対応する切欠25-1-4-1が形成してある。このため、
軸部材25-6は、凸部25-6-1が当たって軸支部25
-1-5には組み込まれず、軸支部25-1-4にだけ組み込ま
れる。
【0098】これによって、軸部材25-6と25-7
が、とり違えて組込まれる誤組立てが防止される。一般
に、誤組立てがなされたことは、蓋部材25-2を取り付
けるときに気がつく。この場合には、誤って取り付けら
れている軸部材を取り外し、正しい軸部材を取り付ける
手間のかかる作業が必要となる。
【0099】本実施例によれば、この手間がかかる作業
であって、しかも本来必要でない作業を行う必要が起き
ないため、携帯電話機11,12は効率良く組立てられ
る。また、軸部材25-6,25-7は、軸支部25-1-4
25-1-5より外方に突き出している軸部25-6-2,25
-7-1を有する。
【0100】軸部25-6-2,25-7-1は、断面が長方形
である。軸部25-6-2,25-7-1は、先端に丸み部25
-6-2a ,25-7-1a を有する。蓋部材25-2が取り付け
易いようにするためである。 蓋部材25-2 図25及び図26に示すように、蓋部材25-2は、一対
の軸係合部25-2-1,25-2-2を有する。
【0101】蓋部材25-2は、軸係合部25-2-1,25
-2-2を夫々軸部25-6-2,25-7-1に係合させて取り付
けてある。ここで、軸部25-6-2,25-7-1は丸み部2
-6-2a ,25-7-1a を有しているため、軸係合部25
-2-1,25-2-2は、軸部25-6-2,25-7-1に係合し易
く、蓋部材25-2は作業性良く取り付けられる。
【0102】携帯電話機11を使用していないときに
は、蓋部材25-2は閉じてあり、テンキー部を覆ってい
る。携帯電話機11を使用するときに、蓋部材25-2
開かれる。 液晶表示窓部材25-3 図25に示すように、液晶表示窓部材25-3は、透明の
樹脂成形部品であり、一対の爪部25-3-1,25-3-2
有する。
【0103】液晶表示窓部材25-3は、下面の周囲部
に、黒色のシルク印刷が施してある。ハッチングを付し
た部分25-3-3は、シルク印刷された部分である。シル
ク印刷としたのは、従来のインモールド成形によって黒
色系の層部を形成するのに比べて、安価であるからであ
る。また、液晶表示窓部材25-3の下面は平面であり、
シルク印刷はし易い。
【0104】シルク印刷では、外観に、部材25-3を樹
脂成形するときのゲート跡が見えてしまう。そこで、部
材25-3を成形する型は、爪部25-3-1,25-3-2の先
端の個所から樹脂が注入される構造を有するように定め
てある。
【0105】これにより、部材25-3は、ゲート跡25
-3-4を、爪部25-3-1,25-3-2の先端に有するものと
なっている。部材25-3は、爪部25-3-1,25-3-2
フロントケース部材25-1のスリット25-1-16 ,25
-1-17 に挿入され、位置決めされた状態で、表示窓枠部
25 -1-8に両面テープ25-3-5によって接着されてい
る。
【0106】ゲート跡25-3-4は、フロントケース部材
25-1の天板部25-1-1の下側に入り込んでおり、隠さ
れている。また、黒色にシルク印刷された部分25-3-3
が存在することによって、部材25-3を取り付けた状態
において、スリット25-1-16 ,25-1-17 の影が部材
25-3に写ることが防止されている。
【0107】 キーパッド24 図25に示すように、キーパッド24は、複数のキーパ
ッド部24-1を整列して有する。各キーパッド部24-1
には、数字の他に、第1の機種の携帯電話機11の機能
に対応した文字及びマーク等が印されている。
【0108】キーパッド24は、図6中のキーコンタク
ト板42の位置決め用孔42-2,42-3に対応する、位
置決め用孔24-2,24-3を有する。キーパッド24
は、テンキーケース部25-1-7の裏面に配され、各キー
パッド部24-1が、テンキーケース部25-1-7の孔25
-1-7-1より若干突き出す。
【0109】V〔第2の機種の携帯電話機12のフロン
トケース組立体28〕 図28に示すように、フロントケース組立体28は、図
25に示すフロントケース組立体25と実質上同じ構造
であり、フロントケース本体28-1と、蓋部材28
-2と、液晶表示窓部材28-3とを有する。
【0110】蓋部材28-2及び液晶表示窓部材28
-3は、図25中の蓋部材25-2及び液晶表示窓部材25
-3と実質上同じである。 フロントケース本体28-1 フロントケース本体28-1は、フロントケース本体28
-1の両側面に、帯部28-1-2,28-1-3を有する構造を
有する。
【0111】フロントケース部材28-1-1は、受話器ケ
ース部28-1-1-1及びテンキーケース部28-1-1-2のデ
ザインを除いて、図25中のフロントケース部材25-1
と実質上同じである。受話器ケース部28-1-1-1は、大
き目の一の孔28-1-1-3を有する。
【0112】テンキーケース部28-1-1-2は、Y1 ,Y
2 方向の両側に、鍔部28-1-1-4,28-1-1-5を有す
る。フロントケース部材28-1-1は、図25中のめくら
孔付きのボス25-1-10 〜25-1-13 に対応する位置
に、同じくめくら孔付きのボス28-1-1-6〜28-1-1 -9
を有する。
【0113】上記の帯部28-1-2,28-1-3は、レオス
トマ(商品名、製造者理研ビニル工業(株))製であ
る。レオストマは、ポリスチレン系の合成樹脂であり、
「エラストマ」の概念に含まれる材料である。帯部28
-1-2,28-1-3は、硬質であるフロントケース部材28
-1-1に比べて、指先がなじみ易く、且つすべりにくい。
【0114】従って、第2の機種の携帯電話機12は、
第1の機種の携帯電話機11に比べて、持ち易く落とし
にくい。上記のフロントケース本体28-1は、二色成形
法によって成形してある。これについては後述する。
【0115】図29に併せて示すように、フロントケー
ス本体28-1-1の側壁部28-1-1-1 0 は、図6中のキー
モジュール41-10 に対応する部位に、二つの矩形状の
開口28-1-1-11 ,28-1-1-12 を有する。帯部28
-1-2は、上記の開口28-1-1-11 ,28-1-1-12 を覆っ
ている。
【0116】28-1-2-1,28-1-2-2はキーパッド部で
あり、上記帯部28-1-2のうち、開口28-1-1-11 ,2
-1-1-12 を塞いでいる部分によって構成してある。キ
ーパッド部28-1-2-1,28-1-2-2は、薄肉の膜状とな
っており、押されると、弾性的に撓みうる。
【0117】キーパッド部28-1-2-1,28-1-2-2は、
夫々内側面に、リブ状の凸部28-1 -2-1a ,28
-1-2-2a を有する。キーパッド部28-1-2-1,28
-1-2-2が押されたときに、この凸部28-1-2-1 a ,28
-1-2-2a が、キーモジュール41-10 を押す。
【0118】また、キーパッド部28-1-2-1,28
-1-2-2は、夫々押し操作がし易いように、外側面に、突
き出した凸部28-1-2-1b ,28-1-2-2b を有する。凸
部28-1 -2-1b ,28-1-2-2b は、互いに逆向きの三角
形状を有する。また、側壁部28-1-1-10 は、内側面の
うち開口28-1-1-11 ,28-1-1-12から天板部に到る
リブ28-1-1-13 ,28-1-1-14 を有する。
【0119】上記凸部28-1-2-1a 及びリブ28
-1-1-13 は、共に、Z1 ,Z2 方向に延在しており、且
つZ1 ,Z2 方向に整列している。また、凸部28
-1-2-1b 及び28-1-1-14 は、共にZ1 ,Z2 方向に延
在しており、且つZ1 ,Z2 方向に整列している。
【0120】凸部28-1-2-1a ,28-1-2-1b 及びリブ
28-1-1-13 ,28-1-1-14 が上記の位置関係にあるた
め、二色成形は、後述するようにスライドコアを用いず
に、キャビティとコアとによる成形型を用いて実現可能
となっている。これについては後述する。
【0121】 フロントケース本体28-1を得る二色
成形法 図30(A)乃至(F)は、二色成形法によって、フロ
ントケース本体28-1を得る工程を示す。同図(A)に
示すように、成形金型装置60は、キャビティ金型61
とコア金型62とを有する。
【0122】キャビティ金型61は、第1のキャビティ
金型部61-1と、第2のキャビティ金型部61-2とを並
んで有する。第1のキャビティ金型部61-1は、フロン
トケース部材28-1-1の外側面に対応する凹形状を有す
る。
【0123】第2のキャビティ金型部61-2は、フロン
トケース部材28-1-1に帯部28-1 -2,28-1-3を加え
てなるフロントケース本体28-1の外側面に対応する凹
形状を有する。コア金型62は、第1のコア金型部62
-1と第2のコア金型部62-2とを並んで有する。
【0124】第1,第2のコア金型部62-1,62
-2は、フロントケース部材28-1-1の内側面に対応する
凸形状を有する。成形金型装置60は、コア金型62を
上下動させる機構及びコア金型62を軸線63を中心に
半回転させる機構(共に図示せず)を有する。
【0125】まず、図30(B)に示すように、コア金
型62をキャビティ金型61に組合わせ、第1のキャビ
ティ金型部61-1内に、ABS樹脂を注入する。これに
より、第1の段階の成形が得られ、フロントケース部材
28-1-1が成形される。次いで、同図(C)に示すよう
に、コア金型62を降ろす。成形されたフロントケース
部材28-1-1は、第1のコア金型部62-1から取り外さ
ない。仮に取り外したとすると、成形されたフロントケ
ース部材28-1-1は、図31に示す如くになる。
【0126】成形されたフロントケース部材28-1-1
第1のコア金型部62-1に付いている状態で、コア金型
62を半回転させ、図30(D)に示すように上動さ
せ、再びキャビティ金型61と組合わせる。第2のキャ
ビティ金型部61-2内には、フロントケース部材28
-1-1が付いている第2のコア金型部62-1が収まる。
【0127】今度は、同図(E)に示すように、第1の
キャビティ金型部61-1内に、樹脂を注入すると共に、
第2のキャビティ金型部61-2内にレオストマ(商品
名)を注入する。これによって、第2のキャビティ金型
部61-2内では、第2の段階の成形が行われ、フロント
ケース部材28-1-1の外側面に帯部28-1-2,28-1-3
が成形され、フロントケース本体28-1が成形される。
【0128】第1のキャビティ金型部61-1において
は、同図(B)に示すと同様にして、フロントケース部
材28-1-1が成形される。最後に、同図(F)に示すよ
うに、コア金型62を降ろし、二色成形法によって成形
されたフロントケース本体28-1を第1のコア金型部6
-1から取り外し、フロントケース本体28-1を得る。
【0129】この後、成形金型装置60は、図30
(C)に示す状態となる。二色成形動作は、図30
(C)→(D)→(E)→(F)→(C)の順で繰り返
し行われる。図31中のリブ28-1-1-13 ,28
-1-1-14 は、第2の段階の成形のときにリブ状凸部28
-1-2-1a ,28-1-2-2a を成形するための金型の凹部の
上端を塞ぐ役割を有する。
【0130】 キーパッド27 図28に示すように、キーパッド27は、複数のキーパ
ッド部27-1を整列して有する。各キーパッド部24-1
には、数字の他に、第2の機種の携帯電話機12の機能
に対応した文字及びマーク等が印されている。
【0131】キーパッド27は、図6中のキーコンタク
ト板42の位置決め用孔42-2,42-3に対応する、位
置決め用孔27-2,27-3を有する。キーパッド24
は、テンキーケース部28-1-1-2の裏面に配される。 VI〔液晶表示組立体41-2〕 図6に示す液晶表示組立体41-2は、図32に示すよう
に、独立した部品である液晶板41-2-1と、二つのゴム
コネクタ41-2-2,41-2-3と、底板部材41 -2-4と、
枠部材41-2-5とを、単純に積み重ねて組立てられた構
造を有する。
【0132】このため、液晶表示組立体41-2は、従来
の液晶表示モジュールに比べて安価である。枠部材41
-2-5は、プレス加工品であり、折り曲げ用片41-2-5-1
を複数有する。
【0133】ゴムコネクタ41-2-2(41-2-3)は、ゴ
ム製の角柱体41-2-2a に、多数の細いコネクタピン4
-2-2b が、Z1 ,Z2 方向に貫通して埋め込まれてい
る構成を有する。枠部材41-2-5は、折り曲げ用片41
-2-5-1を折り曲げて底板部材41-2-4と固定してある。
【0134】ゴムコネクタ41-2-2(41-2-3)は、圧
縮された状態にあり、液晶板41-2 -1と底板部材41
-2-4とが電気的に接続されている。また、液晶表示組立
体41-2は、バックライトを有していない。バックライ
トとしての発光ダイオード41-4は、図6に示すように
フロント側プリント基板41上に半田付けしてある。発
光ダイオード41-4は、自動実装されており、このため
の作業工数は少ない。
【0135】VII 〔組立てた携帯電話機11(12)に
おける電話機本体組立体22とリアケース組立体23と
フロントケース組立体25(28)との関係〕 携帯電話機11(12)は、図1に示すように、次の手
順で組立てられる。 (1)電話機本体組立体22をリアケース組立体22内
に収め、タップねじ54,55を締める。
【0136】タップねじ54は、図17中の孔23
-1-13 ,及び図13中の孔45-1-3を通って図9中のめ
くら孔40-20 内にねじ込まれる。タップねじ55は、
孔23-1-14 ,及び45-1-4を通って、めくら孔40
-21内にねじ込まれる。
【0137】これにより、電話機本体組立体22がリア
ケース組立体23に固定される。 (2)フロントケース組立体25(28)を、電話機本
体組立体22にかぶせて、リアケース組立体22と組合
わせ、タップねじ50〜53を締める。これにより、電
話機本体組立体22が、X1 端側の二個所と、X2 端寄
りの二個所の計4か所で、リアケース組立体23とフロ
ントケース組立体25(28)と、共締めされる。
【0138】次に、上記のように組立てられた携帯電話
機11(12)の内部の構造について説明する。図33
は、図1中、XXXIII−XXXIII線を含む垂直面で切断した
断面図、即ち、タップねじ54によるねじ止め個所の断
面図である。
【0139】タップねじ54は、リアケース部材23-1
のボス23-1-7の孔23-1-14 ,シールド板部材46の
孔46-13 ,リア側プリント基板45-1の孔45-1-3
挿通して、シールドケース40のボス40-16 のめくら
孔40-20 内にねじ込まれている(図7,図9参照)。
【0140】別のタップねじ55も、同様にねじ込まれ
ている。これによって、電話機本体組立体22がリアケ
ース部材23-1に固定されている。図34は、図1中、
XXXIV −XXXIV 線を含む垂直面で切断した断面図、即
ち、タップねじ50,51によるねじ止め個所の断面図
である。
【0141】タップねじ50は、リアケース部材23-1
のボス23-1-3の孔23-1-9,シールドケース40のコ
ーナ部分40の孔40-12 を挿通して、フロントケース
部材25-1(28-1-1)のボス25-1-10 (2
-1-1-6)のめくら孔内にねじ込まれている。
【0142】タップねじ51は、リアケース部材23-1
のボス23-1-4の孔23-1-10 ,シールドケース40の
コーナ部分41の孔40-13 を挿通して、フロントケー
ス部材25-1(28-1-1)のボス25-1-11 (28
-1-1-7)のめくら孔内にねじ込まれている。
【0143】シールドケース40のコーナ部分40,4
1が、リアケース部材23-1及びフロントケース部材2
-1(28-1-1)と共締めしてある。タップねじ51の
近傍についてみると、リアケース部材23-1の三つのリ
ブ23-1-20 〜23-1-22 によって、シールド板部材4
6の舌部46-16 が、リア側プリント基板45-1の下面
のアースパターン部45-1-9-6に押圧されリア側プリン
ト基板45-1の上面のアースパターン部分45-1-7-1d
がシールドケース40の下方突出周囲塀部40-3の下面
のシールドパッキン部材47に押圧されている。
【0144】同じく、別のタップねじ50の近傍につい
てみると、別の三つのリブ23-1-2 3 〜23-1-25 によ
って、シールド板部材46の別の舌部46-15 が、リア
側プリント基板45-1の下面のアースパターン部45
-1-9-5に押圧され、リア側プリント基板45-1の上面の
アースパターン部分45-1-7-1c がシールドケース40
の下方突出周囲塀部40-3の下面のシールドパッキン部
材47に押圧されている。
【0145】これにより、リア側プリント基板45-1
びシールド板部材46はタップねじ50,51によって
共締めはされていないけれども、リア側プリント基板4
-1のX1 端側の部分は、シールドケース40に十分に
密着している。ここで、左右側に夫々三つのリブ23
-1-20 〜23-1-22 ,23-1-23 〜23 -1-25 を有する
ため、リア側プリント基板45-1は、狭い個所ではな
く、ある程度の広い面積を有する部分を押し付けられ
る。即ち、リア側プリント基板45-1のX1 端側は、タ
ップねじ50,51によって、リアケース部材23-1
びフロントケース部材25-1と共締めされている場合
と、同等の密着度で、シールドケース40に押し付けら
れている。
【0146】図35は、図1中、XXXV−XXXV線を含む垂
直面で切断した断面図、即ち、タップねじ52,53に
よるねじ止め個所の断面図である。タップねじ52は、
リアケース部材23-1のボス23-1-5の孔23
-1-11 (図17参照)、シールドケース板部材46の耳
部46-4の孔46-6(図7参照)、リア側プリント基板
45-1の孔45-1-1,シールドケース40の孔4
-18 ,フロント側プリント基板41-1の孔41-1-5
シールド板部材41-9の孔、ホルダ44-1のボス44
-1-1の孔を挿通して、フロントケース部材25-1(28
-1-1)のボス25-1-12 (28-1-1-8)のめくら孔内に
ねじ込まれている。
【0147】別のタップねじ53は、リアケース部材2
-1のボス23-1-6の孔23-1-12(図17参照)、シ
ールド板部材46の耳部46-5の孔46-7(図7参
照)、リア側プリント基板45-1の孔45-1-2,シール
ドケース40の孔40-19 ,フロント側プリント基板4
-1の孔41-1-6,シールド板部材41-9の孔、ホルダ
44-1のボス44-1-2の孔を挿通して、フロントケース
部材25-1(28-1-1)のボス25-1-13 (2
-1-1-9)のめくら孔内にねじ込まれている。
【0148】これにより、電話機本体組立体22のX2
方向端近傍は、タップねじ52,53によって、リアケ
ース部材23-1及びフロントケース部材25-1(28
-1-1)と共締めされている。また、タップねじ52,5
3の頭部は、リアケース部材23-1の凹部内に収まって
おり、且つ、この凹部に嵌合しているキャップ70,7
1によって覆われている。キャップ70,71は、固定
用の爪部70a,71aが上記凹部内の一部に嵌合し
て、脱落を防止された状態で取り付けてある。
【0149】図36は、図1中、XXXVI −XXXVI 線を含
む垂直面で切断した断面図である。リアケース部材23
-1のリブ23-1-16 及び23-1-17 が、シールド板部材
46の切欠46-12 ,46-11 内に入り込んでリア側プ
リント基板45-1を直接押している。
【0150】これにより、リア側プリント基板45
-1は、リブ23-1-16 ,及び23-1-17によって押され
ている部位、即ち、X1 ,X2 方向上の中央より多少X
1 方向に寄った位置であって、Y1 ,Y2 端の部位を、
シールドケース40の下方突出周囲塀部40-3の下面の
シールドパッキン部材47に押圧されている。
【0151】図17中のリブ23-1-18 ,28-1-19
上記のリブ23-1-16 ,23-1-17と同様に作用してリ
ア側プリント基板41-1のうちX2 端側をシールドケー
ス40に押し付けている。このように、リア側プリント
基板45-1は、ねじ止めされている個所以外の複数の個
所を、上記のリブ23-1-16 等によってシールドケース
40に押し付けられているため、以下の特長を有する。
【0152】 リア側プリント基板45-1のガタツキ
が確実に防止されている。 電話機本体組立体22の空間部40-7-1,4
-7-2,40-7-3は、良好なシールド特性を有する。 図37は、図1中、XXXVII−XXXVII線を含む垂直面で切
断した断面図である。
【0153】キーコンタクト42,シールド板部材4
3,及びキーパッド24(27)は、夫々、位置決め用
孔42-2,43-2,24-2(27-2)が一の位置決め用
突部40-26 に嵌合且つ位置決め用孔42-3,43-3
24-3(27-3)が別の位置決め用突部40-27 に嵌合
して、シールドケース40に対して位置規制されてい
る。
【0154】フロント側プリント基板41は孔4
-1-1,41-1-2とは別の個所でもってシールドケース
40に対して位置決めしてある。このため、たとえシー
ルドケース40がケース組立体26(29)内において
がたついた場合であっても、キーコンタクト42と、フ
ロント側プリント基板41-1上のパターンと、キーパッ
ド24(27)とがずれることが起きない。
【0155】従って、携帯電話機11,12のテンキー
部は高い信頼性を有する。 VIII〔付記〕 本発明は、携帯電話機に限らず、携帯無線機にも適用し
うる。
【0156】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、複数の機種の携帯無線端末装置を生産する場合
に、各機種毎にリアケース組立体及び携帯無線端末装置
本体を別々に準備する場合に比べて各機種の携帯無線端
末装置の製造コストを安価とし得る。
【0157】請求項2の発明によれば、従来のものに比
べて、滑りにくく、よって、落としにくく出来る。ま
た、帯部を独立した一の部品として製造して、これをフ
ロントケース部材に貼り付けた場合に比べて、フロント
ケース本体の製造コストを安価と出来る。
【0158】請求項3の発明によれば、音量調整キース
イッチ用のキーパッド部品を不要とし得、よって、その
分、携帯無線端末装置の製造コストを安価とし得る。請
求項4の発明によれば、ねじ止め個所以外の部分におい
ても、リア側プリント基板のアースパターンがシールド
パッキン部材に押し付けられ、リア側プリント基板上の
電子回路に対するシールド性能を向上させることが出来
る。
【0159】請求項5の発明によれば、アンテナ用パイ
プを保持するための両面テープ等の部品及びアンテナ用
パイプを保持するための専用のリブを不要とし得、よっ
て、その分、携帯無線端末装置の製造コストを安価と出
来る。請求項6の発明によれば、リア側プリント基板の
コーナ部分を共締めしなくても、共締めした場合と同等
のシールド性能を得ることが出来る。また、リア側プリ
ント基板のコーナ部分を共締めしないため、リア側プリ
ント基板のコーナ部分には張り出し部分を有していず、
この形状によって、リア側プリント基板は、簡単に並べ
て複数枚取りすることが出来る。これによって、一枚の
リア側プリント基板の製造コストを安価とし得、その
分、携帯無線端末装置の製造コストを安価とし得る。
【0160】請求項7の発明によれば、リア側プリント
基板はある程度の面積の部分がシールドケースに押し付
けられるため、十分なシールド性能を得ることが出来
る。請求項8の発明によれば、フロント側プリント基
板、キーコンタクト、及びキーパッドが相互間でずれる
ことを防止し得、よって、テンキー部の信頼性の向上を
図ることが出来る。
【0161】請求項9の発明によれば、リアケース部材
の成形をインサート成形とすることを不要とし得、よっ
て、リアケース組立体を従来のものに比べて安価とし
得、従って、携帯無線端末装置の製造コストを従来のも
のに比べて安価とし得る。請求項10の発明によれば、
携帯無線端末装置が物に当たったような場合に、操作ノ
ブが誤って押されてしまう誤動作を効果的に防止するこ
とが出来る。また、突段部が存在することによっても、
操作ノブの押付操作は少しもしにくくならず、良好な操
作性を維持出来る。
【0162】請求項11の発明によれば、液晶表示組立
体は独立した部品を組み合わせた構成であり、また発光
ダイオードは自動実装が可能であるため、液晶モジュー
ルを組み込んでいる従来のものに比べて携帯無線端末装
置の製造コストを安価とし得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1,第2の機種の携帯電話機の構造を示す分
解斜視図である。
【図2】第1の機種の携帯電話機を示す斜視図である。
【図3】第2の機種の携帯電話機を示す斜視図である。
【図4】電話機本体組立体の分解斜視図である。
【図5】図2中、V−V線に沿う電話機本体の組立体の
断面図である。
【図6】図4中、シールドケースより上側の部分を示す
図である。
【図7】図4中、シールドケースより下側の部分を示す
図である。
【図8】シールドケースを表裏反転した状態で示す斜視
図である。
【図9】シールドケースの底面図である。
【図10】マイク用ブッシングを示す図である。
【図11】ブザー用ブッシングを示す図である。
【図12】スピーカ組立体がプリント基板に仮止めされ
ている状態を示す図である。
【図13】リア側プリント基板の上面のアースパターン
を示す図である。
【図14】リア側プリント基板の下面のアースパターン
を示す図である。
【図15】リア側プリント基板の二枚取りを説明するた
めの図である。
【図16】アンテナ接点用板ばね部材がリア側プリント
基板に取り付けられている状態を示す図である。
【図17】リアケース組立体の分解斜視図である。
【図18】リアケース組立体の平面図である。
【図19】図17中、円〔19〕で囲んだ部分を拡大し
て示す図である。
【図20】図17中、円〔20〕で囲んだ部分を拡大し
て示す図である。
【図21】アンテナ給電用板金部材とこれを取り付ける
部分の構造を対応させて示す図である。
【図22】アンテナ給電用板金部材が取り付け部に取り
付けられた状態を示す図である。
【図23】筒体がねじ込まれて取り付けられている状態
を示す斜視図である。
【図24】図23に示す部分の平面図である。
【図25】第1の機種の携帯電話機のフロントケース組
立体の分解斜視図である。
【図26】蓋の軸支構造部の分解斜視図である。
【図27】操作ノブの誤作動防止を説明する図である。
【図28】第2の機種の携帯電話機のフロントケース組
立体の分解斜視図である。
【図29】図28中、円〔29〕で囲んだ部分を、フロ
ントケース本体28-1の裏側からみた図である。
【図30】二色成形法によってフロントケース本体28
-1を得る工程を説明する図である。
【図31】第1の機種の成形によって成形されたフロン
トケース部材を、第1のコア金型部から取り外した状態
で示す図である。
【図32】液晶表示モジュールを分解して示す図であ
る。
【図33】図1中、XXXIII−XXXIII線を含む垂直面で切
断して示す図である。
【図34】図1中、XXXIV −XXXIV 線を含む垂直面で切
断して示す図である。
【図35】図1中、XXXV−XXXV線を含む垂直面で切断し
て示す図である。
【図36】図1中、XXXVI −XXXVI 線を含む垂直面で切
断して示す図である。
【図37】図1中、XXXVII−XXXVII線を含む垂直面で切
断して示す図である。
【符号の説明】
11 第1の機種の携帯電話機 12 第2の機種の携帯電話機 20 スピーカ 21 マイク 22 電話機本体組立体(携帯無線端末装置本体組立
体) 23 リアケース組立体 23-1 リアケース部材 23-1-1 底板部 23-1-2 周側壁部 23-1-2a 〜23-1-2d 側壁部 23-1-3〜23-1-8 ボス 23-1-9〜23-1-14 貫通孔 23-1-15 〜23-1-25 リブ 23-1-26 アンテナ給電用板部材取付け部23 23-1-26-1 リブ 23-1-26-1a 切欠 23-1-26-2 リブ 23-1-26-2a 切欠 23-1-26-3 リブ 23-1-26-3a U字状切欠 23-1-23-4 隙間 23-1-27 ボス 23-1-27a 周側面 23-1-27b 端面 23-1-28 リブ 23-1-28a 切欠 23-2 アンテナ装置 23-2-1 ロッドアンテナ 23-2-2 ヘリカルコイルアンテナ 23-2-3 筒体 23-2-3a 雄ねじ部 23-2-4 アンテナ給電用板金部材 23-2-4-1 本体部 23-2-4-2 フランジ部 23-2-4-3 バーリング加工部 23-2-4-4 雌ねじ部 23-2-5 アンテナパイプ 24 キーパッド 24-1 キーパッド部 24-2,24-3 位置決め用孔 25 フロントケース組立体 25-1 フロントケース部材 25-1-1 天板部 25-1-2 周側壁部 25-1-3 送話器ケース部 25-1-4 軸部材収容部軸支部 25-1-4-1 切欠 25-1-6 受話器ケース部 25-1-7 テンキーケース部 25-1-7-1 孔 25-1-8 表示窓枠部 25-1-9 小孔 25-1-10 〜25-1-13 ボス 25-1-14 側壁部 25-1-15 突段部 25-1-16 ,25-1-17 スリット 25-2 蓋部材 25-2-1,25-2-2 軸係合部 25-3 液晶表示窓部材 25-3-1,25-3-2 爪部 25-3-3 シルク印刷された部分 25-3-4 ゲート跡 25-3-5 両面テープ 25-4,25-5 操作ノブ 25-6,25-7 軸部材 25-6-1 凸部 25-6-2,25-7-1 軸部 25-6-2a ,25-7-1a 丸み部 25-8 キャップ部材 25-9 ばね部材 26 ケース組立体 27 キーパッド 27-1 キーパッド部 27-2,27-3 位置決め用孔 28 フロントケース組立体 28-1 フロントケース本体 28-1-1 フロントケース部材 28-1-1-1 受話器ケース部 28-1-1-2 テンキーケース部 28-1-1-3 一の孔 28-1-1-4,28-1-1-5 鍔部 28-1-1-6〜28-1-1-9 ボス 28-1-1-10 側壁部 28-1-1-11 ,28-1-1-12 リブ 28-1-2,28-1-3 帯部 28-1-2-1,28-1-2-2 キーパッド部 28-1-2-1a ,28-1-2-2a リブ状凸部 28-1-2-1b ,28-1-2-2b 凸部 29 ケース組立体 30 バッテリ 31 共通部品群 32,33 専用部品群 40 シールドケース 40-1 平板部 40-2 上方突出周囲塀部 40-3 下方突出周囲塀部 40-4,40-5 下方突出桟状塀部 40-6,40-7 空間 40-7-1〜40-7-3 空間部 40-8 下端面 40-9 溝 40-10 ,40-11 コーナ部分 40-12 ,40-13 貫通孔 40-14 〜40-17 ボス 40-18 ,40-19 貫通孔 40-20 ,40-21 めくら孔 40-22 ,40-23 リブ 40-24 ,40-25 深い溝 40-26 ,40-27 位置決め用突部 41 フロント側プリント基板(CU基板)組立体 41-1 フロント側プリント基板 41-1-1,41-1-2 逃げ孔 41-1-3,41-1-4 U字状切欠 41-1-5,41-1-6 孔 41-2 液晶表示窓組立体 41-2-1 液晶板 41-2-2,41-2-3 ゴムコネクタ 41-2-2a 角柱体 41-2-2b コネクタピン 41-2-4 底板部材 41-3 電子部品 41-4,41-5 発光ダイオード 41-6,41-7 コネクタ 41-8 ブザー 41-9 シールド板部材 41-10 音量可変キーモジュール 41-11 ,41-12 ブッシング 41-11-1 ,41-12-1 溝 42 キーコンタクト 42-1 キーコンタクト部 42-2,42-3 位置決め用孔 43 シールド板部材 43-1 開口 43-2,43-3 位置決め用孔 43-4 差し込み鍔部 44 スピーカ組立体 44-1 ホルダ 44-1-1,44-1-2 ボス 44-1-3,44-1-4 取付用爪部 44-1-5 側面 44-2 ガスケット 45 リア側プリント基板(TU基板)組立体 45-1 リア側プリント基板 45-2 電子部品 45-3〜45-6 コネクタ 45-7 アンテナ接点用板ばね部材 45-1-1,45-1-2 孔 45-1-3,45-1-4 孔 45-1-5 切欠 45-1-6 上面 45-1-7 アースパターン 45-1-7-1 アースパターン部 45-1-7-1a 〜45-1-7-1d アースパターン部分 45-1-7-2,45-1-7-3 アースパターン部 45-1-8 下面 45-1-9 アースパターン 45-1-9-1〜45-1-9-6 アースパターン部 45-1-10 ,45-1-11 側端縁 45-2 電子部品 45-3〜45-6 コネクタ 45-7 アンテナ接点用板ばね部材 45-7-1 U字状板ばね部45-7-2,45-7-3 つい立
て部 45-8 プリント大基板 45-8-1 スリット 45-8-2〜45-8-6 Vカット溝 45-8-7,45-8-8 リア側プリント基板予定部分 46 シールド板部材 46-1 蓋部 46-2 蓋部 46-3 つなぎ部 46-4,46-5 耳部 46-6,46-7 孔 46-8 差し込み用鍔部 46-9,46-10 突部 46-11 ,46-12 孔 46-15 ,46-16 舌部 47 シールドパッキン部材 48-1,48-2 同軸ケーブル 50〜55 タップねじ 58 物 60 成形金型装置 61 キャビティ金型 61-1 第1のキャビティ金型 61-2 第2のキャビティ金型 62 コア金型 62-1 第1のコア金型 62-2 第2のコア金型 63 軸線 70,71 キャップ 70a,71a 爪部
フロントページの続き (72)発明者 坂下 浩朗 北海道札幌市中央区北一条西2丁目1番地 富士通北海道ディジタル・テクノロジ株 式会社内 (72)発明者 船矢 大造 北海道札幌市中央区北一条西2丁目1番地 富士通北海道ディジタル・テクノロジ株 式会社内 (72)発明者 塚本 祥史 北海道札幌市中央区北一条西2丁目1番地 富士通北海道ディジタル・テクノロジ株 式会社内 (72)発明者 戸村 昌志 北海道札幌市中央区北一条西2丁目1番地 富士通北海道ディジタル・テクノロジ株 式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の機種に共通に使用されるリアケー
    ス組立体と、 複数の機種に共通に使用される携帯無線端末装置本体組
    立体と、 複数の機種毎に用意してある複数種類のフロントケース
    組立体の中から選択されて、上記携帯無線端末装置本体
    組立体を収容した状態で、上記リアケース組立体と固定
    されたフロントケース組立体とよりなる構成としたこと
    を特徴とする携帯無線端末装置。
  2. 【請求項2】 携帯無線端末装置本体組立体が、リアケ
    ース組立体とフロントケース組立体とが組合わされたケ
    ース組立体の内部に組込まれた構成の携帯無線端末装置
    において、 上記フロントケース組立体は、フロントケース本体を有
    し、 該フロントケース本体は、 通常の合成樹脂製のフロントケース部材と、 該フロントケース部材の側面上のエラストマ質製の帯部
    とよりなり、 上記フロントケース部材と上記帯部とは、二色成形によ
    って成形してある構成としたことを特徴とする携帯無線
    端末装置。
  3. 【請求項3】 上記携帯無線端末装置本体組立体は、ス
    ピーカを有し、且つ側面に、上記スピーカより発音する
    音の音量を可変するキーモジュールを有し、 上記フロントケース部材は、その側面のうち、上記キー
    モジュールに対向する個所に開口を有し、 上記エラストマ質製の帯部のうち、上記開口を塞ぐ部分
    が、キーパッド部を形成する構成としたことを特徴とす
    る請求項2記載の携帯無線端末装置。
  4. 【請求項4】 携帯無線端末装置本体組立体が、リアケ
    ース組立体とフロントケース組立体とが組合わされたケ
    ース組立体の内部に組込まれた構成の携帯無線端末装置
    において、 上記携帯無線端末装置本体組立体は、 平板部と、該平板部の下面より下方に突設してあり、下
    端面に溝を有する塀部とよりなるシールドケースと、 該溝に一部嵌合させて、上記塀部に沿って設けてある紐
    状の導電ゴム製のシールドパッキン部材と、 上記塀部に対応したアースパターンを有するリア側プリ
    ント基板を有し、該アースパターンを上記シールドパッ
    キン部材に当接させて、上記シールドケースの下側に配
    されたリア側プリント基板組立体とよりなり、 上記リアケース組立体は、リアケース本体を有し、 該リアケース本体は、内部に、上記リア側プリント基板
    の下面を受けるリブとを有し、 上記シールドケースが上記リアケース組立体に固定され
    た状態において、上記リア側プリント基板の下面が上記
    リブによって押され、このプリント基板の上面が上記シ
    ールドケースの塀部の下端面が押し付けられ、上記アー
    スパターンが上記シールドパッキン部材に圧着した構成
    としたことを特徴とする携帯無線端末装置。
  5. 【請求項5】 請求項4のリブは、アンテナ用パイプが
    圧入され、圧入されたアンテナ用パイプを保持するアン
    テナ用パイプ保持部を有する構成としたことを特徴とす
    る携帯無線端末装置。
  6. 【請求項6】 携帯無線端末装置本体組立体が、リアケ
    ース組立体とフロントケース組立体とがねじによってね
    じ止めされて組合わされたケース組立体の内部に組込ま
    れた構成の携帯無線端末装置において、 上記携帯無線端末装置本体組立体は、 平板部と、該平板部の下面より下方に突設してあり、下
    端面に溝を有する塀部とよりなるシールドケースと、 該溝に一部嵌合させて、上記塀部に沿って設けてある紐
    状の導電ゴム製のシールドパッキン部材と、 上記塀部に対応したアースパターンを有するリア側プリ
    ント基板を有し、該アースパターンを上記シールドパッ
    キン部材に当接させて、上記シールドケースの下側に配
    されたリア側プリント基板組立体とよりなり、 上記シールドケースは、上記ねじが挿通する貫通孔を有
    するコーナ部分を有し、 上記プリント基板は、上記シールドケースのコーナ部分
    と対向する張り出し部分を有しない形状を有し、 上記リアケース組立体は、リアケース本体を有し、 該リアケース本体は、底板部と、周壁部と、該底板部の
    うち、上記組込まれた携帯無線端末装置本体組立体の上
    記シールドケースの上記コーナ部分に対応する部位に形
    成してあり、上記ねじが挿通する貫通孔を有し、且つ上
    記シールドケースの上記コーナ部分を支持するボス部
    と、上記ボス部及び上記底板部から張り出しているリブ
    とを有し、 上記携帯無線端末装置本体組立体の上記シールドケース
    の上記コーナ部分が、上記ねじによって上記リアケース
    組立体及び上記フロントケース組立体と共締めされ、 上記プリント基板のうち、上記コーナ部分の近傍に位置
    する部分が、上記リブによって支持され、このプリント
    基板の上面が、上記シールドケースの塀部の下端面に押
    し付けられ、上記アースパターンが上記シールドパッキ
    ン部材に圧着した構成としたことを特徴とする携帯無線
    端末装置。
  7. 【請求項7】 請求項6のリブは、上記ボスを中心に、
    放射状に配された複数のリブよりなる構成としたことを
    特徴とする携帯無線端末装置。
  8. 【請求項8】 携帯無線端末装置本体組立体が、リアケ
    ース組立体とフロントケース組立体とが組合わされたケ
    ース組立体の内部に組込まれた構成の携帯無線端末装置
    において、 平板部と、該平板部より上方に突設してある複数の位置
    決め用凸部とを有するシールドケースと、 上記位置決め用凸部に対応した位置決め用孔を有し、該
    位置決め用孔を上記位置決め用凸部に嵌合させて位置決
    めされて、上記シールドケースの上側に配されたフロン
    ト側プリント基板と、 上記位置決め用凸部に対応した位置決め用孔を有し、該
    位置決め用孔を、上記プリント基板より上方に突き出し
    ている上記位置決め用凸部に嵌合させて位置決めされ
    て、上記プリント基板上に配されたキーコンタクトと、 上記位置決め用凸部に対応した位置決め用孔を有し、該
    位置決め用孔を、上記キーコンタクトより上方に突き出
    している上記位置決め用凸部に嵌合させて位置決めされ
    て、上記キーコンタクト上に配されたキーパッドと、 よりなる構成としたことを特徴とする携帯無線端末装
    置。
  9. 【請求項9】 プリント基板を有する携帯無線端末装置
    本体組立体がリアケース組立体とフロントケース組立体
    とが組合わされたケース組立体の内部に組込まれてお
    り、 上記リアケース組立体は、リアケース部材と、該リアケ
    ース部材に取り付けてあるアンテナ組立体とよりなり、 該アンテナ組立体は、上記プリント基板のアンテナ回路
    と電気的に接続されて、該リアケース本体に固定してあ
    るアンテナ給電部材と、該アンテナ給電部材にねじ止め
    してあり、ヘリカルアンテナを収容している筒部と、該
    筒部を通して引き出し可能に設けてあるロッドアンテナ
    とよりなるアンテナ組立体とよりなる携帯無線端末装置
    において、 上記アンテナ給電部材は、バーリング加工部を有し、該
    バーリング加工部に雌ねじ部を有する板金部材よりな
    り、 該板金部材が上記リアケース部材に嵌合して固定された
    構成としたことを特徴とする携帯無線端末装置。
  10. 【請求項10】 携帯無線端末装置本体組立体がケース
    組立体の内部に組込まれており、該ケース組立体の側面
    より突出して、二つの音量調整操作ノブが近接して配さ
    れた構成の携帯無線端末装置において、 上記ケース組立体は、上記二つの操作ノブの間の部分
    に、該操作ノブと実質上同じ高さの突段部を有する構成
    としたことを特徴とする携帯無線端末装置。
  11. 【請求項11】 携帯無線端末装置本体組立体が、リア
    ケース組立体とフロントケース組立体とが組合わされた
    ケース組立体の内部に組込まれた構成の携帯無線端末装
    置において、 上記携帯無線端末装置本体組立体は、フロント側プリン
    ト基板と、 該フロント側プリント基板の上面の両側近傍に半田付け
    してあるバックライト用の発光ダイオードと、 上記フロント側プリント基板の上面のうち上記両側の発
    光ダイオードの間の部位に、取り付けてある液晶表示組
    立体とを有し、 該液晶表示組立体は、液晶板とゴムコネクタとを、底板
    部材と枠部材との間に挟み込んで組立ててなる構造を有
    する構成としたことを特徴とする携帯無線端末装置。
JP7028462A 1995-02-16 1995-02-16 携帯無線端末装置 Pending JPH08223260A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7028462A JPH08223260A (ja) 1995-02-16 1995-02-16 携帯無線端末装置
US08/539,006 US5722055A (en) 1995-02-16 1995-10-04 Portable radiotelephone terminal adaptable to multiple models

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7028462A JPH08223260A (ja) 1995-02-16 1995-02-16 携帯無線端末装置

Related Child Applications (7)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003016195A Division JP3710785B2 (ja) 2003-01-24 2003-01-24 携帯無線端末装置
JP2003016194A Division JP3930435B2 (ja) 2003-01-24 2003-01-24 携帯無線端末装置
JP2003016109A Division JP3723548B2 (ja) 2003-01-24 2003-01-24 携帯無線端末装置
JP2003016196A Division JP3867051B2 (ja) 2003-01-24 2003-01-24 携帯無線端末装置
JP2003016193A Division JP3710784B2 (ja) 2003-01-24 2003-01-24 携帯無線端末装置
JP2003016192A Division JP3708524B2 (ja) 2003-01-24 2003-01-24 携帯無線端末装置
JP2003016191A Division JP3708523B2 (ja) 2003-01-24 2003-01-24 携帯無線端末装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08223260A true JPH08223260A (ja) 1996-08-30

Family

ID=12249335

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7028462A Pending JPH08223260A (ja) 1995-02-16 1995-02-16 携帯無線端末装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5722055A (ja)
JP (1) JPH08223260A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002149333A (ja) * 2000-11-07 2002-05-24 Nagano Fujitsu Component Kk 入力装置
JP2009225461A (ja) * 2009-05-27 2009-10-01 Kyocera Corp 無線通信端末
CN102202114A (zh) * 2010-03-26 2011-09-28 富士通株式会社 移动终端装置
US8766857B2 (en) 2005-09-27 2014-07-01 Kyocera Corporation Wireless communication terminal, shield case, and method of manufacturing case body

Families Citing this family (38)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6347218B1 (en) * 1996-02-28 2002-02-12 Nokia Mobile Phones Limited Electronic device with housing supplement
US7092520B2 (en) * 1996-02-28 2006-08-15 Nokia Corporation Radiotelephone
DE19618981C1 (de) * 1996-05-10 1997-06-12 Nokia Mobile Phones Ltd Handapparat für ein Funktelefonsystem
IN192428B (ja) 1996-09-26 2004-04-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd
US5861850A (en) * 1996-12-09 1999-01-19 Motorola, Inc. Antenna assembly for use with a portable two-way communications device and method of using same
US6786420B1 (en) 1997-07-15 2004-09-07 Silverbrook Research Pty. Ltd. Data distribution mechanism in the form of ink dots on cards
US6618117B2 (en) 1997-07-12 2003-09-09 Silverbrook Research Pty Ltd Image sensing apparatus including a microcontroller
US6624848B1 (en) 1997-07-15 2003-09-23 Silverbrook Research Pty Ltd Cascading image modification using multiple digital cameras incorporating image processing
US6690419B1 (en) 1997-07-15 2004-02-10 Silverbrook Research Pty Ltd Utilising eye detection methods for image processing in a digital image camera
US7551201B2 (en) 1997-07-15 2009-06-23 Silverbrook Research Pty Ltd Image capture and processing device for a print on demand digital camera system
US7110024B1 (en) 1997-07-15 2006-09-19 Silverbrook Research Pty Ltd Digital camera system having motion deblurring means
US6879341B1 (en) 1997-07-15 2005-04-12 Silverbrook Research Pty Ltd Digital camera system containing a VLIW vector processor
US6058293A (en) * 1997-09-12 2000-05-02 Ericsson, Inc. Frame structure for cellular telephones
AUPP702098A0 (en) 1998-11-09 1998-12-03 Silverbrook Research Pty Ltd Image creation method and apparatus (ART73)
AUPP702198A0 (en) * 1998-11-09 1998-12-03 Silverbrook Research Pty Ltd Image creation method and apparatus (ART79)
AUPQ056099A0 (en) 1999-05-25 1999-06-17 Silverbrook Research Pty Ltd A method and apparatus (pprint01)
FI108186B (fi) * 1999-09-29 2001-11-30 Nokia Mobile Phones Ltd Näytön kehys, jossa on integroitu ESD-suoja, sekä käyttöliittymärakenne
US6477357B1 (en) * 2000-03-24 2002-11-05 Qwest Communications International, Inc. Customizable wireless device having stackable modules
TW457796B (en) 2000-05-03 2001-10-01 Acer Peripherals Inc A mobile phone with a changeable panel keypad
US6768899B2 (en) * 2001-04-04 2004-07-27 Motorola, Inc. Rotational mechanism for a wireless communication device
US6950516B2 (en) * 2001-10-05 2005-09-27 Nokia Corporation User changeable electronic device/mobile phone covers and method
US6858951B2 (en) * 2001-10-10 2005-02-22 Sheng Hsin Liao Wire rewinding box with recharge unit
TW563971U (en) * 2002-12-27 2003-11-21 Benq Corp Mobile phone and microphone module therein
TWM241906U (en) * 2003-05-16 2004-08-21 Asustek Comp Inc Electronic product with hidden antenna
JP4182430B2 (ja) * 2003-11-28 2008-11-19 オムロン株式会社 送信機
US7130185B2 (en) * 2004-06-02 2006-10-31 Research In Motion Limited Handheld computing device having drop-resistant LCD display
US7832628B2 (en) * 2005-10-21 2010-11-16 Verifone, Inc. Protective cover for terminal keypad security switches
KR101253177B1 (ko) * 2006-11-14 2013-04-10 엘지전자 주식회사 이동통신 단말기
EP2530555A1 (en) * 2007-07-12 2012-12-05 Apple Inc. Methods for integrally trapping a glass insert in a metal bezel and produced electronic device
TW200931467A (en) * 2008-01-10 2009-07-16 Ichia Tech Inc Manufacturing process and structure of micro-hole array keystroke panel
CN101605436A (zh) * 2008-06-12 2009-12-16 深圳富泰宏精密工业有限公司 便携式电子装置
JP5238585B2 (ja) * 2009-04-07 2013-07-17 パナソニック株式会社 電子機器およびカメラ装置
KR101865711B1 (ko) * 2011-04-25 2018-06-11 삼성전자주식회사 마이크 홀이 배제된 휴대용 단말기
EP2806418A4 (en) * 2012-01-16 2015-12-16 Nec Corp MOBILE TERMINAL DEVICE
WO2013162504A2 (en) 2012-04-23 2013-10-31 Apple Inc. Methods and systems for forming a glass insert in an amorphous metal alloy bezel
CN204425606U (zh) * 2015-01-29 2015-06-24 瑞声光电科技(常州)有限公司 扬声器及移动通信终端
JP7171455B2 (ja) 2019-01-21 2022-11-15 Dynabook株式会社 電子機器
KR102621845B1 (ko) * 2019-03-26 2024-01-08 삼성전자주식회사 안테나 접속 부재를 포함하는 전자 장치

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4199204A (en) * 1978-12-18 1980-04-22 General Electric Company Housing for a two-way radio or the like
JPH02262724A (ja) * 1989-04-03 1990-10-25 Mitsubishi Electric Corp 携帯無線装置の筐体
DE69034101T2 (de) * 1989-06-07 2005-06-09 Broadcom Corp., Irvine Handgehaltenes datenerfassungssystem mit auswechselbaren modulen
US5146615A (en) * 1989-08-07 1992-09-08 Ericsson Ge Mobile Communications Holding Inc. Interchangeable control panels and keypads for radio transceivers and related process
US5077832A (en) * 1989-08-07 1991-12-31 Ericsson Ge Mobile Communications Inc. Radio transceiver with optional display
WO1991013507A1 (fr) * 1990-02-27 1991-09-05 Fujitsu Limited Telephone portatif
US5276916A (en) * 1991-10-08 1994-01-04 Motorola, Inc. Communication device having a speaker and microphone
US5577267A (en) * 1992-10-26 1996-11-19 Motorola, Inc. Assembly for visually indicating signals generated by an electrical circuit and light-diffusing interface apparatus therefor

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002149333A (ja) * 2000-11-07 2002-05-24 Nagano Fujitsu Component Kk 入力装置
US8766857B2 (en) 2005-09-27 2014-07-01 Kyocera Corporation Wireless communication terminal, shield case, and method of manufacturing case body
JP2009225461A (ja) * 2009-05-27 2009-10-01 Kyocera Corp 無線通信端末
JP4712103B2 (ja) * 2009-05-27 2011-06-29 京セラ株式会社 無線通信端末
CN102202114A (zh) * 2010-03-26 2011-09-28 富士通株式会社 移动终端装置
JP2011205500A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Fujitsu Ltd 携帯端末装置

Also Published As

Publication number Publication date
US5722055A (en) 1998-02-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08223260A (ja) 携帯無線端末装置
US20020005791A1 (en) Structure of electronic instrument having operation keys and manufacturing method thereof
EP1592208B1 (en) Electrostatic preventing apparatus of mobile terminal and method thereof
EP1841185A2 (en) Case for a hand held device
US20090159412A1 (en) Side key assembly and portable electronic device using the same
US20030139072A1 (en) Portable electronic apparatus having external connector fixed at internal circuit board
US7929319B2 (en) Positioning structure for portable electronic device
US20090266603A1 (en) Electromagnetic shielding device
US7249861B2 (en) Keypad assembly
US20040203274A1 (en) Connecting device for connecting electrically a flexible printed board to a circuit board
US5655018A (en) Telephone handset with an integrated volume actuator
US6317588B1 (en) LCD support frame
JP3708524B2 (ja) 携帯無線端末装置
KR20030085088A (ko) 인쇄 회로의 표면 실장용 커넥터 및 제조 방법
JP3723548B2 (ja) 携帯無線端末装置
JP3708523B2 (ja) 携帯無線端末装置
JP3930435B2 (ja) 携帯無線端末装置
JP3867051B2 (ja) 携帯無線端末装置
JP3710785B2 (ja) 携帯無線端末装置
JP3710784B2 (ja) 携帯無線端末装置
US20080084354A1 (en) Antenna device and method of manufacturing the same
US5424921A (en) Electronic assembly incorporating a three-dimensional circuit board
US6366246B1 (en) Antenna holding device and method for mounting antenna
JPH08298386A (ja) 防水型電子機器
CN212486563U (zh) 手持装置保护壳组

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030325