JP3930435B2 - 携帯無線端末装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は携帯電話機等の携帯無線端末装置に関する。
【0002】
携帯無線端末装置は、更に普及を図るためには、低価格であることが一つの条件とされている。従って、製造者としては、製造コストを安価とすることが重要である。
【0003】
【従来の技術】
本出願人は、先に、特願平6−38713号、発明の名称「携帯無線端末装置」を出願した。
【0004】
先の出願に係る「携帯無線端末装置」はプリント回路基板及びスピーカ及びマイクを備えた携帯無線端末装置本体組立体が、リアケース組立体とフロントケース組立体とを組合わせてなるケース組立体の内部に組込まれた構成を有する。
【0005】
この携帯無線端末装置は、組立作業がし易い構造を有している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、先の出願に係る「携帯無線端末装置」は、アンテナ組立体の構造に改良の余地があった。
【0007】
そこで、本発明は、アンテナ組立体に関する部分の低価格化を図った携帯無線端末装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、プリント基板を有する携帯無線端末装置本体組立体がリアケース組立体とフロントケース組立体とが組合わされたケース組立体の内部に組込まれており、
上記リアケース組立体は、リアケース部材と、該リアケース部材に取り付けてあるアンテナ組立体とよりなり、
該アンテナ組立体は、上記プリント基板のアンテナ回路と電気的に接続されて、該リアケース本体に固定してあるアンテナ給電部材と、該アンテナ給電部材にねじ止めしてあり、ヘリカルアンテナを収容している筒部と、該筒部を通して引き出し可能に設けてあるロッドアンテナとよりなる構成である携帯無線端末装置において、
前記アンテナ給電部材は、本体部にバーリング加工部を有し、該バーリング加工部に雌ねじ部を有し、且つ、該本体部に対して曲げて形成してある板ばね部材接触部分を有する構成の板金部材であり、
該リアケース部材は該板厚に相当する隙間を有し、
該板金部材が前記リアケース部材の上記隙間に嵌合して固定してあり、
前記雌ねじ部に前記筒部の端の雄ねじ部がねじ込まれており、且つ、前記板ばね部材接触部分に前記携帯無線端末装置本体組立体の一部であるアンテナ接点用板ばね部材接触している構成としたものである。
【0009】
アンテナ給電部材をバーリング加工部を有する板金部材よりなる構成とした構成は、アンテナ給電部材を嵌合させてリアケース部材に組み付けることを可能とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の一実施例になる携帯電話機について説明する。
【0011】
以下、次の順序で説明する。
【0012】
I 第1,第2の機種の携帯電話機の構造
II 電話機本体組立体22
IIIリアケース組立体23
IV 第1の機種の携帯電話機11のフロントケース組立体25
V 第2の機種の携帯電話機12のフロントケース組立体28
VI 液晶表示組立体41−2
VII 組み立てた携帯電話機11(12)における電話機本体組立体22とリアケース組立体23とフロントケース組立体25(28)との関係
VIII 付記
I〔第1,第2の機種の携帯電話機の構造〕
図2は第1の機種の携帯電話機11,図3は第2の機種の携帯電話機12を示す。
【0013】
図1に示すように、第1の機種の携帯電話機11は、プリント回路基板(図示せず)、スピーカ20及びマイク21を有する電話機本体組立体(携帯無線端末装置本体組立体)22と、リアケース組立体23と、キーパッド24と、フロントケース組立体25とを有する。 電話機本体組立体22及びキーパッド24が、リアケース組立体23とフロントケース組立体25とを組合わせてなるケース組立体26内に収容してある。
【0014】
第2の機種の携帯電話機12は、電話機本体組立体22及びキーパッド27が、リアケース組立体23とフロントケース組立体28とを組合わせてなるケース組立体29内に収容された構造を有する。
【0015】
第1,第2の機種の携帯電話機11,12は、バッテリ30をケース組立体26,29のリア面に装着された状態で使用される。
【0016】
図1に示すように、第1,第2の機種の携帯電話機11,12を構成する部品群は、両方の機種の携帯電話機11,12に共通である共通部品群31と、第1の機種の携帯電話機11に専用の部品群32と、第2の機種の携帯電話機12に専用の部品群33とに大別される。
【0017】
共通部品群31には、電話機本体組立体22と、リアケース組立体23とが属する。
【0018】
専用部品群32には、キーパッド24とフロントケース組立体25とが属する。
【0019】
専用部品群33には、キーパッド27とフロントケース組立体28とが属する。
【0020】
上記のように、二種類の携帯電話機11,12は、電話機本体組立体22とリアケース組立体23とについては共通に使用し、キーパッド及びフロントケース組立体については、二種類の中から選択したものを使用して、組立てられる。
【0021】
従って、二種類の携帯電話機11,12を生産する場合において、電話機本体組立体22とリアケース組立体23とについては、二種類のものを用意する必要がない。その分、携帯電話機11,12の製造コストは安価である。
【0022】
II〔電話機本体組立体22〕
図4は、電話機本体組立体全体を分解して示す。
【0023】
図5は、図2中、電話機本体組立体22をV−V線に沿って断面して示す図である。
【0024】
図6は、図4中、シールドケースより上側の部分を示し、図7は、シールドケースより下側の部分を示す。
【0025】
(1)全体概略構成
図4及び図5に示すように、電話機本体組立体22は、シールドケース40を本体とする構造である。
【0026】
図4,図5,図6に示すように、シールドケース40の上面側には、フロント側プリント基板(CU基板)組立体41,キーコンタクト板42,シールド板部材43及びスピーカ組立体44が取り付けてある。
【0027】
図4,図5,図7に示すように、シールドケース40の下面側には、リア側プリント基板(TU)組立体45,シールド板部材46及び同軸ケーブル48−1,48−2が取り付けてある。
【0028】
シールド板部材43,46は、夫々後述する差し込み用鍔部43−4,46−8を夫々溝40−24,40−25内に弾性的に圧入された状態で取り付けてある。
【0029】
電話機本体組立体22がケース組立体29内に組込まれて固定される前の段階においては、フロント側プリント基板組立体41,キーコンタクト板42,リア側プリント基板組立体45は、シールド板部材43及び46によって、シールドケース40に対して仮止めされた状態にある。
【0030】
電話機本体組立体22がケース組立体29内に組込まれているときの状態については、後述する。
【0031】
(2)シールドケース40
シールドケース40は、合成樹脂製の成形部品に、金属が電解メッキされた構成である。
【0032】
シールドケース40は、図8,図9に併せて示すように、大略、長方形状の平板部40−1と、上方突出周囲塀部40−2と、下方突出周囲塀部40−3と、二つの下方突出桟状塀部40−4,40−5とを有する。
【0033】
シールド40の上面及び下面の、上記塀部40−2,40−3,40−4,40−5によって囲まれた部分は、浅い空間40−6,40−7となっている。この空間40−6,40−7内に後述するように、電子部品が収容される。
【0034】
桟状塀部40−4,40−5は、空間40−7を三つの空間部40−7−1,40−7−2,40−7−3に仕切っている。
【0035】
塀部40−3,40−4,40−5の下端面40−8には、溝40−9が形成してある。47はシールドパッキン部材であり、導電ゴム製であり、紐状を有し、溝40−9内に圧入されて敷設してあり、一部が下端面40−8より突出している。
【0036】
平板部40−1は、長手方向上一端側に二つのコーナ部分40−10,40−11を有する。
【0037】
各コーナ部分40−10,40−11には、夫々後述するタップねじ50,51が挿通する貫通孔40−12,40−13が形成してある。
【0038】
平板部40−1は、4つのボス40−14,40−15,40−16,40−17とを有する。
【0039】
ボス40−14,40−15は、平板部40−1の長手方向上、上記のコーナ部分40−10,40−11とは、反対側の端の近傍の両側に位置してあり、平板部40−1より上方及び下方に突き出している。
【0040】
このボス40−14,40−15は、夫々後述するタップねじ52,53が挿通する貫通孔40−18,40−19を有する。
【0041】
ボス40−16,40−17は、平板部40−1の長手方向中心線上であって且つ上記桟状塀部40−4,40−5に隣接した位置に位置してあり、平板部40−1の下面にのみ突出している。
【0042】
ボス40−16,40−17には、めくら孔40−20,40−21が形成してある。このめくら孔40−20,40−21には後述するタップねじ54,55がねじ込まれる。
【0043】
また、シールドケース40は、平板部40−1の最外周部より上方及び下方に突出したリブ40−22及び40−23を有する。
【0044】
塀部40−2とリブ40−22との間に、深い溝40−24が形成してある。
【0045】
塀部40−3とリブ40−23との間に、深い溝40−25が形成してある。
【0046】
この深い溝40−24,40−25には、後述するように、シールド板部材46の差し込み鍔部が差し込まれる。
【0047】
また、シールドケース40は、平板部40−1より上方に柱状に突出した位置決め用凸部40−26,40−27を有する。
【0048】
この凸部40−26,40−27は、キーコンタクト42等の位置決めに使用されるものである。
【0049】
凸部40−26は、シールドケース40のうち、左側の部分であって、コーナ部分40−10に近い位置に設けてある。
【0050】
凸部40−27は、シールドケース40のうち、右側の部分であって、コーナ部分40−11とボス40−15との略中間の位置に設けてある。
【0051】
(3)フロント側プリント基板(CU基板)組立体41
図4及び図6に示すように、フロント側プリント基板(CU基板)組立体41は、多層構造のフロント側プリント基板41−1に、液晶表示組立体41−2,電子部品41−3,液晶表示組立体41−2用の発光ダイオード41−4,キーボード用の発光ダイオード41−5,コネクタ41−6,41−7,マイク21,ブザー41−8,シールド板部材41−9,音量可変キーモジュール41−10等が取り付けられた構成を有する。
【0052】
プリント基板41−1は、シールドケース40に対応する寸法形状を有し、上記の位置決め用凸部40−26,40−27に対応する逃げ孔41−1−1,41−1−2を有する。
【0053】
また、プリント基板41−1は、端部に、マイク及びブザーを取り付けるための二つのU字状切欠41−1−3,41−1−4を有する。
【0054】
また、プリント基板41−1は、切欠41−1−3,41−1−4とは反対側の端の近傍に、後述するタップねじ52,53が挿通する孔41−1−5,41−1−6を有する。マイク21は、図10に示すゴム製のブッシング41−11内に組み込まれている。ブッシング41−11は、切欠41−1−3内に差し込むことによって、溝41−1−11がプリント基板41−1と嵌合して取り付けられている。
【0055】
ブザー41−8は、マイク21と同じく、図11に示すゴム製のブッシング41−12内に組み込まれている。ブッシング41−12は、切欠41−1−4内に差し込むことによって、溝41−12−1がプリント基板41−1と嵌合して取り付けられている。
【0056】
(4)キーコンタクト板42
図4及び図6に示すように、キーコンタクト板42は、四角のシート状を有し、複数のキーコンタクト部42−1を整列して有し、且つ上記の位置決め用凸部40−26,40−27に対応する位置決め用孔43−2,43−3を有する。
【0057】
(5)シールド板部材43
図4及び図6に示すように、シールド板43は、キーコンタクト42に対応する寸法形状を有し、複数の開口43−1を整列して有し、上記の位置決め用凸部40−26,40−27に対応する位置決め用孔42−2,42−3を有し、Y1,Y2方向両側に、差し込み鍔部43−4を有する。
【0058】
(6)スピーカ組立体44
図6に示すように、スピーカ組立体44は、略門型のホルダ44−1の上面に、スピーカ20がガスケット44−2によって押さえられて取り付けられた構成を有する。
【0059】
ホルダ44−1は、ボス44−1−1,44−1−2を有する。
【0060】
また、ホルダ44−1は、取付用爪部44−1−3,44−1−4を有する。爪部44−1−3,44−1−4は、Y1,Y2方向端側よりホルダ44−1の内側に突出している。ホルダ44−1は、爪部44−1−3,44−1−4がプリント基板41−1のY1,Y2端の下面に係合して、シールド板部材41−9を内側に保持した状態で、プリント基板41−1に仮止めされる(図12及び図35参照)。
【0061】
ホルダ44−1がプリント基板41−1に仮止めされてプリント基板41−1から簡単には外れない状態にあるため、スピーカ20の取り付け、及びキースイッチ41−10のホルダ44−1の側面部44−1−5への半田付けによる取り付けは、ホルダ44−1を保持することなく、プリント基板41−1を保持している状態で、作業性良く行われる。
【0062】
図12は、スピーカ組立体44が、プリント基板41−1に仮止めされている状態を示す。
【0063】
(7)リア側プリント基板(TU基板)組立体45
図4及び図7に示すように、リア側プリント基板(TU基板)組立体45は、多層構造のリア側プリント基板45−1に多数の電子部品45−2、複数種類のコネクタ45−3〜45−6及びアンテナ接点用板ばね部材45−7が取り付けられた構成を有する。
【0064】
リア側プリント基板45−1は、シールドケース40に対応する寸法形状を有し、後述するタップねじ52,53が挿通する孔45−1−1,45−1−2,及びタップねじ54,55が通る孔45−1−3,45−1−4を有する。
【0065】
リア側プリント基板45−1のうち、上記シールドケース40のコーナ部分40−10に対応する部分に、切欠部41−1−5を有する。
【0066】
リア側プリント基板45−1の上面45−1−6には、図13に示すアースパターン45−1−7が形成してある。
【0067】
アースパターン45−1−7は、上記シールドケース40の塀部40−3,40−4,40−5に対応するパターンを有する。
【0068】
アースパターン45−1−7は、リア側プリント基板45−1の周囲に沿うアースパターン部45−1−7−1と、桟状のアースパターン部45−1−7−2,45−1−7−3とを有する。各アースパターン部はつながっている。
【0069】
アースパターン部45−1−9−1は、孔45−1−1の周囲のアースパターン部分45−1−7−1a,孔45−1−2の周囲のアースパターン部分45−1−7−1b,及びコーナ部分のアースパターン部分45−1−7−1c,45−1−7−1dを有する。
【0070】
また、リア側プリント基板45−1の下面45−1−2には、図14に示すアースパターン45−1−9を有する。
【0071】
アースパターン45−1−9は、孔45−1−1の周りのアースパターン部45−1−9−1,及び孔45−1−2の周りのアースパターン部45−1−9−2,孔45−1−3の周りのアースパターン部45−1−9−3,孔45−1−4の周りのアースパターン部45−1−9−4,及びコーナ付近のアースパターン部45−1−9−5,45−1−9−6が島状に分布したパターンを有する。
【0072】
プリント基板45−1の上下面のアースパターン45−1−7及び45−1−9は、プリント基板45−1の中間のベタアース層と電気的に接続されている。
【0073】
上記のリア側プリント基板45−1は、図15に示すように二枚取りされる。
【0074】
図15中、45−8は二枚取りする直前の状態のプリント大基板である。図15は、プリント大基板45−8の下面を示す。
【0075】
プリント大基板45−8は、複数のスリット45−8−1を有する。また、プリント大基板45−8には、ルータにより引き込んでなる5本の直線状のVカット溝45−8−2〜48−8−6が形成してある。
【0076】
プリント大基板45−8は、二つのリア側プリント基板予定部分45−8−7,45−8−8を有する。
【0077】
プリント大基板45−8を、Vカット溝45−8−2〜48−8−6に沿って割ることによって、リア側プリント基板45−1が二枚得られる。
【0078】
ここで、リア側プリント基板45−1は、図7及び図13に示すように、長手方向に沿う両側の側端縁45−1−10,45−1−11が、X1,X2方向に延在する略直線状をなし、且つ、外側に張り出した部分を有しない形状を有する。
【0079】
このことによって、図15中、二つのリア側プリント基板予定部分45−8−7,45−8−8は、一本のVカット溝48−8−3でもって分けられた状態となっている。換言すると、一のVカット溝45−8−3が、二つのリア側プリント基板を割出すのに共通に使用される構成となっている。
【0080】
これにより、Vカット溝の本数を少なくし得、Vカット溝をルータによって切削して形成するための作業に要する時間を短くし得、よって、その分、リア側プリント基板45−1の製造コストは安価となる。
【0081】
なお、リア側プリント基板45−1は、側端縁45−1−10,45−1−11から外側に張り出した部分を有しないため、リア側プリント基板45−1をシールドケース40と共締めしうる個所が減り、リア側プリント基板45−1とシールドケース40との押圧力が減り、図9中、空間部40−7−3内のシールド効果が損なわれる虞れがある。そこで、シールド効果を高める工夫がしてある。これについては後述する。
【0082】
図16は、アンテナ接点用板ばね部材45−7がリア側プリント基板45−1に取り付けられている状態を示す。
【0083】
アンテナ接点用板ばね部材45−7は、U字状の板ばね部45−7−1と、この両側の互いに逆向きの補強用のつい立て部45−7−2,45−7−3とよりなる形状を有する。
【0084】
このアンテナ接点用板ばね部材45−7は、リア側プリント基板45−1の下面45−1−8に半田付けされて取り付けてあり、リア側プリント基板45−1上のアンテナ回路と電気的に接続してある。
【0085】
電話機本体組立体22がケース組立体26内に組込まれたときに、板ばね部45−7−1が、後述するアンテナ給電用板金部材23−2−4と圧接する(図23参照)。
【0086】
(8)シールド板部材46
図4及び図7に示すように、シールド板部材46は、大略、一の蓋部46−1と、別の蓋部46−2と、両者をつなぐつなぎ部46−3と、一対の耳部46−4,46−5とよりなる。
【0087】
耳部46−4,46−5は、夫々タップねじ52,53が通る孔46−6,46−7を有する。
【0088】
蓋部46−1は、差し込み用鍔部46−8を有する。
【0089】
蓋部46−2は、突部46−9,46−10,切欠46−11,46−12及び舌部46−15,46−16を有する。
【0090】
突部46−9,46−10は夫々タップねじ54,55が通る孔46−13,46−14を有する。
【0091】
切欠46−11,46−12は、蓋部46−2のY1,Y2端側に形成してある。
【0092】
舌部46−15,46−16は、蓋部46−2のX1端側に形成してある。
【0093】
III 〔リアケース組立体23〕
図1,図17及び図18に示すように、リアケース組立体23は、合成樹脂の成形品であるリアケース部材23−1に、アンテナ装置23−2が組込まれた構成を有する。
【0094】
▲1▼ リアケース部材
図17及び図18に示すように、リアケース部材23−1は、底板部23−1−1と周側壁部23−1−2とを有する。
【0095】
周側壁部23−1−2は、4つの側壁部23−1−2a〜23−1−2dよりなる。
【0096】
リアケース部材23−1は、ボス23−1−3〜23−1−8を有する。
【0097】
ボス23−1−3,23−1−4,23−1−5,23−1−6,23−1−7,23−1−8は、夫々シールドケース40のコーナ部40−10,40−11,及びボス40−14,40−15,40−16,40−17に対応する位置に設けてある。
【0098】
各ボス23−1−3〜23−1−8は、夫々タップねじ50〜55が挿通する貫通孔23−1−9〜23−1−14を有する。
【0099】
また、リアケース部材23−1は、複数のリブ23−1−15〜23−1−25を有する。
【0100】
リブ23−1−15,23−1−16は、図19に併せて示すように、側壁部23−1−2aのうちボス23−1−8に略対応する部位に接近して設けてあり、Y2方向に延在している。
【0101】
リブ23−1−17は、側壁部23−1−2bから、上記のリブ23−1−16に対向してY1方向に延出している。
【0102】
リブ23−1−18,23−1−19は、夫々側壁部23−1−2dからX1方向に延出している。
【0103】
三つのリブ23−1−20,23−1−21,23−1−22は、図20に併せて示すように、ボス23−1−4の基部の部分から、リアケース部材23−1の内方に向かって放射状に延在している。
【0104】
三つのリブ23−1−23,23−1−24,23−1−25は、ボス23−1−3の基部の部分から放射状に延在している。
【0105】
上記のリブ23−1−16〜23−1−25は、後述するように、リア側プリント基板45−1(又はシールド板部材46)を受ける。
【0106】
また、リブ23−1−15,23−1−16には、夫々U字状切欠23−1− 15a,23−1−16aが形成してある。このU字状切欠23−1−15a,23−1−16aによって、アンテナパイプ23−2−5が保持されている。
【0107】
また、リアケース部材23−1は、アンテナ給電用板部材取付け部23−1−26を有する。
【0108】
この取付け部23−1−26は、図21に示すように、三つのリブ23−1−26−1〜23−1−26−3よりなる。
【0109】
リブ23−1−26−1は、ボス23−1−27の周側面23−1−27aの途中の位置からY2方向に張り出しており、Y2端側に切欠部23−1−26−1aを有する。
【0110】
リブ23−1−26−2は、ボス23−1−27の端面23−1−27bよりY2方向に張り出しており、Y2端側に切欠部23−1−26−2aを有する。
【0111】
リブ23−1−26−3は、リブ23−1−26−2及びボス端面23−1−27bに対向している。
【0112】
リブ23−1−26−3とリブ23−1−26−2との間には、アンテナ給電用板金部材23−2−4の板厚t1に相当する隙間23−1−26−4を有する。
【0113】
リブ23−1−26−3は、アンテナ給電用板金部材23−2−4のバーリング加工部23−2−4−3の大きさの対応したU字状切欠23−1−26−3aを有する。
【0114】
なお、上記ボス23−1−27は、リアケース部材23−1のX2側で且つY2側のコーナに設けてあり、後述するアンテナ装置23−2を構成するヘリカルアンテナ収容筒体23−2−3の一部が嵌合される。
【0115】
▲2▼ アンテナ装置23−2
図17に示すように、アンテナ装置23−2は、ロッドアンテナ23−2−1と、ヘリカルコイルアンテナ23−2−2と、ヘリカルコイルアンテナ23−2−2が収容してある筒体23−2−3と、アンテナ給電用板金部材23−2−4と、ロッドアンテナ23−2−1を収容するアンテナパイプ23−2−5とを有する。
【0116】
筒体23−2−3は、X1方向端に、雄ねじ部23−2−3aを有する。
【0117】
ロッドアンテナ23−2−1は、筒体23−2−3に対してX1,X2方向に摺動可能である。
【0118】
アンテナ給電用板金部材23−2−4は、従来使用していたアンテナ給電用インサートに代わるものである。
【0119】
アンテナ給電用板金部材23−2−4は、図21に示すように、本体部23−2−4−1と、本体部23−2−4−1に対してX2方向に曲げてあるフランジ部23−2−4−2と、本体部23−2−4−1のY1端側のバーリング加工部23−2−4−3と、バーリング加工部23−2−4−3の内周の雌ねじ部23−2−4−4とよりなる。
【0120】
このアンテナ給電用板金部材23−2−4は、板金加工によって製造されたものであり、従来のアンテナ給電用インサートに比べて安価である。
【0121】
アンテナ給電用板金部材23−3−4は、図21に示す状態からY1方向に移動させ、隙間23−1−26−4内に押し込むことによって簡単に取り付けられる。
【0122】
アンテナ給電用板金部材23−2−4は、図21に示すように、本体部23−2−4−1がリブ23−1−26−2及びボス23−1−27とリブ23−1−26−3との間に挟まれ、フランジ部23−2−4−2が切欠23−1−26−1a,23−1−26−2a内に嵌合し、且つバーリング加工部23−2−4−3が切欠23−1−26−3a内に嵌合した状態で固定される。
【0123】
アンテナ装置23−2は、図23及び図24に示すように組込まれる。
【0124】
筒体23−2−3は、ボス23−1−27内に挿入され、雄ねじ部23−2−3aを上記雌ねじ部23−2−4−4にねじ込まれて固定してある。
【0125】
ロッドアンテナ23−2−1は、アンテナパイプ23−2−5内に挿入されている。
【0126】
なお、アンテナパイプ23−2−5のX2方向端は、リブ23−1−28の切欠23−1−28aに嵌合して固定されている。
【0127】
なお、前記の電話機本体組立体22をリアケース組立体23内に組込むと、前記のアンテナ接点用板ばね部材45−7のU字状板ばね部45−7−1が図23中二点鎖線で示すように、アンテナ給電用板金部材23−2−4の本体部23−2−4−1に圧接する。
【0128】
これにより、ヘリカルコイルアンテナ23−2−2が、アンテナ給電用板金部材23−2−4及びアンテナ接点用板ばね部材45−7を介して、リア側プリント基板45−1のアンテナ回路と電気的に接続された状態となる。
【0129】
ロッドアンテナ23−2−1をX2方向に最終位置まで引き出すと、ロッドアンテナ23−2−1の端部が筒体23−2−3と接触し、ロッドアンテナ23 2−1が、アンテナ給電用板金部材23−2−4及びアンテナ接点用板ばね部材45−7を介して、リア側プリント基板45−1のアンテナ回路と電気的に接続された状態となる。
【0130】
IV〔第1の機種の携帯電話機11のフロントケース組立体25〕
図25に示すように、フロントケース組立体25はフロントケース部材25−1と、蓋部材25−2と、液晶表示窓部材25−3とを有する。
【0131】
▲1▼ フロントケース部材25−1
フロントケース部材25−1は、天板部25−1−1と周側壁部25−1−2とを有する。
【0132】
フロントケース部材25−1は、X1端側に、送話器ケース部25−1−3及び軸支部25−1−4,25−1−5を有し、X2端側に受話器ケース部25−1−6を有する。
【0133】
フロントケース部材25−5は、更に、送話器ケース部25−1−3と受話器ケース部25−1−6の間の部分のうち、送話器ケース部25−1−3寄りの部分に、テンキーケース部25−1−7を有し、受話器ケース部25−1−6寄りの部分に、表示窓枠部25−1−8を有する。
【0134】
受話器ケース部25−1−6は、三つの小孔25−1−9が二列に並んだデザインを有する。
【0135】
また、天板部25−1−1は、その裏面に、4つのめくら孔付きのボス25−1−10〜23−1−13を有する。
【0136】
ボス25−1−10〜23−1−13は、図17に示すリアケース部材23−1との関係でみると、夫々、ボス23−1−3,23−1−4,23−1−5,23−1−6に対応するように配されている。
【0137】
また、図6に示す電話機本体組立体22との関係でみると、ボス25−1−10,23−1−11は、夫々コーナ部40−10,40−11に対応し、ボス25−1−12,25−1−13は、夫々ボス41−1−1,44−1−2に対応するように配されている。
【0138】
また、フロントケース部材25−1は、Y2側の側壁部25−1−14のうちX2端近傍にリブ状に肉盛りされた突段部25−1−15を有する。
【0139】
▲2▼ フロントケース部材25−1に取り付けてある小部品
フロントケース部材25−1には、Y2側の側壁部25−1−14のうち、X2方向端近傍に、スピーカ20よりの音量を増加させるときに押付操作される操作ノブ25−4及び音量を減少させるときに押付操作される操作ノブ25−5が設けてある。
【0140】
操作ノブ25−4,25−5は、X1,X2方向上整列して且つ距離a離れて排してある。
【0141】
また、操作ノブ25−4,25−5は、押し易くするために、側壁部25−1−4の表面に対して、寸法b突き出している。
【0142】
上記の突段部25−1−15は、側壁部25−1−4のうち上記操作ノブ25−4,25−5の間の部分に形成してあり、上記寸法bと実質上同じ高さを有する。
【0143】
この突段部25−1−15を設けることによって、操作ノブ25−4,25−5を側壁部25−1−4の表面より高くしていることによって起き易くなっている誤作動の問題が解決されている。
【0144】
即ち、図2に示す携帯電話機11を使用しているときに、図27に示すように、側壁部25−1−4を矢印Aで示すように、物58に押し付けることが起こりうる。
【0145】
突段部25−1−15が設けられていない場合には、操作ノブ25−4,25−5が押されてしまうことになる。
【0146】
しかし、本実施例においては、突段部25−1−15が物58に当接することによって、操作ノブ25−4,25−5は少しも押されず、誤動作は防止される。
【0147】
なお、突段部25−1−15は、操作ノブ25−4,25−5を囲んでいるのではなく、操作ノブ25−4と操作ノブ25−5との間に位置しているため、操作ノブ25−4,25−5の押付け操作の操作性を損なわない。
【0148】
また、図26に併せて示すように、軸部材25−6が、軸支部25−1−4に組込まれている。軸部材25−7には、キャップ部材25−8によって押さえられたばね部材25−9が嵌合している。
【0149】
また、別の軸部材25−7が別の軸部材収容部25−1−5に、上記の軸部材25−6と同じく組込まれている。
【0150】
ここで、軸部材25−6と軸部材25−7とは別の部材であり、軸部材25−6は軸支部25−1−4に組込まれ、軸部材25−7は軸支部25−1−5に組込まれるべきものである。
【0151】
しかし、軸部材25−6と軸部材25−7とは極めて似た形状を有しており、とり違えて組込まれる誤組立てが起きる虞れがある。
【0152】
そこで、本実施例では、判別がし易いように、一方の軸部材25−6は、端面に円形の凸部25−6−1を有する形状としてある。
【0153】
また、この凸部25−6−1を利用して、取り違えて組込まれないようにしてある。
【0154】
即ち、軸支部25−1−5は、切欠を有しない構造としてあり、軸支部25−1−4にのみ、凸部25−6−1に対応する切欠25−1−4−1が形成してある。
【0155】
このため、軸部材25−6は、凸部25−6−1が当たって軸支部25−1−5には組み込まれず、軸支部25−1−4にだけ組み込まれる。
【0156】
これによって、軸部材25−6と25−7とが、とり違えて組込まれる誤組立てが防止される。
【0157】
一般に、誤組立てがなされたことは、蓋部材25−2を取り付けるときに気がつく。この場合には、誤って取り付けられている軸部材を取り外し、正しい軸部材を取り付ける手間のかかる作業が必要となる。
【0158】
本実施例によれば、この手間がかかる作業であって、しかも本来必要でない作業を行う必要が起きないため、携帯電話機11,12は効率良く組立てられる。また、軸部材25−6,25−7は、軸支部25−1−4,25−1−5より外方に突き出している軸部25−6−2,25−7−1を有する。
【0159】
軸部25−6−2,25−7−1は、断面が長方形である。
【0160】
軸部25−6−2,25−7−1は、先端に丸み部25−6−2a,25−7 −1aを有する。蓋部材25−2が取り付け易いようにするためである。
【0161】
▲3▼ 蓋部材25−2
図25及び図26に示すように、蓋部材25−2は、一対の軸係合部25−2−1,25−2−2を有する。
【0162】
蓋部材25−2は、軸係合部25−2−1,25−2−2を夫々軸部25−6−2,25−7−1に係合させて取り付けてある。
【0163】
ここで、軸部25−6−2,25−7−1は丸み部25−6−2a,25−7−1aを有しているため、軸係合部25−2−1,25−2−2は、軸部25−6−2,25−7−1に係合し易く、蓋部材25−2は作業性良く取り付けられる。
【0164】
携帯電話機11を使用していないときには、蓋部材25−2は閉じてあり、テンキー部を覆っている。
【0165】
携帯電話機11を使用するときに、蓋部材25−2が開かれる。
【0166】
▲4▼ 液晶表示窓部材25−3
図25に示すように、液晶表示窓部材25−3は、透明の樹脂成形部品であり、一対の爪部25−3−1,25−3−2を有する。
【0167】
液晶表示窓部材25−3は、下面の周囲部に、黒色のシルク印刷が施してある。ハッチングを付した部分25−3−3は、シルク印刷された部分である。シルク印刷としたのは、従来のインモールド成形によって黒色系の層部を形成するのに比べて、安価であるからである。また、液晶表示窓部材25−3の下面は平面であり、シルク印刷はし易い。
【0168】
シルク印刷では、外観に、部材25−3を樹脂成形するときのゲート跡が見えてしまう。
【0169】
そこで、部材25−3を成形する型は、爪部25−3−1,25−3−2の先端の個所から樹脂が注入される構造を有するように定めてある。
【0170】
これにより、部材25−3は、ゲート跡25−3−4を、爪部25−3−1,25−3−2の先端に有するものとなっている。
【0171】
部材25−3は、爪部25−3−1,25−3−2をフロントケース部材25−1のスリット25−1−16,25−1−17に挿入され、位置決めされた状態で、表示窓枠部25−1−8に両面テープ25−3−5によって接着されている。
【0172】
ゲート跡25−3−4は、フロントケース部材25−1の天板部25−1−1の下側に入り込んでおり、隠されている。
【0173】
また、黒色にシルク印刷された部分25−3−3が存在することによって、部材25−3を取り付けた状態において、スリット25−1−16,25−1−17の影が部材25−3に写ることが防止されている。
【0174】
▲5▼ キーパッド24
図25に示すように、キーパッド24は、複数のキーパッド部24−1を整列して有する。各キーパッド部24−1には、数字の他に、第1の機種の携帯電話機11の機能に対応した文字及びマーク等が印されている。
【0175】
キーパッド24は、図6中のキーコンタクト板42の位置決め用孔42−2,42−3に対応する、位置決め用孔24−2,24−3を有する。
【0176】
キーパッド24は、テンキーケース部25−1−7の裏面に配され、各キーパッド部24−1が、テンキーケース部25−1−7の孔25−1−7−1より若干突き出す。
【0177】
V〔第2の機種の携帯電話機12のフロントケース組立体28〕
図28に示すように、フロントケース組立体28は、図25に示すフロントケース組立体25と実質上同じ構造であり、フロントケース本体28−1と、蓋部材28−2と、液晶表示窓部材28−3とを有する。
【0178】
蓋部材28−2及び液晶表示窓部材28−3は、図25中の蓋部材25−2及び液晶表示窓部材25−3と実質上同じである。
【0179】
▲1▼ フロントケース本体28−1
フロントケース本体28−1は、フロントケース本体28−1の両側面に、帯部28−1−2,28−1−3を有する構造を有する。
【0180】
フロントケース部材28−1−1は、受話器ケース部28−1−1−1及びテンキーケース部28−1−1−2のデザインを除いて、図25中のフロントケース部材25−1と実質上同じである。
【0181】
受話器ケース部28−1−1−1は、大き目の一の孔28−1−1−3を有する。
【0182】
テンキーケース部28−1−1−2は、Y1,Y2方向の両側に、鍔部28−1−1−4,28−1−1−5を有する。
【0183】
フロントケース部材28−1−1は、図25中のめくら孔付きのボス25−1−10〜25−1−13に対応する位置に、同じくめくら孔付きのボス28−1−1−6〜28−1−1−9を有する。
【0184】
上記の帯部28−1−2,28−1−3は、レオストマ(商品名、製造者理研ビニル工業(株))製である。レオストマは、ポリスチレン系の合成樹脂であり、「エラストマ」の概念に含まれる材料である。
【0185】
帯部28−1−2,28−1−3は、硬質であるフロントケース部材28−1−1に比べて、指先がなじみ易く、且つすべりにくい。
【0186】
従って、第2の機種の携帯電話機12は、第1の機種の携帯電話機11に比べて、持ち易く落としにくい。
【0187】
上記のフロントケース本体28−1は、二色成形法によって成形してある。これについては後述する。
【0188】
図29に併せて示すように、フロントケース本体28−1−1の側壁部28−1−1−10は、図6中のキーモジュール41−10に対応する部位に、二つの矩形状の開口28−1−1−11,28−1−1−12を有する。
【0189】
帯部28−1−2は、上記の開口28−1−1−11,28−1−1−12を覆っている。
【0190】
28−1−2−1,28−1−2−2はキーパッド部であり、上記帯部28−1−2のうち、開口28−1−1−11,28−1−1−12を塞いでいる部分によって構成してある。
【0191】
キーパッド部28−1−2−1,28−1−2−2は、薄肉の膜状となっており、押されると、弾性的に撓みうる。
【0192】
キーパッド部28−1−2−1,28−1−2−2は、夫々内側面に、リブ状の凸部28−1−2−1a,28−1−2−2aを有する。
【0193】
キーパッド部28−1−2−1,28−1−2−2が押されたときに、この凸部28−1−2−1a,28−1−2−2aが、キーモジュール41−10を押す。
【0194】
また、キーパッド部28−1−2−1,28−1−2−2は、夫々押し操作がし易いように、外側面に、突き出した凸部28−1−2−1b,28−1−2−2bを有する。凸部28−1−2−1b,28−1−2−2bは、互いに逆向きの三角形状を有する。
【0195】
また、側壁部28−1−1−10は、内側面のうち開口28−1−1−11,28−1−1−12から天板部に到るリブ28−1−1−13,28−1−1−14を有する。
【0196】
上記凸部28−1−2−1a及びリブ28−1−1−13は、共に、Z1,Z2方向に延在しており、且つZ1,Z2方向に整列している。
【0197】
また、凸部28−1−2−1b及び28−1−1−14は、共にZ1,Z2方向に延在しており、且つZ1,Z2方向に整列している。
【0198】
凸部28−1−2−1a,28−1−2−1b及びリブ28−1−1−13,28−1−1−14が上記の位置関係にあるため、二色成形は、後述するようにスライドコアを用いずに、キャビティとコアとによる成形型を用いて実現可能となっている。これについては後述する。
【0199】
▲2▼ フロントケース本体28−1を得る二色成形法
図30(A)乃至(F)は、二色成形法によって、フロントケース本体28−1を得る工程を示す。
【0200】
同図(A)に示すように、成形金型装置60は、キャビティ金型61とコア金型62とを有する。
【0201】
キャビティ金型61は、第1のキャビティ金型部61−1と、第2のキャビティ金型部61−2とを並んで有する。
【0202】
第1のキャビティ金型部61−1は、フロントケース部材28−1−1の外側面に対応する凹形状を有する。
【0203】
第2のキャビティ金型部61−2は、フロントケース部材28−1−1に帯部28−1−2,28−1−3を加えてなるフロントケース本体28−1の外側面に対応する凹形状を有する。
【0204】
コア金型62は、第1のコア金型部62−1と第2のコア金型部62−2とを並んで有する。
【0205】
第1,第2のコア金型部62−1,62−2は、フロントケース部材28−1−1の内側面に対応する凸形状を有する。
【0206】
成形金型装置60は、コア金型62を上下動させる機構及びコア金型62を軸線63を中心に半回転させる機構(共に図示せず)を有する。
【0207】
まず、図30(B)に示すように、コア金型62をキャビティ金型61に組合わせ、第1のキャビティ金型部61−1内に、ABS樹脂を注入する。これにより、第1の段階の成形が得られ、フロントケース部材28−1−1が成形される。
【0208】
次いで、同図(C)に示すように、コア金型62を降ろす。成形されたフロントケース部材28−1−1は、第1のコア金型部62−1から取り外さない。仮に取り外したとすると、成形されたフロントケース部材28−1−1は、図31に示す如くになる。
【0209】
成形されたフロントケース部材28−1−1が第1のコア金型部62−1に付いている状態で、コア金型62を半回転させ、図30(D)に示すように上動させ、再びキャビティ金型61と組合わせる。
【0210】
第2のキャビティ金型部61−2内には、フロントケース部材28−1−1が付いている第2のコア金型部62−1が収まる。
【0211】
今度は、同図(E)に示すように、第1のキャビティ金型部61−1内に、樹脂を注入すると共に、第2のキャビティ金型部61−2内にレオストマ(商品名)を注入する。
【0212】
これによって、第2のキャビティ金型部61−2内では、第2の段階の成形が行われ、フロントケース部材28−1−1の外側面に帯部28−1−2,28−1−3が成形され、フロントケース本体28−1が成形される。
【0213】
第1のキャビティ金型部61−1においては、同図(B)に示すと同様にして、フロントケース部材28−1−1が成形される。
【0214】
最後に、同図(F)に示すように、コア金型62を降ろし、二色成形法によって成形されたフロントケース本体28−1を第1のコア金型部62−1から取り外し、フロントケース本体28−1を得る。
【0215】
この後、成形金型装置60は、図30(C)に示す状態となる。
【0216】
二色成形動作は、図30(C)→(D)→(E)→(F)→(C)の順で繰り返し行われる。
【0217】
図31中のリブ28−1−1−13,28−1−1−14は、第2の段階の成形のときにリブ状凸部28−1−2−1a,28−1−2−2aを成形するための金型の凹部の上端を塞ぐ役割を有する。
【0218】
▲3▼ キーパッド27
図28に示すように、キーパッド27は、複数のキーパッド部27−1を整列して有する。各キーパッド部24−1には、数字の他に、第2の機種の携帯電話機12の機能に対応した文字及びマーク等が印されている。
【0219】
キーパッド27は、図6中のキーコンタクト板42の位置決め用孔42−2,42−3に対応する、位置決め用孔27−2,27−3を有する。
【0220】
キーパッド24は、テンキーケース部28−1−1−2の裏面に配される。
【0221】
VI〔液晶表示組立体41−2
図6に示す液晶表示組立体41−2は、図32に示すように、独立した部品である液晶板41−2−1と、二つのゴムコネクタ41−2−2,41−2−3と、底板部材41−2−4と、枠部材41−2−5とを、単純に積み重ねて組立てられた構造を有する。
【0222】
このため、液晶表示組立体41−2は、従来の液晶表示モジュールに比べて安価である。
【0223】
枠部材41−2−5は、プレス加工品であり、折り曲げ用片41−2−5−1を複数有する。
【0224】
ゴムコネクタ41−2−2(41−2−3)は、ゴム製の角柱体41−2−2 に、多数の細いコネクタピン41−2−2bが、Z1,Z2方向に貫通して埋め込まれている構成を有する。
【0225】
枠部材41−2−5は、折り曲げ用片41−2−5−1を折り曲げて底板部材41−2−4と固定してある。
【0226】
ゴムコネクタ41−2−2(41−2−3)は、圧縮された状態にあり、液晶板41−2−1と底板部材41−2−4とが電気的に接続されている。
【0227】
また、液晶表示組立体41−2は、バックライトを有していない。
【0228】
バックライトとしての発光ダイオード41−4は、図6に示すようにフロント側プリント基板41上に半田付けしてある。発光ダイオード41−4は、自動実装されており、このための作業工数は少ない。
【0229】
VII〔組立てた携帯電話機11(12)における電話機本体組立体22とリアケース組立体23とフロントケース組立体25(28)との関係〕
携帯電話機11(12)は、図1に示すように、次の手順で組立てられる。
(1)電話機本体組立体22をリアケース組立体22内に収め、タップねじ54,55を締める。
【0230】
タップねじ54は、図17中の孔23−1−13,及び図13中の孔45−1−3を通って図9中のめくら孔40−20内にねじ込まれる。
【0231】
タップねじ55は、孔23−1−14,及び45−1−4を通って、めくら孔40−21内にねじ込まれる。
【0232】
これにより、電話機本体組立体22がリアケース組立体23に固定される。
(2)フロントケース組立体25(28)を、電話機本体組立体22にかぶせて、リアケース組立体22と組合わせ、タップねじ50〜53を締める。
【0233】
これにより、電話機本体組立体22が、X1 端側の二個所と、X2 端寄りの二個所の計4か所で、リアケース組立体23とフロントケース組立体25(28)と、共締めされる。
【0234】
次に、上記のように組立てられた携帯電話機11(12)の内部の構造について説明する。
【0235】
図33は、図1中、XXXIII−XXXIII線を含む垂直面で切断した断面図、即ち、タップねじ54によるねじ止め個所の断面図である。
【0236】
タップねじ54は、リアケース部材23−1のボス23−1−7の孔23−1−14,シールド板部材46の孔46−13,リア側プリント基板45−1の孔45−1−3を挿通して、シールドケース40のボス40−16のめくら孔40−20内にねじ込まれている(図7,図9参照)。
【0237】
別のタップねじ55も、同様にねじ込まれている。
【0238】
これによって、電話機本体組立体22がリアケース部材23−1に固定されている。
【0239】
図34は、図1中、XXXIV−XXXIV線を含む垂直面で切断した断面図、即ち、タップねじ50,51によるねじ止め個所の断面図である。
【0240】
タップねじ50は、リアケース部材23−1のボス23−1−3の孔23−1−9,シールドケース40のコーナ部分40の孔40−12を挿通して、フロントケース部材25−1(28−1−1)のボス25−1−10(28−1−1−6)のめくら孔内にねじ込まれている。
【0241】
タップねじ51は、リアケース部材23−1のボス23−1−4の孔23−1−10,シールドケース40のコーナ部分41の孔40−13を挿通して、フロントケース部材25−1(28−1−1)のボス25−1−11(28−1−1−7)のめくら孔内にねじ込まれている。
【0242】
シールドケース40のコーナ部分40,41が、リアケース部材23-1及びフロントケース部材25−1(28−1−1)と共締めしてある。
【0243】
タップねじ51の近傍についてみると、リアケース部材23−1の三つのリブ23−1−20〜23−1−22によって、シールド板部材46の舌部46−16が、リア側プリント基板45−1の下面のアースパターン部45−1−9−6に押圧されリア側プリント基板45−1の上面のアースパターン部分45−1−7−1dがシールドケース40の下方突出周囲塀部40−3の下面のシールドパッキン部材47に押圧されている。
【0244】
同じく、別のタップねじ50の近傍についてみると、別の三つのリブ23−1−23〜23−1−25によって、シールド板部材46の別の舌部46−15が、リア側プリント基板45−1の下面のアースパターン部45−1−9−5に押圧され、リア側プリント基板45−1の上面のアースパターン部分45−1−7−1cがシールドケース40の下方突出周囲塀部40−3の下面のシールドパッキン部材47に押圧されている。
【0245】
これにより、リア側プリント基板45−1及びシールド板部材46はタップねじ50,51によって共締めはされていないけれども、リア側プリント基板45−1のX1端側の部分は、シールドケース40に十分に密着している。
【0246】
ここで、左右側に夫々三つのリブ23−1−20〜23−1−22,23−1−23〜23−1−25を有するため、リア側プリント基板45−1は、狭い個所ではなく、ある程度の広い面積を有する部分を押し付けられる。即ち、リア側プリント基板45−1のX1端側は、タップねじ50,51によって、リアケース部材23−1及びフロントケース部材25−1と共締めされている場合と、同等の密着度で、シールドケース40に押し付けられている。
【0247】
図35は、図1中、XXXV−XXXV線を含む垂直面で切断した断面図、即ち、タップねじ52,53によるねじ止め個所の断面図である。
【0248】
タップねじ52は、リアケース部材23−1のボス23−1−5の孔23−1−11(図17参照)、シールドケース板部材46の耳部46−4の孔46−6(図7参照)、リア側プリント基板45−1の孔45−1−1,シールドケース40の孔40−18,フロント側プリント基板41−1の孔41−1−5,シールド板部材41−9の孔、ホルダ44−1のボス44−1−1の孔を挿通して、フロントケース部材25−1(28−1−1)のボス25−1−12(28−1−1−8)のめくら孔内にねじ込まれている。
【0249】
別のタップねじ53は、リアケース部材23−1のボス23−1−6の孔23−1−12(図17参照)、シールド板部材46の耳部46−5の孔46−7(図7参照)、リア側プリント基板45−1の孔45−1−2,シールドケース40の孔40−19,フロント側プリント基板41−1の孔41−1−6,シールド板部材41−9の孔、ホルダ44−1のボス44−1−2の孔を挿通して、フロントケース部材25−1(28−1−1)のボス25−1−13(28−1−1−9)のめくら孔内にねじ込まれている。
【0250】
これにより、電話機本体組立体22のX2方向端近傍は、タップねじ52,53によって、リアケース部材23−1及びフロントケース部材25−1(28−1−1)と共締めされている。
【0251】
また、タップねじ52,53の頭部は、リアケース部材23−1の凹部内に収まっており、且つ、この凹部に嵌合しているキャップ70,71によって覆われている。キャップ70,71は、固定用の爪部70a,71aが上記凹部内の一部に嵌合して、脱落を防止された状態で取り付けてある。
【0252】
図36は、図1中、XXXVI−XXXVI線を含む垂直面で切断した断面図である。
【0253】
リアケース部材23−1のリブ23−1−16及び23−1−17が、シールド板部材46の切欠46−12,46−11内に入り込んでリア側プリント基板45−1を直接押している。
【0254】
これにより、リア側プリント基板45−1は、リブ23−1−16,及び23−1−17によって押されている部位、即ち、X1,X2方向上の中央より多少X1方向に寄った位置であって、Y1,Y2端の部位を、シールドケース40の下方突出周囲塀部40−3の下面のシールドパッキン部材47に押圧されている。
【0255】
図17中のリブ23−1−18,28−1−19も上記のリブ23−1−16,23−1−17と同様に作用してリア側プリント基板41−1のうちX2端側をシールドケース40に押し付けている。
【0256】
このように、リア側プリント基板45−1は、ねじ止めされている個所以外の複数の個所を、上記のリブ23−1−16等によってシールドケース40に押し付けられているため、以下の特長を有する。
【0257】
▲1▼ リア側プリント基板45−1のガタツキが確実に防止されている。
【0258】
▲2▼ 電話機本体組立体22の空間部40−7−1,40−7−2,40−7−3は、良好なシールド特性を有する。
【0259】
図37は、図1中、XXXVII−XXXVII線を含む垂直面で切断した断面図である。
【0260】
キーコンタクト42,シールド板部材43,及びキーパッド24(27)は、夫々、位置決め用孔42−2,43−2,24−2(27−2)が一の位置決め用突部40−26に嵌合且つ位置決め用孔42−3,43−3,24−3(27−3)が別の位置決め用突部40−27に嵌合して、シールドケース40に対して位置規制されている。
【0261】
フロント側プリント基板41は孔41−1−1,41−1−2とは別の個所でもってシールドケース40に対して位置決めしてある。
【0262】
このため、たとえシールドケース40がケース組立体26(29)内においてがたついた場合であっても、キーコンタクト42と、フロント側プリント基板41−1上のパターンと、キーパッド24(27)とがずれることが起きない。
【0263】
従って、携帯電話機11,12のテンキー部は高い信頼性を有する。
【0264】
VIII〔付記〕
本発明は、携帯電話機に限らず、携帯無線機にも適用しうる。
【0265】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、携帯無線端末装置本体組立体がケース組立体の内部に組込まれており、リアケース組立体は、リアケース部材と、リアケース部材に取り付けてあるアンテナ組立体とよりなり、アンテナ組立体は、携帯無線端末装置本体組立体のプリント基板のアンテナ回路と電気的に接続されて、該リアケース本体に固定してあるアンテナ給電部材と、アンテナ給電部材にねじ止めしてあり、ヘリカルアンテナを収容している筒部と、筒部を通して引き出し可能に設けてあるロッドアンテナとよりなるアンテナ組立体とよりなる携帯無線端末装置において、アンテナ給電部材は、バーリング加工部を有し、該バーリング加工部に雌ねじ部を有する板金部材よりなり、該板金部材が上記リアケース部材に嵌合して固定された構成としたため、樹脂成形部品であるリアケース部材を雌ねじ部材をインサートしてインサート成形とすることが不要となり、よって、リアケース組立体を従来のものに比べて安価とし得、従って、アンテナ組立体に係わる部分の構造を製造し易い構造とし得、携帯無線端末装置の製造コストを従来のものに比べて安価に出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1,第2の機種の携帯電話機の構造を示す分解斜視図である。
【図2】第1の機種の携帯電話機を示す斜視図である。
【図3】第2の機種の携帯電話機を示す斜視図である。
【図4】電話機本体組立体の分解斜視図である。
【図5】図2中、V−V線に沿う電話機本体の組立体の断面図である。
【図6】図4中、シールドケースより上側の部分を示す図である。
【図7】図4中、シールドケースより下側の部分を示す図である。
【図8】シールドケースを表裏反転した状態で示す斜視図である。
【図9】シールドケースの底面図である。
【図10】マイク用ブッシングを示す図である。
【図11】ブザー用ブッシングを示す図である。
【図12】スピーカ組立体がプリント基板に仮止めされている状態を示す図である。
【図13】リア側プリント基板の上面のアースパターンを示す図である。
【図14】リア側プリント基板の下面のアースパターンを示す図である。
【図15】リア側プリント基板の二枚取りを説明するための図である。
【図16】アンテナ接点用板ばね部材がリア側プリント基板に取り付けられている状態を示す図である。
【図17】リアケース組立体の分解斜視図である。
【図18】リアケース組立体の平面図である。
【図19】図17中、円〔19〕で囲んだ部分を拡大して示す図である。
【図20】図17中、円〔20〕で囲んだ部分を拡大して示す図である。
【図21】アンテナ給電用板金部材とこれを取り付ける部分の構造を対応させて示す図である。
【図22】アンテナ給電用板金部材が取り付け部に取り付けられた状態を示す図である。
【図23】筒体がねじ込まれて取り付けられている状態を示す斜視図である。
【図24】図23に示す部分の平面図である。
【図25】第1の機種の携帯電話機のフロントケース組立体の分解斜視図である。
【図26】蓋の軸支構造部の分解斜視図である。
【図27】操作ノブの誤作動防止を説明する図である。
【図28】第2の機種の携帯電話機のフロントケース組立体の分解斜視図である。
【図29】図28中、円〔29〕で囲んだ部分を、フロントケース本体28−1の裏側からみた図である。
【図30】二色成形法によってフロントケース本体28−1を得る工程を説明する図である。
【図31】第1の機種の成形によって成形されたフロントケース部材を、第1のコア金型部から取り外した状態で示す図である。
【図32】液晶表示モジュールを分解して示す図である。
【図33】図1中、XXXIII−XXXIII線を含む垂直面で切断して示す図である。
【図34】図1中、XXXIV−XXXIV線を含む垂直面で切断して示す図である。
【図35】図1中、XXXV−XXXV線を含む垂直面で切断して示す図である。
【図36】図1中、XXXVI−XXXVI線を含む垂直面で切断して示す図である。
【図37】図1中、XXXVII−XXXVII線を含む垂直面で切断して示す図である。
【符号の説明】
11 第1の機種の携帯電話機
12 第2の機種の携帯電話機
20 スピーカ
21 マイク
22 電話機本体組立体(携帯無線端末装置本体組立体)
23 リアケース組立体
23−1 リアケース部材
23−1−1 底板部
23−1−2 周側壁部
23−1−2a〜23−1−2d 側壁部
23−1−3〜23−1−8 ボス
23−1−9〜23−1−14 貫通孔
23−1−15〜23−1−25 リブ
23−1−26 アンテナ給電用板部材取付け部
23−1−26−1 リブ
23−1−26−1a 切欠
23−1−26−2 リブ
23−1−26−2a 切欠
23−1−26−3 リブ
23−1−26−3a U字状切欠
23−1−23−4 隙間
23−1−27 ボス
23−1−27a 周側面
23−1−27b 端面
23−1−28 リブ
23−1−28a 切欠
23−2 アンテナ装置
23−2−1 ロッドアンテナ
23−2−2 ヘリカルコイルアンテナ
23−2−3 筒体
23−2−3a 雄ねじ部
23−2−4 アンテナ給電用板金部材
23−2−4−1 本体部
23−2−4−2 フランジ部
23−2−4−3 バーリング加工部
23−2−4−4 雌ねじ部
23−2−5 アンテナパイプ
24 キーパッド
24−1 キーパッド部
24−2,24−3 位置決め用孔
25 フロントケース組立体
25−1 フロントケース部材
25−1−1 天板部
25−1−2 周側壁部
25−1−3 送話器ケース部
25−1−4 軸部材収容部軸支部
25−1−4−1 切欠
25−1−6 受話器ケース部
25−1−7 テンキーケース部
25−1−7−1
25−1−8 表示窓枠部
25−1−9 小孔
25−1−10〜25−1−13 ボス
25−1−14 側壁部
25−1−15 突段部
25−1−16,25−1−17 スリット
25−2 蓋部材
25−2−1,25−2−2 軸係合部
25−3 液晶表示窓部材
25−3−1,25−3−2 爪部
25−3−3 シルク印刷された部分
25−3−4 ゲート跡
25−3−5 両面テープ
25−4,25−5 操作ノブ
25−6,25−7 軸部材
25−6−1 凸部
25−6−2,25−7−1 軸部
25−6−2a,25−7−1a 丸み部
25−8 キャップ部材
25−9 ばね部材
26 ケース組立体
27 キーパッド
27−1 キーパッド部
27−2,27−3 位置決め用孔
28 フロントケース組立体
28−1 フロントケース本体
28−1−1 フロントケース部材
28−1−1−1 受話器ケース部
28−1−1−2 テンキーケース部
28−1−1−3 一の孔
28−1−1−4,28−1−1−5 鍔部
28−1−1−6〜28−1−1−9 ボス
28−1−1−10 側壁部
28−1−1−11,28−1−1−12 リブ
28−1−2,28−1−3 帯部
28−1−2−1,28−1−2−2 キーパッド部
28−1−2−1a,28−1−2−2a リブ状凸部
28−1−2−1b,28−1−2−2b 凸部
29 ケース組立体
30 バッテリ
31 共通部品群
32,33 専用部品群
40 シールドケース
40−1 平板部
40−2 上方突出周囲塀部
40−3 下方突出周囲塀部
40−4,40−5 下方突出桟状塀部
40−6,40−7 空間
40−7−1〜40−7−3 空間部
40−8 下端面
40−9
40−10,40−11 コーナ部分
40−12,40−13 貫通孔
40−14〜40−17 ボス
40−18,40−19 貫通孔
40−20,40−21 めくら孔
40−22,40−23 リブ
40−24,40−25 深い溝
40−26,40−27 位置決め用突部
41 フロント側プリント基板(CU基板)組立体
41−1 フロント側プリント基板
41−1−1,41−1−2 逃げ孔
41−1−3,41−1−4 U字状切欠
41−1−5,41−1−6
41−2 液晶表示窓組立体
41−2−1 液晶板
41−2−2,41−2−3 ゴムコネクタ
41−2−2a 角柱体
41−2−2b コネクタピン
41−2−4 底板部材
41−3 電子部品
41−4,41−5 発光ダイオード
41−6,41−7 コネクタ
41−8 ブザー
41−9 シールド板部材
41−10 音量可変キーモジュール
41−11,41−12 ブッシング
41−11−1,41−12−1
42 キーコンタクト
42−1 キーコンタクト部
42−2,42−3 位置決め用孔
43 シールド板部材
43−1 開口
43−2,43−3 位置決め用孔
43−4 差し込み鍔部
44 スピーカ組立体
44−1 ホルダ
44−1−1,44−1−2 ボス
44−1−3,44−1−4 取付用爪部
44−1−5 側面
44−2 ガスケット
45 リア側プリント基板(TU基板)組立体
45−1 リア側プリント基板
45−2 電子部品
45−3〜45−6 コネクタ
45−7 アンテナ接点用板ばね部材
45−1−1,45−1−2
45−1−3,45−1−4
45−1−5 切欠
45−1−6 上面
45−1−7 アースパターン
45−1−7−1 アースパターン部
45−1−7−1a〜45−1−7−1d アースパターン部分
45−1−7−2,45−1−7−3 アースパターン部
45−1−8 下面
45−1−9 アースパターン
45−1−9−1〜45−1−9−6 アースパターン部
45−1−10,45−1−11 側端縁
45−2 電子部品
45−3〜45−6 コネクタ
45−7 アンテナ接点用板ばね部材
45−7−1 U字状板ばね部
45−7−2,45−7−3 つい立て部
45−8 プリント大基板
45−8−1 スリット
45−8−2〜45−8−6 Vカット溝
45−8−7,45−8−8 リア側プリント基板予定部分
46 シールド板部材
46−1 蓋部
46−2 蓋部
46−3 つなぎ部
46−4,46−5 耳部
46−6,46−7
46−8 差し込み用鍔部
46−9,46−10 突部
46−11,46−12
46−15,46−16 舌部
47 シールドパッキン部材
48−1,48−2 同軸ケーブル
50〜55 タップねじ
58 物
60 成形金型装置
61 キャビティ金型
61−1 第1のキャビティ金型
61−2 第2のキャビティ金型
62 コア金型
62−1 第1のコア金型
62−2 第2のコア金型
63 軸線
70,71 キャップ
70a,71a 爪部

Claims (1)

  1. プリント基板を有する携帯無線端末装置本体組立体がリアケース組立体とフロントケース組立体とが組合わされたケース組立体の内部に組込まれており、
    上記リアケース組立体は、リアケース部材と、該リアケース部材に取り付けてあるアンテナ組立体とよりなり、
    該アンテナ組立体は、上記プリント基板のアンテナ回路と電気的に接続された状態で該リアケース本体に固定してあるアンテナ給電部材と、該アンテナ給電部材にねじ止めしてあり、ヘリカルアンテナを収容している筒部と、該筒部を通して引き出し可能に設けてあるロッドアンテナとよりなる構成である携帯無線端末装置において、
    前記アンテナ給電部材は、本体部にバーリング加工部を有し、該バーリング加工部に雌ねじ部を有し、且つ、該本体部に対して曲げて形成してある板ばね部材接触部分を有する構成の板金部材であり、
    該リアケース部材は該板厚に相当する隙間を有し、
    該板金部材が前記リアケース部材の上記隙間に嵌合して固定してあり、
    前記雌ねじ部に前記筒部の端の雄ねじ部がねじ込まれており、且つ、前記板ばね部材接触部分に前記携帯無線端末装置本体組立体の一部であるアンテナ接点用板ばね部材接触している構成としたことを特徴とする携帯無線端末装置。
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