JPH0822265A - Tft液晶表示ディスプレイ - Google Patents

Tft液晶表示ディスプレイ

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JPH0822265A
JPH0822265A JP6156872A JP15687294A JPH0822265A JP H0822265 A JPH0822265 A JP H0822265A JP 6156872 A JP6156872 A JP 6156872A JP 15687294 A JP15687294 A JP 15687294A JP H0822265 A JPH0822265 A JP H0822265A
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JP
Japan
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liquid crystal
crystal display
circuit
drain
tft liquid
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JP6156872A
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Yoichi Igarashi
陽一 五十嵐
Hironori Kondo
裕則 近藤
Yoshihiro Imashiro
由博 今城
Kaoru Hasegawa
薫 長谷川
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液晶表示装置の外形寸法にくらべ表示領域を
大きくすることが可能なTFT液晶ディスプレイを提供
すること。 【構成】 マトリックス状に設けられた複数の薄膜トラ
ンジスタと、コモン電極と、前記複数の薄膜トランジス
タとコモン電極との間に設けられる液晶と、行方向に設
けられた複数のゲート信号線と、列方向に設けられた複
数のドレイン信号線とを有するTFT液晶表示パネルの
周辺に、複数のゲート信号線を駆動するためのゲートド
ライバ基板と、複数のドレイン信号線を駆動するための
ゲートドライバ基板と、コモン駆動回路と電源回路が実
装される電源基板と、前記各回路を制御する表示制御装
置が実装されるインタフェース基板とを配置してなるT
FT液晶表示ディスプレイにおいて、ドレインドライバ
基板を、TFT液晶表示パネルのゲートドライバ基板が
配置される側と直交する側の一方にのみ配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示装置に係わ
り、特に、TFT(Thin Film Transi
sitor)液晶ディスプレイに適用して有効な技術に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、TFT液晶ディスプレイの1つと
して、TFT液晶表示モジュールが公知である。
【0003】図39は、前記従来のTFT液晶表示モジ
ュールの概略構成を示すブロック図である。
【0004】図39において、液晶表示パネル(LC
D)は、640×3×480画素から構成され、液晶表
示パネル(LCD)の上下にドレインドライバ511が
配置され、この上下のドレインドライバ511を交互に
薄膜トランジスタTFTのドレイン線(D)に接続し、
薄膜トランジスタTFTに液晶を駆動するための電圧を
供給する。
【0005】また、薄膜トランジスタTFTのゲート線
(G)には、液晶表示パネル(LCD)の側面に配置さ
れたゲートドライバ506を接続し、1水平動作時間薄
膜トランジスタTFTのゲートに電圧を供給する。
【0006】1個の半導体集積回路(LSI)より構成
される表示制御装置501は、本体コンピュータからの
表示用データと表示制御信号を受け取り、これを基にド
レインドライバ511,ゲートドライバ506を駆動す
る。
【0007】この場合に、本体コンピュータからの表示
用データは、1画素単位、即ち、赤(R)、緑(G)、
青(B)の各データを1つの組にして単位時間毎に転送
する。
【0008】ここで、表示用データは、各色毎4ビット
の12ビット、あるいは、各色毎6ビットの18ビット
で構成されている。
【0009】また、ドレインドライバ511は、上下に
配置されているので、表示制御装置501からドレイン
ドライバ511を駆動するための出力は、制御信号およ
び表示用データバスとも2系統有している。
【0010】図40は、従来のTFT液晶表示モジュー
ルのドレインドライバ511の概略構成を示すブロック
図である。
【0011】図40に示すように、ドレインドライバ5
11は、表示用データのデータラッチ部551と出力電
圧発生回路552とから構成される。
【0012】なお、図40に示すドレインドライバ51
1は、6ビットの表示用データと9値の階調基準電圧が
外部より入力され、64レベルの出力電圧値が得られ
る。
【0013】データラッチ部551は、表示データラッ
チ用クロック信号(CL1)に同期して表示データを出
力本数分だけ取り込み、出力電圧発生回路552は、外
部から入力された階調基準電圧から生成される64階調
の出力電圧のうち、データラッチ部551からの表示デ
ータに対応する出力電圧を選択してドレイン信号線に出
力する。
【0014】図41は、従来のTFT液晶表示モジュー
ルのドレインドライバ511の出力電圧発生回路552
の回路構成を示す図であり、ドレイン信号線の総数分だ
け設けられる出力電圧発生回路の中の1回路分の回路構
成を示す。
【0015】図41に示すように、出力電圧発生回路
は、外部より入力される9値の階調基準電圧(V0〜V
8)間をそれそれ8等分した電圧値(VO0〜VO6
4)を生成し、それをデコーダ553で選択して出力す
る。
【0016】図42は、図41における階調基準電圧と
出力電圧との関係を示す図である。
【0017】図42では、全部で65値の出力電圧値が
得られるが、このうち、V8に等しいVO64は使用し
ない。
【0018】なお、TFT液晶表示モジュールのコモン
電極駆動法として、コモン電極に印加する電圧を交流化
するコモン電極交流化駆動法を採用することにより、低
耐圧のドレインドライバが使用できることが、従来から
知られている。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】図41に示す技術で
は、ドレインドライバ511は、液晶表示パネル(LC
D)の上下に配置されているので、TFT液晶表示モジ
ュールの額縁の部分は上下ともほぼ同じ長さ(面積)を
必要とする。
【0020】しかしながら、市場ニーズの1つとして、
表示領域は大きく額縁はできるだけ小さくという要求が
あった。
【0021】また前記従来の技術では、バッファ回路2
10からの1系統のクロック信号で全てのドレインドレ
イバ211を駆動している。
【0022】この場合に、ドレインドレイバ211の数
が多くなったときに、バッファ回路210が、ドレイン
ドレイバ211を駆動できなくなる恐れがあり、安定し
たクロック信号が供給されない場合がある。
【0023】本発明の目的は、TFT液晶ディスプレイ
において、液晶表示装置の外形寸法にくらべ表示領域を
大きくすることが可能な技術を提供することにある。
【0024】また、本発明の他の目的は、TFT液晶デ
ィスプレイにおいて、負荷となるドレインドレイバ21
1の数が多くなったときにおいても、安定したクロック
信号を供給することが可能な技術を提供することにあ
る。
【0025】本発明の前記目的並びにその他の目的及び
新規な構成は、本明細書の記載及び添付図面によって明
らかにする。
【0026】
【課題を解決するための手段】本願おいて開示される発
明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記の通りである。
【0027】(1)マトリックス状に設けられた複数の
薄膜トランジスタと、コモン電極と、前記複数の薄膜ト
ランジスタとコモン電極との間に設けられる液晶と、行
方向の薄膜トランジスタのゲート電極が接続される行方
向に設けられた複数のゲート信号線と、列方向の薄膜ト
ランジスタのドレイン電極が接続される列方向に設けら
れた複数のドレイン信号線とを有するTFT液晶表示パ
ネルの周辺に、TFT液晶表示パネルの複数のゲート信
号線を駆動するゲート駆動回路が実装されるゲートドラ
イバ基板と、TFT液晶表示パネルの複数のドレイン信
号線を駆動するドレイン駆動回路が実装されるゲートド
ライバ基板と、コモン電極を駆動するコモン駆動回路と
電源回路が実装される電源基板と、コンピュータからの
制御信号および表示用データが入力され、前記各回路を
制御する表示制御装置が実装されるインタフェース基板
とを配置してなるTFT液晶表示ディスプレイにおい
て、ドレインドライバ基板を、TFT液晶表示パネルの
ゲートドライバ基板が配置される側と直交する側の一方
にのみ配置したことを特徴とする。
【0028】(2)前記第1項に記載されたTFT液晶
表示ディスプレイにおいて、上記表示制御装置は、入力
される表示データ量を基に出力する表示データ量を上記
ドレインドライバ基板の入力データ量と同じにすること
を特徴とする。
【0029】(3)前記第1項に記載されたTFT液晶
表示ディスプレイにおいて、表示制御装置からドレイン
駆動回路に送信するクロック信号を、同一の2系統のク
ロック信号に分割し、夫々のクロック信号をドレイン駆
動回路に送信することを特徴とする。
【0030】
【作用】前記第1項及び第2項の手段によれば、TFT
液晶表示ディスプレイにおいて、ドレインドライバを液
晶表示パネルの上下のどちらか一方に配置するようにし
たので、液晶表示パネルの額縁の面積を小さくでき、こ
れにより、液晶表示装置の外形寸法にくらべ表示領域を
大きくすることが可能である。
【0031】前記第3項の手段によれば、ドレインドラ
イバを液晶表示パネルの上下のどちらか一方に配置する
TFT液晶表示ディスプレイにおいて、複数系統のクロ
ック信号をドレインドライバに供給するようにしたの
で、安定したクロック信号を供給することが可能とな
る。
【0032】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0033】なお、実施例を説明するための全図におい
て、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り
返しの説明は省略する。
【0034】図1は、本発明の液晶表示装置の実施例
(実施例1)であるTFT液晶表示モジュールのTFT
液晶表示パネルとその周辺に配置された回路を示すブロ
ック図である。
【0035】本実施例1のTFT液晶表示モジュール
は、TFT液晶表示パネル(TFT−LCD)の上側に
ドレインドライバ部103が配置され、また、TFT液
晶表示パネル(TFT−LCD)の側面部には、ゲート
ドライバ部104、コントローラ部101,電源部10
2が配置される。
【0036】ドレインドライバ部103、ゲートドライ
バ部104、コントローラ部101及び電源部102
は、それぞれ専用のプリント基板に実装される。
【0037】また、液晶表示パネル(LCD)は、64
0×3×480画素から構成される。
【0038】図2は、図1に示すTFT液晶表示パネル
(TFTP−LCD)の等価回路を示す図である。
【0039】図2に示すように、薄膜トランジスタTF
Tは、隣接する2本のドレイン信号線Dと、隣接する2
本のゲート信号線Gとの交差領域内に配置される。
【0040】薄膜トランジスタTFTのドレイン電極、
ゲート電極は、それぞれ、ドレイン信号線D、ゲート信
号線Gに接続される。
【0041】薄膜トランジスタTFTのソース電極は画
素電極に接続され、画素電極とコモン電極との間に液晶
層が設けられるので、薄膜トランジスタTFTのソース
電極との間には、液晶容量CLCが等価的に接続される。
【0042】薄膜トランジスタTFTは、ゲート電極に
正のバイアス電圧を印加すると導通し、ゲート電極に負
のバイアス電圧を印加すると不導通になる。
【0043】また、薄膜トランジスタTFTのソース電
極と前ラインのゲート信号線との間には、保持容量CAD
Dが接続される。
【0044】なお、ソース電極、ドレイン電極は本来そ
の間のバイアス極性によって決まるもので、この液晶表
示装置の回路ではその極性は動作中反転するので、ソー
ス電極、ドレイン電極は動作中入れ替わると理解された
い。しかし、以下の説明では、便宜上一方をソース電
極、他方をドレイン電極と固定して表現する。
【0045】その場合に、ゲート1ライン目の保持容量
CADDの他端が開放状態になるのを防止するために、ゲ
ート信号線(G1)の外側にダミーゲート信号線(G
0)が設けられ、ゲート1ライン目の保持容量CADD
の他端をダミーゲート信号線(G0)に接続する。
【0046】また、図3に示すTFT液晶表示パネル
(TFT−LCD)の1画素の等価回路において、薄膜
トランジスタTFTのドレインーゲート間、および、ゲ
ートーソース間には、浮遊容量CGD,CGSが存在する。
【0047】したがって、図4に示すように、各ゲート
信号線の間には、保持容量CADDとゲートーソース間の
浮遊容量CGSとの直列回路が接続されることになる。
【0048】しかしながら、最終ラインのゲート信号線
(Gend)の外側にはゲート信号線が存在しないた
め、最終ゲート信号線(Gend)とその他のゲート信
号線(G1〜Gend−1)との間では、ゲート信号線
に接続されるコンデンサの容量値が相違する。
【0049】本実施例1のTFT液晶表示モジュールに
おいては、ゲート信号線に接続されるコンデンサの容量
値が略同じにするために、最終ゲート信号線(Gen
d)の外側に、ダミーゲート信号線(Gend+1)が
設けられる。
【0050】また、正規のゲート信号線(G1〜Gen
d)の両側に設けたダミーゲート信号線(G0,Gen
d+1)は、製造工程中において静電気が侵入するのを
防止する効果も有している。
【0051】保持容量CADDは、良く知られているよう
に、薄膜トランジスタ(TFT)がスイッチングすると
き、ゲート電位変化が画素電極電位に与える影響を低減
する働きをする。
【0052】また、保持容量CADDは、放電時間を長く
する作用もあり、薄膜トランジスタTFTがオフした後
の映像情報を長い間蓄積する。
【0053】図5は、本実施例1のTFT液晶表示モジ
ュールの各ドライバ(ドレインドライバ,ゲートドライ
バ,コモンドライバ)の概略構成と、信号の流れを示す
ブロック図である。
【0054】図5において、表示制御装置201,バッ
ファ回路210は図1に示すコントローラ部101に設
けられ、ドレインドライバ211は図1に示すドレイン
ドライバ部103に設けられ、ゲートドライバ206は
図1に示すゲートドライバ部104に設けられる。
【0055】ドレインドライバ211は、前記図40に
示すドレインドライバ511と同様に、表示データのデ
ータラッチ部と出力電圧発生回路とから構成される。
【0056】また、階調基準電圧生成部208,マルチ
プレクサ209,コモン電圧生成部202,コモンドラ
イバ203,レベルシフト回路207,ゲートオン電圧
生成部204,ゲートオフ電圧生成部205およびDC
−DCコンバータ212は図1に示す電源部102に設
けられる。
【0057】前記従来技術において説明したように、従
来のコモン電極交流化駆動法においては、交流波形とし
て方形波を使用していたため、位相が切り替わり時点
で、コモン電極駆動用トランジスタに大きなピーク電流
が流れ、定格値の大きなトランジスタが必要であり、そ
れに伴い駆動回路が大型化するという問題点があった。
【0058】前記問題点を解決するために、本実施例1
のTFT液晶表示モジュールにおいては、図5に示すコ
モン電圧生成部202において、方形波の交流化信号
(M)を台形波の交流化信号に変換し、台形波の交流駆
動電圧をコモン電極に印加している。
【0059】図6は、図5に示すコモン電圧生成部20
2の回路構成、および、入出力波形を示す図である。
【0060】図6(a)のコモン電圧生成回路302に
おいて、図6(b)に示すHighレベルの方形波がオ
ペアンプOP1の交流化信号入力端子に印加されると、
抵抗R1およびコンデンサC1を介して電流が流れ、コ
ンデンサC1が充電されることにより、オペアンプOP
1の出力電圧は徐々に降下していく。
【0061】そして、コンデンサC1の両端の電位差
が、コンデンサC1と並列に接続されているダイオード
D1の順方向電圧を越えると、ダイオードD1が導通す
ることにより、オペアンプOP1の出力電圧は低電位側
の一定の電圧となる。
【0062】また、図6(b)に示すLowレベルの方
形波がオペアンプの交流化信号入力端子に印加される
と、コンデンサC1が、コンデンサC1および抵抗R1
を介して充電されることにより、オペアンプOP1の出
力電圧は徐々に上昇していく。
【0063】そして、コンデンサC1の両端の電位差
が、コンデンサC1と並列に接続されているダイオード
D2の順方向電圧を越えると、ダイオードD2が導通す
ることにより、オペアンプOP1の出力電圧は高電位側
の一定の電圧となる。
【0064】これにより、図6(b)に示すように、オ
ペアンプの出力端子から台形波の交流化信号が得られ
る。
【0065】なお、ダイオードD1,D2を複数個直列
に接続することにより台形波の振幅レベルを変化させる
ことができる。
【0066】この台形波の交流化信号をコモンドライバ
203に入力し、コモン電極を台形波の交流駆動電圧で
駆動することにより、図7に示すように駆動用トランジ
スタのピーク電流を抑制することが可能であり、これに
より、TFT液晶表示モジュールの駆動回路を小型化で
き、TFT液晶表示モジュールの外形サイズを小さくす
ることが可能である。
【0067】前記図3に示す等価回路において、液晶容
量CLCの他端はコモン電極COMに接続されている。
【0068】そして、本実施例1のTFT液晶表示モジ
ュールでは、コモン電極を交流駆動波形で駆動するよう
にしたので、保持容量CADDの他端が接続される前段の
ゲート信号線も、コモン電極に印加される交流駆動波形
と同位相・同振幅の交流駆動波形を加えて駆動するよう
にしないと、液晶容量CLCの両端の電位差が一定にたも
つことができない。
【0069】そのため、本実施例1のTFT液晶表示モ
ジュールでは、図5に示すように、コモン電圧生成部2
02からの交流化信号をゲートオン電圧生成部204、
ゲートオフ電圧生成部205に入力して、コモン電極交
流駆動波形を加えたゲートオン電圧、ゲートオフ電圧を
生成するようにしている。
【0070】図8は、本実施例1のTFT液晶表示モジ
ュールにおける、ゲートオン電圧生成部204、ゲート
オフ電圧生成部205の回路構成を示す図である。
【0071】図8において、ゲートオン電圧発生回路3
04は、定電流源I1とツェナーダイオードZD1から
構成されるレベルシフト回路と、オペアンプOP2とP
NP型トランジスタTR1とNPN型トランジスタTR
2から構成されるバッファ回路とで構成され、コモンド
ライバ203の出力電圧を、レベルシフト回路でシフト
し、そのシフトされた電圧をバッファ回路で増幅するよ
うにしたものである。
【0072】また、ゲートオフ電圧発生回路305は、
定電流源I2とツェナーダイオードZD2から構成され
るレベルシフト回路と、オペアンプOP3とPNP型ト
ランジスタTR3とNPN型トランジスタTR4から構
成されるバッファ回路とで構成され、コモンドライバ2
03の出力電圧を、レベルシフト回路でシフトし、その
シフトされた電圧をバッファ回路で増幅するようにした
ものである。
【0073】図9に、コモン電極に印加されるコモン電
圧、ドレインに印加されるドレイン電圧、ゲート電極に
印加されるゲート電圧のレベル、および、その波形を示
す。
【0074】なお、図9において、ドレイン波形は黒を
表示しているときのドレイン波形を示す。
【0075】図5に示す回路においては、ゲートオン電
圧、および、ゲートオフ電圧の両方にコモン電極交流駆
動波形を加えたが、ゲートオン電圧は、直流電圧でも薄
膜トランジスタTFTは動作可能であるので、図5にお
いて、ゲートオン電圧生成部204は省略可能である。
【0076】ゲートオン電圧生成部204を省略するこ
とにより、回路構成が簡単になり、それにより、TFT
液晶表示モジュールの小型化を図ることが可能である。
【0077】図10に、ゲートオン電圧生成部204を
省略した場合の、コモン電極に印加されるコモン電圧、
ドレインに印加されるドレイン電圧、ゲート電極に印加
されるゲート電圧のレベル、および、その波形を示す。
【0078】また、前記したように、ゲート1ライン目
の保持容量CADDの他端は、ダミーゲート信号線(G
0)に接続されている。
【0079】前記最初のダミーゲート信号線(G0)
に、正規のゲート駆動電圧(ゲートオン電圧,ゲートオ
フ電圧)を印加することにより、駆動条件を他のゲート
信号線と同じにすることができ、これにより、1ライン
目の画素のコントラストを向上させることができる。
【0080】さらに、前記最終のダミーゲート信号線
(Gend+1)にも、正規のゲート駆動電圧(ゲート
オン電圧,ゲートオフ電圧)を印加することにより、駆
動条件を他のゲート信号線と同じにすることができ、こ
れにより、最終ラインの画素のコントラストを向上させ
ることができる。
【0081】図11は、本発明の液晶表示装置の実施例
(実施例2)であるTFT液晶表示モジュールの電源部
の回路構成を示す図である。
【0082】本実施例2では、ゲートオン電圧生成部が
省略されている。
【0083】なお、図11中に、図5における、階調基
準電圧生成部208,マルチプレクサ209,コモン電
圧生成部202,コモンドライバ203,レベルシフト
回路207,ゲートオフ電圧生成部205およびDC−
DCコンバータ212を、点線枠で示す。
【0084】図11において、カレントミラー回路CM
は、図8に示す定電流源I2に相当し、ツェナーダイオ
ードZD1とカレントミラー回路CMとでレベルシフト
回路を構成する。
【0085】コモンドライバ203からの出力電圧が、
レベルシフト回路においてレベルシフトされ、そのレベ
ルシフトされた電圧がゲートオフ電圧として取り出され
る。
【0086】また、図11においては、フレーム信号
(FLM)、および、クロック信号(CL3)は、レベ
ルシフト回路(410,420)でレベルシフトされ、
バッファ回路430に入力される。
【0087】そして、バッファ回路430から出力され
たフレーム信号(FLM)およびクロック信号(CL
3)が、ゲートドライバに入力されるようになってい
る。
【0088】しかしながら、何らかの原因により、正電
源にノイズが重畳されるとバッファ回路は正電源を基準
に動作しているため、バッファ回路430は誤動作を行
い、TFT液晶表示モジュールが誤表示をしてしまう。
【0089】そのため、図11に示す回路構成において
は、正電源とレベルシフト回路出力との間にコンデンサ
C2を接続するようにしている。
【0090】前記バッファ回路430の誤動作につい
て、図12を用いて説明する。
【0091】図12(a)に示す差動増幅器タイプのレ
ベルシフト回路において、正電源に同図(b)に示すよ
うなノイズが重畳された場合に、コンデンサC2が接続
されていないときには、レベルシフト回路の出力端子
に、正電源から重畳されたノイズが、トランジスタTR
5のコレクターベース間の浮遊容量CCBを介してアース
に流れるために、レベルシフト回路の出力電圧は、同図
(b)実線で示すようにノイズの立ち下がり部分でなだ
らかに変化する。
【0092】このため、正電源を基準にしてレベルシフ
ト回路の出力電圧を考えると、同図(c)に示すよう
に、ノイズの立ち下がり部分において、正電源とレベル
シフト回路の出力電圧との電位差が小さくなり偽パルス
が発生し、これにより、バッファ回路430は誤動作を
行う。
【0093】即ち、図11に示す電源部に入力されるC
L3がロウレベルの時に、ゲートドライバには前記偽パ
ルスがCL3として入力される。ゲートドライバに前記
偽パルスが入ると、ゲートドライバはシフト動作を行う
ので誤表示が起る。
【0094】本実施例では、正電源とレベルシフト回路
の出力端子との間にコンデンサC2を接続することによ
り、正電源に重畳されたノイズと同じ波形のノイズが、
コンデンサCを通りレベルシフト回路の出力端子に重畳
されてキャンセルされるため、正電源を基準にしてレベ
ルシフト回路の出力電圧を考えると、同図(b)破線に
示すように、正電源とレベルシフト回路の出力電圧との
電位差は略一定の電位差となる。
【0095】これにより同図(C)破線に示すように偽
パルスは発生せず、バッファ回路430の誤動作を防止
することが可能となり、耐ノイズ性を向上させることが
可能である。
【0096】なお、コンデンサC2の値が大きいとレベ
ルシフト回路の機能が失われ、C2の値が小さいとノイ
ズキャンセルの効果が少ないので、コンデンサC2の値
は、20〜100pFの値とする必要がある。
【0097】また、従来のTFT液晶表示モジュールに
おいては、ドレイン信号線(D)に印加する電圧を変化
させて視角調整を行っていたが、視角調整を行うために
は、液晶の対向電極一画素電極間に印加する電圧を変化
させれば良いのであるから、本実施例2では、視角を調
整するために、コモン電極に印加される電圧を変化させ
るようにしている。
【0098】そのため、図11に示す電源部102の回
路構成においては、端子VA1,VA2,VA3に図1
3に示すような可変抵抗を、端子VA1,VA2,VA
3に接続することにより、コモン電圧生成部202で生
成される交流駆動波形のコモン電圧の振幅を変化させる
ようにしている。
【0099】これにより、比較的簡単な回路構成により
TFT液晶表示モジュールの視角調整が可能となり、ま
た、TFT液晶表示モジュールの駆動回路が簡単化され
るとともに、TFT液晶表示モジュールの外形寸法を小
型化することが可能となる。
【0100】次に、図11に示す回路構成における階調
基準電圧生成部208と、マルチプレクサ209につい
て説明する。
【0101】図11に示すように、階調基準電圧生成部
208は、2つの分圧回路で構成され、前記2つの分圧
回路の各出力がマルチプレクサ209に入力される。
【0102】前記2つの分圧回路の抵抗直列回路は、1
番目の分圧回路を構成する抵抗直列回路が、RB1,R
B2,〜RB10であったとすると、2番目の分圧回路
を構成する抵抗直列回路は、RB10,RB9〜RB1
の関係になるように構成されている。
【0103】また、マルチプレクサ209は、交流化信
号(M)のHighレベル、Lowレベルに応じて2つ
の分圧回路からの出力を切り替えて階調基準電圧(V0
〜V8)を出力するようにしている。
【0104】今仮に、ドレインドライバ211からドレ
イン電極にV7の階調基準電圧が、コモンドライバから
コモン電極にLowレベルのコモン電圧が印加されてい
るとすると、交流化信号(M)の反転に伴って、コモン
ドライバ203からコモン電極には、Highレベルの
コモン電圧が印加される。
【0105】その場合に、ドレインドライバ211に
は、反転された表示用データが入力されドレインドライ
バ211からは、ドレイン電極にV1の階調基準電圧が
印加されるようになっている。
【0106】抵抗直列回路が2つある理由は、図43に
示すように液晶にはガンマ特性がある為、正転時と反転
時でドレインドライバ211に与える階調基準電圧を切
り換える必要があるからである。
【0107】また、図11に示すコモンドライバ203
のオペアンプOP4の反転入力端子に接続される半固定
抵抗は、コモン信号電圧の直流レベルを調整するための
ものである。
【0108】次に、本発明の液晶表示装置の他の実施例
(実施例3)であるTFT液晶表示モジュールについて
説明する。
【0109】本実施例3のTFT液晶表示モジュール
は、良好な階調表示が行えるようにしたものである。
【0110】図14に、本実施例3のTFT液晶表示モ
ジュールのドレインドライバ211の出力電圧発生回路
の回路構成を示し、ドレイン信号線(D)の総数分だけ
設けられる出力電圧発生回路の中の1回路分の回路構成
を示している。
【0111】なお、本実施例3のTFT液晶表示モジュ
ールのドレインドライバ211の構成は、前記図40に
示すドレインドライバ511と同じであり、表示用デー
タのデータラッチ部と出力電圧発生回路とから構成され
る。
【0112】一般に図43に示すように、液晶の印加電
圧−透過率特性は、使用電圧範囲の両端部で非線形特性
が著しく、中央部では比較的線形特性を示す。
【0113】そのため、本実施例3のTFT液晶表示モ
ジュールのドレインドライバ211の出力電圧発生回路
においては、外部からの各階調基準電圧間に内挿する電
圧値の数を使用電圧範囲の両端部では少なくし、中央部
で多くするように、外部より入力される9値の階調基準
電圧(V0〜V8)間をそれぞれ16等分し、液晶の電
圧ー透過率特性が非線形特性を示す使用電圧範囲の両端
部では、16等分の中から最も適切な3点、あるいは、
7点の電圧をデコーダで選択し、また、液晶の電圧ー透
過率特性が比較的線形特性を示す使用電圧範囲の中央部
では、16等分された電圧をデコーダ253で選択する
ようにしたものである。
【0114】したがって、本実施例3のTFT液晶表示
モジュールのドレインドライバの出力電圧発生回路にお
いては、各階調基準電圧間に内装される階調数は順に、
3,3,7,15,15,7,3,3となっている。
【0115】また、階調基準電圧生成部208において
は、9値の階調基準電圧(V0〜V8)を、液晶の電圧
ー透過率特性が非線形特性を示す使用電圧範囲の両端部
の階調基準電圧(V0−V1,V1−V2,V2−V
3、V5−V6、V6−V7,V7−V8)間では電位
差が小さく、液晶の電圧ー透過率特性が比較的線形特性
を示す使用電圧範囲の中央部の階調基準電圧(V3−V
4,V4−V5)間では電位差が大きくなるような階調
基準電圧を生成する。
【0116】図15は、図14における各階調基準電圧
と出力電圧との関係を示す図である。
【0117】図15では、全部で65値の出力電圧値が
得られるが、このうち、V8に等しいVO64は使用し
ない。
【0118】また、図16は、図15におけるデコーダ
入力とデコーダ出力の対応関係を示す表である。
【0119】以上説明したように、本実施例3のTFT
液晶表示モジュールにおける階調基準電圧生成部208
とドレインドライバ211の出力電圧発生部を使用すれ
ば、液晶の印加電圧−透過率特性の非線形特性が著しい
使用電圧範囲の両端部において、外部より任意に設定で
きる階調基準電圧数を多くでき、本来望ましい階調電圧
とドレインドライバ内部で生成される階調電圧との「ず
れ」を少なくできる。
【0120】ただし、液晶の印加電圧−透過率特性が、
線形特性を示す使用電圧範囲の中央部においては、外部
より任意に設定できる階調基準電圧数が減少し、ドレイ
ンドライバ211の内部で生成される階調電圧数が増加
する。
【0121】しかしながら、使用電圧範囲の中央部は、
液晶の印加電圧−透過率特性が比較的線形特性を示すの
で、望ましい階調電圧とドレインドライバ211の内部
で生成される階調電圧との「ずれ」があまり大きくなら
ず、大きな問題となることはない。
【0122】これにより、液晶の電圧ー輝度特性にあっ
たガンマ補正電圧を得ることができ、より良好な階調表
示特性を得ることが可能である。
【0123】しかも、外部から入力する階調基準電圧値
の数を増やす必要もなく、また、周辺回路を増加する必
要もないので、周辺回路部品の増加に伴うコストアップ
や実装面積の増大もない。
【0124】本実施例1のTFT液晶表示モジュールに
おいては、図1に示すように、ドレインドライバ211
を液晶表示パネル(LCD)の上側にのみ配置する。
【0125】図17は、本実施例1のTFT液晶表示モ
ジュールにおける、ドレインドライバ211に対する表
示用データとクロック信号の流れを示す図である。
【0126】ドレインドライバ211の前段のキャリー
出力は、そのまま次段のドレインドライバ211のキャ
リー入力に入力される。
【0127】このキャリー信号によりドレインドライバ
211のデータラッチ部511のラッチ動作が制御さ
れ、誤った表示データがデータラッチ部511に書き込
まれるのを防止している。
【0128】表示制御部201は、本体コンピュータと
のインタフェースの役割をもち、本体コンピュータから
送信されてくる制御信号、クロックおよび表示用データ
を基に、ドレインドライバ211、および、ゲートドラ
イバ206の駆動を行う。
【0129】本実施例1のTFT液晶表示モジュールに
おける、表示制御装置201においては、本体コンピュ
ータから送信されてくる単純1列の表示データを、ドレ
インドライバ211に入力するようにしている。
【0130】図18は、図17に示す表示制御装置20
1の概略構成を示すブロック図である。
【0131】図19は、図18に示す表示制御装置20
1のタイミングチャートを示す図である。
【0132】本実施例1のTFT液晶表示モジュールに
おいて、表示制御装置201は、データ処理部221と
制御信号処理/生成部222とから構成され、制御信号
処理/生成部222は、本体コンピュータからの制御信
号(クロック,表示タイミング信号,同期信号)を受け
て、データ処理部221および各液晶ドライバ(ドレイ
ンドライバ211,ゲートドライバ206)への制御信
号を生成する。
【0133】また、制御信号処理/生成部222は、ド
レインドライバ駆動回路223と、ゲートドライバ駆動
回路224と、出力クロック生成回路225からなり、
出力クロック生成回路225において、データ出力クロ
ックおよびドレインドライバ211へのシフトクロック
(CL2)を生成する。
【0134】データ処理部221は、D型フリップフロ
ップ226と、論理処理回路227と、D型フリップフ
ロップ228とが従属接続されてなり、本体コンピュー
タからの表示用データを受け取り、制御信号処理/生成
部222からのクロック信号を基にドレインドライバ2
11に表示用データを出力する。
【0135】データ処理部221の論理処理回路227
は、表示用データを反転するために挿入されるもので、
図20に示すマルチプレクサで構成できる。
【0136】なお、表示用データの反転が必要なけれ
ば、論理処理回路227は必要ない。
【0137】図19から明かなように、データ出力クロ
ックは、本体コンピュータから入力されるクロック信号
および表示用データの周波数と同じであり、本体コンピ
ュータからのクロック信号と同一周波数のクロック信号
により、D型フリップフロップ226に取り込まれた表
示用データは、D型フリップフロップ228からクロッ
ク信号によりデータバスに出力され、本体コンピュータ
から送信されてくる単純1列の表示用データを、データ
バスに出力する。
【0138】以上説明したように、本実施例1によれ
ば、TFT液晶表示モジュールにおいて、ドレインドラ
イバを液晶表示パネルの上下のどちらか一方に配置する
ようにしたので、液晶表示パネルの額縁の面積を小さく
でき、これにより、液晶表示装置の外形寸法にくらべ表
示領域を大きくすることが可能である。
【0139】また、本実施例1のTFT液晶表示モジュ
ールにおいては、表示制御装置201とドレインドライ
バ211との間に図5に示すようにバッファ回路210
が挿入されている。
【0140】図21は、本発明の液晶表示装置の他の実
施例(実施例4)であるTFT液晶表示モジュールのバ
ッファ回路の概略構成を示すブロック図である。
【0141】前記実施例1の場合に、バッファ回路21
0からの1系統のクロック信号で全てのドレインドレイ
バ211を駆動している。
【0142】この場合に、ドレインドレイバ211の数
が多くなったときに、バッファ回路210が、ドレイン
ドレイバ211を駆動できなくなる恐れがあり、安定し
たクロック信号が供給されない場合がある。
【0143】そのため、本実施例4のTFT液晶表示モ
ジュールにおいては、クロック信号を2系統に分け、そ
の2系統のクロック信号を、各々独立したバッファ回路
(451、452)から供給するようにしたものであ
る。
【0144】これにより、負荷となるドレインドレイバ
211の数が多くなったときにおいても、安定したクロ
ック信号を供給することが可能となる。
【0145】前記各実施例において、実際の液晶駆動回
路は、それぞれ専用のLSI,ICを使用して液晶駆動
回路が構成される。
【0146】図22は、本発明の液晶表示装置の他の実
施例(実施例5)であるTFT液晶表示モジュールの表
示制御装置の概略構成を示すブロック図である。
【0147】図22において、前記図39と相違する部
分は、TFT液晶表示モジュールの表示制御装置201
と液晶ドライバ(ドレインドライバ211,ゲートドラ
イバ206)との間に、バッファ回路(451,45
2)を挿入したことにある。
【0148】これにより、従来のTFT液晶表示モジュ
ールの表示制御装置201が負担していた液晶ドライバ
(ドレインドライバ211,ゲートドライバ206)の
駆動を、バッファ回路(451,452)で行うように
したものである。
【0149】このバッファ回路(451,452)は、
駆動する出力端子数によっては複数個の半導体集積回路
で構成することもできる。
【0150】これにより、表示制御装置201の消費電
力、即ち、発熱を各バッファ回路(451,452)に
分散することができる。
【0151】そして、表示制御装置201からバッファ
回路(451,452)への配線容量(約20[p
F])に比べ、バッファ回路(451,452)から液
晶ドライバ群(ドレインドライバ211,ゲートドライ
バ206)への配線容量(接続されるドライバICの個
数にもよるが、約100[pF]以上)が大きいことに
より、表示制御装置201の消費電力を、各バッファ回
路(451,452)に分散する効果は大きいものがあ
る。
【0152】なお、プリント基板上に部品を載置する場
合、表示制御装置201とバッファ回路(451,45
2)とは、できるだけ近付けた方が、配線容量が低減す
るので表示制御装置201の消費電力を抑えることが可
能である。
【0153】本実施例5のTFT液晶表示モジュールで
は、前記バッファ回路(451,452)をあえてカス
タム半導体集積回路として開発する必要はなく、標準半
導体集積回路で実現可能である。
【0154】また、本実施例5のTFT液晶表示モジュ
ールにおいては、バッファ回路(451,452)に、
非反転回路素子を使用しているが、回路構成によって
は、反転回路素子(インバータ)、あるいは、フリップ
・フロップ回路を使用することも可能である。
【0155】しかし、本実施例5のTFT液晶表示モジ
ュールでは、バッファ回路(451,452)を追加す
る関係上、実装される半導体集積回路の総面積が増加し
てしまうことと、表示制御装置201からバッファ回路
(451,452)を駆動する分だけの消費電力が総合
的には増加することになる。
【0156】また、表示制御装置201は、ドレインド
ライバ211の駆動において、制御信号より表示用デー
タバスの方が出力本数が多い。
【0157】表示階調が増加すれば、その分、表示制御
装置201からのデータの出力本数も増加する。
【0158】そこで、表示制御装置201を、データ処
理部と制御信号処理/生成部とに分けて消費電力を、よ
り少なくすることが可能である。
【0159】図23は、本発明の液晶表示装置の他の実
施例(実施例6)であるTFT液晶表示モジュールの表
示制御装置の概略構成を示すブロック図である。
【0160】本実施例6は、表示制御装置201を、デ
ータ処理部と制御信号処理/生成部とに分けた場合の実
施例である。
【0161】図24は、図23に示すデータ処理部の回
路構成を示す図である。
【0162】図25は、図23に示すデータ処理部のタ
イミングチャートを示す図である。
【0163】図24において、制御信号処理/生成部2
30は、本体コンピュータからの制御信号(クロック,
表示タイミング信号,同期信号)を受けて、データ処理
部(231,232)および各液晶ドライバへ(ドレイ
ンドライバ211,ゲートドライバ206)の制御信号
を生成する。
【0164】図24に示すデータ処理部(231,23
2)は、マルチプレクサ233と、クロックCK1が入
力されるD型フリップフロップ234と、クロックCK
2が入力されるD型フリップフロップ235とが従属接
続されてなり、本体コンピュータからの表示用データを
受け取り、制御信号処理/生成部230からのクロック
信号を基にドレインドライバ211に表示用データを出
力する。
【0165】図25に示すタイミングチャートから明か
なように、上側のデータ処理部231に入力されるクロ
ック信号(CK2)と、下側のデータ処理部232に入
力されるクロック信号(CK2)とは、位相が180゜
相違しており、また、クロック信号(CK2)は、本体
コンピュータからのクロック信号の2倍の周期を有して
いる。
【0166】これにより、上側および下側のデータ処理
部(231,232)において、本体コンピュータから
のクロック信号と同一周波数のクロック信号(CK1)
により、D型フリップフロップ234に取り込まれた表
示用データは、上側のデータ処理部231のD型フリッ
プフロップ235において、クロック信号(CK2)に
より1つおきの表示用データ(a,c,e…)が取り込
まれ、上側データバスに出力され、同様に、下側のデー
タ処理部232のD型フリップフロップ235におい
て、クロック信号(CK2)により1つおきの表示用デ
ータ(b,d,f…)が取り込まれ、下側データバスに
出力される。
【0167】なお、表示用データは、各色毎6ビットの
18ビットで構成されている。
【0168】本実施例6のTFT液晶表示モジュールで
は、データ処理部(231,232)がドレインドライ
バ211への駆動を兼ねているので、表示制御装置20
1の全消費電力は、従来例と変わらない。
【0169】また、制御信号処理/生成部230は、デ
ータ処理を行う必要がないので、パッケージの大きさ
は、従来例の表示制御装置201が、100から150
端子数であったのに対して、本実施例6のTFT液晶表
示モジュールでは、50以下の端子数で実現可能であ
る。
【0170】本実施例6のTFT液晶表示モジュールに
おいては、マルチプレクサ233が挿入されているが、
これは、ドレインドライバ211に使用するICが、液
晶に与える電圧の交流化周期に合わせて、データを反転
する必要があるためである。
【0171】なお、データの反転が必要なく、また、デ
ータの取り込みが1回で処理できる場合には、このデー
タ処理部(231,232)には、標準半導体集積回路
が使用可能である。
【0172】図26は、本発明の液晶表示装置の他の実
施例(実施例7)であるTFT液晶表示モジュールの表
示制御装置の概略構成を示すブロック図である。
【0173】本実施例7は、前記実施例6において、本
体コンピュータからの表示用データが2画素並列に上側
および下側のデータ処理部に入力されるTFT液晶表示
モジュールの実施例であり、高精細TFT液晶表示モジ
ュールに対応した実施例である。
【0174】図27は、図26に示すデータ処理部のタ
イミングチャートを示す図である。
【0175】本実施例7のTFT液晶表示モジュールで
は、図27のタイミングチャートから明かなように、本
体コンピュータからの表示用データが2画素、並列に上
側および下側のデータ処理部(231,232)に入力
されるために、クロック信号(CK1)およびクロック
信号(CK2)が、本体コンピュータからのクロック信
号と同一周波数である。
【0176】これにより、上側および下側のデータ処理
部(231,232)において、本体コンピュータから
のクロック信号と同一周波数のクロック信号(CK1)
により、D型フリップフロップ234に取り込まれた表
示用データは、D型フリップフロップ235から、クロ
ック信号(CK2)により並列に入力された表示用デー
タ(A,B,C…)および(a,b,c…)が、上側お
よび下側データバスに出力される。
【0177】また、前記実施例6及び本実施例7のTF
T液晶表示モジュールにおいては、データ処理部(23
1,232)は、複数個の半導体集積回路で構成するこ
とができ、さらに、256階調等のより多階調化,高精
細化に対応できるように、制御信号処理/生成部230
を構成することにより、多階調化を実現する場合に、新
しく制御信号処理/生成部230を開発する必要がなく
なる。
【0178】さらに、この半導体集積回路においては、
TSOP(Thin Small Outline Pa
ckage)のような小型パッケージの半導体集積回路
で実現することも可能である。
【0179】以上説明したように、前記各実施例のTF
T液晶表示モジュールにおいては、従来のTFT液晶表
示モジュールにおける表示制御装置201を複数個の半
導体集積回路で構成、あるいは、機能を複数個の半導体
集積回路で構成するようにしたので、消費電力を分散す
ることが可能である。
【0180】また、図28に示すように、前記各実施例
のTFT液晶表示モジュールにおいて、コントローラ部
101が実装されるプリント基板(インタフェース基
板)のI/Fコネクタに、特定の端子を設け、当該特定
端子からTFT液晶表示モジュールの電源部102の各
種信号電圧の中でモニタしたい信号電圧、例えば、コモ
ン信号電圧の直流レベル、コモン信号電圧の振幅レベ
ル、ゲートオンおよびゲートオフ信号電圧の直流レベ
ル、ゲートオンおよびゲートオフ信号電圧の振幅レベ
ル、階調電圧等を取り出すようにすることも可能であ
る。
【0181】それにより、I/Fコネクタを挿入して、
TFT液晶表示モジュールの電源部102の各種信号電
圧をモニタすることができ、これにより、製造工程中お
よび最終検査工程における調整部分の調整作業が簡単化
され、作業工程が低減化される。
【0182】また、前記図28に示すように、前記各実
施例のTFT液晶表示モジュールにおいて、I/Fコネ
クタの特定端子を、TFT液晶表示モジュールの駆動回
路の特定の箇所、例えば、図11に示すコモンドライバ
203のオペアンプOP4の反転入力端子に接続し、外
部から電圧を印加することにより、コモン信号電圧の直
流レベルを外部から調整することもできる。
【0183】それにより、I/Fコネクタを挿入して、
外部から調整電圧を印加することができ、これにより、
TFT液晶表示モジュールの駆動回路の試験等が外部か
ら簡単に行える。
【0184】また、前記各実施例のTFT液晶表示モジ
ュールは、各色毎の表示用データが6ビットで構成さ
れ、64階調表示可能であるの対して、本体コンピュー
タから送信されてくる表示用データが、各色毎の6ビッ
ト未満の、例えば、各色毎の4ビットで構成されること
が想定される。
【0185】その場合に、本体コンピュータ側からの各
色毎の4ビットの表示用データを、各色毎の6ビットの
表示用データに変換する必要がある。
【0186】そこで、本発明では、図29に示すよう
に、前記した場合における最適なデジタルーデジタル変
換方法を提案する。
【0187】図29において、出力4ビットは本体コン
ピュータからの出力される各色毎の4ビットの表示用デ
ータを示し、入力6ビットは前記各実施例におけるTF
T液晶パネル(LCD)のドレインドライバ211に入
力される各色毎の6ビットの表示用データを示す。
【0188】図29に示すデジタルーデジタル変換方法
においては、本体コンピュータ側からの4ビットの表示
用データを、そのまま、TFT液晶パネル(LCD)の
ドレインドライバ211に入力される6ビットの上位4
ビットの表示用データとし、TFT液晶パネル(LC
D)のドレインドライバ211に入力される6ビットの
入力データのない下位2ビットに、本体コンピュータ側
からの4ビットの上位2ビットのデータを入力するよう
にしている。
【0189】図30に、図29に示すデジタルーデジタ
ル変換方法により、4ビットから6ビットに変換された
ビット列を示す。
【0190】図30から明らかなように、図29に示す
デジタルーデジタル変換方法によれば、全ビットLow
(0,0,0,0,0,0)から、全ビットHigh
(1,1,1,1,1,1)までの間を最適な幅で間引
いたビット列が得られる。
【0191】これにより、図29に示すデジタルーデジ
タル変換方法では、表示用データの不足する下位ビット
をLowまたはHighに固定する従来の方法と比べ、
100%の白または黒を表示できるとともに、リニアな
階調表示が可能となる。
【0192】なお、図29に示すデジタルーデジタル変
換方法では、4ビットから6ビットに変換する場合を例
にあげて説明したが、これに限定されるわけではない。
【0193】図31〜図38は、本発明の他の実施例
(実施例8)であるTFT液晶表示モジュールを示す図
であり、各ICとI/F(インターフェース)コネクタ
との間の結線部分を含めて示す図であり、実際の液晶駆
動回路の回路構成を示す図である。
【0194】図31、図32は図1に示すコントローラ
部101を、図33、図34は図1に示すドレインドラ
イバ部103を、図35、図36は図1に示すゲートド
ライバ部104を、図37、図38は図1に示す電源部
102を示している。
【0195】本実施例8は、前記各実施例を一部含んで
おり、例えば、図31、図32においては、表示制御装
置201は、1つのLSIで構成され、また、表示制御
装置201とドレインドレイバ211との間にバッファ
回路(IC2,IC3,IC4)が挿入されている。
【0196】さらに、クロック信号(CL2)は2系統
に分けられ、IC3の内部のそれぞれ独立したバッファ
回路から1つおきのドレインドレイバICに供給されて
いる。
【0197】なお、図31に示すI/Fコネクタ15〜
17は、図13に示すような視度調整用の抵抗を接続す
る端子であり、また、I/Fコネクタ18は、図38に
示すオペアンプOP4の非反転端子に接続されており、
コモン信号電圧の直流レベル、コモン信号電圧の振幅レ
ベルをモニタ、あるいは、外部から電圧を印加すること
により、コモン信号電圧の直流レベルを外部から調整す
るためのものである。
【0198】以上、本発明を実施例に基づき具体的に説
明したが、本発明は、前記実施例に限定されるものでは
なく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更し得ること
は言うまでもない。
【0199】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0200】(1)TFT液晶表示ディスプレイにおい
て、ドレインドライバを液晶表示パネルの上下のどちら
か一方に配置するようにしたので、液晶表示パネルの額
縁の面積を小さくでき、これにより、液晶表示装置の外
形寸法にくらべ表示領域を大きくすることが可能であ
る。
【0201】(2)TFT液晶表示ディスプレイにおい
て、ドレインドライバを液晶表示パネルの上下のどちら
か一方に配置するとともに、2系統のクロック信号をド
レインドライバに供給するようにしたので、安定したク
ロック信号を供給することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の液晶表示装置の実施例(実施例1)
であるTFT液晶表示モジュールのTFT液晶表示パネ
ルとその周辺に配置された回路を示すブロック図であ
る。
【図2】 図1に示すTFT液晶表示パネル(TFTP
−LCD)の等価回路を示す図である。
【図3】 図1に示すTFT液晶表示パネル(TFTP
−LCD)の1画素の等価回路を示す図である。
【図4】 図1に示すTFT液晶表示パネル(TFTP
−LCD)の1画素の等価回路の各ゲート信号線に接続
される容量を示す図である。
【図5】 本実施例1のTFT液晶表示モジュールの各
ドライバの概略構成と、信号の流れを示すブロック図で
ある。
【図6】 図5に示すコモン電圧生成部の回路構成、お
よび、入出力波形を示す図である。
【図7】 コモン電極を台形波の交流駆動電圧で駆動す
ることにより、駆動用トランジスタのピーク電流を抑制
できることを示す図である。
【図8】 本実施例1のTFT液晶表示モジュールにお
ける、ゲートオン電圧生成部、ゲートオフ電圧生成部の
回路構成を示す図である。
【図9】 本実施例1における、コモン電極に印加され
るコモン電圧、ドレインに印加されるドレイン電圧、ゲ
ート電極に印加されるゲート電圧のレベル、および、そ
の波形を示す図である。
【図10】 本実施例1における、ゲートオン電圧生成
部を省略した場合の、コモン電極に印加されるコモン電
圧、ドレインに印加されるドレイン電圧、ゲート電極に
印加されるゲート電圧のレベル、および、その波形を示
す図である。
【図11】 本発明の液晶表示装置の実施例(実施例
2)であるTFT液晶表示モジュールの電源部の回路構
成を示す図である。
【図12】 図11における、バッファ回路430の誤
動作を説明するための図である。
【図13】 図11に示す回路構成において、コモン電
圧生成部で生成される台形波のコモン電圧の振幅を変化
させるために、端子VA1,VA2,VA3に接続する
抵抗回路網を示す図である。
【図14】 本実施例3のTFT液晶表示モジュールの
ドレインドライバの出力電圧発生回路の回路構成を示す
図である。
【図15】 図14における各階調基準電圧と出力電圧
との関係を示す図である。
【図16】 図15におけるデコーダ入力とデコーダ出
力の対応関係を示す表である。
【図17】 本実施例1のTFT液晶表示モジュールに
おける、ドレインドライバに対する表示用データとクロ
ック信号の流れを示す図である。
【図18】 図17に示す表示制御装置の概略構成を示
すブロック図である。
【図19】 図18に示す表示制御装置のタイミングチ
ャートを示す図である。
【図20】 図18に示す論理処理回路の回路構成を示
す図である。
【図21】 本発明の液晶表示装置の他の実施例(実施
例4)であるTFT液晶表示モジュールのバッファ回路
の概略構成を示すブロック図である。
【図22】 本発明の液晶表示装置の他の実施例(実施
例5)であるTFT液晶表示モジュールの表示制御装置
の概略構成を示すブロック図である。
【図23】 本発明の液晶表示装置の他の実施例(実施
例6)であるTFT液晶表示モジュールの表示制御装置
の概略構成を示すブロック図である。
【図24】 図23に示すデータ処理部の回路構成を示
す図である。
【図25】 図23に示すデータ処理部のタイミングチ
ャートを示す図である。
【図26】 本発明の液晶表示装置の他の実施例(実施
例7)であるTFT液晶表示モジュールの表示制御装置
の概略構成を示すブロック図である。
【図27】 図26に示すデータ処理部のタイミングチ
ャートを示す図である。
【図28】 I/Fコネクタに特定の端子を設け、当該
特定端子からTFT液晶表示モジュールの内部の駆動回
路を調整できることを説明するための図である。
【図29】 本発明のデジタルーデジタル変換方法を説
明するための図である。
【図30】 図29に示すデジタルーデジタル変換方法
により、4ビットから6ビットに変換されたビット列を
示す表である。
【図31】 本発明の他の実施例(実施例8)であるT
FT液晶表示モジュールを示す図であり、各ICとI/
Fコネクタとの間の結線部分を含めて示す図であり、実
際の液晶駆動回路の回路構成を示す図である。
【図32】 本発明の他の実施例(実施例8)であるT
FT液晶表示モジュールを示す図であり、各ICとI/
Fコネクタとの間の結線部分を含めて示す図であり、実
際の液晶駆動回路の回路構成を示す図である。
【図33】 本発明の他の実施例(実施例8)であるT
FT液晶表示モジュールを示す図であり、各ICとI/
Fコネクタとの間の結線部分を含めて示す図であり、実
際の液晶駆動回路の回路構成を示す図である。
【図34】 本発明の他の実施例(実施例8)であるT
FT液晶表示モジュールを示す図であり、各ICとI/
Fコネクタとの間の結線部分を含めて示す図であり、実
際の液晶駆動回路の回路構成を示す図である。
【図35】 本発明の他の実施例(実施例8)であるT
FT液晶表示モジュールを示す図であり、各ICとI/
Fコネクタとの間の結線部分を含めて示す図であり、実
際の液晶駆動回路の回路構成を示す図である。
【図36】 本発明の他の実施例(実施例8)であるT
FT液晶表示モジュールを示す図であり、各ICとI/
Fコネクタとの間の結線部分を含めて示す図であり、実
際の液晶駆動回路の回路構成を示す図である。
【図37】 本発明の他の実施例(実施例8)であるT
FT液晶表示モジュールを示す図であり、各ICとI/
Fコネクタとの間の結線部分を含めて示す図であり、実
際の液晶駆動回路の回路構成を示す図である。
【図38】 本発明の他の実施例(実施例8)であるT
FT液晶表示モジュールを示す図であり、各ICとI/
Fコネクタとの間の結線部分を含めて示す図であり、実
際の液晶駆動回路の回路構成を示す図である。
【図39】 従来のTFT液晶表示モジュールの概略構
成を示すブロック図である。
【図40】 従来のTFT液晶表示モジュールのドレイ
ンドライバの概略構成を示すブロック図である。
【図41】 従来のTFT液晶表示モジュールのドレイ
ンドライバの出力電圧発生回路の回路構成を示す図であ
る。
【図42】 図41における階調基準電圧と出力電圧と
の関係を示す図である。
【図43】 代表的な液晶の印加電圧−透過率特性を示
す図である。
【符号の説明】
TFT−LCD…TFT液晶表示パネル、TR1〜TR
5…トランジスタ、OP1〜OP4…オペアンプ、10
1…コントローラ部、102…電源部、103…ドレイ
ンドライバ部、104…ゲートドライバ部、201,5
01…表示制御装置、202…コモン電圧生成部、20
3…コモンドライバ、204…ゲートオン電圧生成部、
205…ゲートオフ電圧生成部、206,506…ゲー
トドライバ、207…レベルシフト回路、208…階調
基準電圧生成部、209,233…マルチプレクサ、2
10,430,451,452…バッハァ回路、21
1,511…ドレインドライバ、212…DC−DCコ
ンバータ、221…データ処理部、222,230…制
御信号処理/生成部、223…ゲートドライバ駆動回
路、224…ドレインドライバ駆動回路、225…出力
クロック生成回路、226,228,234,235…
D型フリップフロップ、227…論理処理回路、231
…上側のデータ処理部、232…下側のデータ処理部、
253,553…デコーダ、302…コモン電圧発生回
路、304…ゲートオン電圧発生回路、305…ゲート
オフ電圧発生回路、410,420…レベルシフト回
路、551…データラッチ部、552…出力電圧発生回
路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 薫 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日立 製作所電子デバイス事業部内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マトリックス状に設けられた複数の薄膜
    トランジスタと、コモン電極と、前記複数の薄膜トラン
    ジスタとコモン電極との間に設けられる液晶と、行方向
    の薄膜トランジスタのゲート電極が接続される行方向に
    設けられた複数のゲート信号線と、列方向の薄膜トラン
    ジスタのドレイン電極が接続される列方向に設けられた
    複数のドレイン信号線とを有するTFT液晶表示パネル
    の周辺に、TFT液晶表示パネルの複数のゲート信号線
    を駆動するゲート駆動回路が実装されるゲートドライバ
    基板と、TFT液晶表示パネルの複数のドレイン信号線
    を駆動するドレイン駆動回路が実装されるドレインドラ
    イバ基板と、コモン電極を駆動するコモン駆動回路と電
    源回路が実装される電源基板と、コンピュータからの制
    御信号および表示用データが入力され、前記各回路を制
    御する表示制御装置が実装されるインタフェース基板と
    を配置してなるTFT液晶表示ディスプレイにおいて、 ドレインドライバ基板を、TFT液晶表示パネルのゲー
    トドライバ基板が配置される側と直交する側の一方にの
    み配置したことを特徴とするTFT液晶表示ディスプレ
    イ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されたTFT液晶表示デ
    ィスプレイにおいて、 上記表示制御装置は、入力される表示データ量を基に出
    力する表示データ量を上記ドレインドライバ基板の入力
    データ量と同じにすることを特徴とするTFT液晶表示
    ディスプレイ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載されたTFT液晶表示デ
    ィスプレイにおいて、 表示制御装置からドレイン駆動回路に送信するクロック
    信号を、同一の2系統のクロック信号に分割し、夫々の
    クロック信号をドレイン駆動回路に送信することを特徴
    とするTFT液晶表示ディスプレイ。
JP6156872A 1994-07-08 1994-07-08 Tft液晶表示ディスプレイ Pending JPH0822265A (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6156872A JPH0822265A (ja) 1994-07-08 1994-07-08 Tft液晶表示ディスプレイ
TW084106585A TW275684B (ja) 1994-07-08 1995-06-27
US08/498,459 US5877736A (en) 1994-07-08 1995-07-05 Low power driving method for reducing non-display area of TFT-LCD
CNB951091972A CN1136531C (zh) 1994-07-08 1995-07-07 液晶显示器
CN200310118217.4A CN1271457C (zh) 1994-07-08 1995-07-07 显示装置
KR1019950020097A KR0169769B1 (ko) 1994-07-08 1995-07-08 Tft액정표시디스플레이
US09/260,554 US6172661B1 (en) 1994-07-08 1999-03-02 Low power driving method for reducing non-display area of TFT-LCD

Applications Claiming Priority (1)

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JP6156872A JPH0822265A (ja) 1994-07-08 1994-07-08 Tft液晶表示ディスプレイ

Publications (1)

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