JPH0822236A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH0822236A
JPH0822236A JP6154639A JP15463994A JPH0822236A JP H0822236 A JPH0822236 A JP H0822236A JP 6154639 A JP6154639 A JP 6154639A JP 15463994 A JP15463994 A JP 15463994A JP H0822236 A JPH0822236 A JP H0822236A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
developing
developing roller
photoconductor
toner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6154639A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Doi
修 土居
Hiromitsu Shimazaki
大充 島崎
Minoru Yamaguchi
実 山口
Kazuhiko Noda
和彦 野田
Tetsuhiro Tsuru
哲浩 津留
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP6154639A priority Critical patent/JPH0822236A/ja
Publication of JPH0822236A publication Critical patent/JPH0822236A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 現像ローラのクリープ変形を防止でき、適正
かつ良好な画像を得ることができるとともに感光体及び
現像ローラの回転トルクを低減できる小型のプロセスカ
ートリッジに適した信頼性、品質に優れた画像形成装置
を提供することを目的とする。 【構成】 現像ローラと・トナー供給ローラと・現像ブ
レードとを有する現像ユニットと、現像ローラの同軸上
に軸着されたプーリと、感光体の同軸上に軸着されたテ
ーパ状プーリと、プーリとテーパ状プーリに掛けられた
ベルトと、現像ユニットを感光体に対して離合自在に支
持する移動部と、トナー貯蔵槽側に現像ユニットを引っ
張る弾性部と、を備えた構成を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真複写装置、プリ
ンタ等の電子写真プロセス技術を採用する画像形成装置
に関し、特に非磁性一成分現像剤を用いて静電潜像を現
像する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真技術を採用する複写装置
やプリンタ等の画像形成装置には、画像形成プロセスに
必要な一部分を一体化してなるプロセスカートリッジが
使用されている。中でも一成分現像剤を用いた現像部を
有するプロセスカートリッジは二成分現像剤を使用する
ものに比較して現像液濃度の検知及び制御装置が不要で
ある。また現像に際して感光体へのキャリア付着がない
ので、感光体表面に塗布される有機光半導体上に顕像化
されたトナー像を複写紙に転写後クリーニング装置によ
り感光体表面の残留トナーをクリーニングする際にも感
光体表面を傷つけることがない。さらに現像部を小型
化、簡素化できる等の利点から広く利用されている。ま
た、一成分現像剤には磁性トナーを用いる場合と非磁性
トナーを用いる場合があり、前者は機構が複雑で、高価
なマグネットローラが必要であるのに対して、後者は簡
便で安価な弾性ローラを用いることができ、使い易さや
コストの面で優れている。
【0003】以下に従来の画像形成装置について、図面
を参照しながら説明する。図4は従来の画像形成装置の
概略構成を示す要部断面図である。図4において、1は
金属ドラムの外周面上にセレン、有機光半導体等の感光
受容材料を薄膜状に塗布してなる感光体、2aはタング
ステンワイヤ等からなる帯電線、2bは金属製のシール
ド板、2は帯電線2aと帯電線2aの回りに覆設された
シールド板2bからなり感光体1の上部に装設された帯
電器、4は感光体1に当接されたステンレス等の金属ド
ラムの外周面にウレタン、シリコンゴム等の導電性層を
層状に形成された現像ローラ、5は現像ローラ4の感光
体1の反対側に当接されたステンレス等の金属ドラムの
外周面にウレタン、シリコンゴム等の導電性層が層状に
形成されたトナー供給ローラ、6はトナー、7はトナー
供給ローラ5に配設されたトナー貯蔵槽、8は矩形状に
屈曲形成されたトナー貯蔵槽7内に設けられたトナー撹
拌部、9は現像ローラ4を帯電させる現像ブレード、1
0は現像ブレード9を取り付ける取り付け部、11はト
ナー6の漏れや飛散等のないように現像ローラ4の両端
部に配設されるシール部、12は感光体1上に装設され
たクリーニングブレード、13は感光体1上に装設され
た除電器、14は複写紙、15は複写紙14を収めてい
るカセット、16は半月状の複写紙14を1枚ずつ供給
する給紙ローラ、17は給紙ローラ16から供給された
複写紙14を下流側に搬送する搬送ローラ、18は複写
紙14と感光体1上に形成されるトナー像とを一致させ
るために複写紙14を一時的に停止待機させるレジスト
ローラ、19はレジストローラ18に当接された従動ロ
ーラ、20aは転写線、20bは金属板からなるシール
ド板、20は転写線20aと転写線20aの回りを覆設
しているシールド板20bからなり感光体1の下部に配
設されている転写器、21はトナー6が転写された複写
紙14を加熱するヒートローラ、22はトナー6を転写
された複写紙14を加圧する加圧ローラ、23はヒート
ローラ21と加圧ローラ22が装設された定着器、24
は現像ローラ4の電位を一定に保つ現像バイアス電源、
29はハウジングである。
【0004】以上のように構成された画像形成装置につ
いて、以下その動作について説明する。まず、感光体1
が回転されるに伴って、先の画像形成プロセスにおいて
感光体1表面に付着する残留トナーがクリーニングブレ
ード12により除去され、また感光体1表面に残留する
電荷が除電器13により除去される。次に、残留トナー
や残留する電荷が除去された感光体1の表面を帯電器2
により帯電線2aのコロナ放電により均一に所定の極性
に一時帯電する。次に、外部入力される画像信号をレー
ザ駆動回路(図示せず)により光強度変調やパルス幅変
調された画像情報に対応する露光光線が露光光学系(図
示せず)から感光体1の帯電面に照射されることにより
露光パターンに対応した静電潜像が感光体1表面に形成
される。一方、感光体1、現像ローラ4、及び、トナー
供給ローラ5がそれぞれ隣接するローラと所定のニップ
部を有して当接されているために、前述した感光体1の
回転に伴って、感光体1に当接した現像ローラ4が回転
し、これに伴ってトナー供給ローラ5が回転する。さら
にトナー撹拌部8がトナー貯蔵槽7に蓄えられたトナー
6の凝集を防ぎながらトナー6をトナー供給ローラ5に
供給する。次に、トナー供給ローラ5から現像ローラ4
にトナー6が供給される。ここで、現像ローラ4表面に
担持されたトナー6は現像ブレード9によって、所定の
層厚に薄層形成されるとともに摩擦帯電される。そし
て、現像ローラ4表面に所定厚みを持たせて薄層形成さ
れたトナー6が感光体1表面の静電潜像に転移付着され
ることによって、トナー像として顕像化される。このト
ナー像は感光体1と転写器20との電位差により複写紙
14に転写される。次に、複写紙14上の画像は定着器
23におけるヒートローラ21の加熱及び加圧ローラ2
2の加圧により定着される。なお、複写紙14はカセッ
ト15から給紙ローラ16、搬送ローラ17により一枚
ずつ川下方向へ搬送され、レジストローラ18によりト
ナー像が転写されるまで一時停止した後に定着器23に
搬送される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の画像形成装置では、感光体と現像ローラとは、常に一
定の位置に所定のニップを持って固定されているため
に、表面層にウレタン、シリコンゴム等を用いている現
像ローラは、長時間放置すると、クリープ変形を起こし
てしまう。この状態で現像ローラを回転させると、元の
円形状に戻れず回転不良等を生じ、現像ローラにおける
凹部内に所定量以上のトナーが蓄積され、画像形成され
た複写紙上に黒筋が生じたり、またその凹部の回りに逆
にウレタン、シリコンゴム等の表面層が流動的に押され
て凸部が形成され、この凹部や凸部により現像ローラの
回転時に感光体と現像ローラとの間に非接触部、すなわ
ちトナーの非供給部が生じて、画像形成された複写紙上
に白筋が生じたりするので、適正な画像が得られず、記
録特性等に信頼性に欠けるという問題点を有していた。
また、感光体及び現像ローラの製造に際して加工精度が
低下したり半径方向の寸法誤差等が生じると適正なニッ
プを確保できず、この結果、感光体及び現像ローラの適
正な回転操作ができず、回転不良を起こしたり、また複
写紙上に形成された画像濃度の低下等、品質の低下や信
頼性が欠けるという問題点を有していた。さらに、前述
した問題点を解決するために感光体及び現像ローラの寸
法誤差を厳しくしたり、電磁クラッチとカム機構を用い
て現像のタイミングにあわせて現像器を前後させるよう
な大がかりな装置を用いて感光体と現像ローラとを互い
に隔離することがおこなわれてきたが、この場合機構が
複雑かつ煩雑となり作業性に欠けプロセスカートリッジ
に不向きであり、また原価が高騰するという問題点を有
していた。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、現像ローラのクリープ変形を防止でき、適正かつ良
好な画像を得ることができるとともに感光体及び現像ロ
ーラの回転トルクを低減できかつ小型のプロセスカート
リッジに適した信頼性、品質に優れた画像形成装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の請求項1に記載の画像形成装置は、プロセス
カートリッジと、プロセスカートリッジ内の感光体の下
部に配設された転写器と、プロセスカートリッジの複写
紙の搬送方向の上流側及び下流側に配設された複写紙供
給部及び定着器と、を備えた画像形成装置であって、プ
ロセスカートリッジが、現像ローラと現像ローラに当接
されたトナー供給ローラとが軸架され現像ブレードが配
設された現像ユニットと、現像ローラの同軸上に軸着さ
れたプーリと、現像ローラに当接された感光体の同軸上
に軸着されたテーパ状プーリと、プーリとテーパ状プー
リに掛けられたベルトと、現像ユニットを感光体に対し
て離合自在に支持する移動部と、トナー貯蔵槽側に現像
ユニットを引っ張る弾性部と、を備えた構成を有してい
る。請求項2に記載の画像形成装置は、プロセスカート
リッジと、プロセスカートリッジ内の感光体の下部に配
設された転写器と、プロセスカートリッジの複写紙の搬
送方向の上流側及び下流側に配設された複写紙供給部及
び定着器と、を備えた画像形成装置であって、プロセス
カートリッジが、現像ローラと・現像ローラの同軸上に
軸着された現像ローラギアと・現像ローラに当接された
トナー供給ローラと・現像ブレードとを有する現像ユニ
ットと、プロセスカートリッジの側壁に軸架され現像ロ
ーラギアに歯合された駆動ギアと、現像ユニットを感光
体に対して離合自在に支持する移動部と、トナー貯蔵槽
側に現像ユニットを引っ張る弾性部と、感光体側に現像
ユニットを引っ張る弾性部と、を備えた構成を有してい
る。
【0008】
【作用】この構成によって、現像ローラが停止している
場合は、弾性部により現像ユニットがトナー貯蔵槽側に
引っ張られるので、現像ローラと感光体が離れており、
長時間放置されても現像ローラに生じるクリープ変形等
を防止することができ、画像形成された複写紙に生じる
白筋や黒筋を防ぐことができる。感光体が回転している
場合は感光体に同軸上に軸着されたテーパ状プーリの径
の大きな方にベルトが移動することができ、さらに、ベ
ルトの周長は一定であるので、このプーリの径の大きな
部分を現像ローラと感光体の距離を短くすることにより
補おうとすることができる。その結果、現像ユニットが
感光体側に移動することができ、現像ローラと感光体は
所定のニップ間隔で接することができるので、現像ロー
ラと感光体を低い回転トルクで回転させることができ、
現像ローラから感光体へのトナーの付着を安定しておこ
なうことができる。
【0009】また、請求項2の構成においては、現像ロ
ーラが停止している場合は、トナー貯蔵槽側に現像ユニ
ットを引っ張る弾性部と感光体側に現像ユニットを引っ
張る弾性部とがバランスして、現像ローラと感光体が離
れているので、長時間放置されても現像ローラに生じる
クリープ変形等を防止することができ、画像形成された
複写紙に生じる白筋や黒筋を防ぐことができる。現像ロ
ーラが回転している場合は、駆動ギアの回転トルクによ
って現像ローラを感光体の方向に押すことができ、ま
た、駆動ギアの回転トルクとトナー貯蔵槽側に現像ユニ
ットを引っ張る弾性部とがバランスして、現像ローラと
感光体が所定のニップ間隔で接することができるので、
現像ローラと感光体を低い回転トルクで回転させること
ができ、現像ローラから感光体へのトナーの付着を安定
しておこなうことができる。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0011】(実施例1、比較例1)図1は本発明の第
1実施例における画像形成装置の概略構成を示す要部断
面図である。図1において、1は感光体、2aは帯電
線、2bはシールド板、2は帯電器、4は現像ローラ、
5はトナー供給ローラ、6はトナー、7はトナー貯蔵
槽、8はトナー撹拌部、9は現像ブレード、10は取り
付け部、11はシール部、12はクリーニングブレー
ド、13は除電器、14は複写紙、15はカセット、1
6は給紙ローラ、17は搬送ローラ、18はレジストロ
ーラ、19は従動ローラ、20aは転写線、20bはシ
ールド板、20は転写器、21はヒートローラ、22は
加圧ローラ、23は定着器、24は現像バイアス電源、
29はハウジングであり、これらは従来例と同様なもの
なので同一の符号を付して説明を省略する。
【0012】3は現像ローラ4及びトナー供給ローラ5
を軸架し、取り付け部10により取り付けられている現
像ブレード9を有する現像ユニット、25は感光体1の
同軸上に軸着されたテーパ状プーリ、26は現像ローラ
4の同軸上に軸着されたプーリ、27はテーパ状プーリ
25とプーリ26に掛けられたベルト、28は現像ユニ
ット3をトナー貯蔵槽7の方向に引っ張っているバネ、
30は現像ユニット3を感光体に対して離合自在に支持
するレールである。
【0013】以上のように構成された画像形成装置につ
いて、図1及び図2を用いてその動作を説明する。図2
は本発明の第1実施例における画像形成装置の感光体と
現像ローラの関係を示す模式図であり、図2(a)は本
発明の第1の実施例における感光体が停止している時の
感光体と現像ローラの関係を示す模式図であり、図2
(b)は本発明の第1の実施例における感光体が回転し
ている時の感光体と現像ローラの関係を示す模式図であ
る。図2(a)に示すように、感光体1が停止している
場合は、バネ28により現像ユニット3はトナー貯蔵槽
7の方向に引っ張られるので、感光体1と現像ローラ4
は互いに表面が離れている。次に、図2(b)に示すよ
うに、感光体1が回転している場合は、ベルト26がテ
ーパ状プーリ24の径が大きい方向(矢印Bの方向)に
移動する。さらに、ベルト26の周長は一定であるの
で、このプーリ26の径の大きな部分を現像ローラ4と
感光体1の距離を短くすることにより補おうとする。そ
の結果、現像ユニット3が感光体1の方向(矢印Cの方
向)に移動し、現像ローラ4と感光体1は所定のニップ
間隔で接するので、感光体1の回転を現像ローラ4に伝
えることができる。現像ローラ4が感光体1と接しなが
ら回転すると、現像ローラ4から感光体1へのトナーの
付着が安定して行われる。
【0014】第1実施例の画像形成装置を一週間放置し
た後に連続100枚印字する印字テストを3回繰り返し
て行った。印字した複写紙には黒筋や白筋は全く発生せ
ず、高品質の印字を行うことができた。比較例1とし
て、従来の機構の画像形成装置を製造した。第1実施例
の画像形成装置は第1比較例の画像形成装置に比較して
感光体1や現像ローラ4の回転トルクが20%以上も低
減された。
【0015】以上のように本実施例によれば、感光体1
の同軸上に軸着されたテーパ状プーリ24と、現像ロー
ラ4の同軸上に軸着されたプーリ25と、テーパ状プー
リ24とプーリ25に掛けられたベルト26と、現像ユ
ニット3と、現像ユニット3をトナー貯蔵槽7側に引っ
張るバネ28と、を設けることにより、感光体1が停止
している場合は感光体1と現像ローラ4が離れており、
長時間放置した時に現像ローラ4にクリープ変形等が生
じないので、画像形成された複写紙上に白筋や黒筋が生
じない。また、コンパクトなプロセスカートリッジにお
いても感光体1と現像ローラ4が感光体1の回転時に適
度な接触を有しており、トナー6が感光体1表面の静電
潜像に確実に転移付着されるので、高い品質の複写紙1
4への画像形成が実現できる。
【0016】ここで、テーパ状プーリ24は軸方向に溝
等があるようなベルト27の回転方向に摩擦力が強く、
プーリ26の軸方向に摩擦力の弱いものが好ましい。テ
ーパ状プーリ24は現像ローラ4の同軸上に軸着しても
良いし、感光体1及び現像ローラ4の両方の同軸上に軸
着しても良い。テーパ状プーリ24及びプーリ26は感
光体1及び現像ローラ4の両側面の同軸上に軸着しても
良い。
【0017】感光体1と現像ローラ4の回転を逆方向に
するために、ベルト27をけさ掛けにしても良い。
【0018】移動部は第1実施例ではレールを用いてい
るが、車輪、ベアリング、フッ素樹脂等の固体潤滑部材
等が用いられる。
【0019】弾性部は第1実施例ではバネを用いている
が、エラストマー等も用いられる。 (実施例2)図3は本発明の第2実施例における画像形
成装置の概略構成を示す要部断面図である。図3におい
て、1は感光体、2aは帯電線、2bはシールド板、2
は帯電器、4は現像ローラ、5はトナー供給ローラ、6
はトナー、7はトナー貯蔵槽、8はトナー撹拌部、9は
現像ブレード、10は取り付け部、11はシール部、1
2はクリーニングブレード、13は除電器、14は複写
紙、15はカセット、16は給紙ローラ、17は搬送ロ
ーラ、18はレジストローラ、19は従動ローラ、20
aは転写線、20bはシールド板、20は転写器、21
はヒートローラ、22は加圧ローラ、23は定着器、2
4は現像バイアス電源、29はハウジングであり、これ
らは従来例と同様なものなので同一の符号を付して説明
を省略する。
【0020】3は現像ローラ4及びトナー供給ローラ5
を軸架し、トナー供給ローラ5の同軸上に軸着されてい
る現像ローラギア32と、取り付け部10により取り付
けられている現像ブレード9を有する現像ユニット、3
1は現像ローラギアに歯合された駆動ギア、28は現像
ユニット3をトナー貯蔵槽7の方向に引っ張っているバ
ネ、30は現像ユニット3を感光体に対して離合自在に
支持するレール、33は現像ユニット3を感光体1の方
向に引っ張っている弾性部材でできた前ストッパ、34
は現像ユニット3がトナー貯蔵槽7の方向に移動した時
の安全ストッパである後ストッパである。
【0021】以上のように構成された画像形成装置につ
いて、図3を用いてその動作を説明する。現像ローラ4
が回転していない場合は、バネ28と前ストッパ33の
バランスにより現像ローラ4と感光体1は互いに表面が
離れている。次に、駆動モータ(図示せず)の回転が駆
動ギア31に伝達された後に現像ローラギア32を介し
て現像ローラ4を回転させる。この際駆動ギア31の回
転トルクにより矢印D方向に押す力が現像ローラ4に働
き、現像ユニット3が矢印D方向に移動する。その結
果、駆動ギア31の押す力とバネ28とのバランスによ
り、現像ローラ4と感光体1は所定のニップ間隔で接
し、現像ローラ4の回転を感光体1に伝えることができ
る。次に、感光体1が回転することにより、現像ローラ
4から感光体1へのトナー6の付着が確実におこなわれ
る。
【0022】第2実施例に対して第1実施例と同様な印
字テストを行ったところ、印字した複写紙には黒筋や白
筋は全く発生せず、高品質の印字を行うことができた。
【0023】以上のように本実施例によれば、現像ロー
ラ4と・現像ローラ4の同軸上に軸着された現像ローラ
ギア32と・現像ローラ4に当接されたトナー供給ロー
ラ5と・現像ブレード9を有する現像ユニット3と、現
像ローラギア32に歯合された駆動ギア31と、現像ユ
ニット3を感光体1に対して離合自在に支持するレール
30と、トナー貯蔵槽7側に現像ユニット3を引っ張る
バネ28と、感光体1側に現像ユニット3を引っ張る前
ストッパ33と、を設けることにより、現像ローラ4が
停止している場合は感光体1と現像ローラ4が離れてお
り、長時間放置した時に現像ローラ4にクリープ変形等
が生じないので、画像形成された複写紙上に白筋や黒筋
が生じない。また、コンパクトなプロセスカートリッジ
においても感光体1と現像ローラ4が現像ローラ4の回
転時に適度な接触を有しており、トナー6が感光体1表
面の静電潜像に確実に転移付着されるので、高い品質の
複写紙14への画像形成が実現できる。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明は、現像ローラと現
像ローラに当接されたトナー供給ローラとが軸架され現
像ブレードが配設された現像ユニットと、現像ローラの
同軸上に軸着されたプーリと、現像ローラに当接された
感光体の同軸上に軸着されたテーパ状プーリと、プーリ
とテーパ状プーリに掛けられたベルトと、現像ユニット
を前記感光体に対して離合自在に支持する移動部と、ト
ナー貯蔵槽側に現像ユニットを引っ張る弾性部と、を設
けることにより、現像ローラが回転していない場合は現
像ローラと感光体が離れているので、長時間放置した場
合でも現像ローラのクリープ変形等が生じず、長時間放
置した後に印字をおこなっても、画像形成された複写紙
には白筋や黒筋が全く発生しない、高い品質の印字を行
うことができる。また、コンパクトなプロセスカートリ
ッジの構造にもかかわらず、印字に際して現像ローラと
感光体とが適当な間隔で接触しているので、感光体及び
現像ローラの駆動トルクを低減でき、高い品質の印字を
安定して行うことができる優れた画像形成装置を実現で
きる。
【0025】また、本発明は、現像ローラと・現像ロー
ラの同軸上に軸着された現像ローラギアと・現像ローラ
に当接されたトナー供給ローラとを有する現像ユニット
と、現像ローラギアに歯合された駆動ギアと、現像ユニ
ットを感光体に対して離合自在に支持する移動部と、ト
ナー貯蔵槽側に現像ユニットを引っ張る弾性部と、感光
体側に現像ユニットを引っ張る弾性部と、を設けること
により、現像ローラが回転していない場合は現像ローラ
と感光体が離れているので、長時間放置した場合でも現
像ローラのクリープ変形等が生じず、長時間放置した後
に印字をおこなっても、画像形成された複写紙には白筋
や黒筋が全く発生しない、高い品質の印字を行うことが
できる。また、コンパクトなプロセスカートリッジの構
造にもかかわらず、印字に際して現像ローラと感光体と
が適当な間隔で接触しているので、感光体及び現像ロー
ラの駆動トルクを低減でき、高い品質の印字を安定して
行うことができる優れた画像形成装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における画像形成装置の概
略構成を示す要部断面図
【図2】(a)本発明の第1の実施例における感光体が
停止している時の感光体と現像ローラの関係を示す模式
図 (b)本発明の第1の実施例における感光体が回転して
いる時の感光体と現像ローラの関係を示す模式図
【図3】本発明の第2実施例における画像形成装置の概
略構成を示す要部断面図
【図4】従来の画像形成装置の概略構成を示す要部断面
【符号の説明】
1 感光体 2a 帯電線 2b シールド板 2 帯電器 3 現像ユニット 4 現像ローラ 5 トナー供給ローラ 6 トナー 7 トナー貯蔵槽 8 トナー撹拌部 9 現像ブレード 10 取り付け部 11 シール部 12 クリーニングブレード 13 除電器 14 複写紙 15 カセット 16 給紙ローラ 17 搬送ローラ 18 レジストローラ 19 従動ローラ 20 転写器 20a 転写線 20b シールド板 21 ヒートローラ 22 加圧ローラ 23 定着器 24 現像バイアス電源 25 テーパ状プーリ 26 プーリ 27 ベルト 28 バネ 29 ハウジング 30 レール 31 駆動ギア 32 現像ローラギア 33 前ストッパ 34 後ストッパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野田 和彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 津留 哲浩 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プロセスカートリッジと、前記プロセスカ
    ートリッジ内の感光体の下部に配設された転写器と、前
    記プロセスカートリッジの複写紙の搬送方向の上流側及
    び下流側に配設された複写紙供給部及び定着器と、を備
    えた画像形成装置であって、前記プロセスカートリッジ
    が、現像ローラと前記現像ローラに当接されたトナー供
    給ローラとが軸架され現像ブレードが配設された現像ユ
    ニットと、前記現像ローラの同軸上に軸着されたプーリ
    と、前記現像ローラに当接された感光体の同軸上に軸着
    されたテーパ状プーリと、前記プーリと前記テーパ状プ
    ーリに掛けられたベルトと、前記現像ユニットを前記感
    光体に対して離合自在に支持する移動部と、トナー貯蔵
    槽側に前記現像ユニットを引っ張る弾性部と、を備えた
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】プロセスカートリッジと、前記プロセスカ
    ートリッジ内の感光体の下部に配設された転写器と、前
    記プロセスカートリッジの複写紙の搬送方向の上流側及
    び下流側に配設された複写紙供給部及び定着器と、を備
    えた画像形成装置であって、前記プロセスカートリッジ
    が、現像ローラと・前記現像ローラの同軸上に軸着され
    た現像ローラギアと・前記現像ローラに当接されたトナ
    ー供給ローラと・現像ブレードとを有する現像ユニット
    と、前記プロセスカートリッジの側壁に軸架され前記現
    像ローラギアに歯合された駆動ギアと、前記現像ユニッ
    トを前記感光体に対して離合自在に支持する移動部と、
    トナー貯蔵槽側に前記現像ユニットを引っ張る弾性部
    と、前記感光体側に前記現像ユニットを引っ張る弾性部
    と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
JP6154639A 1994-07-06 1994-07-06 画像形成装置 Pending JPH0822236A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6154639A JPH0822236A (ja) 1994-07-06 1994-07-06 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6154639A JPH0822236A (ja) 1994-07-06 1994-07-06 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0822236A true JPH0822236A (ja) 1996-01-23

Family

ID=15588616

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6154639A Pending JPH0822236A (ja) 1994-07-06 1994-07-06 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0822236A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100451863C (zh) * 2005-05-16 2009-01-14 三星电子株式会社 电子照相成像装置及使用该装置的显影方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100451863C (zh) * 2005-05-16 2009-01-14 三星电子株式会社 电子照相成像装置及使用该装置的显影方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07269563A (ja) 回転を防止する特徴を有する複合フランジ付きベアリング及びそれを有する電子写真印刷装置
JP2000321843A (ja) カラー画像形成装置
JP2005234144A (ja) 現像装置および印刷装置
US5758243A (en) Color image forming apparatus
US6205301B1 (en) Two-sided image forming apparatus
KR100196572B1 (ko) 전자사진 현상방식을 채용한 화상형성장치의 역전사 감소방법과 장치
JPH0822236A (ja) 画像形成装置
JP4161404B2 (ja) 画像記録装置
JPH1138855A (ja) 画像形成装置用のクリーニング装置
JP2000227725A (ja) 画像形成装置
JP2000267519A (ja) 両面画像形成装置
JP3826565B2 (ja) 画像形成装置
US11747753B2 (en) Image forming apparatus configured to control the voltage applied to the transfer member to suppress image defects
JPH1115246A (ja) 現像装置
JP3296123B2 (ja) 電子写真装置
JPH09185252A (ja) 現像装置
JP2005227592A (ja) ベルト感光体駆動装置及び印刷装置
JP4058844B2 (ja) 画像形成装置
JPH10207247A (ja) 画像形成装置
JP3620567B2 (ja) 像担持体ユニット
JP3212888B2 (ja) 画像形成装置
JPH10186902A (ja) 画像記録装置
JP2000292988A (ja) 両面画像形成装置
JPH01277869A (ja) 現像装置
JP2004037637A (ja) クリーニング装置,プロセスカートリッジ,および画像形成装置