JPH08221372A - 分散処理システムにおける空き資源管理装置 - Google Patents

分散処理システムにおける空き資源管理装置

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JPH08221372A
JPH08221372A JP7046479A JP4647995A JPH08221372A JP H08221372 A JPH08221372 A JP H08221372A JP 7046479 A JP7046479 A JP 7046479A JP 4647995 A JP4647995 A JP 4647995A JP H08221372 A JPH08221372 A JP H08221372A
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disk
resources
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Yuta Ishida
雄太 石田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 計算機間で互いの空き資源を効率的に利用す
る。 【構成】 空き資源管理用の計算機20に空き資源管理
テーブル11、資源使用状況記録手段12、空き資源管
理手段13を備えておき、各計算機20,30,40の
資源の使用状況を常に空き資源管理テーブル11に記録
して管理する。それにより、例えば計算機30におい
て、メモリ、ディスク等の資源が不足すると、計算機3
0から空き資源管理手段13に対して資源確保要求を送
り、空き資源管理テーブル11を検索して資源の空いて
いる計算機40を探し出す。次いで、計算機30はその
空き領域を獲得して、処理を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の計算機をネット
ワークにより接続した分散処理システムにおいて、各計
算機の空き資源を相互に有効利用する空き資源管理装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の分散処理システムでは、各計算機
が独立して、それぞれの資源管理(プロセス管理、ディ
スク管理)をしている。そのため、複数の計算機がディ
スク資源を共有する場合は、静的に共有関係を定義する
とともに、リモート端末を備えて他の計算機の資源を利
用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな資源の共有では、次のような問題があった。 (1)利用している計算機の資源が不足すると、他の計
算機に空き資源がある場合でも、待ち状態となるか、処
理を中断しなければならないことがあった。 (2)ディスク共用の定義を静的に行っているため、デ
ィスクの容量不足が発生するとディスク共用の定義を見
直さなければならなかった。 (3)共用ディスク以外で他の計算機の資源を利用する
場合、利用者が処理内容を意識してオペレーションを行
う必要があり、操作が煩わしかった。本発明は上記問題
点を解決するためになされたもので、その目的とすると
ころは、分散処理システムを構成する複数の計算機が互
いの空き資源を効率よく利用することを可能にした分散
処理システムにおける空き資源管理装置を提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明は、ネットワークに接続された分散処理
用計算機の中の空き資源管理用の計算機に設置した空き
資源管理テーブルと、ネットワーク上の各計算機の資源
の使用状況を調査して調査結果を前記空き資源管理テー
ブルに書き込む手段と、ネットワーク上の計算機が自計
算機の資源が不足した場合に空き資源管理テーブルを参
照して他計算機の空き資源を自計算機の資源領域に組み
込む手段とを備えたことを特徴とする。
【0005】第2の発明は、第1の発明において、他計
算機の空き資源を自計算機の資源領域に組み込んだ後、
自資源に空き領域が生じた場合に、組み込んだ他計算機
の資源領域を解除して自資源の空き領域に振り替える手
段を備えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】第1の発明においては、分散処理のためネット
ワークに接続された複数の計算機の中の空き資源管理用
とされた計算機に空き資源管理テーブルが設置される。
また、ネットワーク上の各計算機の資源の使用状況が調
査されて、その調査結果が前記空き資源管理テーブルに
書き込まれる。それにより、ネットワーク上の計算機は
自計算機の資源が不足した場合、空き資源管理テーブル
が参照されて他計算機の空き資源が自計算機の資源領域
に組み込まれる。その結果、各計算機が自資源の容量に
不足を生じても互いに補完しあって、システム全体の資
源が効率良く使用される。
【0007】第2の発明においては、さらに、他計算機
の空き資源が自計算機の資源領域に組み込まれた後、自
資源に空き領域が生じると、組み込まれた他計算機の資
源領域を解除してその分が自資源の空き領域に振り替え
られる。それにより、常に、各計算機は自資源を優先し
て使用することになる。
【0008】
【実施例】以下、図に沿って本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明の動作を概念的に示したブロック図で
ある。図において、10はネットワークであり、このネ
ットワーク10上に分散処理のための計算機20,3
0,40・・・が接続されている。各計算機20,3
0,40は、それぞれ、資源使用状況通知手段21,3
1,41、資源確保要求手段22,32,42、資源確
保手段23,33,43、プロセス管理手段24,3
4,44、ディスク管理手段25,35,45、データ
転送手段26,36,46、ディスク管理ファイル2
7,37,47により構成される。
【0009】また、計算機20は、空き資源管理の機能
を付加するために、空き資源管理テーブル11、資源使
用状況記録手段12、空き資源管理手段13を備えてい
る。また、各計算機20,30,40には、図示しない
が、管理対象の資源であるところのメモリ28,38,
48、ディスク29,39,49を備えている。資源使
用状況記録手段12は、各計算機の資源使用状況通知手
段21,31,41からの資源使用状況通知を受けて、
空き資源管理テーブル11の定められた領域に資源の使
用状況データ(CPU負荷、メモリ空き領域、ディスク
空き領域)を記録する。この手段12は、各計算機に対
して1個づつ存在しそれぞれが独立に動作することで並
列処理を実現する。
【0010】空き資源管理手段13は、資源確保要求手
段22,32,42からの資源確保要求を受けて空き資
源管理テーブル11から次のいずれかの場合に該当する
計算機を見つけ出し、その計算機の資源確保手段23,
33,43に対して資源確保依頼を行う。すなわち、要
求資源がメモリの場合は、必要資源量を確保できかつ空
メモリの容量が一番大きくかつCPU負荷の小さい計算
機を選定する。また、要求資源がディスクの場合は、空
ディスクの容量が一番大きい計算機を選定する。
【0011】資源使用状況通知手段21,31,41
は、自計算機のメモリまたはディスクの領域獲得や解放
が発生したタイミングで自計算機を管理している資源使
用状況記録手段12に対して資源使用状況を通知する。
但しディスクの領域解放の場合、ディスク管理手段2
5,35,45が他計算機に格納されているデータを自
計算機のディスクに転送処理を行った後、資源使用状況
記録手段12に対してディスク使用状況の通知を行う。
【0012】資源確保要求手段22,32,42は、プ
ロセス管理手段24,34,44またはディスク管理手
段25,35,45からの不足資源の要求を受けて空き
資源管理手段13に対して資源確保要求を行うととも
に、資源提供計算機の資源確保手段23,33,43か
らの資源確保完了通知を受けて、確保資源がメモリの場
合はプロセス管理手段24,34,44に、確保資源が
ディスクの場合はディスク管理手段25,35,45に
資源提供計算機名を通知する。
【0013】資源確保手段23,33,43は、空き資
源管理手段13からの資源確保依頼を受けて、要求資源
がメモリの場合はプロセス管理手段24,34,44
に、ディスクの場合はディスク管理手段25,35,4
5に対して、それぞれ資源の確保を命令する。要求資源
の確保が完了すると、資源要求計算機の資源確保要求手
段22,32,42に対して資源確保完了通知を行う。
【0014】プロセス管理手段24,34,44は、資
源要求計算機において動作する場合、メモリ不足が発生
すると必要な仮想空間のサイズを検知し、資源確保要求
手段22,32,42に対してメモリの必要サイズを要
求し、資源確保要求手段22,32,42からの資源提
供計算名の通知を受けてメモリ不足のため実行できない
実行形式プログラムを資源提供計算機に転送するように
データ転送手段26,36,46に依頼する。
【0015】また、プロセス管理手段24,34,44
は、資源提供計算機において動作する場合、資源確保手
段23,33,43からの資源確保命令を受けてメモリ
上に要求サイズを確保し資源確保手段23,33,43
に確保完了通知をし、資源要求計算機のデータ転送手段
26,36,46から実行形式プログラムを受け取り、
それを確保しているメモリ上に展開する。次いで、実行
形式プログラムを解読し、必要な入力データを資源要求
計算機のディスク管理手段25,35,45に要求し、
資源要求計算機から受け取った実行形式プログラムと入
力データを、確保したメモリ上で実行し、実行結果を資
源要求計算機に転送するようにデータ転送手段26,3
6,46に依頼する。
【0016】ディスク管理手段25,35,45は資源
要求計算機において動作する場合、ディスク不足が発生
すると資源確保要求手段22,32,42に対してディ
スクの確保を要求し、資源確保要求手段22,32,4
2からの資源提供計算名の通知を受けてディスク不足で
格納できないデータを資源提供計算機に転送するように
データ転送手段26,36,46に依頼する。資源提供
計算機への転送が終了すると、ディスク管理ファイル2
7,37,47に資源提供計算機名と転送したデータ量
を記録する。
【0017】次に、資源提供計算機のプロセス管理手段
24,34,44からの入力データ要求を受けて入力デ
ータを取り出し、データ転送手段26,36,46に対
して入力データの転送を依頼する。次いで資源提供計算
機のデータ転送手段26,36,46から受け取った実
行結果をディスクに格納する。また自計算機のディスク
に空き領域ができるとディスク管理ファイル27,3
7,47より、他計算機にデータを格納しているファイ
ルのなかで使用頻度が一番高いファイルを検索し、資源
提供計算機のディスク管理手段25,35,45に対し
て空き領域分だけ格納しているデータを転送するように
要求し、要求分のデータ転送が終了するとディスク管理
ファイル27,37,47にファイルの管理情報を記録
する。
【0018】また、ディスク管理手段25,35,45
は、資源提供計算機において動作する場合、資源確保要
求手段22,32,42からの資源確保命令を受けてデ
ィスクに一次確保量を確保し資源確保手段23,33,
43に確保完了通知する。次に、資源要求計算機のデー
タ転送手段26,36,46からのデータをディスクに
格納し、ディスク管理ファイル27,37,47に所有
元計算機として資源要求計算機名とファイル情報を記録
する。さらに、資源要求計算機のディスク管理手段2
5,35,45からの要求があったファイルを取り出
し、データ転送手段26,36,46に対して資源要求
計算機に要求分のデータを転送するように依頼する。要
求分のデータ転送が終了するとディスク管理ファイル2
7,37,47にファイルの管理情報を記録する。
【0019】データ転送手段26,36,46は、資源
要求計算機において動作する場合、プロセス管理手段2
4,34,44からの依頼を受けて、資源提供計算機の
プロセス管理手段24,34,44に対して実行形式プ
ログラムの転送を行い、ディスク管理手段25,35,
45からの入力データ転送依頼を受けて資源提供計算機
のプロセス管理手段24,34,44に対して入力デー
タの転送を行う。また、ディスク管理手段25,35,
45からの依頼を受け、資源提供計算機のディスク管理
手段25,35,45に対して不足分データの転送を行
う。
【0020】また、データ転送手段26,36,46
は、資源提供計算機において動作する場合、プロセス管
理手段24,34,44からの依頼を受け、資源提供計
算機での実行結果を資源要求計算機のディスク管理手段
25,35,45に転送する。また、ディスク管理手段
25,35,45からの依頼を受け、資源要求計算機の
ディスク管理手段25,35,45に対してデータを転
送する。このようにして、稼働中の計算機に資源の不足
が生じた場合、自動的に他の計算機の空き資源を使用し
て、各計算機が互いの不足資源を補いあうことにより、
システム全体の資源が効率良く使用される。それによ
り、資源不足による待ち状態の発生および処理の中断が
解消され、また、利用者やシステムの運用管理者への負
担が大幅に軽減される。
【0021】図2は、本発明の実施例を示し、各計算機
の資源使用状況に関するデータを収集する場合の動作を
示す説明図である。図において、各計算機20,30,
40内の資源使用状況通知手段21,31,41は、そ
れぞれの資源であるメモリ28,38,48またはディ
スク29,39,49の領域獲得や解放が発生したタイ
ミングで、空き資源管理用の計算機20内の資源使用状
況記録手段12に対し、資源使用状況を通知する
()。資源使用状況記録手段12は、資源使用状況通
知を受け取ると、空き資源管理テーブル11の定められ
た領域に資源の使用状況を記録する()。これらの処
理により、システム内の全計算機の資源の使用状況が計
算機20により一元的に掌握される。
【0022】図3は、図2の動作を具体的に示した説明
図であり、空き資源管理用の計算機20内の資源使用状
況記録手段12が各計算機20,30,40に対して1
対1で設けられ、それぞれが独立して作動することによ
り、並列処理が実現される。また、空き資源管理テーブ
ル11は、各計算機20,30,40ごとにデータを記
録する領域が定められている。このテーブル11には、
資源使用状況データとして、管理される計算機の名称、
CPUの負荷、メモリの空き容量、ディスクの空き容量
が記録される。
【0023】図4は、本発明の実施例において、他の計
算機の空き資源を利用する場合の動作を示す説明図であ
る。図示例では、計算機30の資源が不足したことによ
り、計算機40の空き資源を利用する場合を示す。先
ず、計算機30において資源不足が発生すると()、
資源確保要求手段32は、空き資源管理計算機である計
算機20内の空き資源管理手段13に対して、資源確保
要求を送る()。要求を受けた空き資源管理手段13
は、空き資源管理テーブル11を検索して、資源提供可
能な計算機として計算機40を得る()。
【0024】次いで、空き資源管理手段13は、資源提
供計算機40内の資源確保手段43に対して、資源確保
依頼を送る()。資源確保手段43は、依頼を受ける
と、プロセス管理手段44、ディスク管理手段45に対
し必要な資源を確保させて、資源確保完了通知を要求元
である計算機30の資源確保要求手段32へ送らせる
()。次に、計算機30のプロセス管理手段34、デ
ィスク管理手段35、データ転送手段36と、計算機4
0のプロセス管理手段44、ディスク管理手段45、デ
ータ転送手段46とが互いに協調連携しあいながら、計
算機30が計算機40の空き資源の利用を開始する
()。
【0025】図5は、図4の動作を具体的に示した説明
図である。図示例では、計算機30のメモリ38の容量
が不足して計算機40のメモリ48を利用する場合を示
す。。先ず、計算機30においてメモリ38の容量不足
が発生すると()、プロセス管理手段34が、必要な
仮想空間のサイズを検知して資源確保要求手段32に対
してメモリの必要サイズを要求する。要求を受けた資源
確保要求手段32は、空き資源管理手段13に対して、
メモリ確保要求を送る()。要求を受けた空き資源管
理手段13は、空き資源管理テーブル11を検索して、
必要な資源量の確保が可能でかつ空きメモリの容量が最
も大きく、しかもCPU負荷の最も小さい計算機として
計算機40を得る()。
【0026】次いで、空き資源管理手段13は、計算機
40内の資源確保手段43に対して、メモリ確保依頼を
送る()。依頼を受けた資源確保手段43は、プロセ
ス管理手段44に対してメモリ確保命令を送る。命令を
受けたプロセス管理手段44は、メモリ48上の空き領
域を必要サイズ確保する。次いで、資源確保手段43は
メモリ要求元の資源確保要求手段32に対してメモリ確
保完了通知を送る()。メモリ確保完了通知を受け取
った資源確保要求手段32は、プロセス管理手段34に
対して、資源提供する計算機40の名称を通知する。
【0027】次いで、通知を受けたプロセス管理手段3
4は、データ転送手段36に対して、メモリの容量不足
のため実行できない実行形式プログラムをプロセス管理
手段44へ転送することを依頼する。依頼を受けたデー
タ転送手段36は、実行できない実行形式プログラムを
プロセス管理手段44へ転送する()。次に、プログ
ラムの転送を受けたプロセス管理手段44は、転送され
てきた実行形式プログラムを、確保しておいたメモリ上
に展開するとともに、実行形式プログラムを解読して、
必要な入力データをディスク管理手段35に要求する
()。
【0028】要求を受けたディスク管理手段35は、デ
ィスク39から入力データを取り出して、データ転送手
段36に転送を依頼する。依頼を受けたデータ転送手段
36は、入力データをプロセス管理手段44へ転送する
()。それにより、プロセス管理手段44は、実行形
式プログラムを確保しているメモリ48上で、受け取っ
た入力データを実行する()。ここで得られた実行結
果は、データ転送手段46によりディスク管理手段35
へ転送される。
【0029】図6は、同じく図4の動作を具体的に示し
た説明図である。図示例では、計算機30のディスク3
9の容量が不足して計算機40のディスク49を利用す
る場合を示す。先ず、計算機30においてディスク39
の容量不足が発生すると()、ディスク管理手段35
が、資源確保要求手段32に対してディスクの確保を要
求する。要求を受けた資源確保要求手段32は、空き資
源管理手段13に対して、ディスク確保要求を送る
()。要求を受けた空き資源管理手段13は、空き資
源管理テーブル11を検索して、空きディスクの容量の
最も大きい計算機として計算機40を得る()。
【0030】次いで、空き資源管理手段13は、計算機
40内の資源確保手段43に対して、ディスク確保依頼
を送る()。依頼を受けた資源確保手段43は、ディ
スク管理手段45に対して、ディスク確保命令を送る。
命令を受けたディスク管理手段45は、ディスク49に
一次確保量を確保し、次いで、資源確保手段43からデ
ィスク要求元の資源確保要求手段32に対してディスク
確保完了通知を送る()。ディスク確保完了通知を受
け取った資源確保要求手段32は、計算機30のディス
ク管理手段35に対して、資源提供する計算機40の名
称を通知する。
【0031】次いで、通知を受けたディスク管理手段3
5は、データ転送手段36に対して、ディスク容量不足
のため格納できなかったデータのディスク管理手段45
への転送を依頼する。依頼を受けたデータ転送手段36
は、格納できなかったデータをディスク管理手段45へ
転送する()。これらのデータ転送が終了すると、デ
ィスク管理手段35は、ディスク管理ファイル37へ他
計算機格納情報を記録する()。また、ディスク管理
手段45は、データ転送手段36から転送されてきたデ
ータをディスク49へ格納する()。これらのデータ
格納が終了すると、ディスク管理手段45は、ディスク
管理ファイル47へ格納データに関するファイル管理情
報を記録する()。
【0032】図7は、図6の動作に引き続き、ディスク
容量が不足している計算機に空きディスクが発生した場
合の処理を示す説明図である。図示例では、計算機30
のディスク39の容量が不足して計算機40のディスク
49を利用している場合に、ディスク39が削除により
空き領域ができると()、ディスク管理手段35は、
ディスク管理ファイル37を検索して、他の計算機のデ
ィスクへ格納しているデータのファイルの中で最も使用
頻度の高いファイルを選ぶ()。
【0033】次いで、ディスク管理手段35は、他の計
算機40のディスク管理手段45に対し、そのファイル
について、ディスク39の空き領域分だけデータを転送
するように要求する()。要求を受けたディスク管理
手段45は、要求されたファイルのデータをディスク4
9から取り出してデータ転送手段46へ送る。データを
送られたデータ転送手段46は、そのデータを要求元の
ディスク管理手段35へ転送する()。
【0034】データ転送が終了すると、ディスク管理手
段45は、ディスク管理ファイル47へファイル管理情
報を記録する()。データが転送されたディスク管理
手段35は、転送データをディスク39の空き領域に格
納するとともに、ディスク管理ファイル37へファイル
管理情報を記録する()。なお、図7において、ディ
スク39のファイルが削除された場合のディスク管理フ
ァイルの記録の変化の一例を、表1により示す。
【0035】
【表1】
【0036】これら処理により、ディスク容量が不足し
て他の計算機のディスクを利用した場合に、その後、自
計算機のディスクに空きが生じれば、その領域分、他の
計算機に格納していたデータが自動的に戻される。それ
により、データが無秩序に他の計算機に散在していくこ
とが防止され、各計算機のディスクへのアクセスが最短
時間に保たれる。
【0037】
【発明の効果】以上述べたように第1の発明によれば、
空き資源管理テーブルを用いたことで、分散処理システ
ムを構成する各計算機の資源が不足した場合に他計算機
の空いている資源を自動的に利用することが可能とな
る。その結果、自計算機の資源が不足した場合であって
も、待ち状態になることや処理が中断されることが解消
されて、システム運用の効率が向上する。
【0038】また、第2の発明によれば、計算機間で相
互に空き資源を利用した場合でも、自資源の利用が優先
されて、各計算機はそれぞれ自資源についての利用効率
が常に、最上の状態に保たれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の動作を概念的に示したブロック図であ
る。
【図2】本発明の実施例の動作を示す説明図である。
【図3】図2の動作を具体的に示した説明図である。
【図4】本発明の実施例の動作を示す説明図である。
【図5】図4の動作を具体的に示した説明図である。
【図6】図4の動作を具体的に示した説明図である。
【図7】本発明の実施例の動作を示す説明図である。
【符号の説明】
10 ネットワーク 11 空き資源管理テーブル 12 資源使用状況記録手段 13 空き資源管理手段 20,30,40 計算機 21,31,41 資源使用状況通知手段 22,32,42 資源確保要求手段 23,33,43 資源確保手段 24,34,44 プロセス管理手段 25,35,45 ディスク管理手段 26,36,46 データ転送手段 27,37,47 ディスク管理ファイル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続された分散処理用計
    算機の中の空き資源管理用の計算機に設置した空き資源
    管理テーブルと、 ネットワーク上の各計算機の資源の使用状況を調査して
    調査結果を前記空き資源管理テーブルに書き込む手段
    と、 ネットワーク上の計算機が自計算機の資源が不足した場
    合に空き資源管理テーブルを参照して他計算機の空き資
    源を自計算機の資源領域に組み込む手段と、 を備えたことを特徴とする分散処理システムにおける空
    き資源管理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の分散処理システムにおけ
    る空き資源管理装置において、他計算機の空き資源を自
    計算機の資源領域に組み込んだ後、自資源に空き領域が
    生じた場合に、組み込んだ他計算機の資源領域を解除し
    て自資源の空き領域に振り替える手段を備えたことを特
    徴とする分散処理システムにおける空き資源管理装置。
JP7046479A 1995-02-10 1995-02-10 分散処理システムにおける空き資源管理装置 Withdrawn JPH08221372A (ja)

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