JP2000276383A - 記憶容量可変機能付きコンピュータおよび記憶容量可変方法 - Google Patents
記憶容量可変機能付きコンピュータおよび記憶容量可変方法Info
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- JP2000276383A JP2000276383A JP11076929A JP7692999A JP2000276383A JP 2000276383 A JP2000276383 A JP 2000276383A JP 11076929 A JP11076929 A JP 11076929A JP 7692999 A JP7692999 A JP 7692999A JP 2000276383 A JP2000276383 A JP 2000276383A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 記憶容量不足を素早く解消する。
【解決手段】 記憶装置レジスタ13は、外部記憶装置
12の記憶領域ごとに、保存している情報はコンピュー
タ1,2いずれの内のものかの別を保持する。使用状態
レジスタ16は、記憶装置レジスタ13の各ビットと対
応し、外部記憶装置12の定められた記憶領域ごとに、
記憶領域が使用済みであるか、未使用であるかの別を保
持する。外部記憶装置12の記憶容量が不足すると、C
PU11は、コンピュータ2の外部記憶装置の使用状態
を調べさせるための命令を外部アクセス用回路15に発
行する。外部アクセス用回路15は、命令をコンピュー
タ2に伝える。外部アクセス用回路25は、使用状態レ
ジスタ26を調べ、記憶容量に空きがあれば使用状態レ
ジスタ26の当該ビットを使用状態にするとともに、記
憶装置レジスタ23の当該ビットをコンピュータ1の表
示に変更する。
12の記憶領域ごとに、保存している情報はコンピュー
タ1,2いずれの内のものかの別を保持する。使用状態
レジスタ16は、記憶装置レジスタ13の各ビットと対
応し、外部記憶装置12の定められた記憶領域ごとに、
記憶領域が使用済みであるか、未使用であるかの別を保
持する。外部記憶装置12の記憶容量が不足すると、C
PU11は、コンピュータ2の外部記憶装置の使用状態
を調べさせるための命令を外部アクセス用回路15に発
行する。外部アクセス用回路15は、命令をコンピュー
タ2に伝える。外部アクセス用回路25は、使用状態レ
ジスタ26を調べ、記憶容量に空きがあれば使用状態レ
ジスタ26の当該ビットを使用状態にするとともに、記
憶装置レジスタ23の当該ビットをコンピュータ1の表
示に変更する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のコンピュー
タ間で記憶装置の使用を融通し合う記憶容量可変機能付
きコンピュータに関する。
タ間で記憶装置の使用を融通し合う記憶容量可変機能付
きコンピュータに関する。
【0002】
【従来の技術】通常のコンピュータは、周知のように、
例えば図4に示す如く、内部にCPU31とハードディ
スク等の外部記憶装置32を備え、これらは内部バス3
3により接続されている。コンピュータ3は、CPU3
1が処理した内容により内部バス33経由で外部記憶装
置32に情報を格納する。
例えば図4に示す如く、内部にCPU31とハードディ
スク等の外部記憶装置32を備え、これらは内部バス3
3により接続されている。コンピュータ3は、CPU3
1が処理した内容により内部バス33経由で外部記憶装
置32に情報を格納する。
【0003】しかし、複雑な画像処理等のように、大き
い記憶容量を必要とする処理においては、格納すべき情
報の量が外部記憶装置の容量を超えてしまうことがあ
る。そのような事態に到ると、新たな情報の格納ができ
なくなり、コンピュータの処理を停止しなければならな
くなる。そこで、複数のコンピュータ間で記憶装置の領
域を融通し合うことが考えられた。
い記憶容量を必要とする処理においては、格納すべき情
報の量が外部記憶装置の容量を超えてしまうことがあ
る。そのような事態に到ると、新たな情報の格納ができ
なくなり、コンピュータの処理を停止しなければならな
くなる。そこで、複数のコンピュータ間で記憶装置の領
域を融通し合うことが考えられた。
【0004】この種の従来技術の一例が、「コンピュー
タシステム」として、特開平4−288638号公報に
開示されている。このコンピュータシステムは、一方の
コンピュータに接続する外部記憶装置の空き容量を超え
る大きさのファイル発生を予測する手段と、空き容量を
超える大きさのファイル発生前に一方の外部記憶装置に
既に格納されている少なくとも1つのデータファイル若
しくはプログラムファイルをネットワークに送出する手
段と、ネットワーク上のファイルを取りこんで他方のコ
ンピュータに接続する外部記憶装置に格納する手段とを
備える。一方のコンピュータでは、ファイルの移動によ
って空いた領域が外部記憶装置の格納領域として新たに
追加・確保される。
タシステム」として、特開平4−288638号公報に
開示されている。このコンピュータシステムは、一方の
コンピュータに接続する外部記憶装置の空き容量を超え
る大きさのファイル発生を予測する手段と、空き容量を
超える大きさのファイル発生前に一方の外部記憶装置に
既に格納されている少なくとも1つのデータファイル若
しくはプログラムファイルをネットワークに送出する手
段と、ネットワーク上のファイルを取りこんで他方のコ
ンピュータに接続する外部記憶装置に格納する手段とを
備える。一方のコンピュータでは、ファイルの移動によ
って空いた領域が外部記憶装置の格納領域として新たに
追加・確保される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術では、ファイルの移動にネットワークを使用
するため、空き容量の確保に時間がかかるという問題点
がある。
た従来技術では、ファイルの移動にネットワークを使用
するため、空き容量の確保に時間がかかるという問題点
がある。
【0006】本発明の目的は、外部記憶装置の不足容量
を早急に確保できる記憶容量可変機能付きコンピュータ
を提供することにある。
を早急に確保できる記憶容量可変機能付きコンピュータ
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の本発明の記憶容量
可変機能付きコンピュータは、コンピュータの記憶容量
が不足したときに、該コンピュータと他のコンピュータ
とを接続するコンピュータ間接続ケーブルを介して、前
記他のコンピュータの記憶領域を使用するようにしたこ
とを特徴とする。
可変機能付きコンピュータは、コンピュータの記憶容量
が不足したときに、該コンピュータと他のコンピュータ
とを接続するコンピュータ間接続ケーブルを介して、前
記他のコンピュータの記憶領域を使用するようにしたこ
とを特徴とする。
【0008】第2の本発明の記憶容量可変機能付きコン
ピュータは、CPUが処理した結果をコンピュータ間接
続ケーブル経由で該コンピュタから他のコンピュータに
伝達するため外部アクセス用回路と、記憶装置の定めら
れた記憶領域ごとに、該記憶領域に保存している情報は
当該コンピュータ内のものであるか前記他のコンピュー
タ内のものであるかの別を保持する記憶装置レジスタ
と、該記憶装置レジスタの各ビットと対応し、前記記憶
装置の定められた記憶領域ごとに、該記憶領域が使用済
みであるか、未使用であるかの別を保持する使用状態レ
ジスタとを備え、前記CPUは、当該記憶装置に情報を
書き込もうとしたときに記憶容量が不足していると、前
記外部アクセス用回路により、前記他のコンピュータの
記憶容量に空きがあれば該記憶領域を使用することを特
徴とする。
ピュータは、CPUが処理した結果をコンピュータ間接
続ケーブル経由で該コンピュタから他のコンピュータに
伝達するため外部アクセス用回路と、記憶装置の定めら
れた記憶領域ごとに、該記憶領域に保存している情報は
当該コンピュータ内のものであるか前記他のコンピュー
タ内のものであるかの別を保持する記憶装置レジスタ
と、該記憶装置レジスタの各ビットと対応し、前記記憶
装置の定められた記憶領域ごとに、該記憶領域が使用済
みであるか、未使用であるかの別を保持する使用状態レ
ジスタとを備え、前記CPUは、当該記憶装置に情報を
書き込もうとしたときに記憶容量が不足していると、前
記外部アクセス用回路により、前記他のコンピュータの
記憶容量に空きがあれば該記憶領域を使用することを特
徴とする。
【0009】また、本発明の記憶容量可変方法は、記憶
装置の定められた記憶領域ごとに、該記憶領域に保存し
ている情報は当該コンピュータ内のものであるかコンピ
ュータ間接続ケーブルで接続された他のコンピュータ内
のものであるかの別を記憶装置レジスタに保持する手順
と、該記憶装置レジスタの各ビットと対応し、前記記憶
装置の定められた記憶領域ごとに、該記憶領域が使用済
みであるか、未使用であるかの別を使用状態レジスタに
保持する手順と、前記CPUが、当該記憶装置に情報を
書き込もうとしたときに記憶容量が不足していると、前
記他のコンピュータの記憶装置の使用状態を調べさせる
ための命令を外部アクセス用回路に発行する手順と、該
外部アクセス用回路が該命令を前記コンピュータ間接続
ケーブル経由で前記他のコンピュータに伝える手順と、
該他のコンピュータの外部アクセス用回路が当該使用状
態レジスタを調べる手順と、その結果、記憶容量に空き
があれば当該使用状態レジスタの当該ビットを使用状態
にするとともに、当該記憶装置レジスタの当該ビットを
前記コンピュータ表示に変更する手順とを有することを
特徴とする。
装置の定められた記憶領域ごとに、該記憶領域に保存し
ている情報は当該コンピュータ内のものであるかコンピ
ュータ間接続ケーブルで接続された他のコンピュータ内
のものであるかの別を記憶装置レジスタに保持する手順
と、該記憶装置レジスタの各ビットと対応し、前記記憶
装置の定められた記憶領域ごとに、該記憶領域が使用済
みであるか、未使用であるかの別を使用状態レジスタに
保持する手順と、前記CPUが、当該記憶装置に情報を
書き込もうとしたときに記憶容量が不足していると、前
記他のコンピュータの記憶装置の使用状態を調べさせる
ための命令を外部アクセス用回路に発行する手順と、該
外部アクセス用回路が該命令を前記コンピュータ間接続
ケーブル経由で前記他のコンピュータに伝える手順と、
該他のコンピュータの外部アクセス用回路が当該使用状
態レジスタを調べる手順と、その結果、記憶容量に空き
があれば当該使用状態レジスタの当該ビットを使用状態
にするとともに、当該記憶装置レジスタの当該ビットを
前記コンピュータ表示に変更する手順とを有することを
特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【0011】本発明は、各々の内部にハードディスクな
どの記憶装置を有しているコンピュータにおいて、コン
ピュータの記憶装置が収容量を超えた場合に、コンピュ
ータ間接続ケーブルを介して、連結されている別のコン
ピュータ内部の記憶装置を使用できることを特徴として
いる。
どの記憶装置を有しているコンピュータにおいて、コン
ピュータの記憶装置が収容量を超えた場合に、コンピュ
ータ間接続ケーブルを介して、連結されている別のコン
ピュータ内部の記憶装置を使用できることを特徴として
いる。
【0012】図1は、本発明の実施の形態を示すブロッ
ク図である。図1において、記憶容量可変機能付きのコ
ンピュータ1は、コンピュータ間接続ケーブル30を介
して、他の記憶容量可変機能付きのコンピュータ2に接
続されている。
ク図である。図1において、記憶容量可変機能付きのコ
ンピュータ1は、コンピュータ間接続ケーブル30を介
して、他の記憶容量可変機能付きのコンピュータ2に接
続されている。
【0013】コンピュータ1は、CPU11と、外部記
憶装置12と、記憶装置レジスタ13と、内部バス14
と、外部アクセス用回路15と、使用状態レジスタ16
とを含み、コンピュータ2は、CPU21と、外部記憶
装置22と、記憶装置レジスタ23と、内部バス24
と、外部アクセス用回路25と、使用状態レジスタ26
とを含む。
憶装置12と、記憶装置レジスタ13と、内部バス14
と、外部アクセス用回路15と、使用状態レジスタ16
とを含み、コンピュータ2は、CPU21と、外部記憶
装置22と、記憶装置レジスタ23と、内部バス24
と、外部アクセス用回路25と、使用状態レジスタ26
とを含む。
【0014】CPU11,21はそれぞれのコンピュー
タ1,2内部にて処理を行うための中央処理装置、外部
記憶装置12,22はそれぞれのコンピュータ1,2内
部にて情報を記憶するための装置、内部バス14,24
はCPU11,21が処理した内容を外部記憶装置1
2,22に伝達するためのものである。
タ1,2内部にて処理を行うための中央処理装置、外部
記憶装置12,22はそれぞれのコンピュータ1,2内
部にて情報を記憶するための装置、内部バス14,24
はCPU11,21が処理した内容を外部記憶装置1
2,22に伝達するためのものである。
【0015】記憶装置レジスタ13,23は、外部記憶
装置12,22の定められた記憶領域ごとに、その記憶
領域に保存している情報はコンピュータ1,2内のもの
であるか、コンピュータ2,1内のものであるかの別を
保持する。
装置12,22の定められた記憶領域ごとに、その記憶
領域に保存している情報はコンピュータ1,2内のもの
であるか、コンピュータ2,1内のものであるかの別を
保持する。
【0016】使用状態レジスタ16,26は、記憶装置
レジスタ13,23の各ビットと対応し、外部記憶装置
12,22の定められた記憶領域ごとに、その記憶領域
が使用済みであるか、未使用であるかの別を保持する。
レジスタ13,23の各ビットと対応し、外部記憶装置
12,22の定められた記憶領域ごとに、その記憶領域
が使用済みであるか、未使用であるかの別を保持する。
【0017】外部アクセス用回路15,25はCPU1
1,12が処理した結果をコンピュタ1,2の外部に伝
達するための手段であり、コンピュータ間接続ケーブル
30は外部アクセス用回路15と25に接続することに
よりコンピュータ1とコンピュータ2の間で情報の伝達
を行えるようにしたケーブルである。
1,12が処理した結果をコンピュタ1,2の外部に伝
達するための手段であり、コンピュータ間接続ケーブル
30は外部アクセス用回路15と25に接続することに
よりコンピュータ1とコンピュータ2の間で情報の伝達
を行えるようにしたケーブルである。
【0018】図1において、コンピュータ1は通常状態
ではCPU11が内部バス14を経由して外部記憶装置
12に対して読み書きを行なっている。同様に、コンピ
ュータ2も通常状態ではCPU21が内部バス24を経
由して外部記憶装置22に対して読み書きを行なってい
る。
ではCPU11が内部バス14を経由して外部記憶装置
12に対して読み書きを行なっている。同様に、コンピ
ュータ2も通常状態ではCPU21が内部バス24を経
由して外部記憶装置22に対して読み書きを行なってい
る。
【0019】コンピュータ1の外部記憶装置12の空き
容量が無くなった場合に、CPU11は外部アクセス回
路15に対し書き込み要求を行なう。この書き込み命令
はコンピュータ間接続ケーブル30を経由してコンピュ
ータ2の外部アクセス回路25に伝えられる。コンピュ
ータ2の外部記憶装置22に空き領域がある場合には、
記憶装置レジスタ23にてコンピュータ1が使用する領
域を明確にした上で外部記憶装置22の一部をコンピュ
ータ1が使用できるようにする。
容量が無くなった場合に、CPU11は外部アクセス回
路15に対し書き込み要求を行なう。この書き込み命令
はコンピュータ間接続ケーブル30を経由してコンピュ
ータ2の外部アクセス回路25に伝えられる。コンピュ
ータ2の外部記憶装置22に空き領域がある場合には、
記憶装置レジスタ23にてコンピュータ1が使用する領
域を明確にした上で外部記憶装置22の一部をコンピュ
ータ1が使用できるようにする。
【0020】このようにして、本発明では、外部記憶装
置の空き容量が無くなった場合に、コンピュータ間接続
ケーブル30で接続された他のコンピュータの空いてい
る外部記憶装置を使用可能とすることにより、空き容量
不足の場合にコンピュータを停止させることなく処理を
継続さすることができる。
置の空き容量が無くなった場合に、コンピュータ間接続
ケーブル30で接続された他のコンピュータの空いてい
る外部記憶装置を使用可能とすることにより、空き容量
不足の場合にコンピュータを停止させることなく処理を
継続さすることができる。
【0021】次に、本実施の形態の動作について具体的
に説明する。
に説明する。
【0022】いま、コンピュータ1,2の外部記憶装置
12,22の容量が8GBであるとし、外部記憶装置1
2,22の記憶領域を2GB毎に分割することとし、記
憶装置レジスタ13,23および使用状態レジスタ1
6,26それぞれは、4ビットにて外部記憶装置12,
22を管理することとする。このような外部記憶装置1
2,22の記憶容量,記憶領域分割の単位,記憶装置レ
ジスタ13および23のビット数,使用状態レジスタ1
6および26のビット数は、本実施の形態を説明するた
めのものであり、本発明はこれらことに限定されること
はない。
12,22の容量が8GBであるとし、外部記憶装置1
2,22の記憶領域を2GB毎に分割することとし、記
憶装置レジスタ13,23および使用状態レジスタ1
6,26それぞれは、4ビットにて外部記憶装置12,
22を管理することとする。このような外部記憶装置1
2,22の記憶容量,記憶領域分割の単位,記憶装置レ
ジスタ13および23のビット数,使用状態レジスタ1
6および26のビット数は、本実施の形態を説明するた
めのものであり、本発明はこれらことに限定されること
はない。
【0023】コンピュータ1がデータ等を外部記憶装置
12に記憶していないときには、記憶装置レジスタ13
と使用状態レジスタ16の全ビットは”0”となってい
るものとする。使用状態レジスタ16が”0”である場
合、対応する外部記憶装置12の記憶領域は未使用であ
ることを示す。また、記憶装置レジスタ13が”0”の
場合、対応する記憶領域がコンピュータ1用に確保され
ていることを示している(図2(a))。
12に記憶していないときには、記憶装置レジスタ13
と使用状態レジスタ16の全ビットは”0”となってい
るものとする。使用状態レジスタ16が”0”である場
合、対応する外部記憶装置12の記憶領域は未使用であ
ることを示す。また、記憶装置レジスタ13が”0”の
場合、対応する記憶領域がコンピュータ1用に確保され
ていることを示している(図2(a))。
【0024】コンピュータ1のCPU11が処理を行
い、その結果を内部バス14経由で外部記憶装置12に
書き込むときには、外部記憶装置12内の最初の2GB
の記憶領域に書き込むことになり、対応する使用状態レ
ジスタ16のビットの値を”1”とする(図2(b))。図
2(b)の状態は、コンピュータ1の外部記憶装置12の
記憶領域のうちの2GBまでをコンピュータ1が使用し
ていることを示しており、コンピュータ2の外部記憶装
置22はすべての記憶領域が未使用であることを示して
いる。
い、その結果を内部バス14経由で外部記憶装置12に
書き込むときには、外部記憶装置12内の最初の2GB
の記憶領域に書き込むことになり、対応する使用状態レ
ジスタ16のビットの値を”1”とする(図2(b))。図
2(b)の状態は、コンピュータ1の外部記憶装置12の
記憶領域のうちの2GBまでをコンピュータ1が使用し
ていることを示しており、コンピュータ2の外部記憶装
置22はすべての記憶領域が未使用であることを示して
いる。
【0025】ここで、記憶装置レジスタ13,23と使
用状態レジスタ16,26が図3(a)の状態であるとす
る。図3(a)では、コンピュータ1の外部記憶装置12
は8GBの記憶領域すべてコンピュータ1が使用してお
り空き領域がない状態を示している。コンピュータ2の
外部記憶装置22は8GBのうち2GBの領域をコンピ
ュータ2が使用しており6GBの領域が未使用の状態と
なっていることを示している。
用状態レジスタ16,26が図3(a)の状態であるとす
る。図3(a)では、コンピュータ1の外部記憶装置12
は8GBの記憶領域すべてコンピュータ1が使用してお
り空き領域がない状態を示している。コンピュータ2の
外部記憶装置22は8GBのうち2GBの領域をコンピ
ュータ2が使用しており6GBの領域が未使用の状態と
なっていることを示している。
【0026】この状態下で、コンピュータ1のCPU1
1が外部記憶装置12に情報を書き込む処理を行おうと
した場合に、外部記憶装置12には情報の格納に充分な
記憶領域が無いため、CPU11は外部アクセス用回路
15に対しコンピュータ2の外部記憶装置22の使用状
況を調べさせる命令を出す。外部アクセス用回路15は
コンピュータ間接続ケーブル30を経由して、この命令
をコンピュータ2の外部アクセス回路25に伝え、使用
状態レジスタ26をチェックする。このとき、図3(a)
によれば、コンピュータ2の外部記憶装置22には6G
Bの未使用領域があるため2GB分をコンピュータ1用
に確保することとし、確保した未使用領域に対応する記
憶装置レジスタ23のビットを”1”とする。
1が外部記憶装置12に情報を書き込む処理を行おうと
した場合に、外部記憶装置12には情報の格納に充分な
記憶領域が無いため、CPU11は外部アクセス用回路
15に対しコンピュータ2の外部記憶装置22の使用状
況を調べさせる命令を出す。外部アクセス用回路15は
コンピュータ間接続ケーブル30を経由して、この命令
をコンピュータ2の外部アクセス回路25に伝え、使用
状態レジスタ26をチェックする。このとき、図3(a)
によれば、コンピュータ2の外部記憶装置22には6G
Bの未使用領域があるため2GB分をコンピュータ1用
に確保することとし、確保した未使用領域に対応する記
憶装置レジスタ23のビットを”1”とする。
【0027】ここでは、未使用領域の最後から別コンピ
ュータに領域を分け与えるものとする。コンピュータ1
は内部バス14を使い外部アクセス用回路15に書き込
み情報を伝え、コンピュータ間接続ケーブル30,外部
アクセス用回路25および内部バス24を経由して外部
記憶装置22に情報を格納する。このとき、情報を格納
した外部記憶装置22に対応する使用状態レジスタのレ
ジスタを”1”とする(図3(b))。
ュータに領域を分け与えるものとする。コンピュータ1
は内部バス14を使い外部アクセス用回路15に書き込
み情報を伝え、コンピュータ間接続ケーブル30,外部
アクセス用回路25および内部バス24を経由して外部
記憶装置22に情報を格納する。このとき、情報を格納
した外部記憶装置22に対応する使用状態レジスタのレ
ジスタを”1”とする(図3(b))。
【0028】図3(b)は、コンピュータ1は、外部記憶
装置12の8GB分と外部記憶装置22の2GB分の合
計10GBを情報記憶用して使用しており、また、コン
ピュータ2は外部記憶装置22の2GB分を使用し、残
り4GBの未使用領域があることを示している。
装置12の8GB分と外部記憶装置22の2GB分の合
計10GBを情報記憶用して使用しており、また、コン
ピュータ2は外部記憶装置22の2GB分を使用し、残
り4GBの未使用領域があることを示している。
【0029】なお、上述した記憶容量可変方法をコンピ
ュータに実行させるためのプログラムを半導体メモリ,
磁気ディスク等の記録媒体に記憶し、コンピュータに読
み込ませて実行させるようにしてもよい。
ュータに実行させるためのプログラムを半導体メモリ,
磁気ディスク等の記録媒体に記憶し、コンピュータに読
み込ませて実行させるようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明において
は、以下に記載するような効果を奏する。
は、以下に記載するような効果を奏する。
【0031】第1の効果は、コンピュータが別のコンピ
ュータの外部記憶装置を使用することが可能となってい
るため、自分が内蔵している外部記憶装置が一杯となり
情報の格納ができなくなった場合でも、自分の外部記憶
装置の容量があたかも増えたように見えることである。
ュータの外部記憶装置を使用することが可能となってい
るため、自分が内蔵している外部記憶装置が一杯となり
情報の格納ができなくなった場合でも、自分の外部記憶
装置の容量があたかも増えたように見えることである。
【0032】第2の効果は、コンピュータの外部記憶装
置の容量が自動的に増えたように見えるため、コンピュ
ータを記憶装置の容量不足にて停止させることなく動作
を継続させることができることである。
置の容量が自動的に増えたように見えるため、コンピュ
ータを記憶装置の容量不足にて停止させることなく動作
を継続させることができることである。
【0033】第3の効果は、内部バスに直接接続した外
部アクセス用回路を経由し直接別のコンピュータに外部
記憶装置の読み書きを行うため高速なアクセスが可能と
なることである。
部アクセス用回路を経由し直接別のコンピュータに外部
記憶装置の読み書きを行うため高速なアクセスが可能と
なることである。
【図1】 本発明の一実施の形態を示すブロック図。
【図2】 図1の実施の形態の動作を説明するための第
1の図。
1の図。
【図3】 図1の実施の形態の動作を説明するための第
2の図。
2の図。
【図4】 従来のコンピュータの一例を示すブロック
図。
図。
1 コンピュータ 2 コンピュータ 3 コンピュータ 11 CPU 12 外部記憶装置 13 記憶装置レジスタ 14 内部バス 15 外部アクセス用回路 16 使用状態レジスタ 21 CPU 22 外部記憶装置 23 記憶装置レジスタ 24 内部バス 25 外部アクセス用回路 26 使用状態レジスタ 30 コンピュータ間接続ケーブル 31 CPU 32 外部記憶装置 33 内部バス
Claims (5)
- 【請求項1】 コンピュータの記憶容量が不足したとき
に、該コンピュータと他のコンピュータとを接続するコ
ンピュータ間接続ケーブルを介して、前記他のコンピュ
ータの記憶領域を使用するようにしたことを特徴とする
記憶容量可変機能付きコンピュータ。 - 【請求項2】 CPUが処理した結果をコンピュータ間
接続ケーブル経由で該コンピュタから他のコンピュータ
に伝達するため外部アクセス用回路と、 記憶装置の定められた記憶領域ごとに、該記憶領域に保
存している情報は当該コンピュータ内のものであるか前
記他のコンピュータ内のものであるかの別を保持する記
憶装置レジスタと、 該記憶装置レジスタの各ビットと対応し、前記記憶装置
の定められた記憶領域ごとに、該記憶領域が使用済みで
あるか、未使用であるかの別を保持する使用状態レジス
タとを備え、前記CPUは、当該記憶装置に情報を書き
込もうとしたときに記憶容量が不足していると、前記外
部アクセス用回路により、前記他のコンピュータの記憶
容量に空きがあれば該記憶領域を使用するようにしたこ
とを特徴とする記憶容量可変機能付きコンピュータ。 - 【請求項3】 前記記憶装置は、前記CPUと内部バス
を介して接続された外部記憶装置であることを特徴とす
る請求項1または2記載の記憶容量可変機能付きコンピ
ュータ。 - 【請求項4】 記憶装置の定められた記憶領域ごとに、
該記憶領域に保存している情報は当該コンピュータ内の
ものであるかコンピュータ間接続ケーブルで接続された
他のコンピュータ内のものであるかの別を記憶装置レジ
スタに保持する手順と、 該記憶装置レジスタの各ビットと対応し、前記記憶装置
の定められた記憶領域ごとに、該記憶領域が使用済みで
あるか、未使用であるかの別を使用状態レジスタに保持
する手順と、 前記CPUが、当該記憶装置に情報を書き込もうとした
ときに記憶容量が不足していると、前記他のコンピュー
タの記憶装置の使用状態を調べさせるための命令を外部
アクセス用回路に発行する手順と、 該外部アクセス用回路が該命令を前記コンピュータ間接
続ケーブル経由で前記他のコンピュータに伝える手順
と、 該他のコンピュータの外部アクセス用回路が当該使用状
態レジスタを調べる手順と、 その結果、記憶容量に空きがあれば当該使用状態レジス
タの当該ビットを使用状態にするとともに、当該記憶装
置レジスタの当該ビットを前記コンピュータ表示に変更
する手順とを有することを特徴とする記憶容量可変方
法。 - 【請求項5】 記憶装置の定められた記憶領域ごとに、
該記憶領域に保存している情報は当該コンピュータ内の
ものであるかコンピュータ間接続ケーブルで接続された
他のコンピュータ内のものであるかの別を記憶装置レジ
スタに保持する手順と、 該記憶装置レジスタの各ビットと対応し、前記記憶装置
の定められた記憶領域ごとに、該記憶領域が使用済みで
あるか、未使用であるかの別を使用状態レジスタに保持
する手順と、 前記CPUが、当該記憶装置に情報を書き込もうとした
ときに記憶容量が不足していると、前記他のコンピュー
タの記憶装置の使用状態を調べさせるための命令を外部
アクセス用回路に発行する手順と、 該外部アクセス用回路が該命令を前記コンピュータ間接
続ケーブル経由で前記他のコンピュータに伝える手順
と、 該他のコンピュータの外部アクセス用回路が当該使用状
態レジスタを調べる手順と、 その結果、記憶容量に空きがあれば当該使用状態レジス
タの当該ビットを使用状態にするとともに、当該記憶装
置レジスタの当該ビットを前記コンピュータ表示に変更
する手順とを有する方法をコンピュータに実行させるた
めのプログラムを記憶したコンピュータ読み込み可能な
記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11076929A JP2000276383A (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | 記憶容量可変機能付きコンピュータおよび記憶容量可変方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11076929A JP2000276383A (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | 記憶容量可変機能付きコンピュータおよび記憶容量可変方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000276383A true JP2000276383A (ja) | 2000-10-06 |
Family
ID=13619424
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11076929A Pending JP2000276383A (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | 記憶容量可変機能付きコンピュータおよび記憶容量可変方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000276383A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01183761A (ja) * | 1988-01-14 | 1989-07-21 | Nec Corp | 分散システムにおける空エリア共有化方式 |
JPH0567059A (ja) * | 1991-09-09 | 1993-03-19 | Toshiba Corp | ネツトワーク計算機システム |
JPH05334006A (ja) * | 1992-06-04 | 1993-12-17 | Mitsubishi Electric Corp | 論理ボリュームシステム |
JPH08221372A (ja) * | 1995-02-10 | 1996-08-30 | Fuji Facom Corp | 分散処理システムにおける空き資源管理装置 |
JPH0926901A (ja) * | 1995-07-13 | 1997-01-28 | Nec Corp | 分散記憶装置管理システム |
-
1999
- 1999-03-19 JP JP11076929A patent/JP2000276383A/ja active Pending
Patent Citations (5)
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20031222 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040217 |