JPH08220978A - 答案装置 - Google Patents

答案装置

Info

Publication number
JPH08220978A
JPH08220978A JP2709395A JP2709395A JPH08220978A JP H08220978 A JPH08220978 A JP H08220978A JP 2709395 A JP2709395 A JP 2709395A JP 2709395 A JP2709395 A JP 2709395A JP H08220978 A JPH08220978 A JP H08220978A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
answer
input
identification code
switch
slave unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2709395A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasukiyo Ueda
康清 上田
Tomoyuki Kato
知之 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2709395A priority Critical patent/JPH08220978A/ja
Publication of JPH08220978A publication Critical patent/JPH08220978A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Electrically Operated Instructional Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、学校や塾等の教室における試験の
答案装置に関する。 【構成】 学習者に対応した識別符号を入力する識別符
号入力手段15と、設問順に設けられた所定のスイッチ
の中から設問の解答に対応したスイッチを選択して解答
入力をする解答スイッチ群からなる解答入力手段17
と、識別符号および解答入力手段の解答入力情報を記憶
する子機記憶手段21と、識別符号および解答入力情報
を送信する送信手段22と、それらを制御する子機制御
手段24とを有する子機4と、送信手段22から送られ
る識別符号および回答入力情報を受信する受信手段29
と、正解情報および各子機の識別符号および解答入力情
報を記憶する親機記憶手段31と、正解情報と解答入力
情報とを照合しその正誤結果を識別符号と対応させて出
力する親機制御手段32と、制御手段の出力を表示する
表示手段33とを有する親機5とで構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、学校や塾等の教室にお
ける試験の答案装置に関する。
【0002】
【従来の技術】答案装置の従来例として学習テストの解
答データ処理装置が特開平1−245284号公報に開
示されている。以下、その構成について図10、図11
を参照しながら説明する。
【0003】図に示すように、教室1内に学習者が使用
する机2と教師が使用する教壇3が有り、前記机2には
学習者一人一人に子機4が、また前記教壇3には親機5
が設置されている。子機は問題番号を表示する表示部6
と、前記問題番号に対応した解答番号を入力するための
数字キー7と、問題番号を順に進めるリセットキー8と
を有し、前記親機5は、子機4からの解答番号を記憶す
る記憶手段9と、解答番号の正誤を判別する正誤等判別
手段10と、個人毎の得点等の結果を算出する得点等算
出手段11と、教室全体の平均値等の結果を算出する平
均値等算出手段12と、前記個人毎の得点等の結果と平
均値等の結果を表示する表示手段13と、前記個人毎の
得点等の結果と平均値等の結果を印字する印字手段14
とを有している。
【0004】前記従来の構成において、複数の学習者
は、各々指定された子機4を手元に置き、多選択式の学
習テストの問題を順に解きながら子機4の数字キー7を
用いてその問題の解答番号を入力していく。この時、解
答入力は子機4の表示部に表示されている問題番号毎に
行われ、学習者は子機4のリセットキー8により任意の
問題について解答することができる。そして解答が行わ
れている間、親機5の表示手段13に表示される解答進
度数には各学習者から入力された解答番号が入力され、
その解答の正誤が色分けなどで表示される。これにより
教師は解答進度表を見ながら各学習者の理解度を正確に
把握することが出来る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、各学習
者の理解度を正確に把握することが重要ではあってもそ
れはあくまでも学習の効果を上げるための情報収集作業
であることから、出来るだけ短時間で効率良く済ませ、
本来の学習へ時間を注ぐことが学校や塾の使命である
が、前記従来例のような構成では、各学習者は各問題を
解答するためには子機4のリセットキー8を操作して表
示部6に各問題番号を読み出す必要が有り、操作が複雑
で操作間違いが多くなるとともに、問題よりも操作に神
経が行き、集中力が散漫になって思考力にも影響を与
え、学習者の理解度を正確に把握することが出来ないと
いう問題を有していた。
【0006】また学習者は限られた時間の中で正しい解
答をする必要が有り、そのためには自信が無い場合でも
とりあえず解答をしておき、全解答を終えた時点で自信
の無い問題を見直す作業に入る方法を取るのが一般的で
あるが、それを効率的に行うために自信の無い問題の中
でも少しでも正解確度の高い問題から手を付けたいと思
っても従来例のような構成では学習者は表示部に表示さ
れている問題しか見ることが出来ず、解答状況の全体を
一度に見ることが出来ないためにどの辺が正解確度が高
いかの把握が瞬間的に出来ず、効率的な解答が出来ない
という問題も有していた。
【0007】また、学習者毎の理解度把握のために学習
者毎の解答状況を把握する必要が有り、従来例では子機
毎に異なる周波数の送信機を用いて学習者の判別を行っ
ているが、最近の塾では1教室当たりの生徒数が200
人程度になる場合もあり、そのような所では限られた周
波数を使用して生徒を判別するのは無理であった。
【0008】本発明は前記課題を解決するもので、その
第一の目的は、学習者が解答するときに子機の操作に一
切気を使わず、従来の解答用紙の感覚で誰でも簡単に使
用出来るとともに、数百人程度の生徒数でも対応可能な
答案装置を実現することにある。
【0009】第二の目的は、解答結果の全体の把握が瞬
間的に出来、再入力が容易な答案装置を実現することに
ある。
【0010】第三の目的は、学習者の解答入力が最も単
純で間違いが少なく、従って教師が学習者毎の理解度把
握を確実に行うことが出来る答案装置を実現することに
ある。
【0011】第四の目的は、学習者が不要な情報に惑わ
される事の無い答案装置を実現することにある。
【0012】第五の目的は、学習者が自分の識別符号の
入力を忘れて教師が学習者と解答の対応が出来なくなる
事を防止出来る答案装置を実現することにある。
【0013】第六の目的は、スイッチの数を少なくして
小型な答案装置を実現することにある。
【0014】第七の目的は、スイッチの数を少なくして
も操作が解りやすい答案装置を実現することにある。
【0015】第八の目的は、教室の中で扱い易い答案装
置を実現することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するためにその第一の構成は、学習者に対応した識別
符号を入力する識別符号入力手段と、設問順に設けられ
た所定の解答スイッチ群の中から前記設問の解答に対応
したスイッチを選択して解答入力をする解答入力手段
と、前記識別符号および前記解答入力手段の解答入力情
報を記憶する子機記憶手段と、前記識別符号および前記
解答入力情報を送信する送信手段と、それらを制御する
子機制御手段とを有する子機と、前記子機の送信手段か
ら送られる識別符号および解答入力情報を受信する受信
手段と、正解情報および前記各子機の識別符号および解
答入力情報を記憶する親機記憶手段と、前記正解情報と
前記解答入力情報とを照合しその正誤結果を前記識別符
号と対応させて出力する親機制御手段と、前記制御手段
の出力を表示する表示手段とを有する親機とを設けたも
のである。
【0017】第二の構成は、子機に解答入力手段の解答
スイッチ群の各スイッチに対応したスイッチ表示器を設
けたものである。
【0018】第三の構成は、子機の解答入力手段の解答
スイッチ群を択一スイッチ群で構成したものである。
【0019】第四の構成は、子機に解答未入力時におい
て全スイッチ表示器を消灯し、解答入力手段の解答入力
時において始めてその入力スイッチに対応したスイッチ
表示器を点灯させる表示制御手段を設けたものである。
【0020】第五の構成は、子機に識別符号入力手段に
よる識別符号入力後に操作する識別符号確定手段と、前
記識別符号確定手段からの信号未入力時においては解答
入力手段の入力を禁止する識別符号確定制御手段とを設
けたものである 第六の構成は、子機の解答入力手段と識別符号入力手段
とを兼用させるとともに、子機に、識別符号入力を行う
時に操作する識別符号入力スイッチと、解答操作を行う
時に操作する解答入力スイッチとを設け、子機制御手段
は前記兼用入力手段として前記識別符号入力スイッチの
入力後に入力された場合は識別符号として、解答入力ス
イッチの入力後に入力された場合は解答情報として判断
し記憶手段に記憶させるべく制御を行う構成としたもの
である。
【0021】第七の構成は、子機制御手段を、識別符号
入力時に識別符号入力に供される解答入力手段のスイッ
チ表示器のみを点灯させることによって学習者に識別符
号入力モードであることと識別符号入力に使用するスイ
ッチの位置を知らせるべく制御を行う構成としたもので
ある。
【0022】第八の構成は、子機の受信手段と親機の受
信手段を無線送受信機で構成したものである。
【0023】
【作用】本発明は、前記した第一の構成により、学習者
は識別符号入力手段で自分の識別符号を入力するととも
に、設問順に設けられた解答入力手段の解答スイッチ群
の所定のスイッチの中から解答に対応したスイッチを選
択して入力することを繰り返すことで全設問の解答を入
力し、それらの入力は子機記憶手段に記憶されるととも
に送信手段を介して親機へ送信される。親機はその送信
信号を受信手段で受信し親機記憶手段に記憶するととも
に、子機から送られた解答入力情報と親機記憶手段に記
憶されていた正解情報とを照合し、その結果を表示手段
に学習者の識別符号と対比させて表示する。
【0024】また、第二の構成により、学習者が解答ス
イッチ群の所定のスイッチの中から解答に対応したスイ
ッチを選択して入力すると、そのスイッチに対応したス
イッチ表示器が点灯する。
【0025】また、第三の構成により、学習者が1つの
設問に設けられた解答スイッチ群の中から1つのスイッ
チを選択して入力し、それを訂正するために他のスイッ
チを選択して入力すると、前のスイッチ入力情報は消去
し後のスイッチ入力情報が子機記憶手段に記憶されると
ともに、スイッチ表示器も前の入力スイッチに対応して
点灯していたものが消灯し、後の入力スイッチに対応し
ているものが点灯する。
【0026】また、第四の構成により、解答未入力時に
おいては全スイッチ表示器を消灯させ、解答スイッチ群
の解答入力操作時にスイッチを入力すると始めてその操
作スイッチ表示器を点灯させるべく表示制御手段が働
く。
【0027】また、第五の構成により、学習者が識別符
号確定手段を操作せずに解答スイッチを入力してもその
入力は子機記憶手段に記憶されず、スイッチ表示器も点
灯しないので解答スイッチ入力が出来ないことを学習者
も理解出来る。識別符号確定手段を操作してから解答ス
イッチを入力すると、その入力は子機記憶手段に記憶さ
れ、そのスイッチのスイッチ表示器も点灯する。
【0028】また、第六の構成により、学習者は識別符
号入力スイッチを操作してから兼用入力手段で自分の識
別符号を入力し、次に解答入力スイッチを操作してから
同じ兼用入力手段を用いて解答を入力する。
【0029】また、第七の構成により、識別符号入力時
において識別符号入力に供される解答入力手段のスイッ
チ表示器のみを点灯させるべく子機制御手段が働く。
【0030】また、第八の構成により、子機記憶手段に
記憶されている情報は子機の送信手段から親機の受信手
段へ無線で送られる。
【0031】
【実施例】以下、本発明の第一の実施例について図1〜
図5を参照しながら説明する。
【0032】図1に子機4のブロック構成図を示す。子
機4は、学習者の識別符号を入力する識別符号入力手段
15と、その入力を確定させる識別符号確定入力手段1
6と、解答を入力するものとして解答スイッチ群からな
る解答入力手段17と、解答入力手段17に対応して設
けたスイッチ表示器18と、その点灯を制御する表示制
御手段19と、識別符号確定入力手段16からの信号未
入力時において解答入力手段17の入力を禁止する識別
符号確定制御手段20と、識別符号入力手段15から入
力された識別符号と解答入力手段17から入力された解
答入力情報を記憶する子機記憶手段21と、その記憶情
報を無線で送信する送信手段22と、そのアンテナ23
と、それらの制御を行う子機制御手段24とを有してい
る。
【0033】図2に解答未入力時の子機4の外観構成図
を示す。子機4の電源スイッチ25は電源入/切という
表示のスイッチに、また識別符号確定入力手段16は生
徒番号確定という表示のスイッチになっている。識別符
号入力手段15は生徒番号という表示で3段の回転設定
型スイッチを用いて3桁の番号を入力出来る。解答入力
手段17はQ1、Q2・・・Q30の設問順に設けた1
〜5の解答スイッチ群26からなっており、この例では
解答スイッチ群は択一スイッチ群として機能する。また
解答スイッチ群26はスイッチと表示とを兼ねた5つの
スイッチ兼スイッチ表示器27で構成されている。学習
者が解答の入力を終えると、解答確定という表示の解答
確定スイッチ28を押す。
【0034】図3に解答入力中の子機4の外観構成図を
示しており、Q1〜Q3の解答を入力した状態である。
【0035】図4に親機5のブロック構成図を示す。親
機5は子機4の送信手段22から送られる識別符号およ
び解答入力情報を受信する受信手段29とそのアンテナ
30と、前記受信情報と正解情報を記憶する親機記憶手
段31と、正解情報と解答入力情報とを照合しその正誤
結果を識別符号と対応させて出力する親機制御手段32
と、その出力を表示する表示手段33とを有している。
【0036】図5に解答正誤結果を表示している親機5
の外観構成図を示しており、表示手段33には子機ナン
バー(この例では50台分)34と、識別符号である学
習者番号35と、前記学習者番号35に対応して記憶し
ていた学習者の氏名36と、正誤結果である正解数37
および正解率38を表示している。39は子機の台数、
学習者番号と対応させた氏名、正解情報等を入力する親
機入力手段である。
【0037】前記構成において動作を説明すると、教師
は試験実施時において各学習者に子機4を配るとともに
教壇3に親機5を置く。各学習者は配られた子機4の電
源スイッチ25をオンする。この時スイッチ兼スイッチ
表示器27は表示制御手段19の働きにより消灯してい
る。各学習者は識別符号入力手段15のスイッチを操作
して自分の生徒番号(この例では521)を設定する。
設定が終えたら識別符号確定入力手段16の生徒番号確
定スイッチを操作して識別符号を確定する。もし確定の
前に解答入力手段17を操作しても識別符号確定制御手
段20の働きにより解答入力手段17の入力は禁止さ
れ、それはスイッチ兼スイッチ表示器27をオンしても
点灯しないことにより学習者にもすぐ理解できる。
【0038】識別符号確定入力手段16を操作後、教師
から試験用紙が配られ試験開始の合図が出るのを待つ。
合図が出たら試験問題Q1〜Q30毎の5解答選択の
内、正解と思われるスイッチをオンする。図3の例では
Q1が3、Q2が1、Q3が4と入力され、表示制御手
段19の働きによりオンしたスイッチの表示器が点灯し
ている。この例では解答スイッチが択一スイッチになっ
ているので、例えばQ1の解答3が間違いであったとし
て5をオンすると以前の3の入力は解消され新しく5が
採用されるとともにスイッチの表示器も3が消灯して5
が点灯するので学習者にもその状態がすぐ理解できる。
全ての解答の入力を終えると解答確定スイッチ28をオ
ンし、解答を確定する。これらの識別符号および解答入
力情報は子機記憶手段21に記憶される。
【0039】教師は試験時間が終了すると子機4の送信
手段22を介して子機記憶手段21内の情報を識別符号
を用いて順次発信させ、受信手段29でその情報を受信
して親機記憶手段31に記憶すると同時に、正解情報と
解答入力情報とを照合しその正誤結果を表示手段33に
表示させる。例えば図5に示すように、No1の子機は
識別符号である学習者番号521の生徒に配っており、
その学習者の氏名は日本太郎であって、正解数は30問
の内27であって、その正解率は90%であることが表
示される。
【0040】次に本発明の第二の実施例について図6〜
図9を用いて説明する。第一の実施例と同一の構成要素
に関しては同一の符号を付し、その説明は省略する。
【0041】図6に子機のブロック構成図を示す。図1
の第一の実施例の構成と異なる所は、識別符号入力手段
と解答入力手段とを兼用した解答スイッチ群40を設
け、兼用部分の機能の識別を行うための識別符号入力開
始スイッチ41と解答入力開始スイッチ42とを設けた
点である。
【0042】図7に子機の識別符号未入力時の状態にお
ける外観構成図を示す。識別符号入力手段兼解答入力手
段40の識別符号入力手段と解答入力手段とが共用にな
っている解答スイッチ群の部分に識別符号入力開始スイ
ッチ41から太線が引かれ、学習者に兼用部分がすぐ解
る様になっている。また、識別符号入力開始スイッチ4
1をオンした状態で兼用部分のスイッチ表示器の1が全
部揃って点灯しており、これによっても兼用部分がすぐ
解る用になっている。
【0043】図8に子機の識別符号確定直後の状態にお
ける外観構成図を示す。識別符号入力手段兼解答入力手
段40の兼用部分のスイッチ表示器5、2、1が点灯し
ている。
【0044】図9に子機の解答入力開始スイッチ42の
オン直後の状態における外観構成図を示す。識別符号確
定入力手段16と解答入力開始スイッチ42とが点灯し
ており、識別符号入力手段兼解答入力手段40のスイッ
チ表示器は全て消灯している。
【0045】前記構成において動作を説明すると、学習
者は子機4が配られると電源スイッチ25をオンし、識
別符号入力開始スイッチ41をオンする。すると図7に
示すように識別符号入力開始スイッチ41が点灯すると
ともに識別符号入力手段兼解答入力手段40の識別符号
入力部分のスイッチ表示器の1が揃って点灯し、識別符
号入力状態であることを知らせるとともに、入力するべ
きスイッチの位置も知らせる。学習者はQ1〜Q3のス
イッチを用いて自分の識別符号521を入力し、識別符
号確定入力手段16をオンする。その時の点灯の状態を
図8に示す。試験用紙が配られ試験が開始になると解答
作業に入るが、学習者はまず解答入力開始スイッチ42
をオンする。すると解答入力開始スイッチ42が点灯
し、今まで点灯していた識別符号521が消灯して図9
の解答入力状態になる。あとの動作は第一の実施例と同
様である。この構成では識別符号が3桁の例を示した
が、全国規模の塾などで学習者数が数万人在籍している
場合には5桁にもなり、入力の共用化をしない場合には
識別符号入力手段が大型になり配線も多数複雑になって
答案装置本体の大型化につながり、使いにくいものにな
ってしまうが、その課題は入力の共用化によって解決さ
れる。
【0046】なお、電源スイッチ25は、コンセントの
ような電源接続手段を抜き差しすることで代用しても同
様であり、解答確定スイッチ28も親機が勝手に好きな
時に解答を吸い上げる構成であれば不要となる。また子
機の送信手段および親機の受信手段は、例えば子機の電
源を親機側からオン・オフするとか解答確定を親機側か
ら確定する等、親機から子機へ送信する機能を付加すれ
ば双方とも双方向通信の送受信機になるものであり、こ
の実施例に限定されるものでは無い。
【0047】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば学習者に対応した識別符号を入力する識別符号
入力手段と、設問順に設けられた所定の解答スイッチ群
の中から前記設問の解答に対応したスイッチを選択して
解答入力をする解答入力手段と、前記識別符号および前
記解答入力手段の解答入力情報を記憶する子機記憶手段
と、前記識別符号および前記解答入力手段の解答入力情
報を送信する送信手段と、それらを制御する子機制御手
段とを有する子機と、前記子機の送信手段から送られる
識別符号および解答入力情報を受信する受信手段と、正
解情報および前記各子機の識別符号および解答入力情報
を記憶する親機記憶手段と、前記正解情報と前記解答入
力情報とを照合しその正誤結果を前記識別符号と対応さ
せて出力する親機制御手段と、前記親機制御手段の出力
を表示する表示手段とを有する親機とを設けた構成であ
るので、学習者は識別符号入力手段で自分の識別符号を
入力するとともに、設問順に設けられた解答スイッチ群
の所定のスイッチの中から解答に対応したスイッチを選
択して入力することを繰り返すことで全設問の解答を入
力することが出来る。それらの入力は子機記憶手段に記
憶されるとともに送信手段を介して親機へ送信され、親
機はその送信信号を受信手段で受信し親機記憶手段に記
憶するとともに、子機から送られた解答入力情報と親機
記憶手段に記憶されていた正解情報とを照合し、その結
果を表示手段に学習者の識別符号と対比させて表示する
ことが出来る。従って学習者が解答するときには問題に
対応した解答番号の中から正解と思われるスイッチを単
純にオンして行くという従来の解答用紙とエンピツを用
いた解答入力と同じ操作で済むので、従来の解答用紙の
感覚で誰でも簡単に使用出来、操作間違いが少なくなる
とともに操作に気を使う必要が無くなる分、問題への集
中力が高まり、その結果学習者の理解度を正確に把握す
ることが出来る。また学習者の識別符号を解答と対応さ
せることによって数百人程度の生徒数でも対応可能な答
案装置を実現出来る。
【0048】また、子機に解答スイッチ群の各スイッチ
に対応したスイッチ表示器を設け、学習者が解答スイッ
チ群の所定のスイッチの中から解答に対応したスイッチ
を選択して入力すると、そのスイッチに対応したスイッ
チ表示器が点灯するので、学習者は入力結果を確認する
ことが容易になり入力間違いが少なくなるとともに、表
示状態一括して見ることによって解答結果の全体の把握
が瞬間的に出来る特徴を有する。例えば全解答を終えた
時点で解答を見直す時に、正解判断が難しくてとりあえ
ず未入力にしておいた問題の場所が消灯していることか
らすぐに解り、入力作業が即座に出来る。
【0049】また、子機の解答入力手段の解答スイッチ
群を択一スイッチ群で構成し、学習者が1つの設問に設
けられた解答スイッチ群の中から1つのスイッチを選択
して入力し、それを訂正するために他のスイッチを選択
して入力すると、前のスイッチ入力情報は消去し後のス
イッチ入力情報が子機記憶手段に記憶されるとともに、
スイッチ表示器も前の入力スイッチに対応して点灯して
いたものが消灯し、後の入力スイッチに対応しているも
のが点灯するので、学習者の解答入力方法も解答表示も
単純になり、その結果解答操作にまつわる間違いが最も
少なく、従って教師が学習者毎の理解度把握を確実に行
うことが出来る答案装置が実現出来る。
【0050】また、子機に解答未入力においては全スイ
ッチ表示器を消灯し、解答入力手段の解答入力時におい
て始めてその入力スイッチに対応したスイッチ表示器を
点灯させる表示制御手段を設けたので、学習者は解答入
力の最初の状態であることが理解し易く、以前に使用し
た学習者の解答が残ったままでそのスイッチ表示器が点
灯しているようなことが無いので、不要な情報に惑わさ
れずに解答入力が行え、その結果教師が学習者毎の理解
度把握を確実に行うことが出来る答案装置が実現出来
る。
【0051】また、子機に識別符号入力手段による識別
符号入力後に操作する識別符号確定手段と、前記識別符
号確定手段からの信号未入力時においては解答入力手段
である解答スイッチ群の入力を禁止する識別符号確定制
御手段とを設けたので、学習者があせったり緊張した状
態で識別符号確定手段を操作せずに解答スイッチを入力
してもその入力は子機記憶手段に記憶されず、スイッチ
表示器も点灯しないので解答スイッチ入力が出来ないこ
とを学習者も理解出来、確実に自分の識別符号を入力す
るようになるので、学習者が自分の識別符号の入力を忘
れて解答入力を行うことによって教師が学習者と入力解
答の対応が出来なくなる事を確実に防止出来る答案装置
が実現出来る。
【0052】また、子機の解答入力手段の解答スイッチ
群と識別符号入力手段とを兼用させるとともに、子機に
識別符号入力を行う時に操作する識別符号入力スイッチ
と、解答操作を行う時に操作する解答入力スイッチとを
設け、子機制御手段を解答スイッチ群の選択スイッチ情
報として前記識別符号入力スイッチの入力後に入力され
た場合は識別符号として、解答入力スイッチの入力後に
入力された場合は解答情報として判断し記憶手段に記憶
させるべく制御を行う構成としたので、入力スイッチの
数およびその配線が少なくなり、従って小型で使い易い
答案装置が実現出来る。
【0053】また、子機制御手段を、識別符号入力時に
おいて識別符号入力に供される解答スイッチ群のスイッ
チ表示器のみを点灯させて学習者に識別符号入力モード
であることと識別符号入力に使用するスイッチの位置を
知らせるべく制御を行う構成としたので、スイッチを兼
用してスイッチの数を少なくしても操作が解りやすい答
案装置を実現することが出来る。
【0054】また、子機の受信手段と親機の受信手段を
無線送受信機で構成し、子機記憶手段に記憶されている
情報を子機の送信手段から親機の受信手段へ無線で送る
ことができるので、子機を載せる机を移動する場合、試
験の無い日に子機を片付ける場合などは送受信線が邪魔
にならないので、教室の中で扱い易い答案装置を実現す
ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例の答案装置の子機のブロ
ック構成図
【図2】同答案装置の子機の解答未入力時の外観構成図
【図3】同答案装置の子機の解答入力中の外観構成図
【図4】同答案装置の親機のブロック構成図
【図5】同答案装置の親機の外観構成図
【図6】本発明の第二の実施例の答案装置の子機のブロ
ック構成図
【図7】同答案装置の子機の識別符号未入力時の外観構
成図
【図8】同答案装置の子機の識別符号確定入力直後の外
観構成図
【図9】同答案装置の子機の解答入力開始スイッチオン
直後の外観構成図
【図10】答案装置の一般的な使用状態図
【図11】従来の答案装置の親機と子機のブロック構成
【符号の説明】
4 子機 5 親機 15 識別符号入力手段 16 識別符号確定入力手段 17 解答入力手段(解答スイッチ群) 18 スイッチ表示器 19 表示制御手段 20 識別符号確定制御手段 21 子機記憶手段 22 送信手段 24 子機制御手段 26 解答スイッチ群(択一スイッチ群) 27 スイッチ兼スイッチ表示器 28 解答確定スイッチ 29 受信手段 31 親機記憶手段 32 親機制御手段 33 表示手段 40 識別符号入力手段兼解答入力手段 41 識別符号入力開始スイッチ 42 解答入力開始スイッチ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】子機と親機とを備え、前記子機は学習者に
    対応した識別符号を入力する識別符号入力手段と、設問
    順に設けられた所定の解答スイッチ群の中から前記設問
    の解答に対応したスイッチを選択して解答入力をする解
    答入力手段と、前記識別符号および前記解答入力手段の
    解答入力情報を記憶する子機記憶手段と、前記識別符号
    および前記解答入力情報を送信する送信手段と、それら
    を制御する子機制御手段とを有し、前記親機は前記子機
    の送信手段から送られる識別符号および回答入力情報を
    受信する受信手段と、正解情報および前記各子機の識別
    符号および解答入力情報を記憶する親機記憶手段と、前
    記正解情報と前記解答入力情報とを照合しその正誤結果
    を前記識別符号と対応させて出力する親機制御手段と、
    前記制御手段の出力を表示する表示手段とを有する構成
    からなる答案装置。
  2. 【請求項2】子機は、解答入力手段の各スイッチに対応
    してスイッチ表示器を設けた請求項1記載の答案装置。
  3. 【請求項3】子機の解答入力手段の解答スイッチ群を択
    一スイッチ群で構成した請求項2記載の答案装置。
  4. 【請求項4】子機は、解答未入力時において全スイッチ
    表示器を消灯し解答入力手段の解答入力操作時において
    始めてその操作入力スイッチに対応したスイッチ表示器
    を点灯させる表示制御手段を有する請求項2記載の答案
    装置。
  5. 【請求項5】子機は、識別符号入力手段による識別符号
    入力後に操作する識別符号確定手段と、前記識別符号確
    定手段からの信号未入力時においては解答入力手段の入
    力を禁止する識別符号確定制御手段とを有する請求項1
    記載の答案装置。
  6. 【請求項6】子機は、解答入力手段と識別符号入力手段
    とを兼用させるとともに、識別符号入力を行う時に操作
    する識別符号入力開始スイッチと、解答入力を行う時に
    操作する解答入力開始スイッチとを設け、子機制御手段
    は前記兼用入力手段において前記識別符号入力開始スイ
    ッチの入力後に入力された場合は識別符号として、解答
    入力開始スイッチの入力後に入力された場合は解答情報
    として判断し記憶手段に記憶させるべく制御を行う請求
    項1記載の答案装置。
  7. 【請求項7】子機制御手段は、識別符号入力時において
    識別符号入力に供される解答入力手段のスイッチ表示器
    のみを所定の状態に点灯させて、学習者に識別符号入力
    モードであることと、識別符号入力に使用するスイッチ
    の位置を知らせるべく制御を行う請求項6記載の答案装
    置。
  8. 【請求項8】子機の受信手段と親機の受信手段を無線送
    受信機で構成した請求項1記載の答案装置。
JP2709395A 1995-02-15 1995-02-15 答案装置 Pending JPH08220978A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2709395A JPH08220978A (ja) 1995-02-15 1995-02-15 答案装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2709395A JPH08220978A (ja) 1995-02-15 1995-02-15 答案装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08220978A true JPH08220978A (ja) 1996-08-30

Family

ID=12211474

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2709395A Pending JPH08220978A (ja) 1995-02-15 1995-02-15 答案装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08220978A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5842869A (en) Method and apparatus for displaying question and answer data on plural displays
US8639961B2 (en) Participant response system employing battery powered, wireless remote units
US6181910B1 (en) Portable automated test scoring system and method
US5842871A (en) Electronic testing system for use by multiple students
AU2008204688B2 (en) Participant response system employing graphical response data analysis tool
US20150079576A1 (en) Learning assistance server, learning assistance system, and learning assistance program
CA2673855A1 (en) Participant response system with question authoring/editing facility
US20100315994A1 (en) Participant response system with facilitated communications bandwidth
US5586889A (en) Hand held teach and test device
US3762072A (en) Apparatus for the individual and automatic monitoring of replies given under examination
EP0137602B1 (en) Display apparatus for a group education system
JPH08220978A (ja) 答案装置
GB2242557A (en) Multiple choice question and answer apparatus
US3659356A (en) Element matching device
JPH08262968A (ja) 答案装置
JPH08286598A (ja) 答案装置
JPH08262967A (ja) 答案装置
JPH09146444A (ja) 答案装置
JPH0968920A (ja) 答案装置
JPH08262966A (ja) 答案装置
RU2167452C2 (ru) Комплекс для контроля знаний обучаемых
KR0163480B1 (ko) 교육용 컴퓨터망 구축장치 및 그 방법
JPH08286599A (ja) 答案装置
KR102272061B1 (ko) 종합 사고력 학습장치
RU2163731C1 (ru) Комплекс для контроля знаний обучаемых

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040302

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040727